JP3298134B2 - 暖房便座 - Google Patents

暖房便座

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JP3298134B2
JP3298134B2 JP04082392A JP4082392A JP3298134B2 JP 3298134 B2 JP3298134 B2 JP 3298134B2 JP 04082392 A JP04082392 A JP 04082392A JP 4082392 A JP4082392 A JP 4082392A JP 3298134 B2 JP3298134 B2 JP 3298134B2
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寛明 米久保
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房機能を備えた便座
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の暖房便座には、図5,図6
に示すようなものがあった(例えば実開昭59−101
798号公報)。図5において、本体1に便座2と便座
蓋3が回動自在に取りつけられている。この便座2は、
図6に示すように回動軸4内にヒータ用の電線5と、温
度制御用のサーミスタ信号線6が通っており、便座2内
にヒータおよび制御用のサーミスタが組み込まれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、便座2が小便などがかかり汚れても、便座
2に電線5やサーミスタ信号線6がつながっているた
め、取はずしができず、清掃が困難であった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、清掃
の容易暖房便座を提供することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、送風手段からの風を加熱するヒータと、両側
に設けられた回動軸によって回動自在に枢支された便座
と、前記送風手段とヒータからの温風を導くとともに前
記便座内を経て前記送風手段へ帰還する風路とを有し、
前記便座は前記送風手段とヒータから独立して設けられ
るとともに、少なくとも一方の回動軸を抜き差し可能と
して前記風路に着脱自在に嵌合させたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって、便座外に設けたヒ
ータによる温風を便座内に供給し、送風手段へ帰還して
循環させることにより便座暖房が可能となるとともに、
送風手段に高温の温風を帰還させることでヒータの消費
電力を低減し、省エネが図れる。また、暖房用のヒータ
線や信号線を無くして便座を本体から完全に取り外せる
ため、清掃を容易にすることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1から図4を用いて
説明する。図1は本発明の要部の系統図である。送風手
段であるファン7の下流側に順次、ヒータ8、異常温度
上昇時の保安装置9、温度検出器10が設けられ、主風
路11が構成されている。主風路11は分岐風路12と
暖房風路13に分岐される。分岐風路12内には電動の
ダンパー14が設けられている。分岐風路12及び12
には便座15が、回動軸16及び19で着脱自在に取
りつけられている。便座15内は仕切り板17で仕切ら
れており、温風は回動軸16側から供給され、便座の先
端部18を回って反対側の回動軸19から、分岐風路
2aに入る。分岐風路12aは、吸込風路20に合流し
ファン7に帰還するように構成されている。
【0008】吸込風路20には、電動のダンパー21
が、また暖房風路13には同じく電動のダンパー22が
設けられている。暖房風路13は、先で2つに分岐し便
座15と同様な構造により便蓋に導かれ、吹き出し口2
3,24に至る。
【0009】便座温度の設定は操作部25に設けたボリ
ューム26で、また空間暖房温度の設定はボリューム2
7で行う。リモコン28は、赤外線式で信号線なしに構
成されており、便座暖房スイッチ29、空間暖房スイッ
チ30によりモード選択を行う。リモコン28の信号発
信部31から発信された信号は、制御器32に設けられ
た受信部33によりキャッチされ制御器32で各種の制
御が行われる。
【0010】これらの部品は図2に示すように設置され
ている。便器34の上に便座15及び本体35がセット
されており、コンセント36から給電が行われる。
【0011】本体35と便座15は図3,図4に示され
るような構造により、着脱自在に構成されている。右側
の回動軸16はシール材37を介して回動自在に装着さ
れている。反対側の回動軸19は図4にその詳細を示す
ように、図において右の方向に移動可能に構成されてお
り、一部が中空で、温風が通るための窓38,39が開
口されている。この回動軸を穴40に差し込みシール手
段38を介して装着することにより、風路が形成され
る。なお便座15をゆっくりと降ろすために設けたダン
パー41に他端が挿入されている。回動軸19はばね4
2により押圧され、抜け防止が図られている。
【0012】次にこの実施例の動作を説明する。便座1
5を取り外したいときは、便座15を跳ね上げ、裏側に
臨んでいる左側の回動軸19の頭部をもって図3,図4
において右方向に力を入れると、ばね42がたわんで回
動軸19がダンパー41から抜け、さらに本体35から
離脱する。この状態で便座15を手前に引き加減にし
て、右側の回動軸16を抜くと本体35より便座15が
離脱できる。装着時は逆に、最初に回動軸16を差し込
んで、次に便座15をセットし、回動軸19を差し込む
ことにより、本体35にセットされる。なお、回動軸1
6、19から温風を便座15内に供給排出するため、便
座15および便蓋の開閉動作を阻害することがない。
【0013】制御的な動作は次のように動作が行われ
る。リモコン28の便座暖房スイッチ29を押すと、ヒ
ータ8に通電が開始され、ファン7が回転し温風を主風
路11から分岐風路12に送風する。このときダンパー
22とダンパー21は閉成され、ダンパー14は開成さ
れている。温風は分岐風路12から便座15を通って、
これを暖め、分岐風路12aから吸込風路20に達し、
さらにファン7に環流する。温風の温度は温度検出器1
0により検出され、ボリューム26で設定した温度が得
られるように、制御器32で温度が比較されヒータ8が
制御される。便座15の表面温度と温度検出器10で検
出される温度の相関は、予め所定の関係に定められ、運
転の停止時に温度検出器10でおおよその周囲温度を検
出し、補正をかけている。運転の開始時には立ち上がり
を早くする意味で、熱めの温風を供給している。ファン
7は温度が設定値に達すると回転数が下がり、少量の循
環に切替わる。この時ヒータ8への入力は通常は断たれ
るが、ファン7への送風は連続的に行われる。これは、
便座15部の温度を正確にサーミスタ10で検出するた
めである。便座暖房スイッチ29が再び押されると、ヒ
ータ8への通電が停止され、しばらく冷却運転を行った
後、ファン7が停止される。
【0014】便座暖房の状態でリモコン28の空間暖房
スイッチ30が押されると、ダンパー21と22が開成
され、周囲の空間にも温風が供給される。空間暖房のみ
が指示されている時は、ダンパー21と22が開成さ
れ、ダンパー14が閉成される。万が一、なんらかの故
障が生じ、保安装置9部の温度が上昇したら、電源を元
から断ち、ヒータ7他の通電をやめ、安全を確保する。
【0015】以上のように本実施例によれば、温風を便
座15内を経て送風手段7へ帰還さ せるとともに便座1
5を着脱自在としたので、便座15へのヒータ線や信号
線をなくすことができ、便座15を本体35から完全に
分離させてトイレ以外の場所でも丸洗いすることがで
き、清掃性が向上する。また、便座15を通過した高温
風を再度送風機7に帰還して再循環するので便座部で放
熱した熱量を補う分だけヒータ8に通電すればよく、循
環しないものに比較して大幅な省エネが図れる。また、
温風を循環して便座暖房するので取り外し時に水漏れの
心配がなく、また接合部分の流体のシールもラフな構成
が採用できるので構成の簡素化と低コスト化が図れる。
さらに、ダンパー14、21、22の切換によりトイレ
空間暖房も可能となる。
【0016】上記の実施例では、周囲に排出される温風
は空間暖房用に利用される例を示したが、乾燥用に利用
してもよい。また、夏期等にヒータを止めて風だけを送
り、人体に当てて清涼感を得る用途に利用してもよい。
【0017】
【発明の効果】このように本発明の暖房便座によれば、
以下の効果が得られる。 (1)ヒータにより昇温された温風を便座内を経て送風
手段へ帰還させるとともに便座を着脱自在としたので、
便座へのヒータ線や信号線をなくすことができ、便座を
本体から完全に分離させてトイレ以外の場所でも丸洗い
することができる。 (2)便座を通過した高温風を再度送風機に帰還して再
循環するので便座部で放熱した熱量を補う分だけ通電す
ればよく、大幅な省エネが図れる。 (3)温風を循環して便座暖房するので取り外し時に水
漏れの心配がなく、また接合部
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における暖房便座の要部系統
【図2】同暖房便座の便器への実装装置を示す斜視図
【図3】同暖房便座の着脱自在機構部の一部切り欠き断
面図
【図4】同暖房便座の着脱自在機構部の一部断面斜視図
【図5】従来の暖房便座の外観斜視図
【図6】同便座部の構造を示す斜視図
【符号の説明】
7 ファン(送風手段) 8 ヒータ 10 温度検出器 12 分岐風路 13 暖房風路 15 便座 22、23 温風吹き出し口 26 ボリューム(便座温度設定器) 32 制御器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−94720(JP,A) 実開 昭62−70894(JP,U) 実開 平1−150674(JP,U) 実開 昭58−6880(JP,U) 実開 昭58−47298(JP,U) 実開 昭56−25600(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 13/30 A47K 17/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風手段と、この送風手段からの風を加
    熱するヒータと、両側に設けられた回動軸によって回動
    自在に枢支された便座と、前記送風手段とヒータからの
    温風を導くとともに前記便座内を経て前記送風手段へ帰
    還する風路とを有し、前記便座は前記送風手段とヒータ
    から独立して設けられるとともに少なくとも一方の回動
    軸を抜き差し可能として前記風路に着脱自在に嵌合させ
    てなる暖房便座。
  2. 【請求項2】 抜き差し可能な回動軸と他方の回動軸か
    ら温風を便座に給排出する構成とした請求項1記載の暖
    房便座。
  3. 【請求項3】 抜き差し可能な回動軸の一部を中空とす
    るとともに温風が通過可能な窓を設けた請求項1または
    2に記載の暖房便座。
  4. 【請求項4】 送風手段からの風を便座以外に供給する
    別の風路を分岐して設けた請求項1ないし3のいずれか
    に記載の暖房便座。
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