JP2011010800A - 便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座の待機温度を着座動作時間に対応して低く補正することにより、省エネルギー性を向上することを目的とする。
【解決手段】便座400と、便座400の着座面411を加熱する便座ヒータ450と、制御部90と、人体検知手段600と、着座検知手段610とを備え、人体検知手段600が人体を検知していないときは、着座面411を待機温度で維持し、人体を検知すると設定温度に昇温する便座装置100において、人体を検知してから着座検知するまでの着座動作時間により、待機温度を補正することにより、待機温度を下げることにより待機状態における消費電力量を削減することが可能となり、省エネルギー性の向上を図ることができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、便座装置の便座の温度制御に関するものである。
従来、この種の人体検知センサにより使用者がトイレ室に入室したことを検知してから便座を昇温加熱する便座装置は、室温が低いときは所定の待機温度で便座を保温しておき、人体を検知してから快適に着座できる設定温度まで瞬時に昇温するものであり、特に人体を検知してから着座しても冷たいと感じない冷感限界温度までの昇温時間を一定に保つために、室温や便座装置を使用する時間帯に応じて待機温度を変化させる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来の便座装置における便座の待機温度からの設定温度までの昇温特性を示すグラフであり、室温が15℃で待機温度を18℃とした場合の昇温特性が曲線aで示してあり、室温が10℃に低下した状態で待機温度を18℃に維持した場合の昇温特性が曲線cで示してあり、室温が5℃低下することにより、待機温度から冷感限界温度に達するまでの昇温時間が5.5秒間から6.5秒間へと1秒間長くなることが示されている。この遅れを補正するために、待機温度を20℃に変更した場合の温度特性が曲線dで示してあり、待機温度を20℃に変更することにより昇温時間を5.5秒間に維持するようにしている。
特開2009−050436号公報
しかしながら、前記従来の便座装置においては、室温が低下した場合に、昇温時間を維持するために待機温度を高くするものであり、着座した時の快適性を確保することはできるが、そのために待機状態における電力消費量が増加し、省エネルギーの観点からは望ましい構成ではない。
一方、基準となる昇温時間は、使用者がトイレ室に入室してから便座に着座するまで着座動作に要する最短時間を基準として設定されており、この着座動作時間は、使用者の運動能力、着衣の量や形状等により異なるものである。特に冬季は一般的に着衣の量が多くなり、着座動作時間が長くなる傾向がある。
すなわち、室温が低下する時期に、待機温度を高く補正して昇温時間を短くしても、その時期には着座動作時間が一般的には長くなっており、待機温度の補正が無駄になってしまう可能性がある。
また、便座装置を設置するトイレ室の広さや、扉の設置位置や開閉方向等の設置条件により、人体検知センサが使用者を検知してから、使用者が便座に着座するまでの時間に差があり、設置条件によっては恒常的に長くなることがあるが、便座装置の昇温時間の設定は、この点においても着座動作の最短の時間を基準として設定している。そのため、着座動作時間が恒常的に長くなるように設置された場合には、室温による待機温度の補正がより一層無駄になる可能性があり、これらの点において改良の余地があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、便座の快適性を維持しつつ、省エネルギー性の向上を図ることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の便座装置は、便座と、便座の着座面を加熱する便座ヒータと、制御部と、トイレに入室した使用者を検知する人体検知手段と、便座に使用者が着座したことを検知する着座検知手段とを備え、制御部は、人体検知手段が人体を検知していないときは、便座の着座面を所定の待機温度で維持するように便座ヒータを駆動し、人体検知手段が人体を検知すると、便座の着座面が設定温度に昇温するように便座ヒータを昇温駆動する便座装置において、人体検知手段が人体を検知してから、着座検知手段が着座を検知するまでの着座動作時間により、待機温度を補正するものである。
これにより、待機温度の基準値の設定に使用した基準着座動作時間より、実際の着座動作時間が長い場合、待機温度を低くして昇温時間が長くなっても、使用者が着座するまでに便座を快適な温度まで昇温することが可能となり、快適性を維持することが可能であり、しかも、待機温度を下げることにより待機状態における消費電力量を削減することが可能となり、省エネルギー性の向上を図ることができる。
本発明の便座装置は、便座の待機温度を着座動作時間に対応して補正することにより、省エネルギー性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における便座装置を便器上に設置した状態の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態1おける便座の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態1おける便座の分解斜視図 本発明の実施の形態1おける便座の上部便座ケーシングに便座ヒータを取り付けた状態を示す下面図 本発明の実施の形態1おける便座ヒータの平面図 本発明の実施の形態1における便座装置の駆動系の構成を示す模式図 本発明の実施の形態1における便座ヒータの駆動例および便座の表面温度の変化を示すグラフ 本発明の実施の形態1における着座動作時間と待機温度との関係を示すグラフ 従来の便座装置の昇温特性を示すグラフ
第1の発明は、着座面を有する便座と、前記便座の着座面を加熱する便座ヒータと、前記便座ヒータを制御する制御部と、トイレに入室した使用者を検知する人体検知手段と、前記便座に使用者が着座したことを検知する着座検知手段とを含み、前記制御部は、前記人体検知手段が人体を検知していないときは、前記便座の着座面を所定の待機温度で維持するように便座ヒータを駆動し、前記人体検知手段が人体を検知すると、前記便座の着座面が設定温度に昇温するように前記便座ヒータを昇温駆動する便座装置において、前記制御部は、前記人体検知手段が人体を検知してから、前記着座検知手段が着座を検知するまでの着座動作時間により、前記待機温度を補正するものである。
これにより、待機温度の基準値の設定に使用した基準着座動作時間より、実際の着座動作時間が長い場合、待機温度を低くして昇温時間が長くなっても、使用者が着座するまでに便座を快適な温度まで昇温することが可能となり、しかも、待機温度を下げることによ
り待機状態における消費電力量を削減することが可能となり、省エネルギー性の向上を図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記制御部は記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶した複数回の前記着座動作時間に基づき、前記待機温度を補正するものである。
これにより、同一の使用者でも着衣の違い等により使用の度に着座動作時間が異なる場合、あるいは複数の人が便座装置を使用し、使用者ごとに着座動作時間が異なった場合でも、すべての人が快適に使用可能な待機温度の補正が可能となる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、前記制御部は時計手段を備え、複数の時間帯ごとに記憶した着座動作時間に基づき、前記待機温度を補正するものである。
これにより、1日の時間帯に、例えば昼間の正装と夜間の寝衣のように、着衣が異なることにより着座動作時間が異なる場合に、それぞれの時間帯毎に最適な補正を行うことが可能となり、便座の快適性と、省エネルギー性をより向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態における便座装置を便器上に設置した状態の外観の斜視図を示すものである。
<1>便座装置の構成
図1に示すように、便座装置100は、本体200、便蓋300、便座400、リモートコントローラ500、人体検知センサ600により構成され、本体200、便蓋300、便座400は一体で構成され便器700の上面に設置される。
本体200には、便蓋300および便座400が便座便蓋回動機構を介して電動で開閉可能に取り付けられている。図1に示すように便蓋300を開放した状態においては、便蓋300は便座装置100の最後部に位置するように起立する。また、便蓋300を閉成すると便座400の上面を隠蔽する。
また、本体200には、洗浄水供給機構(図示せず)、熱交換器(図示せず)、洗浄ノズル201等からなる洗浄機構と、乾燥ユニット(図示せず)と、制御部90等が内蔵されている。
本体200の前面コーナー部には着座センサ202が設置してある。この着座センサ202は反射型の赤外線センサであり、人体から反射された赤外線を検出することにより便座400上に使用者が存在することを検知する。また、本体200の側部には操作部203が設けてあり便座装置の主要な機能の操作が可能である。
また、洗浄水供給機構と熱交換器は洗浄ノズル201に接続されており、水道配管から供給される洗浄水を熱交換器で加熱した温水を洗浄ノズルに供給し、洗浄ノズルから使用者の局部に向けて洗浄水を噴出し、使用者の局部を洗浄するものである。洗浄ノズル201はお尻を洗浄するお尻洗浄ノズル部と女性の局部を洗浄するビデノズル部を備えている。
また、乾燥ユニットは洗浄水により濡れた局部に向けて温風を噴出し、局部を乾燥する
ことができる。
なお、洗浄機構と乾燥ユニットは便座装置の必須構成要素ではなく、これらの構成要素を具備しない便座装置でもよい。
リモートコントローラ500には、複数の操作スイッチが設けられている。リモートコントローラ500は便座400上に着座した使用者が操作可能なトイレ室の壁面等の場所に取り付けられ、便座装置100の各機能の操作を行う。
人体検知センサ600はトイレ室の壁面等に取り付けられる。人体検知センサ600は、反射型の赤外線センサであり、人体から反射された赤外線を検出してトイレ室内に使用者が入室したことを検知する。
本体200の制御部は、リモートコントローラ500、人体検知センサ600および着座センサ202から送信される信号に基づいて、便座装置100の各部の動作を制御する。
本発明の便座装置100はトイレ室に使用者が存在しない場合は、便座ヒータへの通電を停止、もしくは室温が低い場合には18℃程度の低温に保温している。トイレ室に使用者が入室すると、人体検知センサ600からの信号を受け、便座ヒータに通電を行う。便座ヒータは1200W程度の非常に高出力のヒータであり、使用者がトイレ室に入室してから便座に着座するまでの6秒から10秒程度の間に、便座着座面を40℃程度の適温に温める。便座が適温に達した後は、便座ヒータへの通電を50W程度の低ワットに下げ、適温を保つ。使用者がトイレ室内から出ると、便座ヒータへの通電を停止、もしくは18℃程度の低温の待機温度となるように制御する。つまり、トイレルームに使用者がいないときの電力を大幅に削減した便座装置である。
<2>便座400の構成
図2は便座400の組立状態の斜視図を示し、図3は便座400の分解斜視図を示すものである。
図2および図3に示すように、便座400は、主としてアルミニウムにより形成された略楕円形状の環状の上部便座ケーシング410と、上部便座ケーシング410の裏面に粘着した略馬蹄形状の便座ヒータ450および合成樹脂により形成された略楕円形状の環状の下部便座ケーシング420を主構成部品として構成されている。
以下、着座した使用者から見て前方側を便座400の前部とし、着座した使用者から見て後方側を便座400の後部とする。
上部便座ケーシング410は、厚さ約1mmのアルミニウム板をプレス加工等により成形し、表面および裏面には絶縁性を有する耐熱性を有するポリエステル粉体塗装膜が形成されている。ピンホールの生じにくい粉体塗装を採用することで、絶縁性能を向上することができる。
なお、アルミニウム板の代わりに銅やステンレス等の板材あるいはマグネシウム合金の成型品等の熱伝導の良い他の金属を使用してもよい。また、アルミニウム板に施される表面処理は上記仕様に限定されるものではなく、他の化学的な処理やアクリル系やウレタン系の塗料を使用した他の塗装等も選択可能である。
上部便座ケーシング410は略楕円形の環状の着座面411の後部に起曲部412が連
続して形成されている。着座面411は内周部より外周部が高い傾斜を有する上方に凸の曲面を成している。
下部便座ケーシング420は樹脂材料を使用した成型品であり、平面形状が上部便座ケーシング410と略同形状の本体部421と、本体部421の両側後方に斜め上方に突出した腕部422で構成されている。上部便座ケーシング410と下部便座ケーシング420は内周部および外周部で結合し、結合部には水密手段が施されている。
上部便座ケーシング410の裏面には便座ヒータ450を粘着し、下部便座ケーシング420を結合した便座400は、図2に示すように後部に腕部422を備えており、腕部422を本体200の便座便蓋回動機構に結合することにより、回動自在に枢支されている。
<3>便座ヒータの構成
図4は便座ヒータを上部便座ケーシングに貼着した状態の下面図を示し、図5は便座ヒータの平面図を示すものである。
図4に示すように、上部便座ケーシング410の裏面のほぼ全面に便座ヒータ450が粘着固定されており、便座ヒータ450の後部表面には温度過昇防止装置として、サーモスタット450Qと、温度ヒューズ450Rが設置してある。また側部表面には、便座ヒータ450を便座400の着座面411の温度に基づいてフィードバック制御するための便座温度検知用のサーミスタ401aが金属箔453の表面側に貼り付けてある。
上部便座ケーシング410の外周部には安全性を確保するアース線480が接続してある。
図5に示すように、便座ヒータ450は、前部の一部が切り取られた略馬蹄状に形成される。便座ヒータ450の基本構成は、アルミニウムからなる2枚の金属箔451、453の間に線状ヒータ460を蛇行形状に配設したものである。
図5に示すように、線状ヒータ460は、金属箔の中央部SE3から金属箔一方端部SE1までの領域および金属箔の中央部SE3から金属箔の他方端部SE2までの領域において上部便座ケーシング410の形状に合わせて左右方向に蛇行する蛇行形状に配設される。線状ヒータ460は、蛇行形状の曲げ部が上部便座ケーシング410の外側の側辺および内側の側辺の近傍に位置するように配置される。
具体的には、線状ヒータ460が便座ヒータ450の後部の一方側から金属箔451、453の一方端部SE1の近傍まで左右に蛇行しながら延びることにより第1系列L1の蛇行形状が形成される。また、線状ヒータ460が金属箔451、453の一方端部SE1の近傍から左右に蛇行しながら金属箔451、453の中央部SE3の近傍を経由して金属箔451、453の他方端部SE2の近傍まで延びることにより第2系列L2の蛇行形状が形成される。さらに、線状ヒータ460が金属箔451、453の他方端部SE2の近傍から金属箔451、453の中央部SE3の近傍を経由して便座ヒータ450の後部の一方側まで延びることにより第1系列L1の蛇行形状が形成される。
図5に示すように第1系列L1の蛇行形状の線状ヒータ460と第2系列L2の蛇行形状の線状ヒータ460とはほぼ平行に配列される。第1系列L1および第2系列L2の蛇行形状の線状ヒータ460はヒータ始端部460aからヒータ終端部460bまで連続している。
線状ヒータ460のヒータ始端部460aおよびヒータ終端部460bは、接続端子を介して便座部400の後部の一方側から引き出されるリード線470にそれぞれ接続される。
本例では、線状ヒータ460は、便座ヒータ450の内側の側辺の近傍および外側の側辺の近傍に曲げ部が位置する蛇行形状を有する。それにより、曲げ部間の間隔が短い。したがって、熱膨張および熱収縮に起因する長さ変化が小さくなるので、たとえ線状ヒータ460が伸縮しても曲げ部で伸縮による歪が吸収および緩衝される。その結果、線状ヒータ460の熱膨張および熱収縮に起因するストレスが小さくなり、長期間の使用での破損を抑制することができる。
また、線状ヒータ460の熱的伸縮が小さいので、金属箔451、453に対する密着性を長期間良好に維持することができる。それにより、便座ヒータ450の加温を効率的にかつ確実に行うことができる。
また、曲げ部の長さおよび曲げ部間の間隔は、任意に調整することができる。それにより、便座ヒータ450の加熱分布を調整することができる。
例えば、便座ヒータ450の外側および内側の側辺近傍の加熱密度が便座ヒータ450の中央部の加熱密度よりも高くなるように、曲げ部の長さおよび曲げ部間の間隔を調整する。それにより、便座ヒータ450の全領域において均等な暖房温度を維持することができる。
また、第1系列L1の蛇行形状の線状ヒータ460での電流の向きが第2系列L2の蛇行形状の線状ヒータ460での電流の向きと逆になる。それにより、線状ヒータ460から発生する電磁波が互いに打ち消される。その結果、ノイズの発生が防止される。
また、便座ヒータ450の後部には線状ヒータ460が高い密度で蛇行する検温部が形成され、検温部には温度過昇防止のためのバイメタルを用いた復帰型のサーモスタット450Qが設けられる。便座ヒータ450が想定外の異常温度になると、復帰型のサーモスタット450Qが開くことにより、一時的に通電が停止される。
また、便座ヒータ450の後部には、サーモスタット450Qのバックアップ機能として温度シューズ450Rが設置してある。
温度ヒューズ450Rは防水と絶縁のためにチューブで密閉して便座ヒータ450の後部に粘着テープで仮固定しておく。一方、ばね材で形成した温度ヒューズ固定具を便座400の下部便座ケーシング420に設けておき、上部便座ケーシング410と下部便座ケーシング420を組み付けることにより、温度ヒューズ固定具の弾性で温度ヒューズ450Rを便座ヒータ450に密着し、温度を正確に検知することができる。
便座ヒータ450が想定外の異常温度になると、復帰型のサーモスタット450Qが開くことにより、一時的に通電が停止される。また、復帰型のサーモスタット450Qが故障等を起こすことにより、便座ヒータ450が危険温度に達しようとすると、非復帰型の温度ヒューズ450Qが溶断することにより、電力の供給が完全に遮断される。
<4>便座ヒータの駆動系の構成
図6は、便座装置100の駆動系の構成を示す模式図である。図6に示すように、本体200は、制御部90、温度測定部401、ヒータ駆動部402、便座便蓋回動機構490、便座温調ランプRA1および着座センサ610を含む。また、便座400は便座ヒータ450およびサーミスタ401aを備える。制御部は、マイクロコンピュータを主構成
部品とし、使用者の入室および便座部400の温度等を判定する判定部、タイマ機能を有する計時部403、種々の情報を記憶する記憶部404ならびに、ヒータ駆動部402の動作を制御するための通電率切替回路406等を含む。
本体200の温度測定部401は、便座400の着座面411に設置したサーミスタ401aに接続されている。これにより、温度測定部401は、サーミスタ401aから出力される信号に基づいて便座400の温度を測定する。以下、サーミスタ401aを通じて温度測定部401により測定される便座400の温度を測定温度値と称する。
また、本体200のヒータ駆動部402は、便座400の便座ヒータ450に接続されている。これにより、ヒータ駆動部402は便座ヒータ450を駆動する。
本実施の形態において、便座装置100は次のように動作する。初期設定時では、トイレ室に使用者が入室していない状態においては、制御部90がヒータ駆動部402を制御することにより、便座400が約18℃となるように温度調整される。この待機時の温度を待機温度と称する。ただし、室温が18℃以上の場合、あるいは直前に便座装置100を使用して便座400の測定温度値が18℃以上である場合は、便座ヒータ450への通電を遮断する。
また、使用者がリモートコントローラ500の便座温度調整スイッチを操作することにより、便座設定温度が制御部90に送信される。制御部90は、リモートコントローラ500から受信した便座設定温度を記憶部404に記憶する。
次に、通常の使用時の動作について説明する。使用者がトイレ室に入室すると、入室検知センサ600が使用者の入室を検知する。それにより、使用者の入室検知信号が制御部90に送信される。
制御部90の判定部620は、入室検知センサ600からの入室検知信号により使用者のトイレ室への入室を検知する。制御部90は便座便蓋回動機構490を駆動して弁蓋300を開放するとともに、制御部90の判定部620は、便座部400の測定温度値、および記憶部404に記憶された便座設定温度に基づいて便座ヒータ450の駆動に関する特定のヒータ制御パターンを選択する。
通電率切替回路406は、選択されたヒータ制御パターンおよび計時部403により得られる時間情報に基づいてヒータ駆動部402の動作を制御する。それにより、ヒータ駆動部402により便座ヒータ450が駆動され、便座部400の温度が便座設定温度へと瞬時に上昇される。
一方、時計部403は、入室検知信号により計測を開始し、着座センサ610が使用者の着座を検知するまでの時間を計測し、計測した時間を記憶部404に記憶する。入室検知をしてから着座検知をするまでの時間を着座動作時間と称する。本実施の形態においては、着座動作時間の基準となる時間を6秒間とし、これを基準着座動作時間E1と称する。
記憶部404は時計部403と連動して、時間帯に分けて着座動作時間を記憶する。本実施の形態においては、午前7時から午後7時までの昼間時間帯と、午後7時から午前7時までの夜間時間帯の2つの時間帯に分けて記憶する。記憶する着座動作時間は最新の5個のデータを保存し、そのうち最短の着座動作時間を後述の待機温度の補正に使用する。
上記時間帯の区分は、昼間時間帯は一般的に正装をしており、着座動作時間が長くなる
傾向があり、夜間時間帯は室内着や寝衣を着ているために着座動作時間が短くなることを想定して設定した。
本実施の形態においては、時間帯は昼間時間帯と夜間時間帯の2個としたが、これに限るものではなく、それ以上の時間帯を設定してもよい。また、それぞれの時間帯の時間を等しくする必要はなく任意に設定してもよい。また時間帯を設定しなくてもよい。
また、保存データは5個としたが、これに限るものではなく、1日に便座装置を使用する回数を参考に1個から任意の個数に設定すればよい。
また、着座動作時間を記憶部に記憶させないで、新たに検知した着座動作時間に基づき次の待機温度の補正を行ってもよい。
<5>便座ヒータの通電パターン
便座ヒータの通電パターンについて、まず初期設定状態の通電パターンについて以下に説明する。
便座ヒータ450の駆動の制御は、便座ヒータ450を駆動する電力を大きく3つに変化させることにより行う。
例えば、便座400を第1の温度勾配で昇温させる場合、図6のヒータ駆動部402は最大容量の約1200Wの電力で便座ヒータ450を駆動する(1200W駆動)。
便座ヒータ450の抵抗値は0.833Ω/mであり、全長10mである。したがって、便座ヒータ450の抵抗値は8.33Ωとなる。この抵抗値を有する便座ヒータ450に交流100Vが印加されると、(100V×100V)÷8.33Ω=1200Wの電力が発生する。すなわち、便座ヒータ450に交流電源の全周期に渡って電流を流すことにより、1200Wの電力が発生する。
また、便座400を第1の温度勾配よりもやや緩やかな第2の温度勾配で昇温させる場合、ヒータ駆動部402は約600Wの電力で便座ヒータ450を駆動する(600W駆動)。
さらに、便座400の温度を一定に保つ場合、ヒータ駆動部402は約50Wの電力で便座ヒータ450を駆動する(低電力駆動)。なお、低電力駆動とは、1200W駆動および600W駆動に比べて十分に低い電力(例えば、0W〜50Wの範囲内の電力)により便座ヒータ450を駆動することをいう。
1200W駆動、600W駆動および低電力駆動の切替えは、制御部90の通電率切替回路406が、ヒータ駆動部402から便座ヒータ450への通電を制御する位相制御により行われる。
ヒータ駆動部402には図示しない電源回路から交流電流が供給されている。そこで、ヒータ駆動部402は、通電率切替回路406から与えられる通電制御信号に基づいて供給された交流電流を便座ヒータ450に流す。
図7は、便座ヒータ450の駆動例および便座部400の表面温度の変化を示すグラフである。
図7においては、便座400の表面温度と時間との関係を示すグラフと、便座ヒータ4
50を駆動する際の通電率と時間との関係を示すグラフとが示されている。
本例では、使用者が予め暖房機能をオンし、便座設定温度を高く(38℃)設定した場合を想定する。
冬季等室温が待機温度である18℃よりも低い場合、制御部90は、便座部400の温度を18℃となるように温度調整する。このように、制御部90は、入室検知センサ600により使用者の入室が検知されるまでの待機期間D1の間、便座部400の表面温度が18℃で一定となるように、便座ヒータ450の低電力駆動を行う。このときの便座の温度は、サーミスタ401aの測定温度値によるものである。
制御部90は、時刻t1で入室検知センサ600により使用者の入室が検知された場合、あらかじめ設定した突入電流低減期間D2の間(本実施の形態の場合0.5秒間)、600W駆動を行う。なお、この600W駆動は、突入電流を十分に低減するために行う。この場合、便座部400の表面温度はやや緩やかな第2の温度勾配で上昇される。
その後、制御部90は、突入電流低減期間D2の経過後の時刻t2で、便座ヒータ450の1200W駆動を開始し、あらかじめ設定した第1の昇温期間D3の間(本実施の形態の場合5.5秒間)便座ヒータ450の1200W駆動を継続する。この場合、便座部400の表面温度は上述の第1の温度勾配で上昇される。
ここで、便座400の着座面411の表面温度は急激に上昇される。便座ヒータ450の1200W駆動は、便座部400の着座面411の表面温度が所定温度(本実施の形態の場合30℃)に達するt3まで行われる。この所定温度は暖房温度にまで十分に上昇した温度でなく、それよりも低くても、使用者が着座した際に冷たいという不快感情を生じない最低限界の温度(この温度を限界温度と称する)であればよい。この限界温度は、発明者らの実施した被験者実験により約29℃であることがわかっている。本実施の形態においては、実験データより多少余裕を見た30℃を限界温度として通電パターンを設定している。
上記入室が検知された時刻t1から着座面の表面温度が限界温度の30℃に達するt3までの時間が6秒間であり、この時間が着座動作時間に対応する昇温期間である。
このように、第1の昇温期間D3においては、便座400の表面温度が1200W駆動により迅速に所定温度まで上昇される。それにより、使用者は便座400を冷たいと感じることなく便座400に着座することができる。
また、便座400の表面温度を急激に上昇させると、その温度変化にオーバーシュートが生じる。しかしながら、本実施に形態では、便座400の着座面411の表面温度が所定温度に達したときに便座ヒータ450の1200W駆動を600W駆動に切替える。したがって、便座400の着座面411の表面温度の変化がオーバーシュートした場合でも、その表面温度は便座設定温度を超えない。その結果、使用者が着座時に便座400を熱いと感じることが防止される。
そのため、制御部90は、第1の昇温期間D3の経過後の時刻t3で、便座ヒータ450の600W駆動を開始し、第2の昇温期間D4の間便座ヒータ450の600W駆動を継続する。この場合、便座400の着座面411の表面温度は上述の第2の温度勾配で上昇される。
便座ヒータ450の600W駆動は、便座部400の着座面411の表面温度が便座設
定温度(38℃)に達するまで行われ、サーミスタ401aの測定値が便座設定温度に到達すると、600W駆動を停止し次の駆動に切替える。 第2の温度勾配は第1の温度勾配よりも緩やかである。これにより、便座400の着座面411の表面温度の変化に大きなオーバーシュートが生じることが防止される。
制御部90は、第2の昇温期間D4の経過後の時刻t4で、便座ヒータ450の低電力駆動を開始し、第1の維持期間D5の間便座ヒータ450の低電力駆動を継続する。それにより、便座部400の着座面411の表面温度が便座設定温度で一定となる。
制御部90は、時刻t5で着座センサ290により使用者の便座部400への着座が検知された場合、低電力駆動の通電率を低下させ、第1の着座期間D6の間便座部400の表面温度が便座設定温度を維持するように便座ヒータ450の低電力駆動を継続する。本実施に形態では、第1の着座期間D6は約10分に設定される。
また、制御部90は、第1の着座期間D6の経過後の時刻t6で、低電力駆動の通電率をさらに低下させ、第2の着座期間D7の間便座400の着座面411の表面温度が便座設定温度よりもやや低い温度(36℃)に低下するように便座ヒータ450の低電力駆動を継続する。本実施の形態では、第2の着座期間D7は約2分に設定される。
制御部90は、第2の着座期間D7の経過後の時刻t7で、低電力駆動の通電率をさらに低下させ、第2の維持期間D8の間便座部400の着座面411の表面温度が便座設定温度よりもやや低い温度(36℃)で一定となるように便座ヒータ450の低電力駆動を継続する。以下の説明では、第2の維持期間D8において一定に維持される期間便座400の着座面411の表面温度、すなわち便座設定温度よりもやや低い温度を維持温度と称する。
このように、本例では、使用者が便座400に着座した後、制御部90が徐々に便座部400の表面温度を低下させる。それにより、使用者が低温やけどすることが防止される。
制御部90は、時刻t8で着座センサ290により使用者が便座400から離れたことを検知すると、停止期間D9の間便座ヒータ450の駆動を停止する。それにより、便座400の着座面411の表面温度が低下する。
制御部90は、便座400の表面温度が18℃に達した時刻t9で、再び便座ヒータ450の低電力駆動を開始し、便座400の表面温度が待機温度である18℃で一定となるように待機期間D10の間便座ヒータ450の低電力駆動を維持する。
なお、待機温度を18℃で維持するのは、前述の記憶部404に保存されている着座動作時間が6秒間以下の場合であり、着座動作時間が6秒間以上の場合は後述の補正により、18℃以下の待機温度で維持される。
このように温度勾配が徐々に緩やかになる場合、便座400の温度変化により生じるオーバーシュートを十分に小さくすることができる。
本実施の形態では、使用者の便座400への着座後、便座ヒータ450の駆動に用いる電力を調整することにより便座400の表面温度を徐々に低下させているが、便座ヒータ450の駆動は使用者の便座400への着座時に停止してもよい。この場合においても、使用者が低温やけどすることが防止される。
上記のように、本例では、時刻t8に使用者が便座400から離れたことが検知されることにより便座ヒータ450の駆動が停止される旨を説明したが、便座ヒータ450の駆動の停止は、使用者が便座部400から離れたことが検知された時刻t8から一定時間(例えば1分間)経過後に行われてもよい。この場合、一度使用者が便座400から離れた後に再度便意をもよおし、再度便座400に着座する際にも、便座400の表面温度が低下しない。これにより、使用者は快適に便座400に着座することができる。
<6>待機温度の補正
図8は、着座動作時間と待機温度との関係を示すグラフである。図に示すように、着座動作時間を6秒間に設定した基準着座動作時間に対応した便座400の表面温度の変化を実線Fで示しており、この場合、待機温度は18℃であり、基準着座動作時間E1に対応するt1からt2までに時間は6秒間である。
図の破線Fは着座動作時間と待機温度の補正値との関係を示すガイドラインである。t3を基点として制御部60の記憶部404に記憶した最短の着座動作時間E2に基づいて破線Fに沿った便座温度が、補正すべき待機温度であり、例えば図に示すように最短の着座動作時間E2が8秒の場合、補正する待機温度は14℃となる。
また、2秒間長くなった着座動作時間は便座ヒータ450の最大容量駆動である1200W駆動の時間を2秒間延長することで対応する。すなわち図7に示すD3の時間を5.5秒間から7.5秒間に延長することにより、14℃で待機している便座400を8秒間で30℃まで昇温することができる。
すなわち、着座動作時間による待機温度の補正は、待機温度を低くした分を最大容量駆動である1200W駆動の通電時間を延長することにより、使用者がトイレ室に入室してから便座400に着座するまでに、便座の温度を冷たく感じない限界温度まで昇温することで快適性を維持することができる。
なお、上記着座動作時間E2は、前記制御部90の記憶部404に記憶させた保存データ5個の中で一番短い着座動作時間である。なお、保存データは便座400の使用毎に更新し、対応する時間帯の最新の5個のデータを使用する。
上記待機温度を補正することにより、便座装置を使用しない待機時の消費電力量を削減することができるため、省エネルギー効果を向上することが可能となる。特に室温が14℃以上の場合は待機時の通電を遮断することが可能となるため高い効果を得ることができる。
以上のように、本実施の形態においては、冬季等における使用者の着衣の量が多くなることによる脱衣時間の延長による着座動作時間の延長、あるいは使用者の運動能力による着座動作時間の延長、あるいは便座装置の設置環境や設置条件による恒常的な着座動作時間延長等に対して、待機温度を下げる補正をすることにより、快適性を低下することなく、省エネルギー効果を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、実際の着座動作時間が基準着座動作時間より長い場合について説明を行ったが、逆に実際の着座動作時間が基準着座動作時間より短い場合についても、待機温度を補正することは可能であり、この場合は待機温度を高くするように補正をおこなう。この場合、省エネルギーの効果を得ることはできないが、快適性を向上することができる。
また、本実施の形態においては、基準着座動作時間を6秒間とし、初期の待機温度を1
8℃に設定したが、これに限るものではなく、便座装置全体の構造、便座の材質や熱容量、便座ヒータの容量等により、これとは異なることが考えられる。
また、本実施の形態においては、待機温度の補正と1200W駆動の通電時間の補正を組み合わせて行うようにしたが、ヒータ駆動の補正はこれに限ったものではなく、例えばt1からt3までの時間制御による通電パターンは一定とし、t3からt4までのサーミスタ401aによる温度検知による期間で行っても良い、この場合補正した待機温度は高くなるため、省エネルギーの効果は少なくなるが、制御パターンはシンプル化を図ることができる。
また、本実施の形態における便座ヒータはアルミ箔に洗浄ヒータを配設したものを使用したが、これに限るものではなく、例えば輻射タイプのランプヒータやシーズヒータ等の異なるタイプの便座ヒータの採用も可能である。
以上のように、本発明にかかる便座装置は、待機時の電力消費量を削減することができるので、他の加熱機器等の用途にも適用できる。
90 制御部(制御手段)
100 便座装置
202 着座検知センサ(着座検知手段)
400 便座
403 時計部(時計手段)
404 記憶部(記憶手段)
411 着座面
450 便座ヒータ
600 人体検知センサ(人体検知手段)

Claims (3)

  1. 着座面を有する便座と、
    前記便座の着座面を加熱する便座ヒータと、
    前記便座ヒータを制御する制御部と、
    トイレに入室した使用者を検知する人体検知手段と、
    前記便座に使用者が着座したことを検知する着座検知手段とを含み、
    前記制御部は、前記人体検知手段が人体を検知していないときは、前記便座の着座面を所定の待機温度で維持するように便座ヒータを駆動し、前記人体検知手段が人体を検知すると、前記便座の着座面が設定温度に昇温するように前記便座ヒータを昇温駆動する便座装置において、
    前記制御部は、前記人体検知手段が人体を検知してから、前記着座検知手段が着座を検知するまでの着座動作時間により、前記待機温度を補正することを特徴とする便座装置。
  2. 前記制御部は記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶した複数回の前記着座動作時間に基づき、前記待機温度を補正する請求項1に記載の便座装置。
  3. 前記制御部は時計手段を備え、複数の時間帯ごとに記憶した着座動作時間に基づき、前記待機温度を補正する請求項2に記載の便座装置。
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