JP2643841B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2643841B2
JP2643841B2 JP6142611A JP14261194A JP2643841B2 JP 2643841 B2 JP2643841 B2 JP 2643841B2 JP 6142611 A JP6142611 A JP 6142611A JP 14261194 A JP14261194 A JP 14261194A JP 2643841 B2 JP2643841 B2 JP 2643841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯装置に関し、詳しく
は給湯用缶体と風呂加熱缶体とを備え、且つ共通の排気
通路を備えた2缶2回路の給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記共通の排気通路を備えた2缶
2回路の給湯装置においては、各缶体毎にバーナ、送風
ファンを持ち、それぞれが独立して燃焼を行うことがで
きるが、何れか一方の缶体のバーナが燃焼されると、排
気通路が共通であるため、一方の缶体で発生した排気ガ
スが排気通路を通って他方の缶体へ逆流するおそれがあ
ることから、何れか一方のバーナが燃焼しても、両方の
送風ファンが駆動されるようになされ、また燃焼停止後
のポストパージにおいても同様に両方の送風ファンが駆
動せられるようになされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の給
湯装置においては、燃焼能力の小さい風呂加熱缶体だけ
を燃焼運転した場合においても、ポストパージ中におい
て、他方の燃焼能力の大きい給湯用缶体の送風ファン
は、給湯用缶体のバーナが燃焼した場合と全く同じ回転
数、送風時間だけ駆動されるため、燃焼中は燃焼音によ
って送風ファンの回転音は騒音とはならないものの、風
呂加熱缶体のポストパージ運転中には本来的には何ら駆
動の必要のない給湯用缶体の送風ファンによって大きな
騒音がもたらされるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記従来の装置における
欠点を解消し、燃焼能力の小さい風呂加熱缶体における
ポストパージ送風中に給湯用缶体側における送風ファン
による不必要な騒音をなくすことができる給湯装置の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の給湯装置は、バーナと送風ファンを備えて
水道からの入水を温水に加熱して出湯する給湯用缶体
と、同じくバーナと送風ファンを備えて浴槽からの循環
水を加熱する風呂加熱缶体とを有する2缶2回路の給湯
装置であって、且つ共通の排気通路を備え、一方の缶体
において燃焼運転が行われた場合には他方の缶体におい
て燃焼運転を行っていない場合でも自己が燃焼運転を行
った場合と同様に送風ファンのみを駆動させるようにし
た給湯装置において、燃焼能力の小さい風呂加熱缶体の
燃焼運転のみが行われた後のポストパージ送風について
は、燃焼能力の大きい給湯用缶体におけるポストパージ
送風を自己の本来のポストパージ送風の回転数よりも低
い回転数で且つ風呂加熱缶体のポストパージ時間と同じ
時間に短縮して行うコントローラを備えたことを特徴と
している。
【0006】
【作用】上記本発明の特徴によれば、燃焼能力の小さい
風呂加熱缶体の燃焼だけが行われてその燃焼が終了した
場合、これによって風呂加熱缶体におけるポストパージ
送風の他、給湯用缶体におけるポストパージ送風もスタ
ートされるが、この場合における給湯用缶体でのポスト
パージ送風は、本来のポストパージ送風の場合とは異な
り、本来よりも低い回転数で、且つ風呂加熱缶体の送風
ファンのポストパージ時間と同じ時間に短縮されて行わ
れることになる。よって、この場合における給湯用缶体
の送風ファンによる騒音が抑制され、静かになる。給湯
用缶体が単独で燃焼せられた場合や風呂加熱缶体と給湯
用缶体の両方が燃焼された場合における燃焼終了後のポ
ストパージ送風においては、従来と同じであり、それぞ
れが自己の缶体の燃焼が停止された場合に行われるポス
トパージ回転数、ポストパージ時間で行われる。本発明
では、風呂加熱缶体だけが単独で燃焼されて停止された
場合における給湯用缶体側のポストパージ送風の仕方に
対し、本来のポストパージ送風とは別の異なった新たな
手段を付け加えることで、燃焼能力の小さい風呂加熱缶
体の単独燃焼運転後のポストパージ期間における不必要
な騒音の発生を抑制することができた。
【0007】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の給湯装置の実施例を示す全体構成図、図
2は本発明のコントローラの制御機構を示すフローチャ
ートである。
【0008】先ず図1において、10は給湯用缶体で、20
は風呂加熱缶体である。給湯用缶体10にはバーナ11と送
風ファン12が備えられ、また瞬間式熱交換器13が設備さ
れている。水道から入水管31を通って給湯用缶体10の瞬
間式熱交換器13に入った水はそこで加熱され、出湯管32
に出湯される。14は点火器、15は炎検出器である。また
33は水量センサである。前記風呂加熱缶体20にもバーナ
21と送風ファン22が備えられ、瞬間式熱交換器23が設備
されている。図示しない浴槽からの水が循環路40を通っ
て風呂加熱缶体20の瞬間式熱交換器23に入り加熱され
る。24は点火器、25は炎検出器である。また41は水量セ
ンサである給湯用缶体10の能力は風呂加熱缶体20の能力
よりも大として、十分な温水給湯能力を備えるようにし
ている。前記各缶体10、20のバーナ11、21に対しては、
石油燃料が共通の石油通路50を通った後それぞれ分岐管
51、52を経て供給される。
【0009】前記給湯用缶体10と風呂加熱缶体20におい
ては、共通の排気通路60が設けられている。各缶体10、
20で発生した排気ガスは共通の排気通路60を通って外部
に排気される。この共通の排気通路60を設けた給湯装置
においては、一方の缶体での燃焼運転の際にその缶体か
ら排出される排気ガスが他方の缶体へ逆流して入り込む
のを防止するために、他方の缶体においても送風ファン
を駆動する必要がある。
【0010】前記70はコントローラで、マイコンを内蔵
し、給湯装置各部に配置されたセンサからの情報を入力
し、予め保有された制御プログラム沿って、装置各部の
動作制御を行う。このコントローラ70による両缶体10、
20における燃焼運転動作を、特に送風ファンの制御に関
して、図2のフローを参照して説明する。今、水量セン
サ33、41からの情報により、給湯用缶体10と風呂加熱缶
体20の何れか一方に最低作動水量以上が流れると(S1
でイエス)、その時点でコントローラ70は最低作動水量
以上が流れた缶体の送風ファンのプリパージ送風を開始
し、同様に最低作動水量以上が流れなかった缶体の送風
ファンの送風(プリパージ送風)も一緒に開始する(S
2)。この場合には、それぞれの送風ファン12、22が自
己のプリパージ送風運転条件でプリパージ送風を行う。
このプリパージ送風は着火時の送風量を考慮して行う必
要があるので、給湯用缶体10の場合も風呂加熱缶体20の
場合にもあまり高回転では行われないので、騒音の問題
は余り生じない。そしてプリパージ送風時間が経過する
と、コントローラ70は前記最低作動水量以上を検出した
方の缶体のバーナを着火させ単独運転を開始する(S
3)。着火の有無は炎検出器15、25で検出される。最低
作動水量以上を検出しない缶体は燃焼を行わず送風だけ
となる。
【0011】コントローラ70は常時、給湯用缶体10が燃
焼を行ったかを炎検出器15からの入力情報により監視し
(S4)、給湯用缶体10の燃焼が開始された場合にはそ
の時点でマイコン内の給湯燃焼フラグを立て(S5)、
給湯用缶体10のポストパージ送風が終了した時点で給湯
燃焼フラグを下ろす(S12)。風呂加熱缶体20が単独で
燃焼を開始した場合には給湯燃焼フラグは立たない。そ
して、給湯用缶体10と風呂加熱缶体20の何れかの単独燃
焼運転中に、流量が最低作動水量未満になると(S6で
イエス)、その単独運転中の缶体の燃焼を停止し(S
7)、送風ファンによるポストパージ送風(S9、S1
0)へ移行する。
【0012】ポストパージ送風に先立って、コントロー
ラ70は給湯燃焼フラグが立っているか否かを判断し(S
8)、立っていない場合には(S8でノー)、風呂加熱
缶体20の単独燃焼運転がなされ、給湯用缶体10は燃焼運
転がなされなかったと判断されるので、この場合にはコ
ントローラ70は、給湯用缶体10の送風ファン12について
は通常のポストパージ送風回転数N2 よりも低い特別の
ポストパージ回転数N3 で且つポストパージ時間を通常
のポストパージ時間t2 よりも短い風呂加熱缶体20の送
風ファン22のポストパージ時間t1 と同じにしてポスト
パージ送風を行わせる。風呂加熱缶体20側の送風ファン
22については通常のポストパージ送風回転数N1 、通常
のポストパージ時間t1 でポストパージ駆動する(S
9)。
【0013】前記ステップS8で給湯燃焼フラグが立っ
ている場合は(S8でイエス)、給湯用缶体10の単独燃
焼運転がなされたので、この場合にはコントローラ70
は、給湯用缶体10の送風ファン12を通常のポストパージ
送風回転数N2 で且つ通常のポストパージ時間t2 でポ
ストパージ駆動させる。風呂加熱缶体20側の送風ファン
22については通常のポストパージ送風回転数N1 、通常
のポストパージ時間t1で通常のポストパージ駆動す
る。(S10)。
【0014】給湯用缶体10のポストパージ送風運転が時
間の経過により終了すると(S11)、給湯燃焼フラグを
下げる(S12)。勿論、ポストパージ送風運転が終了す
る前に、再び給湯用缶体10か風呂加熱缶体20に最低作動
水量以上の流量が流れると燃焼開始に向けて動作が行わ
れることになる。
【0015】以上においては、給湯用缶体10と風呂加熱
缶体20の何れか一方の単独運転の場合を述べたが、両缶
体が同時に燃焼運転されている時に缶体の一方が燃焼を
停止した場合には、燃焼を停止した缶体はその缶体の通
常の動作としてポストパージ送風運転を行い、残る燃焼
中の缶体はそのまま燃焼を続けることは勿論である。そ
して前記ポストパージ送風運転が終了した時点で他方の
缶体が引き続き燃焼行っている場合には、ポストパージ
送風運転が終了した方の缶体は再び送風ファンによる送
風を開始することになる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項1
に記載の給湯装置によれば、給湯用缶体と風呂加熱缶体
を備え、排気通路を共通にした2缶2回路の給湯装置に
おいて、燃焼能力の小さい風呂加熱缶体の燃焼運転のみ
が行われた後のポストパージ送風については、燃焼能力
の大きい給湯用缶体におけるポストパージ送風を自己の
本来のポストパージ送風の回転数よりも低い回転数で且
つ風呂加熱缶体のポストパージ時間と同じ時間に短縮し
て行うコントローラを備えたので、一方の缶体の運転の
際に他方の缶体の送風ファンを同時に駆動する必要のあ
る給湯装置において、能力の小さい風呂加熱缶体の単独
燃焼運転後のポストパージ期間における能力の大きい給
湯用缶体の送風ファンによる不必要な騒音の発生を抑制
することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯装置の実施例を示す全体構成図で
ある。
【図2】本発明のコントローラの制御機構を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 給湯用缶体 11 バーナ 12 送風ファン 20 風呂加熱缶体 21 バーナ 22 送風ファン 60 排気通路 70 コントローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナと送風ファンを備えて水道からの
    入水を温水に加熱して出湯する給湯用缶体と、同じくバ
    ーナと送風ファンを備えて浴槽からの循環水を加熱する
    風呂加熱缶体とを有する2缶2回路の給湯装置であっ
    て、且つ共通の排気通路を備え、一方の缶体において燃
    焼運転が行われた場合には他方の缶体において燃焼運転
    を行っていない場合でも自己が燃焼運転を行った場合と
    同様に送風ファンのみを駆動させるようにした給湯装置
    において、燃焼能力の小さい風呂加熱缶体の燃焼運転の
    みが行われた後のポストパージ送風については、燃焼能
    力の大きい給湯用缶体におけるポストパージ送風を自己
    の本来のポストパージ送風の回転数よりも低い回転数で
    且つ風呂加熱缶体のポストパージ時間と同じ時間に短縮
    して行うコントローラを備えたことを特徴とする給湯装
    置。
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