JP2916204B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2916204B2
JP2916204B2 JP2107196A JP10719690A JP2916204B2 JP 2916204 B2 JP2916204 B2 JP 2916204B2 JP 2107196 A JP2107196 A JP 2107196A JP 10719690 A JP10719690 A JP 10719690A JP 2916204 B2 JP2916204 B2 JP 2916204B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で代表
される弾球遊技機に関し、詳しくは、遊技領域を含む、
該遊技領域に打玉を打込んで遊技を行なう弾球遊技機に
関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知ら
れているものにおいては、たとえば、遊技領域に設けら
れている可変表示装置の表示結果が予め定められた表示
結果(たとえば777)になるなどの第1の制御条件が成
立したことに基づいて、たとえば大当り等のような遊技
者にとって有利となる第1の遊技状態に制御され、ま
た、可変表示装置が所定の表示状態(たとえばベル ベ
ル ベル)になる等の第2の制御条件が成立したことに
基づいて、前記第1の遊技状態よりも遊技者にとって有
利となる度合いの低い第2の遊技状態に制御されるよう
構成されていた。そして、前記第1の遊技状態では遊技
者にとって有利となる度合いが比較的高いため、第1の
制御条件の成立確率があまり高すぎると遊技場が赤字経
営となるために、この第1の制御条件の成立確率は通常
比較的低く設定されている。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来の弾球遊技機においては、前記第1
の制御条件の成立確率がそれほど高いものではないため
に、1回前記第1の制御条件が成立すると、遊技者は以
後しばらくの間前記第1の制御条件が成立しないことを
予測して遊技を止め帰ることが多々ある。また、ある期
間前記第1の制御条件が成立しないと、遊技者がやはり
前記第1の制御条件はそう簡単に成立するものではない
と思い遊技を止め帰ることが多々ある。遊技場では、遊
技客が帰ることにより空台が目立つようになり、遊技場
内の活気がなくなるという不都合が生ずる、 そこで、たとえば、前記第1の制御条件が一度成立す
れば次回の第1の制御条件の成立確率を向上させる等の
ように遊技価値の付与にめりはりをつけ、前記第1の制
御条件の成立確率をうまくコントロールして遊技者を極
力遊技機につなぎとめておくようにすることも考えられ
る。
しかし、このように、第1の制御条件の成立確率を変
化させるのみでは、遊技者の興味は前記第1の制御条件
の成立のみに集まってしまい、通常時の遊技が単調なも
のになってしまう不都合が生ずる。
本発明は、係る実情に鑑み、遊技者を極力遊技機につ
なぎとめておくことができながらも、第1の制御条件の
成立時以外の通常時の遊技が単調なものになってしまう
不都合もない弾球遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、遊技領域を含み、該遊技
領域に打玉を打込んで遊技を行なう弾球遊技機であっ
て、 遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に制御する
ように定められた第1の制御条件が成立したことを検出
する第1の制御条件検出手段と、 遊技者にとって有利となる状態であって、前記第1の
遊技状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い
第2の遊技状態に制御するように定められた第2の制御
条件が成立したことを検出する第2の制御条件検出手段
と、 前記第1の制御条件検出手段の検出出力に基づいて弾
球遊技機を前記第1の遊技状態に制御し、前記第2の制
御条件検出手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を前記
第2の遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、 前記第2の制御条件の成立確率が変化するように定め
られた変化条件が成立したことを判定する変化条件判定
手段と、 該変化条件判定手段の判定出力に基づいて、前記第2
の制御条件の成立確率を変化させる成立確率変化手段と
を含み、 前記変化条件判定手段は、前記第1の制御条件が成立
したことを検出して前記変化条件が成立した旨の判定を
行なう条件成立判定手段を含む。
請求項2に記載の本発明は、遊技領域を含み、該遊技
領域に打玉を打込んで遊技を行なう弾球遊技機であっ
て、 遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に制御する
ように定められた第1の制御条件が成立したことを検出
する第1の制御条件検出手段と、 遊技者にとって有利となる状態であって、前記第1の
遊技状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い
第2の遊技状態に制御するように定められた第2の制御
条件が成立したことを検出する第2の制御条件検出手段
と、 前記第1の制御条件検出手段の検出出力に基づいて弾
球遊技機を前記第1の遊技状態に制御し、前記第2の制
御条件検出手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を前記
第2の遊技状態に制御する制御条件制御手段と、 前記第2の制御条件の成立確率が変化するように定め
られた変化条件が成立したことを判定する変化条件判定
手段と、 該変化条件判定手段の判定出力に基づいて、前記第2
の制御条件の成立確率を変化させる成立確率変化手段と
を含み、 前記変化条件判定手段は、前記第1の制御条件がある
所定の態様で成立したことを検出して前記変化条件が成
立した旨の判定を行なう条件所定態様成立判定手段を含
む。
請求項3に記載の本発明は、遊技領域を含み、該遊技
領域に打玉を打込んで遊技を行なう弾球遊技機であっ
て、 遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に制御する
ように定められた第1の制御条件が成立したことを検出
する第1の制御条件検出手段と、 遊技者にとって有利となる状態であって、前記第1の
遊技状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い
第2の遊技状態に制御するように定められた第2の制御
条件が成立したことを検出する第2の制御条件検出手段
と、 前記第1の制御条件検出手段の検出出力に基づいて弾
球遊技機を前記第1の遊技状態に制御し、前記第2の制
御条件検出手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を前記
第2の遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、 前記第2の制御条件の成立確率が変化するように定め
られた変化条件が成立したことを判定する変化条件判定
手段と、 該変化条件判定手段の判定出力に基づいて、前記第2
の制御条件の成立確率を変化させる成立確率変化手段と
を含み、 前記変化条件判定手段は、乱数発生手段を含み、該乱
数発生手段から発せられた乱数が所定の値であった場合
に前記変化条件が成立した旨の判定を行なう乱数抽出判
定手段を含む。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、第1の制御条件が
成立すれば遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に
制御され、第2の制御条件が成立すれば前記第1の遊技
状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い第2
の遊技状態に制御される。そして、変化条件判定手段の
働きにより、前記第2の制御条件の成立確率が変化する
ように定められた変化条件が成立したことが判定される
と、その判定出力に基づいて前記第2の制御条件の成立
確率が変化するように制御される。
つまり、第2の制御条件の成立確率が変化条件の成立
により変化するように制御されるため、その変化条件を
所望のものに設定することにより遊技状態の発生にメリ
ハリをつけてうまく遊技者を遊技機につなぎとめておく
ことができながらも、第1の制御条件の成立時以外の通
常時の遊技状態にメリハリができて通常時の遊技の単調
さを防止できる。
さらに、前記変化条件判定手段は、遊技者になじみの
深い前記第1の制御条件が成立したことを検出して前記
変化条件が成立した旨の判定を行なう条件成立判定手段
を含んでいる。
請求項2に記載の本発明によれば、第1の制御条件が
成立すれば遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に
制御され、第2の制御条件が成立すれば前記第1の遊技
状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い第2
の遊技状態に制御される。そして、変化条件判定手段の
働きにより、前記第2の制御条件の成立確率が変化する
ように定められた変化条件が成立したことが判定される
と、その判定出力に基づいて前記第2の制御条件の成立
確率が変化するように制御される。
つまり、第2の制御条件の成立確率が変化条件の成立
により変化するように制御されるため、その変化条件を
所望のものに設定することにより遊技状態の発生にメリ
ハリをつけてうまく遊技者を遊技機につなぎとめておく
ことができながらも、第1の制御条件の成立時以外の通
常時の遊技状態にメリハリができて通常時の遊技の単調
さを防止できる。
さらに、前記変化条件判定手段は、遊技者になじみの
深い前記第1の制御条件がある所定の態様で成立したこ
とを検出して前記変化条件が成立した旨の判定を行なう
条件所定態様成立判定手段を含んでいる。
請求項3に記載の本発明によれば、第1の制御条件が
成立すれば遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に
制御され、第2の制御条件が成立すれば前記第1の遊技
状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い第2
の遊技状態に制御される。そして、変化条件判定手段の
働きにより、前記第2の制御条件の成立確率が変化する
ように定められた変化条件が成立したことが判定される
と、その判定出力に基づいて前記第2の制御条件の成立
確率が変化するように制御される。
つまり、第2の制御条件の成立確率が変化条件の成立
により変化するように制御されるため、その変化条件を
所望のものに設定することにより遊技状態の発生にメリ
ハリをつけてうまく遊技者を遊技機につなぎとめておく
ことができながらも、第1の制御条件の成立時以外の通
常時の遊技状態にメリハリができて通常時の遊技の単調
さを防止できる。
さらに、変化条件判定手段は、乱数発生手段を含んで
おり、その乱数発生手段から発せられた乱数が所定の値
であった場合に前記変化条件が成立した旨の判定を行な
う乱数抽出判定手段を含んでいる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。なお、本実施例では、弾球遊技機の一例としてパチ
ンコ遊技機を説明するが、本発明はこれに限らず、コイ
ン遊技機やアレンジボール等、打玉を弾発して遊技を行
なう遊技機であれば何でもよい。
第1図は、本発明に係る弾球遊技機の一例のパチンコ
遊技機を示す全体正面図である。
パチンコ遊技機Pの下方右隅には、パチンコ玉を弾発
発射するための操作ハンドル1が設けられており、遊技
者がこの操作ハンドル1を回動操作をすることによりパ
チンコ玉が遊技領域3内に打込まれる。遊技領域3に
は、可変表示装置4,可変入賞球装置5,始動入賞口6a〜6c
等が設けられている。遊技領域3内に打込まれたパチン
コ玉が始動入賞口6a,6b,6cのいずれかに入賞すれば、前
記可変表示装置4のそれぞれの識別情報表示器7a,7b,7c
が一斉に可変表示を開始する。この可変表示は一定時間
の経過により停止し、停止時の識別情報が予め定める所
定の組合せ(たとえば777)になれば特定遊技状態が発
生し、可変入賞球装置5の開閉板18を開成してパチンコ
玉が可変入賞球装置5内に入賞しやすい第1の状態とな
る大当り制御が行なわれる。この可変入賞球装置の第1
の状態は、可変入賞球装置内に所定個数(たとえば10
個)パチンコ玉が入賞するかまたは開成時間が所定時間
(たとえば30秒間)に達するかのうちいずれか早い方の
条件が成立することにより終了する。可変入賞球装置内
へのパチンコ玉の入賞個数が入賞個数表示器11により表
示される。さらに、この可変入賞球装置5内には特定入
賞口10が設けられており、第1の状態になっている可変
入賞球装置5内に進入したパチンコ玉が特定入賞口10内
に入賞すれば、その回の可変入賞球装置の第1の状態が
終了した後再び可変入賞球装置の第1の状態が繰返し継
続制御される。その繰返し継続制御の回数が開成回数表
示器9により表示される。また、繰返し継続制御の上限
回数はたとえば10回に定められている。この可変入賞球
装置5の構成は前述したものに限定されず、たとえば、
左右一対の開閉翼片や一対の摺動片が設けられているも
の、さらには、駆動源としてモータを用いたもの等でも
よい。
前記可変表示装置4の可変表示の最中または前記大当
り状態の制御が行なわれている最中にパチンコ玉が始動
入賞口6a〜6cのいずれかに入賞すれば、その始動入賞が
記憶されてその始動入賞記憶に基づいて可変表示停止後
あるいは現在の大当り制御が終了した後に再び可変表示
装置4が可変表示を開始する。その始動入賞の記憶値が
可変表示装置4に設けられている始動入賞記憶表示器8a
〜8dにより表示される。なおこの始動入賞記憶の上限値
はたとえば「4」に定められている。
前記可変表示装置4は、可変表示の開始から所定時間
の経過により停止するものを説明したが、本発明はこれ
に限らず、パチンコ遊技機Pの所定箇所に設けられた停
止ボタンの押圧操作により可変表示が停止するものであ
ってもよく、また、所定時間の経過または所定時間以前
における前記停止ボタンの押圧操作により停止制御され
るものであってもよい。さらに、可変表示装置4を常時
可変表示させておき始動入賞により改めて可変表示する
ものであってもよい。この場合には、始動入賞に基づい
て可変表示の明るさや速さを切換えて可変開始を報知す
ることが望ましい。本実施例における可変表示装置4の
識別情報表示器7a〜7cは、セグメントLEDで構成されて
いる。しかし、本発明は、これに限らず、液晶表示,EL,
LCDあるいはドットマトリックス等により表示するもの
であってもよく、また、ドラムが回転して可変表示を行
なうドラム式,複数のランプが走行点灯するルーレット
式,リーフ式,ベルト式あるいはディスク式(いわゆる
ロタミント)であってもよく、これらのものを組合せた
ものであってもよい。また、識別情報表示部の数は3個
に限らず1個,2個あるいは4個以上であってもよい。本
実施例における可変表示装置4の可変表示の停止順序
は、向って左,中,右の順に停止する。しかし、本発明
はこれに限らず、左,中,右以外の順序で停止してもよ
く同時あるいはほぼ同時に停止してもよい。
大当りが発生する識別情報の組合せは、「777」「FF
F」「333」「555」「999」が定められている。さらに、
前記大当り制御に比べて付与される遊技価値が比較的小
さい第1中当りが発生する識別情報の組合せは、「00
0」「222」「444」「666」「888」と定められており、
この第1中当りの識別情報が成立することにより、前記
可変入賞球装置5をたとえば5.9秒間開成させる。次
に、前記第1中当りよりも付与される遊技価値が小さい
第2中当りは、停止時の識別情報表示器が「77X」(X
は0〜9までの図柄で任意の値で7を除く)になれば発
生し、可変入賞球装置5をたとえば1.4秒間開成制御す
る。さらに、前記第2中当りよりもさらに付与される遊
技価値が小さい小当りは、停止時の識別情報が「7XX」
(Xが0〜9までの図柄で任意の値で7を除く)になれ
ば発生し、可変入賞球装置5をたとえば0.48秒間開成制
御する。
図中12はアウト口であり、遊技領域3内に打込まれた
パチンコ玉がいずれの入賞口または可変入賞球装置内に
入賞することなく落下した場合にアウト玉として回収す
るためのものである。2は打球供給皿であり、パチンコ
玉の入賞に伴って払いだされる賞品玉を一時貯留し打球
発射位置に供給するためのものである。その打球供給皿
2内の賞品玉が満杯となりそれ以上貯留できなくなった
場合にその余剰玉が余剰玉受皿15内に放出される。13は
スピーカであり、前記大当り等が発生した場合に効果音
を発生させたりあるいは不正遊技が行なわれた場合に警
報音を発生させたりするものである。16,17,14はランプ
であり、前記大当り等が発生した場合に点灯または点滅
して遊技効果を向上させる等に用いられる。
第2図は、パチンコ遊技機Pの一部内部構造を示す全
体背面図である。図中27は打球機構であり、前記操作ハ
ンドル4の操作に応じて作動し打球ハンマ28が間欠揺動
してパチンコ玉を1つずつ遊技領域3内に打込むように
構成されている。遊技領域3内に打込まれたパチンコ玉
が始動入賞口6a,6b,6cに入賞すれば、それぞれの入賞玉
が始動入賞玉検出器20a,20b,20cにより検出されてその
検出出力が可変表示装置4の可変制御に用いられる。図
中23はソレノイドであり、可変入賞球装置5の開閉板18
を開閉駆動させるためのものである。このソレノイド23
により開成された可変入賞球装置5内に進入したパチン
コ玉が特定入賞口10内に入賞すれば、特定入賞玉検出器
21により検出されその検出出力が前述した可変入賞球装
置5の第1の状態の繰返し継続制御に用いられる。さら
に、第1の状態にある可変入賞球装置5内に進入したパ
チンコ玉はすべて入賞個数検出器22により検出され、そ
の検出出力は前述したように可変入賞球装置の第1の状
態を終了させるために用いられる。
遊技領域内に形成された入賞口や可変入賞球装置内に
入賞したパチンコ玉はすべて入賞玉誘導樋24により誘導
され、入賞玉処理器25により1つずつ処理される。この
入賞玉処理器25の働きにより、入賞玉が発生する毎に賞
品玉払出装置26を作動させ、1個の入賞玉につき所定個
数(たとえば13個)の賞品玉が払い出される。図中29は
制御基板ボックスであり、可変表示装置や可変入賞球装
置等を制御して遊技制御を行なうものである。
第3図は、パチンコ遊技機に使用される制御回路を示
すブロック図である。
マイクロコンピュータ35は以下に述べるような各種機
器の動作を制御する機能を有する。このため、マイクロ
コンピュータ35は、たとえば数チップのLSIで構成され
ており、その中には制御動作を所定の手順で実行するこ
とができるMPU36と、MPU36の動作プログラムデータを格
納するROM37と、必要なデータの書込および読出ができ
るRAM38とを含む。
さらに、マイクロコンピュータ35は、入力信号を受け
てMPU36に入力データを与えるとともにMPU36からの出力
データを受けて外部に出力する入出力回路39と、MPU36
から音データをけるサウンドジェネレータ44と、電源投
入時にMPU36にリセットパルスを与えるパワーオンリセ
ット回路40と、MPU36にクロック信号を与えるクロック
発生回路41と、クロック発生回路41からのクロック信号
を分周してリセットパルスを定期的(たとえば2msec
毎)にMPU36に与えるパルス分周回路(定期リセット回
路)42と、MPU36からのアドレスデータをデコードする
アドレスデコーダ回路43とを含む。
アドレスデコード回路43は、MPU36からのアドレスデ
ータをデコードしてROM37,RAM38,入出力回路39,サウン
ドジェネレータ44にそれぞれチップセレクト信号を与え
る。
なお、この実施例では、ROM37は、その内容の書換
え、すなわち、必要が生じた場合には、その中に格納さ
れたMPU36のためのプログラムデータを変更することが
できるようにプログラマブルROMが用いられる。そし
て、MPU36がこのROM37内に格納されたプログラムデータ
に従って、かつ以下に述べる各制御信号の入力に応答し
て、種々の機器に対し制御信号を与える。
マイクロコンピュータ35には、入力信号として次のよ
うな信号が与えられる。
まず、パチンコ玉の始動入賞に伴って始動入賞玉検出
器20a〜20cがONしたことに応答して、検出回路45から始
動入賞玉検出信号がマイクロコンピュータ35に与えられ
る。パチンコ玉が特定入賞口10(第1図参照)に入賞し
たことに伴って特定入賞玉検出器21がONになり、それに
応答して検出回路46から特定入賞玉検出信号がマイクロ
コンピュータ35に与えられる。パチンコ玉が可変入賞球
装置5内に入賞したことに伴って入賞個数検出器22がON
になり、それに応答して検出回路47から入賞個数検出信
号がマイクロコンピュータ35に与えられる。
次に、マイクロコンピュータ35は以下の回路および装
置に制御信号を与える。
まず、7セグLED駆動回路49を介して識別情報表示器7
a,7b,7cに識別情報表示用制御信号を与える。7セグLED
駆動回路49を介して開成回数表示器9に開成回数表示用
制御信号を与えるとともに入賞個数表示器11に入賞個数
表示用制御信号を与える。LED駆動回路50を介して、始
動入賞記憶表示器8a〜8dに始動入賞記憶表示用制御信号
を与える。ランプ駆動回路51を介して各ランプ14,16,17
に点灯または点滅用制御信号を与える。ランプ52を介し
てスピーカ13に音発生用制御信号を与える。なお、前記
各種機器および制御回路には電源回路53から所定の直流
電流が供給される。
第4図は、第3図で示した制御回路の動作のうち大当
りや中当りや小当りを発生させるための動作を説明する
ためのフローチャートである。
この第4図に示すフローチャートのプログラムは、た
とえば2msec毎に1回行なわれる。まずステップS(以
下単にSという)1において乱数発生ルーチンの処理が
行なわれる。この乱数は0から999まであり、0からカ
ウントを開始し、999に達するとまた0からカウントア
ップし直すように動作する。そしてS2に進み、始動入賞
時の乱数がどのような数値となっているかをチェックす
る。この乱数チェックの結果、乱数がたとえば10〜22の
範囲内であった場合にはS3に進み、中・小当り集中フラ
グがセットされているか否かを判断する。この中・小当
り集中フラグは後述するS10によりセットされS16により
解除されるものである。中・小当り集中フラグがセット
されていない場合にはS4に進み、大当り,中当り,小当
り以外の図柄がセットされる。その結果、可変表示装置
4(第1図参照)は、識別情報表示器7a,7b,7cが大当
り,中当り,小当り以外の識別情報の組合せになるよう
に停止制御される。一方、前記S2によるチェックの結
果、始動入賞時の乱数が23〜63の範囲内であった場合に
はS5に進み、さらに64〜899の範囲内であった場合にはS
6で進む。S5,S6では中・小当り集中フラグがセットされ
ているか否かの判断が行なわれ、セットされていない場
合にはS4に進み前述と同様の制御が行なわれる。
一方、前記S2によるチェックの結果、始動入賞時の乱
数が5〜9の範囲内であった場合にはS10に進み、中・
小当り集中フラグがセットされてS11に進み、小当りの
図柄がセットされる。その結果、可変表示装置の識別情
報表示器7a〜7c(第1図参照)が小当りの識別情報の組
合せになるように停止制御される。このS10による中・
小当り集中フラグがセットされる確率は、乱数が0〜99
9の1000種類でそのうちの5〜9の5種類の乱数の場合
にS10に進むことになるために5/1000=1/200となる。な
お、中・小当り集中フラグがセットされた後S11により
中当りや外れの図柄をセットしてもよい。
前記S10により中・小当り集中フラグがセットされた
場合には、この第4図に示すフローチャートのプログラ
ムが次回実行されるに際し、S2による乱数チェックの結
果その乱数が10〜22の場合にはS3によりYESの判断がな
され、S12に進み、第1中当りの図柄がセットされるこ
とになる。その結果、可変表示装置の停止時の表示結果
が第1中当りの組合せになるように制御される。このS1
2による第1中当りの発生確率は、乱数が10〜22の13種
類の場合にS3に進むことになるために、13/1000≒1/76.
9となる。一方、S2による乱数チェックの結果、乱数が2
3〜63の場合には前述と同様にS5によりYES判断がなさ
れ、S13に進み、第2中当りの図柄がセットされること
になる。このS13による第2中当りの発生確率は、41/10
00≒1/24.4となる。さらに、S2による乱数チェックの結
果、乱数が64〜899の場合にはS6に進み、S6によりYESの
判断がなされ、S14に進み、小当りの図柄がセットされ
ることになる。そのS14による小当りの図柄がセットさ
れる確率は、836/1000≒1/1.2となる。
一方、前記S2による乱数チェックの結果、乱数が0〜
4の範囲内のものであった場合にはS15に進み大当りの
図柄がセットされる。その結果、可変表示装置の停止時
の表示結果が大当りの図柄の組合せとなるように制御さ
れる。次にS16に進み、中・小当り集中フラグが解除さ
れる。そのS15による大当りの図柄がセットされる確率
およびS16による中・小当り集中フラグの解除が行なわ
れる確率は、5/1000=1/200となる。S16によるフラグ解
除が行なわれた結果、前記S3,S5,S6ではNOの判断がなさ
れることになる。なお、S16により中・小当り集中フラ
グが解除された後にある特定の図柄がセットされるよう
に制御してもよい。
一方、始動入賞時の乱数が900〜901であった場合に
は、中・小当り集中フラグがセットされているか否かに
かかわらずS7により第1中当りを図柄がセットされる。
このS7による第1中当りのセットの確率は、2/1000=1/
500である。また、始動入賞時の乱数が902〜906であっ
た場合には、中・小当り集中フラグがセットされている
か否かにかかわらずS8により第2中当りの図柄がセット
される。このS8による第2中当りを図柄のセットの確率
は、5/1000=1/200である。さらに、始動入賞時の乱数
が907〜999であった場合には、中・小当り集中フラグが
セットされているか否かにかかわらずS9により小当りの
図柄がセットされる。このS9による小当りの図柄のセッ
トの確率は、93/1000≒1/10.8となる。
以上説明したように、始動入賞時の乱数が10〜899の
範囲のものであった場合に、中・小当り集中フラグがセ
ットされていないに場合には大当り,中当り,小当り以
外の図柄すなわち外れ図柄がセットされるのであるが、
前記S10により中・小当り集中フラグがセットされた場
合には、それ以降中・小当り集中フラグが解除されるま
での間、始動入賞時の乱数が10〜22,23〜63,64〜899の
場合にそれぞれ第1中当り,第2中当り,小当りの図柄
がセットされ、遊技者に集中して遊技価値が付与される
ようになる。前記S15により、遊技者にとって利益とな
る比較的大きな第1を遊技価値が付与され、前記S11,S1
2,S13,S14,S7,S8ならびにS9により、前記第1の遊技価
値よりも小さな第2の遊技価値が付与される。前記S1お
よびS2により、遊技者にとって有利となる第1の遊技状
態に制御するように定められた第1の制御条件が成立し
たことを検出する第1の制御条件検出手段が構成されて
いる。さらに、S1およびS2により、前記第1の遊技状態
よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い第2の遊
技状態に制御するように定められた第2の制御条件が成
立したことを検出する第2の制御条件検出手段が兼用構
成されている。また、このS1およびS2のステップの処理
の結果、始動入賞時の乱数が5〜9の場合には前記第2
の制御条件の成立確率が向上し、一旦向上した後は始動
入賞時の乱数が0〜4になった場合に前記第2の制御条
件の成立確率が低下する。ゆえに、S1およびS2により、
前記第2の制御条件の成立確率が変化するように定めら
れた変化条件が成立したことを判定する変化条件判定手
段も兼用構成されている。さらに、このS1およびS2によ
って構成されている変化条件判定手段は、始動入賞時の
乱数が所定の値であった場合に前記変化条件が成立した
旨の判定を行なうものである。ゆえに、S1およびS2によ
って構成されている変化条件判定手段は、乱数発生手段
を含み、該乱数発生手段から発せられた乱数が所定の値
であった場合に前記変化条件が成立した旨の判定を行な
う乱数抽出判定手段を含む。なお、この乱数は必ずしも
10進数でなくてもよく、たとえば、0〜9,A,B,C,D,E,F
からなる16進数等のものであってもよい。さらに、前記
S15,S11,S12,S13,S14,S7,S8およびS9により、前記第1
の制御条件検出手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を
前記第1の遊技状態に制御し、前記第2の制御条件検出
手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を前記第2の遊技
状態に制御する遊技状態制御手段が構成されている。さ
らに、S10,S16,S3,S5およびS6により、前記変化条件判
定手段の判定出力に基づいて前記第2の制御条件の成立
確率を変化させる成立確率変化手段が構成されている。
なお、本実施例では、前記第1の制御条件検出手段と第
2の制御条件検出手段とを共通のステップにより兼用構
成したものを示したが、本発明はこれに限らず、別々の
ステップにより前記第1の制御条件検出手段と第2の制
御条件検出手段とを構成してもよい。
次に、本発明の別実施例を説明する。
(1) 前記第2の制御条件の成立確率が変化するよう
に定められた変化条件が以下に列挙した場合に成立す
る。
大当りが発生した場合に前記変化条件を成立させ
る。その場合に、大当りの図柄すべてについて前記変化
条件を成立させてもよい。その場合には、前記変化条件
判定手段が、前記第1の制御条件が成立したことを検出
して、前記変化条件が成立した旨の判定を行なう条件成
立判定手段を含むことになる。一方、特定の大当り図柄
(たとえば777)のみについて前記変化条件を成立させ
てもよい。その場合には、前記変化条件判定手段が、前
記第1の制御条件がある所定の態様で成立したことを検
出して前記変化条件が成立した旨の判定を行なう条件所
定態様成立判定手段を含むことになる。この場合に、大
当り図柄予想設定ボタンを設け、たとえば前記変化条件
が成立する特定の大当り図柄を遊技者が予想して前もっ
て選択設定できるようにし、大当り発生時の図柄が予想
と一致した場合に前記変化条件を成立させてもよい。
遊技領域や可変入賞球装置内に形成された特定の通
過領域をパチンコ玉が通過することにより前記変化条件
を成立させる。この場合には、前記変化条件判定手段
が、打玉が通過可能な位置に形成された特定通過領域を
打玉が通過したことを検出して前記変化条件が成立した
旨の判定を行なう通過検出判定手段を含むことになる。
所定期間内に大当りが発生しない場合等に前記変化
条件を成立させる。
(2) 前記変化条件が成立して前記第2の制御条件の
成立確率が変化した確率変化状態を終了させるにおい
て、以下に列挙した場合に終了させる。
パチンコ遊技機の電源がOFFになった場合に終了さ
せる。
前記変化条件が成立した後に大当りが発生した場合
に終了させる。その際、大当りが複数回発生した場合に
終了させてもよい。さらに、一旦確率変化状態を終了さ
せるに際し、前記変化条件が成立した後に発生した大当
りが特定の大当り図柄(たとえば777)を含んでいる場
合等のようにある条件が成立した場合に前記確率変化状
態を終了させることなく継続させてもよい。
前記変化条件が成立した後所定時間が経過したこ
と、または前記第2の遊技状態に制御する回数あるいは
確率が変化した状態での可変表示回数が所定回数に達し
たこと、あるいはそれら両条件のうちいずれか早い方の
条件が成立した場合に前記確率変化状態を終了させる。
この場合に、前記制限回数や制限時間終了時に、前記確
率変化状態を継続させるか否かの抽選を行ない、そのと
きに継続させる旨のデータを抽出した場合等、ある条件
が成立した場合に前記確率変化状態を継続させてもよ
い。
前記変化条件が成立した後に、確率変化状態を終了
させるように定められたデータを抽出したことに基づい
て確率変化状態を終了させる。その場合に、抽出したデ
ータに基づいて表示される図柄の組合せは、終了させる
ように定められた特定の図柄の組合せ(たとえばFF0)
であってもよい。
遊技領域や可変入賞球装置内の特定の通過領域をパ
チンコ玉が通過したことにより確率変化状態を終了させ
る。
遊技領域や可変入賞球装置内に形成された特定の通
過領域をパチンコ玉が通過しなかったことにより確率変
化状態を終了させる。
始動入賞記憶がなくなったことにより確率変化状態
を終了させる。
なお、前記変化条件の成立は、前述した〜および
第4図の実施例のものが組合さった条件で成立させても
よく、前記確率変化状態の終了は、前記〜および第
4図の実施例のものが組合さった条件により終了させて
もよい。
(3) 大当りの発生に基づいた前記可変入賞球装置5
の開成時間,入賞個数,繰返し継続回数の条件は前述し
た実施例以外であってもよい。また、第2の遊技状態と
して中当りのみあるいは小当りのみを設けるようにして
もよい。さらに、中当りや小当り発生時の可変入賞球装
置の開成時間も前述した実施例に限定されない。さら
に、大当りや中,小当りの発生により、所定数の景品玉
や得点を直接遊技者に付与するようにしてもよい。
(4) 大,中,小当りのそれぞれの発生確率は前述し
た実施例に限定されない。また、確率の変動幅も前述し
た実施例に限定されない。さらに、中当りや小当りの発
生確率が向上する確率や向上時の中当り,小当りの発生
確率や向上状態が終了する確率さらにそれら確率の変動
幅等を遊技店側において選択設定(たとえば6段階の確
率の中からいずれかを選んで設定)できるようにしても
よい。その際に、弾球遊技機個々に選択設定部を設けて
もよく、また、遊技場に設置された複数台の弾球遊技機
を集中管理する集中管理装置に選択設定部を設けてもよ
い。
(5) 中当り,小当りの発生確率が向上したことをラ
ンプ等で遊技者に報知するように構成してもよい。
(6) 中当り,小当りの発生確率の変化に対応させて
大当りの発生確率が変化するように構成する。たとえ
ば、中当り,小当りの発生確率が向上しているときには
大当りの発生確率を低下させたり、中当り,小当りの発
生確率が低下しているときには大当りの発生確率を向上
させるようにする。
(7) 遊技者の所有する有価価値が特定可能な情報が
記録された磁気カード等の記憶媒体を使用して遊技が可
能なカード式遊技機により本発明の弾球遊技機を構成す
る。
[発明の効果] 請求項1に記載の本発明によれば、遊技者を極力遊技
機につなぎとめておくことができながらも、第1の制御
条件の成立以外の通常時の遊技が単調になってしまうこ
とを極力防止でき、遊技性を向上させることのできる弾
球遊技機を提供し得るに至った。
さらに、変化条件の成立が遊技者とってなじみの深い
第1の制御条件の成立と一致しているため、変化条件が
成立したことが遊技者にわかりやすいという効果を奏す
る。
請求項2に記載の本発明によれば、遊技者を極力遊技
機につなぎとめておくことができながらも、第1の制御
条件の成立以外の通常時の遊技が単調になってしまうこ
とを極力防止でき、遊技性を向上させることのできる弾
球遊技機を提供し得るに至った。
さらに、変化条件が、遊技者になじみの深い第1の制
御条件がある所定の態様で成立したことにより成立する
ために、変化条件の成立が遊技者にわかりやすく、しか
も、前記第1の制御条件の成立確率を変化条件の成立確
率と異なった値にすることもでき、それぞれの条件に適
切な成立確率に設定して制御することができるという効
果を奏する。
請求項3記載の本発明によれば、遊技者を極力遊技機
につなぎとめておくことができながらも、第1の制御条
件の成立以外の通常時の遊技が単調になってしまうこと
を極力防止でき、遊技性を向上させることのできる弾球
遊技機を提供し得るに至った。
さらに、乱数発生手段から発せられた乱数が所定の値
であった場合に変化条件が成立するために、通常の遊技
において、突然第2の遊技状態に制御されやすくなった
りして遊技に意外性を持たせることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る弾球遊技機の一例のパチンコ遊
技機を示す全体正面図である。 第2図は、パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背
面図である。 第3図は、パチンコ遊技機の制御回路を示すブロック図
である。 第4図は、第3図に示した制御回路の動作を説明するた
めのフローチャートである。 図中、Pは弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機、4は可
変表示装置、7a〜7cは識別情報表示器、5は可変入賞球
装置、18は開閉板、10は特定入賞口、6a〜6cは始動入賞
口、3は遊技領域、21は特定入賞玉検出器、22は入賞個
数検出器、23はソレノイド、20a〜20cは始動入賞玉検出
器、25は入賞玉処理装置、26は賞品玉払出装置、29は制
御基板ボックスである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技領域を含み、該遊技領域に打玉を打込
    んで遊技を行なう弾球遊技機であって、 遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に制御するよ
    うに定められた第1の制御条件が成立したことを検出す
    る第1の制御条件検出手段と、 遊技者にとって有利となる状態であって、前記第1の遊
    技状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い第
    2の遊技状態に制御するように定められた第2の制御条
    件が成立したことを検出する第2の制御条件検出手段
    と、 前記第1の制御条件検出手段の検出出力に基づいて弾球
    遊技機を前記第1の遊技状態に制御し、前記第2の制御
    条件検出手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を前記第
    2の遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、 前記第2の制御条件の成立確率が変化するように定めら
    れた変化条件が成立したことを判定する変化条件判定手
    段と、 該変化条件判定手段の判定出力に基づいて、前記第2の
    制御条件の成立確率を変化させる成立確率変化手段とを
    含み、 前記変化条件判定手段は、前記第1の制御条件が成立し
    たことを検出して前記変化条件が成立した旨の判定を行
    なう条件成立判定手段を含む、弾球遊技機。
  2. 【請求項2】遊技領域を含み、該遊技領域に打玉を打込
    んで遊技を行なう弾球遊技機であって、 遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に制御するよ
    うに定められた第1の制御条件が成立したことを検出す
    る第12の制御条件検出手段と、 遊技者にとって有利となる状態であって、前記第1の遊
    技状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い第
    2の遊技状態に制御するように定められた第2の制御条
    件が成立したことを検出する第2の制御条件検出手段
    と、 前記第1の制御条件検出手段の検出出力に基づいて弾球
    遊技機を前記第1の遊技状態に制御し、前記第2の制御
    条件検出手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を前記第
    2の遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、 前記第2の制御条件の成立確率が変化するように定めら
    れた変化条件が成立したことを判定する変化条件判定手
    段と、 該変化条件判定手段の判定出力に基づいて、前記第2の
    制御条件の成立確率を変化させる成立確率変化手段とを
    含み、 前記変化条件判定手段は、前記第1の制御条件がある所
    定の態様で成立したことを検出して前記変化条件が成立
    した旨の判定を行なう条件所定態様成立判定手段を含
    む、弾球遊技機。
  3. 【請求項3】遊技領域を含み、該遊技領域に打玉を打込
    んで遊技を行なう弾球遊技機であって、 遊技者にとって有利となる第1の遊技状態に制御するよ
    うに定められた第1の制御条件が成立したことを検出す
    る第1の制御条件検出手段と、 遊技者にとって有利となる状態であって、前記第1の遊
    技状態よりも遊技者にとって有利となる度合いの低い第
    2の遊技状態に制御するように定められた第2の制御条
    件が成立したことを検出する第2の制御条件検出手段
    と、 前記第1の制御条件検出手段の検出出力に基づいて弾球
    遊技機を前記第1の遊技状態に制御し、前記第2の制御
    条件検出手段の検出出力に基づいて弾球遊技機を前記第
    2の遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、 前記第2の制御条件の成立確率が変化するように定めら
    れた変化条件が成立したことを判定する変化条件判定手
    段と、 該変化条件判定手段の判定出力に基づいて、前記第2の
    制御条件の成立確率を変化させる成立確率変化手段とを
    含み、 前記変化条件判定手段は、乱数発生手段を含み、該乱数
    発生手段から発せられた乱数が所定の値であった場合に
    前記変化条件が成立した旨の判定を行なう乱数抽出判定
    手段を含む、弾球遊技機。
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