JP3358251B2 - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP3358251B2
JP3358251B2 JP23969093A JP23969093A JP3358251B2 JP 3358251 B2 JP3358251 B2 JP 3358251B2 JP 23969093 A JP23969093 A JP 23969093A JP 23969093 A JP23969093 A JP 23969093A JP 3358251 B2 JP3358251 B2 JP 3358251B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部屋暖房機能を有した
トイレ装置の室温検知手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトイレ装置は、図5に示
すように、吸込口(部屋暖房)2内に設置されている便
蓋側の室温検知センサー3と部屋暖房ヒータ4とファン
モータ5と送風ファン6と保安器7と温度ヒューズ8と
からなる温風発生装置9を内蔵した便蓋10と、温水タ
ンク11を有した温水洗浄手段及び便器1のボール面1
2内の臭いを脱臭モータ13の作動により脱臭ファン1
4を回し脱臭吸込口15から吸い込み、脱臭剤16を介
して脱臭し脱臭吹出口17から吐出する脱臭手段及び乾
燥手段(図示せず)及びそれらを制御する制御部18を
内蔵した本体19と、暖房便座20とで構成されてい
る。なお、温水タンク11と制御部18は、本体19に
含まれている外装箱21の中に設けられている。
【0003】ここで、トイレの部屋暖房運転について図
6の回路図で説明する。まず、通常運転の場合は、便蓋
側の室温検知センサー3と別途設けた室温設定ボリュー
ム22によって設定された室温と比較し、その比較差に
応じ信号がIC23に出力され、リレー24がON状態
になり部屋暖房ヒータ4及びファンモータ5に通電され
送風ファン6を作動させ、設定室温になるように部屋暖
房を行なうようになっている。なお、ファンモータ5が
ロックした場合は、温度上昇により保安器7が作動して
部屋暖房ヒータ4をOFFし、その保安器7が故障して
いた場合は、温度ヒューズ8が溶断して通電をストップ
させるようになっている。
【0004】次に、冷え込み防止運転の場合は、夜間な
どに急にトイレ室温が低下して、ある設定温度以下にな
ると、便蓋10の吸込口(部屋暖房)2内に設置されて
いる便蓋側の室温検知センサー3が冷え込みを検知し、
つまり、便蓋側の室温検知センサー3の抵抗値が高くな
り、IC23の入力電圧が設定値より高くなると、リレ
ー24の駆動回路及びファンモータ5の駆動回路をON
し、部屋暖房ヒータ4の回路が閉ざされ、交流電源25
により温風発生装置9が自動的に作動して便蓋10の側
方から温風を吹き出すようになる。しかし、しばらくし
てある設定温度以上になると、便蓋側の室温検知センサ
ー3の抵抗値が低くなり、IC23の入力電圧が設定値
より低くなると、リレー24の駆動回路及びファンモー
タ5の駆動回路をOFFし、部屋暖房ヒータ4の回路が
開かれ、温風発生装置9が自動的に停止する。この運転
が、繰り返し行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、冷え込み防止運転の場合、便蓋1
0の開閉に関係なく便蓋側の室温検知センサー3が本体
19を構成する外装箱21内の温水タンク11や制御部
18から発生する熱の影響を受け、更に便蓋10が閉状
態の場合暖房便座20から発生する熱の影響も受け、実
際の室温より便蓋側の室温検知センサー3が検知する温
度の方が高くなり、室温が低くなってもなかなか部屋暖
房を開始しないという課題と、温風発生装置9の自動停
止後のオーバーシュートにより、便蓋側の室温検知セン
サー3の誤動作等の悪影響を起こし、更に保安器7のO
FF温度と温度ヒューズ8の溶断温度を高めに設定しな
ければならないという課題を有していた。
【0006】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で、冷え込み防止運転の場合、本体19の外装箱21内
の温水タンク11や制御部18及び暖房便座20の発熱
体の影響を受けずに室温と便蓋側の室温検知センサー3
で検知する温度の温度差をなくし、常時室温が低くなる
と素早く部屋暖房を開始し、室温が高くなると素早く部
屋暖房を停止し、快適なトイレ空間を維持することを第
1の目的とする。
【0007】第2の目的は、便蓋側の室温検知センサー
3への熱の影響を防止し、更に保安器7のOFF温度及
び温度ヒューズ8の溶断温度を下げることによって、異
常時の働きを良くすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明のトイレ装置は、少なくとも温水タンク
を有する温水洗浄手段と脱臭ファン及び脱臭剤を有する
脱臭手段と前記温水洗浄手段及び脱臭手段を制御する制
御部とからなる便器上に載置固定される本体と、前記本
体と回動自在に枢着され、室温検知センサーによって温
風発生装置の運転を行なう部屋暖房手段を有する便蓋
と、便座とからなり、前記室温検知センサーは、前記本
体内の隔壁により区隔されている脱臭吹出口と前記便蓋
内の吸込口とに夫々設けた構成とするものである。
【0009】また上記第2の目的を解決するために本発
明のトイレ装置は、部屋暖房の温風発生装置の運転の停
止の際は、部屋暖房ヒータOFF後に一定時間ファンモ
ータを動作する構成とするものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、トイレ内の室
温が低くなった場合でも、脱臭吹出口の室温検知センサ
ーは、温水タンクや制御部及び暖房便座からの発熱部に
よる熱影響を受けずに素早く確実に室温に追随すること
がきで、更に部屋暖房の冷え込み防止運転が開始後は、
2個の室温検知センサーで室温を夫々検知して部屋暖房
のON・OFFを正確に判断することができる。
【0011】また部屋暖房ヒータOFF後の便蓋内の温
度上昇を防止することもできる。
【0012】
【実施例】以下本発明のトイレ装置の一実施例を図1、
図2、図3、図4の図面に基づいて説明する。なお、従
来例と同一構成要素には、同一符号を付与する。
【0013】図3において、吸込口(部屋暖房)2内に
設置されている便蓋側の室温検知センサー3と部屋暖房
ヒータ4とファンモータ5と送風ファン6と保安器7と
温度ヒューズ8とからなる温風発生装置9を内蔵した便
蓋10と、温水タンク11等からなる温水洗浄手段及び
便器1のボール面12の臭いを脱臭ファン14により脱
臭吸込口15から吸い込み、脱臭剤16を介して脱臭し
本体側の室温検知センサー26が設置されている脱臭吹
出口17から空気を吐出する脱臭手段及び乾燥手段(図
示せず)と、それらを制御する制御部18を内蔵した本
体19と、暖房便座20とで構成されている。なお、温
水タンク11と制御部18は、本体19の外装箱21の
中に設けられている。
【0014】ここで、トイレの部屋暖房運転について図
4の回路図で説明する。まず、通常運転の場合は、便蓋
10側の室温検知センサー3と本体側の室温検知センサ
ー26と別途設けた室温設定ボリューム22によって設
定された室温と比較し、その比較差に応じ信号がIC2
3に出力され、リレー24がON状態になり部屋暖房ヒ
ータ4及び送風ファン6を作動し、設定室温に部屋暖房
を行なうようになっている。
【0015】次に、冷え込み防止運転の場合は、夜間な
どに急にトイレ室温が低下して、ある設定温度以下にな
ると、本体19の脱臭吹出口17内に設置されている本
体側の室温検知センサー26あるいは、便蓋10の吸込
口(部屋暖房)2内に設置されている便蓋10側の室温
検知センサー3が冷え込みを検知し、つまり、本体側の
室温検知センサー26あるいは、便蓋10側の室温検知
センサー3の抵抗値が高くなり、IC23の入力電圧が
設定値より高くなると、リレー24の駆動回路及びファ
ンモータ5の駆動回路をONし、部屋暖房ヒータ4の回
路が閉ざされ、交流電源25により温風発生装置9が自
動的に作動し便蓋10の側方から温風を吹き出すように
なる。しかし、しばらくしてある設定温度以上になる
と、本体側の室温検知センサー26及び便蓋10側の室
温検知センサー3の抵抗値が低くなり、IC23の入力
電圧が設定値より低くなると、リレー24の駆動回路及
びファンモータ5の駆動回路をOFFし、部屋暖房ヒー
タ4の回路が開かれ、温風発生装置9が自動的に停止す
る。このとき、部屋暖房ヒータ4がOFF後に一定時間
ファンモータ5を動作させる。この運転が、繰り返し行
われる。
【0016】次に脱臭手段について、図1、図2で説明
する。暖房便座20に着座すると、脱臭ファン14が作
動し、脱臭吸込口15から悪臭を吸い込み、脱臭剤16
を介して脱臭し、脱臭吹出口17から空気を吐出するよ
うにする。この部屋暖房運転の本体側の室温検知センサ
ー26は、脱臭吹出口17に設ける。
【0017】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。脱臭吹出口17は、本体19の袖部にリブ2
7と蓋28で隔壁を形成しているので熱は伝わりにく
く、ここに設けた本体側の室温検知センサー26は、素
早く確実に室温に追随することがきで、更に部屋暖房の
冷え込み防止運転が開始後は、便蓋10側の室温検知セ
ンサー3と本体側の室温検知センサー26の2個で室温
を検知し、部屋暖房のON・OFFを正確に判断するこ
とができる。また部屋暖房ヒータOFF後の便蓋10内
の温度上昇を防止することができる。
【0018】このように本発明の実施例のトイレ装置に
よれば、急に冷え込んだ夜などでも部屋暖房の冷え込み
防止運転の開始遅れなくすことができ、更に部屋暖房の
冷え込み防止運転が開始後は、快適なトイレ空間を維持
することができる。また便蓋10側の室温検知センサー
3への熱の影響を防止することができ、更に保安器7の
OFF温度及び温度ヒューズ8の溶断温度を下げること
が可能になり、異常時の働きを良くすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上実施例で説明したように本発明のト
イレ装置によれば次の効果が得られる。
【0020】(1)温風発生装置の運転させるための室
温検知センサーを、本体内の隔壁により区隔されている
脱臭吹出口と便蓋内の吸込口とに夫々設けることによ
り、急に室温が低くなった場合、前者の室温検知センサ
ーが温水タンクや制御部や暖房便座からの発熱部による
熱の影響を受けずに素早く確実に室温に追随するので、
部屋暖房運転の開始遅れをなくすことができ、更に部屋
暖房運転が開始後は、2個の室温検知センサーで室温を
検知して部屋暖房のON・OFFを判断するので、快適
なトイレ空間を維持することができる。
【0021】(2)部屋暖房の温風発生装置の運転の停
止の際は、部屋暖房ヒータOFF後に一定時間ファンモ
ータを動作させることにより、部屋暖房ヒータOFF後
の便蓋内の温度上昇を防止することができ、便蓋内の吸
込口に設けた室温検知センサーへの熱の影響を防止する
ことができ、更に便蓋内の保安器のOFF温度及び温度
ヒューズの溶断温度を下げることが可能になり、異常時
の働きを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるトイレ装置の要部拡
大縦断面図
【図2】同実施例におけるトイレ装置の本体の要部水平
断面図
【図3】同実施例におけるトイレ装置の全体斜視図
【図4】同実施例における部屋暖房運転の回路図
【図5】従来のトイレ装置の全体斜視図
【図6】従来のトイレ装置の部屋暖房運転の回路図
【符号の説明】
1 便器 2 吸込口(部屋暖房用) 3 便蓋側室温検知センサー 4 部屋暖房ヒータ 5 ファンモータ 9 温風発生装置 10 便蓋 11 温水タンク 14 脱臭ファン 16 脱臭剤 17 脱臭吹出口 18 制御部 19 本体 20 暖房便座 26 本体側室温検知センサー 27 リブ(隔壁側) 28 蓋(隔壁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 9/00 E03D 9/05 E03D 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも温水タンクを有する温水洗浄手
    段と、脱臭ファン及び脱臭剤を有する脱臭手段と、前記
    温水洗浄手段及び脱臭手段を制御する制御部とからなる
    便器上に載置固定される本体と、前記本体と回動自在に
    枢着され温風発生装置の運転を行なう部屋暖房手段を有
    する便蓋と、便座とからなり、前記部屋暖房手段は、前
    本体内の隔壁により区隔されている脱臭吹出口に設け
    た本体近傍の温度検出を行う本体側室温検知センサー
    前記便蓋内の温風発生装置の吸込口に設けて温風発生装
    置に取り入れられる空気の温度を検出する便蓋側室温検
    知センサーの2つの室温検知センサーにより前記温風発
    生手段の運転を行うトイレ装置。
  2. 【請求項2】部屋暖房の温風発生装置の運転の停止の際
    は、部屋暖房ヒータOFF後に一定時間ファンモータを
    動作する請求項1記載のトイレ装置。
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