JP2001041583A - 温風暖房機の制御装置 - Google Patents

温風暖房機の制御装置

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JP2001041583A
JP2001041583A JP11219662A JP21966299A JP2001041583A JP 2001041583 A JP2001041583 A JP 2001041583A JP 11219662 A JP11219662 A JP 11219662A JP 21966299 A JP21966299 A JP 21966299A JP 2001041583 A JP2001041583 A JP 2001041583A
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者に定期的に清掃してもらうために、蝶
番装置等により開閉可能に枢着したファンガードを誤っ
て対流ファンが回転中に開けられた場合でも、速やかに
対流ファンを停止できる安全な温風暖房機の制御装置を
得る。 【解決手段】 燃焼中に開閉検知手段8によってファン
ガード3が開状態であると検知されると、燃料供給手段
10及び燃焼用送風機15への通電を停止して消火動作
を行うと共に、対流用送風機2に半波を通電して制動を
加え回転を停止させる制御手段16を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油ファンヒータ
ー、及びガスファンヒーター等の温風暖房機の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は本出願人の出願である特願平11
−167668号に記載された従来例としての温風暖房
機の背面斜視図、図8はその温風暖房機における対流フ
ァン取付部の断面図である。図において、1は温風暖房
機の本体、2は本体1内部に設けられたバーナ(図示せ
ず)での燃焼によって生じた高温ガスを温風として放出
する対流用送風機あり、本体1の背面に形成された空気
取入口1a部に対応して設けられている。3は空気取入
口1aから本体1内部にホコリや異物の侵入を防ぐため
のファンガードであり、多数の小孔3aが設けられてい
る。なお前記対流用送風機2はファンモータ4と対流フ
ァン5とで構成されており、ファンモータ4はネジ等に
よって前記ファンガード3に取り付けられ、このファン
モータ4の回転軸4aに対流ファン5がナット等によっ
て取り付けられている。
【0003】6は本体1背面の空気取入口1aの周縁部
にネジ等により固定された蝶番装置であり、前記ファン
ガード3の一辺を本体1背面に枢着して開閉自在に取り
付けている。7は前記蝶番装置6に枢着された側の一辺
と相対する側のファンガード3の一辺を本体1の背面に
設けたネジ穴1bに固定するための2個の摘みネジで、
使用者が手で摘んで絞めたり外したりすることができる
ようになっている。8は本体1内に設けた前記ファンガ
ード3の開閉状態を検知するためのスイッチであり、機
械式、光学式や、磁気式など様々な方式が用いられる。
【0004】次に動作について説明する。まず、燃焼が
開始されると、バーナ(図示せず)に火炎が形成され、
この火炎によって高温ガスが生じる。この高温ガスは対
流用送風機2によって空気取入口1aより吸込まれた空
気とともに前面に押し出され、温風吹出口(図示せず)
より放出され、室内暖房に利用される。
【0005】この種の温風暖房機は上述の如く、燃焼中
に室内の空気を取り入れて温風を放出する構造であるこ
とから、空気中のホコリも一緒に吸い込むため、ファン
ガード3の開口部を小孔3aとし、ホコリが内部に極力
入らないようになっている。しかしながら、使用時間が
累積してくると、ファンガード3の小孔3aを通過した
ホコリが徐々に対流ファン5の端部や表面に付着するこ
とで、送風量の低下に伴う本体1内部温度上昇や、悪臭
など様々な問題が生じ、これらを解消するためには、使
用者に定期的にファンガード3や対流ファン5を清掃し
てもらう必要が生じる。
【0006】そこで清掃が必要になった時は、摘みネジ
7を指で緩めて外し、ファンガード3を蝶番装置6によ
り枢着された一辺を軸として図9の状態に回動(開け)
すれば、対流ファン5を容易に外部に取り出すことがで
き、極めて容易に清掃作業が行える。また、万が一、燃
焼中にファンガード3が開かれた場合には、開閉検知手
段であるスイッチ8からの信号により、即バーナ(図示
せず)での燃焼を停止させるとともに、図10に示すよ
うにファンモータ4への通電を停止するようになってい
る。
【0007】ところで、この種の温風暖房機では消火時
に排出される臭気を少なくするものが考えられていた。
図11は、例えば特開平7−293864号公報に示さ
れている液体燃料燃焼装置を示す構成図である。図にお
いて、9はバーナ、10はこのバーナ9に燃料を供給す
る燃料供給手段であり、この燃料供給手段10の一端は
燃料タンク11中に位置し、他端は燃料供給管12に接
続されている。又、13はノズル14に接続され燃焼空
気を供給する空気供給管、15は燃焼用送風機である。
16は燃料供給手段10と燃焼用送風機15を制御する
ための制御手段である。
【0008】次に動作について説明する。燃焼用送風機
15が回転し、燃焼に必要な空気量が空気供給管13、
ノズル14と送られ、バーナ9に供給される。点火装置
(図示せず)を作動させた後、燃料供給手段10で燃料
の供給を開始し、燃料供給管12からは一次空気比(燃
焼空気と燃料の比率)が0.8程度になる量の燃料がバ
ーナ9に供給され火炎が形成される。この燃焼によって
生じた高温ガスは対流用送風機2によって温風として放
出され室内暖房に利用される。
【0009】消火時に使用者が運転スイッチ(図示せ
ず)をオフさせて、消火動作を行わせると、制御回路1
6で燃料供給手段10への電圧印加を停止する。この
時、燃料の減少は図12の実線のようにT0〜T1の時
間で零になる。一方、燃焼空気に関しては、例えば燃焼
用送風機15に図13に示す半波を通電して制動を加え
て空気流量を減少させる。これによって、燃焼空気の流
量は図12の破線で示すように燃料の減少速度とほぼ等
しく(T1≒T2)なり、燃焼空気と燃料の比率(一次
空気比)が一定のまま消炎することができるので、図1
2の斜線で示された部分だけとなり、臭いの原因となる
燃え残り量を少なくすることが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、燃焼中に使用者がファンガード3を開け
た場合、バーナでの燃焼は停止し、ファンモータ4への
通電は停止されるものの、対流ファン5は惰性で回転し
ており、停止するまでに時間を要する。特に、対流ファ
ン5が高回転数で動作している程時間が長くなる。つま
り、万が一対流ファン5が惰性で回転中に、使用者が清
掃のために手を出した場合には、回転している対流ファ
ン5で怪我する等の安全面での問題点があった。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解決した
もので、燃焼中において万が一使用者がファンガードを
開けた場合でも、対流ファンの回転を速やかに停止させ
て怪我等をすることのない安全な温風暖房機の制御装置
の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る温風暖房機
の制御装置は、バーナと、このバーナに燃料を供給する
燃料供給手段と、前記バーナへ燃焼空気を供給する燃焼
用送風機と、前記バーナでの燃焼によって生じた高温ガ
スを温風として放出する対流用送風機と、この対流用送
風機を覆うように設けられ蝶番装置等によって開閉自在
に枢着されたファンガードと、このファンガードの開閉
状態を検知する開閉検知手段と、燃焼中に開閉検知手段
によってファンガードの開状態が検知されると、燃料供
給手段および燃焼用送風機への通電を停止して消火動作
を行うと共に、対流用送風機に半波を通電して制動を加
え回転を停止させる制御手段を設けたものである。
【0013】また、本発明に係る温風暖房機の制御装置
は、バーナと、このバーナに燃料を供給する燃料供給手
段と、前記バーナへ燃焼空気を供給する燃焼用送風機
と、前記バーナでの燃焼によって生じた高温ガスを温風
として放出する対流用送風機と、この対流用送風機を覆
うように設けられ蝶番装置等によって開閉自在に枢着さ
れたファンガードと、このファンガードの開閉状態を検
知する開閉検知手段と、燃焼中に開閉検知手段によって
ファンガードの開状態が検知されると、燃料供給手段を
停止させると同時に燃焼用送風機に半波を通電して消火
動作を行い、燃料の減少と共に燃焼用送風機に制動を加
えて空気量を減少させ、燃料と燃焼空気の減少割合がほ
ぼ等しくなるようにすると共に、燃焼用送風機に通電し
た半波と逆相の半波を対流用送風機に通電して制動を加
え回転を停止させる制御手段とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図に基づいて説明する。図1は本発明の実
施の形態1を示す温風暖房機の制御装置のブロック図で
ある。なお、本発明における温風暖房機の基本構成は図
7、図8及び図11に示すものと同じなので、それと同
一または相当部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。図1において、17は燃料供給手段10と燃焼用送
風機15によってバーナ9に供給される燃料と燃焼空気
を着火させるための点火器、18は前記バーナ9での燃
焼によって生じた高温ガスが温風として放出される温風
吹出口である。
【0015】図2は本発明の実施の形態1を示す温風暖
房機の制御装置の動作を示すフローチャートである。図
において、ステップ20はファンガード3の開閉検知を
行うステップであり、通常はファンガード3が閉じた状
態にあるため、ステップ21へと進む。ここで、使用者
が本体1に設けられた操作部(図示せず)に配置された
運転スイッチ(図示せず)を“ON”にすると(ステッ
プ21)、このON信号を受けて制御手段16は燃焼用
送風機15の回転数制御を開始(ステップ22)して燃
焼空気をバーナ9に供給すると同時に、燃料供給手段1
0を動作(ステップ23)させて燃料をバーナ9に供給
し、点火器17で着火を行い、バーナ9での燃焼を行
う。この時、燃焼空気と燃料の比率(一次空気比)はほ
ぼ一定になるように制御されている。燃焼が開始される
と、ファンモータ4に通電され、対流用送風機2の回転
数制御を開始する(ステップ24)。以降、ステップ2
0〜24の動作を繰り返し、燃焼を行うことになる。一
般的に、バーナ9での燃焼量が大きい時は対流用送風機
2の回転数は高く、逆に燃焼量が小さい時は回転数が低
なるように、燃焼量に対応した回転数で制御されてい
る。これにより、バーナ9での燃焼によって生じた高温
ガスは、対流用送風機2の回転によって空気取入口1a
より吸込まれた空気とともに前面に押し出され、温風吹
出口18より放出され、室内の暖房に使用される。
【0016】一方、使用者が運転スイッチ(図示せず)
を“OFF”にすると(ステップ21)、このOFF信
号を受けて制御手段16はバーナ9での燃焼を停止し、
消火動作を行う。この時、燃焼空気と燃料の比率(一次
空気比)が一定のまま消炎させ臭いの原因となる燃え残
り量を少なくするために、燃焼用送風機15に半波を通
電(ステップ25)して制動を加えて空気流量を急激に
減少させ、同時に燃料供給手段10への電圧印加を停止
(ステップ26)させるので、従来例で示した図12の
様に消火時の臭いを抑えることができる。消火後、一定
時間は、燃焼中に発生した熱により高温になっている本
体1内部を冷却するために(ステップ27)、制御手段
16は対流用送風機2を回転させて冷却を行う(ステッ
プ24)。その後、本体1内部が充分に冷えると、対流
用送風機2の通電を停止するようになっている(ステッ
プ28)。
【0017】万が一、燃焼中に、使用者が誤って対流フ
ァン5を清掃しようとしてファンガード3を開いてしま
ったような場合は、開閉検知手段であるスイッチ8によ
ってファンガード3が開いているとの信号が制御手段1
6に送られ(ステップ20)、制御手段16が燃焼停止
を行い、同時に対流用送風機2に半波通電を行って制動
を加えて対流ファン5の回転を止めることができる(ス
テップ31)。
【0018】ところで、図3に示す様に、一般的に送風
機等のモータは定常運転時に流れる電流の最大値(例え
ばIp1=約0.5A)に比べて、半波通電時に流れる
電流の最大値(例えばIp2=約6A)は約10倍程度
と非常に大きく、対流用送風機2と燃焼用送風機15の
2つの送風機に同時に半波通電をすると、過大な電流が
流れるため、機器に設けられた電流ヒューズなどの安全
装置(図示せず)が誤作動してしまう等の問題が生じて
しまう。そのため、燃焼中にファンガード3が開かれた
場合においては、臭気低減よりも、安全性を優先させる
ために、説明順序が逆になるが、制御手段16は燃焼用
送風機15の通電を停止し(ステップ29)、同時に燃
料供給手段10も停止(ステップ30)している。つま
り、ファンガード3の開状態を検知した場合の消火時に
は通常消火時のように、一次空気比を保って消炎させ、
臭気低減効果を得ることはできない。
【0019】図4は本発明の実施の形態1におけるファ
ンガードの開閉状態と対流用送風機と燃焼用送風機への
印加電圧、駆動信号の関係を示す説明図である。図4
(a)に示す通り、ファンガード3が開かれたことがス
イッチ8によって検出されると、制御手段16は同図
(b)に示すような半波信号を対流用送風機2に送り、
同図(c)に示すような半波が対流用送風機2に印加さ
れる。同時に制御手段16は同図(d)に示すように通
電停止信号を燃焼用送風機15に送り、同図(e)に示
す通り燃焼用送風機15への通電は停止される。すなわ
ち、交流モータである対流用送風機2に半波電圧が印加
されると、制動(ブレーキ)作用により、図中(f)に
実線で示すように、対流用送風機2の回転数は短時間t
1(例えば1〜3秒)で停止することになる。これは一
点鎖線で示す惰性で停止させた場合の時間に比べて極め
て短時間となる。
【0020】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態
2を示す温風暖房機の制御装置の動作を示すフローチャ
ートである。なお、上記実施の形態1と同一または相当
部分には同一符号を用いて説明する。この実施の形態2
は、対流用送風機2に印加した半波とは逆相となる半波
を燃焼用送風機15に印加するようにしたものである。
前述と同様、燃焼中に使用者によってファンガード3が
開かれた場合、燃焼空気と燃料の比率(一次空気比)が
一定のまま消炎させて臭いの原因となる燃え残り量を少
なくするために燃焼用送風機15に半波を通電(ステッ
プ32)して制動を加えて空気流量を減少させ、同時に
燃料供給手段10への電圧印加を停止(ステップ30)
させるので、従来例で示した様に消火時の臭いを抑えな
がら燃焼を停止できる。同時に、前記燃焼用送風機15
に印加した半波と逆相となる半波を対流用送風機2に通
電して制動を加えて、対流用送風機2の回転を速やかに
止めることができる(ステップ33)。
【0021】図6は本発明の実施の形態2におけるファ
ンガード3の開閉と対流用送風機2と燃焼用送風機15
への印加電圧、駆動信号の関係を示す説明図である。図
6(a)に示す通り、ファンガード3が使用者の手で開
かれたことが開閉検知手段であるスイッチ8によって検
出されると、制御手段16は同図(b)に示すような半
波信号を対流用送風機2に送り、同図(c)に示すよう
な半波が対流用送風機2に印加される。ここまでは前述
した実施の形態1の図4(a)〜(c)と同じである。
本実施の形態2では、これと同時に制御手段16は図6
(d)に示すように半波信号を燃焼用送風機15に送
り、同図(e)に示す通り、対流用送風機2に印加した
半波とは逆相となる半波を燃焼用送風機15に印加す
る。すなわち、この実施の形態2によれば、ファンガー
ド3の開状態による消火動作において、対流用送風機2
と燃焼用送風機15の2つの送風機にそれぞれ同時に互
いに逆相の半波を通電することで、半波通電の際に流れ
る過大な電流を抑えながら、対流用送風機2の回転数を
短時間で停止でき、かつ、一次空気比を保って消炎さ
せ、臭気低減効果を得ることが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1によれ
ば、開閉検知手段によってファンガードの開状態が検知
されると、燃料供給手段および燃焼用送風機の通電を停
止して消火動作を行うと共に、対流用送風機に半波を通
電して制動を加え回転を停止させるので、燃焼中など
に、使用者が誤って清掃しようとしてファンガードを開
いてしまった場合でも、速やかに対流用送風機を停止で
き、怪我することのない安全な温風暖房機の制御装置を
提供できる。
【0023】また、本発明の請求項2によれば、開閉検
知手段によってファンガードの開状態が検知されると、
燃料供給手段を停止させ、この燃料の減少と共に燃焼用
送風機に半波の通電によって制動を加えて空気量を減少
させ、燃料と燃焼空気の減少割合をほぼ等しくしなが
ら、消火動作中の予混合気の濃度を可燃範囲に保って消
臭効果を得るように消火動作を行うと共に、燃焼用送風
機に通電した半波と逆相の半波を対流用送風機に通電し
て制動を加え回転を停止させるので、燃焼中などに、使
用者が誤って清掃しようとしてファンガードを開いてし
まった場合でも、速やかに対流用送風機を停止でき、怪
我することのない安全な温風暖房機を提供できるととも
に、2つの送風機に同時に半波通電を行っても過大電流
の発生を抑えて電流ヒューズ等の安全装置を誤動作させ
ることなく、通常消火の時と同等の消臭効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す温風暖房機の制
御装置のブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の温風暖房機の制御装
置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態1における送風機の定常
電流と半波電流の関係を示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるファンガード
の開閉と対流用送風機と燃焼用送風機への印加電圧、駆
動信号のを示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の温風暖房機の制御装
置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2におけるファンガード
の開閉と対流用送風機と燃焼用送風機への印加電圧、駆
動信号の関係を示す説明図である。
【図7】 従来例としての温風暖房機の背面斜視図であ
る。
【図8】 従来例としての温風暖房機の対流ファンの取
付部の断面図である。
【図9】 従来例としての温風暖房機のファンガードを
開いた状態の背面斜視図である。
【図10】 従来例としての温風暖房機のファンガード
の開閉とファンモータの制御動作の関係を示す説明図で
ある。
【図11】 従来例としての消火時の臭気を少なくする
液体燃料燃焼装置を示す構成図である。
【図12】 従来例としての消火時の燃料と燃焼用空気
の減少の様子を示す説明図である。
【図13】 従来例としての燃焼用送風機に制動を加え
る場合の印加電圧の波形図である。
【符号の説明】
1 温風暖房機の本体、2 対流用送風機、3 ファン
ガード、4 ファンモータ、5 対流ファン、6 蝶番
装置、7 摘みネジ、8 開閉検知手段(スイッチ)、
9 バーナ、10 燃料供給手段(ポンプ)、11 燃
料タンク、12燃料供給管、13 空気供給管、15
燃焼用送風機、16 制御手段、18温風吹出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナと、このバーナに燃料を供給する
    燃料供給手段と、前記バーナへ燃焼空気を供給する燃焼
    用送風機と、前記バーナでの燃焼によって生じた高温ガ
    スを温風として放出する対流用送風機と、この対流用送
    風機を覆うように設けられ蝶番装置等によって開閉自在
    に枢着されたファンガードと、このファンガードの開閉
    状態を検知する開閉検知手段と、燃焼中に開閉検知手段
    によってファンガードの開状態が検知されると、燃料供
    給手段を停止すると同時に燃焼用送風機への通電を停止
    して消火動作を行い、かつ対流用送風機に半波を通電し
    て制動を加え回転を停止させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とする温風暖房機の制御装置。
  2. 【請求項2】 バーナと、このバーナに燃料を供給する
    燃料供給手段と、前記バーナへ燃焼空気を供給する燃焼
    用送風機と、前記バーナでの燃焼によって生じた高温ガ
    スを温風として放出する対流用送風機と、この対流用送
    風機を覆うように設けられ蝶番装置等によって開閉自在
    に枢着されたファンガードと、このファンガードの開閉
    状態を検知する開閉検知手段と、燃焼中に開閉検知手段
    によってファンガードの開状態が検知されると、燃料供
    給手段を停止させると同時に燃焼用送風機に半波を通電
    して消火動作を行い、燃料の減少と共に燃焼用送風機に
    制動を加えて空気量を減少させ、燃料と燃焼空気の減少
    割合がほぼ等しくなるようにすると共に、燃焼用送風機
    に通電した半波と逆相の半波を対流用送風機に通電して
    制動を加え回転を停止させる制御手段とを備えたことを
    特徴とする温風暖房機の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074295A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 株式会社トヨトミ 石油燃焼器の消火制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074295A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 株式会社トヨトミ 石油燃焼器の消火制御装置

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