JPH04165264A

JPH04165264A - 赤外線温風暖房機

Info

Publication number: JPH04165264A
Application number: JP29319590A
Authority: JP
Inventors: Shinichirou Hara; 原　慎一朗
Original assignee: KUSATSU DENKI KK
Current assignee: KUSATSU DENKI KK
Priority date: 1990-10-29
Filing date: 1990-10-29
Publication date: 1992-06-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は０例えばトイレなどのように繰返し使用し、
かつ１回の使用時間が短時間で不定期に使用する場合の
暖房に適する赤外線温風暖房機に関する。

従来の技術従来、トイレなどの室内暖房は、小形の温風暖房機を用
いて前記室内の温度を上昇させるか１便座に電気ヒータ
を内蔵せしめて、接触する身体の部分を温める方法が用
いられていた。

発明が解決しようとする問題点上記のような従来の暖房方法は、いずれの場合も使用し
ない間も暖房しなくてはならず、無駄が多い欠点があっ
た。

この発明は、このような欠点な除去するためになされた
もので、使用時のみ暖房運転を行うとともに、１１！源
を入れてから１房効果のでるまでの時間が短時間ですむ
赤外線を使用するとともに、トイレ使用者に温風を直接
供給して効果的に暖める機能を持たせた赤外線温風暖房
機を得ることを目的とする。

開運点を解決するための手段この発明に係わる赤外線温風暖房機は、トイレの所要箇
所に赤外線照射により暖房を行う赤外線温風暖房機を取
り付け、使用者がトイレに入った時、その使用者より発
生される遠赤外線を検知して、前記赤外線温風暖房機に
通電して運転を行い、使用時間中暖房を行うようにした
ものである。

また、温風を吹き出す吹出口は、トイレ使用時における
使用者に向けて開口している。

作　　　　業この発明においては、使用寸前に赤外線温風暖房機の゛
運転が行われ、かつ赤外線ランプの照射による熱を利用
するものであるので、直ちに暖房効果が得られる。

さらに、トイレの室内に温風を吹き出す吹出口を、トイ
レ使用者に向けて設けたことにより、吹出口より吹き出
された温風は、トイレの使用者に近距離にて送風される
。

このため、短時間のトイレの使用には、直接加熱できる
赤外線ランプの照射によりトイレの使用者に十分な暖房
効果を与えることができる。

また、一定時間経過すると自動的に送風用電動機のファ
ンが作動して赤外線ランプの照射温度を下げるように適
度な温風を送り皮膚への刺激感を和らげ安全快適なトイ
レ環境を提供できる。

たとえばトイレの使用時においては、冬季高齢者の死亡
率が高いといわれているが、これは首すしなと衣服にお
おわれていない部分が急激な温度変化により血管が収縮
するために起こる障害によるもので、この点を考えると
、入室と同時に暖房効果を直接得られるものにあっては
、この危険は極めて少なくなる。

実施例本発明の赤外線温風暖房機を図面に示す実施例に基づき
説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示す概Ｉ８構成図で、第
２図は第１図で用いられる赤外線温風暖房機の詳細を示
す断面図である。

なお、以下の説明ではトイレを例にして説明するが、こ
の発明はトイレに限らず、更に別な使用方法として、洗
面所或いは浴室脱衣所の上部に設置すれば洗髪後のドラ
イヤー或いはボデードライヤーとなり、しかも両手が使
える便利性がある。

第１図において、１はトイレ、２は便器、３は前記トイ
レ１のドアー、４は遠赤外線センサで、例えばドアー３
より使用者５がトイレに入った時。

その使用者５から発生する遠赤外線を検知できる位置、
例えば左または右側壁に取り付けておく。

６は天井で、この天井６の所定箇所、例えば使用者５が
便器２の便座に座った位置で１首すじ付近に赤外線照射
による熱が直接当たる位置に赤外線温風暖房機７が取り
付けられる。

この赤外線温風暖房機７の詳細を第２図によって説明す
る。

赤外線温ＩＬＢ房機は１本体ケース８内に赤外線ランプ
９が設けられ、この赤外線ランプ９の後方に、ファン１
０を設けた送風用電動機１１が固定されており、その送
風用電動機１１より吸い込んだ外部の空気を、赤外線ラ
ンプ９の熱で暖められた温風を前記本体ケース８の先端
に設けた吹出口１２より吹き出す。

また、第１図、第２１で示すように、１３は制御ボック
スで赤外ＩＢ＠風暖房機７とは可動的に結合され、遠赤
外線センサ４で使用者を検知し、赤外線温風暖房機７を
作動させる機能があり、リード線工４にて遠赤外線セン
サ４と連結している。

そして、前記赤外線温風暖房機７は前述のように天井６
に取り付けられる。

次に動作について説明する。トイレ１に使用者５が入る
と、遠赤外線センサ４が人体から発生した遠赤外線を検
知して、リード線１４を介してトイレ１内の赤外線温風
暖房機の赤外線ランプ９に自動的に通電される。

ドアー３を開けて中へ入った使用者５は１便座に座ると
その首すじ付近に赤外線ランプ９より出た赤外線照射に
よる熱が直接当たり、直ちに暖房が可能となる。

長時間使用すると高熱となるため、一定時間が経過する
と自動制御により送風用電動機１１のファン１０が作動
して赤外線ランプ９の照射温度を下げて、最適な温風を
供給する。

さらに、ドアー３を開けて使用者５が外へ出る時に遠赤
外線センサ４がこれを検知して赤外線温風暖房機７の１
１！源を断つ。

なお、赤外線ランプ９の操作方法として人体感知の遠赤
外線センサにて説明したが、第３図に示す概略構成図の
ように１人体重量で作動するマッドスイッチ１５をトイ
レ使用時に人体が乗る位置に設けて、制御ボックス１３
とリードＩ！１４にて接続して、赤外線温風暖房機７の
運転及び停止を制御させることもできる。

また、送風用電動機１１には温度ヒユーズ或いは過負荷
保護装置等の安全装置を取り付けることにより安全性を
高めている。

このように、使用時のみ１転でき、切り忘れのない赤外
線温風暖房機７を提供することができる。

なお、赤外線温風暖房機７の取付場所は天井６に限定さ
れず、Ｉ！等人体の暖房に最適な場所であればよく、遠
赤外線センサ４の取付場所に関してもトイレ内の壁に限
定されず、入口ドアー付近の壁でもよく、トイレを使用
時に遠赤外線センサにて人体を検知できる場所であれば
よい。

また、赤外線温風暖房機７は可動式のため、使用目的に
より角度を自由に変更が可能であり吹出口も最適な位置
に固定できる。

効　　　　果この発明は以上説明したとおり、トイレの所定箇所に赤
外線温風暖房機を固定しておき、使用者がトイレに入っ
たとき遠赤外線センサがこれを検知し、前記赤外線温風
暖房機に通電して暖房を行うように構成したので、使用
時間が短いにもかがわらず、使用開始直前に暖房が行わ
れ必要箇所に直接暖に採ることが可能になり、かつ不使
用時は暖房もオフ状態となっているので、健康の維持と
。

使用エネルギーの有効利用ができ、無駄をなくすことが
できる。

さらに、トイレ内に遠赤外線センサを取り付けるため、
トイレ外の入口ドアー付近の壁に取り付ける場合のよう
にトイレを使用する以外の用事でトイレの前を通った場
合に誤動作の心配があったがこのような心配はない。

このように、現実の開運である高齢化社会に即した暖房
装置を提供できる利点が得られる。

４．１１！１面の筒車な説明第１図はこの発明の一実施例を示す概略構成図。

第２図は赤外線温風暖房機の構成を示す断面図、第３図
はこの発明の他の実施例を示す概略構成図である。

図において、１・・トイレ　　　　２・・・便器３・・・ドアー　　　　４・・・遠赤外線センサ５・・
・使用者　　　　６・・・天井７・・・赤外線温風暖房機　　８・・本体ケース９・・
赤外線ランプ　　　１０・・・ファン１１・・・送風用
電動機　　　１２・・・吹出口１３・・・制御ボックス
　　　１４・・リード線１５・・・マントスイッチなお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

特許出願人　　　１：Ｌ津電機株式会社代表取締役　北
村原雄図面

Claims

【特許請求の範囲】

赤外線照射により暖房を行う赤外線温風暖房機を、暖房
を必要とする所定箇所に固定し、前記赤外線温風暖房機
と接続され使用者より発生する遠赤外線を検知して前記
赤外線温風暖房機に通電を行う遠赤外線センサを所定箇
所に設けたことを特徴とする赤外線温風暖房機。