JPH0243766Y2 - - Google Patents

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JPH0243766Y2
JPH0243766Y2 JP9919286U JP9919286U JPH0243766Y2 JP H0243766 Y2 JPH0243766 Y2 JP H0243766Y2 JP 9919286 U JP9919286 U JP 9919286U JP 9919286 U JP9919286 U JP 9919286U JP H0243766 Y2 JPH0243766 Y2 JP H0243766Y2
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signal
dew condensation
actuator
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用空気調和装置に係り、特に、車
内又は車外の状態変化に対応して好適な空気調和
を実行するようにした車両用空気調和装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に、車両には車両用空気調和装置が搭載さ
れ、これにより快適な空調空気を車室内へ供給す
るようにしている。
第3図は従来技術による車両用空気調和装置を
示す。
図中、1は通風ダクトで、該通風ダクト1は上
流端が空気取入部2となり、下流端が空気吹出部
3となり、該空気吹出部3は車室内へ連通してい
る。該空気取入部2は、内気取入口2Aと外気取
入口2Bとから構成され、内外気切換ドア2Cに
より選択的に開放するものである。
上記通風ダクト1の上流端側に設置された送風
フアン4は上記空気取入部2から送風ダクト1内
へ空気を取込み、該通風ダクト1内を通風させた
後、上記空気吹出部3から車室内へ吹き出すよう
になつている。
また、5は冷凍サイクルを示す。該冷凍サイク
ル5は、上記通風ダクト1内に設置されたエバポ
レータ6と、コンデンサ7と、コンプレツサ8
と、これらエバポレータ6、コンデンサ7、コン
プレツサ8内を循環する冷媒等から構成されてい
る。該冷凍サイクル5により、上記通風ダクト1
内の通風は冷却されることになる。
ところで、実開昭59−92013号公報には、ガラ
ス面の曇りを検出したときに、その検出結果に基
づきコンプレツサ8の容量を補正するようにした
考案が開示されている。
又、実開昭60−11811号公報には、曇りを検出
したときに、コンプレツサ8をオン、オフ制御す
る考案が開示されている。即ち、この考案にあつ
ては、曇りを検出し、且つ、外気温度が高いとき
には、コンプレツサ8をオンし、且つ外気取入口
2Bを1/3だけ開放する。又、曇りを検出し、且
つ外気温度が低いときには、コンプレツサ8をオ
フし、且つ外気取入口2Bを100%開放するもの
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来技術による車両用空気調和装
置においては以下の問題点があつた。
即ち、実開昭59−92013号公報及び実開昭59−
84219号公報に開示の考案にあつては、各センサ
からの信号に基づき、コンピユータによつて、コ
ンプレツサの通常の容量や補正容量を演算して求
めなければならない。このため、構成が複雑にな
り、又、コスト高になる等の問題点があつた。
従つて、本考案は上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、構成が複雑でなく、且つ安価
に提供できる車両用空気調和装置を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る車両用空気調和装置は、少なくと
もモータと、このモータの回転停止位置を検出す
る位置検出器と、外部入力信号又は結露信号に上
記位置検出器の出力が一致するように上記モータ
を制御する制御手段とからなるアクチユエータを
備え、該アクチユエータにより空調制御要素を制
御する車両用空気調和装置であつて、 上記外部入力信号を出力する信号出力部と、上
記結露信号を出力する結露センサと、これら外部
入力信号又は結露信号を選択して上記アクチユエ
ータに供給する選択手段と、該選択手段の選択動
作を制御する選択制御手段とを備えたものであ
る。
〔作用〕
制御手段は、モータの回転停止位置を検出する
位置検出器の出力が外部入力信号又は結露信号に
一致するよう上記モータを制御することにより、
空調制御要素を制御する。又、選択手段は、選択
制御手段の指示に基づき、結露信号をアクチユエ
ータに供給する。アクチユエータは、該結露信号
に基づき空調制御要素を制御する。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例を第1図及び第2図に
基づき説明する。なお、第1図は第1実施例を示
す。本実施例は本考案をコンプレツサの容量制御
に適用した場合を示す。
先ず、コンプレツサは容量制御調整手段を備え
た可変容量型のコンプレツサとする。
上記コンプレツサの容量を制御するアクチユエ
ータ11は、出力ギヤを含むギヤ機構を介して上
記容量調整手段に連結されたモータ12と、該モ
ータ12の回転位置を検出する位置検出器13
と、上記モータ12を駆動するよう電源14から
の駆動電力を該モータ12に供給する駆動部15
と、外部入力端子Vinに入力する信号が上記位置
検出器13の出力信号Sに一致するよう上記駆動
部15を制御して上記モータ12の回転停止位置
を制御する比較器等で構成された制御手段16
と、上記モータ12、位置検出器13、駆動部1
5、制御手段16等を収納するケーシングKとか
ら構成されている。
ここで、上記モータ12の回転停止位置を制御
することにより、コンプレツサの容量が所望容量
に調節されるものである。
17は熱負荷検出手段であり、該熱負荷検出手
段17は、互いに直列接続された内気センサ1
8、日射センサ19、外気温度センサ20、温度
設定器21とより成り、抵抗Rを介して電源Eに
接続され、その出力(熱負荷信号)は選択手段2
2を介して、上記アクチユエータ11の外部入力
端子Vinに供給される。該熱負荷検出手段17
は、外部入力信号Kとしての上記熱負荷信号を出
力する信号出力部として機能するものである。
ここで、上記選択手段22は、第1接点23と
第2接点24と可動接点25とから構成され、該
第1接点23は上記熱負荷検出手段17に接続さ
れ、又、上記可動接点25は上記アクチユエータ
11の外部入力端子Vinに接続され、且つ常時は
上記第1接点23に接続している。
上記第2接点24には、車室内の湿度を検出す
る結露センサ26が接続されている。該結露セン
サ26は調整用抵抗27を介して電源28に接続
されている。従つて、上記湿度に対応した所定電
圧即ち、結露信号Pが生じる。
又、上記結露信号Pは結露判定部29にも入力
される。該結露判定部29は上記結露信号Pに基
づき、結露が発生しているか否かを判定するもの
である。該結露判定部29は比較器としてのオペ
アンプ30と、基準値を出力する基準値出力部3
1とから構成され、該オペアンプ30は上記結露
信号Pが上記基準値以上になつたときに作動する
ものである。
上記オペアンプ30の作動によりスイツチ手段
32が作動する。該スイツチ手段32は常開スイ
ツチにより構成される。該スイツチ手段32は励
磁コイル33を介して上記電源14に接続されて
いる。該励磁コイル33の励磁により上記選択手
段23の可動接点25は切換つて第2接点24に
接続するものである。従つて、上記結露判定部2
9が結露を検出すると結露信号Pは上記選択手段
22を介して上記アクチユエータ11の外部入力
端子Vinに入力されることになる。
上記結露判定部29は上記選択手段22の選択
を制御する選択制御手段として機能するものであ
る。
次に、作用について説明する。
先ず、選択手段22の可動接点25は第1接点
23に接続されている。従つて、熱負荷検出手段
17の出力に基づく外部入力信号Kはアクチユエ
ータ11の外部入力端子Vinに入力し、その結
果、コンプレツサの容量は上記外部入力信号Kに
より制御される。
次に、結露判定部29が結露を判定したとす
る。すると、選択手段22の可動接点25は第2
接点24に接続され、その結果、コンプレツサの
容量制御は、結露信号Pに従つて実行される。こ
の場合、該結露信号Pの値が増加する程、コンプ
レツサの容量が増大するようにしても良いし、又
は、上記結露判定部29が結露を検出したとき
に、該コンプレツサの容量を一気に最大にするよ
う構成しても良い。
かくして、結露の検出により、コンプレツサの
容量が増量するため、車室内は、冷凍サイクルに
より効率良く除湿されることができ、速やかに結
露が解消する。
又、第2図は第2実施例を示す。
本実施例にあつては、本考案を内外気切換ドア
の駆動に適用した場合を示す。なお、第1実施例
と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略
するものとする。
51は上記内外気切換ドアの容量を制御するア
クチユエータを示す。該アクチユエータ51は、
出力ギヤを含むギヤ機構を介して上記容量調整手
段に連結されたモータ52と、該モータ52の回
転位置を検出する位置検出器53と、上記モータ
52を駆動するよう電源14からの駆動電力を該
モータ52に供給する駆動部54と、外部入力端
子Vinに入力する信号が上記位置検出器53の出
力信号Sに一致するよう上記駆動部54を制御し
て上記モータ52の回転停止位置を制御する比較
器等で構成された制御手段55と、上記モータ5
2、位置検出器53、駆動部54、制御手段55
等を収納するケーシング56とから構成されてい
る。
ここで、上記モータ52の回転停止位置を制御
することにより、内外気切換ドアの回転停止位置
が制御されるもので、該内外気切換ドアの回転停
止位置を制御することにより、外気取入口、或い
は、内気取入口のいずれか一方、又は、両取入口
がそれぞれ所定割合で開放するものである。
又、選択手段22の第1接点23は、手動設定
部57に接続されている。該手動設定部57は、
互いに並列接続された外気取入用接点58と、1/
3外気取入用接点59と、内気取入用接点60と、
これら各接点58,59,60に直列接続された
抵抗61,62,63とから構成され、抵抗64
を介して電源Eに接続されている。而して、上記
各接点58,59,60を操作することにより、
アクチユエータ51にはこれら各接点58,5
9,60に対応した電圧が外部入力信号Kとして
供給されるものである。
次に、その作用について説明する。
先ず、選択手段22の可動接点25は第1接点
23に接続している。従つて、仮りに、運転者が
外気取入用接点58を操作して閉成すると、内外
気切換ドアはアクチユエータ51により制御さ
れ、その結果、外気取入口は100%開放して、外
気を車室内へ導入する。
次に、1/3外気取入用接点59を運転者が閉成
すると、内外気切換ドアはアクチユエータ51に
より制御され、その結果、外気導入口は1/3だけ
開放する。
次に、内気取入用接点60を運転者が閉成する
と、内外気切換ドアはアクチユエータ51により
制御され、その結果、内気取入口は、100%開放
して内気を車室内に導入する。
而して、このように内気取入口が100%開放し
ているときに、結露判定部29が結露を判定した
とする。すると、結露センサ26及び調整用抵抗
27により決定された電圧が、結露信号Pとして
アクチユエータ51に供給され、その結果、内外
気切換ドアは、当該電圧に基づき制御されて、外
気取入口は100%開放する。これにより、車室内
には、新鮮な外気が導入されて結露が解消する。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案によれば、 少なくともモータと、このモータの回転停止位
置を検出する位置検出器と、外部入力信号又は結
露信号に上記位置検出器の出力が一致するように
上記モータを制御する制御手段とからなるアクチ
ユエータを備え、該アクチユエータにより空調制
御要素を制御する車両用空気調和装置であつて、 上記外部入力信号を出力する信号出力部と、上
記結露信号を出力する結露センサと、これら外部
入力信号又は結露信号を選択して上記アクチユエ
ータに供給する選択手段と、該選択手段の選択動
作を制御する選択制御手段とを備えたので、以下
の効果を奏する。
即ち、従来技術の如く、コンピユータによつ
て、モータの回転停止位置を演算する必要がな
く、従つて、構成が簡単で且つ安価に提供できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係り、第1図は第
1実施例を示す構成図、第2図は第2実施例を示
す構成図、第3図は従来技術の構成図である。 11,51……アクチユエータ、12,52…
…モータ、13,53……位置検出器、16,5
5……制御手段、17……熱負荷検出手段(信号
出力部)、22……選択手段、26……結露セン
サ、29……結露判定部(選択制御手段)、49
……抵抗(補助容量設定部)、50……選択制御
手段、41……容量設定部(信号出力部)、57
……手動設定部(信号出力部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくともモータと、このモータの回転停止
    位置を検出する位置検出器と、外部入力信号又
    は結露信号に上記位置検出器の出力が一致する
    ように上記モータを制御する制御手段とからな
    るアクチユエータを備え、該アクチユエータに
    より空調制御要素を制御する車両用空気調和装
    置であつて、 上記外部入力信号を出力する信号出力部と、
    上記結露信号を出力する結露センサと、これら
    外部入力信号又は結露信号を選択して上記アク
    チユエータに供給する選択手段と、該選択手段
    の選択動作を制御する選択制御手段とを備え、
    該選択制御手段は、上記結露信号が所定値以上
    になつたときに、上記選択手段が上記結露信号
    を選択するよう該選択手段を制御するようにし
    たことを特徴とする車両用空気調和装置。 (2) 上記空調制御要素はコンプレツサとし、又、
    上記信号出力部は熱負荷検出手段としたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の車両用空気調和装置。 (3) 上記空調制御要素は内外気切換ドアとし、
    又、上記信号出力部は該内外気切換ドアの開度
    を所望開度に設定する手動設定部としたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の車両用空気調和装置。
JP9919286U 1986-06-28 1986-06-28 Expired JPH0243766Y2 (ja)

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JP9919286U JPH0243766Y2 (ja) 1986-06-28 1986-06-28

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JP9919286U JPH0243766Y2 (ja) 1986-06-28 1986-06-28

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JPS634711U JPS634711U (ja) 1988-01-13
JPH0243766Y2 true JPH0243766Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30967839

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