JPS59917B2 - 記憶読取り電圧回路 - Google Patents
記憶読取り電圧回路Info
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- JPS59917B2 JPS59917B2 JP55062349A JP6234980A JPS59917B2 JP S59917 B2 JPS59917 B2 JP S59917B2 JP 55062349 A JP55062349 A JP 55062349A JP 6234980 A JP6234980 A JP 6234980A JP S59917 B2 JPS59917 B2 JP S59917B2
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- transistor
- gate
- circuit
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/30—Power supply circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/26—Sensing or reading circuits; Data output circuits
Landscapes
- Read Only Memory (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は消去及び再書込み可能なリードオンリーメモリ
、即ちEPROMの技術分野におけるもので、特に、従
来のMOS集積回路マイクロプロセツサ一等の如く基体
バイアス電圧を使用する回路と同一の回路チツプ上にE
PROMを使用することを可能とした記憶読取り電圧回
路に関するものである。
、即ちEPROMの技術分野におけるもので、特に、従
来のMOS集積回路マイクロプロセツサ一等の如く基体
バイアス電圧を使用する回路と同一の回路チツプ上にE
PROMを使用することを可能とした記憶読取り電圧回
路に関するものである。
既して、殆んど全てのn−チヤンネルMOS型大規模集
積回路を操作する場合には基体バイアス電圧を使用する
。
積回路を操作する場合には基体バイアス電圧を使用する
。
最近の動向は、回路チツプにバイアス発生器を組み込み
、バイアス電圧を色々な要因に応じ可変にするというも
のである。この様な要因として挙げられるものは、例え
ば種々のトランジスタのスレツシユホールド電圧、印加
される電源供給電圧VCCl温度、経年変化等がある。
適切に設計された基体バイアス電圧発生器では5Vの供
給電圧Vccを印加し、−1乃至−7Vの範囲の出力電
圧を発生可能である。しかしながら、EPROMトラン
ジスタでは最良のプログラム性能を得る為には2乃至5
Vの範囲のスレツシユホールド電圧を持たねばならない
。
、バイアス電圧を色々な要因に応じ可変にするというも
のである。この様な要因として挙げられるものは、例え
ば種々のトランジスタのスレツシユホールド電圧、印加
される電源供給電圧VCCl温度、経年変化等がある。
適切に設計された基体バイアス電圧発生器では5Vの供
給電圧Vccを印加し、−1乃至−7Vの範囲の出力電
圧を発生可能である。しかしながら、EPROMトラン
ジスタでは最良のプログラム性能を得る為には2乃至5
Vの範囲のスレツシユホールド電圧を持たねばならない
。
通常のスレツシユホールド電圧1.5乃至2.5Vを有
するEPROMトランジスタに基体バイアス電圧を与え
ると、そのスレツシユホールド電圧は約7Vに迄上昇す
る。しかし、その上昇度は勿論基体物質の抵抗値及び基
体バイアス電圧の値に依存する。従つて、5Vの供給電
圧Ccでは5Vより大きなスレツシユホールド電圧を有
するトランジスタをオンすることは不可能である。更に
、仮に基体バイアス電圧がかけられているEPROMト
ランジスタの全スレツシユホールド電圧が供給電圧レベ
ルの5Vより小さい、例えば4Vであつたとした場合、
そのトランジスタはオンされるがこの場合には数時間又
は数日と言う様な長時間を必要とする可能性がある。上
述の如き困難性がある為に、従来、単一チツプマイクロ
プロセツサ一等の回路設計をする場合に、EPROMを
回路チツプ上に組み込んで基体バイアス技術の全ての効
果を断念するか、又は基体バイアス技術を使用してEP
ROM以外の記憶素子を組み込むか、の就れか一方を選
択せねばならなかつた。
するEPROMトランジスタに基体バイアス電圧を与え
ると、そのスレツシユホールド電圧は約7Vに迄上昇す
る。しかし、その上昇度は勿論基体物質の抵抗値及び基
体バイアス電圧の値に依存する。従つて、5Vの供給電
圧Ccでは5Vより大きなスレツシユホールド電圧を有
するトランジスタをオンすることは不可能である。更に
、仮に基体バイアス電圧がかけられているEPROMト
ランジスタの全スレツシユホールド電圧が供給電圧レベ
ルの5Vより小さい、例えば4Vであつたとした場合、
そのトランジスタはオンされるがこの場合には数時間又
は数日と言う様な長時間を必要とする可能性がある。上
述の如き困難性がある為に、従来、単一チツプマイクロ
プロセツサ一等の回路設計をする場合に、EPROMを
回路チツプ上に組み込んで基体バイアス技術の全ての効
果を断念するか、又は基体バイアス技術を使用してEP
ROM以外の記憶素子を組み込むか、の就れか一方を選
択せねばならなかつた。
本発明の目的とする拠は上述の如き従来技術の問題点を
解決することであり、基体バイアス電圧の変化から影響
を受けずにEPROMトランジスタの適切な読取り電圧
を発生可能な記憶読取り電圧回路を提供することである
。
解決することであり、基体バイアス電圧の変化から影響
を受けずにEPROMトランジスタの適切な読取り電圧
を発生可能な記憶読取り電圧回路を提供することである
。
本発明の回路には基準電圧発生器が設けられており、該
基準電圧発生器は同一チツプ土に設けられ、同一の基体
バイアス電圧、温度、経年変化、その他記憶用トランジ
スタに影響を与えるいかなる要因も受ける如くされ、内
容が記憶されていないEPROM制御トランジスタのス
レツシユホールド電圧を常時測定する。この基準電圧発
生器からの出力電圧はEPROMトランジスタのスレツ
シユホールド電圧と同じであり、この出力電圧は高電圧
発生器に印加される。そこにおいて基準電圧に所定レベ
ルの電圧を付加して電圧を増加させ所望のアクセス時間
を得ることを可能としている。以下、本発明の具体的実
施の態様に付き図面を参考に説明する。
基準電圧発生器は同一チツプ土に設けられ、同一の基体
バイアス電圧、温度、経年変化、その他記憶用トランジ
スタに影響を与えるいかなる要因も受ける如くされ、内
容が記憶されていないEPROM制御トランジスタのス
レツシユホールド電圧を常時測定する。この基準電圧発
生器からの出力電圧はEPROMトランジスタのスレツ
シユホールド電圧と同じであり、この出力電圧は高電圧
発生器に印加される。そこにおいて基準電圧に所定レベ
ルの電圧を付加して電圧を増加させ所望のアクセス時間
を得ることを可能としている。以下、本発明の具体的実
施の態様に付き図面を参考に説明する。
第1図は回路図で、EPROMのマトリツクス10の1
部とマトリツクス10に接続されたX列選択回路12及
びY列選択回路14を示している。X列選択回路12は
通常のデコーダ回路で良く、動作されると16,18,
20の如きEPROMのゲート導線に接続された横方向
導線の一つを選択し、かつ選択された特定のX列線に接
続された全てのメモリセルにEPROM読取り電圧を供
給する。同様に、Y列選択回路14は適当なY列デコー
ダから入力信号を受けて22,24,26,28等で示
した複数個の縦列線の1つを選択してプリチヤージする
。従つて、選択されたX列線とY列線との交点にあるメ
モリセルは読取り信号によつてチエツクされ、その結果
オンかオフかの2進状態を表わすセルの導通か遮断かの
状態を増幅器30の如き出力バツフアアンプで検出する
。集積回路チツプ上に構成されをEPROMのメモリセ
ルは通常二重ゲートトランジスタで形成され、例えばY
列線22とX列線16の交点にあるトランジスタ38が
その1例である。
部とマトリツクス10に接続されたX列選択回路12及
びY列選択回路14を示している。X列選択回路12は
通常のデコーダ回路で良く、動作されると16,18,
20の如きEPROMのゲート導線に接続された横方向
導線の一つを選択し、かつ選択された特定のX列線に接
続された全てのメモリセルにEPROM読取り電圧を供
給する。同様に、Y列選択回路14は適当なY列デコー
ダから入力信号を受けて22,24,26,28等で示
した複数個の縦列線の1つを選択してプリチヤージする
。従つて、選択されたX列線とY列線との交点にあるメ
モリセルは読取り信号によつてチエツクされ、その結果
オンかオフかの2進状態を表わすセルの導通か遮断かの
状態を増幅器30の如き出力バツフアアンプで検出する
。集積回路チツプ上に構成されをEPROMのメモリセ
ルは通常二重ゲートトランジスタで形成され、例えばY
列線22とX列線16の交点にあるトランジスタ38が
その1例である。
二重ゲートトランジスタは基本的にはシリコンゲートM
OSトランジスタで、n−チヤンネルと制御ゲートとの
間にそれらから絶縁されて設けられたフローテイングゲ
ートを有する。この中間のフローテイングゲートは電子
電荷を保持しない限りトランジスタの導通状態に関し何
等影響を与えるものではない。従つて、EPROMトラ
ンジスタに内容を記憶するには、通常の操作電圧より大
きな電圧をゲートとドレインに印加してフローテイング
ゲートに小量の電子電荷を吸収保持させる。この様にフ
ローテイングゲートに電荷を与えることにより制御ゲー
トトランジスタの導通スレツシユホールドは吸収した電
荷量に応じ低い場合には約2から10ノのレベル又はそ
れ以上に上昇する。
OSトランジスタで、n−チヤンネルと制御ゲートとの
間にそれらから絶縁されて設けられたフローテイングゲ
ートを有する。この中間のフローテイングゲートは電子
電荷を保持しない限りトランジスタの導通状態に関し何
等影響を与えるものではない。従つて、EPROMトラ
ンジスタに内容を記憶するには、通常の操作電圧より大
きな電圧をゲートとドレインに印加してフローテイング
ゲートに小量の電子電荷を吸収保持させる。この様にフ
ローテイングゲートに電荷を与えることにより制御ゲー
トトランジスタの導通スレツシユホールドは吸収した電
荷量に応じ低い場合には約2から10ノのレベル又はそ
れ以上に上昇する。
従つて、複数個のチヤージされた又はチヤージされてい
ない二重ゲートトランジスタを有するEPROMマトリ
ツクスにチヤージされていない、即ち内容が記憶されて
いないトランジスタのスレツシユホールド電圧以上でチ
ヤージされた、即ち内容が記憶されたトランジスタのス
レツシユホールド電圧より小さなレベルの読取り電圧を
印加して記憶内容を読取ることが可能である。前述した
如く、従来はここに記載する二重ゲートトランジスタの
マトリツクスの如きEPROMを負の基体バイアス電圧
が印加される同一の回路チツプ上に組み込むことは不可
能であつた。
ない二重ゲートトランジスタを有するEPROMマトリ
ツクスにチヤージされていない、即ち内容が記憶されて
いないトランジスタのスレツシユホールド電圧以上でチ
ヤージされた、即ち内容が記憶されたトランジスタのス
レツシユホールド電圧より小さなレベルの読取り電圧を
印加して記憶内容を読取ることが可能である。前述した
如く、従来はここに記載する二重ゲートトランジスタの
マトリツクスの如きEPROMを負の基体バイアス電圧
が印加される同一の回路チツプ上に組み込むことは不可
能であつた。
何故ならば、この様なバイアス電圧はその電圧レベルに
応じEPROMトランジスタのスレツシユホールド電圧
をかなり増加させるからである。第1図に示した回路に
は基準電圧発生器40が設けられている。この基準電圧
発生器40は同一基体上に設けられ同一の基体バイアス
電圧が印加され、しかも内容が記憶されていないテスト
用EPROMトランジスタのスレツシユホールド電圧を
測定する。而して、基準電圧発生器40は内容が記憶さ
れていないEPROMトランジスタのスレツシユホール
ド電圧に等しい直流出力基準電圧を発生する。又、内容
が記憶されていない他の全ての同一チツプ上のEPRO
Mトランジスタは同一の基体バイアス電圧の影響を受け
る。高電圧発生器42は前記基準電圧を受け、例えば2
.5Vの様に所定量だけ電圧レベルを土げてメモリのア
クセス時間を約200ナノ秒程度として高速化を図つて
いる。高電圧発生器42の出力側の導線44は複数個の
ゲートトランジスタ、46,48,50等、の夫々のド
レイン電極に接続されている。一方これらゲートトラン
ジスタの夫々のゲートは低デプリシヨン型トランジスタ
を介してマトリツクス10の横方向X列線に接続されて
いる。更に、これらゲートトランジスタの夫々のソース
電極はそれと関連した列にあるEPROMトランジスタ
の制御ゲートに直接に接続されている。尚、前記トラン
ジスタ46,48,50の制御ゲートはX列選択回路1
2の出力側に設けられた夫々のX列線に接続されている
。第2図は第1図に示した基準電圧発生器40及び高電
圧発生器42の詳細を図示した回路図である。第2図に
は種々の記号を付したトランジスタやインバータ回路が
含まれている。これらの記号の意味を説明する為に記号
とそれに対応する回路構成を第3図に示してある。第3
A図乃至第3D図は第2図に示した種々のインバータ回
路を例示するものである。
応じEPROMトランジスタのスレツシユホールド電圧
をかなり増加させるからである。第1図に示した回路に
は基準電圧発生器40が設けられている。この基準電圧
発生器40は同一基体上に設けられ同一の基体バイアス
電圧が印加され、しかも内容が記憶されていないテスト
用EPROMトランジスタのスレツシユホールド電圧を
測定する。而して、基準電圧発生器40は内容が記憶さ
れていないEPROMトランジスタのスレツシユホール
ド電圧に等しい直流出力基準電圧を発生する。又、内容
が記憶されていない他の全ての同一チツプ上のEPRO
Mトランジスタは同一の基体バイアス電圧の影響を受け
る。高電圧発生器42は前記基準電圧を受け、例えば2
.5Vの様に所定量だけ電圧レベルを土げてメモリのア
クセス時間を約200ナノ秒程度として高速化を図つて
いる。高電圧発生器42の出力側の導線44は複数個の
ゲートトランジスタ、46,48,50等、の夫々のド
レイン電極に接続されている。一方これらゲートトラン
ジスタの夫々のゲートは低デプリシヨン型トランジスタ
を介してマトリツクス10の横方向X列線に接続されて
いる。更に、これらゲートトランジスタの夫々のソース
電極はそれと関連した列にあるEPROMトランジスタ
の制御ゲートに直接に接続されている。尚、前記トラン
ジスタ46,48,50の制御ゲートはX列選択回路1
2の出力側に設けられた夫々のX列線に接続されている
。第2図は第1図に示した基準電圧発生器40及び高電
圧発生器42の詳細を図示した回路図である。第2図に
は種々の記号を付したトランジスタやインバータ回路が
含まれている。これらの記号の意味を説明する為に記号
とそれに対応する回路構成を第3図に示してある。第3
A図乃至第3D図は第2図に示した種々のインバータ回
路を例示するものである。
第3A図の記号は小さな三角形印を付したインバータを
示してあり、その記号の下に示す対応の回路構成におい
ては、供給電圧Ccと出力端子間に接続きれて低デプリ
シヨン負荷トランジスタ52が設けられている。トラン
ジスタ52のゲ゛一トは出力端子及びトランジスタ53
のドレインに接続されており、一方トランジスタ53の
ソースは接地電位に接続されそのゲートは回路の入力端
を提供している。第3B図は第3A図と殆んど同じであ
るが、角形印が黒く塗りつぶされている。
示してあり、その記号の下に示す対応の回路構成におい
ては、供給電圧Ccと出力端子間に接続きれて低デプリ
シヨン負荷トランジスタ52が設けられている。トラン
ジスタ52のゲ゛一トは出力端子及びトランジスタ53
のドレインに接続されており、一方トランジスタ53の
ソースは接地電位に接続されそのゲートは回路の入力端
を提供している。第3B図は第3A図と殆んど同じであ
るが、角形印が黒く塗りつぶされている。
この黒三角形印は高デプリシヨン負荷を意味しており、
従つてデプリシヨン型トランジスタ54は常時オンして
おり、供給電圧Vccと出力電子間に電圧降下が無いこ
とを示している。第3C図はインバータ内に英文字「E
」を付したものを示しており、これは供給電圧Vccと
出力端子間にエンハンスメント型トランジスタ56を接
続し、そのゲートを供給電圧Vccに接続した構成を表
わす。従つて、トランジスタ56は常にオンしているが
、供給電圧Vccと出力端子間には1個分のスレツシユ
ホールド電圧降下が存在する。第3D図は図示の回路構
成を有するゲートを表わする記号を示しており、その高
又は低出力は入力A,bによつて決定される。尚、第3
D図のトランジスタ58は英文字「E」を表示してエン
ハンスメント型としても良いし、中空三角形を表示して
低デプリシヨン負荷トランジスタとしても良いし、又黒
三角形を表示して高デプリシヨン型トランジスタとして
も良い。第2図において、点線40内の基準電圧発生器
は1個以上のチヤージされていない、即ち内容が記憶さ
れていない、EPROMトランジスタ60,62を有し
、夫等は交点64と接地電位間に接続して設けてある。
基準電圧制御トランジスタ88は供給電圧Vccよりか
なり高いゲート電圧を必要とするので、電圧増加回路が
設けられている。通常5の供給電圧Vccを端子66に
印加すると、直列接続したトランジスタ68,70,7
2から構成される電圧増加回路により約7,5Vの電圧
に増加される。トランジスタ68のゲートとドレインと
を接続し、そのソースはトランジスタ70のゲート及び
ドレインに接続してある。トランジスタ70のゲートは
コンデンサを介しコンピユータ2相クロツク回路の1相
に接続させる。トランジスタ70のソースはトランジス
タ72のゲート及びドレインに接続し、そのゲートはコ
ンデンサを介し前記2相クロツク回路の他の相に接続し
ている。クロツタの2相による電圧増加作用により供給
電圧Vccより高い高周波の交流半波信号を発生する。
そしてこの半波信号は接地電位トランジスタ72のソー
スとの間に接続されたコンデンサ74により整流される
。従つて、トランジスタ72のソースに現われる電圧は
供給電圧Vccよりかなり高い直流電圧となり、通常は
約7.5Vである。始動時に回路に迅速に電力を供給す
る為に、基準電圧発生器に供給電圧Vcc端子と導線7
8との間に接続したトランジスタ76を有する始動回路
を設けると良い。
従つてデプリシヨン型トランジスタ54は常時オンして
おり、供給電圧Vccと出力電子間に電圧降下が無いこ
とを示している。第3C図はインバータ内に英文字「E
」を付したものを示しており、これは供給電圧Vccと
出力端子間にエンハンスメント型トランジスタ56を接
続し、そのゲートを供給電圧Vccに接続した構成を表
わす。従つて、トランジスタ56は常にオンしているが
、供給電圧Vccと出力端子間には1個分のスレツシユ
ホールド電圧降下が存在する。第3D図は図示の回路構
成を有するゲートを表わする記号を示しており、その高
又は低出力は入力A,bによつて決定される。尚、第3
D図のトランジスタ58は英文字「E」を表示してエン
ハンスメント型としても良いし、中空三角形を表示して
低デプリシヨン負荷トランジスタとしても良いし、又黒
三角形を表示して高デプリシヨン型トランジスタとして
も良い。第2図において、点線40内の基準電圧発生器
は1個以上のチヤージされていない、即ち内容が記憶さ
れていない、EPROMトランジスタ60,62を有し
、夫等は交点64と接地電位間に接続して設けてある。
基準電圧制御トランジスタ88は供給電圧Vccよりか
なり高いゲート電圧を必要とするので、電圧増加回路が
設けられている。通常5の供給電圧Vccを端子66に
印加すると、直列接続したトランジスタ68,70,7
2から構成される電圧増加回路により約7,5Vの電圧
に増加される。トランジスタ68のゲートとドレインと
を接続し、そのソースはトランジスタ70のゲート及び
ドレインに接続してある。トランジスタ70のゲートは
コンデンサを介しコンピユータ2相クロツク回路の1相
に接続させる。トランジスタ70のソースはトランジス
タ72のゲート及びドレインに接続し、そのゲートはコ
ンデンサを介し前記2相クロツク回路の他の相に接続し
ている。クロツタの2相による電圧増加作用により供給
電圧Vccより高い高周波の交流半波信号を発生する。
そしてこの半波信号は接地電位トランジスタ72のソー
スとの間に接続されたコンデンサ74により整流される
。従つて、トランジスタ72のソースに現われる電圧は
供給電圧Vccよりかなり高い直流電圧となり、通常は
約7.5Vである。始動時に回路に迅速に電力を供給す
る為に、基準電圧発生器に供給電圧Vcc端子と導線7
8との間に接続したトランジスタ76を有する始動回路
を設けると良い。
トランジスタ76のゲートはインバータ80の出力端に
接続されており、インバータ80の入力端は交点64に
接続されている。従つて、交点64の電圧がゼロ電位レ
ベルにあると、インバータ80はトランジスタ76のゲ
ートに正信号を印加し、その結果供給電圧Vccは最初
に導線78に供給される。その後、交点64の電圧が上
昇すると、インバータ80はトランジスタ76をオフさ
せる。電圧増加回路中のトランジスタ72のソースから
導線82を通し増加された電圧が導線82と78間に接
続された高デプリシヨン負荷トランジスタ84に印加さ
れる。
接続されており、インバータ80の入力端は交点64に
接続されている。従つて、交点64の電圧がゼロ電位レ
ベルにあると、インバータ80はトランジスタ76のゲ
ートに正信号を印加し、その結果供給電圧Vccは最初
に導線78に供給される。その後、交点64の電圧が上
昇すると、インバータ80はトランジスタ76をオフさ
せる。電圧増加回路中のトランジスタ72のソースから
導線82を通し増加された電圧が導線82と78間に接
続された高デプリシヨン負荷トランジスタ84に印加さ
れる。
トランジスタ84のゲ゛ートは導線78に接続されてい
るので、トランジスタ84は導線78の電圧レベルに応
じて変化する抵抗として機能する。導線78はエンハン
スメント型トランジスタ86を介して交点64に接続さ
れており、トランジスタ86のゲートは導線78に接続
されている。故に、トランジスタ86は常にオン状態に
あり、そのスレツシユホールド電圧に相当する小さな電
圧降下を導入している。交点64と接地電位間の電圧は
EPROMトランジスタ60又は62のスレツシユホー
ルド電圧によつて決定される。従つて、高電圧用導線8
2と接地電位間に分圧器が構成され、その構成要素はト
ランジスタ84の直列抵抗、エンハンスメント型トラン
ジスタ86のスレツシユホールド、及びEPROMトラ
ンジスタ60又は62のスレツシユホールドである。
るので、トランジスタ84は導線78の電圧レベルに応
じて変化する抵抗として機能する。導線78はエンハン
スメント型トランジスタ86を介して交点64に接続さ
れており、トランジスタ86のゲートは導線78に接続
されている。故に、トランジスタ86は常にオン状態に
あり、そのスレツシユホールド電圧に相当する小さな電
圧降下を導入している。交点64と接地電位間の電圧は
EPROMトランジスタ60又は62のスレツシユホー
ルド電圧によつて決定される。従つて、高電圧用導線8
2と接地電位間に分圧器が構成され、その構成要素はト
ランジスタ84の直列抵抗、エンハンスメント型トラン
ジスタ86のスレツシユホールド、及びEPROMトラ
ンジスタ60又は62のスレツシユホールドである。
故に、交点64は内容が記憶されていないEPROMト
ランジスタのスレツシユホールドと常に同じ電圧レベル
にあることになる。導線78はEPROMトランジスタ
のスレツシユホールドにエンハンスメント型トランジス
タ86のスレツシユホールドを付加した電圧レベルにあ
る。エンハンスメントトランジスタ88のゲートは導線
78に接続されており、そのソースは供給電圧Vcc端
子66に接続されている。トランジスタ88のドレイン
に現われる電圧はそのゲートに印加された電圧からトラ
ンジスタ88のスレツシユホールド電圧を差し引いた値
である。導線78はEPROMトランジスタ60又は6
2のスレツシユホールド電圧にトランジスタ86のスレ
ツシユホールド電圧を加えた電圧状態にあるので、トラ
ンジスタ88の出力側における電圧は導線78上の電圧
より1個のスレツシユホールド電圧分を差引いた値か、
又は内容が記憶されていないEPROMトランジスタ6
0又は62のスレツシユホールド電圧と全く同じ値であ
るかの就れかである。
ランジスタのスレツシユホールドと常に同じ電圧レベル
にあることになる。導線78はEPROMトランジスタ
のスレツシユホールドにエンハンスメント型トランジス
タ86のスレツシユホールドを付加した電圧レベルにあ
る。エンハンスメントトランジスタ88のゲートは導線
78に接続されており、そのソースは供給電圧Vcc端
子66に接続されている。トランジスタ88のドレイン
に現われる電圧はそのゲートに印加された電圧からトラ
ンジスタ88のスレツシユホールド電圧を差し引いた値
である。導線78はEPROMトランジスタ60又は6
2のスレツシユホールド電圧にトランジスタ86のスレ
ツシユホールド電圧を加えた電圧状態にあるので、トラ
ンジスタ88の出力側における電圧は導線78上の電圧
より1個のスレツシユホールド電圧分を差引いた値か、
又は内容が記憶されていないEPROMトランジスタ6
0又は62のスレツシユホールド電圧と全く同じ値であ
るかの就れかである。
図示した基準電圧発生器40には、更に、交点64と接
地電位間にEPROMトランジスタ60,62と並列に
接続され、互に直列接続された一対のトランジスタ90
,92が設けられている。
地電位間にEPROMトランジスタ60,62と並列に
接続され、互に直列接続された一対のトランジスタ90
,92が設けられている。
これらのトランジスタはEPROMトランジスタ60,
62と同様に二重ゲートトランジスタであるが、各トラ
ンジスタにおける2つのゲートは短絡されている。従つ
て、各トランジスタのスレツシユホールド電圧はフロー
テイングゲートを有するEPROMトランジスタ60,
62のスレツシユホールド電圧の約半分である。直列接
続してトランジスタ90及び92を設ける目的は、若し
何等かの理由によりEPROMトランジスタ60,62
の両方がチヤージされて交点64に適切なEPROMの
スレツシユホールド電圧を確立できなくなつた場合に、
交点64に所望値と実質的に同一の電圧レベルを供給す
るということである。従つて、トランジスタ90,92
は本回路の操作上必要なものではないが、操作の確実性
を期す為に所望により設けられるものである。上述した
如く、基準電圧発生器40からの出力は内容が記憶され
ていないEPROMトランジスタのスレツシユホールド
電圧と全く同じレベルの電圧である。
62と同様に二重ゲートトランジスタであるが、各トラ
ンジスタにおける2つのゲートは短絡されている。従つ
て、各トランジスタのスレツシユホールド電圧はフロー
テイングゲートを有するEPROMトランジスタ60,
62のスレツシユホールド電圧の約半分である。直列接
続してトランジスタ90及び92を設ける目的は、若し
何等かの理由によりEPROMトランジスタ60,62
の両方がチヤージされて交点64に適切なEPROMの
スレツシユホールド電圧を確立できなくなつた場合に、
交点64に所望値と実質的に同一の電圧レベルを供給す
るということである。従つて、トランジスタ90,92
は本回路の操作上必要なものではないが、操作の確実性
を期す為に所望により設けられるものである。上述した
如く、基準電圧発生器40からの出力は内容が記憶され
ていないEPROMトランジスタのスレツシユホールド
電圧と全く同じレベルの電圧である。
もし、このレベルの電圧を第1図に示したマトリツクス
10内のEPROMトランジスタに印加した場合には、
内容が記憶されていないメモリ用トランジスタは出力を
出すであろうが、メモリのアクセス時間は数時間を要す
る。従つて、アクセス時間を実際的な値とする為に、読
取り用、即ちEPROMトランジスタのゲート電圧を内
容が記憶されていないEPROMトランジスタのスレツ
シユホールド電圧レベル以上に上げる必要がある。しか
し、この場合に、もし読取り用電圧が不必要に高いと、
内容が記憶されているEPROMトランジスタから誤つ
て出力が発生される可能性があり、又、この様な誤動作
を避ける為に読取り用電圧を十分に下げたとしても、メ
モリマトリツクスを読取るのに必要な電圧よりも高い電
圧で行なうということはそのうち記憶内容を破壊する危
険性がある。従つて、内容が記憶されていないEPRO
Mトランジスタのスレツシユホールド電圧より大きなレ
ベルの所定の電圧を正確に発生することが必要になる。
この様に読取り用電圧を大きくすることによりメモリの
アクセス時間を短縮できるわけであるが、200ナノ秒
のアタセス時間とするには、EPROMのスレツシユホ
ールド電圧に2.5V付加した値を読取り用電圧として
使用せねばならないことが判明した。もし、より長時間
のアクセス時間としたい場合には、上記の付加電圧を小
さくすれは良い。基準電圧発生器40で発生されたEP
ROMトランジスタスレツシユホールド基準電圧は高電
圧発生器42に印加される。
10内のEPROMトランジスタに印加した場合には、
内容が記憶されていないメモリ用トランジスタは出力を
出すであろうが、メモリのアクセス時間は数時間を要す
る。従つて、アクセス時間を実際的な値とする為に、読
取り用、即ちEPROMトランジスタのゲート電圧を内
容が記憶されていないEPROMトランジスタのスレツ
シユホールド電圧レベル以上に上げる必要がある。しか
し、この場合に、もし読取り用電圧が不必要に高いと、
内容が記憶されているEPROMトランジスタから誤つ
て出力が発生される可能性があり、又、この様な誤動作
を避ける為に読取り用電圧を十分に下げたとしても、メ
モリマトリツクスを読取るのに必要な電圧よりも高い電
圧で行なうということはそのうち記憶内容を破壊する危
険性がある。従つて、内容が記憶されていないEPRO
Mトランジスタのスレツシユホールド電圧より大きなレ
ベルの所定の電圧を正確に発生することが必要になる。
この様に読取り用電圧を大きくすることによりメモリの
アクセス時間を短縮できるわけであるが、200ナノ秒
のアタセス時間とするには、EPROMのスレツシユホ
ールド電圧に2.5V付加した値を読取り用電圧として
使用せねばならないことが判明した。もし、より長時間
のアクセス時間としたい場合には、上記の付加電圧を小
さくすれは良い。基準電圧発生器40で発生されたEP
ROMトランジスタスレツシユホールド基準電圧は高電
圧発生器42に印加される。
高電圧発生器42にはゲートトランジスタ96が設けら
れており、そのドレインは出力導線44に接続されてい
る。出力導線44は第1図に関し説明したトランジスタ
46の如きX列選択ゲートトランジスタの全てのソース
に接続されている。トランジスタ96のドレインはゲー
トトランジスタ98を介して接地電位に接続されており
、一方トランジスタ98の制御ゲートは連動するコンピ
ユータ回路からの低値レベルにて作動状態とさせる読取
りモード信号が印加される入力端子100に接続されて
いる。従つて、接地電位にて読取りモードとする読取り
モード信号が入力端子100に印加される迄、トランジ
スタ98はオン状態にあつて導線44を接地電位とし、
読取りモード信号が印加されると、トランジスタ98は
オフされて導線44を接地電位から遮断する。第2図に
示した高電圧発生器42の回路動作を理解する一助とし
て第4図に典型的な電圧の時間的変化曲線を示してあり
、第4図の各曲線に付した英文字は第2図に額当する英
文字で示した各部に対応する。
れており、そのドレインは出力導線44に接続されてい
る。出力導線44は第1図に関し説明したトランジスタ
46の如きX列選択ゲートトランジスタの全てのソース
に接続されている。トランジスタ96のドレインはゲー
トトランジスタ98を介して接地電位に接続されており
、一方トランジスタ98の制御ゲートは連動するコンピ
ユータ回路からの低値レベルにて作動状態とさせる読取
りモード信号が印加される入力端子100に接続されて
いる。従つて、接地電位にて読取りモードとする読取り
モード信号が入力端子100に印加される迄、トランジ
スタ98はオン状態にあつて導線44を接地電位とし、
読取りモード信号が印加されると、トランジスタ98は
オフされて導線44を接地電位から遮断する。第2図に
示した高電圧発生器42の回路動作を理解する一助とし
て第4図に典型的な電圧の時間的変化曲線を示してあり
、第4図の各曲線に付した英文字は第2図に額当する英
文字で示した各部に対応する。
第4図の曲線Aは第2図の端子100に印加される接地
電位にて読取りモードとする読取りモード信号を表わし
ている。この読取りモード信号はトランジスタ98のゲ
ートに印加され、トランジスタ98をオフする。又、こ
の読取リモート信号はNORゲート102の入力端の1
つにも印加される。このNORゲート102は接地電位
になる読取りモード信号が印加される迄は低出力を出し
ており、この低出力はトランジスタ104を介してトラ
ンジスタ96のゲートに印加されている。トランジスタ
104のゲートは供給電圧Vccに直接接続されている
ので、高電圧が印加されてトランジスタ96を完全にオ
ン状態としている。端子100に印加される読取りモー
ド信号は遅延回路にも接続されている。
電位にて読取りモードとする読取りモード信号を表わし
ている。この読取りモード信号はトランジスタ98のゲ
ートに印加され、トランジスタ98をオフする。又、こ
の読取リモート信号はNORゲート102の入力端の1
つにも印加される。このNORゲート102は接地電位
になる読取りモード信号が印加される迄は低出力を出し
ており、この低出力はトランジスタ104を介してトラ
ンジスタ96のゲートに印加されている。トランジスタ
104のゲートは供給電圧Vccに直接接続されている
ので、高電圧が印加されてトランジスタ96を完全にオ
ン状態としている。端子100に印加される読取りモー
ド信号は遅延回路にも接続されている。
遅延回路は、高デプリシヨンインバータ106とそれに
直列接続されたRC回路とを有し、そのRC回路はゲー
トと入力側ソースとが接続され抵抗として機能するトラ
ンジスタ108及び一端を接地されたコンデンサ110
より構成されている。このRC回路からの出力は第4図
の曲線Bで示されており、その出力は通常低値状態にあ
るが接地電位となる読取り信号が端子100に印加され
た後約250ナノ秒経過すると高値状態となる。又、遅
延回路はエンハンスメント型のインバータ112を有し
、このインバータ112の出力電圧レベルは第4図曲線
Bで表わされる如くトランジスタ108の信号出力によ
つて制御される。従つて、インバータ112の出力も第
4図の曲線Bによつて表わされ、この出力信号はNOR
ゲート102の第2の入力端子に印加されてその出力側
に第4図の曲線Cで表示された信号を発生する。而して
、高電圧発生器42のトランジスタ96は曲線Cに表わ
される如く約250ナノ秒の期間だけオンされる。イン
バータ112の出力は低負荷デプリシヨン型インバータ
114の入力側に印加される。
直列接続されたRC回路とを有し、そのRC回路はゲー
トと入力側ソースとが接続され抵抗として機能するトラ
ンジスタ108及び一端を接地されたコンデンサ110
より構成されている。このRC回路からの出力は第4図
の曲線Bで示されており、その出力は通常低値状態にあ
るが接地電位となる読取り信号が端子100に印加され
た後約250ナノ秒経過すると高値状態となる。又、遅
延回路はエンハンスメント型のインバータ112を有し
、このインバータ112の出力電圧レベルは第4図曲線
Bで表わされる如くトランジスタ108の信号出力によ
つて制御される。従つて、インバータ112の出力も第
4図の曲線Bによつて表わされ、この出力信号はNOR
ゲート102の第2の入力端子に印加されてその出力側
に第4図の曲線Cで表示された信号を発生する。而して
、高電圧発生器42のトランジスタ96は曲線Cに表わ
される如く約250ナノ秒の期間だけオンされる。イン
バータ112の出力は低負荷デプリシヨン型インバータ
114の入力側に印加される。
又、インバータ114へは端子100から第2の入力が
印加される。インバータ114への入力信号Bが高値状
態にあると、その出力は接地電位とされ、一方、入力信
号が低値状態になると、インバータ114は動作されて
端子100からの信号Aを受ける。その結果、第4図の
曲線Dで示した信号が構成され、この信号はインバータ
116の入力側に印加される。インバータ116はイン
バータ118及びトランジスタ120を有する回路によ
つて分岐されており、トランジスタ120のゲートは供
給電圧Vccに接続されている。従つて、トランジスタ
120のドレイン出力は全供給電圧Vccでインバータ
116を制御し、インバータ116は第4図の曲線Eで
表わした出力信号を構成する。インバータ116からの
出力信号はコンデンサ122の一端に印加され、一方、
コンデンサ122の他端は導線44及びゲートトランジ
スタ96のドレインに接続されている。
印加される。インバータ114への入力信号Bが高値状
態にあると、その出力は接地電位とされ、一方、入力信
号が低値状態になると、インバータ114は動作されて
端子100からの信号Aを受ける。その結果、第4図の
曲線Dで示した信号が構成され、この信号はインバータ
116の入力側に印加される。インバータ116はイン
バータ118及びトランジスタ120を有する回路によ
つて分岐されており、トランジスタ120のゲートは供
給電圧Vccに接続されている。従つて、トランジスタ
120のドレイン出力は全供給電圧Vccでインバータ
116を制御し、インバータ116は第4図の曲線Eで
表わした出力信号を構成する。インバータ116からの
出力信号はコンデンサ122の一端に印加され、一方、
コンデンサ122の他端は導線44及びゲートトランジ
スタ96のドレインに接続されている。
前述した如く、端子100に読取りモード信号を印加す
るとトランジスタ96はオンされ、トランジスタ98は
オフされる。而して、約250ナノ秒後にトランジスタ
96はオフされるがトランジスタ98はオフのままであ
る。第4図の曲線Fで示す如く、トランジスタ96がオ
フされる瞬間にインバータ116の出力信号はコンデン
サ122に印加される。その結果、導線44土の電圧は
、コンデンサ122の容量とEPROMマトリツクス1
0の選択されたX列線の全回路容量124との比に応じ
た値だけ上昇する。好適実施例としては、トランジスタ
96のドレイン端子におけるEPROMトランジスタの
スレツシユホールド電圧を供給電圧Vccの半分の値だ
け上昇させることが好ましい。コンデンサ122を慎重
に選択し、その容量がX列線の全回路容量124と等し
くなる様にする。回路中の点Fに現われる信号は第4図
の曲線Fで示してあり、その曲線の第1の段部はEPR
OMトランジスタのスレツシユホールド電圧を示し、第
2の丸くなつた段部は供給電圧Vccの半分の値を示す
。明らかに、端子100での読取り信号が終了すると曲
線Fの電圧は低値レベルに復帰し、トランジスタ98を
オンさせる。導線44に印加されているEPROMのゲ
ート、即ち読取り電圧はゲートトランジスタ46を介し
て選択されたEPROMトランジスタの制御ゲートへ付
与される。
るとトランジスタ96はオンされ、トランジスタ98は
オフされる。而して、約250ナノ秒後にトランジスタ
96はオフされるがトランジスタ98はオフのままであ
る。第4図の曲線Fで示す如く、トランジスタ96がオ
フされる瞬間にインバータ116の出力信号はコンデン
サ122に印加される。その結果、導線44土の電圧は
、コンデンサ122の容量とEPROMマトリツクス1
0の選択されたX列線の全回路容量124との比に応じ
た値だけ上昇する。好適実施例としては、トランジスタ
96のドレイン端子におけるEPROMトランジスタの
スレツシユホールド電圧を供給電圧Vccの半分の値だ
け上昇させることが好ましい。コンデンサ122を慎重
に選択し、その容量がX列線の全回路容量124と等し
くなる様にする。回路中の点Fに現われる信号は第4図
の曲線Fで示してあり、その曲線の第1の段部はEPR
OMトランジスタのスレツシユホールド電圧を示し、第
2の丸くなつた段部は供給電圧Vccの半分の値を示す
。明らかに、端子100での読取り信号が終了すると曲
線Fの電圧は低値レベルに復帰し、トランジスタ98を
オンさせる。導線44に印加されているEPROMのゲ
ート、即ち読取り電圧はゲートトランジスタ46を介し
て選択されたEPROMトランジスタの制御ゲートへ付
与される。
X列選択回路12がXO線16を選択したとすると、5
Vの供給電圧Vccが回路12(第4図の曲線G)から
低デプリシヨン型トランジスタ126を介してトランジ
スタ46のゲ゛一トに印加される。トランジスタ126
のゲ゛ートは供給電圧Vccに接続されており、トラン
ジスタ46のゲートは全供給電圧Vccを受ける。高電
圧発生器42がその後導線44に出力を与えると、この
増加された出力電圧の1部は、第2図に回路間の寄生容
量を意味するものとして点線で示したコンデンサ128
から明らかな如く、寄生コンデンサを介してトランジス
タ46のゲートに接続されている。この為に、トランジ
スタ46のゲート電圧は、第4図の曲線Hで示した如く
、その通常の供給電圧Vccレベルより付加分だけ高く
なる。この付加分は容量128と、容量128とトラン
ジスタ46のゲート及び接地間の容量130との合成容
量に対する比に比例する。トランジスタ46は高ゲート
電圧が印加されて完全にオンされ、第4図の曲線Jで示
す如く、X列線16に接地されたEPROMトランジス
タのゲートに必要とされる高読取り電圧を供給する。
Vの供給電圧Vccが回路12(第4図の曲線G)から
低デプリシヨン型トランジスタ126を介してトランジ
スタ46のゲ゛一トに印加される。トランジスタ126
のゲ゛ートは供給電圧Vccに接続されており、トラン
ジスタ46のゲートは全供給電圧Vccを受ける。高電
圧発生器42がその後導線44に出力を与えると、この
増加された出力電圧の1部は、第2図に回路間の寄生容
量を意味するものとして点線で示したコンデンサ128
から明らかな如く、寄生コンデンサを介してトランジス
タ46のゲートに接続されている。この為に、トランジ
スタ46のゲート電圧は、第4図の曲線Hで示した如く
、その通常の供給電圧Vccレベルより付加分だけ高く
なる。この付加分は容量128と、容量128とトラン
ジスタ46のゲート及び接地間の容量130との合成容
量に対する比に比例する。トランジスタ46は高ゲート
電圧が印加されて完全にオンされ、第4図の曲線Jで示
す如く、X列線16に接地されたEPROMトランジス
タのゲートに必要とされる高読取り電圧を供給する。
図面は本発明の具体的実施の1例を示すもので、第1図
は本発明の基準電圧発生器と高電圧発生器とを典型的な
EPROMマトリツクスの一部に接続した状態を示す回
路図、第2図は第1図にプロツクとして示した基準電圧
発生器及び高電圧発生器の回路図、第3A図乃至第3D
図は第2図の回路中に使用した種々の記号及びそれに該
当する回路の説明図、第4図は第2図の回路中の各点に
おける電圧の経時的変化状態を示す説明図、である。
は本発明の基準電圧発生器と高電圧発生器とを典型的な
EPROMマトリツクスの一部に接続した状態を示す回
路図、第2図は第1図にプロツクとして示した基準電圧
発生器及び高電圧発生器の回路図、第3A図乃至第3D
図は第2図の回路中に使用した種々の記号及びそれに該
当する回路の説明図、第4図は第2図の回路中の各点に
おける電圧の経時的変化状態を示す説明図、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基体バイアス電圧用の回路と共に設けられメモリ内
の二重ゲートEPROMトランジスタに読取り電圧を供
給する読取り電圧回路において、基準電圧発生器を設け
て該基準電圧発生器内に配設され基体バイアス電圧を印
加された内容が記憶されていないEPROMトランジス
タのスレッシュホールド電圧を測定して該スレッシュホ
ールド電圧に等しい出力基準電圧を発生せしめ、又前記
基準電圧発生器に接続して高電圧発生器を設けて前記出
力基準電圧に応答して前記スレッシュホールド電圧に所
定の負荷電圧を加えた値に等しい出力信号を発生せしめ
、更に前記高電圧発生器の出力側と複数個のEPROM
トランジスタの各ゲートとの間にゲートトランジスタを
設けて該ゲートトランジスタのゲート電極を前記メモリ
に接続したX列選択回路の出力側に接続した読取り電圧
回路。 2 前記高電圧発生器によつて発生される全出力電圧が
、内容が記憶されていないEPROMトランジスタのス
レッシュホールド電圧より大きく、しかも内容が記憶さ
れているEPROMトランジスタのスレッシュホールド
電圧よりも小さい上記第1項記載の回路。 3 前記高電圧発生器は外部から印加される第1パルス
期間の読取りパルスに応答し、且つ前記読取りパルスを
受け取つて前記基準電圧発生回路から受け取つた前記出
力基準電圧を前記第1パルス期間より短い第2パルス期
間の基準電圧パルスへ変換させる遅延回路を有している
上記第2項記載の回路。 4 前記高電圧発生器がその出力導線と前記遅延回路の
出力側との間に接続されたコンデンサを有し、該コンデ
ンサは前記第2期間を有する基準電圧パルスによつて第
1レベルに荷電され、前記第2パルス期間の基準電圧パ
ルス終了と共に前記遅延回路が前記コンデンサに付加的
電荷を供給する上記第3項記載の回路。 5 前記付加的電荷は、供給電圧Vccと、前記コンデ
ンサの容量と前記高電圧発生器の出力導線の回路容量と
の比、との積に比例する上記第4項記載の回路。 6 前記基準電圧発生器が内容が記憶されていない少な
くとも1個の二重ゲートEPROMトランジスタを有す
る上記第2項記載の回路。 7 前記基準電圧発生器が前記二重ゲートEPROMト
ランジスタと並列接続した少なくとも2個の直列に接続
された内容が記憶されることのない二重ゲートトランジ
スタを有し、該直列接続され内容が記憶されることのな
い二重ゲートトランジスタは前記EPORMトランジス
タと実質的に同じくスレッシュホールド電圧を提供する
上記第6項記載の回路。 8 前記基準電圧発生器からの出力基準電圧は供給電圧
Vccと基準電圧発生器の出力導線との間に接続した制
御トランジスタによつて制御し、該制御トランジスタの
電圧制御電極は前記EPROMトランジスタに接続し、
前記EPORMトランジスタのスレッシュホールド電圧
に応答して前記基準電圧発生器の出力レベルを電圧制御
電極の電圧から前記制御トランジスタのスレッシュホー
ルド電圧を差引いたレベルに制御する上記第6項記載の
回路。 9 前記EPROMトランジスタに直列して前記制御ト
ランジスタのスレッシュホールド電圧と同じスレッシュ
ホールド電圧を有する第1トランジスタを接続して、測
定したEPROMトランジスタのスレッシュホールド電
圧を前記制御トランジスタのスレッシュホールド電圧降
下分だけ増加せしめ、その際前記制御トランジスタが前
記EPROMトランジスタのスレッシュホールド電圧に
等しい出力電圧を発生する上記第8項記載の回路。 10 前記基準電圧発生器は電圧が供給電圧Vccレベ
ル以上に増加させる電圧増加手段を有し、かく増加され
たレベルの電圧は前記第1トランジスタ及びEPROM
トランジスタによつて前記制御トンジスタの制御電極に
印加される上記第9項記載の回路。 11 前記基準電圧発生器は、前記電圧増加手段の低出
力に応答して供給電圧Vccを直接に前記制御トランジ
スタの制御電極に印加する始動回路を有する上記第10
項記載の回路。 12 前記ゲートトランジスタの制御ゲートはゲートが
供給電圧Vccに接続されているトランジスタを介して
前記X列選択回路に接続されている上記第6項記載の回
路。 13 前記ゲートトランジスタの制御ゲート上の電圧レ
ベルは前記高電圧発生器の出力レベル及び前記ゲートト
ランジスタのソース・ゲート間容量に比例した量だけ供
給電圧Vccレベルより増加され、又前記ソース・ゲー
ト間容量とゲート・接地間容量との和に反比例する上記
第12項記載の回路。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US3861279A | 1979-05-14 | 1979-05-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55153195A JPS55153195A (en) | 1980-11-28 |
JPS59917B2 true JPS59917B2 (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=21900899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55062349A Expired JPS59917B2 (ja) | 1979-05-14 | 1980-05-13 | 記憶読取り電圧回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59917B2 (ja) |
DE (1) | DE3017960C2 (ja) |
FR (1) | FR2456991B1 (ja) |
GB (1) | GB2049327B (ja) |
IT (1) | IT1129217B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63149534A (ja) * | 1986-12-13 | 1988-06-22 | Hokutou Koki Kogyo Kk | 重心検出器 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5693363A (en) * | 1979-12-04 | 1981-07-28 | Fujitsu Ltd | Semiconductor memory |
DE3279855D1 (en) * | 1981-12-29 | 1989-09-07 | Fujitsu Ltd | Nonvolatile semiconductor memory circuit |
EP0189594B1 (en) * | 1984-12-28 | 1992-08-12 | Nec Corporation | Non-volatile semiconductor memory device |
US6545913B2 (en) | 1987-06-29 | 2003-04-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Memory cell of nonvolatile semiconductor memory device |
US5877981A (en) * | 1987-06-29 | 1999-03-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Nonvolatile semiconductor memory device having a matrix of memory cells |
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