JPS6232883Y2 - - Google Patents

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JPS6232883Y2
JPS6232883Y2 JP1981128636U JP12863681U JPS6232883Y2 JP S6232883 Y2 JPS6232883 Y2 JP S6232883Y2 JP 1981128636 U JP1981128636 U JP 1981128636U JP 12863681 U JP12863681 U JP 12863681U JP S6232883 Y2 JPS6232883 Y2 JP S6232883Y2
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blower
compressor
rotation control
switch
rotation
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【考案の詳細な説明】 この考案はワンボツクスカー等の一つのコンプ
レツサから車両の前後の適宜な位置に設けられた
二つのエバポレータに冷媒を送り、それぞれ別々
に制御される自動車空調装置にあつて、リア側の
送風機の駆動制御と、この送風機の制御により冷
媒圧縮のコンプレツサの駆動の制御に関するもの
である。
ワンボツクスカーの空調装置は、例えば第1図
に示すようなもので、概説すれば、コンプレツサ
1は走行用エンジンにて駆動され、冷媒を加圧し
てコンデンサ2に供給する。コンデンサ2におい
て加圧冷媒を凝縮液化し、この液化された冷媒は
レシーバータンク3を介して二つのエバポレータ
4,5に送られる。一方のエバポレータ4は、フ
ロント側に設けられた空調ケース6内に設けら
れ、このエバポレータ4の下流に設けられたヒー
タコア7により、エアミツクスドア8の開度に比
例して冷暖風を混合させて温度調節を行ない、吹
出口9より車室内に吹出させている。10は送風
機である。
他方のエバポレータ5は、リア側に設けられた
空調ケース11内にあり、送風機12により吸入
された車室内空気を冷却し、吹出ダクト11′を
介してそれぞれの吹出口13から冷風を吹出させ
ている。
即ち、このような所謂ツインクーラにあつて、
フロント側の温度調節は、エアミツクス方式を使
用してるに対し、リア側にあつては、温度調節装
置はなく、マニアルの送風量の調節だけであり、
室内に乗車する人数、外気温等から、その送風機
の回転数を適宜に調節しなければならない。しか
し、後席は比較的不特定多数の人が乗車し、操作
要領が解からない人が居たりするし、また送風量
調節器は一個所しかないために、その操作のため
席を移動しなければならない欠陥があつた。更に
春秋の中間期にあつては、フロント側ではエアミ
ツクスにより温度コントロールしているが、リア
側ではクーラであるためフロントとの関係で送風
量の調節を頻繁に行なう必要があつた。
このため、この考案にあつて、リア側の送風機
の回転数(送風量)の調節をマニアル以外に室温
により制御されるオートを設けると共に、この送
風機の制御により冷媒を圧縮するコンプレツサの
駆動の制御も行なうようにしたもので、乗員のリ
ア側の送風機の回転制御の煩わしさをなくすと共
に、オールシーズン車室内を快適な空調フイーリ
ングが得られるようにしたものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図において、第1図に示すようないわゆる
ツインクーラの制御例が示され、20は電源、2
1はキースイツチ、10はフロント側の送風機回
転制御回路FFを構成するフロント側の送風機
で、この送風機10は送風機回転制御スイツチ2
2の摺動子22aの切換により抵抗18,19と
の接続を変え、送風機10を高速H、中速M、低
速L及び停止OFFの回転制御が行なわれる。こ
の送風機回転制御スイツチ22が停止OFFから
低速L、中速M、高速Hに切換えられると、連動
する摺動子22a′により下記するリレー31,3
3,38に通電させる。
コンプレツサ駆動回路CCは、フロント側のエ
アコンスイツチ23とフロント側のエバポレータ
4の表面温度を検出するサーモスイツチ24より
成るフロント側のコンプレツサ駆動回路25と、
リア側のエアコンスイツチ26とリア側のエバポ
レータ5の表面温度を検出するサーモスイツチ2
7とより成るリア側のコンプレツサ駆動回路28
が並列に設けられ、それぞれのエアコンスイツチ
23,26が閉じられると、それぞれの回路に設
けられた下記するリレーの接点を及び外気スイツ
チ29を介してリレーコイル30に通電して励磁
し、その接点30aを閉じてコンプレツサ1を稼
動させる。
フロント側のコンプレツサ駆動回路25には、
前記したフロント側のエアコンスイツチ23、同
じくサーモスイツチ24の他に、フロント側の送
風機回転制御スイツチ22が停止OFFから駆動
側に動かされるとリレー31の励磁により閉じら
れる常開の接点31aと、下記するリア側の送調
機回転制御スイツチ40が停止OFFから動かさ
れるとリレー32の励磁により開かれる接点32
aとを有している。
リア側のコンプレツサ駆動回路28には、前記
したリア側のエアコンスイツチ26、同じくサー
モスイツチ27の他に、フロント側の送風機回転
制御スイツチ22が停止OFFから駆動側に動か
されるとリレー33の励磁により開かれる常閉の
接点33aと、リア側の送風機回転制御スイツチ
40が停止OFFから駆動側に動かされるとリレ
ー34の励磁により閉じられる接点34aと、リ
ア側の送風機12がオート時に停止又は低速に切
換えられた時にリレー35の励磁により開かれる
接点35aを有していると共に、リア側のエアコ
ンスイツチ26には、短絡させる並列の常開のス
イツチ36aが設けられ、このスイツチ36a
は、リレー36にリア側の送風機回転制御スイツ
チ40が停止OFFから駆動側に動かされた時に
励磁されて閉じられるものである。また、フロン
ト側のコンプレツサ駆動回路25のフロント側の
サーモスイツチ24とリレーコイル32で開閉さ
れる接点32aとの間と、リア側のコンプレツサ
駆動回路28のエアコンスイツチ26とリア側の
サーモスイツチ27との間に結線された回路37
にフロント側の送風機10が回転されると励磁さ
れるリレー38により開閉される常開の接点38
aが設けられている。39はコンプレツサの稼動
状態を表示するランプである。
リア側の送風機回路RFは、リア側の送風機1
2に電流量を制御する送風機回転制御スイツチ4
0が設けられ、摺動子40aが摺動することで、
停止OFFからオートAuto、低速L、中速M、高
速Hに切換えられる。低速、中速、高速の切換え
は、抵抗41,42との接続により抵抗値を変え
て行なわれる。尚、このリア側の送風機回転制御
スイツチ40の摺動子40aに連動の摺動子40
a′によりリレー32,34,36への通電が制御
されている。即ち、オートAuto、低速L、中速
M、高速H時にあつて、これらのリレー32,3
4,36は励磁されている。
リア側の送風機回転制御スイツチ40の摺動子
40aがオートAutoに接続されると、リア側の
送風機12の吸入側に設けられた車室内温度検出
用のサーモスイツチ43a,43b,43cによ
り送風機12の回転は停止、低速、中速及び高速
のいずれかに制御されるものである。即ち、サー
モスイツチ43a,43b,43cの作動温度
は、この実施例では、43aでは27℃、43bで
は20℃、43cでは15℃に設定されており、車室
内の平均的な温度が30℃の場合には、サーモスイ
ツチ43aは開かれており、リレー44は無励磁
でその接点44aは、右方側にあつて、送風機1
2には抵抗41,42を介さずに最大の電流が流
され送風機12は高回転される。
車室内が除々に冷されて、27℃より下がると、
サーモスイツチ43aが閉じて、リレー44が励
磁され、その接点44aが左方へ切換えられる。
これにより、下記するリレー45の接点45aを
通り、抵抗42を介して電源20に接続され、送
風機は中速の回転となる。
更に車室内が冷えて、20℃以下になると、サー
モスイツチ43bが閉じられ、リレー45が励磁
され、その接点45aが左方から右方へ切換えら
れる。これにより、抵抗41,42を介して電源
20に接続され、送風機は低速の回転となる。こ
の低速の回転となると、リレー35が励磁されて
その接点35aが閉から開に切換わり、コンプレ
ツサ駆動回路28は開かれてコンプレツサ1は停
止される。これは車室内が充分に冷却されたため
に行なわれるが、図に示す点線のような回路に構
成して、サーモスイツチ43cを閉じたときにコ
ンプレツサの駆動回路28を開くようにしてもよ
い。
更に、車室内が冷えて、15℃以下になると、サ
ーモスイツチ43cが閉じて、リレー46が励磁
され、その接点46aが左方から右方に切換えら
れ、送風機12は電源20との接続が遮断される
ようになり、送風機12の回転は停止される。
上述の構成において、この考案のツインクーラ
の作動例を説明すれば、フロント側は、エアコン
スイツチ23を閉じ、そして同時にフロント側の
送風機回転制御スイツチ22を停止OFFから低
速、中速、高速側へ動かすと、フロント側のコン
プレツサ駆動回路25が閉じられ、リレー30を
励磁し、その接点30aを閉じるために、コンプ
レツサ1は稼動を始める。送風機10の回転は送
風機回転制御スイツチ22をマニアルで動かすこ
とで調節され、温度コントロールは、図示しない
エアミツクスドアの開度を変えることで行なわれ
る。なお、同時にリレー33が励磁されるので、
その接点33aが開かれてリア側のコンプレツサ
駆動回路28から制御信号が遮断されている。
リア側は、リア側の送風機回転制御スイツチ4
0を停止OFFからオートAuto、低速等の駆動側
へ動かすと、リレー34が励磁されて、その接点
34aが閉じられると共に、リア側のエアコンス
イツチ26を短絡するスイツチ36aが閉じられ
て、このリア側のコンプレツサ駆動回路28は閉
じられリレー30を励磁して、その接点30aを
閉じるために、コンプレツサ1は稼動を始める。
即ち、リア側にあつては送風機回転制御スイツチ
40を停止OFFから駆動側に動かすだけでコン
プレツサ1は駆動される。
なお、同時にリレー32が励磁されるので、そ
の接点32aが開かれてフロント側のコンプレツ
サ駆動回路25からの制御信号が遮断されてい
る。
リア側の送風機回転制御スイツチ40をオート
Autoに切換えると、車室内温度を検出している
サーモスイツチ43a,43b,43cにより適
宜に切換えられる。即ち、この実施例ではサーモ
スイツチ43aが27℃、43bが20℃、43cが
15℃にそれぞれ設定されているので、車室内温度
が27℃以上では高速回転、27℃から20℃までの間
は中速回転、20℃から15℃までは低速回転、15℃
以下では停止される。なお、低速回転に制御され
ると、リレー35に通電されて励磁されるので、
その接点35aは開かれリア側のコンプレツサ駆
動回路28は開かれ、コンプレツサ1の駆動は停
止される。
フロントとリアと同時に送風機10,12の駆
動がなされると、コンプレツサ駆動制御電流は、
リレー33の接点33a、エアコンスイツチ2
3、フロント側のエバポレータの表面温度検出の
サーモスイツチ24、リレー38の接点38a、
リア側のエバポレータの表面温度検出のサーモス
イツチ27、リレー34の接点34a、リレー3
5の接点35a、外気スイツチ29を介してリレ
ー30に流れるようになり、フロント及びリアの
エバポレータの表面温度検出のサーモスイツチ2
4,27は直列に接続されるようになり、サーモ
スイツチ24,27もフロント側とリア側の稼動
状態により適宜に切換えられる。
以上のように、この考案によれば、リア側の送
風機回転制御スイツチを駆動側に切換えてリア側
の送風機を駆動させると、コンプレツサが自動的
に駆動されるようになり、その送風機回転制御ス
イツチをオートに切換えると、リア側の送風機は
回転の停止まで段階的な制御が自動的に行なわれ
るために、操作の煩わしさを解消することができ
る。そして、リア側の送風機の回転の停止又は低
い回転時にはコンプレツサの駆動も停止されるよ
うに制御される効果もあり、省エネルギーの効果
も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一つのコンプレツサと二つのエバポレ
ータを有する自動車用空調装置の構成図、第2図
はこの考案の回路図である。 1……コンプレツサ、4,5……エバポレー
タ、10,12……送風機、28……リア側のコ
ンプレツサ駆動回路、40……リア側の送風機回
転制御スイツチ、43a,43b,43c……車
室内温度検出用のサーモスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一つのコンプレツサ1に対しフロント側とリア
    側の二つのエバポレータ4,5を有する自動車用
    空調装置にあつて、前記フロント側のエバポレー
    タ4に風を送る送風機10の回転を制御するフロ
    ント側の送風機回転制御回路FFと、前記リア側
    のエバポレータ5に風を送る送風機12、この送
    風機12の回転制御をマニアル又はオートに選択
    できるリア側の送風機回転制御スイツチ40、及
    び車室内の温度に応じて作動するサーモスイツチ
    43a〜43cを含み、前記送風機回転制御スイ
    ツチ40をオートにした場合、前記送風機12の
    回転を前記サーモスイツチ43a〜43cの作動
    に応じて制御するリア側の送風機回転制御回路
    RFと、該送風機回転制御回路RFの送風機回転制
    御スイツチ40及びサーモスイツチ43a〜43
    cの作動に応じて前記コンプレツサ1の駆動、停
    止を制御するコンプレツサ制御回路CCとを具備
    することを特徴とする自動車用空調装置の制御装
    置。
JP1981128636U 1981-08-29 1981-08-29 自動車用空調装置の制御装置 Granted JPS5833310U (ja)

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JP1981128636U JPS5833310U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 自動車用空調装置の制御装置

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JPS5833310U JPS5833310U (ja) 1983-03-04
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ID=29922324

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JP1981128636U Granted JPS5833310U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 自動車用空調装置の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117285B2 (ja) * 1992-12-24 1995-12-18 日比谷総合設備株式会社 空調装置の吹出しファンの吹出量調節装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823297A (ja) * 1981-08-03 1983-02-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 送風機制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5823297A (ja) * 1981-08-03 1983-02-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 送風機制御装置

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