JPH045959Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045959Y2 JPH045959Y2 JP1985045257U JP4525785U JPH045959Y2 JP H045959 Y2 JPH045959 Y2 JP H045959Y2 JP 1985045257 U JP1985045257 U JP 1985045257U JP 4525785 U JP4525785 U JP 4525785U JP H045959 Y2 JPH045959 Y2 JP H045959Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- room temperature
- time
- control
- microcomputer
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は運転時に室温を設定可能でかつ、室温
を検知することにより、設定値と検知値とから燃
焼量を変化し得る温風暖房器の室温制御（以下、
制御）に関するものである。
を検知することにより、設定値と検知値とから燃
焼量を変化し得る温風暖房器の室温制御（以下、
制御）に関するものである。
従来の技術
従来より例えば温風暖房器は室内の温度を一定
に制御するべく室内温度を検知し、その検知値と
設定値とから燃焼量を強、弱或いは強、弱、切等
の制御を行なわしめることにより一定の室温に制
御してきた。この場合室温検知用の感温素子は主
に温風暖房器の近傍に設けられ、周辺の大気温度
を検知している。
に制御するべく室内温度を検知し、その検知値と
設定値とから燃焼量を強、弱或いは強、弱、切等
の制御を行なわしめることにより一定の室温に制
御してきた。この場合室温検知用の感温素子は主
に温風暖房器の近傍に設けられ、周辺の大気温度
を検知している。
考案が解決しようとする問題点
しかし人間が実際に肌で感じる温度、いわゆる
体感温度は大気温度のみならず壁からのふく射等
に影響され易く、特に温風暖房器の運転開始直後
は大気温度が設定温度に到達しても壁面温度等が
設定温度に到達しえないため、体感温度が設定温
度に到達するにはかなりの時間を要しその間採暖
感の少ない制御となるという欠点があつた。
体感温度は大気温度のみならず壁からのふく射等
に影響され易く、特に温風暖房器の運転開始直後
は大気温度が設定温度に到達しても壁面温度等が
設定温度に到達しえないため、体感温度が設定温
度に到達するにはかなりの時間を要しその間採暖
感の少ない制御となるという欠点があつた。
このため運転開始後短い時間で体感温度が設定
温度に到達する制御を得るため任意の一定時間の
み運転開始後到達した設定温度より任意の一定温
度上昇した温度で温風暖房器を制御させ、該時間
経過後は元の設定温度に戻すことによつて体感温
度が設定温度に到達するまでの時間を短縮せんと
するものがあるが、任意の一定時間経過後設定温
度に復した時、暖房負荷が小さいおと発熱量が
強、切の制御を行なつてしまい温風の温度変化が
激しく体感気分も不快になる欠点があつた。
温度に到達する制御を得るため任意の一定時間の
み運転開始後到達した設定温度より任意の一定温
度上昇した温度で温風暖房器を制御させ、該時間
経過後は元の設定温度に戻すことによつて体感温
度が設定温度に到達するまでの時間を短縮せんと
するものがあるが、任意の一定時間経過後設定温
度に復した時、暖房負荷が小さいおと発熱量が
強、切の制御を行なつてしまい温風の温度変化が
激しく体感気分も不快になる欠点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は上記の欠点を除くためになされたもの
で、暖房負荷が小さい時でも運転開始後短時間で
体感温度が設定温度到達後は快適な体感気分の温
風が得られる制御を得るにあり、そのため任意の
一定時間経過後の引続く一定時間は燃焼量の切制
御を行なわない温度制御プログラムをマイコンに
設けたものである。
で、暖房負荷が小さい時でも運転開始後短時間で
体感温度が設定温度到達後は快適な体感気分の温
風が得られる制御を得るにあり、そのため任意の
一定時間経過後の引続く一定時間は燃焼量の切制
御を行なわない温度制御プログラムをマイコンに
設けたものである。
作 用
このようにすることによつて引続く一定時間の
間に設定温度より任意の一定温度高い温度から設
定温度に漸減する如く制御され、体感気分を不快
にすることなく設定温度に到達する。
間に設定温度より任意の一定温度高い温度から設
定温度に漸減する如く制御され、体感気分を不快
にすることなく設定温度に到達する。
実施例
以下、その一実施例を図面に従つて説明する。
第４図は従来の温風暖房器の温度制御パターン
を示したものである。図中Tsは設定温度を示し、
実線TRは感温素子が検知する温度、破線TBは
体感温度である。図のように感温素子の温度TR
が設定温度TSに到達するように燃焼量を設定温
度TSにて制御しても、体感温度TBは感温素子
温度TRより遅れて上昇し、体感温度TBが設定
温度TSに到達するにはかなりの時間を必要とす
るが、第５図はこれを改善した温度制御パターン
である。しかし、このものにあつても暖房負荷が
小さい時には任意の一定時間後燃焼量が例えば
強、弱、切制御をするものでも強、切制御を行な
つてしまい、温風による体感気分を不快にするが
第２図の回路構成ではそれを改善している。図に
おいて１は商用電源（以下、電源）であり、後述
のマイコン８によつて制御されるリレー２の常開
路接点２ａを介して燃料供給用の電磁弁３に接続
される。４は制御部で温風暖房器の点火器、送風
機等の作動を制御するもので電源１に接続され
る。５はトランスで、１次側を電源１に接続する
とともに２次側に整流回路６を接続している。７
は定電圧ICで整流回路６に接続されるとともに
定電圧ICを介して整流回路６にマイコン８を接
続している。マイコン８はタイマー機能、室温の
設定及び検知機能、前記電磁弁３の制御機能等か
らなる室温制御に係わる温風暖房器の温度制御プ
ログラムを内蔵したのである。９は室温検知用の
サーミスタ、１０は室温設定用の可変抵抗器で、
夫々マイコン８に接続されて室温の設定及び検知
するものである。
を示したものである。図中Tsは設定温度を示し、
実線TRは感温素子が検知する温度、破線TBは
体感温度である。図のように感温素子の温度TR
が設定温度TSに到達するように燃焼量を設定温
度TSにて制御しても、体感温度TBは感温素子
温度TRより遅れて上昇し、体感温度TBが設定
温度TSに到達するにはかなりの時間を必要とす
るが、第５図はこれを改善した温度制御パターン
である。しかし、このものにあつても暖房負荷が
小さい時には任意の一定時間後燃焼量が例えば
強、弱、切制御をするものでも強、切制御を行な
つてしまい、温風による体感気分を不快にするが
第２図の回路構成ではそれを改善している。図に
おいて１は商用電源（以下、電源）であり、後述
のマイコン８によつて制御されるリレー２の常開
路接点２ａを介して燃料供給用の電磁弁３に接続
される。４は制御部で温風暖房器の点火器、送風
機等の作動を制御するもので電源１に接続され
る。５はトランスで、１次側を電源１に接続する
とともに２次側に整流回路６を接続している。７
は定電圧ICで整流回路６に接続されるとともに
定電圧ICを介して整流回路６にマイコン８を接
続している。マイコン８はタイマー機能、室温の
設定及び検知機能、前記電磁弁３の制御機能等か
らなる室温制御に係わる温風暖房器の温度制御プ
ログラムを内蔵したのである。９は室温検知用の
サーミスタ、１０は室温設定用の可変抵抗器で、
夫々マイコン８に接続されて室温の設定及び検知
するものである。
次に本考案における一実施動作例について説明
する。設定温度は室温設定用可変抵抗器１０の抵
抗値によつて決定され、抵抗値が大きい方が設定
温度は低くなる。ここで任意の一定時間をｔ１、
引続く一定時間をｔ２とし、通常運転中の設定温
度をTS、運転開始後設定温度TSより任意の一定
温度ΔT上昇した後の任意の一定時間ｔ１内の上
昇した温度をTS＋ΔTとし、引続く一定時間ｔ
２内に温度TS＋ΔTから設定温度TSまでサーミ
スタ９が検知する温度が漸減するときの運転制御
パターンを第１図に示す。尚実線TRはサーミス
タ９が検知する温度、破線TBは体感温度であ
る。温風暖房機が電源１に接続されると可変抵抗
器１０で設定された設定温度TSと、サーミスタ
９によつて検知された室温によつてマイコン８が
作動し、第３図に示すフローチヤートの如き制御
プログラムに従つてリレー２を制御する。運転開
始後設定温度TSより任意の一定温度ΔT上昇し
た後の温度TS＋ΔT時点から任意の一定時間ｔ
１の間、室温がTS＋ΔT以下の時は常開始接点
２ａの閉路によつて電磁弁３をON、室温がTS
＋ΔT以上の時は常開路接点２ａの開路によつて
電磁弁３をOFFさせる如く温風暖房器の強燃焼、
弱燃焼制御を行なう。以上のようにして任意の一
定時間ｔ１の間はサーミスタ９温度はTS＋ΔT
で安定する。更に任意の一定時間ｔ１経過後の引
続く一定時間ｔ２は、例えば暖房負荷が小さい時
でもマイコン８を介して燃焼量を「切」制御する
ことなく室温が温度TS＋ΔTから漸減し乍ら設
定温度TSに復する。この場合も前述同様にサー
ミスタ９温度は設定温度TSで安定する。
する。設定温度は室温設定用可変抵抗器１０の抵
抗値によつて決定され、抵抗値が大きい方が設定
温度は低くなる。ここで任意の一定時間をｔ１、
引続く一定時間をｔ２とし、通常運転中の設定温
度をTS、運転開始後設定温度TSより任意の一定
温度ΔT上昇した後の任意の一定時間ｔ１内の上
昇した温度をTS＋ΔTとし、引続く一定時間ｔ
２内に温度TS＋ΔTから設定温度TSまでサーミ
スタ９が検知する温度が漸減するときの運転制御
パターンを第１図に示す。尚実線TRはサーミス
タ９が検知する温度、破線TBは体感温度であ
る。温風暖房機が電源１に接続されると可変抵抗
器１０で設定された設定温度TSと、サーミスタ
９によつて検知された室温によつてマイコン８が
作動し、第３図に示すフローチヤートの如き制御
プログラムに従つてリレー２を制御する。運転開
始後設定温度TSより任意の一定温度ΔT上昇し
た後の温度TS＋ΔT時点から任意の一定時間ｔ
１の間、室温がTS＋ΔT以下の時は常開始接点
２ａの閉路によつて電磁弁３をON、室温がTS
＋ΔT以上の時は常開路接点２ａの開路によつて
電磁弁３をOFFさせる如く温風暖房器の強燃焼、
弱燃焼制御を行なう。以上のようにして任意の一
定時間ｔ１の間はサーミスタ９温度はTS＋ΔT
で安定する。更に任意の一定時間ｔ１経過後の引
続く一定時間ｔ２は、例えば暖房負荷が小さい時
でもマイコン８を介して燃焼量を「切」制御する
ことなく室温が温度TS＋ΔTから漸減し乍ら設
定温度TSに復する。この場合も前述同様にサー
ミスタ９温度は設定温度TSで安定する。
考案の効果
以上のように本考案によれば体感温度は運転開
始後急激に上昇し、設定温度より任意の一定温度
上昇した後の一定時間設定温度以上に保持された
あと、更に引続く一定時間をかけて上記温度から
発熱量の強、切制御することなしに漸減し乍ら設
定温度に復するので、暖房負荷が小さい時でも体
感温度が運転開始後短時間で設定温度に到達以後
は快適な体感気分の温風が得られる制御を得るこ
とが出来る。
始後急激に上昇し、設定温度より任意の一定温度
上昇した後の一定時間設定温度以上に保持された
あと、更に引続く一定時間をかけて上記温度から
発熱量の強、切制御することなしに漸減し乍ら設
定温度に復するので、暖房負荷が小さい時でも体
感温度が運転開始後短時間で設定温度に到達以後
は快適な体感気分の温風が得られる制御を得るこ
とが出来る。
第１図は本考案の一実施例による温風暖房器の
室温制御の運転制御パターン、第２図は同回路
図、第３図は同フローチヤート、第４図及び第５
図は従来の同運転制御パターンである。 ８……マイコン、TS……設定温度、ΔT……
任意の一定温度、ｔ１……任意の一定時間、ｔ２
……引続く一定時間。
室温制御の運転制御パターン、第２図は同回路
図、第３図は同フローチヤート、第４図及び第５
図は従来の同運転制御パターンである。 ８……マイコン、TS……設定温度、ΔT……
任意の一定温度、ｔ１……任意の一定時間、ｔ２
……引続く一定時間。
Claims (1)
- タイマー機能と、室温の設定及び検知機能と、
電磁弁の制御機能とを内蔵したマイコンを介して
運転時に室温を設定可能でかつ、室温を検知する
ことにより設定値と検知値とから燃焼量を変化し
得るものにおいて、運転開始後到達した設定温度
（Ts）より任意の一定温度（△Ｔ）上昇した温度
（Ts＋△Ｔ）を任意の一定時間（t1）の間保持す
るとともに、該時間（t1）経過後の引続く一定時
間（t2）の間前記温度（Ts＋△Ｔ）から漸減し
乍ら設定温度（Ts）に復する燃焼量の「切」制
御のない温度制御プログラムをマイコン８に設け
たことを特徴とする温風暖房器の室温制御。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985045257U JPH045959Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985045257U JPH045959Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61162759U JPS61162759U (ja) | 1986-10-08 |
| JPH045959Y2 true JPH045959Y2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=30558600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985045257U Expired JPH045959Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH045959Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4030682Y1 (ja) * | 1964-12-23 | 1965-10-27 | ||
| JPS4429546Y1 (ja) * | 1966-03-09 | 1969-12-06 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP1985045257U patent/JPH045959Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4030682Y1 (ja) * | 1964-12-23 | 1965-10-27 | ||
| JPS4429546Y1 (ja) * | 1966-03-09 | 1969-12-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61162759U (ja) | 1986-10-08 |
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