JPS59969B2 - 半導体装置の封止方法 - Google Patents

半導体装置の封止方法

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JPS59969B2
JPS59969B2 JP9028675A JP9028675A JPS59969B2 JP S59969 B2 JPS59969 B2 JP S59969B2 JP 9028675 A JP9028675 A JP 9028675A JP 9028675 A JP9028675 A JP 9028675A JP S59969 B2 JPS59969 B2 JP S59969B2
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JP
Japan
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mold
resin
lead frame
lead
space
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Expired
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JP9028675A
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JPS5214359A (en
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猛 清水
邦彦 西
桂三 大槻
邦宏 坪崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5214359A publication Critical patent/JPS5214359A/ja
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置の封止方法およびその方法において
用いるリードフレームに関する。
周知のように、半導体装置、半導体集積回路装置の製造
において、半導体素子、ワイヤ、リード内端部等の主要
部をレジンでモールドする工程がある。
ところで、このモールドをトランスファモールドで行な
う際、第1図で示すように、レジンはリードフレーム1
を挾持するモールド上型2およびモールド下型3からな
るモールド空間4内に向かつてモールド下型3の上部に
設けられた注入口(ゲート)5から勢いよく流入する°
しかし、注入口5は一般にモールド上型2またはモール
ド下型3の表面部分に設けられる。
したがつて、注入口5はリードフレーム1の一面に位置
することになわ、流人するレジンは注入口5に最も近い
リード6に対して斜方向に衝突する。この結果、リード
6の一面(図では上面)側に流れのかげができ、レジン
モールド後この位置に気胞(ボード)1が発生する。こ
の気胞□は水分の浸入の原因ともなわ半導体装置の耐湿
性の低下を来し好ましくない。したがつて、本発明の目
的は耐湿性の優れた半導体装置を形成することにある。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の半導体装置の封止に用いるリードフレ
ーム8とモールド型9との関係を示す。このリードフレ
ーム8は2本の平行な外枠10と、この外枠10に直交
しかつ両端をそれぞれの外枠10に繋がる平行な2本の
内枠11と、一方の内枠11から延び内枠11と外枠1
0とからなる枠の中心に位置する矩形のタブ12を支持
する屈曲したタブリード13と、このタブ12に向かつ
てそれぞれ両側の内枠11から延びる複数のリード14
と、それぞれのリード14および外枠10とを直線的に
繋ぐタイバー15とからなつている。また、このリード
フレーム8の一方の外枠10の内周縁であつて、タイバ
ー15とタイバー15との間の部分にはレジン注人空間
16となるように切欠部が外枠10の外周縁近くまで形
成されている。このような形状のリードフレーム8のタ
ブ12上に半導体素子17を取り付けるとともに、この
半導体素子17の電極とリード14の内側とをワイヤ1
8で接続する。
つぎに、このリードフレーム8を第2図に鎖線で示すよ
うなモールド型9に装着する。このとき、第3図で示す
ように、リードフレーム8はモールド型9の上型19と
下型20との間に挟持される。そして、上型19と下型
20とによつて形成されるモールド空間21は第2図で
示すように、平行な2本の外枠10}よび平行な2列の
タイバー15とからなる矩形枠よシもわずかに小さく形
成されるようになつている。一方、前記下型20の中央
上面には洛融状態のレジンが流れるランナー溝22が設
けられている。そして、このランナー溝22はリードフ
レーム8のレジン注人空間16の設けられた外枠10の
外縁部と重なるようになつている。この結果、ランナー
溝22とリードフレーム8のレジン注入空間16とは連
通するようになる。また、第3図で示すように、外枠1
0のレジン注人空間16の両側壁と上型19の下面卦よ
び下型の上面とによつてレジン注入口(ゲート)23が
形成虹れる。ところで、このゲート23はリードフレー
ム8の板を部分的に切欠いて形成され、その流出方向は
リード14の側面に当たるようになつている。また、上
型19の下面には溝が設けられ、下型20と合せられる
とモールド空間21内の空気抜孔24を形作るようにな
つている。また、下型20には上下動するノツクアウト
ピン25が配置され、上昇してモールド空間21内から
モールド製品を押し出すようになつている。つぎに、半
導体装置の封止方法について説明する。
まず、第2図卦よび第3図で示すようにペレツトボンデ
イング卦よびワイヤボンデイングされたリードフレーム
8をモールド型9に取ジ付ける。その後、ランナー溝2
2に牌融したレジン26を圧入すると、レジン注入口2
3を通つてモールド空間21内にレジン26が勢いよく
流入する。この際、前記ゲート23から流入するレジン
26は第3図の矢印27,28で示すように、リード1
4の上面卦よび下面に接触しながら流れる。また、リー
ド14の板厚は0.25mmと薄いことから、流れのか
げとなるところ、すなわち渦を巻くところもない。この
ため、従来のようにモールドされたレジン内に気胞が発
生することはほとんどなくなる。一方、レジン26がモ
ールド空間21内を突き進むにしたがつて、モールド空
間21内の空気は反対側の空気抜孔24から抜けでる。
この場合、レジンはリード14の側面から注入されてい
るため、リード14の上側にレジンが注人されていくス
ピードと、その下側にレジンが注入されてい〈スピード
とがほぼ等しくなる。したがつて上記上側に注入される
レジンと上記下側に注入されるレジンとがほぼ同時に空
気抜孔24に達することになる。したがつてモールド空
間21に空気が残つている状態で、上記空気抜孔24が
レジンによつてふさがれることがない。したがつて空気
抜を十分に行うことができる。このため、ボードのない
モールド部を形成することができる。その後、レジン2
6が凝固した後、上型19を取り外すとともにノツクア
ウトピン25を上昇させて、モールド製品を取り出す。
このような実施例によれば、モールド内部に気胞が生じ
ないので、耐湿性の優れた半導体装置を得ることかでき
る。
また、この実施例ではモールド型のランナー溝から支流
を設け、それぞれのモールド空間に連通するようにしな
くとも、単にランナー溝の一部とリードフレーム8のレ
ジン注入空間16が部分的に重なジ合うようにすればよ
い。
したがつて、モールド型の単純化、統一化が図れること
から製造価格が安価となる実益がある。また、リードフ
レームの外枠に設けたレジン注入空間16がゲートの一
部を分担しカリそれは常に新しいのを使うことになるか
ら、摩耗によつてゲートの大きさが大きく変化すること
はない。
さらに、リードフレームのレジン注人空間の幅を選択形
成することによつて、所望の注人条件を得ることができ
る。したがつて、モールド型の統一汎用性の増大を図る
ことができる〇な卦、本発明は前記実施例に限定されな
い。
以上のように、本発明によれば封止時、モールド内部に
気胞を発生することがないので、耐湿性の優れた半導体
装置を得ることができる。また、本発明によれば、モー
ルド型を安価に製造することができるとともに、汎用性
を増大することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体装置の封止状態を示す一部断面図
、第2図は本発明の半導体装置の封止方法に用いるリー
ドフレームとモールド型との関係を示す一部平面図、第
3図は第2図−線に沿う断面図である。 1・・・・・・リードフレーム、2・・・・・゜モール
ド上型、3゛゜゜゛゜゜モールドト型、4・・・・゜゜
モールド空間、5・・・・・・注入口(ゲート)、6・
・・・・・リード、7一・一気胞(ボード)、8・・・
・・・リードフレーム、9・・・・・・モールド型、1
0・・・・・外枠、11・・・・・・内枠、12・・・
・・・タブ、13゛゜゜・゜゜タブリード、14・・・
・・・リード、15・・・・・・タイバー 16・・・
・・・レジン注入空間、17・・・・・・半導体素子、
18・・・・・・ワイヤ、19・・・・・・上型、20
・・・・・・下型、21・・・・・・モールド空間、2
2・・・・・・ランナー溝、23・・・・・・レジン注
入口(ゲート)、24・・・・・・空気抜孔、25・・
・・・・ノックアウトピン、26・・・・・・レジン、
27,28・・・・・・矢印。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 リードフレームをモールド上型およびモールド下型
    で挾持し、上記モールド上型およびモールド下型で形成
    されたモールド空間にレジンを注入する半導体装置の封
    止方法において、あらかじめリードフレームの外枠の内
    縁側にレジン注入用切込空間部を設け、このリードフレ
    ームをモールド上型およびモールド下型で挾持すること
    によりモールド上型およびモールド下型で形成されるレ
    ジン流通孔と上記レジン注入用切込空間部とでレジン注
    入口を形成し、その後、このレジン注入口からレジンを
    注入して封止を行うことを特徴とする半導体装置の封止
    方法。
JP9028675A 1975-07-25 1975-07-25 半導体装置の封止方法 Expired JPS59969B2 (ja)

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JP58089103A Division JPS5910251A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 リ−ドフレ−ム

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JPS5214359A JPS5214359A (en) 1977-02-03
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JPS5929442A (ja) * 1982-08-10 1984-02-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置用リ−ドフレ−ム
JPH02135765A (ja) * 1988-11-16 1990-05-24 Matsushita Electron Corp 半導体装置用リードフレーム
JP6539942B2 (ja) * 2014-01-09 2019-07-10 株式会社カネカ 光半導体用リードフレーム、光半導体用樹脂成形体及びその製造方法、光半導体パッケージ並びに光半導体装置
JP6318644B2 (ja) * 2014-01-24 2018-05-09 株式会社カネカ 光半導体用リードフレーム、光半導体用樹脂成形体及びその製造方法、並びに光半導体パッケージ

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