JP2010076484A - 車両の空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、前席の空調装置で生成された空調風を後席にも供給する空調装置において、空調風の混合状態に応じて後席に供給する車両の空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ヒータコア12、エバポレータ11、加熱空気と冷却空気との混合比を調整するフロントエアミックス機構15、及びフロント空調風Fを吹き出す前面吹出口14と、フロントブロア17と共にフロントエアミックス機構15を制御する空調制御装置Mとを備えるフロント用空調ユニット10と、該リアベントダクト30を通過したリア空調風Rをリアシート401に向かって吹き出すリア吹出口22と、リア空調風Rを圧送するリアブロア21とを備え、空調制御装置Mが、リアブロア21の送風能力を設定するリア風量切替スイッチ200のファンスイッチポジション情報を受け、フロント用空調ユニット10のモードポジションに応じて、リアブロア21の送風能力を補正した。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、センターコンソロール後部に配置した後席用の吹出口から、前席側の空調ユニットで調整された空調風を吹出す車両の空調装置に関する。
従来より、空調ユニットで生成される空調風を前席及び後席に供給することができる車両の空調装置が知られている。このような空調装置には、空調ユニットが前席と後席とにそれぞれ装備されたタイプと、前席にのみ空調ユニットを装備して、前席の空調ユニットで生成された空調風を後席にまで供給するタイプとがある。
このような前席の空調ユニットで生成された空調風を単に後席に供給するタイプの空調装置の場合、後席に空調風を供給することで前席への空調風の供給量が変動するといった問題があり、前席への空調風の供給量の変動を抑制するため、後席への空調風の供給を開始したときに、前席のメインブロアの空調風の送風量を増量させる空調制御装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平09−86138号公報
上述の特許文献1に記載された空調制御装置を用いることにより、前席と後席とで略独立した空調供給環境を整え、後席に空調風を供給したことによる前席での風量低下といった不具合を解消することができる。しかし、そもそも前席と後席とでは空調環境が異なるため、前席に適した空調風、すなわち加熱空気と冷却空気との混合状態を前席に適した状態に調整された空調風を、そのまま後席に供給すると、混合状態によっては後席の乗員にとって不快に感じるといった不具合が考えられる。
そこで、本発明は、前席の空調ユニットで生成された空調風を前席及び後席に供給する空調装置において、前席に適した混合状態に調整された空調風を、混合状態に応じて後席に供給する車両の空調装置を提供することを目的とする。
この発明の車両の空調装置は、車室内外の空気を圧送するブロア、空気を加熱する加熱用熱交換器、空気を冷却する冷却用熱交換器、加熱空気と冷却空気との混合比を調整する調整手段、及び該調整手段で調整された空調風を吹き出す吹出口を有する空調ユニットと、目標とする車室温度である目標車室温度を設定する温度設定手段と、車室内外の空調環境を検出する空調環境検出手段と、前記温度設定手段で設定された前記目標車室温度と前記空調環境検出手段が検出した前記空調環境に基づいて前記ブロアを制御すると共に前記調整手段を制御する空調制御手段とを備える前席側空調装置と、該前席側空調装置から後席側に向けて延設するリアベントダクトと、該リアベントダクトを通過した後席空調風を後席に向かって吹き出す後席吹出口と、前記リアベントダクトに配置され、前記後席空調風を圧送するリアブロアとを備え、前記リアブロアの送風能力を切替可能に設定する送風能力設定器を備え、前記空調制御手段に、前記送風能力設定器における設定情報を受け、前記調整手段による前記空調風の加熱空気と冷却空気との混合状態に応じて、前記リアブロアの送風能力を補正する送風能力補正手段を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、前席側空調装置で生成された空調風を、リアベントダクトを通過させて、リアブロアによって圧送された後席空調風を後席吹出口から後席に供給することになる。このときリアブロアの送風能力は、送風能力補正手段によって、送風能力設定器で設定された送風能力を、前記前席側空調装置の前記調整手段による前記空調風の加熱空気と冷却空気との混合状態に応じて補正されることとなる。
このため、リアブロアの送風能力設定情報と、前席側空調装置の加熱空気と冷却空気との混合状態(冷房モード、暖房モード、エアコンモード)とに応じてリアブロアの送風能力を調整し、後席乗員が不快と感じることを防止することができる。
この発明の一実施態様においては、前記後席吹出口を、後席乗員の上体前面に向かって送風する構成とし、前記送風能力調整手段を、前記空調風における前記加熱空気の混合割合が大きいほど前記リアブロアの送風能力を低下補正する構成としたものである。
上記構成によれば、後席吹出口から供給される後席用空調風は、例えば後席乗員の顔面に向かって吹出されることとなる。また、構成する加熱空気が多い暖かい空調風の場合、リアブロアの送風能力は、送風能力設定器で設定された送風能力より低くなるよう低下補正される。さらには、加熱空気の混合比が高い、すなわち空調風が暖かいほど、送風能力の低下補正量は多くなる。
このため、後席乗員は後席吹出口から吹出される後席用空調風を快適に受けることができる。詳しくは、昔から頭寒足熱といわれるように、顔面等の上体前面に暖かすぎる空調風を勢いよく受けると不快に感じ、逆に、冷たい空調風を上体前面に勢いよく受けたとしても、不快には感じにくい。
このような状況において、後席乗員により設定されたリアブロアの送風能力を前席側空調装置で生成された空調風の混合比に応じて補正することで、後席吹出口から吹出される空調風が暖かな空調風であっても、後席乗員は不快に感じることなく、空調風を受けることができる。
この発明の一実施態様においては、前記リアベントダクトに導入される前記後席空調風における加熱空気と冷却空気との混合比を調整する第2調整手段を備え、
前記空調制御手段を、前記調整手段と連動させて第2調整手段を調整する構成とするものである。
上記構成によれば、前席側空調装置の調整手段と後席空調風用の第2調整手段は連動制御されることになる。
このため、例えば、前席と後席とにそれぞれ空調装置を装備する場合と比較して、簡単な構成で前席とは異なる後席の空調を適切に行うことができる。
この発明の一実施態様においては、前記空調制御手段に、前記第2調整手段を調整して、前記後席空調風の上限温度を規制する規制手段を備えるものである。
上記構成によれば、前席側空調装置で生成された空調風の温度に関わらず、後席側空調風の上限温度を規制することになる。
このため、例えば、前席で足元を最大に温めるといった場合に暖かすぎる空調風が前席空調装置で生成された場合であっても、後席側で暖かすぎる空調風が吹出されることを防止できる。殊に、後席吹出口が後席乗員の上体前面に向かって吹出す場合においては、後席空調風の上限温度を規制することで、暖かすぎる空調風を受けて不快になることを防止できる。
この発明によれば、前席の空調装置で生成された空調風を前席及び後席に供給する空調装置において、前席に適した混合状態に調整された空調風を、混合状態に応じて後席に供給する車両の空調装置を提供することができる。よって、後席乗員が空調風を受け不快に感じることを防止できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳述する。
まず、図1から図3により、本発明の全体構成について説明する。図1は本発明の車両空調装置1の全体縦断面図であり、図2はフロントコントロールユニット100とリア風量切替スイッチ200とについての正面図による説明図を示し、図3はフロント用空調ユニット10の拡大断面図を示している。
この実施形態の車両空調装置1は、フロント用空調ユニット10と、リアブロアユニット20と、フロント用空調ユニット10とリアブロアユニット20とを連結するリアベントダクト30とで構成している。
フロント用空調ユニット10はフロントシート400の前席乗員Pfに対して空調風を供給する空調ユニットであり、リアブロアユニット20はリアシート401の後席乗員Prに対して空調風を供給するブロアユニットである。なお、リアブロアユニット20は、フロントシート400の運転席と助手席の間からリアシート401に向かって延設されるセンターコンソロール300に配置されている。
フロント用空調ユニット10は、上部に、フロントシート400に対して空調風を吹出す、内側にベントドア14aを備えた前面吹出口14を備え、車体前方側にフロント用空調ユニット10内に空気を圧送して取り込むフロントブロア17を備え、内部に、空気を冷却するエバポレータ11と、加熱するヒータコア12と、加熱空気と冷却空気の混合比を調整するフロントエアミックス機構15とを備え、内部下方のリアベントダクト30につながる部分で、ヒータコア12の背面側(図1において左側)にリアエアミックス機構18を備えている。そして、エバポレータ11の背面側下方からリアエアミックス機構18に続く後席用冷却風通過路16を形成している。
また、上記前面吹出口14は前席乗員Pfの上体に向かってフロント空調風Fを吹出す吹出口であるが、前席乗員Pfの足もとに向かってフロント空調風Fを吹出す足元吹出口(図示省略)や、フロントガラスに向かってデフロスタドア19aを介してフロント空調風Fを吹出すデフロスタ用のデフロスタ吹出口19を備えるとともに、図2(a)に示すフロントコントロールユニット100を備えている。
なお、エアミックス機構15,18は、図3において矢印a,bで示すように、回動可能な調整ドア15a,18aを内側に備え、この調整ドア15a,18aの回動位置によって、通過する空気の通過量を調整する機構であり、これにより、エバポレータ11によって冷却された冷却風と、ヒータコア12によって暖められた加熱風との混合比を調整している。
フロントコントロールユニット100は、図2(a)に示すように、フロント用空調ユニット10における吹出しモードや、空調温度を設定するためのコントロールユニットである。
詳しくは、AUTO運転及び設定温度を設定するAUTOダイヤルスイッチ101、マニュアルでフロントブロア17の送風能力を設定する風量ダイヤルスイッチ102、これらのダイヤルスイッチの上に並べた、フロント空調風Fをデフロスタ吹出口19から吹出させてフロントガラスの曇りを取るデフロスタモードを指示するデフロスタボタン103、リアウィンドウの曇りを取る電熱線をONするリアウィンドウデフロスタボタン104、車室内空気の外排気と室内循環とを切り替える室内循環ボタン105、リアブロアユニット20の稼働を許可するリアメインスイッチ106、フロント用空調ユニット10の吹出しモードをマニュアルで切り替えるモード切替ボタン107、フロント用空調ユニット10の稼働をエアコン空調と送風とをマニュアルで切り替えるA/Cボタン108とを備えている。
なお、モード切替ボタン107で切り替える吹出しモードは、上記前面吹出口14からフロント空調風Fを吹出す“Vent”モード、前面吹出口14及び足元吹出口からフロント空調風Fを吹出す“Bi−level”モード、足元吹出口からのみフロント空調風Fを吹出す“Heat”モード、足元吹出口及びデフロスタ吹出口19からフロント空調風Fを吹出す“Heat/Def”モードが設定されている。
さらに、設定された設定温度に合わせて自動制御されるAUTO運転においては、生成されたフロント空調風Fの温度によって、吹出しモードが適宜選択され、自動的に吹出口が切り替わる構成である。
上記構成で構成されたフロント用空調ユニット10は、前記フロントブロア17によってフロント用空調ユニット10内に取り込まれた空気を、エバポレータ11に接触することで冷却し、またヒータコア12に接触することで加熱し、フロントエアミックス機構15の開度によって、エバポレータ11によって冷却された冷却風と、ヒータコア12によって加熱された加熱風との混合比を調整して空調風を生成し、前面吹出口14等の吹出口から生成された空調風をフロント空調風Fとして供給することができる。
このとき、フロントエアミックス機構15における調整ドア15aが回動中心である回動軸15bを中心に回動することによって、冷却風通路15cと加熱風通路15dの通路幅が調整される(図3参照)。これにより、エバポレータ11で冷却された冷却風は冷却風通路15cを通過し、加熱風通路15dを通過する空気はヒータコア12によって加熱される。そして、冷却風と加熱風とは混合領域13で合わさって前面吹出口14等の吹出口からフロント空調風Fとして吹出される。
このように、フロント用空調ユニット10は、調整ドア15aの回動による冷却風通路15cと加熱風通路15dの通路幅によって、フロント空調風Fの冷却風と加熱風の混合比を調整している。
リアブロアユニット20は、リアベントダクト30を通過したリア空調風Rを圧送するリアブロア21と、リアブロア21の圧送方向に配置されたリア吹出口22と、リア風量切替スイッチ200とを備えている。
リア風量切替スイッチ200は、図2(b)に示すように、リアブロア21の送風能力を設定する切替スイッチであり、送風能力を指定する「LO」、「M」、「HI」の3種類ONスイッチ202(202a,202b,202c)と、ON状態からOFF状態に切り替えるOFFスイッチ201とを備えている。
このように構成されたリアブロアユニット20は、リア吹出口22からリア空調風Rを吹出す。このリア空調風Rについて説明すると、フロント用空調ユニット10において、フロントブロア17によってフロント用空調ユニット10内に取り込まれて、エバポレータ11によって冷却され、後席用冷却風通過路16に取り込まれた冷却風と、ヒータコア12によって加熱された加熱風とが、リアエアミックス機構18の調整ドア18aの回動位置によって、調整された混合比でリアベントダクト30に引き込まれる。
詳しくは、リアブロア21が駆動することにより、リアベントダクト30内にリアエアミックス機構18の開度に応じた混合比で冷却風と加熱風とが引き込まれ、リアベントダクト30で合わさってリア吹出口22からリア空調風Rとして吹出される。
上述のように、車両空調装置1では、フロント用空調ユニット10においてフロントエアミックス機構15の開度によって冷却空気と加熱空気との混合比が調整されたフロント空調風Fを前面吹出口14等の吹出口から吹出し、さらに、フロント用空調ユニット10のリアエアミックス機構18の開度によって冷却空気と加熱空気との混合比が調整されたリア空調風Rをリア吹出口22から吹出すことができる。
なお、このような車両空調装置1の空調制御は、フロント用空調ユニット10に備えた空調制御装置Mによって行われる。
空調制御装置Mは、車両空調装置1のブロック図である図4に示すように、フロントコントロールユニット100及びリア風量切替スイッチ200の操作信号並びに温度センサ40で検知した車室温度情報や外気温度情報などの種々の空調環境情報を受信可能に接続されるとともに、フロント用空調ユニット10のフロントエアミックス機構15およびリアエアミックス機構18、フロントブロア17並びにリアブロア21と接続されている。さらには、上記モードに応じた吹出し口の開閉制御ができるよう前面吹出口14及びデフロスタ吹出口19を含む各ドアにも接続されている。
フロント用空調ユニット10は、フロントコントロールユニット100を介した前席乗員Pfの操作信号を受信した空調制御装置Mによって、フロントブロア17やフロントエアミックス機構15を制御し、フロント空調風Fを生成する。そして、AUTO運転であれば、生成されたフロント空調風Fに適したモードに応じた吹出口からフロント空調風Fを吹出す。
詳しくは、空調制御装置Mは、フロントコントロールユニット100で温度設定された設定温度と、温度センサ40で検知した車室温度を比較し、車室温度が設定温度より高ければ、冷却風の混合比が大きい冷空調風を生成し、逆に低ければ、加熱風の混合比が大きい暖空調風を生成する。
そして、生成されたフロント空調風Fが、加熱風より冷却風の混合比が高い冷空調風の場合、“Vent”か“Bi−level”モードが選択され、冷却風より加熱風の混合比が高い暖空調風の場合、“Heat”か“Heat/Def”モードが選択され、吹出しモードに応じた吹出口から吹出す。
リアブロアユニット20の制御もフロント用空調ユニット10に備えた空調制御装置Mによって行われる。リアブロアユニット20の空調制御について、図5に示す空調制御装置Mによるリアブロアユニット20の制御フロー図と、図6に示す空調制御装置Mによるリアブロアユニット20の制御マップ図とともに説明する。
まず、空調制御装置Mは、各種信号を読み取り(ステップs1)、フロント用空調ユニット10が稼働中か否かを判定し、フロント用空調ユニット10が稼働中であり(ステップs2:Yes)、フロントコントロールユニット100におけるリアメインスイッチ106がONであれば(ステップs3:Yes)、リアブロアユニット20はリア風量切替スイッチ200の操作によって稼働できる状態となる。
なお、フロント用空調ユニット10が稼働中でなかったり(ステップs2:No)、フロント用空調ユニット10が稼働中であっても、フロントコントロールユニット100におけるリアメインスイッチ106がONでなければ(ステップs3:No)、後席乗員Prによるリア風量切替スイッチ200が操作されてもリアブロアユニット20は稼働できない状態である。
この状態で、リア風量切替スイッチ200のONスイッチ202が押下されると(ステップs4:Yes)、空調制御装置Mは、リア風量切替スイッチ200のファンスイッチのポジションを判別する(ステップs5)。換言すると、空調制御装置Mは、LOスイッチ202a、Mスイッチ202b及びHIスイッチ202cのどれが押下され、「LO」、「M」、「HI」のどれが選択されたかを受信した押下信号によって判別する。
そして、ファンスイッチのポジションを判別した空調制御装置Mは、さらに稼働中のフロント用空調ユニット10のモードポジションを判定し、フロント用空調ユニット10のモードポジションが“Def”モードであれば(ステップs6:Yes)、リア風量切替スイッチ200のファンスイッチポジションが「LO」、「M」、「HI」のいずれが押下された場合であっても、リアブロア21を駆動させず、そのままリアブロアユニット20を停止させる(ステップs12)。
フロント用空調ユニット10のモードポジションが“Def”モード以外のモードの場合であって(ステップs6:No)、“Heat”や“Heat/Def”モードでもない場合(ステップs7:No)、すなわち“Vent”や“Bi−level”モードの場合は、空調制御装置Mは、図6の制御マップ図に示すように、後席ファンポジションに応じた送風能力で作動するモータ電圧をリアブロア21にかける。(ステップs10)。
詳しくは、例えば、LOスイッチ202aが押下されファンスイッチポジションが「LO」であった場合、空調制御装置MはA電圧(例えば、4.00V)をリアブロア21にかける。これにより、リアブロア21は電圧Aに応じた風量の送風能力で作動する。同様に、Mスイッチ202bが押下されファンスイッチポジションが「M」の場合、空調制御装置MはA電圧より高電圧であるB電圧(例えば、6.75V)をリアブロア21にかけ、電圧Bに応じた風量の送風能力で作動する。
さらに、HIスイッチ202cが押下されファンスイッチポジションが「HI」の場合、空調制御装置MはB電圧より高電圧であるC電圧(例えば、9.50V)をリアブロア21にかけ、リアブロア21は電圧Cに応じた風量の送風能力で作動する。
このように、フロント用空調ユニット10のモードポジションが“Vent”や“Bi−level”モードの場合、すなわち、フロント用空調ユニット10で生成されるフロント空調風Fにおける加熱空気より冷却空気が多く混合された冷空調風の場合、空調制御装置Mはファンスイッチポジションに応じた電圧を補正することなくリアブロア21にかけ、ファンスイッチポジションに応じた送風量を確保する。
さらに、空調制御装置Mは、図6の制御マップ図の最右列の該当行に示すように、リアエアミックス機構18の開度を、エバポレータ11によって冷却された冷却風がリアベントダクト30に多く流入すべく、“MAX Cold”状態に調整し(ステップs11)、リア吹出口22から所定の電圧に応じた風量の冷空調風を吹出させ、リアブロアユニット20を作動させる(ステップs13)。
これに対し、フロント用空調ユニット10のモードポジションが“Def”モード以外のモードの場合であって(ステップs6:No)、“Heat”や“Heat/Def”モードの場合(ステップs7:Yes)、空調制御装置Mは、図6の制御マップ図に示すように、後席ファンポジションに応じた送風能力を低下補正する補正電圧をリアブロア21にかける。(ステップs8)。
詳しくは、例えば、LOスイッチ202aが押下されファンスイッチポジションが「LO」であった場合、空調制御装置Mは、A電圧を補正値α1(例えば、1.00V)で低下補正したA−α1電圧をリアブロア21にかける。これにより、リアブロア21はA−α1電圧に応じた風量、すなわちA電圧での送風能力より低下した送風量となる。
同様に、ファンスイッチポジションが「M」の場合、空調制御装置Mは上記B電圧を補正値α2(例えば、1.25V)で低下補正したB−α2電圧をリアブロア21にかける。これにより、リアブロア21はB−α2電圧に応じた風量、すなわちB電圧での送風能力より低下した送風量となる。
さらに、ファンスイッチポジションが「HI」の場合、空調制御装置Mは上記C電圧を補正値α3(例えば、4.00V)で低下補正したC−α3電圧をリアブロア21にかける。これにより、リアブロア21はC−α3電圧に応じた風量、すなわちC電圧での送風能力より低下した送風量となる。
このように、A電圧より高電圧であるB電圧を補正する補正値α2は、A電圧を補正する補正値α1より大きな補正電圧値に設定され、B電圧より高電圧であるC電圧を補正する補正値α3は、B電圧を補正する補正値α2より大きな補正電圧値に設定されている。これにより、各電圧での送風能力を適した送風量に低下補正している。
さらに、空調制御装置Mは、図6の制御マップ図の最右列の該当行に示すように、リアエアミックス機構18の開度を、フロントエアミックス機構15の開度と連動させて開度調整し(ステップs9)、リア吹出口22から所定の電圧を低下補正した補正電圧に応じた風量の暖空調風を吹出させ、リアブロアユニット20を作動させる(ステップs13)。
詳しくは、フロント用空調ユニット10のモードポジションが“Heat”や“Heat/Def”モードである場合、フロント用空調ユニット10でのフロント空調風Fは冷却風より加熱風の混合比が高い暖空調風であり、リア吹出口22から吹出すリア空調風Rも、リアエアミックス機構18の開度がフロントエアミックス機構15と連動しているため、暖空調風となる。
ここで、暖空調風であるフロント空調風Fは、モードポジションが“Heat”や“Heat/Def”モードであるため、足もとに吹出されるのに対し、リア空調風Rはリア吹出口22から後席乗員Prの上体前面に向かって吹出される。このとき、暖かすぎる暖空調風が上体前面に向かって吹出された場合、非常に不快に感じる。これは頭寒足熱の観念によっても即している。
そこで、空調制御装置Mは、リアエアミックス機構18の開度を、フロントエアミックス機構15と連動して調整するが、リア吹出口22から吹出されるリア空調風Rの吹出し温度(D)が所定温度以上にならないように、リアエアミックス機構18の開度を規制している。
なお、本実施例においては、リア空調風Rの吹出し温度(D)が50度以上にならないように、リアエアミックス機構18を実験によって求めた開度で規制しているが、リア吹出口22から吹出されるリア空調風Rの温度を直接温度センサで検出し、リアエアミックス機構18の開度を調整する構成であってもよい。
このような空調制御装置Mによって制御されたリアブロアユニット20の稼働状態において、フロント用空調ユニット10のモードポジションが変更されると(ステップs14:Yes)、空調制御装置Mは、上記ステップs6に戻って、変更されたフロント用空調ユニット10のモードポジションに応じたリアブロアユニット20の制御をおこなう。
また、フロント用空調ユニット10のモードポジションが変更されないうちに(ステップs14:No)、リア風量切替スイッチ200のファンスイッチポジションが変更されると(ステップs15:Yes)、空調制御装置Mは、上記ステップs5に戻って、変更されたリア風量切替スイッチ200のファンスイッチポジションに応じたリアブロアユニット20の制御をおこなう。
さらにまた、リア風量切替スイッチ200のファンスイッチポジションが変更されずに(ステップs15:No)、フロントコントロールユニット100のリアメインスイッチ106が押下されると(ステップs16:Yes)、空調制御装置Mはリアブロアユニット20を停止させ、また、フロントコントロールユニット100のリアメインスイッチ106が押下されずに(ステップs16:No)、リア風量切替スイッチ200のOFFスイッチ201が押下されると(ステップs17:Yes)、空調制御装置Mはリアブロアユニット20を停止させる。
なお、フロントコントロールユニット100のリアメインスイッチ106が押下されず(ステップs16:No)、リア風量切替スイッチ200のOFFスイッチ201も押下されない(ステップs17:No)間、空調制御装置Mは、ステップs14に戻って、フロント用空調ユニット10のモードポジションの変更や、リア風量切替スイッチ200のファンスイッチポジションの変更に対応可能にリアブロアユニット20を稼働させる。
次に、このように構成した本実施形態の作用効果について説明する。
この実施形態では、車室内外の空気を圧送するフロントブロア17、空気を加熱するヒータコア12、空気を冷却するエバポレータ11、加熱空気と冷却空気との混合比を調整するフロントエアミックス機構15、及び該フロントエアミックス機構15で調整されたフロント空調風Fを吹き出す前面吹出口14などを有する空調ユニットと、目標とする車室温度である設定温度を設定するフロントコントロールユニット100と、車室内外の温度を検出する温度センサ40と、フロントコントロールユニット100で設定された前記設定温度と温度センサ40が検出した車室温度に基づいて前記フロントブロア17を制御すると共に前記フロントエアミックス機構15を制御する空調制御装置Mとを備えるフロント用空調ユニット10と、該フロント用空調ユニット10から後席側に向けて延設するリアベントダクト30と、該リアベントダクト30を通過したリア空調風Rをリアシート401に向かって吹き出すリア吹出口22と、前記リアベントダクト30に配置され、前記リア空調風Rを圧送するリアブロア21とを備えた車両空調装置1において、前記リアブロア21の送風能力を切替可能に設定するリア風量切替スイッチ200を備え、前記空調制御装置Mに、前記リア風量切替スイッチ200におけるファンスイッチポジション情報を受け、前記フロントエアミックス機構15によるフロント空調風Fの加熱空気と冷却空気との混合状態に応じて、前記リアブロア21の送風能力を補正する、空調制御装置Mによるリアブロアモータ電圧補正制御(ステップs8)を行う構成である。
上記構成により、フロント用空調ユニット10で生成された空調風を、リアベントダクト30を通過させて、リアブロア21によって圧送されたリア空調風Rをリア吹出口22からリアシート401に供給することになる。このときリアブロア21の送風能力は、リア風量切替スイッチ200で設定された送風能力を、前記フロント用空調ユニット10の前記フロントエアミックス機構15によるフロント空調風Fの加熱空気と冷却空気との混合状態に応じて補正することとなる。
このため、リアブロア21のリア風量切替スイッチ200のファンスイッチポジションと、フロント空調風Fの加熱空気と冷却空気との混合状態、すなわちモードポジションとに応じてリアブロア21の送風能力を調整し、後席乗員Prが不快と感じることを防止することができる。
また、この実施形態では、前記リア吹出口22を、後席乗員Prの上体前面に向かって送風する構成とし、空調制御装置Mによるリアブロアモータ電圧補正制御(ステップs8)において、前記フロント空調風Fにおける前記加熱空気の混合割合が大きいほどリアブロア21の送風能力を低下補正している。
上記構成によれば、リア吹出口22から供給されるリア空調風Rは、例えば後席乗員Prの顔面に向かって吹出されることとなる。また、フロント空調風Fが加熱空気が多く混合された暖空調風の場合、リアブロア21の送風能力は、リアブロアユニット200で設定された送風能力より低くなるよう低下補正される。さらには、暖空調風においても、加熱空気の混合比が高いほど、送風能力の低下補正量は多くなる。
このため、後席乗員Prはリア吹出口22から吹出されるリア空調風Rを快適に受けることができる。詳しくは、昔から頭寒足熱といわれるように、顔面等の上体前面に暖かすぎる空調風を勢いよく受けると不快に感じるが、上記構成により、後席乗員Prにより設定されたリアブロア21の送風能力をフロント用空調ユニット10で生成されたフロント空調風Fの混合比で補正することで、後席乗員Prは暖空調風であっても不快に感じることなく、リア空調風Rを受けることができる。
また、この実施形態では、前記リアベントダクト30に導入される前記リア空調風Rにおける加熱空気と冷却空気との混合比を調整するリアエアミックス機構18を備え、空調制御装置Mを、フロントエアミックス機構15と連動させてリアエアミックス機構18を調整する構成であり、フロント用空調ユニット10のフロントエアミックス機構15とリア空調風用のリアエアミックス機構18は連動制御されることになる。
このため、例えば、前席と後席とにそれぞれ空調装置を装備する場合と比較して、簡単な構成でフロントシート400とは異なるリアシート401の空調を適切に行うことができる。
また、この実施形態では、空調制御装置Mに、リアエアミックス機構18を調整して、前記リア空調風Rの上限温度を50度に規制する規制手段として、空調制御装置Mによるリアエアミックス機構18の開度調整(ステップs9)を行っているため、フロント用空調ユニット10で生成されたフロント空調風Fの温度に関わらず、リア空調風Rの上限温度を規制することになる。
このため、例えば、前席で足元を最大に温めるといった場合に暖かすぎる暖空調風がフロント用空調ユニット10で生成された場合であっても、後席側で暖かすぎる暖空調風がリア吹出口22から吹出されることを防止でき、暖かすぎるリア空調風Rを受けて後席乗員Prが不快になることを防止できる。
以上、この発明の構成と前述の実施形態との対応において、
この発明の加熱用熱交換器は、ヒータコア12に対応し、
以下、同様に、
冷却用熱交換器は、エバポレータ11に対応し、
ブロアは、フロントブロア17に対応し、
空調環境検出手段は、温度センサ40に対応し、
後席は、リアシート401に対応し、
調整手段は、フロントエアミックス機構15に対応し、
吹出口は、前面吹出口14及びデフロスタ吹出口19に対応し、
温度設定手段は、フロントコントロールユニット100に対応し、
空調制御手段は、空調制御装置Mに対応し、
前席側空調装置は、フロント用空調ユニット10に対応し、
後席吹出口は、リア吹出口22に対応し、
送風能力設定器は、リア風量切替スイッチ200に対応し、
送風能力補正手段は、ステップs8における空調制御装置Mによるリアブロアモータ電圧補正制御に対応し、
第2調整手段は、リアエアミックス機構18に対応し、
規制手段は、ステップs9における空調制御装置Mによるリアエアミックス機構18の開度調整に対応し、
後席空調風は、リア空調風Rに対応し、
空調環境は、車室温度に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
車両空調装置の全体縦断面図。 フロントコントロールユニットとリア風量切替スイッチとについての説明図。 フロント用空調ユニットの拡大断面図。 車両空調装置のブロック図。 空調制御装置によるリアブロアユニットの制御フロー図。 空調制御装置によるリアブロアユニットの制御マップ図。
符号の説明
1…車両空調装置
10…フロント用空調ユニット
11…エバポレータ
12…ヒータコア
14…前面吹出口
15…フロントエアミックス機構
17…フロントブロア
18…リアエアミックス機構
19…デフロスタ吹出口
21…リアブロア
22…リア吹出口
30…リアベントダクト
40…温度センサ
100…フロントコントロールユニット
200…リア風量切替スイッチ
401…リアシート
M…空調制御装置
Pr…後席乗員
R…リア空調風

Claims (4)

  1. 車室内外の空気を圧送するブロア、空気を加熱する加熱用熱交換器、空気を冷却する冷却用熱交換器、加熱空気と冷却空気との混合比を調整する調整手段、及び該調整手段で調整された空調風を吹き出す吹出口を有する空調ユニットと、目標とする車室温度である目標車室温度を設定する温度設定手段と、車室内外の空調環境を検出する空調環境検出手段と、前記温度設定手段で設定された前記目標車室温度と前記空調環境検出手段が検出した前記空調環境に基づいて前記ブロアを制御すると共に前記調整手段を制御する空調制御手段とを備える前席側空調装置と、
    該前席側空調装置から後席側に向けて延設するリアベントダクトと、
    該リアベントダクトを通過した後席空調風を後席に向かって吹き出す後席吹出口と、
    前記リアベントダクトに配置され、前記後席空調風を圧送するリアブロアとを備えた車両の空調装置において、
    前記リアブロアの送風能力を切替可能に設定する送風能力設定器を備え、
    前記空調制御手段に、
    前記送風能力設定器における設定情報を受け、前記調整手段による前記空調風の加熱空気と冷却空気との混合状態に応じて、前記リアブロアの送風能力を補正する送風能力補正手段を備えた
    車両の空調装置。
  2. 前記後席吹出口を、後席乗員の上体前面に向かって送風する構成とし、
    前記送風能力調整手段を、
    前記空調風における前記加熱空気の混合割合が大きいほど前記リアブロアの送風能力を低下補正する構成とした
    請求項1に記載の車両の空調装置。
  3. 前記リアベントダクトに導入される前記後席空調風における加熱空気と冷却空気との混合比を調整する第2調整手段を備え、
    前記空調制御手段を、
    前記調整手段と連動させて第2調整手段を調整する構成とした
    請求項1または2に記載の車両の空調装置。
  4. 前記空調制御手段に、
    前記第2調整手段を調整して、前記後席空調風の上限温度を規制する規制手段を備えた
    請求項3に記載の車両の空調装置。
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