JP4684116B2 - 携帯用ヘアードライヤ - Google Patents

携帯用ヘアードライヤ Download PDF

Info

Publication number
JP4684116B2
JP4684116B2 JP2006029782A JP2006029782A JP4684116B2 JP 4684116 B2 JP4684116 B2 JP 4684116B2 JP 2006029782 A JP2006029782 A JP 2006029782A JP 2006029782 A JP2006029782 A JP 2006029782A JP 4684116 B2 JP4684116 B2 JP 4684116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
ignition
mode
hair dryer
burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006029782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007209394A (ja
Inventor
準之介 井尻
幸夫 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006029782A priority Critical patent/JP4684116B2/ja
Publication of JP2007209394A publication Critical patent/JP2007209394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4684116B2 publication Critical patent/JP4684116B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D20/00Hair drying devices; Accessories therefor
    • A45D20/04Hot-air producers
    • A45D20/06Hot-air producers heated otherwise than electrically; ventilated by muscle power
    • A45D2020/065Hot-air producers heated otherwise than electrically; ventilated by muscle power heated by gas or fuel

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

この出願の発明は、コードレスの携帯用ヘアードライヤに関し、特に熱源としてガスを使用した安全性に優れたガス式の携帯用ヘアードライヤに関する。
ヘアードライヤの熱源として、電気ヒータに代えて、ボンベに充填したブタンガス等の液化石油ガスの燃焼熱を利用したヘアードライヤが開発され、既に市販されている。ガスの燃焼熱を利用したヘアードライヤは、電気ヒータを用いたものに比べて、外部電源への接続が不要となるためにコードレスとすることができるので、電源が入手できないところでも使用できる等、使用場所が制限されないことから、広く使用されるようになってきている。
例えば、図9は、下記特許文献1に開示された携帯用ヘアードライヤの構成を示す断面図である。このヘアードライヤ100は、本体101及びハンドル部102を備えており、このうち少なくとも本体101のハウジングは耐熱性の成型品により構成されている。そして、ハンドル部102の内部には、燃料ガスを収納するガスボンベ103と、送風部110に給電する蓄電池104と、モータ105の回転制御及び充電用電気回路106と、ガスボンベ103からの燃料ガス供給量を制御する制御手段107が収納されている。
本体101内には、ガスボンベ103からのガス供給路の出口に位置するノズル108と、ノズル108の後方から温風吹き出し口109に向けて空気を供給する送風部110と、この送風部110によって送風される空気と燃料ガスを予め混合して混合気体を作る予混合部111と、この予混合部111によって混合された混合気体を所定の温度まで加熱する予熱部112と、この予熱部112で混合気体に点火する着火部113と、予熱部112によって加熱された混合気体を触媒燃焼させる触媒燃焼部114と、この触媒燃焼部114における温度変化を検知する検知部115と、この検知部115での検知に応じて前記ノズル108の弁部の開閉を制御してガスボンベ103からの燃料ガス供給量を制御する制御部116とが設けられている。
また、図示はしないが、特許文献2に記載された携帯用ヘアードライヤにおいては、触媒燃焼部の周囲に螺旋状に配設されたバイメタルによって温度検知を行なうことにより、安定した燃焼調整のもとに触媒燃焼を行なわせるものが示されている。
特開平5−137612号公報(段落[0008]、図1) 特開平5−137613号公報(段落[0008]、図1)
このように、従来の携帯用ヘアードライヤは、熱源として電力を使用しないため蓄電池等の携帯電源は必要最低限に抑えることができ、携帯性に優れているという特徴を有しているが、ガスボンベには可燃性のブタンガス等が充填されているため、その取り扱いには十分に注意する必要がある。
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示されている携帯用ヘアードライヤにおいては、ノズルを介してガスボンベから供給される燃料ガスの流量に応じて適当な流量の空気を送風部(ファン)により供給すことにより着火に適した濃度になるように混合気体の濃度を調整する必要があるが、バーナーの出口近傍における混合ガスの濃度が希薄すぎたり濃すぎたりするため、なかなか点火させることができない場合があるという問題点が存在していた。
特に、バーナーの点火の際に着火ミスが生じると、空気と燃料ガスとを含んだ混合気体が燃焼されることなく携帯用ヘアードライヤの吹き出し口から吹き出される場合があり、安全上問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであり、バーナーの点火時に確実に点火することができ、安全性に優れた携帯用ヘアードライヤを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明は、ガスボンベから供給されたガスを燃焼させるバーナーと、前記バーナーの点火を行う点火機構と、前記バーナーの着火を検出する着火検出部と、前記ガスの燃焼により前記バーナー周辺で熱せられた空気を温風として吹き出し口から吹き出させるファンと、前記ファンを駆動するモータの回転速度を制御する制御部と、を備えた携帯用ドライヤであって、前記点火機構は前記モータの低速回転中に前記バーナーの点火を行い、前記制御部は前記モータの低速回転中に前記着火検出部がバーナーの着火を検知すると前記モータの回転数を所定期間内に所定の高速回転数にまで上昇させ、前記点火機構は前記制御部がモータの回転数を上昇させ始めてから所定時間経過後まで前記バーナーの点火を継続することを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項に記載の携帯用ヘアードライヤにおいて、前記制御部は前記着火検出部がバーナーの着火を検知してから所定時間経過後に前記モータの回転数を低速回転数から上昇させることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項1〜の何れかに記載の携帯用ヘアードライヤにおいて、前記制御部はモータの回転数を低速回転から直線的に上昇させることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項に記載の携帯用ドライヤにおいて、前記制御部は、前記モータに対する出力をパルス幅制御(PWM)出力とし、パルスのデューティー比を上昇させることにより前記モータの回転数を直線的に上昇させることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項1〜のいずれかに記載の携帯用ヘアードライヤにおいて、前記モータはブラシ式モータであり、前記制御部は前記モータの一方の端子に現れる電圧と前記電圧の積分電圧とを比較する比較回路の出力に基づいて回転数を検知する回転数検知回路を備えていることを特徴とする。
本発明は上記のような構成を備えることにより以下の述べるような優れた効果を奏する。すなわち、請求項1に係る発明によれば、バーナーの点火の際にはモータにより駆動されるファンの回転速度を低速にして着火が確実に行なわれるようにするとともに、着火が検知されると徐々に回転数を上昇させて使用時には回転速度を高速にして吹き出す温風量を増やすことができ、安全で使い勝手に優れた携帯用ヘアードライヤを提供できる。
より具体的には、バーナー点火の際には、モータにより駆動されるファンを低速回転するように制御しているので、空気の供給量が抑えられ、混合気体中の燃料ガスの濃度が低下せず、点火に適した濃度を維持することができるため、確実な点火を実現できる。また、バーナーが着火した後は、空気の供給量を増加させても燃焼状態を維持することができるので、ファンを高速回転するように制御して大量の温風を吹き出させることが可能となり、使用者にとって使い勝手がよくなる。
また、請求項に係る発明によれば、モータにより駆動されるファンの回転数を上昇させても所定時間の間はバーナーの点火を継続するように制御することにより、点火を確実に行うことができるため、容易に安全性の向上を達成できる。
また、請求項に係る発明によれば、バーナーの着火を検知してからも所定時間の間はモータにより駆動されるファンを低速回転するように制御することにより、点火を確実に行うことができるため、より安全性の向上を達成できる。
また、請求項の発明によれば、モータにより駆動されるファンの回転数を直線的に上昇させるため、バーナーが着火した後に空気の供給量に急激な変化が起こらないので、燃焼状態を安定的に維持することができる。
また、請求項に係る発明によればモータにより駆動されるファンの回転数を、PWM出力によって直線的に上昇させるため、簡単な制御回路にて確実な点火を実現することができるようになる。
また、請求項に係る発明によれば、ブラシ式モータの一方の端子に現れる電圧の平滑電圧はこの端子に現れる直流成分となるから、比較回路の出力はブラシ式モータの一方の端子に現れる脈流電圧の周期に対応するパルス電圧となるので、簡単な回路構成でモータの回転数に相関したパルス信号を発生させることができるとともに、モータの回転数を正確に制御できるようになる。
以下、実施例及び図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための携帯用ヘアードライヤを例示するものであって、本発明をこの携帯用ヘアードライヤに特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。
図1は本発明に係る携帯用ヘアードライヤの一実施例の外観斜視図であり、図2は図1の携帯用ヘアードライヤの正面図であり、図3は実施例の携帯用ヘアードライヤの内部配置の概要を説明する一部切り欠き断面図であり、また、図4は実施例の携帯用ヘアードライヤのボンベカバーを外した内部を示す斜視図である。
更に、図5は実施例の携帯用ヘアードライヤのファンの回転制御用電気回路を示すブロック図であり、図6はファンモータの回転数検出回路の一具体例であり、図7は実施例の携帯用ヘアードライヤがとりうる各動作状態間の関係を説明する図であり、図8は実施例の携帯用ヘアードライヤの動作を説明するタイムチャートである。
本発明の実施例に係る携帯用ヘアードライヤ10は、図1及び図2に示すように、外ケース10aを横断面が楕円形、縦断面の基本形体は斜辺が緩やかな膨らみを有する略直角三角形形状とし、図3に示すように、外ケース10aの内部に熱風発生室11とガスボンベ室12とを一端で連結してV字型に配置収納している。
この携帯用ヘアードライヤ10の外ケース10aは、耐熱性の成型品やステンレス・スチールなどにより構成され、図2に示すように、横断面の輪郭が略楕円形となされている。また、外ケース10aの縦断面の基本形体は、図3に示すように、略直角三角形であるが、特にその斜辺10hが緩やかな膨らみを有して大きく変形し、また略直角三角形の頂点付近10sは丸められて滑らかな円形ドーム形状となっている。
外ケース10aはその側面にスライドつまみ26の一部が僅かに出ているだけで、全体として滑らかな形態をしている。この外ケース10aは、本体10b、ボンベカバー10c、後部カバー10dから構成されており、楕円形の輪郭を有する外ケース正面の上部には、熱風を吹き出す吹き出し口14が開口している。また、斜辺10hの後端近くにはストラップ取り付け手段40が設けてあり、本体10bの側面の一部は保持を容易にするための窪み又は突起10gが形成されている。ちなみに、図1に示した携帯用ヘアードライヤ10は、ボンベカバー10cに比べて吹き出し口14が若干前面に突出しているが、このようなものも基本形体は略直角三角形であり、他にも例えばボンベカバー10cが背面方向に傾斜しているものであってもよい。
この外ケース10aの内部には、図3に示すように、熱風発生室11をガスボンベ室12と一端で連結してV字型となるように配置している。すなわち、V字の一方の辺には円筒形に形成された熱風発生室11が配置され、熱風発生室11の先端に外部に熱風を吹き出す吹き出し口14が位置し、その内部には、図示しないが、触媒燃焼部などガス燃焼室とバーナーなどの熱源、さらには熱源の後方には送風室15が設けられ、風を送るファンモータ15aとファン15bが設けられている。V字の他方の辺には円筒形のガスボンベ室12が設けられ、ガスボンベ室12にはプロパン、ブタンなどの燃料ガスを充填したガスボンベ13が着脱自由に装着される。
熱風発生室11とガスボンベ室12との間にはガスの点火機構20が収納され、V字の2辺が接触する位置に設けられた後部カバー10dには外気を導入するため複数の孔からなる吸気口18が設けられている。点火機構20は、電池収納部21に装着された電池とマイクロスイッチ22を含むファンの回転制御用電気回路50と、ガスボンベ室12に装着したガスボンベ13からの燃料ガス供給量を制御するバルブ23と、火花放電用の電子的高電圧発生回路24及び点火プラグ25からなる点火器51とで構成されており、電子的高電圧発生回路24に高電圧を発生させるための操作スイッチ(スライドつまみ26)が外ケースの側壁面に設けてある。
電子的高電圧発生回路24の出力は一方の放電電極を形成する点火プラグ25に接続されている。他方の放電電極は、熱風発生室11の外周部に設けられており、電子的高電圧発生回路24と電線により接続されている。なお、図3においては、ガスボンベ13、バルブ23及び熱風発生室11のノズル相互間の配管や電線の接続は図示を省略してある。
熱風発生室11の内部には、ガスボンベ13からバルブ23を介したガス供給路の中継パイプの出口に位置するノズルが設けられており、ノズルの後方から吹き出し口14に向けて空気を供給する送風ファン15bによって送風される空気と燃料ガスを混合して混合気体を作る混合部と、混合気体を所定の温度まで加熱する予熱部と、予熱部で混合気体に点火する着火部と、予熱部によって加熱された混合気体を燃焼させるバーナーや触媒燃焼部などのガス燃焼室を構成する熱源及び放熱フィンなどが設けられている。なお、触媒燃焼部は担体として多孔質のコーディエライトやアルミナなどのセラミックスや金属板が、触媒としては白金やパラジウムなどが用いられる。
バルブ23は、ガスボンベ13のガスが供給される熱風発生室11のノズルにつながる中継パイプの途中に位置している。バルブ23は、その弁の開閉を制御してガスボンベ13からの燃料ガス供給量を制御する。バルブ23の周辺部に設けられたクランクレバー27の掛止片には弁開閉機構を構成するバルブシャフト23aが係止されている。このバルブシャフト23aが矢印の方向に移動することにより、ばねの弾性力に抗してバルブシャフト23aはバルブから引き出される。このときバルブ23の後端部に形成された制御弁(図示せず)の絞り口の開口面積が増大しガスの供給量が増加する。また、中継パイプの先端に設けたノズルは、ガスボンベ13内のガスが気化されたガスを図示しない混合部に噴射させる。
予熱部は、触媒燃焼を促進するために、混合気体を所定の温度にまで加熱する部分であり、触媒燃焼部の外周を覆うとともに一端が混合部まで延設された余熱フィンと熱源の出口を覆う通気性のある網目状ネットで構成されている。混合され予熱されたガスは、電子的高電圧発生回路24から印加された高電圧に基づく火花放電により着火、燃焼される。
送風室15は、ファン15bとファンモータ15aとからなり、ガスと空気を一定の割合に混合するよう混合部に所要の空気量を送る。ボンベカバー10cを外して携帯用ヘアードライヤ10の内部を示した図4を参照すると明らかなように、ファンモータ15aの駆動用電源である電池収納部21は、外ケース10内の円筒形の熱風発生室11と同じく円筒形のガスボンベ室12に挟まれた空間に設けられている。V字を構成する一方の辺と他方の辺の中間の隙間に電池収納部21を設けると、前記熱風発生室11とガスボンベ12とに挟まれた隙間は電池の収納スペースとして有効利用され、携帯用ヘアードライヤを小型にできる。さらに、電池収納部21の前面には着脱自在な蓋17を設けたので、電池交換の際の電池の出し入れが容易となる。ボンベカバー10cの脱着は、ロックボタン10eを押して引っ張ることにより、溝16をスライドさせて外すことができ、溝16に嵌め込んでスライドさせながら押し込むことにより装着できるようになっている。なお、10fはボンベカバー10cの他方のロックボタンである。
つぎに、図5を参照して本実施例の携帯用ヘアードライヤに用いられているモータにより駆動されるファンの回転制御用電気回路について説明する。
図5に示すように、このファンの回転制御用電気回路50は、メイン基板に搭載されているマイコンを用いた制御部52と回転数検出部53から構成されている。さらに、制御部52には、動作状態に応じてファンモータ15aの回転速度を制御する回転速度制御部、制御に必要な時間を計時する内蔵タイマ部等が含まれている。また、制御部52には、ガス燃焼室内の混合ガスに点火する点火器51、バルブ23を電気的に開閉制御するときに用いられるソレノイド(マグネットユニット)54、各部へ電源電圧を供給する電池55、モータにより駆動されるファン等の動作状態を表示するための動作表示LED56、ガス燃焼室内の混合ガスの着火を検知する着火センサ57、熱風発生室11内の温度過昇を検知する過昇センサ58が接続される。さらに、制御部52には、ファンを駆動するファンモータ15a、操作スイッチ26が接続されている。
このうちファンモータ15aの駆動回路及び回転数検出部53の具体的回路の一例を図6に示す。すなわち、ファンモータ15aの駆動回路は、電池55の正負両端子は、第1の電界効果トランジスタT1、ブラシ式直流モータからなるファンモータ15a、抵抗R1及びR2からなる分圧回路の直列回路に接続されている。そして、抵抗R2には第2の電界効果トランジスタT2が並列に接続されている。ここで抵抗R2は抵抗R1より10倍程度大きい値が選択されている。そして、第1及び第2の電界効果トランジスタT1、T2はともに制御部52により制御されている。このうち、第1のトランジスタT1はファンモータ15aのON/OFFを制御するスイッチとして作動し、第2のトランジスタT2は、抵抗R3の両端の短絡/非短絡を選択することによりファンモータ15aを高速回転状態(短絡の場合)と低速回転状態(非短絡の場合)とを切り替えるように作動する。これらの第1及び第2の電界効果トランジスタT1、T2はともにパワー電界効果トランジスタが使用されている。なお、ファンモータ15aに並列に接続されているダイオードD及びコンデンサC1はノイズ除去用である。
一方、回転数検出部53は一例として以下のような回路構成からなる。すなわち、ファンモータ15aの抵抗R2と接続されている側の端子が、抵抗R5を経て第1の演算増幅器OP1の反転入力端子へ接続されているとともに抵抗R6を経て非反転入力端子へも接続されている。また、第1の演算増幅器OP1の反転入力端子はフィードバック抵抗R7を経て第1の演算増幅器OP1の出力端子へ接続されているとともにコンデンサC3を介して接地されており、同じく非反転入力端子はコンデンサC2を介して接地されている。
そして、ここでは例えば、C1=C2、R6=R7>>R5となるように選択されている。したがって、第1の演算増幅器OP1の反転入力端子には実質的にファンモータ15aの出力電圧がそのまま入力され、非反転入力端子にはファンモータ15aの出力電圧を平滑した電圧、すなわち実質的に直流バイアス電圧が入力され、しかも第1の演算増幅器OP1は高増幅度の差動増幅器として作動するように設定されているため、第1の演算増幅器OP1の出力は実質的にファンモータ15aの出力電圧に含まれる交流成分の周期に対応するパルス電圧となる。このファンモータ15aの出力電圧に含まれる交流電圧成分の周期はファンモータ15aの回転速度に相関するから、第1の第1の演算増幅器OP1の出力パルスの周期は実質的にファンモータ15aの回転速度に相関する。この第1の演算増幅器OP1の出力を第2の演算増幅器OP2により波形成型して回転数検出部53の出力とされる。このような構成の回転数検出部53によれば、簡単な回路構成でモータの回転数に相関したパルス信号を発生させることができるとともに、このパルス信号に基づいてモータの回転数を検知できるようになる。なお、以下に述べる[モータ回転上昇モード]においてモータをPWM制御中は、モータの回転数が連続的に変化しているため、この回転数検知部53の出力はOFFにされる。
つぎに、本実施例の携帯用ヘアードライヤを使用するときの各動作状態と各動作状態間の遷移について説明する。図7に示すように、本実施例の携帯用ヘアードライヤは、その動作状態として、スタンバイモード、起動モード、低速運転モード、点火モード、モータ回転上昇モード、平常運転モード、正常停止モード、ガス抜きモード、異常停止モードの何れかの状態をとる。
[スタンバイモード]
スタンバイモード(モード0)は、ドライヤを停止させたときのモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が停止しており、ファンモータ15aが停止、動作表示LEDが消灯、バルブ23が閉状態、点火機構20が未点火状態になっている。
[起動モード]
起動モードは(モード1)、スタンバイモードで操作スイッチ26をONにしたときの最初のモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aが高速回転、動作表示LEDが点滅、バルブ23が開状態、点火機構20が未点火状態になっている。ここで、本実施例ではファンモータ15aと動作表示LEDはVOPOUTが出力されてから30mS後に作動するように設定されている。
[低速運転モード]
低速運転モード(モード2)は、起動モードになった後、所定時間(例えば、0.2秒)経過した後に遷移するモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aが低速回転、動作表示LEDが点滅、バルブ23が開状態、点火機構20が未点火状態になっている。
[点火モード]
点火モードは(モード3)、低速運転モードになった後、所定時間(例えば、0.2秒)経過した後に遷移するモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aが低速回転、動作表示LEDが点滅、バルブ23が開状態、点火機構20が点火状態になっている。
[モータ回転上昇モード]
モータ回転上昇モード(モード4)は、着火センサによる着火検知後、所定期間T1(例えば、0.5秒)経過した後に遷移するモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aがPWM制御による直線的加速回転、動作表示LEDが点灯、バルブ23が開状態、点火機構20が点火状態になっている。ここで、点火機構20は、モータ回転上昇モードになった後、所定期間T2(例えば、0.5秒)だけ点火状態になる。
[平常運転モード]
平常運転モード(モード5)は、モータ回転上昇モードになった後、所定期間T3(例えば、3秒)経過した後に遷移するモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aが高速回転、動作表示LEDが点灯、バルブ23が開状態、点火機構20が未点火状態になっている。
[正常停止モード]
正常停止モード(モード6)は、平常運転モードで操作スイッチ26をOFFにしたときのモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aが高速回転、動作表示LEDが消灯、バルブ23が閉状態、点火機構20が未点火状態になっている。なお、正常停止モードは、起動モード、低速運転モード、点火モード、あるいはモータ回転上昇モードで操作スイッチ26をOFFにしたときにも遷移するモードである。また、正常停止モードのときに、所定時間内(例えば、3秒間)に操作スイッチ26をONにした場合には、低速運転モードへ遷移し、操作スイッチ26をONにしないで所定時間(例えば、3秒)経過した場合には、スタンバイモードへ遷移する。
[ガス抜きモード]
ガス抜きモード(モード7)は、低速運転モード、点火モード、モータ回転上昇モード、平常運転モード、あるいは正常停止モードでセンサ異常を検出した場合や、モータ回転上昇モードや平常運転モードで消火判定がなされたときに遷移するモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aが高速回転、動作表示LEDが消灯、バルブ23が閉状態、点火機構20が未点火状態になっている。
[異常停止モード]
異常停止モード(モード8)は、ガス抜きモードで操作スイッチ26をOFFにしたときのモードであり、電池からの電源供給(VOPOUT)が出力され、ファンモータ15aが高速回転、動作表示LEDが消灯、バルブ23が閉状態、点火機構20が未点火状態になっている。なお、異常停止モードのときに、所定時間内(例えば、3秒間)に操作スイッチ26をONにした場合には、センサ異常を検出するとガス抜きモードへ遷移し、センサ異常を検出しないと低速運転モードへ遷移し、操作スイッチ26をONにしないで所定時間(例えば、3秒)経過した場合には、スタンバイモードへ遷移する。また、点火モードのときに回転異常(回転異常L)を検出した場合や、平常運転モードから所定時間(例えば、0.2秒)経過した後、正常停止モード、ガス抜きモード、あるいは異常停止モードのときに回転異常(回転異常H)を検出した場合には。スタンバイモードへ遷移する。
さらに、図8を参照して本実施例の携帯用ヘアードライヤの動作について説明する。図8は、本発明に係る携帯用ヘアードライヤの動作を説明するタイムチャートであり、操作スイッチによってドライヤを平常運転するまでのものである。まず最初は、スタンバイモードになっており、操作スイッチ26がOFF状態であり、ファンモータが停止、点火器がOFF状態(未点火)になっている。
操作スイッチ26をON状態にすると、起動モードになり、低速運転時はファンモータ電圧が低くなっているのでファンモータが起動しにくいことから起動時のみモータ電圧を高速にする。また、操作スイッチ26がON状態に切り替わると同時に、タイマが作動し、所定時間(例えば、0.2秒)経過すると、起動モードから低速運転モードに遷移し、ファンモータが低速回転し、熱風発生室11には点火に適した燃焼ガス濃度の混合ガスが送られる。
さらに、低速運転モードに遷移してから所定時間(例えば、0.2秒)経過すると、低速運転モードから点火モードに遷移し、ファンモータは低速回転のままで点火器がON状態(点火状態)に切り替わり、点火動作が開始される。
点火モード中に点火器による点火動作を行うことで混合ガスが着火され、所定時間内(例えば、10秒以内)に着火センサによる着火検知がなされると、TESTOUTの出力をON状態(Hレベル)にする。TESTOUTの出力をON状態(Hレベル)にすると同時に、モータ回転上昇モードへ遷移するタイミングを判定するためのタイマが作動し、所定期間T1(例えば、0.5秒)経過すると、点火モードからモータ回転上昇モードに遷移し、ファンモータの回転数を直線的に上昇させる。
ここで、ファンモータの出力をPWM出力とし、所定期間T3(例えば、3秒間)でデューティー比を0%から100%まで上げていく。このときPWM出力の1サイクルは0.4mS程度とし、デューティー比上昇は最小でも30ステップ程度で上昇させれば良く、それよりもステップ数は多くても良い。
また、モータ回転上昇モードになってから所定期間T2(例えば、0.5秒)経過すると、点火器がOFF状態(未点火)に切り替わる。なお、点火モードに遷移してからモータ回転上昇モードに遷移するまでの間、回転異常L判定を行うためにファンモータの回転検知が開始される。
やがて、モータ回転上昇モードでのファンモータの回転数が高速回転に達すると、モータ回転上昇モードから平常運転モードに切り替わり、TESTOUTの出力をOFF状態(Lレベル)にする。さらに、平常運転モードに遷移してから所定時間(例えば、0.2秒)経過すると、回転異常H判定を行うためにファンモータの回転検知が開始される。
以上説明したように、本実施例では、所定期間T1、T2、T3をそれぞれ0.5秒、0.1秒、3秒と設定したが、これは一例にすぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において他の値に設定してもよい。
本発明に係る携帯用ヘアードライヤの一実施例の外観斜視図である。 図1の携帯用ヘアードライヤの正面図である。 図1の携帯用ヘアードライヤの内部配置の概要を説明する一部切り欠き断面図である。 図1の携帯用ヘアードライヤのボンベカバーをはずして内部を示す斜視図である。 実施例に係る携帯用ヘアードライヤのファンの回転制御用電気回路を示すブロック図である。 ファンモータの駆動回路及び回転数検出部の具体的回路図ある。 実施例に係る携帯用ヘアードライヤがとりうる各動作状態間の関係を説明する図である。 実施例に係る携帯用ヘアードライヤの動作を説明するタイムチャートである。 従来例の携帯用ヘアードライヤの構成を示す断面図である。
符号の説明
10 携帯用ヘアードライヤ
10a 外ケース
11 熱風発生室
12 ガスボンベ室
13 ガスボンベ
14 吹き出し口
15 送風室
15a ファンモータ
15b ファン
17 電池収納部の蓋
18 吸気口
20 点火機構
21 電池収納部
22 マイクロスイッチ
23 バルブ
24 電子的高電圧発生回路
25 点火プラグ
26 スライドつまみ(操作スイッチ)
50 ファンの回転制御用電気回路
51 点火器
52 制御部
53 回転数検出部
54 ソレノイド(マグネットユニット)
55 電池
56 動作表示LED
57 着火センサ
58 過昇センサ

Claims (5)

  1. ガスボンベから供給されたガスを燃焼させるバーナーと、前記バーナーの点火を行う点火機構と、前記バーナーの着火を検出する着火検出部と、前記ガスの燃焼により前記バーナー周辺で熱せられた空気を温風として吹き出し口から吹き出させるファンと、前記ファンを駆動するモータの回転速度を制御する制御部と、を備えた携帯用ドライヤであって、前記点火機構は前記モータの低速回転中に前記バーナーの点火を行い、前記制御部は前記モータの低速回転中に前記着火検出部がバーナーの着火を検知すると前記モータの回転数を所定期間内に所定の高速回転数にまで上昇させ
    前記点火機構は前記制御部がモータの回転数を上昇させ始めてから所定時間経過後まで前記バーナーの点火を継続することを特徴とする携帯用ヘアードライヤ。
  2. 前記制御部は前記着火検出部がバーナーの着火を検知してから所定時間経過後に前記モータの回転数を低速回転数から上昇させることを特徴とする請求項に記載の携帯用ヘアードライヤ。
  3. 前記制御部は前記モータの回転数を低速回転数から直線的に上昇させることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の携帯用ヘアードライヤ。
  4. 前記制御部は、前記モータに対する出力をパルス幅制御出力とし、前記パルスのデューティー比を上昇させることにより前記モータの回転数を直線的に上昇させることを特徴とする請求項に記載の携帯用ヘアードライヤ。
  5. 前記モータはブラシ式モータであり、前記制御部は前記モータの一方の端子に現れる電圧と前記電圧の平滑電圧とを比較する比較回路の出力に基づいて回転数を検知する回転数検知回路を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の携帯用ヘアードライヤ。
JP2006029782A 2006-02-07 2006-02-07 携帯用ヘアードライヤ Expired - Fee Related JP4684116B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006029782A JP4684116B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 携帯用ヘアードライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006029782A JP4684116B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 携帯用ヘアードライヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007209394A JP2007209394A (ja) 2007-08-23
JP4684116B2 true JP4684116B2 (ja) 2011-05-18

Family

ID=38488317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006029782A Expired - Fee Related JP4684116B2 (ja) 2006-02-07 2006-02-07 携帯用ヘアードライヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4684116B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6516863B2 (ja) * 2015-11-04 2019-05-22 三菱電機株式会社 モータ制御装置、電気掃除機およびハンドドライヤー

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461804A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Toshiba Corp ドライヤ
JPH07127854A (ja) * 1993-11-01 1995-05-16 Noritz Corp 燃焼制御装置
JP2001178528A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Sanyo Electric Co Ltd ヘアードライヤー
JP2003130346A (ja) * 2001-10-25 2003-05-08 Noritz Corp 燃焼装置
JP2005087445A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Tottori Sanyo Electric Co Ltd ガス式ドライヤー

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461804A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Toshiba Corp ドライヤ
JPH07127854A (ja) * 1993-11-01 1995-05-16 Noritz Corp 燃焼制御装置
JP2001178528A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Sanyo Electric Co Ltd ヘアードライヤー
JP2003130346A (ja) * 2001-10-25 2003-05-08 Noritz Corp 燃焼装置
JP2005087445A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Tottori Sanyo Electric Co Ltd ガス式ドライヤー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007209394A (ja) 2007-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU719588B2 (en) Cordless hydrocarbon fuel heated hairdryer
US20060236557A1 (en) Cordless hairdryer with movable baffle
JP2004081693A (ja) ガス燃焼式の携帯ドライヤー及びこの携帯ドライヤーにおけるマイナスイオン発生方法
JP4684116B2 (ja) 携帯用ヘアードライヤ
JP6374838B2 (ja) 暖房装置
JP2008119159A (ja) 携帯用ドライヤ
JP2008086684A (ja) 携帯用ドライヤ
JP2000051591A (ja) ガス乾燥機
JP3789382B2 (ja) ガス流量制御装置
JP2005087445A (ja) ガス式ドライヤー
KR0178346B1 (ko) 로터리히터의 댐퍼막힘시 경보방법
JP4048929B2 (ja) ガス温風暖房機
JPH06190197A (ja) ガス衣類乾燥機の点火方法
JP3783370B2 (ja) 触媒燃焼装置
JP3700352B2 (ja) 触媒燃焼装置
KR100361007B1 (ko) 휴대용 헤어 드라이어
JP3932265B2 (ja) 加熱調理器
JP2005510329A (ja) ヘアドライヤー
KR100936151B1 (ko) 탑버너
JP4511429B2 (ja) 携帯型ヘアードライヤ
WO2004098344A9 (en) Hairdryer handle arrangement
KR940004178B1 (ko) 온풍난방기의 제어장치
JP3973593B2 (ja) ガス式ドライヤー
KR0118581Y1 (ko) Lp개스를 이용한 휴대용 모발건조기
KR100445471B1 (ko) 건조기의 연소제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees