JPH1075915A - 手乾燥装置及び蓄熱式空気加熱装置 - Google Patents

手乾燥装置及び蓄熱式空気加熱装置

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JPH1075915A
JPH1075915A JP23326696A JP23326696A JPH1075915A JP H1075915 A JPH1075915 A JP H1075915A JP 23326696 A JP23326696 A JP 23326696A JP 23326696 A JP23326696 A JP 23326696A JP H1075915 A JPH1075915 A JP H1075915A
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air
air flow
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heat
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Kazuhiro Yasumoto
和弘 安本
Tomohiko Horii
智彦 堀井
Toshirou Tatsuya
俊郎 辰谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的容量の小さい電気ヒーターにより、効
率よく高速空気流の速やかな温風化を実現する。 【解決手段】 手を収納できる手挿入部3を有する乾燥
装置本体1に組込まれた高圧空気流発生装置5により生
成される高圧空気流を、手挿入部3において高速空気流
として噴出し、この手挿入部3に入れられた手に付着し
た水滴を高速空気流の運動エネルギーにより吹き飛ばす
手乾燥装置に対して、乾燥装置本体1の高圧空気流発生
装置5の吸込み側に、シーズヒーターとこのシーズヒー
ターの熱量を蓄熱するとともに空気に放熱する加熱装置
2を給気可能に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗浄後の濡れた手
を高速空気流により吹き飛ばして乾燥させる手乾燥装置
及び蓄熱式空気加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手を衛生的な状態に保全するには手の洗
浄とともに、洗浄後の乾燥処置も衛生的に行なわれる必
要があり、そのために洗浄等により濡れた手を直接的に
乾燥させる、例えば特開平2ー23918号公報に開示
されているような手乾燥装置が開発されている。
【0003】上記公報に示されている手乾燥装置は、誘
導電動機により回転する送風手段に電気ヒーターによる
加熱手段を設けて構成されている。送風手段はシロッコ
タイプの羽根の回転により、手乾燥部に吹き出す空気流
を形成し、電気ヒーターは送風手段で形成される空気流
を加熱し、手乾燥部に吹き出す空気流を熱風とする。こ
の種の手乾燥装置によれば、熱風の吹き出している手乾
燥部に濡れた手をかざすことにより手を衛生的に乾燥さ
せることができる。即ち、熱風に当たった手の水分が熱
により蒸発し、風で吹き飛ばされて織布等で払拭するこ
となく手から除去される。
【0004】上記のような手乾燥装置においては、手に
直接熱風を当てるため熱風の温度は比較的低く設定され
ている。このため乾燥処理にはけっこう時間がかかる。
このような乾燥時間に係る問題は、例えば特開平7―1
16076号公報に示されているような手乾燥装置の開
発により克服されている。この手乾燥装置は、図12に
示すように前者とは異り、熱でなく大風量の空気を高圧
空気流発生装置101と吹出ノズル102により高速の
風に変換し、この高速の風の運動エネルギーにより手に
付着した水分を吹き飛ばして乾燥させるものであり、乾
燥処理に時間がかからず5秒〜10秒程で手を乾燥させ
ることができ、消費エネルギーも少ないといった特徴を
もっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような利点を有
する風の運動エネルギーを利用した手乾燥装置にも、寒
い時期の使用では手に対する冷風感が強く使い辛いとい
う難点がある。例えば、冬季に外気温度が下がると冷た
い空気が吸込まれ、これがそのまま高速の風として手に
吹付けられることになるため、手の熱量が冷たい風に直
に奪われることと、手に吹き当る風の感覚とによりかな
りの冷風感を醸すことになる。
【0006】こうした手乾燥装置に付随する冷風感は、
電気ヒーター等により吹出す風を温風化することにより
簡単に解消できそうであるが、大風量の風で短時間に乾
燥処理する装置本来の特徴を損なわずに吹出す風を温風
化することは難しく、安全面においても処理する手や人
から加熱部分をできるだけ離反させるといった克服すべ
き技術的な問題点は多い。即ち、乾燥処理が完了する極
短い時間に、多くの熱量を送風する空気に供給すること
は、単に電気ヒーターを送気路に組込んでもとても無理
である。電気ヒーターを立ち上がりの速い大容量のもの
にしても、熱による乾燥方式の見直しから発展したこの
種の手乾燥装置の特徴を損なうことになるばかりでな
く、やはり電気ヒーター自身が加熱する間に乾燥処理が
済んでしまうことが多く温風化の実現は難しい。
【0007】本発明は、上記した問題点を解決するため
になされたものであり、その課題とするところは、風の
運動エネルギーにより手を乾燥させる手乾燥装置につい
て、高速空気流の温風化により乾燥処理時の冷風感を解
消することであり、比較的容量の小さい電気ヒーターに
より、効率よく高速空気流の速やかな温風化を実現する
ことであり、高速空気流の温風化による装置の大型化を
回避することであり、設置性や使い易さの向上を推進す
ることである。
【0008】また、本発明は、高速空気流を短い時間吹
き出す装置の高速空気流を、比較的容量の小さい電気ヒ
ーターにより効率よく速やかに温風化できる蓄熱式空気
加熱装置を開発することも課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、手を収納できる手挿入部を有する
本体に組込まれた高圧空気流発生装置により生成される
高圧空気流を、上記手挿入部において高速空気流として
噴出し、この手挿入部に入れられた手に付着した水滴を
高速空気流の運動エネルギーにより吹き飛ばす手乾燥装
置について、本体の高圧空気流発生装置の吸込み側に吸
込み空気に熱量を供給してこれを昇温させる加熱装置を
給気可能に備える手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、手を収納できる手挿入部を有する本体に組込まれた
高圧空気流発生装置により生成される高圧空気流を、手
挿入部において高速空気流として噴出し、この手挿入部
に入れられた手に付着した水滴を高速空気流の運動エネ
ルギーにより吹き飛ばす手乾燥装置について、本体の高
圧空気流発生装置の吸込み側に、電気ヒーターとこの電
気ヒーターの熱量を蓄熱するとともに空気に放熱する加
熱装置を給気可能に備える手段を採用する。
【0011】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、手を収納できる手挿入部を有する本体に組込まれた
高圧空気流発生装置により生成される高圧空気流を、手
挿入部において高速空気流として噴出し、この手挿入部
に入れられた手に付着した水滴を高速空気流の運動エネ
ルギーにより吹き飛ばす手乾燥装置について、本体の高
圧空気流発生装置の吸込み側に、高圧空気流発生装置側
への伝熱を緩衝するエアーチャンバーを有し、このエア
ーチャンバーに通じる入口側の風路に電気ヒーターとこ
の電気ヒーターの熱量を蓄熱するとともに風路の空気に
放熱する加熱装置を給気可能に備える手段を採用する。
【0012】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、手を収納できる手挿入部を有する本体に組込まれた
高圧空気流発生装置により生成される高圧空気流を、手
挿入部において高速空気流として噴出し、この手挿入部
に入れられた手に付着した水滴を高速空気流の運動エネ
ルギーにより吹き飛ばす手乾燥装置について、本体の高
圧空気流発生装置の吸込み側に、高圧空気流発生装置側
への伝熱を緩衝するエアーチャンバーを有し、このエア
ーチャンバーに通じる入口側の風路に電気ヒーターとこ
の電気ヒーターの熱量を蓄熱するとともに風路の空気に
放熱する加熱装置を給気可能に備え、この加熱装置のエ
アーチャンバーの高圧空気流発生装置側に通じる通気口
にはこれを開閉する開閉シャッターを設ける手段を採用
する。
【0013】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項4に係る前記手段におけるエアーチャンバー
を多段に構成する手段を採用する。
【0014】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項4又は請求項5のいずれかに係る前記手段に
おける開閉シャッターを、高圧空気流発生装置が送風の
ために作り出す風の圧力で開放動作するようにする手段
を採用する。
【0015】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、請求項2〜請求項6までのいずれかに係る前記手段
における加熱装置を、電気ヒーターに密着したアルミ材
よりなる蓄熱放熱フィンを備えた構成とする手段を採用
する。
【0016】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、請求項2〜請求項7までのいずれかに係る前記手段
における加熱装置の電気ヒーターを、高圧空気流発生装
置の動作中は断電し停止させるようにする手段を採用す
る。
【0017】前記課題を達成するために請求項9の発明
は、請求項8に係る前記手段における高圧空気流発生装
置の動作を、高圧空気流発生装置への給電系の電流の変
化によって検知する手段を採用する。
【0018】前記課題を達成するために請求項10の発
明は、請求項2〜請求項9までのいずれかに係る前記手
段における加熱装置の電気ヒーターへの通電を、電気ヒ
ーターの温度と装置の周囲温度とにより、周囲温度に拘
らず温風温度をほぼ一定に制御する手段を採用する。
【0019】前記課題を達成するために請求項11の発
明は、請求項2〜請求項10までのいずれかに係る前記
手段における加熱装置を、本体の下部に着脱可能に設け
る手段を採用する。
【0020】前記課題を達成するために請求項12の発
明は、風路の出口側に伝熱を緩衝するエアーチャンバー
を設け、このエアーチャンバーに通じる風路の入口側に
は電気ヒーターとこの電気ヒーターの熱量を蓄熱すると
ともに風路の空気に放熱する蓄熱放熱手段を設け、風路
の出口には出口を開閉する開閉手段を設ける手段を採用
する。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図11に示すこの実施の形態
の手乾燥装置は、高速の風の運動エネルギーを利用して
水分を吹き飛ばす乾燥方式を評価し、この乾燥方式によ
る高速の風を冷風感のない温風にする工夫を講じたもの
である。この手乾燥装置は図1により全体を示すよう
に、乾燥装置本体1と加熱装置2とから構成されてい
る。
【0022】乾燥装置本体1は、特開平7―11607
6号公報に示されているものと同様の構成である。即
ち、正面上部に手挿入部3を有する外殻をなす箱体4内
に高圧空気流発生装置5が組込まれ、この高圧空気流発
生装置5により生成される高圧空気流を手挿入部3に送
気させて、手挿入部3内に水分を吹き飛ばすに十分な乾
燥用作動気流としての高速空気流を形成するものであ
り、手洗い室等の床上や壁面に対して設置される。
【0023】手乾燥装置の外殻をなす箱体4の正面は前
パネルと手挿入部3を形成する挿入部パネルで構成さ
れ、背面は背面板で構成されている。また箱体4の両側
面は左右の側板で構成され、上面は上パネルで、さらに
底部は門型のフレームにより構成されている。挿入部パ
ネルにより形成される手挿入部3は、箱体4の正面上部
に、正面側と両側面側が開放し、奥側へ向かって下傾す
る斜めのU字状凹部として構成され、両手を自然に揃え
て差し出した状態で違和感や不安感を抱くことのない、
目視可能の状態で自由に手を抜き差しできる間口と高さ
及び奥行きを有し、その奥側底部には排水口が形成され
ている。
【0024】高圧空気流発生装置5は、DCブラシレス
モーター(通常の整流子モーターであっても良い)と、
DCブラシレスモーターによって回転するターボファン
よりなるユニットとして構成され、箱体4の底部を構成
するフレームの上面部にその吸込口を下向きにして取り
付けられている。高圧空気流発生装置5の吸込口は、フ
レーム内に構成された吸込経路に臨んで開口している。
吸込経路の下端は、箱体4の底部に下向きに開口し本体
吸込口6を構成している。
【0025】高圧空気流発生装置5の排気側である各D
Cブラシレスモーター側には上下のエアーダクトのそれ
ぞれの一端が接続され、上下のエアーダクトの他端にそ
れぞれ上吹出ノズル7と下吹出ノズル8が取り付けられ
ている。上吹出ノズル7と下吹出ノズル8には横方向に
複数個のノズル穴が列をなして形成され、高圧空気流発
生装置5から送られてくる高圧空気を50m/sから1
50m/sの風速の風に変換し吹き出すことができる。
【0026】上吹出ノズル7は手挿入部3の入口の上部
に下向きに、下吹出ノズル8は手挿入部3の入口の下部
に上向きにそれぞれ入口から奥への圧力勾配を形成する
ような傾斜をもって横方向に取り付けられ、手挿入部3
に入れた手を擦り合わせることなく、手に付いた水滴を
手の表裏から排除できるように、手の甲側と掌側の双方
に高速の風を同時に当てることができる。
【0027】箱体4の底部を構成しているフレームに
は、高圧空気流発生装置5と吸気ボックスの他に回路ボ
ックスやドレンタンクが棚段状に係脱可能に装着されて
いる。ドレンタンクには手挿入部3の最深部に形成され
た排水口に裏側において一端が接続されたドレンホース
の他端が導水可能に連絡され、手挿入部3から流下して
くる水を貯溜しておくことができる。
【0028】加熱装置2は、図3,4,5に示すように
上述の乾燥装置本体1を上載し支持する箱形の前面の開
放したフレーム9の内部に蓄熱放熱器10が組込まれた
構成であり、前面には保護網11が張設され、上面の左
右には乾燥装置本体1の底部を支持する支持脚12が設
けられている。フレーム9の上面の支持脚12の間に
は、乾燥装置本体1の底部に開口した本体吸込口6に連
通する送気口13が開設されている。この送気口の周囲
にはシール枠14が設けられ、支持脚12によって上載
支持した乾燥装置本体1の本体吸込口6に送気口13が
風漏れなく接続されるようになっている。フレーム9の
前面は吸気口15を有するフロントパネル16で被蓋さ
れ、フロントパネル16の背面にはエアーフィルター1
7が取付バネ18により着脱可能に取付けられている。
【0029】蓄熱放熱器10は、フレーム9内に吸気口
15と送気口13とを連絡する上下方向の風路を画成す
る角筒型のヒーターボックス19とシーズヒーター20
とチャンバー構造体21,22とを主体として構成され
ている。シーズヒーター20には複数枚のアルミ材より
なる蓄熱放熱フィン23がダイキャストにより一体化さ
れていて、フレーム9の底板上に浮き支持された枠状の
ベース24上に各蓄熱放熱フィン23が横方向に間隔を
おいて並ぶ形態に固定脚25により固定され、全体がヒ
ーターボックス19内に収められている。ベース24の
一端側には、二枚の熱遮蔽板26でヒーター側から隔て
られて電子回路27が装着されている。この電子回路2
7には、図6に示すようなヒーター制御回路が構成され
ている。
【0030】ヒーター制御回路は、乾燥装置本体1側の
給電系の電流を検知する電流検知回路28を有し、この
電流検知回路28により電流の変化を検知して高圧空気
流発生装置5が運転状態の時にはヒーター駆動回路29
によりシーズヒーター20への通電を停止し、高圧空気
流発生装置5が停止している時にシーズヒーター20へ
の通電を行なうように制御する。また、ヒーター制御回
路には、設置場所の室温(装置の周囲温度)を検知する
室温検知回路30とヒーター温度を検知するヒーター温
度検知回路31が設けられ、この両者の出力により周囲
温度に拘らす温風温度がほぼ一定になるようにシーズヒ
ーター20への通電が制御される。ヒーター温度検知回
路31は、図7に示すようにサーミスター32と抵抗3
3,34により構成され、室温検知回路30は、サーミ
スター35と抵抗36により構成されていて、これらの
各出力が比較回路37に入力され、比較回路37の出力
でシーズヒーター20への通電が制御される。
【0031】チャンバー構造体21,22は、図4,8
に示すように底面の両側に立上り38を形成した枠型容
器状に構成され、ヒーターボックス19内の蓄熱放熱器
10の上部に立上り38を上にして二段重箱状に重ねら
れている。各チャンバー構造体21,22は、蓄熱放熱
器10と送気口13間に伝熱緩衝用の二段のエアーチャ
ンバー39を形成している。ヒーターボックス19が形
成する風路と、送気口13とはチャンバー構造体21,
22の底面に開設されている角形の通気口40により連
通していて、加熱装置2の吸気口15と乾燥装置本体1
の本体吸込口6とは加熱装置2内に構成された一連の通
風路で連絡されている。各チャンバー構造体21,22
の通気口40にはこれを開閉する断熱材料よりなる開閉
シャッター41,42がそれぞれ装着されている。
【0032】各開閉シャッター41,42は、各底面上
に長辺側において蝶着され、図9,10,11に示すよ
うに板バネ43や捩りバネ44による付勢手段により常
時閉じ側に付勢され各通気口40を通常においては閉止
している。この各開閉シャッター41,42を閉止して
いる付勢手段の付勢力は、高圧空気流発生装置5が送風
のために作り出す風の圧力より弱く設定され、高圧空気
流発生装置5が動作することにより開放し、停止するこ
とにより閉止する。
【0033】上述した構成の手乾燥装置では、手挿入部
3に濡れた手を入れ引き出すことにより、手の水分を手
挿入部3内に形成される高速の温風により手挿入部3の
奥側へ吹き飛ばし、手を不安感を抱かない目視可能の状
態で冷風感を抱かずに迅速に乾燥処理することができ
る。即ち、手挿入部3に濡れた手を入れると、センサー
による手検知信号が構成され、制御回路により高圧空気
流発生装置5のDCブラシレスモーターが始動し、ター
ボファンが回転する。ターボファンの回転により、吸込
経路を経て箱体4の底部側から加熱装置2により供給さ
れる暖気が高圧空気流発生装置5に吸い込まれ、暖気に
よる高圧空気流が形成される。この高圧空気流は高圧空
気流発生装置5の排気側から上下のエアーダクト内に送
られ、手挿入部3の上下吹出ノズル7,8から所定の傾
斜で手の甲側と掌側の双方に同時に高速の温風として吹
き出される。手の水滴はこの高速の温風により前方、即
ち手挿入部3の奥側へ一気に吹き飛ばされ、処理後の風
は手挿入部3の両側から外部に放出される。
【0034】吹き飛ばされた水滴は、自重と風の力の双
方により手挿入部3の奥側底部の端に押しやられ、この
部分に形成された排水口からドレンホースに流下し、手
挿入部3内から逐次円滑に排水される。ドレンホースを
流下した水はドレンタンクに受容される。こうして、約
5秒〜10秒程度で濡れた手は乾燥することになる。こ
の後、手挿入部3に挿入していた手を手挿入部3から抜
くと、手の不在検知がなされ高圧空気流発生装置5が一
定時間運転後に停止し、迅速で衛生的な温風による手の
乾燥処理が完了する。即ち、この手乾燥装置によれば、
煩わしさ、面倒さ、違和感や不安感それに冷風感を伴う
ことなく簡単かつ迅速に、温風による衛生的で快適な手
の乾燥処理を行なうことができる。手挿入部3において
吹出される温風の熱量は、加熱装置2により給熱されて
いるが、手の乾燥処理に関与するものではなく使用時の
冷風感を排除するための熱量で、手に冷感を与えない程
度で十分である。
【0035】ここで、約5秒〜10秒程度の短時間の間
に大風量の風に熱量を供給し温風化する特徴的な機能を
果たす加熱装置2の働きについて説明する。加熱装置2
は、構成上は乾燥装置本体1の下部に有り、高圧空気流
発生装置5の吸込み側に接続されている。このため、手
挿入部3から熱源部分が離反し手自体や使用者に対する
安全性は向上する。しかしながら乾燥装置本体1へは加
熱装置2の熱による悪影響が生じ易い。この問題は、伝
熱を緩衝するエアーチャンバー39により解消されてい
る。特に、この実施の形態の加熱装置2には二段のエア
ーチャンバー39が構成され、この二段のエアーチャン
バー39を介して乾燥装置本体1の本体吸込口6と蓄熱
放熱器10部分の風路が連絡し、各エアーチャンバー3
9は、断熱材料よりなる開閉シャッター41,42で高
圧空気流発生装置5の停止中は閉止され、内部の空気の
流動が規制されているため、乾燥装置本体1側への伝熱
は効果的に緩衝されている。
【0036】この開閉シャッター41,42が閉止して
いる時、シーズヒーター20ヘの通電が行なわれシーズ
ヒーター20の熱がシーズヒーター20に間隙なく密着
し比熱の大きい蓄熱材であるアルミ製の蓄熱放熱フィン
23に効率的に蓄熱され、風路の空気が所定の温度に暖
気化されて風路及び各エアーチャンバー39内に貯えら
れている。この状態で待機している加熱装置2は、乾燥
装置本体1の作動とともにシーズヒーター20への通電
を停止し、乾燥装置本体1へ貯えていた暖気及び蓄熱し
た熱量を流れ込む空気に放熱して暖気化した空気を図5
に示すように供給する。即ち、高圧空気流発生装置5が
動作すると、吸気経路に吸込み作用が起り、本体吸込口
6に連通した送気口13及び上段のエアーチャンバー3
9の開閉シャッター41までが負圧になり、その開閉シ
ャッター41が背圧の作用により付勢手段の付勢に抗し
て開放動し、下段のエアーチャンバー39の開閉シャッ
ター42も追随して開放動する。
【0037】これにより、乾燥装置本体1側と加熱装置
2との通風系が連絡し、高圧空気流発生装置5は加熱装
置2からの暖気を吸込み暖気による高圧空気流を生成
し、各上下吹出ノズル7,8から手挿入部3に温風の高
速空気流を吹出す。乾燥処理時間の当初から終わりまで
加熱装置2の蓄熱機能により温風の高速空気流が吹出さ
れることになる。乾燥処理が終了し、高圧空気流発生装
置5が停止すると、各開閉シャッター41,42は付勢
手段の付勢力と自重により閉止し、加熱装置2のシーズ
ヒーター20への通電が開始され、先に述べた待機状態
に戻る。
【0038】手の乾燥に供される温風の温度は、夏期に
合わせれば冬季には冷たく、冬季に合わせれば夏期には
熱過ぎることになるため、室温検知回路30とヒーター
温度検知回路31との出力により室温(周囲温度)に拘
らずほぼ一定になるように制御されている。即ち、室温
が上昇すると、サーミスター35の抵抗値が下降し、比
較回路37への出力である抵抗36の両端電圧が上昇す
る。比較回路37はヒーター温度検知回路31の出力電
圧がこの両端電圧より高い時しかヒーターON信号を出
力しない。つまり、室温が高い時には、ヒーター温度が
低いときにシーズヒーター20がONされる。一方、室
温が低下すると、サーミスター35の抵抗値が上昇し、
比較回路37への出力である抵抗36の両端電圧が下降
する。比較回路37はヒーター温度検知回路31の出力
電圧がこの両端電圧より高い時にヒーターON信号を出
力する。従って、室温が低い時にはヒーター温度が高く
てもシーズヒーター20がONされることになり、室温
とヒーター温度とが反比例の関係で動きこれによって温
風温度がほぼ一定に制御され、使用感が向上する。
【0039】蓄熱放熱フィン23の材料には、セラミッ
クや煉瓦や石或いは液体も適用できるものの、シーズヒ
ーター20への密着が図れないとシーズヒーター20の
温度を必要以上に上げなければならず、必要とする特性
が得難いのでダイカストによる密着成形ができ、大きな
比熱を持つアルミが好適であり、加熱装置2の小型化に
も有効である。また、開閉シャッター41,42につい
ては、モーター等のアクチェーターによって開閉させる
ことも容易であるが、公衆設備等での使用では開閉頻度
も高くなり、開閉機構の摩耗や埃の侵入等によるトラブ
ルが起き易く、むしろバネ等の弾性力を使って開閉させ
る方が耐久性も高く信頼性も向上するばかりでなく、簡
単な構成で容易に乾燥装置本体1側の動作に連動させる
ことができ好都合である。
【0040】また、乾燥装置本体1と加熱装置2とは一
体に構成しても、別体に構成しても良いが、加熱装置2
と乾燥装置本体1とは、上述のように機能的には完結し
た装置として構成できるものであるので、加熱装置2を
スタンド型に構成しこれに乾燥装置本体1を組付ける構
成の方が、既成の手乾燥装置に対しても加熱装置2を装
着でき加熱装置2の適用性が増すことになる。この実施
の形態では、乾燥装置本体1の運転をその電流変化によ
り検出し、乾燥装置本体1の運転時にはシーズヒーター
20への通電を停止するようにしているため、加熱装置
1を乾燥装置本体1に後付けにより設けることが容易で
あるうえ、加熱装置2による電流容量の増加を防ぐこと
もでき、乾燥装置本体1の電源だけで加熱装置2も運転
させることができるため、電源増設等の工事も不要にな
り設置し易いものとなる。このように加熱装置2を独立
して構成した加熱装置2は、それ自体は蓄熱式空気加熱
装置であり、大風量の空気を短時間の間、間欠的に熱風
化するための蓄熱放熱装置として手乾燥装置以外の分野
での利用もできる装置となる。
【0041】
【発明の効果】以上、実施の形態による説明からも明ら
かなように請求項1の発明によれば、風の運動エネルギ
ーにより手を乾燥させる手乾燥装置における乾燥処理を
温風により行なうことができ、乾燥処理時の冷風感が解
消するとともに使用箇所から加熱部分を離反させること
ができる。
【0042】請求項2の発明によれば、風の運動エネル
ギーにより手を乾燥させる手乾燥装置における風の温風
化を、比較的容量の小さい電気ヒーターにより、効率よ
く速やかに行なうことができ、乾燥処理時の冷風感が解
消するとともに使用箇所から加熱部分を離反させること
ができる。
【0043】請求項3の発明によれば、風の運動エネル
ギーにより手を乾燥させる手乾燥装置における風の温風
化を、比較的容量の小さい電気ヒーターにより、効率よ
く速やかに行なうことができ、乾燥処理時の冷風感が解
消するとともに本体側への熱の悪影響を防止することが
でき、しかも使用箇所から加熱部分を離反させることが
できる。
【0044】請求項4の発明によれば、風の運動エネル
ギーにより手を乾燥させる手乾燥装置における風の温風
化を、比較的容量の小さい電気ヒーターにより、効率よ
く速やかに行なうことができ、乾燥処理時の冷風感が解
消するとともに本体側への熱の悪影響を防止することが
でき、しかも使用箇所から加熱部分を離反させることが
できる。
【0045】請求項5の発明によれば、請求項4に係る
前記効果とともに本体側への伝熱をより一層規制するこ
とができる。
【0046】請求項6の発明によれば、請求項4又は請
求項5のいずれかに係る前記効果とともに、開閉シャッ
ターの動作機構が簡単になり、信頼性も向上する。
【0047】請求項7の発明によれば、請求項2〜請求
項6までのいずれかに係る前記効果とともに、加熱装置
が小型になり性能が向上する。
【0048】請求項8の発明によれば、請求項2〜請求
項7までのいずれかに係る前記効果とともに、設置性が
向上する。
【0049】請求項9の発明によれば、請求項8に係る
前記効果とともに、加熱装置を本体に容易に後付けによ
り装着することができる。
【0050】請求項10の発明によれば、請求項2〜請
求項9までのいずれかに係る前記効果とともに温風温度
が周囲温度によらずほぼ一定になり使い易さが向上す
る。
【0051】請求項11の発明によれば、請求項2〜請
求項10までのいずれかに係る前記効果とともに、設置
性や取扱いが容易になる。
【0052】請求項12の発明によれば、高速空気流を
短い時間吹き出す装置の高速空気流を、比較的容量の小
さい電気ヒーターにより効率よく速やかに温風化できる
蓄熱式空気加熱装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の手乾燥装置を示す側面図であ
る。
【図2】 実施の形態の手乾燥装置を示す正面図であ
る。
【図3】 図1の加熱装置を示す分解斜視図である。
【図4】 図1の加熱装置を示す分解斜視図である。
【図5】 図1の加熱装置の拡大断面図である。
【図6】 図1の加熱装置のヒーター制御回路の構成図
である。
【図7】 図1の加熱装置の室温検知回路とヒーター温
度検知回路の回路構成図である。
【図8】 図1の加熱装置の上部の構造を示す部分拡大
斜視図である。
【図9】 図1の加熱装置のチャンバー構造体を拡大し
て示す斜視図である。
【図10】 加熱装置のチャンバー構造体の他の構成を
拡大して示す斜視図である。
【図11】 加熱装置のチャンバー構造体の他の構成を
拡大して示す斜視図である。
【図12】 従来の手乾燥装置の構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 乾燥装置本体、 2 加熱装置、 3 手挿入部、
5 高圧空気流発生装置、 6 本体吸込口、 7
上吹出ノズル、 8 下吹出ノズル、 10蓄熱放熱
器、 13 送気口、 15 吸気口、 20 シーズ
ヒーター、 23 蓄熱放熱フィン、 28 電流検知
回路、 30 室温検知回路、 31ヒーター温度検知
回路、 37 比較回路、 39 エアーチャンバー、
41開閉シャッター、 42 開閉シャッター、 4
3 板バネ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手を収納できる手挿入部を有する本体に
    組込まれた高圧空気流発生装置により生成される高圧空
    気流を、上記手挿入部において高速空気流として噴出
    し、この手挿入部に入れられた手に付着した水滴を上記
    高速空気流の運動エネルギーにより吹き飛ばす手乾燥装
    置であって、上記本体の高圧空気流発生装置の吸込み側
    に吸込み空気に熱量を供給してこれを昇温させる加熱装
    置を備えたことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 手を収納できる手挿入部を有する本体に
    組込まれた高圧空気流発生装置により生成される高圧空
    気流を、上記手挿入部において高速空気流として噴出
    し、この手挿入部に入れられた手に付着した水滴を上記
    高速空気流の運動エネルギーにより吹き飛ばす手乾燥装
    置であって、上記本体の高圧空気流発生装置の吸込み側
    に、電気ヒーターとこの電気ヒーターの熱量を蓄熱する
    とともに空気に放熱する加熱装置を給気可能に備えたこ
    とを特徴とする手乾燥装置。
  3. 【請求項3】 手を収納できる手挿入部を有する本体に
    組込まれた高圧空気流発生装置により生成される高圧空
    気流を、上記手挿入部において高速空気流として噴出
    し、この手挿入部に入れられた手に付着した水滴を上記
    高速空気流の運動エネルギーにより吹き飛ばす手乾燥装
    置であって、上記本体の高圧空気流発生装置の吸込み側
    に、上記高圧空気流発生装置側への伝熱を緩衝するエア
    ーチャンバーを有し、このエアーチャンバーに通じる入
    口側の風路に電気ヒーターとこの電気ヒーターの熱量を
    蓄熱するとともに上記風路の空気に放熱する加熱装置を
    給気可能に備えたことを特徴とする手乾燥装置。
  4. 【請求項4】 手を収納できる手挿入部を有する本体に
    組込まれた高圧空気流発生装置により生成される高圧空
    気流を、上記手挿入部において高速空気流として噴出
    し、この手挿入部に入れられた手に付着した水滴を上記
    高速空気流の運動エネルギーにより吹き飛ばす手乾燥装
    置であって、上記本体の高圧空気流発生装置の吸込み側
    に、上記高圧空気流発生装置側への伝熱を緩衝するエア
    ーチャンバーを有し、このエアーチャンバーに通じる入
    口側の風路に電気ヒーターとこの電気ヒーターの熱量を
    蓄熱するとともに上記風路の空気に放熱する加熱装置を
    給気可能に備え、この加熱装置の上記エアーチャンバー
    の高圧空気流発生装置側に通じる通気口にはこの通気口
    を開閉する開閉シャッターを設けたことを特徴とする手
    乾燥装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の手乾燥装置であって、
    エアーチャンバーを多段に構成したことを特徴とする手
    乾燥装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5のいずれかに記載
    の手乾燥装置であって、開閉シャッターが高圧空気流発
    生装置が送風のために作り出す風の圧力で開放動作する
    ように構成したことを特徴とする手乾燥装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜請求項6までのいずれかに記
    載の手乾燥装置であって、加熱装置が電気ヒーターに密
    着したアルミ材よりなる蓄熱放熱フィンを備えた構成で
    あることを特徴とする手乾燥装置。
  8. 【請求項8】 請求項2〜請求項7までのいずれかに記
    載の手乾燥装置であって、高圧空気流発生装置の動作中
    は加熱装置の電気ヒーターへの通電を停止させるように
    したことを特徴とする手乾燥装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の手乾燥装置であって、
    高圧空気流発生装置の動作を高圧空気流発生装置への給
    電系の電流の変化によって検知するようにしたことを特
    徴とする手乾燥装置。
  10. 【請求項10】 請求項2〜請求項9までのいずれかに
    記載の手乾燥装置であって、加熱装置の電気ヒーターへ
    の通電を、電気ヒーターの温度と装置の周囲温度とによ
    り、周囲温度に拘らず温風温度をほぼ一定に制御するよ
    うにしたことを特徴とする手乾燥装置。
  11. 【請求項11】 請求項2〜請求項10までのいずれか
    に記載の手乾燥装置であって、加熱装置を本体の下部に
    着脱可能に設けたことを特徴とする手乾燥装置。
  12. 【請求項12】 風路の出口側に伝熱を緩衝するエアー
    チャンバーを設け、このエアーチャンバーに通じる上記
    風路の入口側には電気ヒーターとこの電気ヒーターの熱
    量を蓄熱するとともに上記風路の空気に放熱する蓄熱放
    熱手段を設け、上記風路の出口には出口を開閉する開閉
    手段を設けたことを特徴とする蓄熱式空気加熱装置。
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