JPH05296571A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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Publication number
JPH05296571A
JPH05296571A JP10490992A JP10490992A JPH05296571A JP H05296571 A JPH05296571 A JP H05296571A JP 10490992 A JP10490992 A JP 10490992A JP 10490992 A JP10490992 A JP 10490992A JP H05296571 A JPH05296571 A JP H05296571A
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JP
Japan
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post
purge
heat source
temperature
warm air
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Application number
JP10490992A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Fujisawa
美憲 藤沢
Reiko Takahashi
礼子 高橋
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱源の作動停止後に、使用者に冷風感を感じ
させる事なくケーシングや熱源を降温でき、且つポスト
パージ時間を短縮できる温風暖房機の提供。 【構成】 ガス温風暖房機Aは、吹出口を有するダクト
と、ダクト内に配されるガスバーナ及び対流ファンと、
ガスバーナが燃焼停止する直前の暖房能力を記憶したメ
モリ451の内容に基づいてポストパージファン回転数
を決定するポストパージファン回転数決定回路452を
有する制御器4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源が作動停止した後
も送風機を継続して回転させてポストパージを行なう温
風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平1−256755号公報には、消
火時点においてマイクロコンピュータが出力する燃焼強
度信号の強度(強、中、弱)に基づいて消火後のファン
運転時間を設定(150秒、120秒、90秒)する事
により、消火後の器体の昇温を防止する技術が記載され
ている。また、特開平1−150748号公報には、内
部温度を検知する感温素子を本体ケースの適宜位置に設
け、該感温素子の出力に基づいて、運転停止後の送風機
への通電時間を増減(通常の使用では150秒、90
秒)する事により、冷風の吹き出しによる不快感や過剰
余熱を防止する技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
技術は、以下に示す様な不具合がある。燃焼強度信号の
強度が強であったり、感温素子の出力が大きい場合は、
ポストパージ時間が長くなる。この為、例えば、使用者
が外出しようとして運転スイッチをオフにしても、直ぐ
にファンや送風機が止まらないので、止まる迄待って外
出が遅れたり、止まるだろうかと心配しながら外出する
ことになり、使い勝手が悪い。本発明の目的は、熱源の
作動停止後に、使用者に冷風感を感じさせる事なくケー
シングや熱源を降温でき、且つポストパージ時間を短縮
できる温風暖房機の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)温風を室内に吹き出すための吹出口を有するケー
シングと、該ケーシング内に配され、指示された発熱量
で発熱する熱源と、該ケーシング内に配され、前記熱源
により昇温した空気を温風として前記吹出口に向かわせ
る送風機と、前記熱源の作動停止後にも前記送風機への
通電を継続するポストパージ制御手段とを備えてなる温
風暖房機において、前記ポストパージ制御手段は、前記
熱源が作動停止する直前の発熱量の大きさに基づいて、
ポストパージ中の送風機回転数を決定する。 (2)温風を室内に吹き出すための吹出口を有するケー
シングと、該ケーシング内に配され、指示された発熱量
で発熱する熱源と、該ケーシング内に配され、前記熱源
により昇温した空気を温風として前記吹出口に向かわせ
る送風機と、前記熱源の作動停止後にも前記送風機への
通電を継続するポストパージ制御手段とを備えてなる温
風暖房機において、前記ケーシング内の温度を検知する
温度センサを配設するとともに、前記ポストパージ制御
手段は、前記熱源の作動停止時近傍の検出温度に基づい
て、ポストパージ中の送風機回転数を決定する。 (3)温風暖房機は、上記(1)の構成を有し、温風暖
房機のポストパージ制御手段は、前記熱源が作動停止す
る直前の発熱量に基づいて、ポストパージ時間の長さ、
及びポストパージ中の送風機回転数を決定する。 (4)温風暖房機は、上記(2)の構成を有し、温風暖
房機のポストパージ制御手段は、前記熱源の作動停止時
近傍の検出温度に基づいて、ポストパージ時間の長さ、
及びポストパージ中の送風機回転数を決定する。
【0005】
【作用及び発明の効果】
〔請求項1について〕熱源が作動停止する直前の発熱量
が大きい場合には、ポストパージ中の送風機回転数を高
くする事により、ケーシングや熱源を、大風量により早
期に降温させる事ができる。また、熱源が作動停止する
直前の発熱量が小さい場合には、ポストパージ中の送風
機回転数を低くする事により、ケーシングや熱源の過度
の降温を防止でき、使用者に冷風感を感じさせない。
尚、ポストパージの終了は、予め定めた時間(試験、実
験等により決定)の経過やケーシング内の温度を検出す
る温度センサの出力値の低下等に基づいて行なえば良
い。 〔請求項2について〕熱源の作動停止時近傍におけるケ
ーシング内の検出温度が高い場合には、ポストパージ中
の送風機回転数を高くする事により、ケーシングや熱源
を、大風量により早期に降温させる事ができる。また、
熱源の作動停止時近傍におけるケーシング内の検出温度
が低い場合には、ポストパージ中の送風機回転数を低く
する事により、ケーシングや熱源の過度の降温を防止で
き、使用者に冷風感を感じさせない。尚、ポストパージ
の終了は、予め定めた時間(試験、実験等により決定)
の経過やケーシング内の温度を検出する温度センサの出
力値の低下等に基づいて行なえば良い。 〔請求項3について〕熱源が作動停止する直前の発熱量
が大きい場合には、発熱量が中位の場合に比べ、ポスト
パージ時間を、使い勝手を低下させない程度に長くし、
このポストパージ中の送風機回転数を、騒音を招かない
程度に高くする事により、適度な長さの大風量時間でも
ってケーシングや熱源を早期に降温させる事ができる。
熱源が作動停止する直前の発熱量が大きい場合は、ポス
トパージ時間及びポストパージ中の送風機回転数の両方
を増加させているので、送風機騒音の著しい増大を招く
事なく熱源の停止後にケーシングや熱源を降温でき、且
つポストパージ時間を短縮できる。 〔請求項4について〕熱源の作動停止時近傍におけるケ
ーシング内の検出温度が高い場合には、検出温度が中位
の場合に比べてポストパージ時間を、使い勝手を低下さ
せない程度に長くし、このポストパージ中の送風機回転
数を、騒音を招かない程度に高くする事により、適度な
長さの大風量時間でもってケーシングや熱源を早期に降
温させる事ができる。熱源の作動停止時近傍におけるケ
ーシング内の検出温度が高い場合は、熱源の作動停止後
の、ポストパージの長さ及びポストパージ中の送風機回
転数の両方を増加させているので、送風機騒音の著しい
増大を招く事なくケーシングや熱源を降温でき、且つポ
ストパージ時間を短縮できる。
【0006】
【実施例】本発明の第1実施例(請求項1に対応)を、
図1〜図4に基づいて説明する。図1に示すガス温風暖
房機Aは、ハウジング1と、ハウジング1内に配される
ガスバーナ2、対流ファン3と、対流ファン3の回転数
やガスバーナ2の燃焼等を制御する制御器4とを備えて
なる。
【0007】金属製のハウジング1は、温風や燃焼に用
いる室内空気10の吸込口11、12を背面の上部に設
け、温風13を室内に吹き出すための吹出口14を前面
の下部にそれぞれ設けている。この吸込口11、12に
は室内の粉塵を除去する為のフィルタ15(樹脂綿製)
が着脱自在に配され、吹出口14には温風13の吹出方
向を変えるルーバー16が組み付けられている。尚、1
7は吸込口11と吹出口14を連通するダクト、18は
室内空気10をガスバーナ2に誘導する空気誘導路であ
る。
【0008】ガスバーナ2は、空気誘導路18の下流に
配されるノズル20から噴出するガスと空気誘導路18
により誘導される室内空気10とを混合する混合室21
と、セラミック製の燃焼板22と、点火電極231やサ
ーモカップル232等を配設した燃焼胴23とを有す
る。上記ノズル20は、電磁弁24、25、比例弁26
を順次、配設したガス管gの先端に形成される。
【0009】対流ファン3は、ガスバーナ2より下流側
のダクト17内に枢着された羽根車31と、羽根車31
を駆動する交流モータ32とで構成される。
【0010】制御器4は、図2に示す様に、運転スイッ
チSWの操作に基づいてガスバーナ2の点・消火等の制
御を行なう運転制御部41と、燃焼レベルを決定する温
調制御部42と、比例弁26への通電電流を制御する比
例弁駆動回路43と、交流モータ32への通電量を制御
するファン駆動回路44と、メモリ451、ポストパー
ジファン回転数決定回路452、及びタイマTを有する
ポストパージ制御部45とを備え、温調運転に入ると、
図3に示すシーケンス(ステップs1〜s7)に基づい
て動作を行なう。
【0011】運転制御部41は、運転スイッチSWがオ
ンして4秒経過した後、点火電極231に所定時間、通
電を行なうとともに、電磁弁24、25を開弁状態にし
てガスバーナ2の点火を行なう。また、運転スイッチS
Wがオフされるとポストパージ制御部45に運転停止信
号Sを送出し、電磁弁24、25を閉弁状態にしてガス
バーナ2の消火を行なう。尚、ガスバーナ2の燃焼中
に、サーモカップル232の出力電圧が所定値未満にな
ると電磁弁24、25を閉弁してガスバーナ2を消火す
る。
【0012】温調制御部42は、強制強燃焼運転期間
(この間の暖房能力はレベル8)の終了後の温調運転で
は、温度設定器421で設定される設定温度と、吸込口
12近傍の空気誘導路18内に配されたサーミスタ42
2により検知される検知室温との温度差に基づいて暖房
能力(レベル1〜レベル8)を決定する。
【0013】比例弁駆動回路43は、温調運転時におい
て、温調制御部42で決定された暖房能力に応じた電流
(1段階〜8段階)を比例弁26に通電する。
【0014】ファン駆動回路44は、強制強燃焼運転期
間が終了する迄は、予め定めたファン回転数が得られる
電流を交流モータ32に流し、温調運転中は温調制御部
42で決定された暖房能力に適したファン回転数が得ら
れる電流を交流モータ32に流し、また、温調運転中に
運転スイッチSWをオフした際には、運転スイッチSW
をオフする直前の暖房能力のレベルに応じた(図4に示
す)ポストパージファン回転数Nが得られる電流をポス
トパージ期間(70秒)の間、交流モータ32に流す。
【0015】ポストパージ制御部45は、運転スイッチ
SWをオフする直前の暖房能力のレベルを記憶するメモ
リ451と、メモリ451に記憶された上記暖房能力の
レベルに応じたポストパージファン回転数Nを決定する
ポストパージファン回転数決定回路452と、70秒の
ポストパージ時間が設定されるタイマTとを備える。
【0016】つぎに、本実施例の利点を述べる。運転ス
イッチSWをオフする直前の暖房能力のレベルが大きい
場合(例えば図4でレベル5〜8)には、ガスバーナ2
の燃焼停止後のポストパージ時間中の対流ファン回転数
を高く(800回転/分)して、大風量により、燃焼胴
23及び燃焼板22を70秒という短時間で降温させて
いる。この為、使用者が外出する時等に、運転スイッチ
SWをオフした場合、運転スイッチSWをオフすると短
時間に対流ファン3が止まるので、外出が遅れず、止ま
ったのを確認して安心して外出することができる。ま
た、運転スイッチSWをオフする直前の暖房能力のレベ
ルが小さい場合(例えばレベル1、2)には、ガスバー
ナ2の燃焼停止後の70秒のポストパージ時間中の対流
ファン回転数を低く(700〜725回転/分)してい
るので、ダクト17内の温度が低くなり過ぎず、使用者
に冷風感を感じさせない。
【0017】次に、本発明の第2実施例(請求項2に対
応)を、図1、図5、図6、及び図7に基づいて説明す
る。尚、ガス温風暖房機Bの基本構造はガス温風暖房機
Aと同様であるので相違点を述べる。図1、図5に示す
ガス温風暖房機Bは、ダクト17の温度を検出する温度
センサ453をダクト17の適所(図1には図示せず)
に配設している。また、ガス温風暖房機Bのポストパー
ジ制御部45は、運転停止信号Sが入力されると温度セ
ンサ453により検出されるダクト温度に基づいてポス
トパージファン回転数Nを決める(図7に示す)ポスト
パージファン回転数決定回路452、及び75秒のポス
トパージ時間が設定されたタイマTを有し、温調運転に
入ると、制御器4は、図6に示すシーケンス(ステップ
S1〜S8)に基づいて動作を行なう。
【0018】ガス温風暖房機Bのファン駆動回路44
は、強制強燃焼運転期間が終了する迄は、予め定めたフ
ァン回転数が得られる電流を交流モータ32に流し、温
調運転中は温調制御部42で決定された暖房能力に適し
たファン回転数が得られる電流を交流モータ32に流
し、温調運転中に運転スイッチSWをオフした際には、
運転スイッチSWをオフした時点における、温度センサ
453で検出されるダクト温度に応じて決めた(図7に
示す)ポストパージファン回転数Nが得られる電流をポ
ストパージ期間の間、交流モータ32に流す。
【0019】つぎに、本実施例の利点を述べる。運転ス
イッチSWをオフし、ガスバーナ2が燃焼停止した時点
でのダクト17の温度が高い場合には、ポストパージ期
間(75秒間)中の対流ファン3の回転数を高くする事
により、燃焼胴23、及び燃焼板22を、大風量により
75秒という短時間で降温させている。この為、使用者
が外出する時等に、運転スイッチSWをオフした場合、
短時間に対流ファン3が止まるので、外出が遅れず、止
まったのを確認して安心して外出することができる。ま
た、ガスバーナ2が燃焼停止した時点でのダクト温度が
低い場合には、ポストパージ時間(75秒)中の対流フ
ァン回転数を低くしているので、ダクト17内の温度が
低くなり過ぎず、使用者に冷風感を感じさせない。
【0020】次に、本発明の第3実施例(請求項3に対
応)を、図1、図8、図9、及び図10に基づいて説明
する。尚、ガス温風暖房機Cの基本構造はガス温風暖房
機Aと同様であるので相違点を述べる。図1、図8に示
すガス温風暖房機Cの制御器4が有するポストパージ制
御部45は、運転スイッチSWをオフする直前の暖房能
力のレベルを記憶するメモリ451、メモリ451に記
憶された暖房能力のレベルに応じてポストパージファン
回転数Nを決める(図10の実線)ポストパージファン
回転数決定回路452、及びメモリ451に記憶された
暖房能力のレベルに応じてポストパージ時間を決める
(図10の一点鎖線)ポストパージ時間決定部454を
備え、温調運転に入ると、図9に示すシーケンス(ステ
ップst1〜st7)に基づいて動作を行なう。
【0021】ガス温風暖房機Cのファン駆動回路44
は、強制強燃焼運転期間が終了する迄は、予め定めたフ
ァン回転数が得られる電流を交流モータ32に流し、温
調運転中は温調制御部42で決定された暖房能力に適し
たファン回転数が得られる電流を交流モータ32に流
し、温調運転中に運転スイッチSWをオフした際には、
運転スイッチSWをオフする直前の暖房能力のレベルに
応じて決まる(図10の実線)ポストパージファン回転
数Nが得られる電流を、運転スイッチSWをオフする直
前の暖房能力のレベルに応じて決まる(図10の一点鎖
線)ポストパージ期間の間、交流モータ32に流す。
【0022】つぎに、本実施例の利点を述べる。運転ス
イッチSWをオフする直前の暖房能力のレベルが大きい
場合(例えばレベル5〜8)には、ガスバーナ2の燃焼
停止後のポストパージ時間中の対流ファン回転数を高く
(750回転/分)、且つ、ポストパージ時間を75秒
〜90秒と長くしているので、この様に暖房能力のレベ
ルが大きい場合に使用者が外出する際、短時間に対流フ
ァン3が止まるので、外出が遅れず、止まったのを確認
して安心して外出することができる。また、ポストパー
ジ時間中の対流ファン回転数の上限を750回転/分に
しているので、運転スイッチSWをオフする直前の暖房
能力のレベルが大きい場合におけるポストパージ時の騒
音を抑える事ができる。また、運転スイッチSWをオフ
する直前の暖房能力のレベルが小さい場合(例えばレベ
ル1、2)には、ガスバーナ2の燃焼停止後のポストパ
ージ時間中の対流ファン回転数を低く(650〜675
回転/分)、且つ、ポストパージ時間を45秒〜50秒
と短くしているので、ダクト17内の温度が低くなり過
ぎないので、この様に暖房能力のレベルが小さい場合に
起こり易い、冷風感の発生を効果的に抑える事ができ
る。
【0023】次に、本発明の第4実施例(請求項4に対
応)を、図1、図11、図12、及び図13に基づいて
説明する。尚、ガス温風暖房機Dの基本構造はガス温風
暖房機Aと同様であるので相違点を述べる。図1、図1
1に示すガス温風暖房機Dは、ダクト17の温度を検出
する温度センサ453をダクト17の適所(図1には図
示せず)に配設している。また、ガス温風暖房機Dのポ
ストパージ制御部45は、運転スイッチSWをオフした
時に送出される運転停止信号Sに基づいて運転スイッチ
SWをオフした時点の温度センサ453の出力電圧値を
記憶するメモリ451、メモリ451に記憶された出力
電圧値に応じてポストパージファン回転数Nを決める
(図13の実線)ポストパージファン回転数決定回路4
52、及びメモリ451に記憶された出力電圧値に応じ
てポストパージ時間を決める(図13の一点鎖線)ポス
トパージ時間決定部454を備え、温調運転に入ると、
図12に示すシーケンス(ステップSt1〜St7)に
基づいて動作を行なう。
【0024】ガス温風暖房機Dのファン駆動回路44
は、強制強燃焼運転期間が終了する迄は、予め定めたフ
ァン回転数が得られる電流を交流モータ32に流し、温
調運転中は温調制御部42で決定された暖房能力に適し
たファン回転数が得られる電流を交流モータ32に流
し、温調運転中に運転スイッチSWをオフした際には、
運転スイッチSWをオフした時点の温度センサ453が
出力する出力電圧値に応じて決まる(図13の実線)ポ
ストパージファン回転数Nが得られる電流を、運転スイ
ッチSWをオフした時点の温度センサ453が出力する
出力電圧値に応じて決まる(図13の一点鎖線)ポスト
パージ期間の間、交流モータ32に流す。
【0025】つぎに、本実施例の利点を述べる。運転ス
イッチSWをオフした時点で、温度センサ453が出力
する出力電圧の値が大きく、ダクト17の温度が高い場
合には、ポストパージ中の対流ファン回転数を高く、且
つ、ポストパージ時間を長くしているので、この様にレ
ベルが大きい場合に使用者が外出する際、短時間(最大
でも80秒)で対流ファン3が止まるので、外出が遅れ
ず、且つ止まったのを確認して安心して外出することが
できる。また、ポストパージ時間中の対流ファン回転数
の上限を750回転/分にしているので、運転スイッチ
SWをオフした時点でダクト17の温度が高い場合にお
けるポストパージ時の対流ファン3の騒音を極力抑える
事ができる。また、運転スイッチSWをオフした時点
で、温度センサ453が出力する出力電圧の値が小さ
く、ダクト17の温度が低い場合には、ガスバーナ2の
燃焼停止後のポストパージ時間中の対流ファン回転数を
低く、且つ、ポストパージ時間を短くしているので、ダ
クト17内の温度が低くなり過ぎず、この様に暖房能力
のレベルが小さい場合に起こり易い、冷風感の発生を効
果的に抑える事ができる。
【0026】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.ガス温風暖房機A、Bにおいて、ダクト17内に配
設したサーミスタ422の出力が所定値以下になった
ら、ポストパージを終了させる様にしても良い。 b.ガス温風暖房機A、Cにおいて、メモリ451に記
憶させるものは、その他、運転スイッチSWをオフする
直前の比例弁電流値やファン電流値であっても良い。 c.ガス温風暖房機B、Dにおいて、サーミスタ422
の配設位置を選んで温度センサ453の役目を兼ねる様
にし、サーミスタ422を省いても良い。 d.電気ヒータ、石油バーナ等を用いて熱源を構成して
も良い。 e.温風暖房機は、燃焼用空気を室外からケーシング内
に取り込み、排気を、取り込んだ室内空気と混合せずに
室外に放出するタイプであっても良い。 f.請求項3、4の構成を備えた温風暖房機において、
昼と夜とで、ポストパージ時間の長さとポストパージ中
の送風機回転数との関係を変える様にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に係るガス温風暖房機の構造
図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るガス温風暖房機のブ
ロック図である。
【図3】そのガス温風暖房機の作動を説明する為のフロ
ーチャートである。
【図4】そのガス温風暖房機において、運転スイッチを
オフする直前の暖房能力レベルと対流ファン回転数との
関係を示したグラフである。
【図5】本発明の第2実施例に係るガス温風暖房機のブ
ロック図である。
【図6】そのガス温風暖房機の作動を説明する為のフロ
ーチャートである。
【図7】そのガス温風暖房機において、運転スイッチを
オフした時点のダクト温度と対流ファン回転数との関係
を示したグラフである。
【図8】本発明の第3実施例に係るガス温風暖房機のブ
ロック図である。
【図9】そのガス温風暖房機の作動を説明する為のフロ
ーチャートである。
【図10】そのガス温風暖房機において、運転スイッチ
をオフする直前の暖房能力レベルと、対流ファン回転数
及びポストパージ時間との関係を示したグラフである。
【図11】本発明の第4実施例に係るガス温風暖房機の
ブロック図である。
【図12】そのガス温風暖房機の作動を説明する為のフ
ローチャートである。
【図13】そのガス温風暖房機において、運転スイッチ
をオフした時点のダクト温度と、対流ファン回転数及び
ポストパージ時間との関係を示したグラフである。
【符号の説明】
2 ガスバーナ(熱源) 3 対流ファン(送風機) 13 温風 14 吹出口 17 ダクト(ケーシング) 45 ポストパージ制御部(ポストパージ制御手段) 453 温度センサ A、B、C、D ガス温風暖房機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風を室内に吹き出すための吹出口を有
    するケーシングと、 該ケーシング内に配され、指示された発熱量で発熱する
    熱源と、 該ケーシング内に配され、前記熱源により昇温した空気
    を温風として前記吹出口に向かわせる送風機と、 前記熱源の作動停止後にも前記送風機への通電を継続す
    るポストパージ制御手段とを備えてなる温風暖房機にお
    いて、 前記ポストパージ制御手段は、前記熱源が作動停止する
    直前の発熱量の大きさに基づいて、ポストパージ中の送
    風機回転数を決定することを特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 温風を室内に吹き出すための吹出口を有
    するケーシングと、 該ケーシング内に配され、指示された発熱量で発熱する
    熱源と、 該ケーシング内に配され、前記熱源により昇温した空気
    を温風として前記吹出口に向かわせる送風機と、 前記熱源の作動停止後にも前記送風機への通電を継続す
    るポストパージ制御手段とを備えてなる温風暖房機にお
    いて、 前記ケーシング内の温度を検知する温度センサを配設す
    るとともに、前記ポストパージ制御手段は、前記熱源の
    作動停止時近傍の検出温度に基づいて、ポストパージ中
    の送風機回転数を決定することを特徴とする温風暖房
    機。
  3. 【請求項3】 前記ポストパージ制御手段は、前記熱源
    が作動停止する直前の発熱量に基づいて、ポストパージ
    時間の長さ、及びポストパージ中の送風機回転数を決定
    することを特徴とする請求項1記載の温風暖房機。
  4. 【請求項4】 前記ポストパージ制御手段は、前記熱源
    の作動停止時近傍の検出温度に基づいて、ポストパージ
    時間の長さ、及びポストパージ中の送風機回転数を決定
    することを特徴とする請求項2記載の温風暖房機。
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