JPH06248679A - 温風暖房装置 - Google Patents

温風暖房装置

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JPH06248679A
JPH06248679A JP5036795A JP3679593A JPH06248679A JP H06248679 A JPH06248679 A JP H06248679A JP 5036795 A JP5036795 A JP 5036795A JP 3679593 A JP3679593 A JP 3679593A JP H06248679 A JPH06248679 A JP H06248679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
heating
toilet
heater
room temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP5036795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fukunaga
隆 福永
Naoharu Yamashita
直治 山下
Yasunori Suzuki
靖則 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Aichi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd, Aichi Electric Co Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP5036795A priority Critical patent/JPH06248679A/ja
Publication of JPH06248679A publication Critical patent/JPH06248679A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレ室内を温風によって暖房する装置にお
いて、ヒータの余熱の影響で室温検出に誤差を生じ、ト
イレ室内が所望の温度よりも低下するのを防止する。 【構成】 送風のためのファン8aの下流側にヒータ8
bを設け、ファン8aの上流側に室温センサ10を設
け、この室温センサの検出温度に基づいてファン8aの
運転ならびにヒータ8bへの通電を制御する暖房制御部
13を備えた温風暖房装置9において、暖房制御部13
は室温センサ10が所定温度を検出した時にヒータ8b
への通電を停止させ、その後ファン8aのみを所定時間
運転させるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は温風によってトイレ室
内を暖房する温風暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便器本体の側方に送風ファンとヒータと
を備え、温風をトイレ室内に吹き出すことで室内を暖房
するようにした装置は、特公平2−14971号公報等
で知られている。このような温風暖房装置は、送風ファ
ンの上流側にサーモスタットやサーミスタ等を用いた室
温センサを備え、サーモスタットの動作や室温センサの
検出出力に基づいて送風ファンの運転とヒータへの通電
を同時にオン・オフしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トイレで使用される温
風暖房装置においては、トイレ室内に常時人が滞在する
ことはなく用便時という限られた時間だけしか人はいな
いことを考えると、温風暖房装置はその使用時に備えて
室内を暖めておくことが特に重要である。しかし、ファ
ンとヒータへの通電を同時にオフするものでは、実際使
用者が体感する便座先端周辺の温度がかなり低下してい
るにもかかわらず、室温センサ周辺の温度がヒータの余
熱やダクトの余熱によってそれほど低下していない場合
があり、暖房がオンしないことがある。このため、実際
にトイレを使用する場合に、設定した温度よりもトイレ
室内の温度が低くなってしまっていることがある。
【0004】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、簡単な構成でトイレ室内の温度低下を
生じにくくした温風暖房装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明は、送風のためのファンの下流側にファンによ
って送風された空気を加熱するためのヒータを設けると
ともに、ファンの上流側に室温を検出するための室温セ
ンサを設け、この室温センサの検出温度に基づいてファ
ンの運転ならびにヒータへの通電を制御する暖房制御部
を備えた温風暖房装置において、暖房制御部は室温セン
サが所定温度を検出した時にヒータへの通電を停止さ
せ、その後ファンを所定時間運転させるよう構成したこ
とを特徴とする。
【0006】なお、温風暖房装置は、使用者を検出する
トイレ使用検知手段を備えた便座に組み込まれると共
に、トイレ使用検知手段からの使用検知出力時に基づい
て暖房制御部は温風暖房装置のヒータとファンを同時に
停止させるようにしてもよい。
【0007】
【作用】暖房制御部は、室温センサが所定温度を検出し
た時にヒータへの通電を停止させるが、ヒータへの通電
を行なわない状態でファンを所定時間運転させる。ファ
ンのみを運転することでヒータおよびダクトの余熱が冷
却されるので、室温センサは正確な室温を検出できる。
よって、設定した温度よりもトイレ室内の温度が低下す
ることを防止できる。
【0008】また、便座に温風暖房装置を組み込むと共
に、トイレ使用中は温風暖房装置のヒータとファンを同
時に停止させることで、トイレ使用者に対し冷風が吹き
出されるのを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図3はこの発明に係る温風暖房装置を備え
た便器装置の外観斜視図である。便器装置1は、便器本
体2と、洗浄・乾燥・暖房等の機能を備えた便座3とか
らなる。便座3は、便座本体3aと、便蓋3bと、袖部
3cとからなる。便座3の後部には、おしり洗浄および
ビデ洗浄用のノズル4、着座検出スイッチ等を用いたト
イレ使用検知手段5をはじめ洗浄用の温水を供給するた
めのヒータや、おしり乾燥用のヒータおよびおしり乾燥
用の送風ファン、マイクロコンピュータを備えこの便器
装置1の全体動作を制御するコントローラ、電源等が収
容される。また、便座本体3aには便座暖房用の発熱体
6を内蔵している。
【0010】袖部3cの上面を操作・表示部7とし、こ
こに各種操作スイッチ、操作つまみ、状態表示ランプを
配置している。操作・表示部7の一具体例を図4に示
す。図5は袖部のA−A断面図である。袖部3cの内部
に温風暖房ユニット8を収容している。温風暖房ユニッ
ト8は、送風のためのファン8aとその下流側に設けら
れたヒータ8b等からなり、ファン8aが駆動され、か
つ、ヒータ8bが通電されている温風暖房運転状態では
吹き出し口8cから床面に向けて斜めに温風が吹き出さ
れる。
【0011】図1は温風暖房装置のブロック構成図であ
る。温風暖房装置9は、温風暖房ユニット8と、室温セ
ンサ10と、室温設定器11と、A/D変換器12と、
暖房制御部13と、暖房スイッチ14と、暖房動作表示
器15と、トイレ使用検知手段5とからなる。
【0012】室温センサ10は、サーミスタ等の温度検
出素子を用いて検出した温度に応じた電圧信号10aを
得るよう構成している。この室温センサ10はファン8
aの上流側である吸気口8d側に設けている。室温設定
器11は、可変抵抗器等を用い設定された温度に応じた
電圧信号11aを得るようにしている。A/D変換器1
2は、各電圧信号10a,11aをそれぞれ対応するデ
ジタル信号へ変換し、検出室温信号12aならびに設定
温度信号12bとして暖房制御部13へ供給する。
【0013】暖房制御部13は、便器装置1の全体動作
を制御するコントローラ内のマイクロコンピュータを用
いて構成している。この暖房制御部13は、暖房スイッ
チ14が操作されると温風暖房運転状態となり、発光ダ
イオード等からなる暖房動作表示器15を点灯させて動
作状態にあることを可視表示させる。温風暖房運転状態
で暖房スイッチ14が操作されると、暖房動作表示器1
5を消灯させて運転を停止する。また、温風暖房運転状
態では、検出室温信号12aと設定温度信号12bなら
びにトイレ使用検知手段5の使用検知出力5aを入力と
し、トイレの使用状態に応じてファン8aの運転とヒー
タ8bへの通電を制御する。なお、暖房制御部13内に
タイマ機能を備えて、予め設定した時間帯に自動的に温
風暖房を行なうようにしてもよい。
【0014】トイレ使用検知手段5は、便座への着座を
検出する着座検出方式を用いて構成している。なお、人
体から放射される赤外線等を例えば焦電型センサで検出
することで男子の小用使用等を含めてトイレの使用を検
知する構成としてもよい。
【0015】図2は暖房制御部の動作を示すフローチャ
ートである。温風暖房運転状態において暖房制御部13
は、室温センサ10で検出した温度T1が室温設定器1
1で設定された設定温度T2以下であるか否かを判断し
(S1)、検出温度T1が設定温度T2以下であればフ
ァン8aを駆動するとともに、ヒータ8bへの通電を行
なう(S2)。これにより、温風が供給される。
【0016】ステップS3で暖房制御部13は、検出温
度T1が設定温度T2よりも若干高い暖房停止温度T3
に達したか否かを判断し、検出温度T1が暖房停止温度
T3に達している場合は、ステップS4でトイレ使用検
知出力16aに基づいてトイレが使用中か否かを判定す
る。
【0017】トイレ使用中でない場合、暖房制御部13
はステップS6でヒータ8bへの通電を停止し、次いで
ステップS6で送風運転時間監視用のタイマを起動し、
予め設定した送風運転時間が経過した時点で(S7)、
ファン8aの運転を停止させる(S8)。
【0018】トイレ使用中に検出温度T1が暖房停止温
度T3に達した場合、暖房制御部13はステップS9で
ファン8aの運転を停止するとともに、ヒータ8bへの
通電を停止する。そして、ステップS10でトイレが使
用中でなくなるのを監視し、使用中でなくなった時点か
ら予め設定した所定時間が経過した時点で(S11)、
ファン8aを駆動し(S12)して、送風運転時間の間
ファン8aを運転させる(S6〜S8)。
【0019】トイレが使用状態にあるときは、ステップ
S9でファン8aとヒータ8bとを同時にオフさせるの
は、使用者へ冷たい風が送られるのを防止するためであ
る。ステップS11でトイレ使用中でなくなった時点か
ら所定時間経過後にファン8aを駆動するようにしてい
るのは、例えば着座検出スイッチ等による使用検知出力
5aがなくなった時点から使用者がトイレ室外にでるま
での間に、冷たい風が送られないようにするためであ
る。
【0020】なお、トイレ使用中に検出温度T1が暖房
停止温度T3に達した場合は、温風暖房運転を継続し、
トイレ使用中でなくなった時点でヒータ8bをオフし、
ファン8aを所定時間運転するようにしてもよい。
【0021】このように検出温度T1が暖房停止温度T
3に達した以降に、ファン8aのみを所定時間運転する
ので、ヒータおよびダクトの余熱が冷却される。よっ
て、室温センサは正確な室温を検出でき、設定した温度
よりもトイレ室内の温度が低下することを防止できる。
また、本実施例ではトイレに使用者がいる場合は、ファ
ン8aのみの運転を行なわない構成としているので、使
用者に冷たい風が送られることはない。
【0022】なお、本実施例は温風暖房装置9を備えた
便器装置1について説明したが、温風暖房装置はトイレ
の床や壁面等に設置される構造であってもよい。また、
室温設定器11を設けずに予め設定した温度となるよう
制御するものでもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る温風
暖房装置は、室温センサが所定温度を検出した時にヒー
タへの通電を停止させるが、ヒータへの通電を行なわな
い状態でファンのみを所定時間運転させるようにしたの
で、ヒータおよびダクトの余熱を冷却することができ
る。よって、余熱によって室温センサが実際の室温より
も高い温度を検出して暖房運転が必要以上に停止され室
温が低下することは解消され、トイレ室内の温度を所定
の温度に維持することができる。
【0024】また、温風暖房装置をトイレ使用検知手段
を備えた便座に組み込むと共に、トイレ使用検知手段の
検知出力に基づいてトイレ使用中は温風暖房装置のヒー
タとファンを同時に停止させる構成とすることで、トイ
レ使用者に対し冷風が吹き出されるのを防止でき、トイ
レ使用者が寒さを感じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る温風暖房装置のブロック構成図
【図2】暖房制御部の動作を示すフローチャート
【図3】この発明に係る温風暖房装置を備えた便器装置
の外観斜視図
【図4】操作・表示部の一具体例を示す説明図
【図5】温風暖房ユニットの構造例を示す断面図
【符号の説明】
1 便器装置 5 トイレ使用検知手段 8 温風暖房ユニット 8a ファン 8b ヒータ 9 温風暖房装置 10 室温センサ 13 暖房制御部 T1 室温センサの検出温度 T3 暖房停止温度(所定温度)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 直治 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 (72)発明者 鈴木 靖則 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風のためのファンの下流側にファンに
    よって送風された空気を加熱するためのヒータを設け、
    前記ファンの上流側に室温を検出するための室温センサ
    を設け、この室温センサの検出温度に基づいて前記ファ
    ンの運転ならびに前記ヒータへの通電を制御する暖房制
    御部を備えた温風暖房装置において、前記暖房制御部は
    前記室温センサが所定温度を検出した時に前記ヒータへ
    の通電を停止させ、その後前記ファンを所定時間運転さ
    せるよう構成したことを特徴とする温風暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記温風暖房装置は、使用者を検出する
    トイレ使用検知手段を備えた便座に組み込まれると共
    に、前記トイレ使用検知手段からの使用検知出力に基づ
    いて暖房制御部は温風暖房装置のヒータとファンを同時
    に停止させるよう構成したことを特徴とする請求項1記
    載の温風暖房装置。
JP5036795A 1993-02-25 1993-02-25 温風暖房装置 Pending JPH06248679A (ja)

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JP5036795A JPH06248679A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 温風暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5036795A JPH06248679A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 温風暖房装置

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JPH06248679A true JPH06248679A (ja) 1994-09-06

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ID=12479727

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5036795A Pending JPH06248679A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 温風暖房装置

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JP (1) JPH06248679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439763B1 (ko) * 2001-11-20 2004-07-12 주식회사 삼홍사 비데의 송풍팬 제어방법

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020628