JPS60105731A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、局部洗浄を行なう衛生洗浄装置に関する。

〔従来技術〕

従来の温水δＬ浄装置と温風乾燥装置と便座暖房装置を
備えた衛生６し浮装置においては、温水洗浄装置の使用
による吐水中に断水や停電が起き、使用者が洗浄停止の
操作を行なわないで装置から離れた場合、断水回復や停
電回復の時、温水が出たままとなって本衛生洗浄装置の
設定場所が水びたしになってしまうという問題があった
。また、温風乾燥装置についても乾燥停止の操作を行な
わずに装置から離れた場合、電力の浪費と同時に送風フ
ァン及び連続通電によってヒータの寿命を早める問題が
あった。さらには温水洗浄装置の温水温度と便座暖房装
置の便座温度は使用していない時でも快適温度（約３８
°Ｃ）に加温されている為、使用しない１１．ｙ間が長
い場合には電力を？＆費して不経済であった。

〔発明の目的〕

本発明は、人が便座に着座しない限りは温水洗浄装置及
び温風乾燥装置が作動しないようにして停電や断水事故
による不都合を解消することを目的とする。

さらには、人が便座に着座していない時は温水洗浄装置
の温水温度及び便座暖房装置の便座温度が快適温度より
低い温度に制御し、人が便座に着座している間だけ快適
温度になるようにして、電力の浪費を少な（し、経済的
な衛生洗浄装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

本発明の構成は、加熱手段と作動手段をそれぞれ有する
温水洗浄装置と便座暖房装置の２装置又は温水洗浄装置
と温風乾燥装置と便座暖房装置の３装置を備え、同各装
置を操作する操作部と上記加熱手段への通電と作動手段
の作動を制御ａ［１する制御部を有した衛生洗浄装置で
あって、同装置に便座に人が着座したことを検出する着
座検出手段と、この信号のオン、オフにより上記各装置
を作動可能又は作動不可ならしめる作動開閉手段を付加
したものである。

〔実施例〕

以下、図面に示す実施例に基いて本発明を説明する。

第１図は本発明に係る衛生洗浄装置の斜視図で、図中（
１）は内部に便鉢（１ａ）を形成した便器、（２）は洗
浄水タンク、（３）は暖房便座、（４）は便蓋である。

さらに（５）は衛生洗浄装置本体で、内部に温水洗浄装
置（６）、温風乾燥装置（７）を有するとともに、これ
ら再装置＋６１．（７）及び暖房便座（３）の温度及び
作動を制御する制御部（Ａ）を内蔵し、パネル部には操
作部（Ｂ）を設けている。また、（８）は温水洗浄装置
（６）の一部をなし便鉢（１ａ）方向に進退可能な洗浄
ノズル、（９）は同ノズル（８）近傍に設けられる温風
吹出口である。

第２図は制御部（Ａ）及び操作部（Ｂ）による制御系を
示すブロック図である。まず温水洗浄系について述べる
と、洗浄ノズル（８）はヒータ００）、温度センサ（１
１）を内蔵した貯湯槽（１２）内に連通し、同曲湯槽（
１２）ε、１″電磁弁（１３）を中途に有して水道等の
給水源に連１ｆｆｌＬでいる。（１４）ば貯湯４！’Ｖ
（１２）と洗浄ノズル（８）間に設けられる水量調節器
である。ヒータ（１０）への通電は温水ヒークスイソチ
（Ｓ−５）　ｌ：１より行ない、制御部（Ａ）により温
度センナ（１１）とヒータ（１０）を介して洗／７＋温
水を制ｇｉｌ＋　シ、この温水温度の設定は操作ＲＩＬ
（Ｂ）の温水温度設定ポリニーム（Ｃ−１）により行な
う。水量８１！ｊ節器は電磁弁（１３）と貯湯槽（１２
）の間に設けてもよい。又電磁弁（１３）の代りにポン
プを使用し、給水源として洗浄タンクより取水する方法
もある。この場合ポンプの回転又は往復運動の制御によ
り、水量を調節することが可能である。洗浄ノズル（８
）ばモータ（１５）により軸線方向に進退し、洗浄スイ
ッチ（Ｓ−１）＋Ｍ作により肛門洗浄、ビデ洗浄スイッ
チ（Ｓ−２）によりビデ洗浄の位置に達する進出動を行
なう。この洗浄ノズル（８）の洗浄位置及び収納位置の
検出は位置センサ（１６）により行なう。洗浄ノズル（
８）は水圧により軸方向に進退する伸縮ノズルでも又固
定式のノズルでも良い。

電磁弁（１３）は洗浄スイッチ（Ｓ−１）、ビデ洗浄ス
イッチ（Ｓ−２）の操作により開弁する。

便座（３）には加熱用のヒータ（１７）と温度センサ（
１８）が取付けられ、この両者と制御部（Ａ＞により便
座温度を制御する。ヒータ（１７）への通電は便座スイ
ッチ（Ｓ−６）により行ない、温度設定は便座温度設定
ボリューム（Ｃ−３）により行なう。

次に温風乾燥系について述べると、温風乾燥装置（７）
は送風ファン（１９）と、流路内に設けられるヒータ（
２０）、温度センナ（２Ｉ）を（１１存え、送風ファン
（１９）及びヒータ（２ｏ）への通電は温風乾燥スイッ
チ（Ｓ−３）により行ない、温風温度の設定は温風温度
設定ボリューム（Ｃ−２＞により行なう。

温風の温度ばヒータ（２ｏ）と温度センサ（２１）と制
御部（Ａ）により制御する。

尚、（Ｓ−４）は洗浄スイッチ（Ｓ−１）、ビデ洗浄ス
イッチ（Ｓ−２）及び温風乾燥スイッチ（ｓ−３）の操
作による作動を停止する停止スイッチである。また、（
Ｓ−７）は洗浄ノズル（８）からの洗浄水勢を制御する
水勢調節つまみである。

（ＳＰ）は着座検出手段をなす着座センサで、人が便座
に着座した時そのオン信号を作動開閉手段（Ｋ）に入力
する。１′１動関閉手段（Ｋ）はこのオン信号を受け、
温水洗浄装置（６）の電磁弁（１３）　。

モータ（１５）　、温風乾燥装置（７）のヒータ（２０
）。

送風ファン（１９）の作動を可能ならしめる信号を制御
部（Ａ）に入力する。

又着座センサ（Ｓｐ）のオン信号は温水温度′４ｄｉ正
手段（ト１）と便座温度補正手段（Ｍ−２）４こ人力す
る。温水温度補正手段（ト１）はこのオン信号と温水温
度設定ボリューム（Ｃ４）から設定温度Ｔ。に相当する
信号を受け、温水の温度が′Ｆ０になるべき信号を制御
部（Ａ）に入力する。同様に便座温度？ｉ１ｉ正手段（
Ｌ２）は−上記オン信号と便座温度設定ボリューム（Ｃ
−３）から設定温度Ｔｌ（１に相当する信号を受け便座
の温度がＴｉ１ｌになるべき信号を制御部（Ａ）に人力
する。

次に動作について以下に述べる。

まず装置の電源プラグ（図示廿１′）をコンセントに差
込み、温水ヒータスイ・ノチ（Ｓ−５）をメ゛ン操作す
ることにより、ヒータ（１０）への通電が開始される。

この場合、便座に人が着座していないと、着座センサ（
Ｓｐ　）よりの信号はオフ信号であり温水温度補正手段
（ト１）から制御部（Ａ）へは（Ｔｏ−八Ｔｏ）になる
べき信号を入力する。従って、貯湯槽（１２）内の洗浄
水は設定温度Ｔ。よりへＴ０低い温度に制御される。

又便座ヒークスイッチ（Ｓ−６）をオン操作するとヒー
タ（１７）への通電が開始される。

この場合も、便座に人が着座していないと着座センサ（
Ｓｐ　）よりの信号はオフ信号であり、便座温度補正手
段（ト２）から制御部（Ａ）へは（ば（Ｔｌ＋１−ΔＴ
　ｔｏ　）になるべき信号を入力する。

従って、便座の温度は設定温度ＴＩＯよりΔＴＩＯ低い
温度に制御される。

又着座センサ（Ｓｐ　）よりのオフ信号を受けて作動開
閉手段（Ｋ）は制御部（八）に温水洗浄装置（６１の電
磁弁（１３）、モータ（１５）　、温風乾燥装置（７）
のヒータ（２０）、送風ファン（１９）の作動を不能な
らしめる信号を入力する。従って、洗浄スイッチ（ｓ−
１）　、ビデ洗浄スイ・ノチ（Ｓ−２）、温風乾燥スイ
ッチ（Ｓ−３）を操作しても、上記装置（１１作動しな
い。

ここで人が便座に着座すると、着座センサ（ＳＰ）はオ
ン信号を作動開閉手段（Ｋ）、温水温度補正手段（ト１
）及び便座温度補正手段（Ｍ−２）に入力する。作動開
閉手段（”Ｋ　）はこのオン信号を受４Ｊ温水洗浄装置
（６）の電磁弁（１３）　、モータ（Ｉ５）、温風乾燥
装置（７）のヒータ（２０）、送風ファン（１９）の作
動を可能ならしめる信号を制御部（八）に入力する。

温水温度補正手段（Ｍ−１）はこのオン信号を受け制御
部（Ａ）に温水温度がＴ。になるべき信号を入力する。

従って貯湯４’？Ｊ　（１２）内の洗浄水は設定温度Ｔ
。に制御される。

又便座温度補正手段（Ｍ−２）はこのオン信号を受け制
御部（Ａ）にＴ　ｔｏになるハζき信号を入力場−る。

従って便座の温度はＴＩＯに制御される。

次に洗浄を開始するには、洗浄スイ・ノチ（Ｓ−１）を
押せば、モータ（１５）が作動し、洗浄ノズノ１ノ（８
）が進用し、位置センサ（１６）が肛門洗浄位置を検出
して停止し、電磁弁（１３）が開弁して設定温度Ｔ。に
加熱された洗浄水が洗浄ノズル（８）より吐出され肛門
を洗浄する。洗浄終了後、停止スイッチＣ８−４＞を操
作すると、電磁弁（１３）は閉弁し、モータ（１５）が
逆作動して洗浄ノズル（８）は後退し、位置センサ（１
６）が収納位置を検出して停止する。

温風乾燥を開始するには温風乾燥スイッチ（Ｓ−３）を
押せば、ヒータ（２０）と送風ファン（１９）へ通電さ
れ局部へ温風が送風されて乾燥を行なう。

乾燥終了後は、停止スイッチ（Ｓ−４）を押せば、ヒー
タ（２０）と送風ファン（１９）への通電が停止される
。全ての過程が終了し、人が便座から離れると、着座セ
ンサ（ｓｐ　）の信号はオフ信号となり、人が便座に着
座する前の状態となる。従って使用途中で停電、又は断
水し使用者が停止スイッチ（Ｓ−４）を押さないまま便
座から離れたような時、再び通電又は断水が回復しても
温水洗浄装置（６）の電磁弁（１３）　、モータ（１５
）　、温風乾燥装置（７）のヒータ（２０）、送風ファ
ン（１９）は作動しない為、洗浄ノズル（８）から温風
が噴出されたり温風吹出口（９）から温風が噴出された
りすることはない。

〔効果〕

本発明はその構成により下記の効果を奏する。

１）着座検出手段と作動開閉手段を設けて人が便座に着
座しない限り各機能部の作動が行なわれないようにした
ので、非使用時に洗浄水及び温風の不要な噴出を防ぐこ
とが出来る。

ｉｉ）着座検出手段と温度補正手段を設けて、非使用時
には洗浄水及び便座の温度を設定温度より低い温度で制
御するので電力の浪費を防止することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る衛生洗浄装置の斜視図、第２図は
制御ブロック図である。 （１１便器　（３）暖房便座 （５）衛生洗浄装置本体　（６）温水洗浄装置（７）温
風乾燥装置　（８）洗浄ノズル００）　ヒータ　（１１
）温度センサ （１３）電磁弁　（１４）水量調節器 （１５）モータ　（１６）位置センサ （１９）送風ファン　（２０）ヒータ （２１）温度センサ （Ａ）制御部 （Ｂ）操作部 （ト１）温水温度補正手段 （ト２）便座温度補正手段 （Ｓｐ）着座センサ（着座検出手段） （Ｋ）作動開閉手段 特許出願人　東陶機器株式会社 小糸工業株式会社 代理人　手掘　益（ばか２名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加メ；ハ手段と作動手段をそれぞれ有する温水洗浄
   装置と便座暖房装置の２装置又は温水洗〆’ｆ＋装置と
   温風乾燥装置と便座暖房装置の３装置を備え、同各装置
   を操作する操作部と上記加メ′ハ手段への通電と作動手
   段の作動を制御する制御部を有したｉｋｉ生洗浄装置で
   あって、同装置に、便座に人が着座したことを検出する
   着座検出手段と、この信号のオン、オフにより」二記各
   装置を作動可能又は作動不可ならしめる作動開閉手段を
   付加したごとを特徴とする衛生６旨イｌ装置。 ２、　１記着庫検出手段からの信号がオフ信号待には温
   水温度又は便座塩度又はその両温度を設定温度より低く
   する温度補正手段を付加したことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の衛生洗浄装置。