JPH08177107A - 温水洗浄便座装置における状態判定装置 - Google Patents

温水洗浄便座装置における状態判定装置

Info

Publication number
JPH08177107A
JPH08177107A JP31965394A JP31965394A JPH08177107A JP H08177107 A JPH08177107 A JP H08177107A JP 31965394 A JP31965394 A JP 31965394A JP 31965394 A JP31965394 A JP 31965394A JP H08177107 A JPH08177107 A JP H08177107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state determination
voltage
microcomputer
determination switch
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31965394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shimazu
貴夫 島津
Masanori Kajiwara
正規 梶原
Satoshi Yamada
聡 山田
Shinji Fujii
眞司 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP31965394A priority Critical patent/JPH08177107A/ja
Publication of JPH08177107A publication Critical patent/JPH08177107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピン数の少ない安価なマイコンを搭載した温
水洗浄便座の状態判定装置を提供する。 【構成】 洗浄動作をするのに必要な状態を判別するた
めの複数の状態判別スイッチを備えた温水洗浄便座であ
る。状態判別スイッチからの入力が洗浄動作をするのに
必要な状態であるか否かの判別をして洗浄手段10の制
御を行うマイコン1を設ける。複数の状態判別スイッチ
のオン、オフの違いにより異なる電圧値を発生してマイ
コン内に備えたアナログ/デジタル変換機に外部入力を
取り込むためのA/Dポートに出力するための電圧発生
手段を設ける。電圧発生手段からの電圧の入力でマイコ
ン1により洗浄動作をするのに必要な状態を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水洗浄便座装置にお
ける状態判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温水洗浄便座装置においては、主として
人間が便座に座ったかどうかを判別する着座状態判別ス
イッチ、肛門の洗浄、ビデの洗浄等の温水を蓄えてお温
水タンクが満水かどうかを判別するフロート状態判別ス
イッチ等の状態判別スイッチを設け、マイコンによりこ
れらの状態判別スイッチからの入力が洗浄動作をするの
に必要な状態であるか否かの判別をして洗浄動作の制御
を行うようにしている。
【0003】図7には従来例の一例を示す回路構成図が
示してあり、便座に内蔵され、人間が着座したかどうか
を判別する着座状態判別スイッチSW1と、温水タンク
が満水であるかどうかを判別するフロート状態判別スイ
ッチSW2が各々独立してマイコン1のI/Oポートと
結線されている。状態判別がオンかオフかは着座状態判
別スイッチSW1とフロート状態判別スイッチSW2と
がそれぞれが結線されている各々のI/Oポートに入力
されている信号が’H’か’L’かによって判別され、
この判別結果に基づいてマイコン1により洗浄手段10
が制御されるようになっている。また、温水温度を検知
するための温水サーミスタ2はマイコン1のA/Dポー
トに結線されて随時温水温度を読み込んでいる。R1、
R2、R3はそれぞれ抵抗,C1はコンデンサである。
【0004】上記のような従来例にあっては状態判別ス
イッチのオン、オフの判別は、状態判別スイッチ1つに
対してI/Oポートが1つが必要であった。また、温水
温度検知用サーミスタ、便座温度検知用サーミスタ等の
温度センサーにもサーミスタ1つに対してA/Dポート
が1つが必要であった。このような保持型状態判別、温
度センサーが増えるとそれだけI/Oポート、A/Dポ
ートが必要になり、ピン数の多いマイコン(つまり高価
なマイコン)を使用しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、ピン数の少ない安価なマイコンを搭載した
温水洗浄便座装置における状態判定装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決して本発明の目的を達成するために、本発明の温水
洗浄便座装置における状態判定装置は、洗浄手段により
洗浄動作をするのに必要な状態を判別するための複数の
状態判別スイッチを備えた温水洗浄便座において、状態
判別スイッチからの入力が洗浄動作をするのに必要な状
態であるか否かの判別をして洗浄手段の制御を行うマイ
コンを設け、複数の状態判別スイッチのオン、オフの違
いにより異なる電圧値を発生してマイコン内に備えたア
ナログ/デジタル変換機に外部入力を取り込むためのA
/Dポートに出力するための電圧発生手段を設け、電圧
発生手段からの電圧の入力でマイコンにより洗浄動作を
するのに必要な状態を判別することを特徴とするもので
ある。
【0007】また、洗浄手段により洗浄動作をするのに
必要な状態を判別するための状態判別スイッチと、加熱
手段により加熱された被加熱物の温度に応じた電圧を出
す温度検出手段とを備えた温水洗浄便座において、状態
判別スイッチからの入力が洗浄動作をするのに必要な状
態であるか否かの判別をして洗浄動作の手段の制御を行
うマイコンを設け、状態判別スイッチのオン、オフの違
いにより異なる電圧値を発生する電圧発生手段と、電圧
発生手段からの電圧値と該電圧値とは異なる温度検出手
段からの電圧値とを、マイコン内に備えたアナログ/デ
ジタル変換機に外部入力を取り込むための共通のA/D
ポートに出力するように構成し、電圧発生手段からの電
圧の入力でマイコンにより洗浄動作をするのに必要な状
態を判別すると共に温度検出手段からの電圧の入力でマ
イコンにより加熱手段の温度制御を行うことを特徴とす
るものである。
【0008】また、水ポンプを備えた洗浄手段により洗
浄動作をするのに必要な状態を判別するための状態判別
スイッチを備えた温水洗浄便座において、状態判別スイ
ッチからの入力が洗浄動作をするのに必要な状態である
か否かの判別をして洗浄手段の制御を行うマイコンを設
け、状態判別スイッチのオン、オフの違いにより異なる
電圧値を発生する電圧発生手段と、固定抵抗により電圧
の変動を検出する電圧検出用回路とを設け、状態判別ス
イッチのオン、オフの違いにより発生した異なる電圧値
と、該電圧値とは異なる電圧検出用回路から発生した電
圧値とを、マイコン内に備えたデジタル変換機に外部入
力を取り込むための共通のA/Dポートに出力するよう
に構成し、電圧発生手段からの電圧の入力でマイコンに
より洗浄動作をするのに必要な状態を判別すると共に電
圧検出用回路からの電圧の変動に応じてマイコンにより
水ポンプの回転数を制御することを特徴とするものであ
る。
【0009】また、請求項1の複数の状態判別スイッチ
が人間が便座に座ったかどうかを判別するための着座状
態判別スイッチと、温水タンク内が満水であるかどうか
を判別するためのフロート状態判別スイッチであること
も好ましい。また、請求項2の状態判別スイッチが温水
タンク内が満水であるかどうかを判別するためのフロー
ト状態判別スイッチであり、温度検出手段が温水タンク
内の温水を検出する温水サーミスタであることも好まし
い。
【0010】また、請求項2の状態判別スイッチが人間
が便座に座ったかどうかを判別するための着座状態判別
スイッチであり、温度検出手段が温水タンク内の温水を
検出する温水サーミスタであることも好ましい。また、
請求項3の状態判別スイッチが温水タンク内が満水であ
るかどうかを判別するためのフロート状態判別スイッチ
であることも好ましい。
【0011】また、請求項3の状態判別スイッチが人間
が便座に座ったかどうかを判別するための着座状態判別
スイッチであることも好ましい。また、請求項3の状態
判別スイッチと並列に抵抗を挿入することも好ましい。
また、抵抗と並列にコンデンサを挿入することも好まし
い。
【0012】
【作用】上記の構成の本発明によれば、複数の状態判別
スイッチのオン、オフの違いにより異なる電圧値を発生
してマイコン内に備えたアナログ/デジタル変換機に外
部入力を取り込むためのA/Dポートに出力するための
電圧発生手段を設けることで、複数の状態判別スイッチ
からの電圧の出力を共通のA/Dポートから取り込んで
マイコンにより洗浄動作をするのに必要な状態であるか
どうかの判別ができる。
【0013】また、状態判別スイッチのオン、オフの違
いにより異なる電圧値を発生する電圧発生手段と、電圧
発生手段からの電圧値と該電圧値とは異なる温度検出手
段からの電圧値とを、マイコン内に備えたアナログ/デ
ジタル変換機に外部入力を取り込むための共通のA/D
ポートに出力するように構成することで、状態判別スイ
ッチからの電圧の出力と電圧検知用回路からの電圧の出
力とを共通のA/Dポートから取り込んで、電圧発生手
段からの電圧の入力でマイコンにより洗浄動作をするの
に必要な状態であるかどうかの判別をすると共に温度検
出手段からの電圧の入力でマイコンにより加熱手段の温
度制御を行うことができる。
【0014】また、状態判別スイッチのオン、オフの違
いにより異なる電圧値を発生する電圧発生手段と、固定
抵抗により電圧の変動を検出する電圧検出用回路とを設
け、状態判別スイッチのオン、オフの違いにより発生し
た異なる電圧値と、該電圧値とは異なる電圧検出用回路
から発生した電圧値とを、マイコン内に備えたデジタル
変換機に外部入力を取り込むための共通のA/Dポート
に出力するように構成することで、電圧発生手段からの
電圧の入力でマイコンにより洗浄動作をするのに必要な
状態であるどうかの判別をすると共に電圧検出用回路か
らの電圧の変動に応じてマイコンにより水ポンプの回転
数の制御を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。温水洗浄便座装置は、概略、装置本体に温
水タンクを組み込み、温水タンクに溜めた温水を水ポン
プ及び洗浄ノズルにより構成される洗浄手段10で噴射
して人体の局部を洗浄するためのものであり、更に装置
本体に暖房便座を回転自在に取り付けて構成したもので
ある。そして、この温水洗浄便座装置には洗浄動作をす
るのに必要な状態を判別するための状態判別スイッチを
備えてあり、状態判別スイッチからの入力が洗浄動作を
するのに必要な状態であるかどうかを温水洗浄便座の制
御部であるマイコンにより判別され、洗浄動作をするの
に必要な状態である場合には洗浄動作を行うスイッチを
操作することで、洗浄手段10を動作させて温水タンク
内の温水を噴射して(つまり、水ポンプを運転して洗浄
ノズルより温水を噴射して)人体の局部を洗浄するよう
にしている。ここで、洗浄動作をするのに必要な状態を
判別するための状態判別スイッチとしては、例えば、便
座に内蔵され、人間が着座したかどうかを判別する着座
状態判別スイッチSW1と、温水タンクが満水であるか
どうかを判別するフロート状態判別スイッチSW2とが
ある。
【0016】図1には本発明の一実施例の回路構成図が
示してある。洗浄動作をするのに必要な状態を判別する
ための複数の状態判別スイッチ(図1の実施例では着座
状態判別スイッチSW1とフロート状態判別スイッチS
W2)を直列にマイコン1の1つのA/Dポートに結線
してあり、着座状態判別スイッチSW1、フロート状態
判別スイッチSW2、抵抗R4、R5、R6、コンデン
サC2、C3、C4により電圧発生手段が構成してあ
る。そして、着座状態判別スイッチSW1及びフロート
状態判別スイッチSW2のオン、オフの状態により、マ
イコン1のA/Dポートへの入力電圧が抵抗R4、R
5、R6により下記の表1のように変化する。したがっ
て、表1の4つの状態のA/Dポートへの入力電圧の変
化により、マイコン1内で各々の状態を判定し、着座状
態判別スイッチSW1がオンの状態(つまり、人間が便
座に座っている状態)及びフロート状態判別スイッチS
W2がオンの状態(つまり、温水タンクに必要量の温水
が溜まっている状態)が、洗浄動作をするのに必要な状
態であることを判別し、この状態中に洗浄スイッチを操
作するとマイコン1により水ポンプを作動して洗浄ノズ
ルから温水が噴射して便座に座っている人の局部を洗浄
するように制御されるものである。ここで、着座状態判
別スイッチSW1、フロート状態判別スイッチSW2の
オン、オフの状態によりマイコン1の電源重畳ノイズ等
で誤判定をしないように、抵抗R4、R5、R6と並列
に、コンデンサC2、C3、C4を挿入してある。
【0017】
【表1】
【0018】図2には本発明の他の実施例が示してあ
る。図2は本発明の一実施例の回路構成図であり、洗浄
動作をするのに必要な状態を判別するための状態判別ス
イッチと、加熱手段により加熱された被加熱物の温度に
応じた電圧を出す温度検出手段とを直列に接続してマイ
コン1の共通のA/Dポートに結線した例が示してあ
る。すなわちこの実施例において、状態判定スイッチで
ある着座状態判別スイッチSW1と、温水タンク内の温
水の温度を検出する温度検出手段を構成する温水サーミ
スタ2を直列に接続して共通のA/Dポートに結線して
ある。そして、着座状態判別スイッチSW1に並列に抵
抗R7を接続してある。ここで、着座状態判別スイッチ
SW1と、温水サーミスタ2と、抵抗R7と、抵抗R8
と、コンデンサC5、コンデンサC6により電圧発生手
段が構成してあり、着座状態判別スイッチSW1のオ
ン、オフの状態を抵抗R7による電圧変化により判定す
るようにしている。しかして、上記のように、着座状態
判別スイッチSW1のオン、オフの状態の判別と、温水
サーミスタ2による温水温度制御は、A/Dポートに入
力される電圧値により行われるものであり、このように
して共通のA/Dポートに入力された電圧値によりマイ
コンにより洗浄動作をするのに必要な状態を判別し、着
座状態判別スイッチSW1のオンの状態が、洗浄動作を
するのに必要な状態であることを判別し、この状態中
(または着座状態の確認と共に他の洗浄動作をするのに
必要な他の条件が満たされていることが確認されると)
に洗浄スイッチを操作するとマイコン1により水ポンプ
を作動して洗浄ノズルから温水が噴射して便座に座って
いる人の局部を洗浄するように制御されるものであり、
また、温水の温度に応じて温水サーミスタ2からA/D
ポートに入力する電圧値によりマイコン1により被加熱
物である温水タンク内の温水の温度制御を行うものであ
る。なお、A/Dポートに入力される電圧値により着座
状態判別スイッチSW1がオフであると判断されたとき
は、水ポンプを作動せず、洗浄ノズルから温水が噴射さ
れないようになっている。なお、抵抗R7と並列に接続
されているコンデンサC5及び抵抗R8と並列に接続さ
れているコンデンサC6はノイズ吸収用のために設けた
ものである。
【0019】図3は本発明の更に他の実施例であり、上
記図2に示す実施例と異なるのは状態判定スイッチがフ
ロート状態判別スイッチSW2により構成してあり、こ
のフロート状態判別スイッチSW2と、温度検出手段で
ある温水タンク内の温水の温度を検出する温水サーミス
タ2を直列に接続して共通のA/Dポートに結線してあ
る。この実施例ではフロート状態判別スイッチSW2
と、温水サーミスタ2と、抵抗R9と、抵抗R10と、
コンデンサC7、コンデンサC8により電圧発生手段が
構成してあり、フロート状態判別スイッチSW2のオ
ン、オフの状態を抵抗R9による電圧変化により判定す
るようにしている。しかして、上記のように、フロート
状態判別スイッチSW2のオン、オフの状態の判別と、
温水サーミスタ2による温水温度制御は、A/Dポート
に入力される電圧値により行われるものであり、このよ
うにして共通のA/Dポートに入力された電圧値により
マイコンにより洗浄動作をするのに必要な状態を判別
し、フロート状態判別スイッチSW2のオンの状態が、
洗浄動作をするのに必要な状態であることを判別し、こ
の状態中(または着座状態の確認と共に他の洗浄動作を
するのに必要な他の条件が満たされていることが確認さ
れると)に洗浄スイッチを操作するとマイコン1により
水ポンプを作動して洗浄ノズルから温水が噴射して便座
に座っている人の局部を洗浄するように制御されるもの
であり、また、温水の温度に応じて温水サーミスタ2か
らA/Dポートに入力する電圧値によりマイコン1によ
り被加熱物である温水タンク内の温水の温度制御を行う
ものである。なお、A/Dポートに入力される電圧値に
よりフロート状態判別スイッチSW2がオフであると判
断されたときは、水ポンプを作動せず、洗浄ノズルから
温水が噴射されないようになっている。なお、抵抗R9
と並列に接続されているコンデンサC7及び抵抗R10
と並列に接続されているコンデンサC8はノイズ吸収用
のために設けたものである。
【0020】次に本発明の他の実施例につき説明する。
AC電源の電圧変動による水ポンプの回転数の変動によ
り、洗浄の際の水量が変動するのを抑制するため、図4
に示すようにトランスの2次側の電圧を電源として固定
抵抗R11、R12を用いて固定抵抗R11、R12に
よる電圧変化をA/Dポートに取り込み、電圧値に応じ
て水ポンプの回転数を変化させ、洗浄の際の水量を一定
に保つように制御する。
【0021】そして、図5に示すように、固定抵抗R1
5、R16により構成される電圧検知用回路5と直列に
着座状態判別スイッチSW1とフロート状態判別スイッ
チSW2とを接続して、これをマイコン1に設けた1つ
のA/Dポートに結線してある。着座状態判別スイッチ
SW1に並列に抵抗R13を接続し、フロート状態判別
スイッチSW2と並列に抵抗R14が接続してある。こ
こで、着座状態判別スイッチSW1と、フロート状態判
別スイッチSW2と、抵抗R13、R14と固定抵抗R
15、R16により構成される電圧検知用回路5とで電
圧発生手段が構成してある。しかして、着座状態判別ス
イッチSW1と並列に接続した抵抗R13、フロート状
態判別スイッチSW2と並列に接続した抵抗R14で、
着座状態判別スイッチSW1及びフロート状態判別スイ
ッチSW2のオン、オフを、抵抗R13と抵抗R14に
より電圧変化により判別するものであり、また、着座状
態判別スイッチSW1及びフロート状態判別スイッチS
W2と電圧検知用回路5を直列に接続することにより、
A/Dポートに1つで着座状態判別スイッチSW1及び
フロート状態判別スイッチSW2がオンの時のみ、電圧
検知用回路5からのデータを取り込むような制御を行
い、実際に人が便座に座った状態でのデータを取り込
み、正確な制御を行うようにしている。
【0022】本発明の更に他の実施例を図6に基づいて
説明する。この実施例では、固定抵抗R18、R19に
より構成される電圧検知用回路5と着座状態判別スイッ
チSW1とを直列に接続して、これをマイコン1に設け
た1つのA/Dポートに結線してある。着座状態判別ス
イッチSW1に並列に抵抗R17が接続してある。ここ
で、着座状態判別スイッチSW1と、抵抗17と、固定
抵抗R18、R19により構成される電圧検知用回路5
とで電圧発生手段が構成してある。しかして、着座状態
判別スイッチSW1と並列に接続した抵抗R17による
電圧変化で着座状態判別スイッチSW1のオン、オフを
判別するものであり、また、着座状態判別スイッチSW
1と電圧検知用回路5を直列に接続して1つのA/Dポ
ートに結線することで、着座状態判別スイッチSW1が
オンの時のみ、電圧検知用回路5からのデータを取り込
むような制御を行い、実際に人が便座に座った状態での
データを取り込み、正確な制御を行うようにしている。
【0023】なお、本発明に用いるマイコンは温水洗浄
便座の複数の品種に対応できるようになっており、図4
において、固定抵抗R11、R12より構成される電圧
検知用回路5と同じA/Dポートを用いてマイコン1ひ
とつで複数品種に対応できるように、電源投入時にマイ
コン1のA/Dポートに入力される電圧値により各々の
商品に対応したプログラムが走るのであるが、その為
に、固定抵抗R11、R12による電圧値が各商品毎に
設定された電圧値とだぶらないようにするものである。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、洗浄手段により洗浄動作をするのに
必要な状態を判別するための複数の状態判別スイッチを
備えた温水洗浄便座において、状態判別スイッチからの
入力が洗浄動作をするのに必要な状態であるか否かの判
別をして洗浄手段の制御を行うマイコンを設け、複数の
状態判別スイッチのオン、オフの違いにより異なる電圧
値を発生してマイコン内に備えたアナログ/デジタル変
換機に外部入力を取り込むためのA/Dポートに出力す
るための電圧発生手段を設け、電圧発生手段からの電圧
の入力でマイコンにより洗浄動作をするのに必要な状態
を判別するものであるから、複数の状態判別スイッチを
接続するためのポートが共通の1つのA/Dポートで兼
用できて、ピン数の少ない安価なマイコンが使用できる
ものである。
【0025】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、洗浄手段により洗浄動作をするのに必要な状態を
判別するための状態判別スイッチと、加熱手段により加
熱された被加熱物の温度に応じた電圧を出す温度検出手
段とを備えた温水洗浄便座において、状態判別スイッチ
からの入力が洗浄動作をするのに必要な状態であるか否
かの判別をして洗浄手段の制御を行うマイコンを設け、
状態判別スイッチのオン、オフの違いにより異なる電圧
値を発生する電圧発生手段と、電圧発生手段からの電圧
値と該電圧値とは異なる温度検出手段からの電圧値と
を、マイコン内に備えたアナログ/デジタル変換機に外
部入力を取り込むための共通のA/Dポートに出力する
ように構成し、電圧発生手段からの電圧の入力でマイコ
ンにより洗浄動作をするのに必要な状態を判別すると共
に温度検出手段からの電圧の入力でマイコンにより加熱
手段の温度制御を行うので、状態判別スイッチと、温度
検出手段を接続するためのポートを共通の1つのA/D
ポートで兼用できて、ピン数の少ない安価なマイコンが
使用できるものである。
【0026】また、本発明の請求項3記載の発明にあっ
ては、水ポンプを有する洗浄手段により洗浄動作をする
のに必要な状態を判別するための状態判別スイッチを備
えた温水洗浄便座において、状態判別スイッチからの入
力が洗浄動作をするのに必要な状態であるか否かの判別
をして洗浄手段の手段の制御を行うマイコンを設け、状
態判別スイッチのオン、オフの違いにより異なる電圧値
を発生する電圧発生手段と、固定抵抗により電圧の変動
を検出する電圧検出用回路とを設け、状態判別スイッチ
のオン、オフの違いにより発生した異なる電圧値と、該
電圧値とは異なる電圧検出用回路から発生した電圧値と
を、マイコン内に備えたデジタル変換機に外部入力を取
り込むための共通のA/Dポートに出力するように構成
し、電圧発生手段からの電圧の入力でマイコンにより洗
浄動作をするのに必要な状態を判別すると共に電圧検出
用回路からの電圧の変動に応じてマイコンにより水ポン
プの回転数を制御するので、状態判別スイッチと、電圧
検出用回路とを接続するためのポートを共通の1つのA
/Dポートで兼用できて、ピン数の少ない安価なマイコ
ンが使用できるものである。
【0027】また、本発明の請求項4記載の発明にあっ
ては、請求項1記載の複数の状態判別スイッチが人間が
便座に座ったかどうかを判別するための便座状態判別着
座状態判別スイッチと、温水タンク内が満水であるかど
うかを判別するためのフロート状態判別スイッチである
ため、便座状態判別着座状態判別スイッチとフロート状
態判別スイッチを接続するためのポートが共通の1つの
A/Dポートで兼用できて、ピン数の少ない安価なマイ
コンが使用できるものである。
【0028】また、本発明の請求項5記載の発明にあっ
ては、請求項2記載の複数の状態判別スイッチが温水タ
ンク内が満水であるかどうかを判別するためのフロート
状態判別スイッチであり、温度検出手段が温水タンク内
の温水を検出する温水サーミスタであるから、フロート
状態判別スイッチと温水サーミスタとを接続するポート
を共通の1つのA/Dポートで兼用できて、ピン数の少
ない安価なマイコンが使用できるものである。
【0029】また、本発明の請求項6記載の発明にあっ
ては、請求項2記載の複数の状態判別スイッチが人間が
便座に座ったかどうかを判別するための着座状態判別ス
イッチであり、温度検出手段が温水タンク内の温水を検
出する温水サーミスタであるから、着座状態判別スイッ
チと温水サーミスタとを接続するポートを共通の1つの
A/Dポートで兼用できて、ピン数の少ない安価なマイ
コンが使用できるものである。
【0030】また、本発明の請求項7記載の発明にあっ
ては、請求項3記載の複数の状態判別スイッチが温水タ
ンク内が満水であるかどうかを判別するためのフロート
状態判別スイッチであるから、フロート状態判別スイッ
チと、電圧検出用回路とを接続するためのポートを共通
の1つのA/Dポートで兼用できて、ピン数の少ない安
価なマイコンが使用できるものである。
【0031】また、本発明の請求項8記載の発明にあっ
ては、請求項3記載の複数の状態判別スイッチが人間が
便座に座ったかどうかを判別するための着座状態判別ス
イッチであるから、着座状態判別スイッチと、電圧検出
用回路とを接続するためのポートを共通の1つのA/D
ポートで兼用できて、ピン数の少ない安価なマイコンが
使用できるものである。
【0032】また、本発明の請求項9記載の発明にあっ
ては、状態判別スイッチと並列に抵抗を挿入すること
で、状態判定スイッチのオン、オフを抵抗による電圧変
化としてA/Dポートに入力できるものである。また、
本発明の請求項10記載の発明にあっては、抵抗と並列
にコンデンサを挿入してあるので、マイコンが電源重畳
ノイズ等の誤判定をしないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】同上の他の実施例の回路構成図である。
【図3】同上の更に他の実施例の回路構成図である。
【図4】同上の電圧検出用回路の回路構成図である。
【図5】同上の更に他の実施例の回路構成図である。
【図6】同上の更に他の実施例の回路構成図である。
【図7】従来例の回路構成図である。
【符号の説明】
1 マイコン 2 温水サーミスタ SW1 着座状態判別スイッチ SW2 フロート状態判別スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 眞司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄手段により洗浄動作をするのに必要
    な状態を判別するための複数の状態判別スイッチを備え
    た温水洗浄便座において、状態判別スイッチからの入力
    が洗浄動作をするのに必要な状態であるか否かの判別を
    して洗浄手段の制御を行うマイコンを設け、複数の状態
    判別スイッチのオン、オフの違いにより異なる電圧値を
    発生してマイコン内に備えたアナログ/デジタル変換機
    に外部入力を取り込むためのA/Dポートに出力するた
    めの電圧発生手段を設け、電圧発生手段からの電圧の入
    力でマイコンにより洗浄動作をするのに必要な状態を判
    別することを特徴とする温水洗浄便座装置における状態
    判定装置。
  2. 【請求項2】 洗浄手段により洗浄動作をするのに必要
    な状態を判別するための状態判別スイッチと、加熱手段
    により加熱された被加熱物の温度に応じた電圧を出す温
    度検出手段とを備えた温水洗浄便座において、状態判別
    スイッチからの入力が洗浄動作をするのに必要な状態で
    あるか否かの判別をして洗浄手段の制御を行うマイコン
    を設け、状態判別スイッチのオン、オフの違いにより異
    なる電圧値を発生する電圧発生手段と、電圧発生手段か
    らの電圧値と該電圧値とは異なる温度検出手段からの電
    圧値とを、マイコン内に備えたアナログ/デジタル変換
    機に外部入力を取り込むための共通のA/Dポートに出
    力するように構成し、電圧発生手段からの電圧の入力で
    マイコンにより洗浄動作をするのに必要な状態を判別す
    ると共に温度検出手段からの電圧の入力でマイコンによ
    り加熱手段の温度制御を行うことを特徴とする温水洗浄
    便座装置における状態判定装置。
  3. 【請求項3】 水ポンプを有する洗浄手段により洗浄動
    作をするのに必要な状態を判別するための状態判別スイ
    ッチを備えた温水洗浄便座において、状態判別スイッチ
    からの入力が洗浄動作をするのに必要な状態であるか否
    かの判別をして洗浄手段の手段の制御を行うマイコンを
    設け、状態判別スイッチのオン、オフの違いにより異な
    る電圧値を発生する電圧発生手段と、固定抵抗により電
    圧の変動を検出する電圧検出用回路とを設け、状態判別
    スイッチのオン、オフの違いにより発生した異なる電圧
    値と、該電圧値とは異なる電圧検出用回路から発生した
    電圧値とを、マイコン内に備えたデジタル変換機に外部
    入力を取り込むための共通のA/Dポートに出力するよ
    うに構成し、電圧発生手段からの電圧の入力でマイコン
    により洗浄動作をするのに必要な状態を判別すると共に
    電圧検出用回路からの電圧の変動に応じてマイコンによ
    り水ポンプの回転数を制御することを特徴とする温水洗
    浄便座装置における状態判定装置。
  4. 【請求項4】 複数の状態判別スイッチが人間が便座に
    座ったかどうかを判別するための着座状態判別スイッチ
    と、温水タンク内が満水であるかどうかを判別するため
    のフロート状態判別スイッチであることを特徴とする請
    求項1記載の温水洗浄便座装置における状態判定装置。
  5. 【請求項5】 状態判別スイッチが温水タンク内が満水
    であるかどうかを判別するためのフロート状態判別スイ
    ッチであり、温度検出手段が温水タンク内の温水を検出
    する温水サーミスタであることを特徴とする請求項2記
    載の温水洗浄便座装置における状態判定装置。
  6. 【請求項6】 状態判別スイッチが人間が便座に座った
    かどうかを判別するための着座状態判別スイッチであ
    り、温度検出手段が温水タンク内の温水を検出する温水
    サーミスタであることを特徴とする請求項2記載の温水
    洗浄便座装置における状態判定装置。
  7. 【請求項7】 状態判別スイッチが温水タンク内が満水
    であるかどうかを判別するためのフロート状態判別スイ
    ッチであることを特徴とする請求項3記載の温水洗浄便
    座装置における状態判定装置。
  8. 【請求項8】 状態判別スイッチが人間が便座に座った
    かどうかを判別するための着座状態判別スイッチである
    ことを特徴とする請求項3記載の温水洗浄便座装置にお
    ける状態判定装置。
  9. 【請求項9】 状態判別スイッチと並列に抵抗を挿入す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3
    のいずれかに記載の温水洗浄便座装置における状態判定
    装置。
  10. 【請求項10】 抵抗と並列にコンデンサを挿入して成
    ることを特徴とする請求項9記載の温水洗浄便座装置に
    おける状態判定装置。
JP31965394A 1994-12-22 1994-12-22 温水洗浄便座装置における状態判定装置 Pending JPH08177107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31965394A JPH08177107A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 温水洗浄便座装置における状態判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31965394A JPH08177107A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 温水洗浄便座装置における状態判定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08177107A true JPH08177107A (ja) 1996-07-09

Family

ID=18112710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31965394A Pending JPH08177107A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 温水洗浄便座装置における状態判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08177107A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200423761Y1 (ko) 인체감지거리 자동조절기능을 갖는 비데
JPH08177107A (ja) 温水洗浄便座装置における状態判定装置
JP2769670B2 (ja) 便 器
JPS5858344A (ja) 衛生洗浄装置
JP3261235B2 (ja) トイレ装置
JPH0754008B2 (ja) 衛生洗浄装置
KR102424021B1 (ko) 변좌 전체 면적 착좌 센싱 기능을 구현한 비데
JP2669064B2 (ja) 温水洗浄便座
JP3861722B2 (ja) トイレ電装品の制御方法
JP3374594B2 (ja) 静電容量式着座検出装置
JPS5829944A (ja) 洗浄器
JP3603146B2 (ja) 便座の着座検知装置
JPS603329A (ja) 衛生洗浄装置
JPH07243234A (ja) 着座センサ及びシャワーノズルの位置制御装置
JP3117043B2 (ja) 衛生洗浄装置の制御装置
JPS6013137A (ja) 衛生洗浄装置
JPH0665953A (ja) 水洗装置
KR100678266B1 (ko) 온수 세정 장치의 작동 방법
JP2521981B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JPH0598683A (ja) トイレ装置
KR20100130804A (ko) 비데 장치
JPS59187932A (ja) 衛生洗浄装置
JP3220551B2 (ja) 部屋暖房手段付きの便座装置
JPH076224B2 (ja) 衛生洗浄便座の制御装置
JPH08336483A (ja) 着座検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02