JPS5964079A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPS5964079A
JPS5964079A JP57173716A JP17371682A JPS5964079A JP S5964079 A JPS5964079 A JP S5964079A JP 57173716 A JP57173716 A JP 57173716A JP 17371682 A JP17371682 A JP 17371682A JP S5964079 A JPS5964079 A JP S5964079A
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詔八 鵜川
窪寺 政男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は弾球遊技機に関し、特に可変表示部材の一例
の数字表示装置を組込んだ弾球遊技機の改良に関する。
周知のように、パチンコ遊技1(以下パチンコ機)やコ
イン遊技機のような弾球遊技機においては、パチンコ玉
(以下上)を打球遊技するのみの従来のものに代えて、
可変表示部材を設けたものがある。ここで、可変表示部
材としては、回転ドラムを用いて機械的に可変表示する
もの、および5− セグメント表示器のような電気的な可変表示を行なうも
のがある。このような可変表示部材付弾球遊技機として
は、たとえば特開昭51−49844号公報や特開昭5
6−80281号公報に記載のものが知られている。
ところで、従来の可変表示部材付弾球遊技機は、回転ド
ラムまたはセグメント表示器で表示される識別情報(数
字、絵模様、アルファベット等)の種類またはその種類
の組合せに基づいて成る価値を付与していた。ところが
、従来知られているものは、識別情報の種類または組合
せ種類の判断できる数が制限されているので、付々され
る価値の変化の数に制限があり、付与できる価値の数を
大幅に増すことが困雛であった。また、従来のものは、
可変表示部材で表示される識別情報の種類または組合せ
に基づいて付与すべき価値データを判断しなければなら
ないので、遊技者が可変表示部材の表示状態を見て付与
される価値がどの程度のものであるかを容易に知ること
ができず、遊技上の作戦を立てにくいという問題点があ
った。
6− それゆえに、この発明の目的は、数字表示装置を備えた
弾球遊技機において、数字表示装置の表示状態に基づい
て付与される価値の段数を小刻みな変化幅で大幅に11
11ことができ、数字表示装置の表示状態と(→与され
るgIi値との関係を容易に知ることができ、遊技のお
もしろさを一層向上できるような、弾球遊技機を提供す
ることである。
この発明は、要約すれば、弾球遊技機の遊技盤上に数字
表示@置が設けられる。そして、予め定める遊技状態に
なったどき、数字表示装置の数字表示部で表示される数
字を変化させ、その表示状態の変化を停止させたときに
表示されている数字に基づいて遊技者に成る価値を付与
するようにしたものである。
なお、以下の実施例では、弾球遊技機の具体例として、
パチンコ機の場合について説明する。
第1図はこの発明の一実施例のパチンコ機の外観図であ
る。構成において、パチンコ機10は、前面枠11を開
閉自在に装着し、前面枠11に遊技l1a12を着脱自
在に装着している。遊技盤12上には、特賞領域の一例
のセーフ孔13a〜13C,セーフ孔14aおよび14
b、ならびに複数のヤクモノ(通称チューリップ)15
aおよび15bが配設される。また、遊技盤12のほぼ
中央部には、この実施例の特徴となる可変入賞球装置3
0および数字表示装置40が配設される。この可変人賞
球装@30および数字表示装置40は、後述の第3図お
よび第4図を参照して詳細に説明する。
セーフ孔13a〜13Cは、入賞玉があったとき、数字
表示装置40を表示駆動または可変表示できるように定
められた孔である。なお、特賞領域は、図示のようなセ
ーフ孔に限らず、遊技盤12の特定の領域に形成された
玉の通過可能な領域であってもよい。
数字表示装置40の表示状態を変化させる条件、すなわ
ち可変表示の開始条件は、たとえばセーフ孔13a〜1
3Cへの入賞玉のあること、またはセーフ孔138〜1
3Cへの入賞玉がありかつ遊技者の開始指令の操作のあ
ることなどである。そして、遊技者の操作を条件付ける
場合は、前面枠11の一部(二、スター1〜(開始)ス
イッチ16が設けられる。
さらに、前面枠11には、数字表示装置1f40の表示
状態を停止させるためのス1〜・ンブ(停止)スイッチ
17が酸6プられる。なお、可変表示の停止条件は、停
止スイッチ17の操作に限らず、タイマを設けておきか
つ可変表示の開始時から一定時間後にタイマが導出され
るタイムアツプ信号を利用してもよい。
そして、必要に応じて、前面枠11には、スタートスイ
ッチ17を操作可能な状態であることを知らせる表示部
18、および停止スイッチ17を操作すべぎ状態である
ことを知らせる表示部19が設けられる。
第2図はパチンコIMの裏面構造の図解図である。
図において、セーフ孔138〜13cに対応する遊技[
12の裏面には、各セーフ孔138〜13Cへ入賞した
玉(特賞玉)を検出するだめの遊技状態検出手段の一例
の検出スイッチ21a〜219− Cが設けられる。また、可変人賞球装@30のやや下方
には、可変入賞球装置30へ入賞した玉を検出−46た
めの検出スイッチ22が設けられる。
そして、遊技盤12の裏面には、複数の径路231〜2
34が形成される。径路231は可変入賞球装置30の
上部に形成された入賞孔318〜31Cへ入賞した玉お
よびセーフ孔13aへ入賞した玉を下方へ導く。径路2
32はセーフ孔13bへ入賞した玉を下方へ導く。径路
233は可変入賞球装置R30へ入賞した玉を検出スイ
ッチ22へ導く。径路234は、各セーフ孔またはヤク
モノもしくは可変入賞球装置へ入賞した玉を入賞球処理
器24へ導く。この入賞球処理器24は、入賞玉を1個
ずつ落下させて、その動作によって賞品上の放出を行な
わせるものである。
また、遊技盤12の裏面に設けられた機構板(図示せず
)には、回路ボックス25およびスピーカ26が設けら
れる。回路ボックス25は、後述の第5図に示す遊技制
御回路50を収納するものである。スピーカ26は、遊
技状態を音で知ら10− せるのに用いられる。
第3図は可変入賞球IAH30および数字表示部@40
の詳細な示寸斜祝図である。第4図は可変人賞球装回お
よび数字表示装置の分解斜視図である。次に、第3図お
よびX44図を参照して可変入賞球装置30および数字
表示装置40の詳細を説明する。
可変入賞球装置30は、取4=JM板31を含む。
取付基板31の上部には、入賞孔31a〜3LCが穿設
される。入賞孔318〜31Gの前面には、玉受部32
aが突出し゛C形成され、その前向を覆うようにカバー
32bが装着される。カバー320よりもやや下方の取
fJ M板31には、窓31dが形成される。窓31d
よりもやや下方の取付基板31には、入賞領域31eが
横方内に沿って長孔となるように形成される。入賞領域
318の左右両側には、上部および斜め上部から落下す
る玉を入賞領域318/\導き入れるためのガイド33
a、33bが形成される。ガイド33a 、33bの前
面および取付基板31の下方部分の曲面には、カバー3
3cが装着される。入賞領域31eには、プレート34
が開閉自在に装着される。プレート34の一方端(図示
では正面から見て右側)には、係合突起部34aが形成
される。係合突起部34aには、ソレノイド35のプラ
ンジャに固着された保合レバー35aの先端部分が係合
される。このソレノイド35は、電気的付勢によって係
合レバー35aを上方向へ引上げて、プレート34を前
面へ開成させる。すなわち、ソレノイド35およびレバ
ー35aが開成駆動手段の一部として働く。入賞領域3
1eの裏面には、玉をガイドするためのカバー36が装
着される。カバー36の裏面には、取付板37が装着さ
れる。この取付板37には、ソレノイド35が装着され
る。
窓31dには、数字表示装置40が装着される。
この数字表示装置40は、たとえば複数桁(図示では3
桁)の数字表示部41〜43を含む。これらの数字表示
部41〜43としては、液晶またはエレクトロルミネッ
センスなどのセグメン1〜表示器が用いられる。セグメ
ント・表示器としては、これらに限らず、発光ゲイオー
ドなどを「日1または「8」字形に配列して形成したも
のであってもよい。また、数字表示装置2140のさら
に他の実施例として、回転ドラム(スロツl〜ドラム)
の外周に数字を描いたものでもよい。
この数字表示装置1f40は、各数字表示部41〜43
で表示される数字の表示状態を変化すべき遊技状態また
は予め定める状態になったとき、各数字表示部41〜/
13の表示状態を変化させ、表示状態の変化を停止させ
たときに表示されている数字に相関する価値を付与する
のに用いられる。ここで、数字表示装置40の表示状態
によって付与される価値としては、弾球遊技機がパチン
コ機の場合であれば、プレート34の開成時間などであ
る。また、その他の価値としては、ヤクモノを複数個設
け、数字表示装置、40で表示される数のヤクモノを入
賞しやすい状態に開成してもよい。さらに、弾球遊技機
がコインゲーム機の場合は、数字表示装置40で表示さ
れる数字のうち上位の1桁または2桁の数字に基づいて
、その数字に相当13− する個数のコインまたはメタルを払出すようにしてもよ
い。
以下の説明では、数字表示装置40に含まれる各数字表
示部41〜43の表示状態によって71ノート34の開
成時間を変化させるものとし、表示部41が開成時間の
十の位の時間(秒)を示し、数字表示部42が−の位の
時間(秒)を示し、数字表示部43が小数点−の位の時
間(1/10秒)を表わす場合を想定して説明する。
第5図はこの発明の一実施例の遊技制御回路の回路図で
ある。特に、この実施例では、遊技制御回路50をハー
ド回路で構成した場合を示す。この実施例の遊技制御回
路50は、開始信号発生手段51.停止信号発生手段5
21表示駆動手段53および価値付与手段54を含んで
構成される。
次に、第1図ないし第5図を参照して、第5図の回路構
成とともに、この実施例の具体的な動作を説明する。遊
技者によって打込まれた玉(以下打込玉)がセーフ孔1
4a、14bまたけヤクモノ15a、15bへ入賞する
と、従来のパヂンコ14− 機と同様にして、1gの入賞玉につぎ一定数の賞品上が
放出される。
一方、打込玉がl= −7)孔13a・〜13cのいず
れかへ入賞すると、対応する検出スイッチ21a・〜・
210がそれを検出してノリツブ70ツブ511をセラ
!〜させる。このフリップフロップ511の出力Qがア
ントゲ−1−512の1つの入力と1゜て与えられる。
フリップフ[]ツブ511の出力Qは、図示を省略1ノ
τいるが、表示部1Bを表示駆動する信号として用いら
れる。アンドゲート512には、ツレノーイド38を消
勢1ノている期間中において開成駆動回路542からハ
イレベルが与えられている。さらに、アンドゲート51
2には、スタートスイッチ16の抑圧出力が与えられる
ように回路接続されているが、スタートスイッチ16が
押圧されな1Jれば数字表示装置40の表示状態を変化
させるための信号が導出されない。この状態において、
もし遊技者がスタートスイッチ16を押圧すると、アン
ドゲート512はハイレベルの開始信号を導出してフリ
ップ70ツブ531a〜531Cをセラ1〜させる。
なお、スタートスイッチ16の操作を条件付けない場合
は、検出スイッチ21a〜2ICのいずれかの出ノ〕が
ありかつ開成駆動回路542からの入力があるとき、ア
ンドゲート512がハイレベルを導出するように回路構
成される。
フリップフロップ5318〜531Cのそれぞれの出力
Qは、対応するアンドゲート532a〜532Cに与え
られる。このとぎ、各アンドグー1〜532a〜532
Cには、クロックパルス発生器536からり1コツクパ
ルスが常時入力され一〇いる。このため、各アンドゲー
ト532a〜532Cは、対応するノリツブフロップ5
31a〜531Cの出力Qに応じてクロックパルスを導
出し、対応°りるアップ/ダウンカウンタ533a〜5
33Cの加分入力端子(+)へ与える。ここで、クロッ
クパルス発生器536で発生されるりロックパルスの周
波数は、数字表示部41〜43で表示される数字の変化
を識別できなくなる程度の周波数にりも1bや低く、か
つ停止スイッチ−17の操作タイミングによっTM技者
が狙って所望の数字を容易に表示させることのできる程
度の周波数よりも高く選ばれる。
各アップ/ダウンカウンタ533a〜533Cは、加締
入力端子にクロックパルスが与えられるごとにその計数
値を1ずつ歩進Iノ、その計数値を対応するデコーダド
ライバ534a=534−cに与える。デコーダドライ
バ5348〜5340は、アップ/ダウ〕/カウ〕/夕
533a 〜533Cの計数値に基づいて、モの計数値
を対応する数字表示部41〜43に与えて表示させる。
このため、各数字表示部41〜43では個別的かつ独立
的に数字が表示され、表示される数字がクロックパルス
の周期に同期して順次変化される。
ところで、各アップ/ダウンカウンタ533a〜533
Cは、それぞれ4ビツトカウンタが用いられる。しかし
、1桁の数字表示部で表示できる数字は1桁であるので
、数字0.1〜6または0゜1〜9を循環的に表示させ
るためには成る一定数(6または10)ごとにその計数
値をリセットさ17− せる必要がある。そこで、アップ/ダウンカウンタ53
3bおよび533Cは、その計数1直が10のときアン
トゲ−h535b 、535cから導出されるハイレベ
ルによってその計数値をリセットする。また、Vi宇表
示部41は、10秒単位の桁であるので、60秒ごとに
アップ/ダウンカウンタ533aの計数値をリセットさ
せる必要がある。
その目的で、アンドゲート535aは、アップ/ダウン
カウンタ533aの計数値が6になるごとにハイレベル
を導出して、その計数値をリセットさせる。
なお、パチンコ機10を設置する都道府県によっては、
1回の動作で可変人賞球装@30のプレート34を開成
できる時間に制限(たとえば30秒)を設ける場合があ
る。その場合は、制限時間を越える数字が表示されても
制限時間の範囲内で間欠的に繰返してプレート34を開
成するように後述の開成駆動回路542を回路構成する
か、または制限時間の範囲内の数字しか表示しないよう
にすればよい。後者の場合は、アンドゲート5318− 5aがアップ/ダウンカウンタ533aの胃シ゛1ビッ
トおよび第2 Lツトの両方どもハイレベルのとき、リ
セッI−パルスを導出づるように回路接続すればよい。
 前述のことくしで、数字表示部4]〜43がモの表示
状態を変化して、表示される数字を変化しているとき、
遊技者は所望のタイミングで停止スイッチ17を押圧す
る。これに応じて、オアゲート522が停止信号を導出
して、ノリツブフロップ531Cをリゼッ[・させると
ともに、その信号を遅延回路523に与える。これに応
じて、アンドゲート532Cがクロックパルスの導出を
停止するので、アップ/′ダウンカウンタ5330は計
数動作を停止してそのとき計数していた計数輪を数字表
示部43に連続的に表示させる。
数字表示部43の可変表示を停止してから一定時間(た
どえば1秒)遅れて、遅延回路523がハイレベルを導
出してフリップフロップ531bをリセッ[・させると
どもに、その出力を遅延回路524にりえる。これに応
じて、アンドゲート532bがクロックパルスの導出を
停止する。このlこめ、アップ/ダウンカウンタ533
bが計数動作を停止し、そのとき計数している値を数字
表示部42に連続的に表示させる。このときから一定時
開運れて、遅延回路524がハイレベルを導出してノリ
ツブフロップ531aをリセットさせる。
応じて、アンドグー’r 532 aがクロックパルス
の導出を停止する。このため、:?ツブ、/ダウンカウ
ンタ533aは、計数動作を停止し、そのとき計数して
いる値を表示部41に表示させる。このようにして、数
字表示部41−43の表示状態が停止され、る。 とこ
ろで、この実施例のように数字表示部41〜43の可変
表示の停止を、下位の桁ずなわち付与されるlIi値の
小さな桁から大ぎな桁へと順次停止させれば、大きな価
値が付与される期待感を役に残しつつ可変表示を停止で
きるので、遊技者の興味をひきやずい利点がある。また
、上位桁から可変表示を順次停止°ずれば上位桁で表示
される数字が小さいとき、遊技者に失望感を与える。し
かし、この実施例のように下位桁から可変表示を停止さ
ゼれば、遊技者に早く失望感を与えて興趣を半減させる
のを防止できる利点もある。
なお、停止信号の発生は、停止スイッチ17の操作に限
らず、数字表示部41〜43の表示状態を変化1)始め
てから一定時間後に発生するように()てもよい。その
場合は、アンドゲート521のハイレベル出力に応じて
、タイマ521を作動させ、タイマ521のタイムアツ
プ出力を開始信号として導出するように構成すればよい
前述のごとくして、数字表示部41〜43の可変表示を
停止さMた後、そのとき表示されている数字に基づいて
価値付与の動作が行なわれる。すなわち、遅延回路52
4のハイレベル出力は、検出指令信号としてゼロ検出回
路541に与えられるとともに、開成スタート信号とし
て開成駆動回路542に与えられる。このゼロ検出回路
541には、アップ/′ダウンカウンタ533a〜53
3Cの岨ILすなわち数字表示部41〜43で表示され
ている数値が入力される。初期状態においては0でない
ので、ゼロ検出回路541は開成能21− 勧化信号を導出して開成駆動回路542に与える。
開成駆動回路542は、開成スタート信号が与えられて
からゼロ検出回路541が0を検出したことを表わす信
号を導出するまでの時間だけ、ソレノイド35を付勢し
て、プレート34を開成させる。この結果、可変入賞球
装置30が入賞しやすい状態に変化する。
このとき、フリップフロップ531aの出力Φがアンド
ゲート537a〜537Cの一方入力として与えられる
。各アンドゲート537a〜537Cには、時間パルス
発生回路538からの10秒パルス、1秒パルスおよび
1/10秒パルスがそれぞれ与えられている。ここで、
時間パルス発生回路538は、クロックパルス発生器5
36の出力パルスを分周して、1/10秒ごと、1秒ご
と、10秒ごとにそれぞれパルスを発生する。アンドゲ
ート537a〜537Cは、フリップフロップ531a
の出力0のハイレベル期間中、10秒パルス、1秒パル
ス、1/10秒パルスをそれぞれ導出して、対応するア
ップ/ダウンカウンタ22− 5338〜533Cの減算指令入力端子(−)に与える
。このため、各アップ、′ダウンカウンタ533a〜5
330は、城外指令入力パルスのあるごとに1ずつ減算
1klll¥し、ぞの片1数li&を対応するデコーダ
ドライバ53 ’l a ”−b 34 にに与えると
ともに、ゼロ検出回路54゛1に与える。この結果、デ
コーダドライバ5348〜5340は、数字表示部41
・−43にプレート34を開成できる残り時間(1なわ
ら残右向間)を表示させる。
このように、数字表示部41−・・43を用いで残存時
間を表示すれば、遊技者は後どの程度の時間だけプレー
ト34が開成されるかを表示庖見て知ることができ、遊
技上の作戦を立てやすい利点がある。まに1共通の数字
表示部41〜43を用いて可変表示と開成時間の残り時
間を表示しているので、構成を簡略化できる利点もある
そして、数字表示部41〜43で表示されている各桁の
数字がすべてOになると、ゼロ検出回路541がそれを
検出して開成駆動回路542に開成停止信号を与える。
応じて、開成駆動回路542はソレノイド35を消勢さ
せて、プレート34を閉成させる。
なお、数字表示部41〜43を用いて可変入賞球装置3
1を第1の状態にできる残存時間を表示Jる必要のない
場合は、次のように開成される。
7ツブ/′ダウンカウンタ533a〜533Cに代えて
加算カウンタが用いられるとともに、アンドゲート53
7a〜537cおよび時間パルス発生回路538が事典
となる。また、ゼロ検出回路54]に代えて、加算カウ
ンタの計数値をプリセットし、そのプリセット時間後に
タイムアツプ出力を導出するプログラマブルカウンタを
含むタイマが用いられる。
とごろで、第5図の実施例では、遊技制御回路50をハ
ード回路(論理回路)で構成した場合を示すが、ンイク
l] ’70セッサまたはCPUを用いてソフト処理に
よつCも行なうことができる。
第6図はこの発明の他の実施例の遊技制御回路60のブ
ロック図eある。この実施例の遊技制御回路60は、中
央処理装置(CPtJ)61.メモリ62.入出力イン
ターフエイス63.クロック発生器64.デコーダ65
.セグメントドライバ66、桁ドライバ67、駆動制御
回路68および状態表示1tlj御回路69を含む。こ
こで、クロック発生器64は、数字表示部41.42.
43の表示状態を変化させるタイミングを決める三相の
クロックφ1.φ2.φ3を発生するものである。
クロックφ1.φ2.φ3は、周波数が同じで位相の異
なるもの、周波数(または同期)および位相の異なるも
ののいずれでもよい。もし、クロックφ1.φ2.φ3
の周波数および位相を異ならせる場合は、下位桁よりも
上位桁の数字表示部の変化をやや遅くするために、周波
数をφ1くφ2くφ3に選べばよい。例えば、φ3の周
期を1/20秒、φ2の周期を1/10秒、φ1の周期
を115秒に選べば、各桁の重みに関連して表示状態を
表化できる利点がある。
次に、この実施例と第5図の実施例の各手段との対応関
係を述べると、この実施例では、CPLI61、メモリ
62.入出力インターフェイス63゜25− クロック発生器64.デコーダ65.セグメントドライ
バ66および桁ドライバ67によって、表示駆動手段が
構成される。また、CPU61.メモリ62.入出力イ
ンターフェイス63.開成駆動回路68およびソレノイ
ド35によって、価値付与手段が構成される。
メモリ62は、プログラム記憶用メモリ(以下ROM)
62aおよびデータ記憶用メモリ(RAM)62bを含
む。このROM62aは、後述の第8A図および第8B
図に示すフローチャートの動作プログラムを記憶すると
ともに、必要に応じて第9図に示す設定テーブル記憶領
域(以下設定テーブル)62a”を含む。RAM62b
は後述の第7図に示す記憶領域を少なくとも含む。また
、入出力インターフェイス63には、検出スイッチ21
8〜21c、22およびスタートスイッチ16ならびに
停止スイッチ17が接続される。
なお、より好ましくは、数字表示装置4oの可変表示状
態または価値付与状態を音声で知らせるために、音声制
御回路711発振回路72.増幅26− 器73およびスピーカ26が含まれる。
第7図はRAM62bの記憶領域の一部を図解的に示し
た図である。RAM62bは、レジスタとして用いられ
る複数の記憶エリアR1〜R5、カウンタ領域として用
いられるエリア(以下カウンタと略称する)CTa 、
CTb 、タイマカウンタとして用いられるエリアTM
、およびフラグ領域Fを含む。ここで、レジスタR1は
、数字表示部41で表示すべき数値データ、たとえば十
の位の数値データを記憶するのに用いられる。レジスタ
R2は、数字表示部42で表示すべき数値データ、たと
えば−の位の数値データを記憶するのに用いられる。レ
ジスタR3は、数字表示部43で表示すべき数値データ
、たとえば小数点−位(1/10秒)の数値データを記
憶するのに用いられる。レジスタR4は、数字表示部4
1〜43を可変表示した後に付与される価値の一例とし
て、可変入賞球装置!t30のプレート34を開成でき
る時間を記憶するのに用いられる。レジスタR5は、プ
レート34を開成できる残存時間を記憶するのに用いら
れる。カウンタCTaは、セーフ孔138〜130のい
ずれかへ入賞した工数を計数するのに用いられる。カウ
ンタCTbは、プレート34の開成期間中において、入
賞領域31eへ入賞した玉数を計数するのに用いられる
第8A図および第8B図はこの発明の他の実施例の遊技
制御回路60の動作を説明するためのフローチャートで
ある。次に、第1図〜第4図、第6図〜第8B図を参照
して、この実施例の具体的な動作を説明する。
電源スィッチが投入されると、ステップ1においてRA
M62bの初期リセット(またはイニシャルクリア)が
行なわれる。ステップ2において、検出スイッチ21a
〜21cのいずれかの検出出力があるか否か、換言すれ
ば打込玉がセーフ孔13a〜13cのいずれかへ入賞し
たか否かが判断される。もし、セーフ孔13a〜13C
への入賞上がなければ、ステップ3においてカウンタC
Taの計数値がO以外か否かが判断される。もし、カウ
ンタCTaの計数値が0であることが判断されると、セ
ーフ孔13a〜13Cへの入賞上が発生するまでステッ
プ2および3の動作が繰返される。
そして、打込玉がセーフ孔13a〜130のいずれかへ
入賞して、検出スイッチ21a〜21cのいずれかが出
力を導出すると、ステップ4CおいてカウンタCTaの
計数値が1だけ歩進される。
ステップ5において、スタートスイッチ16が押圧され
たか否かが判断される。スタートスイッチ16が押圧さ
れていなければ、前述のステップ2〜5の動作が繰返さ
れる。なお、開始信号の発生すなわち数字表示部41〜
43を可変表示するために、遊技者の操作を必要としな
い場合は、スター1−スイッチ16およびカウンタCT
aが不要となり、検出スイッチ21a〜21Cのいずれ
かの出力があったことを判断した後、直接第8B図に示
す可変表示すブルーチンへ進む。
一方、スタートスイッチ16が押圧されると、ステップ
6においてカウンタCTaの計数値が1だけ誠算される
。このように、セーフ孔13a〜29− 13Cへの入賞上があればhウンタCTaの計数値を1
だけ歩進させ、スタートスイッチ16が押圧されること
にカウンタCTaの計数値を1だけ減算させるようにす
れば、セーフ孔138〜13Cへの入賞玉数だ番プ確実
に数字表示部41−43を可変表示できるとともに、そ
の可変表示の開始を遊技者の所望のタイミングで行なわ
せることができる。
続いて、ステップ7において可変表示すブルーチンの動
作が行なわれる。この動作の詳細は、第8B図のステッ
プ21〜55で示される。
すなわち、ステップ21において、乱数値に基づいて最
初に数字表示部41〜43に表示すべき数値データが決
定される。ここで、乱数値の決定は、たとえばROM6
2aに3桁の数値データを複数記憶させておき、その記
憶番地を適宜指定することによって決定される。ステッ
プ22において、3桁の乱数値のうちの最上位桁(上位
から1桁目)の数値データがレジスタR1へ書込まれる
ステップ23において、乱数値の上位から2桁目30− の数値データがレジスタR2へ書込まれる。ステップ2
4において、乱数値の上位から3桁目の数値データがレ
ジスタR3へ書込まれる。ステップ25において、タイ
マカウンタTMがスタートされる。ここで、タイマカウ
ンタTMは、一定時間TI(たとえば1分)内に停止ス
イッチ17が操作されないとぎ、タイムアツプ出力で停
止信号を発生するのに用いられる。続いて、ステップ2
6において、レジスタR1,R2,R3の内容がデコー
ダドライバ65に出力される。デコーダドライバ65は
、レジスタR1,R2,R3の内容を一時ロードすると
ともに、その内容をセグメントドライバ66に与える。
セグメントドライバ66はレジスタR1〜R3の内容を
桁ドライバ67の桁タイミング信号に同期して数字表示
部41〜43のセグメントに共通的に与える。このとき
、数字表示部41〜43は、桁ドライバ67から与えら
れる桁タイミング信号によって順次的に選択されて、レ
ジスタR1,R2,R3の記憶内容に基づく数字をダイ
ナミック点灯表示する。
ステップ27において、クロックφ1があるか否かが判
断される。もし、クロックφ1のあることが判断される
と、ステップ28においてレジスタR1の内容に1が加
算される。ステップ29において、レジスタR1の内容
がn (たとえばn=3または6)か否かが判断される
。もし、R1−nであることが判断されると、ステップ
30においてレジスタR1の内容がリセットされる。こ
れは、十の位の数字表示部41が一定数n以上の数字を
表示しないようにするためである。
ステップ30の後、またはステップ27においてクロッ
クφ1のないことが判断された場合、もしくはステップ
29においてR1=nでないことが判断されると、ステ
ップ31へ進む。ステップ31において、クロックφ2
が入力されたか否かが判断される。もし、クロックφ2
が入力されると、ステップ32においてレジスタR2の
内容に1が加算される。ステップ33において、レジス
タR2の内容が一定数ll1(たとえばl1l−10)
か否かが判断される。もし、R2−l1lであることが
判断されると、ステップ34においてlノジスタR2が
リセットされる。
ステップ34の後、またはステップ31においてクロッ
クφ2のないことが判断された場合、もしくはステップ
33においてR2=nでないことが判断されると、ステ
ップ35へ進む。ステップ35において、クロックφ3
が入力されたか否かが判断される。もし、クロックφ3
が入力されたことを判断すると、ステップ36において
レジスタR3の内容に1が加算される。ステップ37に
おいて、レジスタR3の内容が一定数膳か否かが判断さ
れる。もし、R3=−であることが判断されると、ステ
ップ38においてレジスタR3の内容がリセットされる
ステップ38の後、またはステップ35においてクロッ
クφ3のないことが判断された場合、もしくはステップ
37においてR3=11でないことが判断された場合は
、ステップ39へ進む。ステップ39において、タイマ
カウンタTMの泪数値に基づいて、一定時間T1が経過
したか否かが判33− 断される。もし、一定時間経過していないことが判断さ
れると、ステップ40において停止スイッチ17が押圧
されたか否かが判断される、1停止スイツチ17が押圧
されていないことが判断されると、ステップ26へ戻る
。そして、ステップ26において、前述のステップ27
〜38の動作によって変えられたレジスタR1〜R3の
記ta内容がデコーダ65へ与えられる。これによって
、数字表示部41〜43で表示される数字が変化する。
617述のようなステップ26〜40の動作が可変表示
を開始してから一定時間T1を経過するまで、または停
止スイン7−17が押圧されるまでのいずれか早い状態
になるまでの間、比較的高速度で繰返して行なわれるの
で、クロックφ1〜φ3の゛いずれかがあるごとに数字
表示部41〜43のいずれかがその表示状態を変化する
上述のような数字表示部41〜43の表示状態を順次的
に変化させている場合において、タイマカウンタ王Mで
計時されている時間が一定時間T1を経過したことを判
断したとき、または停止ス34− イッチ17が押圧されたことを判断したとぎ、ステップ
41へ進む。ステップ41において、フラグFがセット
されているか否かが判断される。しかし、一定時間経過
した直後または停止スイッチ17が押圧された直後では
、数字表示部42の表示状態が停止していないので、フ
ラグFがセラ1−されていないことが判断されてステッ
プ42へ進む。ステップ42において、クロックψ2が
入力されたか否かが判断される。クロックφ2の入力が
むければ、ステップ46へ進み、クロックφ2の入力が
あればスイツプ43〜45の動作を行なう。このステッ
プ43〜45の動作は、ステップ32〜34の動作と同
様である。ステップ46において、数字表示部43の可
変表示が停止してから(すなわち一定時間経過してから
または停止スイッチ17が押圧されてから)1秒経過し
たか否かが判断される。1秒経過していないことが判断
されると、ステップ47へ進む。ステップ47において
、クロックφ1の入力のないことが判断されるとステッ
プ51へ進み、クロックφ1の入力のあることが判断さ
れると、ステップ48〜50の動作が行なわれた接ステ
ップ51/\進む。このステップ48〜50の動作は、
ステップ28〜30の動作と同様である。ステップ51
において、レジスタR1,R2,R3の内容がデコーダ
ドライバ65へ出力される。このとき、ステップ41〜
50の動作では、クロックφ3があってもレジスタR3
の内容を更新しないので、レジスタR3の内容が何ら変
更されることなく、かつしたがって数字表示部43の可
変表示が停止された状態になる。
ステップ52において、フラグFがセットされているか
否かが判断され、セットされていないことが判断される
とステップ41へ戻る。以後同様にして、ステップ41
〜52の動作が高速で繰返される。そして、数字表示部
43の表示状態を停止させてから1秒経過すると、ステ
ップ46においてそれが判断されてステップ53へ進む
。ステップ53において、フラグFがセットされた後ス
テップ47〜52の動作が行なわれる。この場合は、ス
テップ52においてフラグFがセットされていることが
判断されるので、ステップ54へ進む。ステップ54に
おいて、数字表示部42の表示状態を停止させてから1
秒経過したか否かが判断される。もし、1秒経過してい
ないことが判断されると、ステップ47〜52.54の
ll+作が繰返される。この場合においては、たとえク
ロックφ2またはクロックφ3が入りされても、レジス
タR2,R3の内容が何ら更新されないので、数字表示
部42.43の表示内容が変化することなく、もっばら
数字表示部41のみが変化する。そして、ステップ54
において1秒経過したことが判断されると、ステップ5
5へ進む。ステップ55において、フラグFがリセット
されるとともに、タイマカウンタTMがリセットされる
。その後、第8A図に示すステップ8へ戻り、数字表示
部41〜43の表示状態に基づりiii値付与動作へ進
む。
ステップ8において、数字表示部41〜43の可変表示
を停止したどきに表示されている数字がプレート34の
開成許容時間としてレジスタR437− およびR5にストアされる。ステップ9において、可変
入賞球装置30のプレート34を開成指令する信号がC
PU61から導出され、開成駆動回路68に与えられる
。応じて、開成駆動回路68はンレノイド35を付勢し
て、プレート34を開成させる。これと同時に、ステッ
プ10においてタイマカウンタT Mが計時動作を開始
する。ステップ11において、検出スイッチ22の出力
があるか否かが判断される。プレート34の開成されて
いる場合は、入賞領域31eへ頻繁に打込玉が入賞する
ので、検出スイッチ22の出力があるごとにステップ1
1でそれが判断されて、ステップ12においてカウンタ
CTbの計数値が1だ【プ加算される。なお、検出スイ
ッチ22の出力のないことが判断されると、ステップ1
3へ進む。ステップ13において、タイマカウンタTM
で計時されている可変入賞球装置30の開成時間がレジ
スタR4でストアされている開成許容鍔間だけ経過した
か否かが判断される。もし経過していないことが判断さ
れると、ステップ14において単位時間38− (たとえば1 、’ 10秒ノだけ経過したか否かが判
断される。単位時間だけ経過していな【プれば、ステッ
プ14の動作が繰返される。単位時間経過したことが判
断されると、ステップ15においてレジスタR5に記憶
されている残存時間から単位時間が減絆される。モして
、ステップ16において、レジスタR5にス1〜アされ
−(いる残存時間がデコーダ65に与えられ、数字表示
部41〜43で表示される。ステップ17においで、カ
ウンタCTbの計数値が一定数Xに達したか否かが判断
される。これは、開成許容時間内であってし、相対的に
多い一定数の入賞上が入賞領域3113へ入賞すると、
プレート34を閉成するためである。もし、カウンタC
T bの計数値が一定数x以下であることが判断される
ど、ステップ11へ戻り、前述のステップ11〜17の
動作が繰返される。
なお、開成許容時間内に入賞領域31fiへ入賞可能な
工数のV」限がない場合は、ステップ11゜12.17
の動作が不Uとなり、ステップ′16の動作の後ステッ
プ13へ戻るようにプログラム変更される。
ところで、前述のステップ13において数字表示部41
〜43の表示状態に基づいて開成許容時間だけプレート
34を開成したことが判断された場合、またはステップ
17においてカウンタCTbの計数値が一定数×に達し
たことを判断した場合は、ステップ18へ進む。ステッ
プ18において、可変入賞球装置30のプレート34を
開成指令する信号がCPLI61から導出されて開成駆
動回路68に与えられる。これに応じて、開成駆動回路
68はソレノイド35の付勢を停止して、プレート34
を閉成させる。その後、ステップ19においてRAM6
2bの記憶領域がイニシャルリセットされた後、一連の
動作を終了してステップ2へ戻る。
ところで、第8A図および第8B図の実施例では、数字
表示状態によって最も大きな価値が与えられる十の位の
表示部41で表示される数字を0から一定値nまで同じ
確率で順次的に表示する場合を述べた。しかし、比較的
大きな値(nまたはn−1など)が表示される確率は、
比較的小さな値が表示される確率よりも小さくした方が
好ましい。なぜならば、比較的大ぎな数字が十の位で表
示されると、それに伴って賞品玉数が大幅に増大するの
で、遊技場が大幅な不利益を受けることになるからであ
る。そこで、より好ましくは、数字表示部41〜43の
うち最も大きな価値を付与すべき数字表示部41で表示
される数字を所望の確率となるように1.II I&I
lする必要が生じる。以下にそのような実施例について
具体的に述べる。
さらに好ましい実施例では、RAM62bに含まれるレ
ジスタR6が設定テーブル62a−の番地を設定するた
めのアドレスカウンタとして用いられる。また、ROM
62aには、第9図に示ずような設定テーブル628′
が含まれる。この設定テーブル628′は、1番地が複
数ビット(例えば16ピツト)からなり、複数の番地が
含まれる。そして、設定テーブル62a−は、各番地の
2ビット単位で1つのパターンを記憶するものとし、十
の位の数字表示部41で表示すべき数字を41− 各パターン(1〜4)の番地順次に記憶している。
この場合、相対的に大きな一定番地数の中に記憶されて
いる比較的大きな数字の数が各パターンごとに異なるよ
うに選ばれ、その全体の番地数に対する相対的に大きな
数字を記憶している番地数の比率を変化させるように、
適宜の順序で数字が設定記憶される。そして、台により
または係員の調整によって所望のパターンが選ばれる。
各パターンの番地指定は、クロックφ1のあるごとに順
次歩進されるアドレスカウンタR6の計数値によって指
定され、選択されたパターンに対応する番地順次の数字
データが順次読出される。
第10図はこの発明の好ましい実施例の動作を説明する
ためのフローチャートである。この実施例のフローチャ
ートが第8B図と異なる点は、対応のステップ番号にダ
ユツシュをつけて示すように、次のように変更したこと
である。すなわち、ステップ21−では、乱数値に基づ
いて下位2桁の最初に表示すべき数値データが決定され
る。ステップ22′では、予め選択されているパターン
42− に対応する2ビツトのうち、アドレスカウンタR6で指
定される番地の数値データが読出されてレジスタR1に
ストアされる。なお、ステップ23〜26の動作は第8
B図の場合と同様である。そして、ステップ27におい
て、クロックφ1が入力されたことを判断すると、ステ
ップ28−へ進む。ステップ28′では、アドレスカウ
ンタR6の内容に1が加締されて、設定テーブル628
′の指定番地が歩進される。そして、選択されたパター
ンであってアドレスカウンタR6で指定される番地の数
値データが読出されて、レジスタR1へ書込まれる。ス
テップ29−において、アドレスカウンタR6の計数値
が設定テーブル628′の最大番地数か否かが判断され
る。もし、最大番地数でないことが判断されればステッ
プ31へ進み、最大番地数であることが判断されるとス
テップ30−へ進む。最大番地数と判断された場合は、
ステップ30−において、アドレスカウンタR6に設定
テーブル628′の先頭番地が設定された後、ステップ
31へ進む。ステップ31〜47の動作は、第8B図の
場合と同様である。そして、ステップ47において、ク
ロックφ1の入力されたことが判断されると、ステップ
48′〜50′において、ステップ28′〜30−と同
様の動作が行なわれる。なお、その他の動作は、第8B
図と同様であるので、同一部分に同一のステップ番号で
示し、その詳細な説明を省略する。
この実施例のように構成すれば、比較的大きな価値を付
与すべき桁の数字表示部41で表示される数字を設定テ
ーブルに基づいて変化でき、大きな数字が表示される確
率を所望の確率に制御できる利点がある。
なお、上述の各実施例では、弾球遊技機の一例として、
パチンコ機の場合について述べたが、この発明の技術思
想はコインゲーム機にも適用できる。
以上のように、この発明によれば、数字表示装置で表示
される数字そのものに基づいて付与する価値を異ならせ
ているので、遊技者に付与できる価値の変化の段数を大
幅に増加でき、遊技者が数字表示Hfjlの表示状態を
見て直ちにどの程度の価値が付与されるかを判断でき、
遊技のおもしろさを向上できるむどの特有の効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のパチンコ機の外観図であ
る。第2図はパチンコ機の裏面構造を示す図解図である
。第3図および第4図は可変入賞球装置および数字表示
装置の詳細を示す図解図である。第5図はこの発明の一
実施例の遊技制御回路の回路図である。第6図はこの発
明の他の実施例の遊技制御回路のブロック図である。第
7図はRAMの記憶領域を図解的に示した図である。第
8A図および第8B図は第6図の実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。第9図は第6図の遊技
ilJw回路を用いた他の実施例の動作を説明するだめ
のROMの記憶領域を図解的に示した図である。第10
図は第6図に示す遊技制御回路の他の実施例の動作を説
明するためのフローチャー1〜である。 図において、10はパチンコIm、138〜1345− Cはセーフ孔、16はスタートスイッチ、17は停止ス
イッチ、218〜210.22は検出スイッチ、30は
可変入賞球装置、310は入賞領域、34はプレート、
40は数字表示装置、41〜43は数字表示部、50は
遊技制御回路、51は開始信号発生手段、52は停止信
号発生手段、53は表示駆動手段、54は価値付与手段
、60は他の実施例の遊技制御回路、61はCPU、6
.2はメモリ、63は入出力インターフェイス、64は
クロック発生器、65はデコーダ、66はセグメントド
ライバ、67は桁ドライバ、68は開成駆動回路、69
は状態表示制御回路を示す。 46− 手続補正書 1、事件の表示 昭和57年特許願第 173716  号2、発明の名
称 弾球遊技機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  群馬県桐生市境野町6丁目460番地サンキョ
ウ 名称  株式会社 三共 ブスジマクニオ 代表者 島 島 邦 雄 4、代理人 住 所 大阪市北区天神橋2丁目3番9号 八千代第一
ビル自発補正 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1) 明細書第21頁第5行の「アンドゲート521
」を「アンドゲート512」に訂正する。 (2) 明細書第25頁第3行の「駆動制御回路68」
を「開成駆動回路68」に訂正する。 以上 2−

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 遊技盤を含み、バヂンコ玉を遊技盤へ打込んで
    遊技する弾球遊技機において、前記遊技盤に装着され、
    少なくとも1桁の数字表示部を含み、数字表示部で表示
    される数字を順次的に変化可能な数字表示装置、 少なくとも、打球遊技状態が前記数字表示装置の表示状
    態を変化できるように定められた状拙になったことに応
    じて、開始信月を発生ずる開始信号発生手段、 前記数字表示装置の表示状態の変化4r停止させるため
    の停止信号を発生する停止信号発生手段、前記開始信号
    に応答して前記数字表示装置の数字表示部で表示されて
    いる数字を順次的に変化させ、前記停止信号に応答して
    数字の変化を停止させる表示駆動手段、および 市記数字表示装置の表示状態を停止させたとぎに表示さ
    れている数字に相当する価値を付与する価値付与手段を
    備えた、弾球遊技機。
  2. (2) 前記数字表示装置は複数桁の数字表示部を含む
    、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機。
  3. (3) 前記表示駆動手段は、前記複数桁の数字表示部
    を個別的かつ独立的に表示駆動する手段を含む、特許請
    求の範囲第2項記載の弾球遊技機。
  4. (4) 前記表示駆動手段は、前記数字表示部で表示さ
    れる数字の順序を不規則的に変化させる手段を含む、特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の弾
    球遊技機。
  5. (5) 前記表示駆動手段は、前記停止信号に応答して
    成る桁の数字表示部の表示状態の変化を停止させた後、
    伯の桁の数字表示部の表示状態の変化を成る時間差を有
    しつつ順次的に停止させる手段を含む、特許請求の範囲
    第2項記載の弾球遊技機。
  6. (6) 前記価値付与手段は、前記数字表示装置に含ま
    れる数字表示部の桁ごとに、付与する価値の重みを異な
    らせて価値を付与する手段を含む、特許請求の範囲第2
    項記載の弾球遊技機。
  7. (7) 前記表示駆動手段は、前記停止信号に応答して
    前記付与+111i値の重みの小さな桁の数字表示部か
    ら順に数字表示部の表示状態を停止さゼる手段を含む、
    特許請求の範囲第6項記載の弾球遊技機。
  8. (8) 前記表示駆動手段は、相対的に大きな価値の付
    与される数字を表示する確率が、相対的に小さな価値の
    付与される数字を表示する確率よりも小さくなるように
    、数字の表示状態を制御する手段を含む、特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の弾球遊技機。
  9. (9) 前記開始信号発生手段は、 打球遊技状態が前記数字表示装置の表示状態を変化でき
    るように定められた状態になったことを検出する遊技状
    態検出手段と、 前記遊技状態検出手段出力に応じて能動化され、遊技者
    の操作によって開始信号を導出するスタートスイッチと
    を含む、特許請求の範囲第1項記載の弾球遊技機。
  10. (10) 前記弾球遊技機は、前記遊技盤に可変入賞球
    装置を配設したパチンコ遊技機であり、前記価値付与手
    段は、 前記可変入賞球装置を遊技者に有利な第1の状態と遊技
    者に不利な第2の状態に変化させるための開成状態駆動
    手段と、 前記数字表示部で表示されている数字に相関して開成状
    ′前駆動手段を制御して、前記可変入賞球装置を第1の
    状態に変化させる駆動制御手段とを含む、特許請求の範
    囲第1項ないし第9項のいずれかに記載の弾球遊技機。
  11. (11) 前記駆動制御手段は、前記数字表示部で表示
    されている数字に基づいて前記可変入賞球装置を第1の
    状態にしている持続時間を変化させる、特許請求の範囲
    第10項記載の弾球遊技機。
  12. (12) 前記可変入賞球装置は、複数個設けられ、 前記駆動制御手段は、前記数字表示部で表示されている
    数字に基づいて前記可変入賞球装置を第1の状態にすべ
    ぎ個数を変化させる、特許請求の範囲第10項記載の弾
    球遊技機。
  13. (13) 前記駆動制御手段は、前記数字表示部で表示
    されている数字に相当する時間だけ前記可変入賞球装置
    を第1の状態に駆動させ、前記表示駆動手段は、前記駆
    動制御手段の動作中において前記可変入賞球装置を第1
    の状態に駆動できる残りの時間を前記数字表示部で表示
    させる手段を含む、特許請求の範囲第10項記載の弾球
    遊技機。
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