JP2753618B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2753618B2
JP2753618B2 JP1048094A JP4809489A JP2753618B2 JP 2753618 B2 JP2753618 B2 JP 2753618B2 JP 1048094 A JP1048094 A JP 1048094A JP 4809489 A JP4809489 A JP 4809489A JP 2753618 B2 JP2753618 B2 JP 2753618B2
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詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、弾球遊技において予め定められた第1の
条件が成立したときに権利発生遊技状態となり、その権
利発生遊技状態中に予め定められた第2の条件が成立し
たことに基づいて所定価値付与手段を所定の規制条件で
駆動制御する弾球遊技機に関する。
【従来の技術】
従来、弾球遊技において予め定められた第1の条件が
成立したときに権利発生遊技状態となり、その権利発生
遊技状態中に予め定めた第2の条件が成立したことに基
づいて所定価値付与手段としての可変入賞球装置等を所
定の規制条件で駆動制御する弾球遊技機が市場に提供さ
れていた。そして、この所定の規制条件として、例え
ば、可変入賞球装置を一定時間(例えば、10秒)開成す
るか、あるいはその一定時間の開成中に可変入賞球装置
に受け入れられた打玉が所定個数(例えば、10個)にな
るまで(以下、サイクル期間という)駆動され、しかも
そのサイクル期間を権利発生遊技状態中であることを条
件として第2の条件の成立回数分(例えば、8回)繰返
すことができるように設定されていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかして、上記した弾球遊技機は、権利発生遊技状態
中に第2の条件が成立しても、常に一定の規制条件に基
づいて所定価値付与手段としての可変入賞球装置が駆動
制御されるため、遊技が単調となり、遊技者の興趣を十
分に満たすことができないという問題があった。 この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、弾球遊技が単調とならず、も
って遊技者の興趣を十分に満たすことができる弾球遊技
機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機は、 弾球遊技機において予め定められた第1の条件が成立
したことを判定する第1の条件判定手段と、 該第1の条件判定手段の判定出力に基づいて発生する
権利発生遊技状態中に予め定めた第2の条件が成立した
ことを判定する第2の条件判定手段と、 遊技者に所定の遊技価値を付与する所定価値付与手段
と、 該所定価値付与手段を駆動制御する駆動制御手段と、 弾球遊技において予め定められた第3の条件が成立し
たことを判定する第3の条件判定手段と、を備え、 前記駆動制御手段は、前記権利発生遊技状態中に 前記第2の条件判定手段の判定出力があることに基づ
いて前記所定価値付与手段を第1の規制条件に基づいて
駆動制御し、前記第3の条件判定手段の判定出力の導出
中に前記第2の条件判定手段の判定出力があることに基
づいて前記所定価値付与手段を前記第1の規制条件とは
異なる第2の規制条件に基づいて駆動制御することを特
徴とするものである。
【作用】
弾球遊技において予め定められた第1の条件が成立す
ると、第1の条件判定手段が作動し、その第1の条件判
定手段の判定出力に基づいて権利発生遊技状態となる。
そして、この権利発生遊技状態中に、第2の条件判定手
段が予め定められた第2の条件が成立を判定したことに
基づいて駆動制御手段が所定価値付与手段を第1の規制
条件に基づいて駆動する。また、権利発生遊技状態中
に、第3の条件判定手段が第3の条件が成立しているこ
とを判定している状態において第2の条件判定手段が第
2の条件の成立を判定したことに基づいて駆動制御手段
が所定価値付与手段を第2の規制条件に基づいて駆動す
る。 このように、この発明に係る弾球遊技機は、少なくと
も権利発生遊技状態中に、第3の条件判定手段の判定出
力の導出中に第2の条件判定手段の判定出力が導出され
ると、第2の条件判定手段の判定出力だけが導出された
ときの第1の規制条件とは異なる第2の規制条件によっ
て所定価値付与手段が駆動制御されるので、結果的に第
2の条件判定手段の判定出力が導出されたときに所定価
値付与手段の駆動態様が複数種類あることになり、これ
がため遊技が単調とならず、遊技者の興趣を十分に引き
付けることができる。
【実施例】
以下、図面を参照して、この発明に実施例について説
明する。 まず、第1図及び第2図に基づいて、第1実施例に係
る弾球遊技機について説明する。第1図及び第2図は、
弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示し、第1
図は、その正面図であり、第2図は、その背面概略図で
ある。第1図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形
成された前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設され、
該扉保持枠3の一側にガラス板を収納するガラス扉枠4
および前面扉板5が開閉自在に枢着される。前記前面枠
2の裏面には、遊技盤10及び図示しない発射レール等を
取り付ける遊技盤保持枠25(第2図参照)が固着され
る。前記前面扉板5には、打球供給皿6が取り付けられ
ている。打球供給皿6は、後述する景品玉払出装置35か
ら排出された景品玉を貯溜し、且つ貯溜されたパチンコ
玉を1個宛打球発射レールに誘導するように構成されて
いる。また、打球供給皿6の上流側の下方の空間内に音
声発生装置としてのスピーカー7が収納されている。こ
のスピーカー7は、権利発生遊技状態中であるときや、
後述する始動入賞口18a,18bや特定入賞口48等に入賞玉
が発生したときに、遊技の雰囲気を盛り上げるための効
果音を発生するためのものである。 前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤10の遊
技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、余剰の景品玉を
貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられている。このう
ち上記操作ハンドル8に対応するように前記前面枠2の
下部裏面には、打球発射装置38が固着される。この打球
発射装置38は、取付基板上に、一定速度で回転する打球
モータ38aと、該打球モータ38aの回転により往復回動し
て打玉を弾発する打球杆38bと、該打球杆38bの下端と係
合して図示しない打球供給装置の玉送り片を動作せしめ
る玉送り摺動杆38cとから成る。 前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領域12に導く誘
導レール11、図示しない多数の障害釘、各種の入賞球装
置等が設けられている。より詳しく説明すると、遊技盤
10の遊技領域12には、入賞球装置40、可変入賞球装置1
3、始動入賞口18a,18b、入賞口20a,20b、、チューリッ
プ式入賞口21a,21b、遊技効果ランプ22a,22b、およびア
ウト口24等がそれぞれ配設される。 前記入賞球装置40は、第3図に示すように前記遊技盤
10に取り付けられる取付基板41を有し、その上部に入賞
口42が形成されている。該入賞口42の下方には、左右方
向から飛入する打玉を誘導する誘導部材43が突設され、
その誘導部材43の中央後面には、誘導された打玉を受け
入れる玉入口44が形成さている。玉入口44に入った打玉
は、後方に流れた後落下して振分け装置45上に落下す
る。この振分け装置45は、落下した打玉を後方から先端
に向って流下させる誘導通路47を有し、この誘導通路47
が常時回転しているモータ46(第2図参照)によって、
その先端が左右に移動するように回動されている。振分
け装置45の先端の下方には、複数の入賞口48、49a,49b
が形成されている。すなわち、中央には、特定入賞口48
が形成され、左右には、通常入賞口49a,49bが形成され
ている。特定入賞口48は、特定入賞玉検出器50(第2図
参照)を有しており、この特定入賞玉検出器50をONさせ
ると、後述する可変入賞球装置13を遊技者に有利な第1
の状態、すなわち開成状態にできる権利が発生する。 また、入賞球装置40には、常に可変表示している可変
表示器51(7セグメントLEDで構成されている)が設け
られている。この可変表示器51は、前記特定入賞口48に
打玉が入賞して特定入賞玉検出器50をONさせたときに停
止し、その停止時の表示結果が予め定められた特定表示
(例えば、「7」)であるときには、所定条件(第3の
条件)が成立したとして特別権利発生遊技状態となる。
また、停止時の表示結果が特定表示以外の表示であると
きには、単なる権利発生遊技状態となる。この特別権利
発生遊技状態及び権利発生遊技状態については、後に詳
述する。更に、入賞球装置40には、特別権利発生遊技状
態中、あるいは権利発生遊技状態中において、後述する
始動入賞口18a,18bに入賞した入賞玉数及び可変入賞球
装置13の開閉板14の開成回数を表示する始動入賞・開成
回数表示器52や、前記特別権利発生遊技状態となったと
きに点灯して、その旨を報知する特別遊技表示LED53a,5
3bが設けられている。 第1図に戻って、遊技盤10の遊技領域12の下方には、
可変入賞球装置13が設けられている。可変入賞球装置13
は、入賞領域としての開口を開閉自在な開閉板14で覆う
ことにより構成されている。なお、開閉板14は、ソレノ
イド15(第2図参照)によって開閉駆動され、この開閉
板14が開成中に受け入れた打玉が入賞個数検出器16(第
2図参照)によって検出され、計数信号とされる。そし
て計数された入賞玉は、開閉板14の下方に配置される入
賞個数表示器17によって表示されるようになっている。 また、可変入賞球装置13の開閉板14の左右には、始動
入賞口18a,18bが形成され、この始動入賞口18a,18bに関
連して始動入賞玉検出器19a,19b(第2図参照)が設け
られている。しかして、権利発生中に打玉が始動入賞口
18a,18bに入賞して始動入賞玉検出器19a,19bをONさせる
と、ソレノイド15が駆動されて開閉板14を所定期間(例
えば、10秒又は10個入賞するまで;以下、サイクル期間
という)開成する。また、前記特定入賞口48への入賞に
より発生した権利は、再び特定入賞口48に打玉が入賞す
るか、又は始動入賞口18a,18bに所定個数(例えば、権
利発生遊技状態では8個、特別権利発生遊技状態では15
個)の打玉が入賞することにより消滅する。 更に、遊技領域12には、入賞球装置40の左右及び斜め
下方左右に入賞口20a,20b、チューリップ式入賞口21a,2
1bも配置されている。また、特別権利発生遊技状態及び
権利発生遊技状態になると、前記遊技効果ランプ22a,22
b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠ランプ23a,23b
が点滅してその旨を遊技者に報知するようになってい
る。 上記に説明した各種の入賞口に入らなかった打玉は、
誘導レール11の最下部に設けられたアウト口24に取り込
まれる。 上記のように構成される入賞球装置40及び可変入賞球
装置13の動作について簡単に説明すると、打玉が入賞球
装置40の玉入口44に入賞して振分け装置45に誘導され、
その振分け装置45から中央に位置する特定入賞口48に入
賞すると、常時可変表示している可変表示器51の可変表
示が停止される。そして、停止時の表示結果が特定表示
である「7」を表示した場合には、特別権利発生遊技状
態となり、「7」以外の数字が表示された場合には、単
なる権利発生遊技状態となる。そして、この特別権利発
生遊技状態中又は権利発生遊技状態中において、打玉が
始動入賞口18a,18bのいずれかに入賞することにより可
変入賞球装置13の開閉板14を所定のサイクル期間開成す
る。しかして、特別権利発生遊技状態においては、打玉
が始動入賞口18a,18bへ入賞することによる上記サイク
ル期間の繰返しは、最高15回(始動入賞15個)まで認め
られ、単なる権利発生遊技状態においては、サイクル期
間の繰返しは、最高8回(始動入賞8個)まで認められ
る。つまり、特別権利発生遊技状態と単なる権利発生遊
技状態とでは、可変入賞球装置13の開閉板14の駆動制御
態様を異なる規制条件に基づいて駆動制御している。 なお、開閉板14が作動中に始動入賞口18a,18bに打玉
が入賞した場合には、その始動入賞は記憶され(最高14
個又は7個まで)、前回のサイクルの終了後、その記憶
された始動入賞に基づいて所定のサイクル期間が行われ
る。ただし、始動入賞口18a,18bへの打玉の入賞が15個
又は8個になった場合には、特別権利発生遊技状態又は
権利発生遊技状態が終了するので、15個目又は8個目の
打玉が始動入賞口18a,18bに入賞した時点のサイクル期
間の次のサイクル期間を行って特別権利発生遊技状態又
は権利発生遊技状態による駆動制御が終了する。 次に、第2図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につ
いて説明する。第2図において、前記遊技盤10は、遊技
盤固定具26a〜26cによって遊技盤保持枠25に着脱自在に
固定されている。 一方、遊技盤10の裏面全体を覆うように機構板27が開
閉自在に設けられている。この機構板27には、第2図に
おいて、一点鎖線で示すように、その前面側に入賞玉を
処理するための入賞玉処理機構が形成され、その後面側
に景品玉を払出すためのの景品玉払出機構が形成されて
いる。入賞玉処理機構は、前記各種の入賞口に入賞した
入賞玉を受けて、一側に集合せしめる入賞玉集合樋28
と、該集合樋28によって集められた入賞玉を1個づつ処
理する入賞玉処理器29と、該入賞玉処理器29から排出さ
れる入賞玉を受けて、図示しない自動杆を作動させて後
述する景品玉払出装置35を作動させるための入賞玉払出
通路30等から成る。また、機構板27の前面側には、前記
アウト口24から排出されるアウト玉を誘導するアウト玉
払出通路31も形成されている。 一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補
給される景品玉を貯溜する景品玉タンク32と、該景品玉
タンク32に貯溜されている景品玉を二列に整列させて流
下させる整列樋33と、該整列樋33からの景品玉の流下方
向を180度変化させるとともにその玉圧を弱める屈曲樋3
4と、該屈曲樋34からの景品玉を所定個数(13個)受け
入れて、1つの入賞玉に対応してその所定個数の景品玉
を払出す景品玉払出装置35と、該景品玉払出装置35から
払出された景品玉を図示しない景品玉排出通路を介して
前記打球供給皿6に払出すための連通口36と、前記前面
枠2の裏面に固定される接続樋37を介して前記余剰玉受
皿9に払い出すための図示しない余剰玉通路とから成
る。 また、機構板27の裏面には、制御回路基板を収納する
制御基板ボックス39が着脱自在に取り付けられ、この制
御回路基板には、前記可変入賞球装置13等の動作を制御
すべく後述するマイクロコンピュータ60を含む制御回路
が構成されている。 以上、パチンコ遊技機1の構成について、それぞれ詳
細に説明してきたが、このパチンコ遊技機1の動作につ
いて第4図、及び第5図を参照して説明する。 まず、パチンコ遊技機1の制御について第4図に基づ
いて説明する。第4図は制御回路構成ブロック図であ
る。図において、制御回路は制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ60を含む。マイクロコンピュータ60は以下
に述べるようなパチンコ遊技機1の全体の動作を制御す
る機能を有する。このために、マイクロコンピュータ60
は、たとえば、数チップのLSIで構成されており、その
中には制御動作を所定の手順で実行することのできるMP
U61と、MPU61の動作プログラムデータを格納するROM62
と、必要なデータの書込みおよび読出しができるRAM63
とを含む。更に、マイクロコンピュータ60は、入力信号
を受けてMPU61に入力データを与える入力回路64と、MPU
61からの出力データを受けて外部に出力する出力回路65
と、MPU61から音データを受けるサウンドジェネレータ6
6と、電源投入時にMPU61にリセットパルスを与えるパワ
ーオンリセット回路67と、MPU61にクロック信号を与え
るクロック発生回路68と、クロック発生回路68からのク
ロック信号を分周して割込パルスを定期的にMPU61に与
えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)69と、MPU6
1からのアドレスデータをデコードするアドレスデコー
ド回路70を含む。MPU61はパルス分周回路69から定期的
に与えられる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの
動作を実行することが可能となる。またアドレスデコー
ド回路70はMPU61からのアドレスデータをデコードし、R
OM62、RAM63、入力回路64、出力回路65、サウンドジェ
ネレータ66にそれぞれチップセレクト信号を与える。な
お、この実施例では、ROM62は、その内容の書き換え、
すなわち必要が生じた場合には、その中に格納されたMP
U61のためのプログラムデータを変更することができる
ようにプログラマブルROMが用いられる。そしてMPU61は
ROM62内に格納されたプログラムデータに従って、かつ
以下に述べる各制御信号の入力に応答して、可変入賞球
装置13等に対して制御信号を与える。 マイクロコンピュータ60には、入力信号として、次の
ような信号が与えられる。まず、始動入賞口18a,18bの
それぞれに対応して設けられた始動入賞玉検出器19a,19
b(以下、OPSWと略称する)の検出信号は、検出回路71
に与えられ、マイクロコンピュータ60に始動入賞玉検出
信号として与えられる。特定入賞玉検出器50(以下、IN
SWと略称する)で検出された検出信号は、検出回路72に
与えられ、権利発生遊技状態判定信号又は権利消滅判定
信号としてマイクロコンピュータ60に与えられる。入賞
個数検出器16(以下、CTSWと略称する)で検出された検
出信号は、検出回路73に与えられ、入賞玉数計数信号と
してマイクロコンピュータ60に与えられる。 また、マイクロコンピュータ60は以下の回路及び装置
に制御信号を与える。まず、ソレノイド駆動回路74を介
して可変入賞球装置13の開閉板14を開閉するソレノイド
15に駆動信号を与える。モータ駆動回路75を介して入賞
球装置40の振分け装置45を揺動するモータ46に駆動信号
を与える。ランプ駆動回路76を介して、特定遊技状態に
対応して設けられる遊技効果ランプ22a,22b、及び枠ラ
ンプ23a,23bをそれぞれ点灯もしくは点滅させるための
制御信号を与える。7セグメントLED駆動回路77を介し
て、可変表示器51、及び入賞個数表示器17を表示させる
ための制御信号を与える。LED駆動回路78を介して、始
動入賞個数及び開成回数を表示する始動入賞・開成回数
表示器52、及び所定条件(第3の条件)が成立して特別
権利発生遊技状態である旨を報知する特別遊技表示LED5
3a,53bを点滅又は点灯させるための制御信号を与える。
更に、アンプ79を介してスピーカー7から効果音を報知
させる。なお、上記構成の各回路には、図示しない電源
回路から所定の直流電圧が供給される。 次に、第5図のフロー図を参照して、第4図に示す制
御回路の具体的な動作について説明する。 まず、電源が投入されると、可変表示器51(以下、D1
という)の可変表示が開始される(ステップS1)。この
ような状態で遊技が開始されると、まず、打玉が入賞球
装置40の特定入賞口48に入賞して特定入賞玉検出器50
(以下、INSWという)をONさせたか否かを判別する(ス
テップS2)。INSWがONしていない場合には、ONするまで
次の処理に進まない。また、INSWがONした場合には、D1
の可変表示が停止され(ステップS3)、その停止時の表
示が特定表示、すなわち「7」か否かが判別される(ス
テップS4)。「7」でない場合には、単なる権利発生遊
技状態であると判定されて権利フラグがセットされ(ス
テップS5)、「7」である場合には、特別権利発生遊技
状態であると判定されて特別権利フラグがセットされ
(ステップS6)た後、次のステップS7に進む。 上記したように、いずれかのフラグがセットされた後
には、始動入賞口18a,18bに入賞して始動入賞玉検出器1
9a,19b(以下、OPSWという)がONしたか否かが判別され
(ステップS7)、ONした場合には、始動カウンタに
「1」を加算する(ステップS8)。この場合、始動入賞
・開成回数表示器52が始動カウンタに記憶されている数
だけ点灯する。 前記した加算処理が終了した後、あるいは前記ステッ
プ7においてOPSWがONしていないと判別された場合に
は、INSWがONしたか否かが判別される(ステップS9)。
これは、2度目の特定入賞口48への入賞は、権利発生状
態を消滅させる機能があるため、常に監視する必要があ
るために行われる処理である。しかして、INSWがONした
場合には、後述するステップS24に進む。また、INSWがO
Nしてないと判別された場合には、権利フラグがセット
されているか否かが判別され(ステップS10)、セット
されている場合には、単なる権利発生遊技状態であるた
め始動カウンタの値が「8」であるか否かが判別される
(ステップS11)。「8」である場合には、これも権利
消滅状態であるため後述するステップS24に進む。一
方、前記ステップS10において、権利フラグがセットさ
れていないと判別された場合には、特別権利発生遊技状
態であるため始動カウンタの値が「15」であるか否かが
判別される(ステップS12)。「15」である場合には、
これも権利消滅状態であるため後述するステップS24に
進む。 前記ステップS11において始動カウンタの値が「8」
でないと判別された場合、あるいは前記ステップS12に
おいて始動カウンタの値が「15」でないと判別された場
合には、可変入賞球装置13の開閉板14を開成するソレノ
イド15(以下、SOL1という)がON中か否かが判別される
(ステップS13)。ON中でないと判別された場合には、
始動カウンタの値が「0」か否かが判別される(ステッ
プS14)、「0」の場合には、前記ステップS7に戻り、
ステップS7〜ステップS14を繰返す。また、「0」でな
い場合には、SOL1を開成する場合(例えば、10秒)が設
定されたSOLタイマをセットし(ステップS15)、開閉板
14の開成回数を計数する開成カウンタに「1」を加算し
(ステップS16)、SOL1をONする(ステップS17)。その
後、前記ステップS7に戻り、ステップS7〜ステップS17
を繰返す。 一方、前記ステップS13において、SOL1がON中である
と判別された場合には、開閉板14によって受け入れられ
た打玉を検出する入賞個数検出器16(以下、CTSWとい
う)がONしたか否かが判別され(ステップS18)、ONし
た場合には、入賞個数を計数する10カウントカウンタ
(以下、10Cカウンタという)に「1」を加算する(ス
テップS19)。また、この加算処理が終了した後、ある
いは前記ステップS18でCTSWがONしてないと判別された
場合には、10Cカウンタの値が「10」であるか否かが判
別され(ステップS20)、「10」でないと判別されたと
きには、SOLタイマが終了したか否かが判別される(ス
テップS21)。終了してない場合には、前記ステップS7
に戻り、ステップS7〜ステップS21を繰返す。 一方、前記ステップS20において、10Cカウンタの値が
「10」になったと判別された場合、あるいは前記ステッ
プS21において、SOLタイマが終了したと判別された場合
には、所定のサイクル期間が終了したとしてSOL1をOFF
とし(ステップS22)、10Cカウンタをクリアした後(ス
テップS23)、次のサイクル期間に移行すべく前記ステ
ップS7に戻り、ステップS〜ステップS23を繰返す。 次に、権利発生遊技状態が消滅した場合の処理につい
て説明する。この処理は、ステップS24〜ステップS48に
おいて示されている。すなわち、前記ステップS9におい
て、INSWがONしたと判別された場合、又は前記ステップ
S11において、始動カウンタの値が「8」であると判別
された場合、又は前記ステップS12において、始動カウ
ンタの値が「15」であると判別された場合には、権利発
生遊技状態が終了したとして権利フラグ又は特別権利フ
ラグをクリアし(ステップS24)、再度D1の可変表示を
開始させる(ステップS25)。その後、権利消滅した時
点で開閉板14が開成していたか否か、すなわちSOL1がON
中か否かが判別され(ステップS26)、ON中でないと判
別された場合には、始動カウンタの値と開成カウンタの
値とが同じであるか否かを判別する(ステップS27)。
これは、始動入賞よりも開成回数の方が少ない場合に
は、繰返されるべき回数が満たされていないので、最後
にもう1度サイクル期間を繰返す利益を与え、始動入賞
と開成回数とが同じ場合には、繰返されるべき回数が満
たされているので、再度繰返す必要がないために判断さ
れる処理である。しかして、始動カウンタと開成カウン
タの値が同じである場合には、後述するステップS46に
進み、同じでないときには、後述するステップS41に進
む。 一方、前記ステップS26において、権利消滅時にSOL1
がONしていたと判別された場合には、CTSWがONしたか否
かが判別され(ステップS28)、ONした場合には、10Cカ
ウンタというに「1」を加算する(ステップS29)。ま
た、この加算処理が終了した後、あるいは前記ステップ
S28でCTSWがONしてないと判別された場合には、10Cカウ
ンタの値が「10」であるか否かが判別され(ステップS3
0)、「10」でないと判別されたときには、SOLタイマが
終了したか否かが判別される(ステップS31)。終了し
てない場合には、INSWがONしたか否か、すなわち再度権
利発生のための打玉が特定入賞口48に入賞して特定入賞
玉検出器50をONさせたか否かが判別される(ステップS3
2)。ONしてない場合には、前記ステップS28に戻り、ス
テップS28〜ステップS32を繰返す。一方、INSWがONした
と判別された場合には、再度権利発生遊技状態にすべ
く、SOL1をOFFとし(ステップS33)、10Cカウンタをク
リアし(ステップS34)、始動カウンタをクリアし(ス
テップS35)、開成カウンタをクリアし(ステップS36)
た後、前記ステップS3に戻り、次の権利発生遊技状態又
は特別権利発生遊技状態の動作に移行する。 一方、前記ステップS30において、10Cカウンタの値が
「10」になったと判別された場合、あるいは前記ステッ
プS31において、SOLタイマが終了したと判別された場合
には、所定のサイクル期間が終了したとしてSOL1をOFF
とし(ステップS37)、10Cカウンタをクリアした後(ス
テップS38)、始動カウンタの値と開成カウンタの値と
が同じであるか否かが判別される(ステップS39)。こ
の場合も権利消滅時の開成状態が終了した後の始動入賞
の数と開成回数とを比較して少なければ、最後のサイク
ル期間の繰返しを行い、同じであれば、繰返しを行わな
いように判断している。しかして、始動カウンタと開成
カウンタの値が同じでないときには、最後のサイクル期
間であることを示す最終開成フラグがセットされている
か否かが判別され(ステップS40)、セットされていな
ければ、最終開成フラグをセットした後(ステップS4
1)、SOLタイマをセットし(ステップS42)、開成カウ
ンタに「1」を加算し(ステップS43)、SOL1をONする
(ステップS44)。その後、前記ステップS28に戻り、ス
テップS28以降の処理を行う。 また、前記ステップS40において、最終開成フラグが
セットされていると判別された場合には、最終開成フラ
グをクリアした後(ステップS45)、後述するステップS
46に進む。 前記ステップS27及びステップS39において、始動カウ
ンタの値と開成カウンタの値が同じであると判別された
場合、または前記ステップS45の処理が終了した場合に
は、権利発生遊技状態又は特別権利発生遊技状態におけ
るすべての動作が終了したとして、10Cカウンタをクリ
アし(ステップS46)、始動カウンタをクリアし(ステ
ップS47)、開成カウンタをクリアし(ステップS48)た
後、前記ステップS2に戻り、通常の遊技を継続する。 以上説明した動作説明から明らかなように、この実施
例に係るパチンコ遊技機は、打玉が入賞球装置40の特定
入賞口48に入賞すると、少なくとも権利発生遊技状態と
なるが、特に特定入賞口48に入賞するときに停止する可
変表示器51が特定表示となった場合には、特別権利発生
遊技状態と判定され、この判定出力が導出されている間
の始動入賞口18a,18bへの入賞による開閉板14のサイク
ル期間の開成回数(15回)が、単なる権利発生遊技状態
の判定出力が導出されている間の始動入賞口18a,18bへ
の入賞による開閉板14のサイクル期間の開成回数(8
回)よりも多くなり、結果的に権利発生遊技状態となっ
たときに開閉板14の駆動態様が複数種類あることにな
り、これがため遊技が単調とならず、遊技者の興趣を十
分に引きつけることができる。 以上、説明してきた実施例においては、入賞球装置40
に特別権利発生遊技状態を判定するための可変表示器51
を有するものを示したが、これと異なる入賞球装置であ
ってもよい。例えば、第6図に示す入賞球装置80は、前
記入賞球装置40と同様に振分け装置81によって下方に位
置する特定入賞口82、83a,83b及び通常入賞口87a,87bに
向けて落下させる構成を有するが、特定入賞口となる領
域を大きくとり、しかもこの特定入賞口を中央の特別特
定入賞口82と左右の特定入賞口83a,83bに仕切ってい
る。各特定入賞口82、83a,83bには、特定入賞玉検出器8
4、85a,85bが設けられるとともに、常に点灯移動してい
る表示器86a〜86cが設けられている。しかして、常に点
灯移動している表示器86a〜86cの正に点灯している表示
器に対応する特定入賞口に打玉が入賞したときに、権利
発生遊技状態を判定する。また、その特定入賞口が権利
消滅のための入賞口ともなる。 ところで、左右の特定入賞口83a,83bに打玉が入賞し
て権利発生遊技状態となった場合には、単なる権利発生
遊技状態と判定されて、1回のサイクル期間として、打
玉が10個入賞するか、又は10秒経過するまでの期間が設
定され、しかも、そのサイクル期間の開成回数が8回に
設定される。また、中央の特別特定入賞口82に打玉が入
賞して権利発生遊技状態となった場合には、特別権利発
生遊技状態と判定されて、1回のサイクル期間として、
打玉が15個入賞するか、又は15秒経過するまでの期間が
設定され、この場合のサイクル期間の開成回数も8回に
設定される。なお、特別権利発生遊技状態になると特別
遊技表示LED88a,88bが点灯する。 したがって、上記した入賞球装置80を適用したパチン
コ遊技機にあっては、権利発生及び権利消滅に関係する
特定入賞口が点灯移動している表示器86a〜86cと打玉が
入賞する特定入賞口82、83a,83bと一致することにより
決定され、第3の条件の成立(所定の条件の成立)の判
定が中央の特別特定入賞口82が権利発生及び権利消滅に
関係する特定入賞口となることによって行われる。つま
り、左右の特定入賞口83a,83bが権利発生及び権利消滅
に関係する特定入賞口となることにより単なる権利発生
遊技状態となり、中央の特別特定入賞口82が権利発生及
び権利消滅に関係する特定入賞口となることにより特別
権利発生遊技状態となる。そして、権利発生遊技状態と
特別権利発生遊技状態とでは、開閉板14の開成回数は、
同じであるが、1回のサイクル期間の内容が異なるよう
に制御される。すなわち、権利発生遊技状態中の始動入
賞による第1の規制条件と、特別権利発生遊技状態の始
動入賞による第2の規制条件とは、異なることになり、
これにより遊技が単調とならず、遊技者の興趣を十分に
引きつけることができる。 以上、2つの入賞球装置40、80を適用したパチンコ遊
技機1の実施例について説明してきたが、この実施例に
限定されるものではなく、以下に示すようなものでもよ
い。 まず、権利発生となる第1の条件の判定として、次の
ように構成しても良い。 遊技盤上の特定の位置、例えば、予め定めた入賞口
や可変入賞球装置(例えば、専用の始動入賞口への入賞
で開成する電動チューリップ等)を打玉が通過(入賞を
含む)したこと。 入賞球装置内に設けられる複数の特定入賞口のいず
れかに入賞したこと(第2実施例の入賞球装置80におい
て、表示器86a〜86cに関係なく、いずれかの特定入賞口
82、83a,83bに入賞すれば、権利発生。ただし、中央の
特定入賞口82に入賞したときに特別権利発生遊技状態と
なる)。 可変表示装置が特定の表示となったとき。そして、
その停止時期は、例えば、予め定めた入賞口あるいは可
変入賞球装置(例えば、電動チューリップ)に入賞した
ときでも良い。また、権利発生の特定の表示として、複
数種類であってもよいし、1種類であってもよい。複数
種類の場合には、そのうちの1つを特別権利発生の条件
としてもよい。 特別権利発生遊技状態となるための第3の条件の判定
として、次のように構成しても良い。 遊技盤上の特定の位置、例えば、予め定めた入賞口
や可変入賞球装置(例えば、権利発生時又は権利発生中
の始動入賞口の入賞で開成する電動チューリップ等)を
打玉が通過(入賞を含む)したこと。 入賞球装置内の権利発生に係る特定入賞口以外の特
別な通過口を通過したこと。 権利発生中の始動入賞で開成する可変入賞球装置13
内の特定の位置を打玉が通過したこと。 可変表示装置(他の条件を判定するためにものを兼
用しても良いし、専用のものでもよい)を使用する場合
であって、その停止条件は、予め定めた入賞口や可変入
賞球装置に入賞したときや、権利発生遊技状態中の(所
定回数目又は入賞するごと)始動入賞時。 所定回数の権利発生遊技状態が終了したことによ
り、次の権利発生遊技状態時に自動的に特別権利発生遊
技状態に移行すること。 なお、第3の条件の成立は、1回の特別権利発生遊技
状態の所定の遊技が終了した時点で終わらせるこおな
く、複数の特別権利発生遊技状態に対応させてもよく、
また相対的に長い時間(例えば、20分)間成立させた状
態を維持させてもよい。 第1の規制条件又は第2の規制条件として、以下のよ
うに構成したものでも良い。 可変入賞球装置13の開成の繰返しを権利発生遊技状
態又は特別権利発生遊技状態において定められた数の打
玉が入賞するまで開成回数を継続する。この場合の入賞
玉は、可変入賞球装置だけで発生したものでも良いし、
遊技盤上のすべての入賞口で発生したものでも良い。ま
た、遊技機全体の出玉数が所定数になるまで、又は可変
入賞球装置に入賞することによる出玉数が所定数になる
まで繰返しを許容するものでもよい。この場合の出玉数
の計算式は、下記のいずれかの計算式となる。 出玉数=(入賞玉数×景品玉数)−打込玉数 入賞玉数;遊技機全体の入賞玉数、又は可変入賞球装置
に入賞した入賞玉数 景品玉数;1個の入賞玉に対して払出される景品玉数(例
えば、13個) 出玉数=補給玉数−打込玉数 サイクル期間を入賞個数だけ、あるいは開成時間だ
けで制御しても良い。 権利発生遊技状態又は特別権利発生遊技状態中の始
動入賞に基づいて可変入賞球装置を繰返して開成させる
ことに代えて、1回の始動入賞で可変入賞球装置を比較
的多い入賞玉が発生するまで連続的に開成するか、ある
いは比較的長い時間連続的に開成するものでもよい。 権利発生遊技状態と特別権利発生遊技状態とでは、
1個の入賞玉で払出される景品玉数が異なるようにして
もよい。 なお、第2の規制条件として、可変入賞球装置13が所
定回数(上限回数)の開成を繰返すまで、権利消滅信号
が導出されても権利発生遊技状態を消滅させないように
してもよい。また、繰返し回数の上限や打玉の入賞個数
の制限等を設定しないようにしてもよい。 なお、上記した2つの実施例において、特別権利発生
遊技状態の第2の規制条件は、権利発生遊技状態中の第
1の規制条件よりも遊技者に付与する価値が小さくなる
ものでもよい。また、第3の条件の成立した内容によっ
て第3、第4の規制条件に基づいて可変入賞球装置を駆
動制御させてもよい。例えば、第1実施例の可変表示装
置51が「7」を表示したときには、第2の規制条件が適
用され、「9」を表示したときには、第3の規制条件が
適用されるようにしてもよい。 また、上記実施例では、権利発生遊技状態中、もしく
は特別権利発生遊技状態中に、再度第1の条件が成立し
たとき、権利発生遊技状態又は特別権利発生遊技状態を
直ちに終了させるようにしたが、再度第1の条件が成立
したことを記憶し、所定の遊技が終了した後に再度権利
発生遊技状態又は特別権利発生遊技状態としてもよく、
また、再度第1の条件が成立したときに一旦権利発生遊
技状態又は特別権利発生遊技状態を終了させ、新たに再
度権利発生遊技状態又は特別権利発生遊技状態とするも
のでもよい。 また、上記した実施例における弾球遊技機(パチンコ
遊技機)は、遊技者が借り受けた玉を打球供給装置6に
投入して遊技する形式のものであるが、持ち玉データが
記憶された記憶媒体によって遊技機内に封入された封入
玉を弾発して遊技が行える、いわゆるカード式の弾球遊
技機であってもよい。この場合、権利発生遊技状態とな
って始動入賞があったときに、例えば、1000点を付与
し、第3の条件が成立した特別権利発生遊技状態となっ
て始動入賞があったときには、2000点を付与するもので
もよい。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明に係る弾球
遊技機は、権利発生遊技状態中に、第3の条件判定手段
の判定出力が導出されている状態において第2の条件判
定手段の判定出力が導出されると、第2の条件判定手段
の判定出力だけが導出されたときの第1の規制条件とは
異なる第2の規制条件によって所定価値付与手段が駆動
制御されるので、結果的に第2の条件判定手段の判定出
力が導出されたときに所定価値付与手段の駆動態様が複
数種類あることになり、これがため遊技が単調となら
ず、遊技者の興趣を十分に引き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の
正面図、第2図は、パチンコ遊技機の背面概略図、第3
図は、権利発生に係る入賞球装置の正面図、第4図は、
パチンコ遊技機の動作を制御する制御回路のブロック
図、第5図は、第4図に示す制御回路の具体的な動作を
示すフロー図、第6図は、第3図と異なる入賞球装置の
正面図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 13……可変入賞球装置(所定価値付与手段) 18a,18b……始動入賞口 19a,19b……始動入賞玉検出器(第2の条件検出手段) 48……特定入賞口 50……特定入賞玉検出器(第1の条件検出手段) 51……可変表示器(第3の条件成立に関係する装置) 82……特別特定入賞口 83a,83b……特定入賞口 84……特別特定入賞玉検出器(第1の条件検出手段及び
第3の条件の成立を検出する手段) 85a,85b……特定入賞玉検出器(第1の条件検出手段) 86a〜86c……表示器(第1の条件成立に関係する装置)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾球遊技において予め定められた第1の条
    件が成立したことを判定する第1の条件判定手段と、 該第1の条件判定手段の判定出力に基づいて発生する権
    利発生遊技状態中に予め定めた第2の条件が成立したこ
    とを判定する第2の条件判定手段と、 遊技者に所定の遊技価値を付与する所定価値付与手段
    と、 該所定価値付与手段を駆動制御する駆動制御手段と、 弾球遊技において予め定められた第3の条件が成立した
    ことを判定する第3の条件判定手段と、を備え、 前記駆動制御手段は、前記権利発生遊技状態中に 前記第2の条件判定手段の判定出力があることに基づい
    て前記所定価値付与手段を第1の規制条件に基づいて駆
    動制御し、前記第3の条件判定手段の判定出力の導出中
    に前記第2の条件判定手段の判定出力があることに基づ
    いて前記所定価値付与手段を前記第1の規制条件とは異
    なる第2の規制条件に基づいて駆動制御することを特徴
    とする弾球遊技機。
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