JPS5966336A - 混合物を製造する混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は計量装置、制御装置および輸送車へ積むための
引渡装置を有する、とくに乾藻モルタル、コンクリート
、飼料、肥料、食品などのような鉱物、有機物および（
または）プラスチック系のとくに乾燥した混合物を製造
する混合装置に関する。

このような混合装置は公知である。とくにモルタル製造
用混合装置は完成材料の範囲に貯蔵装置を備えて作業す
る。というのはバラで積まなければならない各種のモル
タルのために装置内に完成材料サイロを備えなければな
らないからである。それによって順次に異なる生成物を
混合し、それぞれこの完成材料サイロに中間貯蔵するこ
とができる。各生成物切換の間に一般に付属の計量装置
、混合装置および引渡装置を掃除しなければならない。

サイロへの中間貯蔵はこのサイロの範囲にも付加的な機
械的装置たとえば付加的に高く輸送するためのエレベー
タおよび各サイロから輸送車へ積むための引渡装置への
輸送装置たとえばスクリューコンベア等を必要とする。

貯蔵サイロ中の中間貯蔵はとくに乾燥した建築材料混合
物ならびにとくにプラスタおよびモルタルの場合、混合
分離の危険が増大する欠点がある。というのはこのよう
な混合材料を再充てんするごとに混合物内の非常に粒度
の異なる材料粒子が互いに分離するからである。さらに
この中間貯蔵容器は先行した混合物の製造と無関係にそ
れぞれの充てん量を正確に測定する測定または表示装置
を必要とする。

それゆえ本発明の目的は機械的装置を著しく減少し、そ
れにもかかわらず任意のまたはほぼ任意の順序で輸送車
に異なる建築材料混合物を常時積込うる首記形式の混合
装置を得ることである。

この目的は混合装置が製造した混合物の中間貯蔵容器を
備えず、残渣なく排出しうるミクサおよびミクサから引
渡装置への自動掃除輸送装置を備えることによって解決
される。

それによってバッチミクサは各排出後もはや残渣を含ま
ないので、その排出にただちに続いて、先行した混合物
と混合しない別の混合物を製造することができる。ミク
サから引渡装置への輸送装置に関しても同様なので、全
混合装置は中間容器を必要とせずに必要に応じて到着す
る輸送車に所望の生成物混合物を積むことかできる。し
たがって中間容器だけでなく、供給および排出装置なら
びに中間容器の充てん量測定装置もなくなるので、全混
合装置または混合プラントは著しく小さい投資費用、保
守費用しか必要とせず、輸送行路が短いので駆動エネル
ギーが小さくなり、したがって摩耗も減少する。

中間容器を有する混合装置に比して各生成物混合物をほ
ぼただちに使用しうる利点が得られる。

中間客器を有する装置の場合、状況に応じてこのような
中間容器をまず排出してから装置が他の混合物を製造す
るので、多くの生成物は場合により必ずしもただちには
使用することができない。

意外にも従来種々の生成物のための混合装置の場合無条
件に必要と考えられていた完成混合物のための中間貯蔵
は廃止される。したがってそのつど製造した建築材料混
合物の混合分離の危険も減少する。

ミクサの排出開口は制動された同様残渣なしの排出のた
めの閉鎖装置を有するホッパの上または中に配置するこ
とができる。ホッパの下には機械的またはニューマチッ
クコンベアとくにダスト密の形のコンベアベルトまたは
空気コンベアシュート等を備えることができる。

本発明の有利な実施例によればコンベアとしてスクリュ
ーコンベアを備え、これと平行にその下側に掃除スクリ
ューが配置され、この掃除スクリューは掃除の際反対方
向に駆動することができ、かつ廃棄物容器の上に開口す
る。普通の輸送の際、普通のスクリューコンベアは混合
した材料をその目的場所に運ぶ。しかし混合状態を変更
する際スクリューコンベアの範囲にある程度残渣が残る
ことは完全には避けられないので、掃除スクリューによ
る反対方向の輸送によってこのような残渣も除去し、短
時間の後にこの輸送装置の範囲にも先行する混合物の成
分がまったく存在しないようにすることができる。

輸送装置はその長さの拡がりの両方向に駆動可能であり
、少なくとも２つの引渡装置に送ることができる。それ
によって全混合装置をさらに有効に利用することができ
る。というのは１つの輸送車の積込の間に第２の輸送車
が積込位置に入りうるからである。

本発明の要旨は残渣なしに排出しうるミクサにより中間
容器を必要とせずに１つの生成物混合物から他へとくに
迅速に切替えうることにある。実際に１つのチャージ後
、このチャージは残渣なくミクサから排出されるので、
他の混合物を製造することができる。しかしミクサのこ
の利点は他の用途にも考えられるので、残渣なしの排出
をとくに有利に簡単に可能にするミクサの形成が同時に
本来の保護に値する発明と考えられる。ミクサをとくに
ミクサ内に吹払い、掻取等の装置を備える必要なしに残
渣なく排出することを達成するため、ミクサとしてほぼ
水平に配置したドラム状のバッチミクサを備え、その下
壁範囲を排出のため完全に開放可能とすることができ、
その際開放角は混合材料の息角より大きい。このような
バッチミクサで下壁を開放し、または開放のため除去す
ると、全混合材料は前記角度関係のため全部または一部
も留まり得すに滑り落ちる。バッチミクサの開放角をミ
クサの壁と混合翼の間に混合過程で留まる残留混合材料
の息角より大きく選択する場合、残渣のない排出の確実
性はとくに大きい。

本発明の有利な実施例によればミクサの下壁範囲は少な
くとも２つの互いに反対方向に旋回するフラップによっ
て閉鎖することができる。

この形成は下方への非常に簡単な開放を可能にし、この
開放によってまずミクサ内容の大部分は下へ放出される
。混合材料の側壁に残る残部も十分安定な息角を形成し
得ないので、ドラム形ミクサ内に留まることができない
。たとえば下部開口範囲はミクサ全周の約１／３を占め
、とくに中心に配置される。開口外の開口に近い下壁範
囲は乾燥混合物が少量でもそこに留まり得ない程度に急
傾斜している。

下部開放フラップの蝶番は有利にミクサ壁の外面に設置
され、対応する金具はミクサ壁の下部を形成する開放フ
ラップの外面に設置され、したがってミクサ内部には場
合により少量の混合材料残部が付着して残るような突出
部が発生しない。開放フラップは閉鎖位置でその内面が
ミクサ壁の内面と１平面を形成する。さらにフラップは
ミクサ壁の続きとして残りの容器壁と同じ曲率半径を有
し、閉鎖位置で同じ曲率中心を有するので、混合過程の
間バッチミクサの内部には混合結果に不利に影響する凹
凸が発生しない。

下部開口はミクサの端壁まで走り、この端壁は下部開口
の前部または後部仕切を形成する。

それによってミクサの端面側にも混合材料が残りうる縁
の発生が避けられる。

全体として機械的部分したがってスペースも減少した安
価な混合装置が得られ、この装置は特殊な形成のため同
様特殊な装置なしで残渣なく排出しうるバッチミクサを
含む。したがって全装置およびバッチミクサも各排出後
ただちに他の異なる混合物を収容することができる。そ
のつどバッチミクサへ充てんした量はきわめて正確に測
定されるので、輸送車の正確な負荷を実施することがで
きる。

次に本発明を図面により説明する。

全体的に１で示す混合装置はその中に計量装置２を含み
、この装置を介して種々の混合成分がそれぞれ所要量そ
れぞれの容器から制御装置３およびホッパ４を介して後
に詳述するミクサ５に供給される。

この混合装置１や特徴は製造した混合物を他の混合物へ
切替える際、それに伴う種々の装置の掃除を必要とする
中間容器を１つも備えないことである。むしろミクサ５
は残渣なく排出しうる水平配置のドラム状バッチ式ミク
サとして形成され、その下壁範囲は第２および３図に示
すように排出のため完全に開放可能であり、その際開放
角は混合材料の息角より大きい。各排出ごとに混合材料
をこのミクサ内に残留することが避けられるので、他の
組成の混合物を装入して混合することもできる。したが
って一定混合物の各排出後に簡単に計量および制御装置
を切替えるだけで他の混合物を製造することができる。

このように種々の混合物を中間貯蔵するための中間容器
は不用である。

とくに第２図から明らかなようにバッチミクサの開放角
は混合過程の間ミクサ５の壁７と翼８の間に留まる残留
混合材料６の息角より大きい。

さらに第１図に示されるように、ミクサ５の排出孔９は
排出を制動する閉鎖装置を有するホッパ１０の上または
中に配置され、ホッパ１０の下にはコンベアベルト１２
がとくにダスト密の形で配置される。第１図にはコンベ
アベルト１２のケーシング１３が示される。ホッパ１０
はその内部にバッチミクサ５の内容物を収容し、この混
合材料を徐々にコンベアベルト１２へ引渡すことができ
る。

実施例によればコンベアベルト１２は両方向に駆動可能
なので、２つの引渡装置１４、１８に供給することがで
きる。第１図の左側にはコンベアベルト１２から充てん
管１５を有する引渡装置１４を介する輸送車１６への直
接的移行が示されるけれど、コンベアベルト１２の右側
はもう１つのコンベアベルト１７上にあり、このコンベ
アベルトは２つの位置すなわち輸送車１９用の充てん管
１５を有する第２引渡装置１８または特殊な場合混合材
料をさらに輸送しうる引渡部２０に供給することができ
る。

ミクサ５の下壁範囲は少なくとも１つのフラップ、シャ
ッタ等、実施例によれば２つの互いに反対に旋回しうる
フラップ２１によって閉鎖される。この場合下の開口範
囲はミクサ全周のほぼ１／３を占め、かつ中心に配置さ
れる。フラップ２１に直接続くミクサ５の円筒壁７はこ
こに乾燥混合材料がフラップ２１を開いた際もはや沈積
して残り得ないほど急傾斜していることが明らかである
。現在までの下部範囲に孔を有するミクサは、一般に混
合材料が到る所に残り、これを特殊な工具または圧さく
空気で排出しなければならないように、小さい孔を備え
た。

この大きい開口９にもかかわらず十分安定なミクサケー
シングを得るため、有利に孔の端縁に沿って走る蝶番２
２をミクサの補強として形成し、または同時に蝶番の収
容および形成に使用しうる強化装置をこの範囲に配置す
ることができる。この場合蝶番２２はミクサ５の壁７の
外面に設置され、それぞれの金具２３はミクサ壁の下部
を形成する開放フラップの外面に設装置される。とくに
大きい開口９の範囲のミクサの強化に有利な場合、蝶番
２２および金具２３のうち適当な部材をミクサ５自体に
設置することができる。

開放フラップ２１は閉鎖付置去その内面がミクサ壁７の
内面と１平面になるように形成される。この場合フラッ
プはミクサ壁７の続きとして残りのミクサ壁と同じ曲率
半径を有し、閉鎖位置で同じ曲率中心を有する。

第３図には下部開口９がミクサ５の端壁２４まで走り、
この端壁２４が下部開口９の前後の仕切を形成すること
が示される。したがって端壁側でも開口９への移行部に
縁または段が発生し、そこに少量の混合材料が残り、他
の混合比および混合成分を有する次のチャージに誤差の
生ずることが避けられる。

全体として比較的簡単な手段によって、特殊な付加的工
具なしに大きい開口のみによって残渣なく排出しうるバ
ッチミクサ５が形成され、これはそれだけで種々の使用
目的に大きい利点を示す。しかし混合装置１内にある場
合とくに有利である。というのはそれによってこの混合
装置はほぼ移行部なしに、かつ中間貯蔵なしに、それに
もかかわらず経済的に１つの混合物から他の混合物に切
替えることができるので、順次に２つの輸送車１６およ
び１９を種々の混合物で充てんすることができ、その際
前記中間貯蔵を必要としない。したがって全体の混合装
置１が簡単で安価になる。

第４やよび５図には混合装置１のもう１つの実施例が示
され、この場合ミクサ５の内容を排出するホッパ１０の
下に輸送装置としてスクリューコンベア２５が同様ダス
ト密ケーシング２６内に配置され、このコンベアは実施
例によれば２つの輸送車１６および１９のための２つの
引渡装置１４に供給することができる。それによって装
置１のこの範囲内でスクリューコンベアの利点を利用す
ることができる。

しかしこのようなスクリューコンベアが停止する際この
ようなコンベアの下になおある程度空隙が存在し、輸送
および混合過程の材料が残るので、本発明によりこのコ
ンベアスクリュー２５と平行にその直下に掃除スクリュ
ー２７がケーシング２６の円錐部２８に配置される。

スクリュー２５による輸送車１６または１９への輸送工
程が終了し、全装置１を他の混合物へ切替える場合、ま
ず掃除スクリュー２７によりケーシング２６内にある混
合物残部を導出管２９を介して適当な廃棄物容器３０へ
送る。この容器は場合により可動に形成し、適当な輸送
車を充てんすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は輸送車用のスペースを有する本発明の混合装置
の縦断面図、第２図は本発明のミクサの縦断面図、第３
図は第２図ＩＩ−ＩＩ線断面図、第４図は掃除スクリュ
ーを有する混合装置の縦断面図、第５図は第４図Ｖ−Ｖ
線断面図である。 １・・・混合装置、２・・・計量装置、３・・・制御装
置、４・・・ホッパ、５・・・ミクサ、６・・・残留混
合材料、７・・・ミクサ壁、８・・・混合翼、１０・・
・ホッパ、１２・・・ベルトコンベア、１３、２６・・
・ケーシング、１４、１８、２０・・・引渡装置、１６
、１９・・・輸送車、２１・・・フラップ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、計量装置、制御装置および輸送車に積込むための引
   渡装置を有する、混合物を製造する混合装置において、
   製造した混合物の中間貯蔵装置を備えずに、残渣なく排
   出しうるミクサ（５）およびミクサから引渡装置への自
   動掃除輸送装置を備えていることを特徴とする混合物を
   製造する混合装置。 ２、ミクサの排出孔が残渣を残さない制動した排出のた
   め閉鎖装置１１を有するホッパ（１０）の上または中に
   配置され、ホッパ（１０）の下に機械的またはニューマ
   チンクコンベア（１２）がダスト密の形で配置されてい
   る特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３、コンベアとしてスクリューコンペアを備え、これと
   平行にその下に掃除スクリューが配置され、このスクリ
   ューは掃除の際反対方向に駆動可能であり、かつ廃棄物
   容器の上に開口している特許請求の範囲第１項または第
   ２項記載の装置。 ４、輸送装置が２つの方向に駆動可能であり、少なくと
   も２つの引渡装置に供給する特許請求の範囲第１項〜第
   ３項のいずれか１つに記載の装置。 ５、ミクサとしてほぼ水平に配置したドラム形バッチミ
   クサを備え、その下壁範囲が排出のため完全に開放可能
   であり、その開放角が混合材料の息角より大きい特許請
   求の範囲第１項〜第４項のいずれか１つに記載の装置。 ６、バッチミクサの開放角が混合過程の間ミクサの壁と
   混合翼の間に残留する混合材料の息角より大きい特許請
   求の範囲第５項記載の装置。 ７、ミクサの下壁範囲が少なくとも１つのフラップ（２
   １）によって閉鎖可能である特許請求の範囲第１項〜第
   ６項のいずれか１つに記載の装置。 ８、下部の開放範囲がミクサ全周の約１／３を占め、か
   つ中心に配置されている特許請求の範囲第１項〜第７項
   のいずれか１つに記載の装置。 ９、下部の開放フラップの蝶番（２２）がミクサ（５）
   の壁（７）の外面に設置され、対応する金具（２３）が
   ミクサ壁の下部を形成する開放フラップの外面に設置さ
   れている特許請求の範囲第１項〜第８項のいずれか１つ
   に記載の装置。 １０、開放フラップの内面が閉鎖位置でミクサ壁の内面
   と１平面を形成している特許請求の範囲第１項〜第９項
   のいずれか１つに記載の装置。 １１、フラップがミクサ壁の続きとしてミクサ壁と同じ
   曲率半径を有し、閉鎖位置でミクサの残りの壁と同じ曲
   率中心を有する特許請求の範囲第１項〜第１１項のいず
   れか１つに記載の装置。 １２、下部開口がミクサの端壁まで走り、この端壁が下
   部開口に（９）の前部または後部仕切を形成している特
   許請求の範囲第１項〜第１１項のいずれか１つに記載の
   装置。 １３、開口の縁に沿って走る蝶番がミクサ（５）の強化
   に使用されている特許請求の範囲第１項〜第１２項のい
   ずれか１つに記載の装置。 １４、掃除スクリュー（２７）が輸送スクリュー（２５
   ）の下部の、ケーシング（２６）の円錐形に狭くなった
   部分（２８）に配置され、かつ輸送管（２９）を介して
   廃棄物容器（３０）と結合している特許請求の範囲第１
   項〜第１３項のいずれか１つに記載の装置。