JP3154911B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP3154911B2
JP3154911B2 JP00221695A JP221695A JP3154911B2 JP 3154911 B2 JP3154911 B2 JP 3154911B2 JP 00221695 A JP00221695 A JP 00221695A JP 221695 A JP221695 A JP 221695A JP 3154911 B2 JP3154911 B2 JP 3154911B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H9/00Details
    • F24H9/20Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F24H9/2064Arrangement or mounting of control or safety devices for air heaters
    • F24H9/2085Arrangement or mounting of control or safety devices for air heaters using fluid fuel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H3/00Air heaters
    • F24H3/02Air heaters with forced circulation
    • F24H3/04Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element
    • F24H3/0488Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element using fluid fuel
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1902Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the use of a variable reference value
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セーブ運転機能の付い
た温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】暖房運転を開始し、室温が設定温度に到
達してから、所定時間毎(例えば30分毎)に、制御温
度を所定温度(例えば1.0℃毎)づつ、所定回数(例
えば2回)低下させて行く、セーブ運転機能の付いた温
風暖房機が知られている。この温風暖房機は、セーブ運
転機能の付かない温風暖房機より経済的な運転が可能で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の温風暖房機
において、セーブ運転中の制御温度を更に低くすれば
{所定温度を大きくする、所定回数を増やす}、更なる
燃費の低減を図る事ができる。
【0004】しかし、上述の条件以上に、セーブ運転中
の制御温度を低くすると、いくら室内の壁面が暖まった
状態であっても使用者は寒いと感じ、快適性を損なうこ
ととなる。
【0005】本発明の目的は、快適性を損なう事無く、
燃費を良くする事ができる温風暖房機の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)加熱源や送風機を備え、温風を吹出口から室内に
吹き出す暖房機ハウジングと、室温を設定する室温設定
器と、室温を検出する室温センサと、検出室温が制御温
度を維持する様に前記加熱源の加熱量を制御するととも
に、設定温度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範
囲内の場合に限り、時間経過に伴って前記制御温度を下
げていくセーブ運転を行うセーブ運転機能を有する加熱
制御器とを具備する温風暖房機において、前記加熱量を
変動させるゆらぎ運転を行うゆらぎ運転手段を設け、セ
ーブ運転中に前記ゆらぎ運転手段が前記ゆらぎ運転を行
う。
【0007】(2)加熱源や送風機を備え、温風を吹出
口から室内に吹き出す暖房機ハウジングと、室温を設定
する室温設定器と、室温を検出する室温センサと、検出
室温が制御温度を維持する様に前記加熱源の加熱量を制
御するとともに、設定温度が、最適なセーブ運転が行え
る所定温度範囲内の場合に限り、検出室温が設定温度に
到達後、所定時間が経過すると、前記制御温度を所定温
度づつ、所定時間毎に所定段階数に達するまで下げてい
くセーブ運転を行うセーブ運転機能を有する加熱制御器
とを具備する温風暖房機において、前記加熱量を変動さ
せるゆらぎ運転を行うゆらぎ運転手段を設け、最終段階
数のセーブ運転のみ前記ゆらぎ運転手段が前記ゆらぎ運
転を行う。 (3)加熱源や送風機を備え、温風を吹出口から室内に
吹き出す暖房機ハウジングと、室温を設定する室温設定
器と、室温を検出する室温センサと、検出室温が制御温
度を維持する様に前記加熱源の加熱量を制御するととも
に、設定温度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範
囲内の場合に限り、検出室温が設定温度に到達後、所定
時間が経過すると、前記制御温度を所定温度づつ、所定
時間毎に所定段階数に達するまで下げていくセーブ運転
を行うセーブ運転機能を有する加熱制御器とを具備する
温風暖房機において、前記加熱量を変動させるゆらぎ運
転を行うゆらぎ運転手段を設け、初回段階数のセーブ運
転を除く途中段階数のセーブ運転から最終段階数のセー
ブ運転まで、前記ゆらぎ運転手段が前記ゆらぎ運転を行
う。
【0008】
【作用】
〔請求項1について〕室温設定器で設定温度を設定す
る。室温センサが室温を検出する。加熱源は空気を加熱
し、送風機により、暖房機ハウジングの吹出口から温風
が室内に吹き出される。
【0009】通常の暖房運転では、検出室温が制御温度
(=設定温度)を維持する様に、加熱制御器が加熱源の
加熱量を制御する。加熱制御器はセーブ運転機能を有
し、設定温度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範
囲内の場合に限り、時間経過に伴って制御温度を下げて
いくセーブ運転を行う。
【0010】ゆらぎ運転手段は、セーブ運転中に、加熱
量を変動させるゆらぎ運転を行う。
【0011】〔請求項2について〕室温設定器で設定温
度を設定する。室温センサが室温を検出する。加熱源は
空気を加熱し、送風機により、暖房機ハウジングの吹出
口から温風が室内に吹き出される。
【0012】通常の暖房運転では、検出室温が制御温度
(=設定温度)を維持する様に、加熱制御器が加熱源の
加熱量を制御する。加熱制御器は、セーブ運転機能を有
し、設定温度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範
囲内の場合に限り、検出室温が設定温度に到達後、所定
時間が経過すると、制御温度を所定温度づつ、所定時間
毎に所定段階数に達するまで下げていくセーブ運転を
う。
【0013】[請求項3について]通常の暖房運転では、検出室温が制御温度(=設定温
度)を維持する様に、加熱制御器が加熱源の加熱量を制
御する。 加熱制御器は、セーブ運転機能を有し、設定温
度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範囲内の場合
に限り、検出室温が設定温度に到達後、所定時間が経過
すると、制御温度を所定温度づつ、所定時間毎に所定段
階数に達するまで下げていくセーブ運転を行う。 ゆらぎ
運転手段は、初回段階数のセーブ運転を除く途中段階数
のセーブ運転から最終段階数のセーブ運転まで、加熱量
を変動させるゆらぎ運転を行う。
【0014】
【発明の効果】[請求項1について]設定温度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範囲内
の場合に限り、 時間経過に伴って制御温度を下げていく
セーブ運転中に、ゆらぎ運転手段が加熱源の加熱源を変
動させるゆらぎ運転を行う構成であるので、セーブ運転
により室温が低くなっていても、使用者はゆらぎにおけ
る加熱量のピークに感応するので寒いと思わず、快適温
度であると感じる。
【0015】そして、上記従来の温風暖房機より、制御
温度を下げる事ができる(使用者が寒いと思わない為)
ので燃費が向上する。
【0016】[請求項2について]設定温度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範囲内
の場合に限り、 ゆらぎ運転手段が最終段階数のセーブ運
転のみ加熱源の加熱量を変動させるゆらぎ運転を行うの
で、室温が低くなっていても、使用者はゆらぎにおける
加熱量のピークに感応するので寒いと思わず、快適温度
であると感じる。
【0017】そして、上記従来の温風暖房機より、制御
温度を下げる事ができる(使用者が寒いと思わない為)
ので燃費が向上する。尚、最終段階数のセーブ運転中に
のみゆらぎ運転を行うのは、途中段階のセーブ運転でゆ
らぎ運転を行うと、ゆらぎ運転が必要な一番低温の最終
段階数になる前に使用者がゆらぎ運転に慣れてしまい、
ゆらぎによる効果が低減してしまうためである。 [請求項3について]設定温度が、最適なセーブ運転が行える所定温度範囲内
の場合に限り、 ゆらぎ運転手段が途中段階のセーブ運転
で加熱源の加熱量を変動させるゆらぎ運転を行うゆらぎ
運転を行うので、室温が低くなっていても、使用者はゆ
らぎにおける加熱量のピークに感応するので寒いと思わ
ず、快適温度であると感じる。なお、途中段階でのセー
ブ運転のゆらぎ運転は、最終段階でのセーブ運転のゆら
ぎ運転よりゆらぎ幅を小さくするのが好ましい。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例(請求項に対応)を図1
〜図5、及び表1に基づいて説明する。図1〜図3に示
す如く、ガス温風暖房機Aは、ガス燃焼器11や対流フ
ァン12等を備えたハウジング1と、室温を設定する温
度設定器3と、室温を検出する室温センサ4と、セーブ
運転部55を有するとともに、ガス燃焼器11や対流フ
ァン12を制御する制御器5とを具備する。
【0019】ハウジング1(金属製)は、対流や燃焼に
用いる室内空気13の吸込口14、15を背面の上部に
設け、温風16を室内に吹き出すための吹出口17を前
面の下部に設けている。尚、18は吸込口と吹出口を連
通するダクト、19は室内空気13を燃焼用空気として
吸込口からガス燃焼器11に誘導する空気誘導路であ
る。
【0020】ガス燃焼器11は、空気誘導路19の下流
に配されるノズルnから噴出するガスと空気誘導路19
により誘導される室内空気13とを混合する混合室11
1と、セラミック製の燃焼板112と、点火電極113
やサーモカップル114等を配設した燃焼胴115とを
有する。尚、ノズルnは、電磁弁116、117、及び
比例弁118を順に配設したガス管gの先端に形成され
る。
【0021】対流ファン12は、ガス燃焼器11より下
流側のダクト18内に枢着された羽根車121と、羽根
車121を駆動するファンモータ122とで構成され
る。温度設定器3は、ハウジング1の上面に設けた操作
部101内に組み付けられるタクトスイッチであり、設
定温度を16℃〜26℃の間で設定する。室温センサ4
は、吸込口15近傍の空気誘導路19内に配されるサー
ミスタである。
【0022】マイクロコンピュータを有する制御器5
は、図3に示す様に、運転制御部51、初期室温検出部
52、温度勾配検出部53、計時部54、セーブパター
ン記憶部551を有するセーブ運転部55、ゆらぎ運転
部56、温調制御部57、比例弁駆動回路58、及びフ
ァン駆動回路59を備える。
【0023】運転制御部51は、運転スイッチSWをオ
ンすると、所定時間、点火電極113に通電を行なうと
ともに、電磁弁116、117を開弁状態、比例弁11
8を点火開度にしてガス燃焼器11の点火を行なう。
又、運転スイッチSWがオフされると電磁弁116、1
17、及び比例弁118を閉弁状態にしてガス燃焼器1
1の消火を行なう。尚、燃焼中に、サーモカップル11
4の出力電圧が所定値未満になると、電磁弁116、1
17、及び比例弁118を閉弁状態にしてガス燃焼器1
1を消火する。
【0024】初期室温検出部52は、点火1分後に室温
センサ4が送出する出力信号に基づいて運転初期室温を
検出する。温度勾配検出部53は、点火1分後及び点火
5分後に室温センサ4が送出する出力信号に基づき、運
転初期における室温上昇の温度勾配を検出する。計時部
54は、運転開始後、室温センサ4が検出する検出室温
が、温度設定器3で設定した設定温度に到達すると計時
を開始する。
【0025】セーブ運転部55は、検出室温が設定温度
に到達してから30分経過後の下げ幅ΔT(セーブ量)
を複数記憶したセーブパターン記憶部551を有し、初
期室温検出部52が検出した運転初期室温、及び温度勾
配検出部53が検出した温度勾配に基づき、表1に示す
セーブ量ΔTでセーブ運転が行われる様に指示する。
【表1】
【0026】ゆらぎ運転部56は、三段階目{詳しくは
後述する}のセーブ運転中に、制御温度T1 と検出室温
Tsとから基準の暖房能力を決定し、決定した暖房能力
に、予め設定したゆらぎのパターンを重畳させるよう指
示する。
【0027】温調制御部57は、室温センサ4及び温度
設定器3の出力が入力され、燃焼初期においては、レベ
ル8の暖房能力で強制強燃焼運転を行う。そして、強制
強燃焼が終了すると、検出室温TS が設定温度T0 に到
達後、30分経過する迄、室温センサ4で検知される検
出室温TS と、温度設定器3で設定される設定温度T0
との差に基づき、検出室温TS が設定温度T0 となる様
に暖房能力(レベル1〜レベル7)を決定する。
【0028】セーブ運転に移行すると、検出室温TS
制御温度T1 となる様に暖房能力(レベル1〜レベル
7)を決定する。尚、制御温度T1 は、30分経過後か
ら60分経過するまではT0 −ΔTであり、60分経過
してから90分経過するまではT0 −2×ΔTである。
尚、設定温度T0 が17℃〜25℃から外れる場合には
セーブ運転に移行しない。
【0029】更に、検出室温TS が設定温度T0 に到達
してから90分を超えセーブ運転が最終段階(三段階
目)に移行すると、制御温度T1 を設定温度T0 −3×
ΔTとし、検出室温Tsが制御温度T1 となる様に基準
の暖房能力(レベル1〜レベル7)を決定するととも
に、ゆらぎ運転を行なうため、決定した基準の暖房能力
を中心に±3速の間で加熱能力を変動させる。
【0030】具体的には、温度変化のパワースペクトル
がその周波数fに対して1/fとなるように予め設定さ
れたパターンを、決定された基準の暖房能力に重畳させ
ることにより時間変化に応じて暖房能力を変化させるも
のである。
【0031】比例弁駆動回路58は、温調運転時におい
て、温調制御部57で決定された暖房能力(レベル1〜
レベル7)に応じた電流(1段階〜7段階)を比例弁1
18に通電する。ファン駆動回路59は、温調運転時に
おいて、温調制御部57で決定された暖房能力(レベル
1〜レベル7)に適したファン回転数が得られるファン
電流をファンモータ122に流す。
【0032】つぎに、制御器5の、セーブ運転及びゆら
ぎ運転に関する作動を、図4及び図5に基づいて述べ
る。ステップs1において、温度設定器3で設定温度T
0 を設定し、ステップs2に進む。尚、表示器501は
設定温度(例えば22℃)を表示する。ステップs2で
運転スイッチSWを押すと暖房運転を開始し、ステップ
s3に進む。
【0033】ステップs3で、制御温度T1 を設定温度
0 に一致させ、ステップs4に進む。ステップs4
で、初期室温検出部52が運転初期室温を検出する(点
火1分後)。ステップs5で、設定温度T0 が17℃〜
25℃の間にあるか否か判別し、ある場合(YES)は
ステップs6に進み、外れる場合(NO)はセーブ運転
に移行しない。
【0034】ステップs6で温度勾配検出部53が運転
開始初期の温度勾配を検出する。ステップs7で、初期
室温検出部52が検出した運転初期室温と、温度勾配検
出部53が検出した温度勾配とに基づき、セーブ運転部
55が下げ幅(セーブ量)ΔTを決定する。
【0035】ステップs8で、検出室温TS が設定温度
0 に到達しているか否か判別し、到達している場合
(YES)はステップs9に進む。ステップs9で計時
部54が経過時間の計測を開始する。ステップs10
で、TS ≧T0 到達から30分が経過しているか否か判
別し、経過している場合(YES)はステップs11に
進む。
【0036】ステップs11で、制御温度T1 =設定温
度T0 −ΔTを実行し、1段階目のセーブ運転を開始
{セーブランプ502点灯}し、ステップs12に進
む。ステップs12で、TS ≧T0 到達から60分が経
過しているか否か判別し、経過している場合(YES)
はステップs13に進む。
【0037】ステップs13で、制御温度T1 =設定温
度T0 −2×ΔTを実行し、2段階目のセーブ運転を開
始し、ステップs14に進む。ステップs14で、TS
≧T0 到達から90分が経過しているか否か判別し、経
過している場合(YES)はステップs15に進む。
【0038】ステップs15で、制御温度T1 =設定温
度T0 −3×ΔTを実行し、3段階目(最終段階)のセ
ーブ運転を開始し、ステップs16に進む。
【0039】ステップs16で、ゆらぎ運転部56がゆ
らぎ運転を指示する。本実施例では、検出温度Tsが制
御温度T1 となるように決定された基準の暖房能力に予
め設定されたゆらぎのパターンを重畳させることによ
り、時間変化に応じて暖房能力をゆらがせている。
【0040】つぎに、本実施例のガス温風暖房機Aの利
点を述べる。 〔ア〕ガス温風暖房機Aを、ゆらぎ運転を行わない様に
しておき、様々な条件下で実験すると、表1の下げ幅T
で二段階のセーブ運転までは、殆どの被験者は快適であ
ると感じるが、三段階目のセーブ運転を行うと多くの被
験者は寒いと感じるという結果が得られた。
【0041】しかし、ゆらぎ運転を有効にして三段階目
のセーブ運転を行うと殆どの被験者は寒く感じないとい
う結果が得られた。尚、三段階目のセーブ運転を行える
ガス温風暖房機Aは、二段階のセーブ運転を行うガス温
風暖房機に比べ、最大、燃費を約10%低減する事がで
きる。
【0042】〔イ〕ゆらぎ運転中は、制御温度T1 と検
出温度Tsにより決定される基準の暖房能力を中心に、
上下に暖房能力を変動させているため室温(検出温度T
s)の変動が少ない。そのため、時間の経過とともにゆ
らぎのパターンがくずれてしまうことがない。
【0043】〔ウ〕ガス温風暖房機Aは、設定温度T0
が17℃〜25℃の場合に、初期室温検出部52が検出
した運転初期室温と、温度勾配検出部53が検出した温
度勾配とに基づき、表1に示す下げ幅ΔTでもって自動
的に、最適なセーブ運転を行なう構成である。
【0044】この為、最適なセーブ運転が行なわれると
もに、セーブ運転スイッチが不要となるのでコストが低
減できるとともに、操作部101内の簡略化が図れる。
【0045】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.対流ファン12の回転数が燃焼に影響を及ぼさない
もの{例えば、対流ファン12と燃焼ファンとが別個の
もの}であれば、対流ファン12の回転数を変動させ
ず、比例弁118に流す電流のみを変動させる事により
暖房能力をゆらがせても良い。
【0046】b.セーブ運転が複数段階である場合、
終段階に達する前{例えば、二段階目}から最終段階ま
ゆらぎ運転を行なっても良い。この場合は、最終段階
のゆらぎ運転よりゆらぎ幅を小さくするのが好ましい
(請求項3に対応)また、セーブ運転に入ると、初回
段階数から最終段階に達するまでゆらぎ運転を行なって
も良い。この場合は、途中段階のゆらぎ運転は、最終段
階のゆらぎ運転よりゆらぎ幅を小さくするのが好ましい
(請求項1に対応)
【0047】c.基準の暖房能力が下限となるようにゆ
らぎのパターンを重畳させるようにしても良い。 d.加熱源は、電気ヒータや石油バーナ等であっても良
い。 e.温風暖房機は、燃焼用空気を室外からケーシング内
に取り込み、排気を取り込んだ室内空気と混合せずに室
外に放出するタイプ{所謂、FF式の温風暖房機}であ
っても良い。
【0048】f.ゆらぎのパターンは、周波数fに対し
て1/fとならなくても良い。 g.セーブ運転では、時間の経過に伴って設定温度を下
げるようにしても良い。この場合、設定温度の表示は時
間の経過に伴って下がっていく。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガス温風暖房機の外観
図である。
【図2】そのガス温風暖房機の構造説明図である。
【図3】そのガス温風暖房機のブロック図である。
【図4】そのガス温風暖房機の作動を示すフローチャー
トである。
【図5】そのガス温風暖房機の作動を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A ガス温風暖房機 1 ハウジング(暖房機ハウジング) 3 温度設定器 4 室温センサ 5 制御器(加熱制御器) 11 ガス燃焼器(加熱源) 12 対流ファン(送風機) 16 温風 17 吹出口 TS 検出室温 T0 設定温度 T1 制御温度 ΔT 下げ幅(所定温度) 55 セーブ運転部(セーブ運転機能) 56 ゆらぎ運転部(ゆらぎ運転手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−152176(JP,A) 特開 平2−203147(JP,A) 特開 平8−61737(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 3/04 305 F23N 5/02 350 F23N 5/20 F24F 11/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源や送風機を備え、温風を吹出口か
    ら室内に吹き出す暖房機ハウジングと、 室温を設定する室温設定器と、 室温を検出する室温センサと、 検出室温が制御温度を維持する様に前記加熱源の加熱量
    を制御するとともに、設定温度が、最適なセーブ運転が
    行える所定温度範囲内の場合に限り、時間経過に伴って
    前記制御温度を下げていくセーブ運転を行うセーブ運転
    機能を有する加熱制御器とを具備する温風暖房機におい
    て、 前記加熱量を変動させるゆらぎ運転を行うゆらぎ運転手
    段を設け、セーブ運転中に前記ゆらぎ運転手段が前記ゆ
    らぎ運転を行うことを特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 加熱源や送風機を備え、温風を吹出口か
    ら室内に吹き出す暖房機ハウジングと、 室温を設定する室温設定器と、 室温を検出する室温センサと、 検出室温が制御温度を維持する様に前記加熱源の加熱量
    を制御するとともに、設定温度が、最適なセーブ運転が
    行える所定温度範囲内の場合に限り、検出室温が設定温
    度に到達後、所定時間が経過すると、前記制御温度を所
    定温度づつ、所定時間毎に所定段階数に達するまで下げ
    ていくセーブ運転を行うセーブ運転機能を有する加熱制
    御器とを具備する温風暖房機において、 前記加熱量を変動させるゆらぎ運転を行うゆらぎ運転手
    段を設け、最終段階数のセーブ運転のみ前記ゆらぎ運転
    手段が前記ゆらぎ運転を行うことを特徴とする温風暖房
    機。
  3. 【請求項3】 加熱源や送風機を備え、温風を吹出口か
    ら室内に吹き出す暖房機ハウジングと、 室温を設定する室温設定器と、 室温を検出する室温センサと、 検出室温が制御温度を維持する様に前記加熱源の加熱量
    を制御するとともに、設定温度が、最適なセーブ運転が
    行える所定温度範囲内の場合に限り、検出室温が設定温
    度に到達後、所定時間が経過すると、前記制御温度を所
    定温度づつ、所定時間毎に所定段階数に達するまで下げ
    ていくセーブ運転を行うセーブ運転機能を有する加熱制
    御器とを具備する温風暖房機において、 前記加熱量を変動させるゆらぎ運転を行うゆらぎ運転手
    段を設け、初回段階数のセーブ運転を除く途中段階数の
    セーブ運転から最終段階数のセーブ運転まで、前記ゆら
    ぎ運転手段が前記ゆらぎ運転を行うことを特徴とする温
    風暖房機。
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