JPS5968331A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JPS5968331A
JPS5968331A JP18016282A JP18016282A JPS5968331A JP S5968331 A JPS5968331 A JP S5968331A JP 18016282 A JP18016282 A JP 18016282A JP 18016282 A JP18016282 A JP 18016282A JP S5968331 A JPS5968331 A JP S5968331A
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polyimide precursor
coating film
soln
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誠 小島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な感光性樹脂組成物に係り、更に詳しくは
溶液状態での安定性及び溶解性に優れ、感光性塗膜形成
時に白化等による露光障害がなく、実用性の高い耐熱性
、感光能等を付与しつる脂肪族ポリイミド系の感光性樹
脂組成物及びその製造法に関するものである。
近年、電子機器の高密度化、高信頼度化、小型軽量化等
において新しい変革が見られる。これらに大きく寄与す
る機能性材料として回路形成用フォトレジスト材料があ
り、いわゆる微細加工を実現している。更にIC,LS
Iの分野においてはかかる微細加工に加えて、従来無機
物で行なわれていた層間絶縁に有機物の特性を活かした
使い方が尊属l−できており、主としてポリイミド樹脂
の如き耐熱性に優れた材料が使用されるようになってき
た。しかしながら、この材料はスルーホール等のパター
ン加工はやはりフォトレジストを必要とし、こI7)フ
ォトレジスト工程が長く、煩雑な工程を要するため、露
光、現像によって回路を形成した後もレジストヲその−
1寸残し、絶縁材料として用いるような耐熱性のフォト
レジストの出現が強く望捷れている。
これらの材料としては感光性ポリイミド、環化ポリブタ
ジェンをペースにした耐熱性フォトレジスト等が提案さ
れており、就中特に芳香族系のポリイミドはそのポリイ
ミド骨格が特性面において優れていること、その製造時
に不純物排除が容易であること等のためにこれを感光性
材料へ使用する提案が多くなされている。かかる感光性
ポリイミド類は通常の芳香族ポリイミドの場合と同様に
、前駆体(ポリアミド酸)の形で加工に供せられ、ボス
トキーアーにょリイミド化が図らり、る。
これらの感光性ポリイミドとしては、ポリイミド前駆体
と重クロム酸塩からなる系が最初に提案されたが(特公
昭49−17374号)、この感光性組成物は可使時間
が著しく短かいという致命的な欠点の他、現像工程が複
雑で且つ長い、ポリイミド膜中にクロムイオンが残存す
るなどの欠点もあり、実用に至らなかった。また、他の
例として、ポリイミド前駆体に感光性基をエステル結合
で導入【−た感光性ポリイミド前駆体が提案されている
が(特公昭55−30207号)、これも感光性基を導
入する1祭に脱塩酸反応を含むため塩素イオンが溶液中
に残り、この除去が問題となる。
このような不純物等の問題を回避すべく、ポリイミド前
駆体に感光性化合物を混合する方法やポリイミド系化合
物の前駆体の官能基と感光基を有する化合物の官能基と
を選択して反応させ感光基を等大する方法も開発されて
bる。更に感光基を有する単量体を用いて感光性ポリイ
ミド前駆体を得る方法も知られている。
しかI−ながら、これらの感光性ポリイミドはその耐熱
性重視の観点から、例えばピロメリット酸二無水物と4
.4−ジアミノジフヱニルエーテルから合成される芳香
族ポリイミドi旧、枢体が幹ポリマーとして用いられて
いるが、これら一連の感光性ポリイミドは通常の芳香族
ポリイミド前駆体の有する欠点を包含している。即ち、
上記前躯体を含む溶液は、溶解性に本質的な問題があり
、また保存時に一部イミド化による不溶化が起る等の溶
液としてg)安定性にも実用上の大きな欠陥を有してお
り、その改善が望捷れている。
この溶解性の問題は、例えば感光性ポリイミドとして芳
香族ポリイミド前駆体と感光基を有する化合物とを均一
にtぶ解した溶液を調整し念場合でも、この溶液から塗
膜を形成する乾燥工程においては大部分の良溶媒が揮発
し、乾燥塗膜は該前駆体と感光基を有する化合物から構
成されることになる。このような感光基を有する化合物
は、一般に該前駆体に対1.ては貧溶媒であって、前駆
体の不溶化による白化現象が乾燥塗膜に起生1−1露光
工捏Gて供することが困りイLとなってl−まり。また
本発明者77)観察によれば、乾燥塗膜の形成時に感光
基を有する(ヒ合物が溶媒と同時に揮散1−1塗膜白化
の現象はないが感光能を喪失する奇異な現象も見出され
ている。従って、使用し得る感光基を有する化合物は溶
解性或は相溶性の点から特殊なもの(例えば高価な或は
悪臭を有する化合物)に限定されるのが現状である。
かかる状況から、本発明者は溶液状席での安定性及び溶
解性に優れ、感光性塗膜の形成時に白化等による露光障
害がなく、実用性の高い耐熱性、感光能を付与l一つる
感光性樹脂組成物を開発すべく鋭意検討の結果、本発明
に至ったものである。
即ち本発明は、脂肪族テトラカルボン酸とジアミンとを
モノマ一単位と1−で反応させて得られる酸価残存率4
0チ以下であって分子内にイミド結合を有I7且つ分子
末端にカルボキシル基及びアミン基を有するポリイミド
前1駆体を含む溶液に重合性不1列和化合物及び光重合
開始剤が配合されてふ・す、月つ乾燥後の塗膜は実質的
に光の透過を許容し活性な感光能才与える新規な感光性
(6)1脂組収物を提供するものでt)る。
本発+、vJ[hいて酸化残存率40%以下であって分
子内にイミド結合を有し2且っ分子末端にカルボキシル
基及びアミン基を有するポリイミド前駆体は脂肪族テト
ラカルボン酸及びシアミンを出発原料と!7、こhらに
対1.て実vj的に不活性な有機溶媒中で反応させるこ
とにより得られる。
本発明にお因で脂肪族テトラカルボン酸と17では、ブ
タン−、ペンタン−、ヘキサン−、シクロペンタン−、
ビシクロヘキセン−等のテトラカルボン酸、5−(1,
2−ジカルボキシエチル)−3−メチル−3−シクロヘ
キセン−1,2−ジカルボン酸、ビシクロ−(2・2・
2)−オクタン−2・3・5・6−テトラカルボン酸が
挙げられる。勿論これらのテトラカルボン酸の’Ft 
)f?’r 7% アルキル基等の置換基で置換されて
いてもよいし、一部脂肪族ジカルボン酸あるいはトリカ
ルボン酸あるいはその無水物等の併用も可能である。
これらの脂肪族テトラカルボン酸と反応させるジアミン
と]、では、一般式H2N −R−NH2で示されるジ
アミンであってRは2価の有機基であり、芳香族、脂肪
族、脂環族、ヘテロ環族などの基であるか、或Aはこれ
らの組合せ、又はこれらが酸素、屋素、硫黄、リン、硅
素などで結合さhだようh基であることが出来る。この
場合IZにアミノ基またはカルボキシル基と反応条件下
では定量的には反応!−なA置換基を持っていてもよい
。これらの基は生成前駆体の溶解性、加工性、あるいは
接着性々どの好寸しい性質を付与することができるから
である。また通常用t、−,1−1hるトリアミンある
bはテトラアミンを併用することも可能である。
ジアミンとしては芳香族系ジアミンがitL、いが、本
発明に用いられるジアミン類の具体例としては、メタフ
ェニレンジアミン、バラフェニレンジアミン、4・4−
ジアミノジフェニルプロパン、4°4−ジアミノジフェ
ニルエタン、4・4−ジアミノジフェニルメタン、ベン
ジジン、4・4′−ジア三ノジフエニlレスルフイド、
4・4−うンアミノジフエニJレスlレホン、3・3−
シア三ノジフェニルスルホン、バラ−ビス−(4−アミ
ノフェノキシ)ベンゼン、メタ−ビス−(4−アミノフ
ェノキシ)ベンセ°ン、4・4−シア三ノジフェニJレ
エーデル、1・5−ジアミノナフタレン、3・3−ジメ
チル−4・4−ジアミノビフェニル、3・4−ジアミノ
ベンズアニリド、4−(バラ−アミノフェノキシ)−4
−アミノベンズアニリド、3・4−ジアミノジフェニル
エーテル、3・3ジメトキシベンジジン、2・4−ビス
(ベータアミノ−ターシャリブチル)トルエン、ビスC
ノくラーベータアミノーターシャリーブチルフエニル)
エーテル、メタフェニレンジアミン、ノずラキシリレン
ジアミン、ジ(バラーア三ノーシクロヘキシル)メタン
、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、
オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、4・
4−ジメチルへブタメチレンジアミン、3−メトキシ−
へブタメチレンジアミン、2・11−ジアミノドデカン
、1・4−ジアミノシクロヘキサン、2・2−ジアミノ
ジエチルエーテル、2・2−ジアミノジエチルチオエー
テル、3.3−ジアミノジプロポキシエタン、2・6−
ジアミツピリジン、グアナミン、2・5−ジアミノート
3・4−オキサジアゾール、2−(3−アミノフェニル
)−5−アミノベンツォキザゾール、ビス−(4−アミ
ノフェニルホスフィンオキシト、ビス−(4−アミノ−
フェニル)ジエチルシランなどであり、こねらは単独な
めし混合物と1−で使用され得る。
本発明における脂肪族テトラカルボン酸とジアミンとの
反応は通常有機溶媒中で行なわれる。
この反応で使用される溶媒と1−ではN−N−ジメチル
ホルムアミド、N−N−ジエチルホルムアミド、N−N
−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン
、N−メチルカプロラクタム、ジメチルスルホキシド、
テトラメチレンスルホン、テトラメチル尿素、ヘキサメ
チルホスホアミド、ピリジン、キノリン、γ−ブチルラ
クトン、N−アセチル−2−ピロリドン、フェノール、
クレゾール類、グリコール類、セロソルブ類、カルピト
ールM等が挙げられる。この有機溶媒の使用量は反応系
の20〜95重量%であるが、場合によっては取合性不
飽和化合物、開始剤9)存在下にて脂肪)Uテトラカル
ボン酸とジアミンとの反応を行なう事も可能であって、
従って実用の粘度を示すl農度となるよつに適宜その使
用量分決定すればよい。
1脂肪族テトラカルボン峻とジアミンの使用モル比は等
モルが望せしい。しかし数モル%位のどちらかび)週刊
の下でも可能である。反応温度は6()℃以上、常圧下
で沸点捷で、特に80℃から沸点までの温度が望捷1.
い。
以上の反応で主としてアミノ基1個当り、2個のカルボ
キシル基が反応してイミド化が起り、分子内にイミド結
合を有し、分子末端にカルボキシル基及びアミノ基を有
するポリイミド前駆体の溶液が得られる。この場合、本
反応はその反応系(1)酸価を測定することによって、
即ち反応初期の系内のカルボン酸成分による酸価(酸価
は試料]g当りσ)カルボキシル基のm 7当亀で表わ
す)を100%として、反応後どれだけのカルボキシル
基が残存1.ているかを示す酸価残存率によってその反
応の程度全知ることが出来る。
而して、本発明におけるポリイミドη71 i<体はそ
の酸価残存率が40%以下となる寸で反応を進めたもの
であって、酸価残存率が40%を起えるものは反応が不
充分で、露光、現像後の樹脂パターンの焼付けによるポ
リイミド形成時に発泡による塗膜欠陥を生じ易く、また
焼付けにより得られる塗膜の機械的強度に劣るため、使
用を避けるべきである。
本発明の組成物における重合性不飽和化合物としては各
種のものがあるが、アクリル酸系化合物、メタクリル酸
系化合el或はアリル基を有する化合物等が実用的であ
る。具体的なアクリル酸系化合物としてはアクリル酸、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピ
ルアクリレート、イソプロピルアクリレ−)sn−ブチ
ルアクリレート、インブチルアクリレート、シクロヘキ
シルアクリレート、ベンジルアクリレート、2−エチル
へキシルアクリレート、カルピトールアクリレート、メ
トキシエチルアクリレート、エトキシエチルアクリレー
ト、ブトキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメ
クリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ブチレ
ングリコールモノアクリレート、N−N−ジメチルレア
三ノエチルアクリレート、N−N−ジエチルレア三ノエ
チJレアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレ
ート、アIJ 7L/ 7クリレート、1・3−ブチレ
ングリコールジアクリレート、l・4−ブチレングリコ
ールジアクリレート、1・6−へキサングリコールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ジプロピレングリコールジアクリレート、2・2−ビス
−(4−アクリロキシジェトキシフェニル)プロパン、
2・2−ビス−(4−アクリロキシプロビロキシフェニ
ル)プロパン、トリメチロールプロパンジアクリレート
、ペンタエリスリトールジアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールト
リアクリレート、トリアクリルホルマール、テトラメチ
ロールメタンテトラアクリレートなど、またメタクリル
酸系化合物としてはメタクリル酸、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、イ
ンブチルメタクリレート、ターシャリ−ブチルメタクリ
レート、シクロへキシルメタクリレート、ベンジルメタ
クリレート、オクチルメタクリレート、エチルへキシル
メタクリレート、メトキシエチルメタクリレート、エト
キシエチルメタクリレート、ブトキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレー
ト、I ドロキシペンチルメタクリレート、N−N−ジ
メチルアミノメタクリレ−1−1N−N−ジエチルアミ
ノメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレ
ート、メククリロキシブロビルトリメトキシシラン、ア
リルメタクリレート、トリメチロールプロパンモノメタ
クリレート、ジエチレングリコールモノメタクリレート
、ペンタエリスリトールモノメタクリレート、エチレン
グリフールジメタクリレート、1・3−ブチレングリコ
ールジメタクリレート、■・6−ヘキサンゲリコールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、2・2−ビス−(4−メタクリロキシエトキシフ
ェニル)プロパン、2・2−ビス−(4−メタクリロキ
シジェトキシフェニル)プロパン、トリメチロールプロ
パントリツタクリレートなど、その他クロトン的ブチル
、グリセリンモノクロネート、ビニルブチレート、ビニ
ルトリメチルアセテート、ビニルカプロエート、ビニル
クロルアセテート、ビニルラクテート、安息香酸ビニル
、ジビニルサクシネート、ジビニルフタレート、メタク
リルアミリ1N−メチルメタクリルアミド、N−エチル
メタクリルアミド、N−アリールメタクリルアミド、N
−ヒドロキシエチル−N−メチルメタクリルアミド、ア
クリルアミド、N−ターシャリ−ブチルアクリルアミド
、N−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシメチル
アクリルアミド、N−インブトキシメチルアクリルアミ
ド、ダイア七トンアクリルアミド、ヘキシルビニルエー
テル、工4−7L/ヘキシルビニルエーテル、ビニルト
リルエーテル、多価アルコールのポリビニルエーテル、
スチレン誘導体としてたとえばオルトおよび/またはバ
ラ位にアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、カルボキ
シル基、アリル基などの置換基を持ったスチレン、ジビ
ニルベンゼン、アリルオキシエタノール、ジカルボン酸
のジアリルエステル、N−ビニルオキザゾリドン、N−
ビニルイミダゾール、N−ビニルピロリドン、N−ビニ
ルカルバソールなどを挙げることができ、これらは単独
ないし、混合物として使用されつる。
これらσ)重合性不飽和化合物の使用量は、ポリイミド
前駆体の樹脂分100重量部に対1−て1。
〜50()重量部、好捷しくは2o〜200重量部であ
る。1()重量部以下では重合性不飽和化合物の重合に
よる硬化が不充分となり、また5 (1 0重量部以上
ではボストキュア一時の残存の影響により、塗膜の耐熱
性を読下させてしまう。使用量は各重合性不飽和化合物
の活性、捷たlilfI成物に使用されている溶剤との
関係即ち乾腑時に残存し、硬化能を発揮しつるIjt分
考慮I−で決定するのが望捷しい。
これらσ)重合性不飽和化合物の放射線による重合IW
J始剤と1,では一般に紫外線41j.l化型塗料の開
始剤、Jl「l l・&剤として用いc−、れでいる各
種g)光重合1;11始削に使用て歳る。例えばベンゾ
イン、ベンゾインメチルニーデル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾイノインプロピルエーテル、ベンゾイン
ブチルエーテル、2−メチルベンゾイン、ベンゾフェノ
ン、ニヒラーズヶトン、ベンジル、ベンジルジメチルケ
タール、ベンジルジエチルケタール、アントラキノン、
メチルアントラキノン、ジアセチル、アセトフェノン、
ジフェニルジスルフィド、アントラセン等ヲ挙げること
ができる。これらの光重合開始剤の使用量は重合性不飽
和化合物100重量部に対して通常(1 、 0 5〜
30重量部、好ましくは0.1〜10重量部とするのが
よい。これう光重合開始剤にアミン類等の従来公知の増
感助剤を少量併用する事も出来る。また組成物の熱的な
安定性等を向上する為に公知の熱重合防止剤の共存も有
効な場合がある。
熱度合防止剤の具体例としてはパラメトキシフェノール
、ヒドロキノン、ターシャリ−ブチルカテコール、ピロ
ガロール、フェノチアジン、フロラニール、ナフチルア
ミン、β−ナフトール、2・6−ジ−ターシャリ−ブチ
ル−パラクレゾール、ヒリシン、ニトロベンゼン、パラ
−トルイジン、メチレンブルー、などが挙げられ、その
使用量は重合性不飽和化合e]1 0 o重量部に対し
て通常0、01〜5重量部とするのがよい。
かくして得られた感光性樹脂組成物は適宜の手段にて塗
布を行ない乾燥を行なう。この際本発明の組成物の骨格
である脂肪族テトラカルボン酸とジアミンとから得られ
た脂肪族ポリイミド前駆体は溶解性が非常に良好で、乾
燥塗膜化時の溶媒揮散後の重合性不飽和化合物中でも均
一透明な塗膜マスク上から活性光線を照射することによ
り、照射部は光重合開始剤により、重合性不飽和化合物
の重合が起り、非照射部に対1,て溶解性が大きく低下
する。場合により電子線、放射線のよりな′市離性放射
線を照射することによっても同様な効果を与える。かく
してこれ全適当な溶剤系を選択することにより、現像に
て非照射部を除去することにより所望の樹脂パターンを
得る事が出来る。
得られた樹脂パターンは、その後の焼付は即ちボストキ
=アーにより1δ光I7た重合性不飽和化合物の揮散と
ともにポリイミド前駆体のアミノ基とカルボキシル基と
の反応が更に進み優りた耐熱性全有する絶縁属に変換し
つるもので、本発明の組成物は主として前述のような微
細加工の分野において非常に有用である。
以下、本発明を実施例、参考例にて説明する。
実施例1 温度計、N2ガス導入口、トラップ付冷却管及び撹拌装
置を付した30C)ヱの四つ]コフラスコに((1,2
モル)及びN−N−ジメチルホルムアミド129.61
 ’T加え、N2ガス流通下で加熱、攪拌する。内容物
が110℃位で1・2・3・4−ブタンテトラカルボン
酸46 、8 I C(+、2モル)全添加する。11
0℃で反応を続けると約4時間で(1,907meq/
gの酸価を有するようr(なり(酸価残存率24.5f
O)分子内にイミド結合分有し且分子末端にカルボキシ
ル基及びアミノ基を有するポリイミド前駆体溶液が得ら
れた。
この溶液vc2−エチルへキシルアクリレート86.4
gを加え、更に光遮断下でイルガキュアー651(チバ
・ガイギー社製、ベンジルジメチルケタール)′ff4
.32f加え、撹拌混合後、1μのフィルターにてろ過
1〜で感光性樹脂組成物を得た。
この組成物ゲカラスプレート上にスピンナーにて300
0 r p mの回転数で塗布し、90℃で1(〕分間
乾燥して透明な6.5μ厚の塗膜を得た。
こ77)塗膜上にマスクパターンを設置し、300mJ
//cdノ紫外線を照射した後、N−N−ジメチルホル
ムアミド−ベンゼンの混合M媒にて現像し、ベンゼンに
てリンスを行なったところ、鮮り]なパターンが得られ
た。
この塗膜は350℃で2時間加熱した後の空気中、5℃
/分の昇温速度にょる熱意(i分析で380℃捷で顕著
fx減敏は1徳めら)qず、良好な耐熱性を有するもの
であった。
実施例2 実施例1と同様のフラスコに4・4−ンアミノジフェニ
ルエーテル40 、Of ((1、2モル)及びN−N
−ジメチルホルムアミド13 Fl。2y?加え、実施
例1とl’i、iJ様にして1・2・3・4−ブタンテ
トラカルボン酸46.8f(0,2モル)’?全添加、
110 Cで反応を続けると約2時1jiJで1.31
2 meq/7の酸価分有するようVCなり(酸価残存
率35.6%)分子内にイミド結合を有し且つ分子末端
にカルボキシル基及びアミノ基を何するポリイミド前駆
体溶液が得られた。
このRHに2−エチルへキシルアクリレート86.8y
を加え、更に光遮断下でイルガキーア−651を4,3
41mえ、攪拌混合後、1μのフィルターにてろ過して
感光性樹脂組成物を得た。
この組1反物Iをガラスプレート上に実施例1と同様に
1−て塗布、乾燥して透明な6.2μ厚の塗膜を得念。
この塗膜Vc3 (l n mJAjの照射ケ行ない、
実施例1と同様にして現像、リンスを行なったところ、
鮮明なパターンが得・らhた。
この塗IIψは実施例1記載の評価で375℃寸で顕著
な減紹は認められず、良好な耐熱性を有するものであっ
た。
実施例3 実施例1と同様のフラスコ[4・4−ジア:ノジフェニ
ルメタン39.6y(0,2モル)及びN−N−ジメチ
ルホルムアミド133.29に加工、実施例1と同様に
してシクロペンタンテトラカルボン酸49 、2 f 
((1、2モル)を添加し、l l (1℃で反応を続
けると約4時間で0.944 meq/fの酸価を有す
るようになり(酸価残存率26.2%)、分子内にイミ
ド結合を有し且つ分子末端にカルボキシル基及びアミノ
基を有するポリイミド前駆体溶液が得らi″した。
この溶液にエチルカルピトールアクリレート88.8f
を加え、更に光遮断下でイlレガキーアー651分4.
44f加え、攪拌混合後、1μσ)フイrレターにてろ
過して感光11!4:掻Ill旨組成4勿を得た。
この組成eIffガラスプレート上に実施例1と同様に
して塗布、乾燥し1.て透E3J−Iな6.3μ厚/7
)塗膜を得た。こび)塗膜に300 mJ/ctAの照
射を行ない、実施例1と同様にして現像、リンスを行な
ったところ、鮮明なパターンが得らハた。
こl′7)塗膜は実施例1記載の評価で38(1℃tで
顕著l減Mは1招めらハず、良好な耐熱性分有するもの
であった。
参考例 5QQec/7)″4!、施例1と同様のフラスコにピ
ロメリット峻二無水物43.6f(0,2モlし)及び
N、N−ジメチlレホルムア三ド3Bo、89’r加え
、乾燥N2ガス流通下で水浴上にて攪拌する。内容物が
約5℃位で4・4−ジアミノジフエニlレエーテル4o
、0f(0,2モル)を発熱の度合を見ながら少量づつ
添加する。この添加に約30分を要し、反応物の温度は
15℃に捷で上昇した。
添加後水浴をはずし、室温下、約2時間攪拌を続け、粘
稠なポリアミド酸溶液f N ft。
とのM 7Ji、 K 2−エチルへキシルアクリレー
ト83.6&ケ加え、更に光遮断下でイルガキーア−6
51を4. 、18 g加え、攪拌混合後、1μのフィ
ルターにてろ過して樹脂組成物とした。
こ丙組成物全ガラスプレート上に実施例1と同様にして
塗布、乾燥l−たところ、この塗膜は不溶化により白化
1.た。
また重合性不飽和化A−物として上記/7)2−エチル
へキシルアクリレートにかえて、エチル力ルビトールア
クリレートヲ使用した場合は、塗布、乾燥後の塗膜は3
f!i、明であったが、エチルカルピトールアクリレー
ト(7)大半が揮発して全く感光能を示さないものであ
った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脂肪族テトラカルボン酸とジアミンとをモノマ一単位と
    して反応させて得られる酸価残存率40チ以下であって
    分子内にイミド結合を有し且つ分子末端にカルボキシル
    基及びアミ7基を有するポリイミド前駆体を含む溶液に
    重合性不飽和化合物及び光重合開始剤が配合されており
    、且つ乾燥後の塗膜は実質的に光の透過を許容し活性な
    感光能を与える新規な感光性樹脂組成物。
JP18016282A 1982-10-13 1982-10-13 感光性樹脂組成物 Granted JPS5968331A (ja)

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