JP2000154582A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

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JP2000154582A
JP2000154582A JP10331522A JP33152298A JP2000154582A JP 2000154582 A JP2000154582 A JP 2000154582A JP 10331522 A JP10331522 A JP 10331522A JP 33152298 A JP33152298 A JP 33152298A JP 2000154582 A JP2000154582 A JP 2000154582A
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JP
Japan
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drying
human body
toilet
toilet lid
toilet seat
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Withdrawn
Application number
JP10331522A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Makino
哲夫 牧野
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の人体局部洗浄装置を利用してその制御方
法を代えるのみで簡単に部屋暖房と局部乾燥の切替が可
能な安価で、スペースを取らず、小型化が可能。 【解決手段】便器83と、該便器に載置される便座81
と、該便座に人体が着座したことを検知する着座検知手
段S1と、前記便座の上方に配設した開閉自在な便蓋8
2と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知センサ手段
200と、人体局部を洗浄する洗浄手段6と、人体局部
を乾燥する乾燥手段7からなり、前記着座検出手段によ
り人体の非着座を検知しかつ前記便蓋開閉検知センサ手
段により前記便蓋が開状態を検知したとき、前記乾燥手
段から暖房用の暖房空気が吹出されることを特徴とする
人体局部洗浄装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便座と便蓋を有し
着座検出により人体局部の洗浄を行う人体局部洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特公昭63−54846号公
報に示すように、便座に使用者が座っているかどうかを
検出する着座検出手段により使用者が着座から離隔を検
出すると局部乾燥を停止する技術がある。詳しくは使用
者が座るための座部と、使用者の被洗浄部へ洗浄水を放
出させる洗浄手段と、洗浄後の乾燥を行う乾燥手段と、
この乾燥手段の付勢指令を与える乾燥スイッチとを備
え、前記座部に使用者が座っているかどうかを検出する
検出手段と、前記乾燥スイッチが一度オンされたら前記
乾燥手段を付勢し、かつ前記検出手段が使用者の座部か
らの離隔を検出すると前記乾燥手段を消勢する乾燥手段
付勢手段とを設けた洗浄器である。
【0003】また、特公平1−50729号公報に示す
ように人体局部洗浄装置を便座閉と連動した切替装置に
より部屋暖房を行う便座装置がある。これは局部洗浄
後、送風機と電気ヒータとで局部を乾燥する機能を有
し、前記電気ヒータの下流側の通風路に、便器外に開放
する通風口と、便器内に開放する吐出口を設け、前記通
風口及び吐出口を便蓋の開閉に同期して開閉するダンパ
ーを設け、ダンパーは便蓋の開閉による機械的な力によ
って動作する便座装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
は、使用者が着座から離隔を検出すると局部乾燥を停止
する技術であり、部屋暖房が機能がなく、部屋暖房機能
を付与するとその機能部品の増大やスペース上大きくな
り、コストアップに繋がる。
【0005】後者は暖房機能と乾燥機能を兼用したもの
で、機械的なダンパー作動による開閉により部屋暖房と
局部乾燥の切替えの為に別途にダンパーを設ける必要が
あるが、それでもそのダンパー機能の部品点数が増え、
ダンパーのスペースが必要となり、コストアップに繋が
る。
【0006】本発明は上記課題を解決したもので、従来
の人体局部洗浄装置を利用してその制御方法を代えるの
みで簡単に部屋暖房と局部乾燥の切替が可能な安価で、
スペースを取らず、小型化が可能となる人体局部洗浄装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、便器と、該
便器に載置される便座と、該便座に人体が着座したこと
を検知する着座検知手段と、前記便座の上方に配設した
開閉自在な便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検
知センサ手段と、人体局部を洗浄する洗浄手段と、人体
局部を乾燥する乾燥手段からなり、前記着座検出手段に
より人体の非着座を検知しかつ前記便蓋開閉検知センサ
手段により前記便蓋が開状態を検知したとき、前記乾燥
手段から暖房用の暖房空気が吹出されることを特徴とす
る人体局部洗浄装置である。
【0008】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0009】即ち、従来の人体局部洗浄装置を利用して
その制御方法を代えるのみで簡単に部屋暖房と局部乾燥
の切替が可能な安価で、スペースを取らず、小型化が可
能となるといった効果を有する。
【0010】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記暖房空気の吹出しは部屋
暖房用スイッチをオン、あるいは局部乾燥用スイッチを
オンしたときに作動されることを特徴とする請求項1記
載の人体局部洗浄装置である。
【0011】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0012】即ち、部屋暖房用スイッチがオン、あるい
は局部乾燥用スイッチをオンしたときにのみ作動される
ので、それ以外のスイッチを押圧したときは乾燥手段か
ら暖房用の暖房が吹出されないという効果を有する。
【0013】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記乾燥手段からの暖房空気
の吹出しはトイレ室内の温度が所定の温度より低いとき
作動されることを特徴とする請求項1記載の人体局部洗
浄装置である。
【0014】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0015】即ち、あるトイレ室内が設定温度低い場
合、前記乾燥手段から暖房用の暖房空気の吹出しが行わ
れ、設定温度より高い場合、暖房用の部屋暖房・局部乾
燥は不作動状態となる。
【0016】という効果を有する。
【0017】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、前記警報手段は光を発生する
装置であることを特徴とする請求項1記載の人体局部洗
浄装置である。
【0018】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0019】即ち、使用者が光により便蓋が開いている
ことが検知でき、便蓋の閉じるように促すという効果を
有する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。
【0021】本実施例の人体局部洗浄装置1は、基本的
に図1に示すごとく、温水洗浄手段6と温風乾燥手段7
とを有する本体10と、本体10に設けた本体スイッチ
パネル2とよりなる。
【0022】上記本体10は、肛門洗浄ノズル61、ビ
デ洗浄ノズル62等よりなる温水洗浄手段6、温風乾燥
手段7を有している。温風乾燥手段7は人体の局部を乾
燥するように温水洗浄手段6の近傍に配設されている。
また本体10は、便座81、便蓋82を備え、陶器製便
器83の上方に配置してある。本体10の側部上面に
は、上記本体スイッチパネル2を配置してある。
【0023】上記各手段は本体スイッチパネル2により
操作できるように構成してある。本体スイッチパネル2
は、肛門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥等の作動をストップ
させるストップスイッチ20、肛門洗浄用操作スイッチ
21、ビデ洗浄用操作スイッチ22、温風を吹き出させ
る局部乾燥用スイッチ23が配設されている。また、洗
浄強さを調整する洗浄強さ調整ダイヤル24が配設され
ている。さらにこの洗浄強さ調整ダイヤル24の後方に
はトイレ室内の部屋の暖房を行う部屋暖房スイッチ25
が配設されている。
【0024】図1、図2に示すように、本体10内の便
蓋82と便座81の回動部周辺には、便蓋回転軸201
と便座回転軸205とが同軸上となり、便蓋82と結合
している便蓋回転軸201には、便蓋開閉検知センサ装
置(便蓋開閉検知センサ手段)200が配設されてい
る。なお図2は便蓋回転軸201と便蓋開閉検知センサ
装置200近傍の拡大図である。
【0025】便座81は便座に着座検出センサS1が取
付けられている。なおこの着座検出センサは、本体10
に便座81に使用者が着座したかどうかを検知する着座
検出センサを配設し、この着座検出センサが便座81の
幅方向に向けて赤外線を放射し、その赤外線が遮断され
たことを検知して使用者が着座したことを検知する着座
検出センサであってもよい。
【0026】図2に示すように、この便蓋開閉検知セン
サ装置200の便蓋回転軸201には、抵抗体204が
配設されている。この抵抗体204と対向する近傍位置
に便蓋開閉検出体S2が配設されている。この便蓋開閉
検知センサ装置200において、便蓋回転軸201の回
転により、便蓋開閉検知センサS2と抵抗体204が離
間したり相対向したりして便蓋82の開閉状態を検知す
る。
【0027】なお図3は便座回転軸205と便蓋回転軸
201が同心状に配設されており、、便座回転軸205
と便蓋回転軸201が、本体10の貫通孔10a内に嵌
挿されている図である。
【0028】図4は本発明のマイコン制御部Mと各装置
との関連を表わしたブロック図である。マイコン制御部
Mに対して電気的に接合されている構成部品は、入力で
は電源318、肛門洗浄用スイッチ21、ビデ洗浄用ス
イッチ22、局部乾燥用スイッチ23、ストップスイッ
チ20、洗浄強さ調整用ダイヤル24、部屋暖房スイッ
チ25、便座着座検知センサS1、便蓋開閉検知センサ
センサS2、室温検知センサS3が接続されている。
【0029】またマイコンMには、肛門洗浄水回路バル
ブ21V、ビデ洗浄水回路バルブ22V、乾燥ファンモ
ータ24M、乾燥ヒータ24Hが接続されている。乾燥
ヒータHは第1ヒータ241Hと第2ヒータ242H
(理由: )の2つのヒータからな
る。
【0030】続いて、本発明の制御装置(マイコンM)
の制御のフローチャート図を図5に示す。
【0031】P1で部屋暖房スイッチをオン、P2で局
部乾燥スイッチをオンした状態にする。P3において、
便蓋開閉検知センサセンサS2により、便蓋82が開状
態(YES)である場合は、P4の作動へ到達する。ま
た便蓋82が閉状態(NO)であるときはP7へ到達し
部屋暖房・局部乾燥とも不作動となる。
【0032】P4において使用者が便座81に着座して
いるとき局部乾燥ファンモータ24Mと乾燥ヒータ24
が作動し局部乾燥手段7の開口部から温風が吹出され人
体局部洗浄後の人体局部を乾燥する。またP4において
使用者が便座81に着座していないとき(NO)、P5
への作動が行われる。
【0033】P5において、室温が所定の設定温度(な
お所定の温度は使用者が任意に設定することもできる。
例えば25°Cと設定)より低い場合(YES)、P6
への作動が行われる。室温が所定の設定温度より高い場
合はP7への作動が行われ部屋暖房・局部乾燥は不作動
となる。
【0034】P6においては、マイコン制御部Mからの
指示により局部乾燥ファンモータ24Mへの作動と乾燥
ヒータ24Hへの発熱を行い、局部乾燥手段7の開口部
から温風が吹出され部屋暖房の作動を行う。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0036】即ち、便器と、該便器に載置される便座
と、該便座に人体が着座したことを検知する着座検知手
段と、前記便座の上方に配設した開閉自在な便蓋と、該
便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知センサ手段と、人体
局部を洗浄する洗浄手段と、人体局部を乾燥する乾燥手
段からなり、前記着座検出手段により人体の非着座を検
知しかつ前記便蓋開閉検知センサ手段により前記便蓋が
開状態を検知したとき、前記乾燥手段から暖房用の暖房
空気が吹出されることを特徴とする人体局部洗浄装置で
あるので、従来の人体局部洗浄装置を利用してその制御
方法を代えるのみで簡単に部屋暖房と局部乾燥の切替が
可能な安価で、スペースを取らず、小型化が可能となる
といった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人体局部洗浄装置の全体斜視図
【図2】本発明の便蓋開閉検知センサと便蓋開閉検出体
の斜視図
【図3】本発明の便蓋回転軸に関する図1のA視図
【図4】本発明の各構成部品とマイコン等との関係を表
すブロック図
【図5】本発明のフローチャート図
【符号の説明】
1…人体局部洗浄装置 10…本体 83…便器 81…便座 82…便蓋 H1…便座用発熱ヒータ 200…便蓋開閉検知センサ装置(便蓋開閉検知センサ
手段) S1…着座検知センサ S2…便蓋開閉検知センサ S3…室温検知センサ M…マイコン(制御装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器と、該便器に載置される便座と、該便
    座に人体が着座したことを検知する着座検知手段と、前
    記便座の上方に配設した開閉自在な便蓋と、該便蓋の開
    閉を検知する便蓋開閉検知センサ手段と、人体局部を洗
    浄する洗浄手段と、人体局部を乾燥する乾燥手段からな
    り、前記着座検出手段により人体の非着座を検知しかつ
    前記便蓋開閉検知センサ手段により前記便蓋が開状態を
    検知したとき、前記乾燥手段から暖房用の暖房空気が吹
    出されることを特徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記暖房空気の吹出しは部屋暖房用スイッ
    チをオン、あるいは局部乾燥用スイッチをオンしたとき
    に作動されることを特徴とする請求項1記載の人体局部
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】前記乾燥手段からの暖房空気の吹出しはト
    イレ室内の温度が所定の温度より低いとき作動されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の人体局部洗浄装置。
JP10331522A 1998-11-20 1998-11-20 人体局部洗浄装置 Withdrawn JP2000154582A (ja)

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