JP2577484Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2577484Y2
JP2577484Y2 JP1991093004U JP9300491U JP2577484Y2 JP 2577484 Y2 JP2577484 Y2 JP 2577484Y2 JP 1991093004 U JP1991093004 U JP 1991093004U JP 9300491 U JP9300491 U JP 9300491U JP 2577484 Y2 JP2577484 Y2 JP 2577484Y2
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正博 福田
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車載用オート・エアコ
ン・システム等のエアミックス方式の空気調和装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用オート・エアコン・システムの空
気調和装置としては例えば図2に示すような構成のもの
がある。図において、1は温度設定を行なう温度設定
部、2は室内温度を検出する内気温度センサ、3は外気
温度を検出する外気温度センサ、4はエアミックスドア
20の開度をこの開度に応じた抵抗値に変換するための
エアミックスドア角度検出部9を構成するポテンシャル
バランスレジスタ(PBR)部、5は吹出し温度等を演
算する演算部、6は風量および設定温度等を表示する表
示部、7はコンプレッサ,ファンモータ等を制御し、さ
らに、エアミックスドア20を駆動制御するエアミック
スドア駆動制御部8を有する出力制御部である。
【0003】10はエアミックスドア20を駆動させる
エアミックスドア用アクチュエータ、11はドア17の
切換により室内空気取入口15または室外空気取入口1
6から選択的に空気を取入れるためのアクチュエータで
ある。12はドア22の切換えにより空気吹出口である
ベンチュレータ(VENT)口24とデフロスト(DE
F)口25、空気吹出口であるヒート(HEAT)口2
6とに吹出方向を選択するためのアクチュエータ、13
はドア23の切換によりDEF口25とHEAT口26
とに吹出方向を選択するためのアクチュエータである。
14はブロアファン18を駆動させるモータ、19はエ
バポレータ、21はヒータコアである。
【0004】30は演算部5より補正指令信号を入力
し、この信号を基に、演算部5に補正データを出力する
補正データメモリ、31は演算部よりブロアファン1
8の駆動信号に基づいて、モータ14を動作させるブロ
アファン駆動回路であり、この駆動信号ラインは、演算
部5より表示部6に供給する表示信号ラインと共通であ
る。
【0005】次に動作について説明する。図に示したエ
アミックス方式の空気調和装置は、ブロアファン18に
よりエバポレータ19を通した冷気とヒータコア21を
通した暖気とをエアミックスドア20によって適宜混合
して空気吹出口(ベンチュレータ口24、デフロスト口
25、ヒート口26)に送出する。
【0006】前記演算部5は、各センサ2,3からの信
号と、温度設定部1からの信号とに基づいてエアミック
スドア20の目標開度を算出し、この算出した目標開度
に応じてエアミックスドア20を開けさせる制御指令信
号を出力する。また、演算部5はPBR部4から出力さ
れる抵抗値に応じた電圧(実測値)が前記の算出した目
標開度に一致したかどうかを判断し、一致していなけれ
ばさらに制御指令信号を出力してエアミックスドア20
が目標開度になるようにさせている。
【0007】さらに、演算部5はエアミックスドア20
を、出力制御部7およびエアミックスドア用アクチュエ
ータ10を介して作動させるとき内部で補正指令信号を
作成し、この補正指令信号を補正データメモリ30に供
給することによって補正データを読み取り、この補正デ
ータを基に再度エアミックスドア20の目標開度を算出
する。このようにエアミックスドア20の目標開度の再
算出を行う目的は、例えば、室内をある設定温度に制御
する場合であっても季節等によって搭乗者の気温の感覚
が異なるため、季節等に応じた快適温度になるように室
内温度を補正するためのものである。
【0008】一方、この補正データに基づく目標開度の
算出に伴い、室内温度を急速に快適温度にする目的で
ロアファン18の風量を変化させるために回転速度を調
整させることがあり、この場合、新たな駆動信号はブロ
アファン駆動回路31を介してモータ14に供給される
とともに、表示部6に供給される。図3に表示部6の一
例を示す。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空気調和装置にあっては、一定のサイクルで
ブロアファン18の風量に種々の補正がかかった場合で
も、表示部6は、この補正された駆動信号レベルで表示
してしまう。また、エアミックスドア20が最終まで制
御されていない状態のとき、エアミックスドア20は目
標開度に接近すると小さめに変化する構成になってい
る。この状態の時に手動によりアクチュエータ12が作
動された場合、急激に室内温度が変動し、演算部5によ
るエアミックスドア20の目標開度が変動し、一方、ブ
ロアファン18についてもそのエアミックスドア20の
目標開度の変動に伴い、演算部5により算出された駆動
信号が変動して表示も変化してしまい、ユーザから見れ
ば、いかにもファンがハンチングを起こしているように
とらえられるなどの問題点があった。
【0010】この考案は、このような従来の問題点を着
目してなされたもので、目標とするファンの風量に対し
種々の補正がかかり、ファン風量に脈動が起きても、風
量の表示は変動することのない空気調和装置を得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案は上記の目的を
達成するために、演算部からの補正指令信号により制御
され、ブロアファンへの駆動信号と補正データメモリか
らの補正データとを、切換えて表示部に供給する切換手
段を備えたものである。
【0012】
【作用】この考案における切換手段は、演算部からの補
正指令信号により制御され、該演算部より補正指令信号
が供給されていないとき、ブロアファンへの駆動信号を
表示部に供給し、該演算部より補正指令信号が供給され
たとき、補正データメモリからの補正データを表示部に
供給する。
【0013】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図について説明
する。なお、図2に示した従来技術と同一の構成部分に
は同一符号を付して、重複する説明は省略する。図1は
この考案の一実施例による空気調和装置を示す構成図で
あり、図において、6aは従来の表示部6の機能に加
え、補正データを基に表示する機能をもつ表示部であ
り、32は演算部5からの補正指令信号により作動する
単極双投接点等で構成された切換手段としての切換回路
である。
【0014】次に動作について説明する。演算部5で補
正指令信号が作成されていないときは、切換回路32
は、演算部5よりブロアファン駆動回路31に供給する
駆動信号を表示部6aに供給し、表示部6aは入力され
た駆動信号を基に風量を表示する。
【0015】また、演算部5で補正指令信号が作成され
たとき、この補正指令信号は、補正データメモリ30に
供給されるとともに、切換回路32にも供給される。補
正指令信号を入力した切換回路32は、演算部5から供
給された駆動信号を遮断するとともに、補正データメモ
リ30からの補正データを表示部6aに供給する。表示
部6aは入力された補正データを基に風量を表示する。
【0016】ここで、補正データメモリ30中から抽出
される補正データは、設定温度を快適温度に補正するた
めのデータであり、アクチュエータ12等の作動により
室内温度が変動しても、その抽出される補正データは変
化するものではなく、一定の補正データが抽出されるも
のである。 したがって、エアミックスドア20の目標開
度の再調整中に、アクチュエータ12等の作動により室
内温度が変動し、エアミックスドア20への目標開度が
変動しても、ブロアファン18への駆動信号はその目標
開度の変動に応じて変動するものの、ブロアファン18
の風量表示については演算部5から補正指令信号が出力
された時点の補正データメモリ30中の補正データに基
づいた一定の風量が表示部6aに表示される。なお、上
記実施例では、切換手段として演算部5から供給される
補正指令信号により作動する切換回路32を用いたが、
表示部6aで表示する信号を選択できるマイクロコンピ
ュータとしても同様な効果を奏する。
【0017】
【考案の効果】以上のようにこの考案のよれば空気調和
装置に、ブロアファンへの駆動信号と補正データメモリ
からの補正データとを、切換えて表示部に供給する切換
手段を備えた構成としたので、目標とするファンの風量
に対し種々の補正がかかり、ファン風量に脈動が起きて
も、風量の表示は変動することのない空気調和装置が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による空気調和装置を示す
構成図である。
【図2】従来の空気調和装置を示す構成図である。
【図3】表示部の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 温度設定部 5 演算部 6a 表示部 18 ブロアファン 19 エバポレータ 20 エアミックスドア 21 ヒータコア 24 ベンチュレータ口(空気吹出口) 25 デフロスト口(空気吹出口) 26 ヒート口(空気吹出口) 30 補正データメモリ 32 切換回路(切換手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロアファン(18)によりエバポレー
    タ(19)を通した冷気とヒータコア(21)を通した
    暖気とをエアミックスドア(20)によって適宜混合し
    て、空気吹出口(2,25,26)から送出され、そ
    の送出空気量を表示するエアミックス方式の空気調和装
    置において、温度設定部(1)によって設定された所望
    の設定温度に基づいて、該設定温度に対応する前記エア
    ミックスドア(20)の目標開度を算出し、さらに補正
    指令信号を補正データメモリ(30)に供給することに
    より、該補正データメモリ(30)より補正データを入
    力し、再度エアミックスドア(20)の目標開度を算出
    する演算部(5)と、上記補正指令信号により制御さ
    れ、該演算部(5)より補正指令信号が供給されていな
    いとき、前記ブロアファン(18)への駆動信号に基づ
    き表示部(6a)で表示させ、該演算部(5)より補正
    指令信号が供給されたとき、前記補正データメモリ(3
    0)からの補正データに基づき表示部(6a)で表示さ
    せる切換手段(32)とを備えたことを特徴とする空気
    調和装置。
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