JPS59118935A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洋式便器等に組み合わされ、人体の局部を温水
化した洗浄水で洗浄する衛生洗浄装置に関する。

従来例の構成とその問題点 一般にこの種の衛生洗浄装置は第１図に示すように便器
１の後部の上方に装置本体２を組み込み、２４ｏ−２・ 貯水槽３の水をノズル４より噴射するようになっている
。前記洗浄水は使用感をよくすることから温水化してい
る。

すなわち、第２図に示すように装置本体１内に温水タン
ク６を設け、この温水タンク５の内の温水化した洗浄水
をポンプ６によりノズル４に送るようになっている。

な゛お、第２図中の７は被洗浄部を乾燥するための温風
発生部、８は脱臭部である。

前記温水タンク５は第３図に示すように内部にヒータ９
および温度センサー１ｏを設け、給水管１１より流入し
た洗浄水を前記ヒータ９により加熱し、約４０℃程度の
温水としてこれを出湯管１２より出し、これを前述のノ
ズル４に供給する。

なお、図中の１３は温水タンク５の外周に装備した保温
機である。

前記温水タンク６において、温水が使用に適した設定温
度、たとえば４０℃になれば温度センサー１０がこれを
検知してヒータ９の通電回路の温度制御器（スイッチ）
を切り、また、下限の設定３・ζ−・・ 温度になれは、スイッチを閉じてヒータ９に通電し、再
び洗浄水を加熱する。

ところで前記温水タンク６に訃いては、保温材１３で保
温しているとはいえ、第４図に示すように温度制御器（
ＤＯＦ　Ｆ点（ｔｌ）　トＯＮ点（ｔ２）　（７）間に
はディファレンシャル（Ｄ）が発生し、それによって時
間経過とともに湯温の差が生じ、洗浄水の使用に不快感
を感じるという問題がある。

また、常に８０ｏＷ程度のヒータ９が０Ｎ−ＯＦＦを繰
り返すことは、ＯＮ時のヒータ９への突入電流が大きく
なるという欠点があった。さらに、いったんＯＦＦした
とき（Ｈｌ）から再度ＯＮする（Ｈ２）までの時間が短
かく、温度制御器の接点寿命を短かくする問題もある。

発明の目的 本発明は前記従来の問題に留意し、温水タンクにおける
保温性能を向上させ、温水化された洗浄水の湯温の変化
を小さくして洗浄時の使用感をよくし、あわせて、電力
消費を小さくすることを目的とするものである。

発明の構成 前記目的を達成するため、本発明は洗浄水を温水化する
温水タンクを備え、この温水タンクに洗浄水の湯温を検
知して前記湯温を設定温度に沸き上げる主ヒータと、外
部条件を検知して発熱する補助ヒータを設けた構成とし
たものであり、洗浄水の湯温の変化が少なく、その保温
性がよく、また、制御装置のＯＮ　、ＯＦＦ頻度を少々
くして電力消費を小さく、また、スイッチの寿命を長く
するものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第６図〜第７図にもとづき説明
する。

第５図において１４は便器、１６は装置本体、１６は前
記装置本体１５内に設けられた温水タン・り、１７はポ
ンプ、１８は洗浄スイッチ（図示せず）によって制御さ
れる電磁弁、１９は温水タンク１６の出湯側に設けられ
た鍼１髪破壊弁、２ｏはノズルである。

前記温水タンク１６は内部に６００Ｗ程度の主５１．．
−コ・ ヒータ２１を有しており、外周には２００Ｗ程度の補助
ヒータ２２を有し、さらに補助ヒータ２２の外側に保温
材２３を有している。また装置本体１６は一部に通気孔
２４を有し、この通気孔２４に対応して室温検知用の温
度センサー２６が設けられている。

前記温水タンク１６における主ヒータ２１と補助ヒータ
２２およびその制御系は第６図に示すように結線されて
いる。

すなわち、主ヒータ２１、補助ヒータ２２およびポンプ
１７はそれぞれ電源に接続され、主ヒータ２１の単独の
通電回路には湯温検知用のセンサー（図示せず）で制御
される温度制御装置２６および温度過昇防止装置２了が
挿入されている。また、補助ヒータ２２の単独の通電回
路には前述の室温検知用の温度センサー２６で制御され
る制御装置２６′が挿入され、また、ポンプ１７の単独
の通電回路には浄洗スイッチ２８が挿入されている。

前記構成において温水タンク１６内の洗浄水は主ヒータ
２１によって加熱され、適正な温度よシロ　、−・ やや低い、たとえば３０℃程度に保たれる。ここで、ト
イレ内の温度が設定温度以下になれば、これを室内温度
検知用の温度センサー２６が検知して制御器２５′を閉
じ、補助ヒータ２２が発熱して温水タンク１５内の洗浄
水の湯温低下を防止する。

したがって温水タンク１６内の洗浄水の湯温か下降する
のが防がれるため、第７図に示すようにｔｌ−１２，つ
ます、ディファレンシャル（ｄｌ　カ小すくするととも
に０Ｎ−ＯＦＦの時間（Ｈ２−町）も長くなって、突入
電流の頻度を小さくし、電力消費をおさえ、スイッチ接
点の長寿命化をはかることができる。

また、主ヒータ２１の回路の温度制御器２６が０、ＦＦ
になっていても、補助ヒータ２２は室温低下とともに自
動的に通電されて発熱するため、冬期は少い消費電力で
温水タンク１６内の洗浄水の凍結を防止できる。

第８図は本発明の他の実施例の電気回路図を示し、この
ものは補助ヒータ２２の通電回路に挿入７、・・−二・ された室内温度検知用の温度センサー２５で制御される
温度制御器２５′に対し着座スイッチ２９が並列に接続
したものである。なお、前記着座スイッチ２９は第９図
に示すように便座３０に使用者が着座したとき、その使
用者の重力によって閉動作するようになっている。

この第８図、第９図に示す実施例のものでは、仮に設定
湯温を４０℃、主ヒータ２１および補助ヒータ２２の消
費電力をｅｏｏｗとし、水温を１０゛Ｃ１室温検知用の
温度センサー２５で働く温度制御装置２６′の作動設定
温度を３℃、現在の室温を６℃とすれば、非使用時は６
ｏＯＷの主ヒータ２１で３０℃程度の湯温か保たれ、使
用時は着座スイッチ２９がＯＮとなって補助ヒータ２２
を発熱させ、湯温を３０℃から４０℃まで上昇させる。

したがって、湯温を常時４０℃に沸き上げておく場合よ
りも湯温の低下が少なくなり、また、主ヒータ２１の消
費電力も小さくでき、省エネルギー型にすることができ
る。

発明の詳細 な説明したように本発明１東衛生洗浄装置に温水化した
洗浄水を用いるものにおいて、温水化された洗浄水の湯
温変化が少なく、また、温水化された洗浄水の保温もよ
く、前記温水化のための電力消費を抑えさらに、温度制
御器等のスイッチ接点の寿命を長くすることができるも
のであり、その効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の衛生洗浄装置の斜視図、第２図は同断面
図、第３図は同装置の温水タンクの断面図、第４図は同
温水タンクにおける湯温特性図、第６図は本発明の一実
施例の衛生洗浄装置の断面図、第６図は同装置の温水タ
ンク部の電気回路図、第７図は同温水タンクにおける湯
温特性図、第８図は本発明の他の実施例における温水タ
ンク部の電気回路図、第９図は同電気回路のスイッチ部
を示す構成図である。 １６・・・・・・温水タンク、１７・・・・・・ポンプ
、２０・・・…ノズル、２１・・印−主ヒータ、２２・
旧・・補助ヒータ、２６・・・・・・室温検知用の温度
センサー、２５′・・・９７・−；・ ・温度制御器、２６・・・・・・温度制御器、２９・・
・・・・着座スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名□第
１図 第６図 第７図 ″“’　　　　　−ＭＤＩＪＲ 第８図 第９図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗浄水を温水化する温水タンクを備え、前記温水
   タンクは洗浄水の湯温を検知して前記湯温を設定温度に
   沸き上げる主ヒータと、外部条件を検知して発熱する補
   助ヒータを有することを特徴とする衛生洗浄装置。
2. （２）補助ヒータは室温を検知して設楚室温以下で発熱
   制御されることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の衛生洗浄装置。