JP2001330262A - ドアセンサ付き浴室暖房機 - Google Patents

ドアセンサ付き浴室暖房機

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JP2001330262A
JP2001330262A JP2000155341A JP2000155341A JP2001330262A JP 2001330262 A JP2001330262 A JP 2001330262A JP 2000155341 A JP2000155341 A JP 2000155341A JP 2000155341 A JP2000155341 A JP 2000155341A JP 2001330262 A JP2001330262 A JP 2001330262A
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door
heater
alarm
signal
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JP2000155341A
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English (en)
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Hideaki Nagase
秀明 長瀬
Motohisa Kobori
元久 小堀
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室扉を開くと、暖房中の浴室への入室
禁止等の注意喚起の警報を自動的に発したり、暖房運転
自体を自動的に停止したりすることで、暖房運転中の浴
室内への入室による危険を防止する。 【解決手段】 浴槽とエプロンの間に温風発生部5を設
け、浴室扉の開閉を検知するドアセンサ13により、暖
房運転中に浴室扉が開かれたことを検知し、警報装置1
4で警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムバスにお
ける浴室暖房機に関し、特に暖房運転中の浴室扉の開閉
をドアセンサで検知し、暖房中の警報を発したり、暖房
運転の停止することで安全性を確保する浴室暖房機に関
する。
【0002】
【従来の技術】入浴前に事前に浴室を暖める浴室暖房を
目的とし、又浴室に温風を吹き込み衣類を乾燥するため
の衣類乾燥暖房を目的とし、浴室内に温風発生部を設け
る、暖房及び衣類乾燥機能付き浴室暖房機(以下、本明
細書では単に「浴室暖房機」という。)はすでに知られ
ている。
【0003】従来の浴室暖房機は、例えば天井や側壁に
設置するタイプの暖房機が知られているが、いずれのタ
イプも、温風を浴室の洗い場の中央領域に送出する形態
となっており、温風が入浴者の特に頭や上半身に直接あ
たるために、入浴者が不快と感じる。このような問題点
を解決するために、本発明者らは、温風装置を浴槽と浴
槽のエプロンの間に配設し、温風を浴室の低い位置で出
入り扉に近い領域から洗い場に向けて送出する浴室暖房
機をすでに提案している(特願平11−110076
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の浴室
暖房機では熱交換器において80℃程度の温水が循環し
空気が加熱され、温風となって吹き出すために、浴室内
は高温となり、暖房運転中の浴室内の入室は危険であ
る。特に、乳幼児、高齢者、病弱な人等が高温となった
浴室で入浴することは、循環器系等への負担となるだけ
でなく、場合によっては、熱気によるやけどの原因とな
ったりする。
【0005】本発明は、暖房中の浴室への入室すること
の危険を回避することを目的とし、その具体的な課題
は、浴室暖房機による暖房中の浴室へ、入室のために浴
室扉を開くと入室禁止等の注意を喚起したり、あるいは
暖房機の暖房運転自体を停止したりする手段を実現する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、浴槽とエプロンの間に配設された温風発生
部を有し、温風を浴室内に吹き出し、浴室の暖房及び衣
類の乾燥を行う浴室暖房機であって、浴室扉の開閉を検
知するドアセンサにより、暖房運転中に浴室扉が開かれ
たことを検知すると、警報装置が警報を発することを特
徴とするドアセンサ付き浴室暖房機を提供する。
【0007】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、浴槽とエプロンの間に配設された温風発生部を有
し、温風を浴室内に吹き出し、浴室の暖房及び衣類の乾
燥を行う浴室暖房機であって、浴室扉の開閉を検知する
ドアセンサにより、暖房運転中に浴室扉が開かれたこと
を検知すると、警報装置による警報の発生を伴うか又は
伴うことなしに上記暖房機の運転を停止することを特徴
とする特徴とするドアセンサ付き浴室暖房機を提供す
る。
【0008】さらに、本発明は上記課題を解決するため
に、浴槽とエプロンの間に配設された温風発生部を有
し、温風を浴室内に吹き出し、浴室の暖房及び衣類の乾
燥を行うドアセンサ付き浴室暖房機であって、浴室扉の
開閉を検知するドアセンサと、上記浴室暖房機の運転を
操作する操作部と、上記操作部からの操作信号に基づい
て上記浴室暖房機の運転を制御するとともに、暖房運転
中に、上記ドアセンサが検知し発生した浴室扉の開信号
に基づいて警報信号を発生する、又は上記浴室扉の開信
号に基づいて暖房機の運転に必要な動作を停止する、又
は上記警報信号を発生し且つ暖房機の運転に必要な動作
を停止する制御部と、上記警報信号に基づいて警報を発
生する警報装置とを備えたことを特徴とするドアセンサ
付き浴室暖房機を提供する。
【0009】上記ドアセンサは、浴室扉又は浴室内若し
くは浴室外の壁体に取り付けたリミットスイッチ、近接
スイッチ、光電スイッチ、光スイッチ又は、超音波スイ
ッチである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るドアセンサ付き浴室
暖房機の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して
説明する。図1〜7は、本発明に係るドアセンサ付き浴
室暖房機の実施例及びその変形例を示す図である。図1
は、本発明に係るドアセンサ付き浴室暖房機1を装備し
た浴槽2及び浴室4の構成を示す図である。この実施例
のドアセンサ付き浴室暖房機1では、図1、3に示すよ
うに、浴槽2のエプロン3の下部に形成された吹き出し
口3’に合うように、格子状の吹き出しパネル7がエプ
ロン3に取り付けられており、温風発生部5から送出さ
れる温風が、吹き出しパネル7を通過して浴室4の洗い
場8内に吹き出すように構成されている。
【0011】この実施例のドアセンサ付き浴室暖房機1
は、図2に示すように、温風発生部5と、温水供給部9
と、操作部10と、制御部11と、電源装置12と、浴
室扉6の開閉を検知するドアセンサ13と、警報装置1
4とを備えている。
【0012】温風発生部5は、図3(a)に示すよう
に、浴槽2とエプロン3の間の空間内に配設され、浴槽
2が載置される防水パン15の縁部に取り付けられた支
持部材16上に載置されて取り付けられている。温風発
生部5は、図2、3に示すように、ケーシング17内に
熱交換管18が配設されており、この熱交換管18に対
し温水を流通させることによりケーシング17内の空気
を暖めて、この暖めた空気をファン19及びモータ20
から成る送風機21でケーシング17の送風口22か
ら、上記のとおり、エプロン3の吹き出しパネル7(図
3(b)に正面図を示す。)を通して浴室4内の洗い場
8に吹き出す。
【0013】温水供給部9は、熱交換管18の両端に接
続される貯湯タンク23と、貯湯タンク23内の貯留水
を所要温度の温水とする加熱源24と、貯湯タンク23
と熱交換管18との間で温水を循環させるポンプ25と
を備えている。なお、熱交換管18と貯湯タンク23と
を接続する給湯側配管26の途中には、操作部で予め設
定された所定の温度の湯によりその開閉動作が制御され
る熱動作弁27が介装されている。
【0014】操作部10は、人が操作することにより暖
房開始信号や暖房停止信号を送出するスイッチや暖房温
度を調節するつまみ等(図示しない。)を有している。
この操作部10は、浴室4の外の脱衣室から操作できる
ワイヤレスリモコンとしてもよいし、脱衣室の浴室4の
入り口近辺の壁に設ける操作パネルとしてもよいし、あ
るいは浴室4内の壁に設ける操作パネルとしてもよい。
【0015】制御部11は、後に詳述するとおり、入力
ポート、CPU、メモリ、出力ポート等を有し、電源装
置12により電源が供給され、操作部10から送出され
る暖房開始信号や暖房停止信号、ドアセンサからの開・
閉信号等が入力され、送風機21、ポンプ25、熱動作
弁27、あるいは湯の加熱源24等に夫々制御信号を出
力している。そして、制御部11は、操作部10から送
出される暖房開始又は停止信号、ドアセンサ13等の信
号に応答して、温風発生部5、温水供給部9等の動作を
制御する。
【0016】以上は、本発明に係るドアセンサ付き浴室
暖房機1の全体的構成であるが、本発明の特徴的構成
は、制御部11が、温風発生部5及び温水供給部9の動
作を制御するだけでなく、浴室扉6の開閉を検知するド
アセンサ13の検知出力に応じて警報信号を発生して、
警報装置14を動作させたり、あるいは暖房運転を停止
したりすることである。このような本発明の特徴的な構
成について、さらに説明する。
【0017】ドアセンサ13は、浴室扉6の開閉を検知
して浴室扉の開信号(ドア開信号)及び閉信号(ドア閉
信号)を発生する機能を有するセンサであれば、どのよ
うなタイプのセンサでもよく、例えば、次のような周知
のセンサを利用する。 (1)浴室扉6又は浴室扉6に隣接する浴室壁等に取り
付けられ、浴室扉6の開閉によりアクチュエータが動作
しスイッチの開閉を検知するリミットスイッチ。 (2)浴室扉6に隣接する浴室壁等に取り付けられ、浴
室扉6の開閉により電界又は磁界の変化を検知する近接
スイッチ。 (3)浴室壁に投光部と受光部を設け、その間を浴室扉
6で遮る場合にこれを検知して浴室扉6の開閉を検知す
る光電スイッチ。 (4)浴室扉6を開閉自在に取り付ける壁側枠から、浴
室扉6のヒンジ取り付け側端面を照射し、その反射光を
検知して開閉状態を検知する光スイッチ。 (5)浴室4の壁面に取り付け浴室扉6の開閉を超音波
で検知する超音波スイッチ。
【0018】警報装置14は、警報信号を受けて、浴室
4内が暖房運転中であり入室禁止することの注意を喚起
する装置であり、例えば、ブザー、スピーカ、警報点滅
灯等があり、注意喚起動作としては、例えば入室禁止の
ためのブザー等の警報音を発生をする、注意喚起ガイダ
ンス(例えば、「現在暖房運転中ですから入室は禁止し
ます。」等)の発声する、警報点滅灯を動作させる、又
はそれらの組み合わせによる動作を行う等である。警報
装置14は、浴室4の出入り口の近傍において、脱衣所
や浴室4内の壁に取り付けられていてもよいし、あるい
は操作パネル、ワイヤレスリモコン等に取り付けられて
いてもよい。
【0019】上記課題の項で説明したとおり、本発明で
は、暖房運転中で高温となっている浴室4内に人が入り
熱による危険を防止しようとするものであり、そのため
に暖房運転中の浴室4の浴室扉6を開くと入室禁止のた
めに警報装置14が動作し、あるいは暖房運転を停止す
るようにするものである。このような動作の制御は、制
御部11により行われ、暖房開始信号、暖房停止信号、
ドアの開・閉信号等に基づいて暖房の開始、警報装置1
4の動作、あるいは暖房運転の停止等の動作を行う。
【0020】浴室用暖房機1の制御部11は、暖房温度
の調整等暖房運転のための一般的な機能を行うが、ここ
では、特に、暖房運転中の安全上の配慮から、浴室扉6
を開くと警報装置14の動作又は暖房運転の停止等の制
御機能という観点から、制御部11を中心としてドアセ
ンサ13、警報装置14等の周辺機器との関連的構成、
動作を図4、5において説明する。
【0021】図4は、制御部11及び、制御部11とそ
の周辺機器との関連的構成を示すものであり、制御部1
1は、入力ポート、CPU、メモリ、出力ポート等を備
えている。入力ポート及び出力ポートでは、信号「1」
又は「0」が入力及び出力される。具体的には、操作部
10から暖房開始信号x(暖房開始のためのパルス信
号x=1)、操作部10から暖房停止信号x(暖房
停止のためのパルス信号x=1)、ドアセンサ13か
らドアの閉信号x(浴室扉6が閉じた場合に生じるパ
ルス信号x=1)、ドアセンサ13からドアの開信号
(浴室扉6が開いた場合に生じるパルス信号x
1)が、夫々入力されるように構成されている。なお、
ドアセンサ13は、上記のとおりどのようなタイプでも
よいが、この実施例では、浴室4の天井壁に付設された
超音波ドアセンサとする。
【0022】制御部11の出力ポートから、温風発生部
5の送風機21及び温水供給部9のポンプ25へ、送風
機・ポンプ作動開始信号y(作動開始のためにパルス
信号y=1)及び送風機・ポンプ作動停止信号y
(作動停止のためにパルス信号y=1)が出力さ
れ、さらに警報装置14へ警報信号y(警報発生のた
めにパルス信号y=1)が夫々出力されるように構成
されている。
【0023】図5は、図4の構成において、制御部11
が暖房運転中に浴室扉6を開くと警報装置14の警報動
作又は暖房運転の停止等の一連の動作を、ステップ
(イ)〜(ヌ)で示すフローチャートである。以下、図
5に示すフローチャートに従って本発明に係る浴室用暖
房機1の作用を順次説明する。
【0024】(1)制御部11の動作の開始に際して
は、電源装置12をONとして、制御部11が動作状態
となる(ステップ(イ)参照)。暖房機1の操作部10
が脱衣所に置いてあるワイヤレスリモコンに設けられて
いる場合には、開始時の操作は開いた浴室扉6を通して
行う、即ち浴室扉6は開いている必要がある。しかし、
暖房機1の操作部10が、浴室4内又は脱衣所壁等に設
置された操作パネルに設けられている場合には、暖房開
始時の操作は浴室扉6は開閉いずれの状態でも可能であ
る。ここでは、操作部10が脱衣所に置かれるワイヤレ
スリモコンによる場合(浴室扉6は最初開いている場
合)で説明する。
【0025】(2)操作部10の暖房開始スイッチ(図
示せず。)が閉じられ、制御部11の入力ポートに暖房
開始信号x=1が入力される(ステップ(ロ)のYE
S)と、出力ポートから送風機・ポンプ作動開始信号y
=1を出力し、温風発生部5の送風機21及び温水供
給部9のポンプ25の作動が開始し暖房運転状態となる
(ステップ(ハ)参照)。
【0026】(3)そして、開いていた浴室扉6が一度
閉じられると、ドアセンサ13がこれを検知してドア閉
信号x=1が入力ポートに入力される(ステップ
(ニ)のYES)。このドア閉信号xによって制御部
11は、制御部11内に設けられた警報装置セット部
(図示せず)をセットして待機状態(警報信号が入力さ
れると警報装置14が警報動作を行うことのできる待機
状態)とする(ステップ(ホ)参照)。なお、警報装置
は、このような構成ではなく、暖房開始信号が入力され
てから予め決められた所定時間経過後に浴室扉の開閉に
関係なく自動的にセットされ待機状態とされる構成とし
てもよい。
【0027】(4)この状態では、浴室扉6は閉じた状
態で、警報装置14はセットされ待機状態となり、浴室
4内は暖房運転状態である。浴室4内は、暖房温度の調
整(操作部10で温度調整つまみ等を人が操作すること
で調整される)によっては高温状態となっている。この
ように高温状態となっている浴室4内に人が入浴しよう
として浴室扉6を開くと、ドアセンサ13が浴室扉6が
開かれた状態を検知しドア開信号を発生して制御部11
に送信する。入力ポートにはこのドア開信号x =1が
入力される(ステップ(へ)のYES)。
【0028】(5)ドア開信号x=1が入力ポートに
入力されると、制御部11は警報信号を発生する(ステ
ップ(ト)参照)。図4において、警報信号y=1
は、出力ポートから警報装置14に送信され、警報装置
14は、入室禁止を喚起するための警報音(ブザー等)
の発生、警報点滅灯を動作、注意喚起ガイダンスの発
声、又はそれらの組み合わせによる警報動作を行う。警
報装置14における警報動作はタイマでコントロールし
(警報装置14に内蔵のタイマーでコントロール又は制
御部11でタイムコントロールする)、予め設定した所
定の時間が経過後に警報動作を完了する。
【0029】(6)この警報動作の有無に関係なく暖房
運転は継続されているが、その後、人が操作部10の暖
房運転停止スイッチ(図示せず)を入れ、制御部11の
入力ポートに暖房停止信号x=1が入力されると(ス
テップ(チ)のYES)、制御部11は出力ポートから
送風機・ポンプ作動停止信号y=1を出力し、温風発
生部5の送風機21及びポンプ25の作動が停止し、暖
房運転は停止する(ステップ(リ)参照)。そして、制
御部11の一連の動作が終了する(ステップ(ヌ)参
照)。なお、このフローチャートには特に記載しない
が、制御部11に暖房停止信号x=1が入力される
と、警報装置セット部をリセットし警報装置のセット状
態を解除する。
【0030】なお、人が操作部10の暖房運転停止スイ
ッチを操作することなく、制御部11の入力ポートに暖
房停止信号x=1が入力されなければ(ステップ
(チ)のNO)、警報装置セット後の状態(ステップ
(ホ)参照)にリターンし、ステップ(へ)以下の同様
の動作を繰り返す。
【0031】図6は、上記実施例の一部を変更した変形
例を示す。この変形例は、図5のフローチャートのステ
ップ(イ)〜(へ)迄は全く同じである。そして、ドア
開信号x=1が入力ポートに入力されると、図5のフ
ローチャートのステップ同様に、制御部11は警報装置
14に警報信号y=1を送出して上記同様の警報動作
を行わせる(ステップ(ト)参照)。
【0032】しかしながら、この変形例は、ドア開信号
=1が入力ポートに入力されると、制御部11は警
報装置14に警報信号y=1を送出すだけでなく、暖
房停止信号x=1を制御部内で独自に発生し(ステッ
プ(チ’)参照)、これにより送風機・ポンプ作動停止
信号y=1を発生し、これを出力ポートから出力し、
温風発生部5の送風機21及びポンプ25の作動を停止
させ、暖房運転を停止し(ステップ(リ)参照)、そし
て、制御部の一連の動作が終了する(ステップ(ヌ)参
照)。
【0033】なお、この変形例において、警報信号を発
生するステップ(ト)を設けずに、暖房停止信号x
1を発生(ステップ(チ’)参照)させ、警報装置14
による警報動作を行うことなく暖房運転を停止するよう
な構成としてもよい。
【0034】本発明に係るドアセンサ13付き浴室暖房
機1は、図5又は図6に示すフローチャートによる動作
を行うので、暖房運転中に浴室扉6を人が開くと警報装
置14が動作して入室禁止の注意を喚起し、あるいは併
せて暖房運転が停止するから、暖房運転温度が高温度に
設定されており、浴室4内に熱気が充満しているような
場合に、人は安全に対処することができる。
【0035】図7は、浴室暖房の際の高温に対する安全
のための制御動作を、フリップフロップ及び論理回路を
用いて実現する場合の制御回路の構成を示している。操
作部10からの暖房開始信号x=1がフリップフロッ
プFのセット入力端子Sに入力すると、フリップフロ
ップFは、出力端子Qが「1」となる。この出力端子
Qが「1」となると、送風機・ポンプ作動開始信号y
が送風機・ポンプに送られ、暖房運転が開始する。
【0036】一方、フリップフロップFの出力端子Q
が「1」になり、浴室扉が閉じられてドアセンサ13か
らドア閉信号x=1がアンド回路Aに入力すると、
その出力が「1」となる。このアンド回路Aの出力
「1」が警報装置セット用のフリップフロップFのセ
ット入力端子Sに入力すると、フリップフロップF
出力端子Qが「1」にセットされ、警報装置14のセッ
ト状態となる(ドア開信号x=1がアンド回路A
入力されれば、いつでも警報信号yを出力できる待機
状態となる。)。
【0037】この状態で、浴室扉6が開かれると、ドア
センサ13でドア開信号が生じ、このドア開信号x
1とフリップフロップFの出力端子Qの「1」がアン
ド回路Aに入力し、アンド回路Aから警報信号y
=1を発生し、警報装置14に送られ警報動作(ブザー
が発音等)が行われる。
【0038】人が操作部10を操作して暖房停止信号x
=1を発生すると、送風機・ポンプ停止信号yが送
風機・ポンプに送られ暖房運転が停止される。さらに、
暖房停止信号x=1がフリップフロップF、F
リセット信号としてリセット入力端子Rに入力され、フ
リップフロップF、Fが夫々リセットされる。
【0039】以上、本発明の実施の形態を実施例に基づ
いて説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でい
ろいろな実施例があることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る浴室暖房機は以上のような
構成であるから、暖房中の浴室への入室禁止等の注意を
自動的に喚起したり、暖房運転自体を自動的に停止した
りすることができるから、暖房運転中の浴室内への入室
を防止することができ、一般の人はもちろんこと、特に
乳幼児、高齢者、病弱な人等の入浴時の高温による危険
を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサ付き暖房機及び浴室の状況
を示す図である。
【図2】本発明に係るセンサ付き暖房機の実施例の全体
構成を示す図である。
【図3】本発明に係るセンサ付き暖房機の実施例におい
て、温風発生部を浴槽とエプロンの間に取り付けた構成
を示す図である。
【図4】本発明に係るセンサ付き暖房機の実施例の制御
部について、安全のための動作をする構成を示す図であ
る。
【図5】本発明に係るセンサ付き暖房機の実施例の制御
部について、安全のための動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】本発明に係るセンサ付き暖房機の実施例の変形
例について、制御部の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図7】本発明に係るセンサ付き暖房機の実施例の制御
部について、安全のための動作をする構成をフリップフ
ロップ等の回路を利用して形成した例を示す図である。
【符号の説明】
1 ドアセンサ付き浴室用暖房機 2 浴槽 3 エプロン 4 浴室 5 温風発生部 6 浴室扉 7 吹き出しパネル 8 洗い場 9 温水供給部 10 操作部 11 制御部 12 電源装置 13 ドアセンサ 14 警報装置 17 ケーシング 18 熱交換部 19 ファン 20 モータ 21 送風機 23 貯湯タンク 24 加熱源 25 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 GA00 3L071 AA02 AB06 AC01 AD01 AE05 AG01 3L072 AA06 AB06 AC01 AD02 AD16 AD19 AE06 AG01 AG07 3L113 AA01 AB02 AC01 AC25 AC45 AC52 AC63 AC67 AC75 AC81 BA14 CA20 CB01 CB37 DA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽とエプロンの間に配設された温風
    発生部を有し、温風を浴室内に吹き出し、浴室の暖房及
    び衣類の乾燥を行う浴室暖房機であって、 浴室扉の開閉を検知するドアセンサにより、暖房運転中
    に浴室扉が開かれたことを検知すると、警報装置が警報
    を発することを特徴とするドアセンサ付き浴室暖房機。
  2. 【請求項2】 浴槽とエプロンの間に配設された温風
    発生部を有し、温風を浴室内に吹き出し、浴室の暖房及
    び衣類の乾燥を行う浴室暖房機であって、 浴室扉の開閉を検知するドアセンサにより、暖房運転中
    に浴室扉が開かれたことを検知すると、警報装置による
    警報の発生を伴うか又は伴うことなしに上記暖房機の運
    転を停止することを特徴とするドアセンサ付き浴室暖房
    機。
  3. 【請求項3】 浴槽とエプロンの間に配設された温風
    発生部を有し、温風を浴室内に吹き出し、浴室の暖房及
    び衣類の乾燥を行うドアセンサ付き浴室暖房機であっ
    て、 浴室扉の開閉を検知するドアセンサと、 上記浴室暖房機の運転を操作する操作部と、 上記操作部からの操作信号に基づいて上記浴室暖房機の
    運転を制御するとともに、暖房運転中に、上記ドアセン
    サが検知し発生した浴室扉の開信号に基づいて警報信号
    を発生する、又は上記浴室扉の開信号に基づいて暖房機
    の運転に必要な動作を停止する、又は上記警報信号を発
    生し且つ暖房機の運転に必要な動作を停止する制御部
    と、 上記警報信号に基づいて警報を発生する警報装置とを備
    えたことを特徴とするドアセンサ付き浴室暖房機。
  4. 【請求項4】 上記ドアセンサは、浴室扉又は浴室内
    若しくは浴室外の壁体に取り付けたリミットスイッチ、
    近接スイッチ、光電スイッチ、光スイッチ又は超音波ス
    イッチであることを特徴とするドアセンサ付き浴室暖房
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8169317B2 (en) 2009-04-06 2012-05-01 L. Gale Lemerand Hands-free door opening system and method
JP2015041384A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ システム筐体換気監視システム
JP2018134165A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 株式会社ノーリツ 風呂装置

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