JPS5876628A - 便器装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、便器本体と、この便器本体の上部に設置され
た便座とを備えた便器装置に関するものである。

一般にこの種の便器装置は、トイレ室内に設置されるが
、従来においては、トイレ室内の暖房を行なうとともに
、便器本体内の溜まり水の凍結による便器装置の破損を
防ぐために、便器装置とは別個に暖房器具をトイレ室内
に設置していた。この場合、便器本体内の溜まり水の凍
結による便器装置の破損を確実に防止するためには、暖
房器具のスイッチを常時１人」にしておけばよいが、こ
の場合は、エネルギーのロスとなるものである。

またこのエネルギーのロスを少なくするために、トイレ
室内の温度が、たとえば水の凍結温度（０℃）以下に″
なった時のみに暖房器具のスイッチを手動で「入」にす
ることも考えられるが、この作業は使用者にとって非常
にわずられしいものであった０ 本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、以下、本発明の一実施例について添付図面にもと
づいて説明する。

第１図〜第３図において、１は便器本体、２は便器本体
１の上部に開閉自在に設置された便座、３は便器本体１
の後方に設けた制御部で、この制御部３は両端部に便器
本体１の両側面より外方に突出する軸部４，６を設けて
いる。６．７は前記軸部４，５の前面に設けた温風吹き
出し口である。

そして前記制御部３には発熱体８と、この発熱体８に送
風して温風になすと゛ともにその温風を前記温風吹き出
し口６．７を介してトイレ室内に吹き出すファンモータ
９とで構成される発熱部１０を内蔵している。１１は前
記発熱体８への通電時間設定用のタイマー、１２は前記
制御部３に内蔵した温度調節用サーモスタットで、つま
み１３によシ任意に調節される。１４は前記発熱部１０
の温度の影響を受けにくい部分に位置して前記制御部３
に内蔵した凍結防止用サーモスタットで、この凍結防止
用サーモスタット１４は、前記便器本体１内の溜まり水
の凍結温度（たとえば０℃）以下になると閉成するもの
である。

そして前記温度調節用サーモスタット１２と凍結防止用
サーモスタット１４は温度調節部１５を構成しているも
ので、これらのサーモスタット１２、、１４は第２図に
示すように並列に接続され、かつ凍結防止用サーモスタ
ット１４は発熱体８と直列に接続されている。またタイ
マー１１の接点１１１Ｌは前記温度調節用サーモスタッ
ト１２と直列に接続されている。このような回路構成と
することにより、タイ÷′−１１の接点１１ａの「入」
「切」および温度調節用サーモスタット１２の設定温度
に関係なく、トイレ室内の温度が、便器本ｌ・、−〕′ 体１内の溜まり水の凍結温度（′たとえば０℃）以下に
なると、凍結防止用サーモスタット１４は閉成するため
、発熱体８およびファンモータ９への通電がなされる。

これにより、ファンモータ９で発熱体８に送風され、か
つ加熱された温風が温風吹き出し口６，７からトイレ室
内に吹き出されるため、トイレ室内は暖められることに
なり、その結果、便器本体１内の溜まり水が凍結すると
いうことはなくなる。この場合、温風の吹き出し方向は
、便器本体１の下方部付近に向けているため、使用者の
足元を暖かくすることができるとともに、第３図に示す
便器本体１の内底部に溜まっている溜まり水１６を効果
的に加熱することができるだめ、溜まり水１６の凍結防
止は確実に行なわれる。

また前記凍結防止用サーモスタット１４は、発熱部１０
の温度の影響を受けにくい部分に位置して前記制御部３
に内蔵しているため、発熱部１゜の熱的影響を受けるこ
となく、便器本体１内の溜まり水の凍結温度を確実に検
出することができる６パ　・ なお、上記一実施例においては、トイレ室内を暖めるた
めに、ファンモータ９で発熱体８に送風し、かつ加熱さ
れた温風を温風吹き出し口６，７からトイレ室内に吹き
出すようにしたものについて説明したが、発熱体８から
の輻射熱でトイレ室内を暖めるようにしてもよいもので
ある・以上のように本発明によれば、便器本体の後方に
、トイレ室内を暖める発熱部を内蔵した制御部を設け、
前記発熱部と直列に、前記便器本体内の溜まり水の凍結
温度以下になると、自動的に発熱部に通電してトイレ室
内を暖めることができ、その結果、前記溜まり水の凍結
による便器装置の破損ということはなくなり、また発熱
体の通電によりトイレ室内の暖房も行なうことができる
ため、従来のように暖房器具を別個に設置する必要もな
くなり、さらにはスイッチの操作を手動で行なうという
わずられしい作業も不要となる等種々のすｒ、１、−７

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す便器装置の斜視図、第
２図は同便器装置の電気回路図、第３図は同便器装置の
部分断面図である。 １・・・・・・便器本体、２・・・・・・便座、３・・
・・・・制御部、８・・・・・・発熱体、９・・・・・
・ファンモータ、１０・・・・・・発熱部、１２・・・
・・・温度調節用サーモスタット、１４・・・・・・凍
結防止用サーモスタット、１６・・・・・・温度制御部
。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図　　　　　　　　特開昭５８−７６１Ｅ２８　（
３）Ｉ４２ＷＩ Ｉ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）便器本゛体と１、この便器本体の上部に設置され
   た便座とを備え、前記便器本体の後方に、暖房用の発熱
   部を内蔵した制御部を設け、前記発熱部と直列に、前記
   便器本体内の溜まり水の凍結温度以下になると閉成する
   温度制御部を接続してなる便器装置。 （２）前記発熱部を、発熱体と、この発熱体に送風して
   温風になすとともにその温風をトイレ室内に吹き出すフ
   ァンモータとで構成してなる特許請求の範囲第１項記載
   の便器装置０ （３）前記温度制御部は、便器本体内の溜まり水のトと
   並列に接続され、かつトイレ室内の温度を検出して設定
   温度以下であれば閉成する温度調節用サーモスタットと
   により構成してなる特許請求の範囲第１項記載の便器装
   置。 （４）前記温度制御部は、発熱部の温度の影響を受けに
   くい部分に配置してなる特許請求の範囲第１項記載の便
   器装置。 （６）前記ファンモータによりトイレ室内に吹き出され
   る温風の吹き出し方向を、便器本体の下方部付近に向け
   てなる特許請求の範囲第２項記載の便器装置。