JP2007082659A - 暖房便座 - Google Patents

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Naoyuki Takemoto
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Abstract

【課題】 便器の着座部に装着して用いる暖房便座において、比較的簡単な構成にて、便座を使用しない待機時の消費電力を低減しながら、着座時の冷ややか感を極力防止する事を目的とするものである。
【解決手段】 便器の上に装着され、内部に加熱用の便座ヒータを装着した平面形状が略0字状の便座本体を備えたものにおいて、便座ヒータを、前後方向の略中間部のみ加熱する第1ヒータと、全体を加熱する第2ヒータとに分割構成して成る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、便器の着座面に装着し、着座時に使用者のお尻を暖める暖房便座に関する。
従来、暖房便座の加熱には、便座の裏面に接着剤やテープにて線状ヒータを配置し、このヒータに通電することで行なっていた。
一方、近年消費電力の低減として、誘導加熱により便座を加熱したり、PTC等の半導体ヒータで加熱するものが提案されているが、前者では構造が複雑となり、後者では局部加熱が発生しやすいという問題がある。
そこで、例えば特許文献1に示される様に、着座部をステンレスやアルミニウム等の金属材料で形成し、発熱体の熱を短時間で着座面に伝達させるもので提案されている。
特開2005−110838号公報
然しながら、上記特許文献1に示される様に着座部を金属材料で形成した場合、便座全体の重量が重くなり、便座の開閉が重くなるという問題がある。
そこで本発明は、比較的簡単な構成にて、便座を使用しない待機時の消費電力を低減する事を目的とする。
本発明の請求項1の構成は、便器の上に装着され、内部に加熱用の便座ヒータを装着した平面形状が略0字状の便座本体を備えたものにおいて、便座ヒータを、前後方向の略中間部のみ加熱する第1ヒータと、全体を加熱する第2ヒータに分割して成るものである。
本発明の請求項2の構成は、請求項1の構成において、便座本体への着座を検出する着座スイッチと、第1ヒータや第2ヒータへの通電を制御する制御手段を設けると共に、この制御手段を、第1ヒータには常時通電し、着座スイッチにより着座を検出した場合に第2ヒータに通電する様に構成して成るものである。
本発明の請求項3の構成は、請求項1の構成において、便座本体への人体の接近を検出する人体センサと、第1ヒータや第2ヒータへの通電を制御する制御手段を設けると共に、この制御手段を、第1ヒータには常時通電し、人体センサにより人体の接近を検出すると、第1ヒータによる加熱温度を低下する様に構成して成るものである。
本発明の請求項4の構成は、請求項1の構成において、便座本体への人体の接近を検出する人体センサと、第1ヒータや第2ヒータへの通電を制御する制御手段を設けると共に、この制御手段を、人体センサにより人体の接近を検出すると第1ヒータへの通電を開始する様に構成して成るものである。
本発明の請求項5の構成は、請求項4の構成において、便座本体への着座を検出する着座スイッチを設けると共に、制御手段を、着座スイッチにて着座を検出すると第2ヒータへの通電を開始する様に構成して成るものである。
本発明の請求項1に記載の構成により、便座を加熱する便座ヒータを、便座の中間部分のみ加熱する第1ヒータと、全体を加熱する第2ヒータに分割して構成したことで、例えば便座の非使用時には第1ヒータのみに通電すれば、待機時の消費電力を低減する事が出来るものである。
本発明の請求項2に記載の構成により、第1ヒータへは常時通電して便座の中間部分を加熱し、第2ヒータは着座時に通電する様に構成したことで、着座した瞬間時の冷ややか感を極力防止ししながら、待機時の消費電力を低減する事が出来るものである。
本発明の請求項3に記載の構成により、人体センサにより便座への人体の接近を検出すると第1ヒータによる加熱設定温度を低下する様に構成したことで、便座の非使用時には第1ヒータによる加熱温度を高めに設定して第1ヒータによる加熱範囲を極力拡大することで、着座した瞬間における冷ややか感を極力防止する事が出来るものである。
本発明の請求項4に記載の構成により、人体センサにより便座への人体の接近を検出すると第1ヒータへの通電を開始する様に構成したことで、例えば第1ヒータを面状ヒータ等の昇温時間の短いヒータで構成し、便座に人体が接近してから着座する間に便座の中間部分を加熱することで、第1ヒータに常時通電する場合に比較して待機時の消費電力を大幅に短縮できると共に、第1ヒータにて便座の中間部分のみ加熱することで該部の温度上昇時間を短縮出来るものである。
本発明の請求項5に記載の構成により、着座スイッチにて便座への着座を検出すると第2ヒータへの通電を開始することで、人体センサにて便座への人体の接近を検出しても、着座しなければ第2ヒータへ通電しないことで、男性の小用時や掃除時等には第2ヒータへ通電せず、これにより消費電力の低減を図る事が出来るものである。
本発明の実施例を先ず図1に基づき説明すると、1は洋式便器2の上に着脱自在或いは着脱可能に載置された温水洗浄便座で、本体ケース3に暖房便座本体4と便蓋5とを上下方向に開閉自在に枢支している。
又、上記本体ケース3内には、上記便座本体4に着座した人体の局部に向けて洗浄水を噴出する図示しない洗浄ノズルを伸縮自在に収納配置していると共に、この洗浄ノズルに洗浄用の温水を供給する温水タンクや、洗浄ノズルからの温水の噴出を制御するバルブ等を内蔵している。
更に上記本体ケース3の一方の側面には給水管6を突設し、この給水管にフレキシブルな配管ホース7を接続していると共に、この配管ホースは、分岐水栓8を介して市水等の水道管9に接続している。
又、上記本体ケース3の一方の側面には、前方が上記便座本体4の側面に沿って延設された操作部10を回転可能に枢支し、この操作部の上面に複数の操作ボタン11・・や表示器12等を配置している。
上記便座本体4の内部裏面13には、図2にて示す様にその中間位置付近の左右に半導体ヒータ等の面状ヒータにて構成した第1ヒータ15,15を装着していると共に、この第1ヒータの周囲の裏面全体に第2ヒータ16を配置している。
尚、上記第1ヒータ15,15は、各々の両端部に給電端子17・・を備え、これらにリード線18・・を接続していると共に、このリード線に接続端子19,19を設け、これら接続端子間に後述の電源を接続する様に構成している。
又、上記第2ヒータ16の両端部にも接続端子20,20を設け、これらの接続端子間に電源を接続する様に構成している。
図3は上記第1ヒータ15,15や第2ヒータ16等への通電を制御する制御手段となる制御回路21の回路図を示すもので、商用電源22にマイクロコンピュータを中心に構成した制御部23を接続し、かつこの制御部の入力回路には、上記第1ヒータ15,15にて加熱する便座温度を検出する第1温度センサ24と、上記第2ヒータ16にて加熱する便座温度を検出する第2温度センサ25と、上記便座本体1への着座を検出する着座スイッチ26と、温水洗浄便座1への人体の接近を検出する人体センサ27とを接続し、この人体センサは、赤外線センサや超音波センサで構成している。
更に上記商用電源22には、上記制御部23の出力にて各々制御するスイッチング素子28,29,30,31,32を介して、第1ヒータ15,15、2ヒータ2ヒータ第16、温水ヒータ33、脱臭ファン34、洗浄バルブ35を接続している。
尚、上記制御部23は、第1ヒータ15,15に常時通電し、第1温度センサ24にて検出する便座本体1の中間部分の表面温度が設定温度(例えば30℃〜41℃)に維持される様に、第1ヒータ15への通電を制御すると共に、着座スイッチ26にて便座本体1への着座を検出時に第2ヒータ16に通電し、第2温度センサ25にて検出する便座本体1の全体温度が設定温度(例えば30℃〜41℃)に維持される様に、第2ヒータ16への通電を制御する。
これらの構成により、便座本体4を加熱するヒータを上記第1ヒータ15,15と第2ヒータ16に分割し、かつ第1ヒータ15,15には常時通電し、第2ヒータ16へは便座本体4への人体の着座時のみに通電する様に構成したことで、従来の様に第1ヒータと第2ヒータに常時通電する場合に比較して待機時の消費電力を低減する事が出来るものである。
又上記温水ヒータ33は、上記本体ケース3内に内蔵された図示しない温水タンク内に貯水された水を設定温度(例えば35℃〜41℃)に加熱すべく、制御部23にて通電制御され、脱臭ファン35は同じく本体ケース3内に内蔵された図示しない脱臭剤に便器2内の空気を循環して脱臭し、洗浄バルブ35は同じく本体ケース3内に伸縮自在に収納された図示しない洗浄ノズルからの洗浄水の噴出を制御するものである。
更に上記制御部は、待機時には上記第1ヒータ15,15にて加熱する設定温度を上記設定温度より高い高温設定温度(例えば42℃〜45℃)に設定し、人体センサ27にて温水洗浄便座1への人体の接近を検出すると、上記通常の設定温度(例えば30℃〜41℃)に設定する様に構成しており、これにより、第1ヒータ15,15にて加熱される範囲を拡大し、着座した瞬間に冷たいと感じる範囲を狭くし、不快感を少なくする事が出来るものである。
上記実施例では、第1ヒータ15,15に常時通電して便座本体4を設定温度に保温する様に構成しているが、上記実施例にて示す様に第1ヒータ15,15を昇温時間の短い面状ヒータにて構成し、かつ人体センサ27にて温水洗浄便座1への人体の接近を検出すると第1ヒータ15,15に通電し、人体センサ27にて人体の接近を検出してから便座本体4に着座する間にこの便座本体を加熱する様に構成することで、待機時に第1ヒータ15,15に通電する必要がなく、待機時の消費電力を大幅に低減する事が出来るものである。
又、上記実施例においては、人体センサ27にて人体の接近を検出すると、第1ヒータ15,15への通電と同時に第2ヒータ16への通電を開始しても良いが、着座スイッチ26により着座を検出後に第2ヒータ16への通電を開始する様に構成しても良く、これにより、掃除や男性の小用等の、便座本体1に接近しながら着座しない場合の無駄な電力の消費を確実に防止する事が出来るものである。
尚、上記実施例では第1ヒータ15,15に面状ヒータを用いているが、これら第1ヒータに常時通電する場合には安価なコード状のヒータを用いても良く、これにより、高価で複雑なヒータを用いる必要がなく、低コストの構造で、消費電力を低減する事が出来るものである。
本発明による暖房便座を設置した実施例を示す斜視図である。 本発明による実施例の要部を示す底面図である。 同じく回路図である。
符号の説明
2 便器
4 便座本体
15 第1ヒータ
16 第2ヒータ
21 制御回路(制御手段)
26 着座スイッチ
27 人体センサ

Claims (5)

  1. 便器の上に装着され、内部に加熱用の便座ヒータを装着した平面形状が略0字状の便座本体を備えたものにおいて、上記便座ヒータを、前後方向の略中間部のみ加熱する第1ヒータと、全体を加熱する第2ヒータに分割した事を特徴とする暖房便座。
  2. 上記便座本体への着座を検出する着座スイッチと、上記第1ヒータや第2ヒータへの通電を制御する制御手段を設けると共に、この制御手段を、上記第1ヒータには常時通電し、上記着座スイッチにより着座を検出した場合に第2ヒータに通電する様に構成した事を特徴とする、上記請求項1に記載の暖房便座。
  3. 上記便座本体への人体の接近を検出する人体センサと、上記第1ヒータや第2ヒータへの通電を制御する制御手段を設けると共に、この制御手段を、上記第1ヒータには常時通電し、上記人体センサにより人体の接近を検出すると、第1ヒータによる加熱温度を低下する様に構成した事を特徴とする、上記請求項1に記載の暖房便座。
  4. 上記便座本体への人体の接近を検出する人体センサと、上記第1ヒータや第2ヒータへの通電を制御する制御手段を設けると共に、この制御手段を、上記人体センサにより人体の接近を検出すると第1ヒータへの通電を開始する様に構成した事を特徴とする、上記請求項1に記載の暖房便座。
  5. 上記便座本体への着座を検出する着座スイッチを設けると共に、上記制御手段を、上記着座スイッチにて着座を検出すると上記第2ヒータへの通電を開始する様に構成した事を特徴とする、上記請求項4に記載の暖房便座。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072434A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Toto Ltd 暖房便座装置
KR101250345B1 (ko) * 2010-10-26 2013-04-11 안혜정 변좌용 발열패드
CN107550384A (zh) * 2017-09-29 2018-01-09 温州爱妮智能科技有限公司 一种带制冷(热)座圈系统的智能马桶

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