JPH076224B2 - 衛生洗浄便座の制御装置 - Google Patents

衛生洗浄便座の制御装置

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JPH076224B2
JPH076224B2 JP61286346A JP28634686A JPH076224B2 JP H076224 B2 JPH076224 B2 JP H076224B2 JP 61286346 A JP61286346 A JP 61286346A JP 28634686 A JP28634686 A JP 28634686A JP H076224 B2 JPH076224 B2 JP H076224B2
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JP
Japan
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toilet seat
frequency
switch
microcomputer
sanitary washing
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JP61286346A
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JPS63138031A (ja
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隆司 岩佐
和俊 永井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも洗浄機能を有する衛生洗浄便座の
制御装置に関するものである。
従来の技術 第4図は、本発明が適応される一般的な衛生洗浄便座の
構成を示す上面図である。図において1は便座、2は便
フタ、3は衛生洗浄便座本体、4は本体3に内蔵されて
いる制御装置である。こうした衛生洗浄便座は、最近多
機能化の傾向にあり、肛門の洗浄を行なう洗浄機能、洗
浄後ぬれた部分を乾燥させる乾燥機能、便座に内蔵した
ヒータによっておしりの暖房を行なう暖房機能、排便時
の便臭を本体3の中に吸い込み脱臭剤によって臭いを取
る脱臭機能などの機能が搭載されている。
ところで、こうした多くの機能の制御を行なうために制
御装置4には、マイクロコンピュータ(以下マイコンと
略す)が用いられてきている。このマイコンによって、
洗浄水を噴出するポンプの制御、乾燥ヒータ、便座ヒー
タの温度制御など多くのアクチュエータの制御を行なわ
なければならない。特に交流電源駆動のアクチュエータ
の場合、電源の周波数に応じた信号をマイコンから出力
しなければならず、50Hzと60Hzの判定が必要となってく
る。
第5図は、従来の衛生洗浄便座の制御装置に用いられて
いる周波数判定回路であり、交流同期パルス発生回路5
と、マイコン6から構成している。7は交流電源、8は
直流電源であり、交流電源7の正のサイクル時、電流は
抵抗9、抵抗10の経路で流れ、抵抗9の両端に発生する
電圧がトランジスタ11のベース・エミッタ電圧になれ
ば、トランジスタ11がONし、電流制限抵抗12、ベース抵
抗13に電流が流れてトランジスタ14がONして、A点の電
位はLowとなる。なお、抵抗15は電流制限抵抗である。
又、交流電源の負サイクル時、電流は抵抗10、抵抗9の
経路で流れ、抵抗9の両端に発生する電圧がトランジス
タのベース・エミッタ電圧になれば、交流電源7から抵
抗10、トランジスタ16のエミッタ,ベース,交流電源7
という経路で電流が流れて、トランジスタ16はONし、ト
ランジスタ14はONして、A点の電位はLowとなる。又、
交流電圧の絶対値が低いときは、抵抗9の両端に発生す
る電圧が低いため、トランジスタ11,16はOFFするので、
トランジスタ14もOFFしてA点の電位はHighとなる。よ
って、A点の電圧波形は第6図に示す様に、交流電圧に
同期し、ゼロクロス点でHighとなる信号となり、これが
マイコン6に入力される。このパルスは60Hzのときは約
8.3ms,50Hzのときは10ms間隔で発生されることになる。
マイコン6における交流電源の周波数判定方法は第7図
のフローチャートにて示す。
第7図において洗浄便座のスイッチ(図示せず)をON17
すればマイコン6は、システムリセット18を行ない初期
化する。次に、交流同期信号発生回路5からの交流同期
信号をカウント19をし、一定時間内に入力されるパルス
の個数によって周波数の判定20を行なう。例えば100ms
の時間の間に、10個もしくは11個のパルスがあれば50H
z、12個もしくは13個のパルスがあれば60Hzと判定す
る。この判定が終れば、マイコン6は、操作スイッチ
(図示せず)の入力待ち21を行ない、スイッチ入力があ
れば、その入力に応じた制御22を行なうことになる。ス
イッチ入力がなければ、待機状態の制御23を行なう。
発明が解決しようとする問題点 この様な構成の従来の衛生洗浄便座の制御装置において
は、交流同期信号発生回路5の出力信号Aにのるノイズ
によってマイコン6が誤判定を行なったり、あるいは、
直流電源8を構成するレギュレター(図示せず)の動作
不良による電圧低下時に交流同期信号発生回路5の出力
信号Aのパルス個数が狂ってマイコン6が誤判定を行な
う場合が発生していた。特に、こうした装置が低温とな
っているときに、電源スイッチをONした直後の冷えきっ
た状態では、発生することがあった。しかし、第5図,
第7図に示した様な周波数判定回路であれば、一度電源
スイッチをONした後、マイコン6が、周波数を誤判定す
れば、電源スイッチを再投入しない限り、誤まった周波
数での制御を行なうことになり、動作をしなかったり、
あるいは、長時間のうちに洗浄機能用のポンプモータ、
或いは、乾燥機能用のファンモータの温度上昇による断
線などの異常動作を起こすという問題があった。
そこで本発明は、交流同期信号発生回路の出力信号が狂
い、マイコンが誤判定しても、長時間のうちに異常動作
を引き起こすことがない様に、非使用時に一定時間毎に
周波数判定を行なう衛生洗浄回路の制御装置を提供する
ことを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、電源投入時およ
び人体の有無を検出する人体検出手段の非検出期間中一
定時間毎に周波数の判定を行なうものである。
作用 本発明は、上述した構成により、まず電源投入時に交流
電源の周波数の判定を行なうが、人が使用していないと
き、つまり、人体検出手段の非検出期間中に一定時間毎
に周波数の判定を行なう。よって、人体検出手段の非検
出期間中には、一定時間毎に周波数の判定を繰り返すこ
とになるでの、周波数が誤判定されたまま長時間続くこ
とがなくなる。
実施例 第1図は本発明の衛生洗浄便座の制御装置の周波数判定
回路であり、交流同期信号発生回路5は、第5図と同じ
であるので説明を省く。24は人体検出手段である重力ス
イッチであり、便座1に人体が座わればONし、立ち上が
ればOFFする。動力スイッチ24と、抵抗25の接続点の信
号(信号B)がマイコン26に入力されこの信号Bが、人
が座わっているときLow,人が座わっていないときにはHi
ghとなる。この様にしてマイコン26は人体の有無を、重
力スイッチ24のON,OFFによる信号BのLow,Highによって
検出することになる。なお、第3図は重力スイッチ24の
構成を示しており、図において、1は便座、2は便フタ
であり、これらは駆動体27と共にヒンジ棒28で一体とな
って下方向に可動な構成となっている。つまり、便座1
に人が座ることにより、その重量で駆動体27を押下げる
ようになっている。駆動体27にはアーム29が伸びてお
り、その上端はスイッチ24の作動ピン30に当接してい
る。スイッチ24は作動ピン30を押込んだ状態の時に開
で、作動ピン30を戻した時閉となる。バネ31は、便座1
に人が座わっていないとき、駆動体27を押上げるもので
あり、このとき、作動ピン30はスイッチ24に押込んだ状
態となり、スイッチ24は開状態となる。逆に人が便座1
に座わったときは、スイッチ24は閉状態となる。
次にマイコン26の交流電源の周波数の判定方法を第2図
のフローチャートに示す。つまり、電源スイッチがON32
されれば、マイコン26はシステムリセット33が行なわ
れ、初期状態にセットされる。次に第7図に示したのと
同様の方法で交流同期信号発生回路のパルスをカウント
34し、交流電源の周波数が50Hzであるか60Hzであるかの
判定35を行なう。
次にt秒タイマーをスタート36させたのち、待機状態の
制御37に移り、洗浄水の湯温制御や、暖房便座の温度制
御などを行なうと共に、重力スイッチ24がONしたかどう
かを検出38する。この間にt秒タイマーがタイムアップ
39すれば、交流同期パルスのカウント34に戻り、周波数
判定35以下の動作を行なう。重力スイッチ24がOFF(人
体非検出状態)の場合は、待機状態の制御37、t秒タイ
マのタイムアップ39の検出、重力スイッチ24の検出38を
繰返す。重力スイッチ24ONの場合は、操作スイッチ入力
を検出40を行ない、スイッチ入力がある場合は、その入
力に応じた制御41(洗浄スイッチ入力があった場合は、
洗浄制御、乾燥スイッチ入力があった場合は乾燥制御な
ど)を行なう。又、操作スイッチ入力がない場合は、待
機状態の制御42を行なう。次に重力スイッチ24がOFFし
ているかどうかの検出43をし、OFFの場合は、t秒タイ
マースタート36をして待機状態の制御37に戻る。又、重
力スイッチ24がONの場合は、操作スイッチ入力の検出40
に戻る。
以上の様な構成であるので、電源スイッチONした直後の
周波数判定が誤りであっても、そののち一定時間毎に、
周波数判定を繰り返すので、誤まった周波数で、長時間
制御を行なうということがなくなる。又、ノイズ等で、
判定した周波数データが変化してしまうことがあって
も、同様に周波数の再判定を行なうことができる。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、電源スイッチ
をONした直後だけでなく、衛生洗浄便座の人体検出手段
の非検出時に一定時間毎に交流電源の周波数の判定を行
なうので、厳寒時など電源スイッチがONされた直後の制
御装置が冷えきっている為に起こる異常動作や、ノイズ
などによる誤判定がたとえ発生しても、衛生洗浄便座が
誤判定のまま長時間放置されて、そのために新たな異常
が発生して使用不可能になるということがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における衛生洗浄便座制御装
置の周波数判定回路を示す回路図、第2図は同制御装置
に用いるマイコンが行なう周波数判定の方法を示すフロ
ーチャート、第3図は同制御装置の人体検出手段を示す
一部切欠断面図、第4図は本発明に関する一般的な衛生
洗浄便座の上面図、第5図は従来例の周波数判定回路を
示す回路図、第6図は交流同期パルス発生回路の出力波
形を示す図、第7図は従来の衛生洗浄便座の制御装置に
おける周波数判定方法を示すフローチャートである。 5……交流同期パルス発生回路(制御部)、24……重力
スイッチ(人体検出手段)、26……マイクロコンピュー
タ(制御部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛生洗浄便座の本体と、人体の有無を検出
    する人体検出手段と、電源投入時および前記人体検出手
    段の非検出期間中一定時間毎に交流電源の周波数の判定
    を行ないかつ、その判定した周波数により、前記衛生洗
    浄便座本体の制御を行なう制御部とからなる衛生洗浄便
    座の制御装置。
JP61286346A 1986-12-01 1986-12-01 衛生洗浄便座の制御装置 Expired - Lifetime JPH076224B2 (ja)

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JPS63138031A JPS63138031A (ja) 1988-06-10
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JPS58214864A (ja) * 1982-06-08 1983-12-14 Daikin Ind Ltd 商用電源周波数判別装置
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