JPS6316564Y2 - - Google Patents

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JPS6316564Y2
JPS6316564Y2 JP1982043069U JP4306982U JPS6316564Y2 JP S6316564 Y2 JPS6316564 Y2 JP S6316564Y2 JP 1982043069 U JP1982043069 U JP 1982043069U JP 4306982 U JP4306982 U JP 4306982U JP S6316564 Y2 JPS6316564 Y2 JP S6316564Y2
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JP
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mode
air
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lever
switch
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JP1982043069U
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JPS58146710U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用空気調和装置のモード等を
制御するコントロール装置、特にこのコントロー
ル装置により設定されるデフモードの改良に関す
る。
(従来の技術) 一般に自動車用空気調和装置は、コンプレツサ
からの冷媒が内部を流通するエバポレータによつ
て冷却した空気と、ヒータコアによつて加熱され
た空気とを、ヒータユニツトの内部において、ミ
ツクスせずあるいは適宜ミツクスして、このヒー
タユニツトに連設された種々のダクトから車室内
に配風するようにしているが、この場合の配風等
の制御は、コントロール装置を用いて行なつてい
る。
このコントロール装置による制御としては、例
えば、第1図に示すように、モードレバー20に
よる種々のモードの切換え、フアン速度設定用の
レバー33によるフアンの回転速度の切替え、温
度設定用のレバー31による温度の制御、内外気
切換用のレバー32による内外気の切替えがあ
る。
このモードの切換えを行なう場合には、前記コ
ントロール装置は、モードレバー20をスライド
して、フイニツシヤ10上の位置21,22,2
3,24にセツトし、それぞれベントモード、頭
寒足熱のモードであるバイレベルモード、ヒータ
モード、デフモードを選択している。
まず、モードレバー20をベントモードにセツ
トすると、第2図に示すように、ベントドア11
のみが開き、冷風をこのベントダクト12より車
室内に配風する。
バイレベルモードにセツトすると、ベントドア
11とフロアドア13が開き、ベントダクト12
に冷風が、フロアダクト14に温風がそれぞれ送
られる。
ヒータモードにセツトすると、フロアドア13
のみが開いてフロアダクト14に温風が送られ
る。
デフモードにセツトすると、デフドア15のみ
が開いてデフダクト16に温風が送られる。
なお、第1図中、符号「30」はエアコンスイツ
チである。
このように自動車用空気調和装置において、
種々のモード設定を行なう場合には、モードレバ
ー20をそれぞれ所定の位置にセツトすればよ
い。
しかし、単にモードレバーを所定のモードにセ
ツトすれば、常に最適なモード状態が得られると
いうものでもない。例えば、デフモードにセツト
したのみでは、単に各種モードドアがデフモード
になるのみで、吹出口の風量が増大したり、コン
プレツサがオンして除湿運転が開始されるなどと
いう事態は生じることはなく、このため、吹出し
空気がデフに最適な状態にはならない。
したがつて、フロントガラス等の曇りを急速に
除去する場合には、モードレバー20をデフモー
ドの位置24に設定するとともに、エアコンスイ
ツチ30をオンにするかまたはフアン速度設定用
レバー33を高速運転のHiの位置に設定し、風
量を増大させなければならない。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このようにフロントガラス等の曇を
急速に除去しようとする場合に、種々の操作を行
なわなければならないのでは、自動車の乗員は煩
雑と感じるのみでなく、走行中に繁雑な操作を行
なうことは前方への注意がそがれる虞れがあり、
また、エアコンスイツチをオンしてコンプレツサ
を作動させると燃料を多量に使用することにもな
る。
本考案は、上述した従来技術に伴う欠点、問題
点を解決するためになされたもので、フレントガ
ラス等の曇を急速に除去する操作を、容易に行な
うことができるようにすることを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、コンプレツ
サからの冷媒が内部を流通するエバポレータによ
つて冷却した空気と、ヒータコアによつて加熱さ
れた空気とを、ヒータユニツト内で適宜選択若し
くは適宜ミツクスし、コントロール装置のモード
レバーにより設定された種々のモードに応じて前
記ヒータユニツトに連設されたデフダクト等の
種々のダクトから車室内に配風するようにした自
動車用空気調和装置において、前記モードレバー
により設定されるデフロストモードを、前記ヒー
タユニツト内を流通している温風をそのままデフ
ダクトから吹き出す第1デフモードと、前記デフ
ダクトから吹き出す温風の風量、湿度状態等を調
節した後に吹出す第2デフモードとを設け、前記
モードレバーによりいずれか一方を選択するよう
にしたことを特徴とする自動車用空気調和装置の
コントロール装置である。
(作用) このように構成すれば、モードレバー等を第2
デフモードの状態にセツトすれば、コンプレツサ
の作動等によりデフダクトから吹出される温風の
風量、湿度状態等が調節されて吹出すことがで
き、速やかにフロントガラス等の曇りを晴らすこ
とができ、また第1デフモードの場合には不必要
にコンプレツサ等を作動させることがないので省
エネルギにもなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図は、本考案の一実施例を示す正面図であ
り、第1図に示す部材と同一部材については同一
符号を付してある。
本実施例では、従来から種々のモードが表示さ
れているフイニツシヤ10に、通常のデフモード
である第1デフモードと、マツクスデフモードで
ある第2のデフモードを隣接して設け、モードレ
バー20により第1のデフモードと第2のデフモ
ードとを選択することにより、通常のデフとマツ
クスデフとの両者を選択することができるように
している。
この第2デフモード位置は、符号「25」で示し
ている。
第4図は、上記モードレバー20の周辺を示す
平面図であるが、このモードレバー20は、ピン
40を中心に回動し、レバー20の他端と図示し
ないサイドリンクとがワイヤ41を介して連結さ
れている。このワイヤ41はアウタースリーブ4
2内に摺動自在に設けられ、アウタースリーブ4
2は固定部材43によつて固定されている。
さらに、モードレバー20は、その先端に突片
45を有し、モードレバー20を前記マツクスデ
フ位置25にセツトしたときに、突片45がリレ
ースイツチ60をオンし、第5図に示すように励
磁コイル62を励磁し、これによりコンプレツサ
起動用のスイツチ50と、フアン高速回転用スイ
ツチ63の両者をオンするようになつている。こ
の両スイツチ50,63は、この自動車用空気調
和装置を始動させるためのエアコンスイツチ30
と並列に接続されている。
なお、符号「51」は結線、「64」は冷房サイク
ルの冷媒圧縮用コンプレツサ、「65」は電磁クラ
ツチ、「66」はフアン、「M」はフアンモータであ
る。
次に上記実施例の動作を説明する。
まず、モードレバー20が第2デフモードの位
置25以外の位置にセツトされたときは、従来と
同様のモードで自動車用空気調和装置が作動す
る。
例えば、モードレバー20を第1デフモードに
セツトすると、デフドア15のみが開いてデフダ
クト16からヒータユニツト内を流通している所
定温度の温風が、そのときにセツトされているフ
アン速度設定レバー33の状態で送り出される。
したがつて、このフアン速度設定レバー33の
状態が、例えば、低速のLoにセツトされている
場合には、フロントガラス等の曇りを急速に晴ら
すことができない虞れもある。
このような場合には、モードレバー20をスラ
イドして、第2デフモードのマツクスデフ位置2
5にセツトする。
これにより前記ヒータユニツト内のモード・ド
ア類は、前記通常のデフモードと同様の位置にセ
ツトされたままであるが、モードレバー20の先
端の突片45がリレースイツチ60をオし、励磁
コイル62を励磁し、コンプレツサ起動用のスイ
ツチ50と、フアン高速回転用スイツチ63とを
オンする。前記スイツチ50のオンにより、電磁
クラツチ61が入り、コンプレツサ60が作動
し、冷房サイクルが運転され、図示しないエバポ
レータで冷却され、除湿された空気がヒータコア
で加熱され、前記デフダクト16から吹き出され
ることになる。
この場合、前記フアン高速回転用スイツチ63
もオンしているので、フアン66も高速で回転
し、多量の温風をデフダクト16からフロントガ
ラス等に向つて吹き出すことができることにな
る。
つまり、デフダクト16から除湿された温風が
多量に吹き出されることになるので、フロントガ
ラスなどの曇りは急速に除去されることになる。
しかも、この操作は、モードレバー20のみを
移動するだけで、上記急速な除湿が行なわれるこ
とになるので、操作が非常に容易となり、自動車
運転中のドライバの前方に対する注意をそぐ虞れ
もない。
また、通常の第1デフモード時には、デフモー
ドといえども不必要にコンプレツサを作動するこ
とがないため、それだけ省エネルギにもなる。
なお、上記実施例は、モードレバー20をマツ
クスデフ位置25にセツトしたときに、突片45
がリレースイツチ60をオンし、コンプレツサ6
4と、フアン66とを作動するようにしたもので
あるが、場合によつては、いずれか一方のみであ
つても、充分デフ作用を発揮することができ、こ
の場合は、第2デフモードをさらに多種のものと
することもでき、デフモードの選択枝が増加し、
より快適なデフ状態を得ることができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、コントロール装
置に種々のデフモードを選択できるようにしたた
め、急速にデフロストする場合にも、また風量の
みを増加させるデフロストを行なう場合も、モー
ドレバーによりワンタツチ式にセツトでき、フロ
ントガラス等の曇りの除去操作を容易に行なうこ
とができ、しかも、コンプレツサを不必要に回転
させることもないので、省エネルギにもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用空気調和装置における
フイニツシヤを示す正面図、第2図は従来の自動
車用空気調和装置における配風室の側断面図、第
3図は本考案の一実施例を示す正面図、第4図は
上記実施例に使用されるモードレバーの周辺を示
す平面図、第5図は上記実施例の一部を示す回路
図である。 15……デフドア、16……デフダクト、20
……モードレバー、24……第1デフ位置、25
……第2デフ位置、30……エアコンスイツチ、
50……コンプレツサ起動用のスイツチ、63…
…フアンモータ高速回転用のスイツチ、64……
コンプレツサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 コンプレツサからの冷媒が内部を流通するエ
    バポレータによつて冷却した空気と、ヒータコ
    アによつて加熱された空気とを、ヒータユニツ
    ト内で適宜選択若しくは適宜ミツクスし、コン
    トロール装置のモードレバー20により設定さ
    れた種々のモードに応じて前記ヒータユニツト
    に連設されたデフダクト16等の種々のダクト
    から車室内に配風するようにした自動車用空気
    調和装置において、前記モードレバー20によ
    り設定されるデフロストモードを、前記ヒータ
    ユニツト内を流通している温風をそのままデフ
    ダクトから吹き出す第1デフモードと、前記デ
    フダクトから吹き出す温風の風量、湿度状態等
    を調節した後に吹出す第2デフモードとを設
    け、前記モードレバー20によりいずれか一方
    を選択するようにしたことを特徴とする自動車
    用空気調和装置のコントロール装置。 2 前記第2デフモードは、前記モードレバー2
    0がコンプレツサ起動用のスイツチ50又はフ
    アンモータMを高速回転させるためのスイツチ
    63のいずれか一方をオンするようにしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の自動車用空気調和装置のコントロール装
    置。 3 前記第2デフモードは、前記モードレバー2
    0がコンプレツサ起動用のスイツチ50又はフ
    アンモータMを高速回転させるためのスイツチ
    63のいずれか一方をオンするようにしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の自動車用空気調和装置のコントロール装
    置。
JP4306982U 1982-03-29 1982-03-29 自動車用空気調和装置のコントロール装置 Granted JPS58146710U (ja)

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JP4306982U JPS58146710U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 自動車用空気調和装置のコントロール装置

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JPS58146710U JPS58146710U (ja) 1983-10-03
JPS6316564Y2 true JPS6316564Y2 (ja) 1988-05-11

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ID=30054163

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JP4306982U Granted JPS58146710U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 自動車用空気調和装置のコントロール装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537729B2 (ja) * 1975-06-10 1980-09-30

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725849Y2 (ja) * 1978-09-04 1982-06-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537729B2 (ja) * 1975-06-10 1980-09-30

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JPS58146710U (ja) 1983-10-03

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