JPH05124421A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH05124421A JPH05124421A JP28827191A JP28827191A JPH05124421A JP H05124421 A JPH05124421 A JP H05124421A JP 28827191 A JP28827191 A JP 28827191A JP 28827191 A JP28827191 A JP 28827191A JP H05124421 A JPH05124421 A JP H05124421A
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- Japan
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- air
- blower
- air conditioning
- downstream
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造を複雑とすることなく、後席側の空調風
の吹出温度の多用化を図る。 【構成】 エアミックスドア６の開度に連動して、リヤ
切換ダンパ１３及びウォ−タバルブ１８を切換える。そ
の切換で後席側での冷風、温風、中間風の切換えを行
い、後席側の吹出温度を変化させる。フロントブロア４
のブロア印加電圧に連動してリヤブロア１４のブロア電
圧を制御する。リヤブロア１４のブロア風量が前席側の
ブロア風量に対応して変化する。
の吹出温度の多用化を図る。 【構成】 エアミックスドア６の開度に連動して、リヤ
切換ダンパ１３及びウォ−タバルブ１８を切換える。そ
の切換で後席側での冷風、温風、中間風の切換えを行
い、後席側の吹出温度を変化させる。フロントブロア４
のブロア印加電圧に連動してリヤブロア１４のブロア電
圧を制御する。リヤブロア１４のブロア風量が前席側の
ブロア風量に対応して変化する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、後席乗員に空調風を供
給する車両用空調装置に関する。
給する車両用空調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特開昭６０−１３９５１８
号公報に記載されるように、メインブロアを有する空調
ユニットに、メインブロアの下流から分岐する後席配風
用ダクトが設けられ、そのダクトにリヤブロアが介在さ
れたものは知られている。
号公報に記載されるように、メインブロアを有する空調
ユニットに、メインブロアの下流から分岐する後席配風
用ダクトが設けられ、そのダクトにリヤブロアが介在さ
れたものは知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
ものでは、メインブロアの下流からの空調風がそのまま
後席乗員に対しても送給され、リヤブロアによって風量
は調整されるものの、温度の制御はされず、後席乗員の
要求を満たすことができない。
ものでは、メインブロアの下流からの空調風がそのまま
後席乗員に対しても送給され、リヤブロアによって風量
は調整されるものの、温度の制御はされず、後席乗員の
要求を満たすことができない。
【０００４】本発明は、構造を複雑とすることなく、後
席乗員に対する空調風の吹出温度の多用化を図ることが
できる車両用空調装置を提供することを目的とするもの
である。
席乗員に対する空調風の吹出温度の多用化を図ることが
できる車両用空調装置を提供することを目的とするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前席用空調ユ
ニットのエバポレ−タ下流から冷風を後席へ送風する空
調ダクトと、該空調ダクト内に配設されたリヤブロア
と、前席用空調ユニットよりの空調風の吹出温度を決定
する目標吹出温度決定手段とを有する車両用空調装置を
前提とするものであり、上記空調ダクトのリヤブロア上
流側に開設された内気取入口と、該内気取入口に対して
配設され、内気取入口を開放し前席用空調ユニットのエ
バポレ−タ下流からの冷風を遮断する内気取入位置と、
内気取入口を閉じ前席用空調ユニットのエバポレ−タ下
流からの冷風を取入れる冷風取入位置とを少なくとも有
するリヤ切換ダンパと、上記リヤブロアの下流に配設さ
れヒ−タコアと、上記目標吹出温度決定手段に連動し
て、リヤ切換ダンパ、ウォ−タバルブの切換により少な
くとも冷風、温風、中間風の切換えを行う制御手段とを
備える構成とする。
ニットのエバポレ−タ下流から冷風を後席へ送風する空
調ダクトと、該空調ダクト内に配設されたリヤブロア
と、前席用空調ユニットよりの空調風の吹出温度を決定
する目標吹出温度決定手段とを有する車両用空調装置を
前提とするものであり、上記空調ダクトのリヤブロア上
流側に開設された内気取入口と、該内気取入口に対して
配設され、内気取入口を開放し前席用空調ユニットのエ
バポレ−タ下流からの冷風を遮断する内気取入位置と、
内気取入口を閉じ前席用空調ユニットのエバポレ−タ下
流からの冷風を取入れる冷風取入位置とを少なくとも有
するリヤ切換ダンパと、上記リヤブロアの下流に配設さ
れヒ−タコアと、上記目標吹出温度決定手段に連動し
て、リヤ切換ダンパ、ウォ−タバルブの切換により少な
くとも冷風、温風、中間風の切換えを行う制御手段とを
備える構成とする。
【０００６】
【作用】目標吹出温度決定手段によって前席側におい
て、前席用空調ユニットよりの空調風の吹出温度が制御
されるが、それに連動して制御手段によって、リヤ切換
ダンパ及びウォ−タバルブの切換えが行われ、後席乗員
に対する空調風の吹出温度を変化させ、少なくとも冷
風、温風、中間風の切換えが行われる。
て、前席用空調ユニットよりの空調風の吹出温度が制御
されるが、それに連動して制御手段によって、リヤ切換
ダンパ及びウォ−タバルブの切換えが行われ、後席乗員
に対する空調風の吹出温度を変化させ、少なくとも冷
風、温風、中間風の切換えが行われる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
説明する。
【０００８】車両用空調装置の全体構成を示す図１にお
いて、１は車両用空調装置で、前席用空調ユニットの空
気通路２には、上流側から、内気と外気との切換えを行
う内外気切換ドア３、フロントブロア４、エバポレ−タ
５、エアミックスドア６及びヒ−タコア７が順に配設さ
れ、各吹出口８に至っている。
いて、１は車両用空調装置で、前席用空調ユニットの空
気通路２には、上流側から、内気と外気との切換えを行
う内外気切換ドア３、フロントブロア４、エバポレ−タ
５、エアミックスドア６及びヒ−タコア７が順に配設さ
れ、各吹出口８に至っている。
【０００９】上記空気通路２のエバポレ−タ５の下流よ
り、後席へ冷風を供給する後席乗員用の空気通路１１が
分岐されている。この空気通路１１には、車室内の空気
を取入れることができる内気取入口１２が途中に形成さ
れている。該内気取入口１２に対して、内気取入口１２
を閉じ前席用空調ユニットのエバポレ−タ５下流からの
冷風を取入れる冷風取入位置Ｐ1 と、内気取入口１２を
開放し前席用空調ユニットのエバポレ−タ５下流からの
冷風を遮断する内気取入位置Ｐ2 とを少なくとも有する
リヤ切換ダンパ１３が設けられている。そして、リヤ切
換ダンパ１３の下流に、さらにリヤブロア１４及びリヤ
ヒ−タコア１５が順に配設され、各リヤ吹出口１６に至
っている。リヤヒ−タコア１５には、エンジン（図示せ
ず）のポンプ上流から冷却水を取出し、ヒ−タコア１５
を通し、ポンプ下流側へ戻すヒ−タ水通路１７が接続さ
れ、そのリヤヒ−タコア１５の上流側に、開位置と閉位
置とを択一的にとるウォ−タバルブ１８が介装され、必
要なときに必要な量を流すようになっている。
り、後席へ冷風を供給する後席乗員用の空気通路１１が
分岐されている。この空気通路１１には、車室内の空気
を取入れることができる内気取入口１２が途中に形成さ
れている。該内気取入口１２に対して、内気取入口１２
を閉じ前席用空調ユニットのエバポレ−タ５下流からの
冷風を取入れる冷風取入位置Ｐ1 と、内気取入口１２を
開放し前席用空調ユニットのエバポレ−タ５下流からの
冷風を遮断する内気取入位置Ｐ2 とを少なくとも有する
リヤ切換ダンパ１３が設けられている。そして、リヤ切
換ダンパ１３の下流に、さらにリヤブロア１４及びリヤ
ヒ−タコア１５が順に配設され、各リヤ吹出口１６に至
っている。リヤヒ−タコア１５には、エンジン（図示せ
ず）のポンプ上流から冷却水を取出し、ヒ−タコア１５
を通し、ポンプ下流側へ戻すヒ−タ水通路１７が接続さ
れ、そのリヤヒ−タコア１５の上流側に、開位置と閉位
置とを択一的にとるウォ−タバルブ１８が介装され、必
要なときに必要な量を流すようになっている。
【００１０】上記エアミックスドア６の制御は、オ−ト
エアコンのコントロ−ラ２１によって行われる。そし
て、コントロ−ラ２１は、図２に示すように、内気温度
信号、外気温度信号等の各種信号を受けてフロント吹出
口８よりの目標吹出温度を決定する目標吹出温度決定手
段２１Ａと、該吹出温度制御手段２１Ａの出力を受けエ
アミックスドア６の開度を制御するドア制御手段２１Ｂ
とを有する。そして、上記目標吹出温度決定手段２１Ａ
に連動して、冷風位置、中間風位置及び温風位置の３位
置を有する温度設定スイッチ２２が、後席への吹出温度
を冷風、中間風（自然風）及び温風の３段階に切換制御
され、それによってリヤ切換ダンパ１３及びウォ−タバ
ルブ１８が、次の表に示すように、電気的に切換えられ
るようになっている。
エアコンのコントロ−ラ２１によって行われる。そし
て、コントロ−ラ２１は、図２に示すように、内気温度
信号、外気温度信号等の各種信号を受けてフロント吹出
口８よりの目標吹出温度を決定する目標吹出温度決定手
段２１Ａと、該吹出温度制御手段２１Ａの出力を受けエ
アミックスドア６の開度を制御するドア制御手段２１Ｂ
とを有する。そして、上記目標吹出温度決定手段２１Ａ
に連動して、冷風位置、中間風位置及び温風位置の３位
置を有する温度設定スイッチ２２が、後席への吹出温度
を冷風、中間風（自然風）及び温風の３段階に切換制御
され、それによってリヤ切換ダンパ１３及びウォ−タバ
ルブ１８が、次の表に示すように、電気的に切換えられ
るようになっている。
【００１１】
【表１】
【００１２】尚、具体的には、温度設定スイッチ２２の
切換えは、図３に示すように、エアミックスドア６の開
度によって、全閉（冷風）のときには冷風位置に、全開
のときには温風位置に、その間のときには中間風位置と
なるように連動する。また、リヤブロア１４のブロア風
量も、フロントブロア４のブロア印加電圧に連動してリ
ヤブロア１４のブロア電圧を制御することで、図４に示
すように、直線的に比例制御される。
切換えは、図３に示すように、エアミックスドア６の開
度によって、全閉（冷風）のときには冷風位置に、全開
のときには温風位置に、その間のときには中間風位置と
なるように連動する。また、リヤブロア１４のブロア風
量も、フロントブロア４のブロア印加電圧に連動してリ
ヤブロア１４のブロア電圧を制御することで、図４に示
すように、直線的に比例制御される。
【００１３】温度設定スイッチ２２は、イグニッション
端子側の可動端子２２ａが、温風位置、中間風位置及び
冷風位置に対応する固定端子２２ｂ，２２ｃ，２２ｄに
択一的に接続されるように構成されている。そして、温
風位置には、ウォ−タバルブ１８の励磁コイル１８ａが
接続され、可動端子２２ａを温風位置の固定端子２２ｂ
と接続することで、励磁コイル１８ａが励磁されてウォ
−タバルブ１８が開位置となるように構成されている。
端子側の可動端子２２ａが、温風位置、中間風位置及び
冷風位置に対応する固定端子２２ｂ，２２ｃ，２２ｄに
択一的に接続されるように構成されている。そして、温
風位置には、ウォ−タバルブ１８の励磁コイル１８ａが
接続され、可動端子２２ａを温風位置の固定端子２２ｂ
と接続することで、励磁コイル１８ａが励磁されてウォ
−タバルブ１８が開位置となるように構成されている。
【００１４】２３はモ−タユニットで、モ−タ２４と、
一部が絶縁部２５ａ，２６ａで同心円状に配設された外
側及び内側端子２５，２６と、該両端子２５，２６に対
してモ−タ２４の回転に伴い回動接触する摺動接点２７
とを有し、そして第１乃至第３リレ−スイッチ２８，２
９，３０を介してイグニッション端子及び温度設定スイ
ッチ２２に接続されている。第１リレ−スイッチ２８
は、常開接点２８ａと励磁コイル２８ｂを有し、常開接
点２８ａはイグニッション端子とモ−タ２４との間に介
設され、励磁コイル２８ｂは、冷風位置に対応する固定
端子２２ｄと外側端子２５との間に介設されている。第
２リレ−スイッチ２９常閉接点２９ａと励磁コイル２９
ｂとを有し、常閉接点２９ａは、イグニッション端子と
第３リレースイッチ３０の励磁コイル３０ｂとの間に介
設され、励磁コイル２９ｂは、冷風位置に対応する固定
端子２２ｄを接地するようになっている。第３リレ−ス
イッチ３０は、常開接点３０ａと励磁コイル３０ｂを有
し、常開接点３０ａがイグニッション端子とモ−タ２４
との間に介設され、励磁コイル３０ｂは、第２リレ−ス
イッチ２９の常閉接点２９ａと内側端子２６との間に介
設されている。
一部が絶縁部２５ａ，２６ａで同心円状に配設された外
側及び内側端子２５，２６と、該両端子２５，２６に対
してモ−タ２４の回転に伴い回動接触する摺動接点２７
とを有し、そして第１乃至第３リレ−スイッチ２８，２
９，３０を介してイグニッション端子及び温度設定スイ
ッチ２２に接続されている。第１リレ−スイッチ２８
は、常開接点２８ａと励磁コイル２８ｂを有し、常開接
点２８ａはイグニッション端子とモ−タ２４との間に介
設され、励磁コイル２８ｂは、冷風位置に対応する固定
端子２２ｄと外側端子２５との間に介設されている。第
２リレ−スイッチ２９常閉接点２９ａと励磁コイル２９
ｂとを有し、常閉接点２９ａは、イグニッション端子と
第３リレースイッチ３０の励磁コイル３０ｂとの間に介
設され、励磁コイル２９ｂは、冷風位置に対応する固定
端子２２ｄを接地するようになっている。第３リレ−ス
イッチ３０は、常開接点３０ａと励磁コイル３０ｂを有
し、常開接点３０ａがイグニッション端子とモ−タ２４
との間に介設され、励磁コイル３０ｂは、第２リレ−ス
イッチ２９の常閉接点２９ａと内側端子２６との間に介
設されている。
【００１５】これによって、目標吹出温度設定手段２１
Ａよりの信号を受けて、温度設定スイッチ２２の可動端
子２２ａが温風位置の固定端子２２ｂに接続されると、
ウォータバルブ１８の励磁コイル１８ａが励磁されてウ
ォ−タバルブ１８が開位置となる。一方、第２リレ−ス
イッチ２９の常閉接点２９ａを通じて第３リレ−スイッ
チ３０の励磁コイル３０ｂが、内側端子２６が摺動接点
２７を通じて接地され、第３リレ−スイッチ３０の常開
接点３０ａが閉じるので、モ−タ２４が駆動する。該モ
−タ２４の駆動によって、摺動接点２７が回転し、絶縁
部２６ａとなると、内側端子２６と摺動接点２７との接
触がなくなるので、第３リレ−スイッチ３０の励磁コイ
ル３０ｂが消磁され、常開接点３０ａが開くので、モ−
タ２４への通電がなくなり、モ−タ２４が停止してリヤ
切換ダンパ１３が、内気を取入れる温風位置Ｐ2 とな
る。
Ａよりの信号を受けて、温度設定スイッチ２２の可動端
子２２ａが温風位置の固定端子２２ｂに接続されると、
ウォータバルブ１８の励磁コイル１８ａが励磁されてウ
ォ−タバルブ１８が開位置となる。一方、第２リレ−ス
イッチ２９の常閉接点２９ａを通じて第３リレ−スイッ
チ３０の励磁コイル３０ｂが、内側端子２６が摺動接点
２７を通じて接地され、第３リレ−スイッチ３０の常開
接点３０ａが閉じるので、モ−タ２４が駆動する。該モ
−タ２４の駆動によって、摺動接点２７が回転し、絶縁
部２６ａとなると、内側端子２６と摺動接点２７との接
触がなくなるので、第３リレ−スイッチ３０の励磁コイ
ル３０ｂが消磁され、常開接点３０ａが開くので、モ−
タ２４への通電がなくなり、モ−タ２４が停止してリヤ
切換ダンパ１３が、内気を取入れる温風位置Ｐ2 とな
る。
【００１６】また、温度設定スイッチ２２の可動端子２
２ａが中間風位置の固定端子２２ｃに接続されると、ウ
ォ−タバルブ１８が閉位置のままである点を除けば、温
風位置にした場合と同様であり、リヤ切換ダンパ１３は
内気を取入れる温風位置Ｐ2となる。
２ａが中間風位置の固定端子２２ｃに接続されると、ウ
ォ−タバルブ１８が閉位置のままである点を除けば、温
風位置にした場合と同様であり、リヤ切換ダンパ１３は
内気を取入れる温風位置Ｐ2となる。
【００１７】さらに、温度設定スイッチ２２の可動端子
２２ａが冷風位置の固定端子２２ｄに接続されると、第
１リレ−スイッチ２８の励磁コイル２８ｂを通じて外側
端子２５、摺動接点２７を通じて接地される。よって、
常開接点２８ａが閉じてモ−タ２４に通電し、モ−タ２
４を回転し、それに伴って摺動接点２７が回転する。そ
して、摺動接点２７が絶縁部２５ａになると、外側端子
２５を通じての接地が解除され、モ−タ２４が停止さ
れ、リヤ切換ダンパ１３が、エバポレ−タ５よりの冷風
を取入れる冷風位置Ｐ1 となる。
２２ａが冷風位置の固定端子２２ｄに接続されると、第
１リレ−スイッチ２８の励磁コイル２８ｂを通じて外側
端子２５、摺動接点２７を通じて接地される。よって、
常開接点２８ａが閉じてモ−タ２４に通電し、モ−タ２
４を回転し、それに伴って摺動接点２７が回転する。そ
して、摺動接点２７が絶縁部２５ａになると、外側端子
２５を通じての接地が解除され、モ−タ２４が停止さ
れ、リヤ切換ダンパ１３が、エバポレ−タ５よりの冷風
を取入れる冷風位置Ｐ1 となる。
【００１８】このようにして、後席への空調風の吹出温
度が、温風、中間風及び冷風の３段階に制御される。
度が、温風、中間風及び冷風の３段階に制御される。
【００１９】上記のように構成すれば、エアミックスド
ア６の開度によって、前席側の吹出温度が制御される
が、それに連動してコントロ−ラ２１によって温度設定
スイッチ２２が切換制御され、後席側の吹出温度を変化
させ、また、フロントブロア４のブロア印加電圧に連動
してリヤブロア１４のブロア電圧を制御して、リヤブロ
ア１４のブロア風量を変化させているので、前席側に対
応して、後席側の空調制御も行われる。
ア６の開度によって、前席側の吹出温度が制御される
が、それに連動してコントロ−ラ２１によって温度設定
スイッチ２２が切換制御され、後席側の吹出温度を変化
させ、また、フロントブロア４のブロア印加電圧に連動
してリヤブロア１４のブロア電圧を制御して、リヤブロ
ア１４のブロア風量を変化させているので、前席側に対
応して、後席側の空調制御も行われる。
【００２０】よって、後席側の空調ユニットをそれほど
複雑にすることなく、吹出温度制御の多用化、自動化が
図れる。
複雑にすることなく、吹出温度制御の多用化、自動化が
図れる。
【００２１】上記実施例においては、具体的に実施して
いないが、後席乗員がいない場合は、後席シ−トに配設
され後席乗員の着座を検出するシ−トセンサ等によりそ
れを検出し、後席の空調制御を行わないようになってい
る。
いないが、後席乗員がいない場合は、後席シ−トに配設
され後席乗員の着座を検出するシ−トセンサ等によりそ
れを検出し、後席の空調制御を行わないようになってい
る。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、上記のように、前席用空調ユ
ニットよりの空調風の吹出温度を決定する目標吹出温度
決定手段に連動して、リヤ切換ダンパ及びウォ−タバル
ブの切換により少なくとも冷風、温風、中間風の切換え
を行うようにしたので、後席側の空調ユニットをそれほ
ど複雑にすることなく、後席側の吹出温度制御の多用
化、自動化が図れる。
ニットよりの空調風の吹出温度を決定する目標吹出温度
決定手段に連動して、リヤ切換ダンパ及びウォ−タバル
ブの切換により少なくとも冷風、温風、中間風の切換え
を行うようにしたので、後席側の空調ユニットをそれほ
ど複雑にすることなく、後席側の吹出温度制御の多用
化、自動化が図れる。
【図１】車両用空調装置の全体構成図である。
【図２】車両用空調装置の制御系の説明図である。
【図３】エアミックスドア開度と温度設定スイッチとの
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図４】フロントブロアのブロア印加電圧とリヤブロア
のブロア印加電圧との関係を示す図である。
のブロア印加電圧との関係を示す図である。
1 車両用空調装置 5 エバポレ−タ 6 エアミックスドア 12 内気取入口 13 リヤ切換ダンパ 14 リヤブロア 15 ヒ−タコア 18 ウォ−タバルブ 21A 目標吹出温度決定手段 22 温度設定スイッチ（制御手段）
Claims (1)
- 【請求項１】 前席用空調ユニットのエバポレ−タ下流
から冷風を後席へ送風する空調ダクトと、該空調ダクト
内に配設されたリヤブロアと、前席用空調ユニットより
の空調風の吹出温度を決定する目標吹出温度決定手段と
を有する車両用空調装置において、 上記空調ダクトのリヤブロア上流側に開設された内気取
入口と、 該内気取入口に対して配設され、内気取入口を開放し前
席用空調ユニットのエバポレ−タ下流からの冷風を遮断
する内気取入位置と、内気取入口を閉じ前席用空調ユニ
ットのエバポレ−タ下流からの冷風を取入れる冷風取入
位置とを少なくとも有するリヤ切換ダンパと、 上記リヤブロアの下流に配設されヒ−タコアと、 上記目標吹出温度決定手段に連動して、リヤ切換ダン
パ、ウォ−タバルブの切換えにより少なくとも冷風、温
風、中間風の切換えを行う制御手段とを備えることを特
徴とする車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28827191A JPH05124421A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28827191A JPH05124421A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05124421A true JPH05124421A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17728021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28827191A Withdrawn JPH05124421A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05124421A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6871696B2 (en) * | 1999-12-20 | 2005-03-29 | Denso Corporation | Vehicle seat air conditioning system |
| JP2010076484A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Mazda Motor Corp | 車両の空調装置 |
| JP2012214219A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Denso Internatl America Inc | 空調装置 |
| JP2012240568A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空調装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP28827191A patent/JPH05124421A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| US6871696B2 (en) * | 1999-12-20 | 2005-03-29 | Denso Corporation | Vehicle seat air conditioning system |
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