JPS6058983B2 - 可変表示装置付遊技機 - Google Patents

可変表示装置付遊技機

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JPS6058983B2
JPS6058983B2 JP53014751A JP1475178A JPS6058983B2 JP S6058983 B2 JPS6058983 B2 JP S6058983B2 JP 53014751 A JP53014751 A JP 53014751A JP 1475178 A JP1475178 A JP 1475178A JP S6058983 B2 JPS6058983 B2 JP S6058983B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は可変表示装置付遊技機に関し、特に・例えば
パチンコ遊技機やコイン遊技機のようなパチンコ球を用
いて弾球遊技する遊技機において、複数の表示状態に可
変表示可能な可変表示装置を遊技機の盤上に設け、かつ
可変表示装置の可変表示を停止指令する停止指令スイッ
チを遊技機の一・部に設け、或る条件に応じて可変表示
装置を可変表示させ、停止指令スイッチの操作後ある微
小時間だけ遅れて可変表示状態を停止制御するような可
変表示装置付遊技機に関する。
一般に、パチンコ球を用いて弾球遊技するパチンコ遊技
機やコイン遊技機が広く普及し、手軽なレジャーの一つ
として遊技客に親しまれている。
周知のように、パチンコ遊技は盤上に複数のセーフ孔が
配設されていて、遊技客が購入したパチンコ球を盤上に
沿つて打ち込んだとき、パチンコ球が或る確率でセーフ
孔へ入賞すると、一定数の賞品球を払い出すものである
。このようなパチンコ遊技機において、遊技客の操作と
しては打球待機樋に購入したパチンコ球を入れかつ打球
ハンドルでパチンコ球を打球するのみであるため、遊技
が単調となる傾向がある。また、コイン遊技機は、コイ
ンの投入に応じて打球待機樋まで放出されたパチンコ球
を打球した場合、パチンコ球が或る確率てセーフ孔へ入
賞したとき得点を加算し、遊技後了したときの得点に基
づいて景品を払出すものである。このようなコイン遊技
機においても、遊技客の操作としてはパチンコ球を打球
するのみであるため、遊技が単調となる。従つて、パチ
ンコ球を利用して遊技する遊技機に他の何らかの機構を
付加し、遊技客がパチンコ球の打球操作以外の何らかの
操作を行なえるような遊技機が望まれる。
そこで、パチンコ球を用いて弾球遊技する遊技機の盤上
に可変表示装置を設け、或る条件で可変表示させ、遊技
客が停止スイッチを手動操作することによつて可変表示
を停止,させ、その停止制御時の表示に基づいて或る価
値(賞品)を付与するような遊技機が考えられる。しか
しながら、単に停止スイッチの操作によつて、可変表示
装置の可変表示を停止させると、遊技客は熟練によつて
停止スイッチの操作から可変!表示装置の可変表示停止
までのタイミングと可変表示状態の可変周期と基づいて
きわめて容易に可変表示装置を所望の表示状態に停止制
御できるようになる。このため、遊技場では非常に大き
な損害を受ける場合がある。また、遊技技術の優れたご
遊技客のみが多くの賞品を獲得できるようになり、全て
の顧客に対して均一なサービスができない。そこで、遊
技技術の優劣に依存することなく、或る偶然性をともな
つて可変表示装置の可変表示状態を所望の状態に停止さ
せることが望まし4い。それゆえに、この発明の主たる
目的は、遊技客の興趣を倍加できるとともに、或る偶然
性をともなつて可変表示装置の可変表示状態を所望の状
態に停止し、遊技技術の優劣に依存することなく全ての
遊技客に対して均一なサービスが行なえるような可変表
示装置付遊技機を提供することである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行なう発明の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
この発明を要約すれば、パチンコを用いて遊技する弾球
遊技機の盤上に複数の表示状態に可変表)示可能な可変
表示装置を設け、かつ該可変表示器を手動操作によつて
所望の表示状態で停止させるための停止指令スイッチを
設ける。
そして、打球されたパチンコ球の入賞状態または入賞回
数に基づいて可変表示器を可変表示するための予め定め
・る条件になつたことに応じて可変表示装置を可変表示
させ、遊技客が停止指令スイッチを操作したとき、該ス
イッチの操作時から適宜可変されるある微小時間だけ遅
れて可変表示を停止させることによつて、遊技客には予
想できない程度の偶然性をともなうように可変表示を停
止できるような遊技機てある。第1図はこの発明の一実
施例の可変表示装置付遊技機の外観図であり、特に例え
ばパチンコ球を用いて弾球遊技する遊技機の一例として
パチンコ遊技機の場合を示す。
従つて、以下の説明では可変表示装置付遊技機の一例と
して可変表示装置付パチンコ遊技機について述べる。図
において、この実施例の可変表示装置付パチンコ遊技機
10の前面パネル11の盤上には、複数のセーフ孔12
a,12b,12cと、複数の入賞球装置(ヤクモノ)
13a〜13eと、アウト球入口14とが配設されると
ともに、この実施例の特徴となるセーフ球の入賞に応じ
て複数の表示状態に可変表示可能な可変表示装置30が
配設される。
この可変表示装置30としては、ドラムの外周上に複数
種類の識別情報を描いたドラム形式のものや、一定間隔
毎に複数種類の識別情報を描いたフィルムの両側にスプ
ロケット孔を穿設しておき該フィルムのスプロケット孔
に噛合うスプロケットを回転させることによつて可動表
示するようなフィルム形式のものや、板状部材に異なる
種類の識別情報を描いた複数枚の板状部材を両側から円
板の外周部で回動可能に挟みかつ円板を回転させること
によつて識別情報を可動表示するようなリーフ式等のよ
うに、識別情報を可動することによつて可変表示する可
動表示部材、またはセグメント表示器に表示すべき複数
種類の数字もしくは記号に相当するコード化した信号を
順次与えることによつて可変表示するセグメント表示装
置等が考えられる。なお以下の説明ではドラム形式の回
転ドラム機構(後述の第3図で詳細に説明する)30の
場合について説明する。また、パチンコ機10の前面に
は、複数のパチンコ球を入れると該パチンコ球を1個順
次に打球させるために打球位置へ導く打球待機樋15と
、打球待機樋15によつて打球位置まで導かれたパチン
コ球を遊技客の操作に応じて打球杆を回動してパチンコ
球を盤上へ打込む打球ハンドル16と、入賞球装置13
a〜13eまたはセーフ孔12a〜12cへの入賞球に
応じて賞品球を打球待機樋15側へ払出す賞品球払出口
17と、打球待機樋15の賞品球がいつぱいになつたと
き余剰賞品球を賞品球受皿18へ払出す余剰賞品球払出
口17″とが設けられる。
さらに、パチンコ機10の下方には、回転ドラム機構3
0の回転ドラムを手動的に停止指令するための停止指令
スイッチ19a,19b,19cが配設される。なお、
図示では回転ドラムが複数列(3列)設けられ、各列の
回転ドラムを停止指令するために各列の回転ドラムに対
応して停止指令スイッチを設けた場合を示す。次に、第
1図を参照してこの発明の特徴となるパチンコ遊技機1
0の操作と遊技方法について概説する。
遊技客は玉貸機などで購入したパチンコ球を打球待機樋
15へ入れ、打球ハンドル16を操作してパチンコ球を
盤上へ打込む。このとき、パチンコ球は盤面に沿つて落
下するが、或る確率でセーフ孔12a〜12cまたはヤ
クモノ13a〜13eのいずれかへ入賞するか、あるい
は入賞することなくアウト球入口14を介して回収され
る。このセーフ孔12a〜12cへパチンコ球が入賞す
ると、回転ドラム機構30の各列のドラムが回転駆動さ
れる。そして、各列のドラムの外周に描かれている絵模
様または記号などの識別情報の組合せによつて予め得点
が定められているが、遊技客は所望の得点を得るために
所望の組合せの絵模様となるように、各停止指令スイッ
チ19a〜19cを操作してドラムを停止させる。この
とき、遊技客が客停止指令スイッチ19a〜19cの操
作時から遊技客のスイッチ操作に無関係に適宜可変され
る微小時間(すなわち不特定時間)だけ遅れて各列のド
ラムを停止することによつて、遊技技術に依存すること
なる或る偶然性をそもなつて各列のドラムを停止させる
。なお、所定の表示位置に表示される各列のドラムの識
別情報の組合せによつて得点が定められているが、好ま
しくはこの得点によつてヤクモノを開成する数が払い出
される賞品球数等が制御される。第2図はこの発明の一
実施例の可変表示装置付パチンコ遊技機10の裏面パネ
ルの図解図である。
図において、パチンコ遊技機10の裏面パネル20には
、前記セーフ孔12a〜12cのいずれかに入賞したセ
ーフ球を1個順次に検出するためのセーフ球処理機構(
詳細は後述する)29へセーフ球を導くセーフ球径路2
1と、セーフ球処理機構29から落下されるセーフ球を
入賞球として入賞球径路へ導く径路22と、前記ヤクモ
ノ13a〜13e内に入賞した入賞球を一括して導く入
賞球径路23と、前記アウト球入口14へ入つたアウト
球を導くアウト球径路24とが配設される。また、入賞
球径路23の下方には、前面パネルを閉じたとき基体(
図示せず)に固着されている入賞球受口(図示せず)へ
入賞球を導くための入賞球出口25が突出して形成され
る。またアウト球径路24の下方には、基体に固着され
ているアウト球受口(図示せす)へアウト球を導くため
のアウト球出口26が突出して形成される。まノた、入
賞球センサの作用によ一つて賞品球を払出す賞品球払出
機構(図示せず)から払い出される賞品球を或る一定量
貯留して前記打球待機樋15へ導き、かす一定量を越え
ると前記賞品球払出口17から賞品球を払出ずためのパ
チンコ球収納箱体−27および賞品球径路部材28が設
けられる。さらに、裏面パネル20には、この実施例の
特徴となる回転ドラム機構30が配設される。前記セー
フ球処理機構29を具体的に説明すると、筒部材291
の径路21側端部にセーフ球受ノ部292が形成され、
該筒部材291が支持部材293で支承されている。
そして、セーフ孔12a〜12cへ入つたセーフ球が径
路21を介してセーフ球受部292上にのると、セーフ
球の自重で筒部材291が回動する。この筒部材291
の回動方向の下側には、セーフ球検出スイッチ294が
設けられ、該スイッチ294は筒部材291の回動を検
知することによつて回転ドラム機構30の駆動指令信号
を導出する。そして、回転ドラム機構40が駆動開始す
ると、復帰用ソレノイド295が付勢されて、筒部材2
91とソレノイド295の軸に固着されているレバーと
を係合させることによつて筒部材291を復帰させる。
なお、前記回転ドラム機構30の回転駆動を指令するた
めの信号を導出するために、セーフ孔とセーフ孔へ入つ
た球を処理するセーフ球処理機構に替えて、パチンコ球
が盤上の或る位置を通過したのを検出する通過球検出器
を用いてもよい。第3図はこの発明の特徴となる可変表
示装置の一例の回転ドラム機構30の詳細図である。図
において、回転ドラム機構30に含まれる回転ドラム群
31は、たとえば複数列の回転ドラム31a,31b,
31cから成り、各列のドラムの外周上には絵模様や記
号などの識別情報が描かれている。そして、この各列の
ドラム31a,31b,31cの或る識別情報が、前記
前面パネル11の一部に形成された表示窓11aから遊
技客に視認できるように配置される。この各列のドラム
31a,31b,31cのそれぞれの側面には、外周上
に描かれた識別情報の数に相当する歯数を有するラチエ
ツト歯車32a,32b,32cが固着される。そして
、各列のドラム31a,31b,31cのそれぞれは、
ドラム軸33に遊嵌されてその摩擦力で個別的に回転可
能なように構成される。ドラム軸33は、その両側がボ
ックス34の側面て軸支され、その一方端に歯車351
が固着される。この歯車351は減速用歯車352と噛
み合い結合される。そして、ボックス34の側面にドラ
ム駆動用モータ36が固着され、該モータの軸と減速用
歯車352の軸とがベルト353で連結されて、モータ
36の回転力がベルト351および歯車352,321
から成る動力伝達手段を介してドラム軸33に伝達され
、回転ドラム群31を回転駆動する。また、ボックス3
4の後方側面には、各列のドラム31a,31b,31
1cのそれぞれを個別的に回転または停止制御するため
のソレノイド37a,37b,37cが固着される。こ
れらのソレノイドのソレノイド軸38a,38b,38
cは、係止レバー39a,39b,39cの一端とピン
で支承される。この係止レバー39a,39b,39c
のほぼ中央部はレバー軸39で軸支され、該レバー軸3
9の両端がボックス34の両側面に固着される。各列の
ドラム31a,31b,31cに対応する係止レバー3
9a,39b,39cのそれぞれの先端には爪状部39
a″,39b″,39C″(図示では39a″のみが示
される)が形成され、この爪状部39a″,39b″,
39C″が対応するラチエツト歯車3フ2a,32b,
32cのそれぞれと係合して各列のドラムを停止し、ロ
ック状態を維持する。第4図はこの発明の一実施例の制
御回路図であり、特に例えば回転ドラム機構30の駆動
・停止制御するための回路図である。第5図は第4図の
動作説明の理解を助けるためのタイムチャートを示し、
特に停止指令スイッチ(例えば19a)の押圧から回転
ドラム群31を停止させるまでの時間をスイッチ操作に
無関係に適宜可変される微小時間だけ遅らせる場合のタ
イ”ムチヤートを示す。
次に第1図ないし第5図を参照してこの実施例の可変表
示装置付パチンコ遊技機10て遊技する場合において回
転ドラム機構30を駆動・停止制御する場合の動作を説
明しよう。遊技客が玉貸機て購入したパチンコ球を打球
待機樋15へ入れて打球ハンドル16で打球したとき、
前記セーフ孔12a〜12cのいずれかに入賞すると、
セーフ球がセーフ球径路21を介して前記セーフ球処理
機構29の筒部材291に入り、該筒部材を回動させる
応じてセーフ球検出スイッチ294がハイレベル(以下
RHJ)信号のセーフ球検出出力を導出し、ドラム駆動
用ゼータ36を駆動指令するためのフリップフロップ4
1をセットさせるとともに、各列のドラムの罎ンク状態
を解除指令するためのフリップフロップ42a,42b
,42cをセットさせ、さらにタイマ43に始動指令を
与える。応じて、フリップフロップ41のセット出力が
トランジスタ44を導通させるため、ドラム駆動用モー
タ36に電源電圧が供給制御され、該モータ36が回転
駆動する。これと同時に、フリップフロップ42a,4
2b,42cのそれぞれのセット出力は、対応するトラ
ンジスタ45a,45b,45cのそれぞれを導通制御
させるため、ソレノイド37a,37b,37cが付勢
制御される。このため、各列のドラム31a,31b,
31cに対応するラチエツト歯車32a,32b32c
と爪状部39a″,39b″,39C″との係合状態が
解除されて、各列のドラムのロック状態が解除され、そ
れによつてドラム群31はモータ36の回転力で回転駆
動される。一方、パルス発生回路47は、停止指令スイ
ッチの押圧から対応するドラムを停止するまでの時間を
遊技客に認識されない程度の微小時間(例えば0.2〜
0ゐ秒)の範囲で可変するために、該微小時間毎(周期
T)にパルス(第5図a参照)を発生するものであつて
、その出力パルスをANDゲート46a,46b,46
cのそれぞれの一方入力として常時与えている。
ところで、前述の如くして各列のドラムが回転駆動中に
、遊技客は予め定められる各列のドラムの識別情報の組
合せに基づく得点を獲得するために、前記停止指令スイ
ッチ19a,19b,19cを操作して回転ドラム群3
1の停止指令を行なう。
たとえば、ドラム31aを停止制御したい場合は、停止
指令スイッチ19aを押圧する。応じて、ハイレベル信
号がスイッチ19aを介してANDゲート46aの他方
入力として与えられる。今、停止指令スイッチ19aが
第5図bに示すタイミングで押圧された場合を想定する
と、停止指令ス1インチ19aの押圧後、パルス発生回
路47出力の1個目のパルスが与えられたとき、AND
ゲート46aはRHョ信号を導出し、フリップフロップ
48aをセット(第5図c参照)させる。従つて、停止
指令スイッチ19aの押圧開始時から周期Tに相当する
時間内の或る時間t1だけ遅れてフリップフロップ48
aがセットされる。また、停止指令スイッチ19aが第
5図b″に示すタイミングで押圧された場合は、その押
圧開始時から時間T2だけ遅れてフリップフロップ48
aがセット(第5図C″参照)される。このように、常
に一定周期で発生されるパルスと停止指令スイッチの押
圧タイミングとのAND条件によつてフリップフロップ
48aをセットしているため、遊技客にとつてはその遅
れ時間を予期することができす、その遅れ時間が或る範
囲(周期T)内で偶発的に決定される。このフリップフ
ロップ48aのセット出力は、フリップフロップ42a
をリセットする。このため、トランジスタ45aが非導
通となり、ソレノイド37aが消勢される。応じて、ソ
レノイド軸38aが上方に押し上げられて、係止レバー
39aの先端の爪状部39a″とドラム31aに固着さ
れたラチエツト歯車32aとを係合させて、ドラム31
aを停止させる。従つてドラム31aの停止タイミング
は、停止指令スイッチ19aの押圧時から或る範囲の時
間内に偶然性をともなつて決定される。同様にして、ド
ラム31b(または31c)を停止させる場合は、対応
する停止指令スイッチ19b(または19c)を押圧す
ることによつて、その押圧時からパルス発生回路47の
出力パルスの1つがANDゲート46b(または46c
)に与えられるまでの微小時間だけ遅れてフリップフロ
ップ48b(または48c)をセットする。
このフリップフロップ48b(または48c)のセット
出力がフリップフロップ42b(または42c)をリセ
ットして、ソレノイド37b(または37c)を消勢さ
せ、それによつて爪状部39b″(または39C″)と
ラチエツト歯車32b(または32c)とを係合させて
、ドラム31b(または31c)を停止させる。このよ
うにして、各列のドラム31a,31b,31cを停止
指令するためのスイッチ19a,19b,19cのいず
れもが押圧されると、フリップフロップ48a,48b
,48cの各セット出力がANDゲート49に与えらる
。応じて、ANDゲート49は1Hョ信号を0Rゲート
50を介してフリップフロップ41のリセット入力とし
て与え、該フリップフロップ41をリセットさせる。こ
のため、トランジスタ44を非導通となり、モータ36
への電源供給が遮断されて、モータ36が停止制御され
る。なお、回転ドラム群31が回転駆動したにもかかわ
らず、遊技客が停止指令スイッチ19a,19b,19
cを操作しなければ各列のドラムが連続的に回転し、以
後セーフ孔12a,12b,12cへパチンコ球が入つ
ても所定の動作を実施し′なくなる。
そこで、一定時間内に停止指令スイッチ19a,19b
,19cを操作しなければ、回転ドラム群31を停止制
御することが望ましい。したがつて、好ましくは以下の
説明の如くして、一定時間内に停止指令用スイッチ19
a,19B,l9cが操作されないとき回転ドラム群3
1を停止制御する。すなわち、セーフ球検出スイッチ2
94がセーフ球検出出力を導出したとこからタイマ43
が始動し始め、或る一定時間(たとえば30秒)過ぎる
とタイムアップ出力を導出し、0Rゲート50を介して
フリップフロップ41をリセットする。このフリップフ
ロップ41のリセットによつて、トランジスタ44が非
導通となり、モータ36への電源供給が遮断制御される
。なお、フリップフロップ41がリセットされると、リ
セット出力がフリップフロップ48a,48b,48c
のリセット入力として与えられ、該フリツプフ叱ンプを
初期リセットする。また、フリップフロップ41のIJ
セット出力がタイマ43のクリア信号として与えられ、
タイマ43の計時動作を停止させるとともに、それまで
計時していた時間をクリアさせる。このようにして、前
記回転ドラム機構30が駆動・停止制御される。なお、
前述の説明では、パチンコ遊技機において回転ドラム群
31の回転駆動可能な条件を検出する条件検出手段の一
例として、予め定めるセーフ孔へ入賞したセーフ球を検
出するセーフ球検出スイッチ294の場合について説明
したが、コイン遊技機においてセーフ孔またはヤクモノ
への入賞球数によつて回転ドラム群31を回転駆動する
ものであれば、入賞球数を計数しその計数値が予め定め
る数に達したとき回転駆動指令信号を導出するように構
成すればよい。第6図はこの発明の他の実施例の制御回
路図であり、特に例えば回転ドラム機構30の駆動・停
.止制御するための回路図である。
前述の第4図では停止指令スイッチの押圧から対応する
ドラムを停止させるまての微小時間差をパルス発生回路
47の出力パルスと停止指令スイッチ19a〜19cの
押圧信号とののAND条件によつて決定してjいたが、
この実施例では遅延時間を可変することによつて行なう
ものである。具体的には、停止指令スイッチ19aを押
圧した場合を想定すると、該スイッチ19aの押圧期間
中(例えば数秒)に1Hョ信号がANDゲート46aの
一方入力として4与えられる。また、該スイッチ19a
の押圧時において、1Hョ信号が微分回路61aで立上
り微分され、その微分信号が、リングカウンタ63に与
えられる。このリングカウンタ63は、内部に歩進用ク
ロックパルス発生器を備えており、該発生器で発生され
るパルスに基づいて複数の数値(図示では1〜4)を循
環的に計数しているものであつて、各数値ごとに出力端
子を有する。そして、リングカウンタ63は、微分信号
が与えられたときに計数している計数値に相当する出力
端子からRHョを導出する。このカウンタ63の各計数
別の出力端子には、それぞれ異なる遅延時間(例えば、
0.2,0.3,0.4,0.聞2)の遅延特性を有フ
する遅延回路641,642,643,644が接続さ
れている。従つて、リングカウンタ63の計数値に基づ
いて、計数値に対応する遅延回路(641〜644のい
ずれか)が選択される。そして、選択された遅延回路か
ら導出される或る遅7延時間だけ遅れたRHJ信号がA
NDゲート46aの与えられると、ANDゲート46a
はフリップフロップ48aをセットさせる。このセット
出力によつて、前述の第4図の動作と同様にして、ドラ
ム31aが停止制御される。また、停止指令ノスイツチ
19bまたは19cが押圧された場合も同様にして行な
われる。なお、その他の構成および動作は、第4図の実
施例と同様てあるため、共通する部分は同一参照符号で
発明の詳細な説明を省略する。
なお、この実施例のように、3列の回転ドラム31a,
31b,31cにそれぞれ対応して、停止指令スイッチ
19a,19b,19cを設ける構成に代えて、たとえ
ば左列の回転ドラムに対応する停止指令スイッチを1個
だけ設ける構成としてもよい。
そして、この場合は、停止指令スイッチの押圧後、選択
される遅延回路によつて設定される遅延時間後に対応す
る回転ドラムの回転が停止され、その停止後一定時間(
たとえば1.808秒)後に中央列の回転ドラムが停止
され、さらに、その停止後一定時間(たとえば1.20
醗)後に右列の回転ドラムが停止されるようにする。こ
のようにすれば、停止指令スイッチによつて停止する左
列の回転ドラムの停止タイミングが偶然性を伴なつたタ
イミングになるので、その左列の回転ドラムの回転停止
後一定時間間隔で停止される中央列および右列の回転ド
ラムの停止も偶然性を伴なつたものになる。前述のごと
く、回転ドラム群31を停止制御させた場合において、
より好ましくは、表示窓11aに表示されている各列の
ドラムの識別情報の組合せによつて得点を判別し、その
得点に基づいてヤクモノの開成数または開成時間を制御
したり、払出す賞品球数を制御する。
上述の実施例によれば、遊技客の操作として、パチンコ
球の打球操作のみならず、回転ドラムが所望の識別情報
を表示するように停止指令スイッチを操作するため、興
趣を倍加できる。
また、停止指令スイッチの操作時から遊技客に認識でき
ない程度の不特定の微小時間だけ遅れて回転ドラムを停
止制御するため、偶然性をともなつて回転ドラムを停止
させることができ、かつ従つて遊技技術の優れた特定の
遊技客のみに多くの賞品を付与することを防止てき、全
ての遊技客に対して均一なサービスが行なえる。ところ
で、上述の説明では、可変表示装置の一例として複数の
識別情報を可動表示する回転ドラム機構30について述
べたが、環状に点灯表示部材を配列し点灯表示部材の点
灯を順次切換えることによつて環状に点滅表示させるこ
とによつて、複数の表示状態に可変表示することもでき
る。
第7図はこの発明の他の実施例の可変表示装置付遊技機
の外観図である。この実施例の可変表示装置付遊技機7
0が第1図と異なる点は、可変表示装置の他の例として
環状に複数の点灯表示部材か配置されて成り、セーフ孔
への入賞球検出出力に応じて順次点灯表示部材を点灯さ
せることによつて回動点滅表示する回動点滅表示装置(
後述の第8図で詳細に説明する)80を設けるとともに
、回動点滅表示装置80の回動点滅表示を停止指令する
ための停止指令スイッチ19Sと、回動点滅表示装置8
0の回動点滅表示を停止させたときに表示している点灯
表示部材に対応する識別情報を予想して予め識別情報を
設定しておくための設定スイッチ19A,19b,19
Cとを配設したことである。その他の構成は、第1図と
同様であるため同一部分を同一参照符号で発明の詳細な
説明を省略する。なお、図示では識別情報の一例として
数字を示し、各設定スイッチ19A,19B,19Cの
それぞれに対応させて数字(たとえば2,3,5)をボ
タン表面に彫刻している。
この設定スイッチ19A,19B,19Cは、数字に対
応して個別に設けているが、数字(または識別情報)を
設定するために1個の設定スイッチの押圧回数によつて
所望の数字を設定したり、複数の数字キーを設けたキー
ボードによつて所望の数字(または識別情報)を設定し
ても良い。また、この実施例の裏面パネルは、前述の第
2図と同様に構成される。第8図はこの発明の特徴とな
る可変表示装置の他の例の回動点滅表示装置の詳細図で
ある。図において、回動点滅表示装置80は、複数の発
光ダイオード(点灯表示部材)811,812〜81n
を環状に配置して成る回動点滅表示灯81と、各発光ダ
イオード811,812〜81nに対応して配置される
各種類の識別情報(たとえば数字)を表す設定表示器8
2とから成る。この設定表示器82は、たとえば前記設
定スイッチ19A,19B,19Cで設定される数字に
対応する数値が表面側に予め印字されかつ内側に表示ラ
ンプまたは発光ダイオード等の表示灯が内蔵されている
ものであつて、設定スイッチ19Aに対応する数字を表
示する設定表示器を82Aとし、設定スイッチ19Bに
対応する設定表示器を82Bとし、設定スイッチ19C
に対応する設定表示器を82Cとする。これらの設定表
示器82A,82B,82Cは、回動点滅表示灯81の
各発光ダイオード811〜81nのそれぞれに対応して
複数設けられるが、その数は数字R2ョを表わす設定表
示器82Aの数(図示では9個)を最も多くし、数字R
5ョを設定表示する設定表示器82Cの数(図示では2
個)を最も少なくし、数字13ョを設定表示する設定表
示器82Bをその中・間程度の数(図示ては5個)だけ
設ける。そして、前記設定スイッチ19Aを押圧して識
別情報の一例としての数字R2jを設定した場合は、1
2ョを表示する複数の設定表示器82Aを点灯表示させ
、設定スイッチ19Bを押圧して識別情:報としての数
字R3Jを選択した場合は数字R3ョを表わす設定表示
器82Bを点灯表示させ、設定スイッチ19Cを押圧し
て識別情報としての数字R5jを選択した場合は数字1
5Jを表わす設定表示器82Cを点灯表示させるもので
あノる。そして、入賞球に応じて回動点滅表示灯81に
含まれる各発光ダイオード811〜81nのうちの1個
の発光ダイオードを順次点灯表示させることによつて点
灯している発光ダイオードが回動するように表示させ、
停止させたときに表示している表示灯に対応する設定表
示器が予め設定されている場合のみその設定表示器に対
応する数の得点に応じた価値を付与(例えばヤクモノを
開成制御)するものである。従つて、回動点滅表示装置
80は、電気的にその表示態様が回動表示されるルーレ
ツトのごとく構成される。なお、前記回動点滅表示装置
80は、より好ましくは予め設定している設定表示器8
2A,82B,82Cのいずれかと回動点滅表示灯81
の停止したときの発光ダイオードとが一致したとき当り
表示する当り表示灯(ランプまたは発光ダイオード)4
3を内蔵している。
そして、回動点滅表示灯81の各発光ダイオード811
,812〜81nの順次点灯表示に同期して回動駆動す
ることによつてルーレツトの効果を出すために、センタ
ーハンドル44が回動点滅表示装置80の中心部に回動
自在に設けられる。このセンターハンドル84は、モー
タ(図示せず)によつて回転駆動される。第9図はこの
発明の他の実施例の制御回路図であり、特に例えば第8
図に示す回動点滅表示装置80を表示制御するための制
御回路図である。
次に、第7図〜第9図を参照してこの実施例のパチンコ
遊技機70で遊技する場合の動作を説明しよう。遊技客
は前記設定スイッチ19A,19B,19Cのいずれか
を押圧して、セーフ球に応じて回動点滅表示装置80の
作用でヤクモノ13a〜13eを開成させたい数を設定
する。
たとえば、比較的高い確率(晶)で少ない数(2個)の
ヤクモ“ノ13a,13bを開成させたい場合は設定ス
イッチ19Aを押圧し、比較的低い確率(晶)で多く(
5個)のヤクモノ13a〜13eを開成させjたい場合
は設定スイッチ19Cを押圧し、中程度の確率(る)で
中程度の数(3個)のヤクモノ13a〜13cを開成さ
せたい場合は設定スイッチ19Bを押圧する。これらの
設定スイッチ19qA,19B,19Cは、同時に複数
のスイッチで設定するのを禁止するために1個のスイッ
チを押圧すれば他の2個のスイッチが復帰するような構
造のものが用いられる。また、設定スイッチ19A,1
9B,19Cの他の例としてキー式のものを用いる場合
は、電気的にどのキースイッチが押圧されたかを記憶す
るために、或るキースイッチが押圧されたとき押圧され
たキースイッチを記憶しかつ他のキースイッチの押圧記
憶状態を解除するように回路構成すれば良い。前記設定
スイッチ19A,19B,19Cのいずれかが押圧され
ると、押圧された設定スイッチに対応する設定番号表示
制御回路99および判定フ回路100の入力端にハイレ
ベル信号が与えられる。
この設定番号表示制御回路99は、たとえば設定スイッ
チ19Aが押圧されると数字R2Jを設定したことを表
わす複数個(第8図では9個)の設定表示器82Aを点
灯表示させ、設定スイツ7チ19Bが押圧されると数字
R3Jを設定したことを表わす複数個(第8図ては5個
)の設定表示器82Bを点灯表示させ、設定スイッチ1
9Cが押圧されると数字R5Jを設定したことを表わす
複数個(第8図では2個)の設定表示器82Cを・点灯
表示させる。このようにして、設定スイッチ19A,1
9B,19Cで設定された識別情報(数字)に対応する
設定表示器が点灯表示される。次に、遊技客は玉貸機で
購入したパチンコ球を前記打球待機樋15へ入れて打球
ハンドル16を操作して打球したとき、打込まれたパチ
ンコ球が前記セーフ孔12a〜12cのいずれかに入賞
すると、セーフ球検出スイッチ294が閉成されるため
RHョ信号のセーフ球検出出力が導出される。
このセーフ球検出出力は、セーフ球のあつたことを記憶
するフリップフロップ91をセットさせるとともに、タ
イマ98に作動指令信号を与える。フリップフロップ9
1のセット出力は、NΦゲート921の一方入力として
与えられる。このとき、ANDゲート921の他方入力
には、パルス発振回路93の発振パルスが与えられるた
め、ANDゲート921はフリップフロップ91のセッ
ト期間中パルス発振回路93の出力パルスをリングカウ
ンタ94に与える。このリングカウンタ94はパルス入
力が与えられるごとに順次その計数値を数値RlJずつ
加算し、回動点滅表示灯81の各表示灯の数に相当する
数(数値1〜32)を循環的に計数し、その計数値を表
わすコード化信号をデコーダ95に与えるとともに、前
記判定回路100に与える。前記デコーダ95は、前記
回動点滅表示灯81に含まれる各発光ダイオードの数(
たとえば32)に相当する数の出力端を有し、リングカ
ウンタ94で計数される計数値に基づいてタイム順次に
各出力端からRHョ信号を導出するものである。
このデコーダ95の各出力端には、スイッチングトラン
ジスタ961,962〜96n(nは回動点滅表示灯8
1に含まれる各発光ダイオードの数を示す)のベースが
接続される。各スイツチングトランジススタ961,9
62〜96nのエミッタはそれぞれ接地され、回動点滅
表示灯81に含まれる各発光ダイオード811,812
〜81nのカソードが接続され、各表示灯811,81
2〜81nのアノードには電源(+V)が供給される。
そこで、デコーダ95はリングカウンタ94がたとえば
数値0しを計数したときトランジスタ961を導通させ
るためのパルスを導出し発光ダイオード811を発光表
示させ、数値R2Jを計数したときトランジスタ962
を導通させるパルスを導出して発光ダイオード812を
発光表示させ、同様にして計数値Rnョを計数したとき
トランジスタ96nを導通させるためのパルスを導出し
て発光ダイオード81nを発光表示させる。これらの発
光ダイオード811,812〜81nのそれぞれは前述
の第8図で図示したように環状に配置されているため、
デコーダ95がリングカウンタ94の計数値に基づいて
発光ダイオード811,812〜81nを順次点滅表示
させると、遊技客にとつては発光表示部分が環状に発光
表示するように見え、それによつてルーレツトのごとく
回動表示される。このとき、発光ダイオード811,8
12〜81nのそれぞれの点滅表示間隔は、遊技客が視
覚的に点滅状態を視認できる速度てあつて停止スイッチ
19Sを押圧しても所望の位置に停止しにくいような速
度に選ばれ、その速度がパルス発振回路93の発振周波
数によつて選ばれる。なお、より好ましくは発光ダイオ
ード811,812〜81nの順次点滅状態に同期して
回動点滅状態の効果を表わすために、ANDゲート92
1のパルス出力に同期して断続的な音を発生するための
回転音発生器97が設けられる。前述のごとくして、セ
ーフ球に応答して回動点滅表示灯81の各発光ダイオー
ドが回動点滅表示しているとき、遊技客は前記設定スイ
ッチ19A,19B,19Cのいずれかで設定した数字
に対応する発光ダイオードの位置で回動点滅表示を停止
させるために適当なタイミングで停止スイッチ19Sを
押圧する。
応じて、RHJ信号が停止スイッチ19Sを介してMの
ゲート922の一方入力として与えられる。このとき、
ANDゲート922の他方入力には、前述の第4図に示
すパルス発生回路47と同様に構成された回路のパルス
出力が与えられている。応じて、ANDゲート922は
停止スイッチ19Sの押圧後パルス発生回路47出力の
1個目のパルスが与えられたとき、1HJ信号を導出し
、0Rゲート923を介してフリップフロップ91をリ
セットさせるとともに、判定回路100に判定指令信号
として与えられる。フリップフロップ91のリセットに
応じて、ANDゲート921が不能動化されて、リング
カウンタ94にパルス入力を与えるのを禁止する。この
ため、リングカウンタ94はそれまで計数している計数
値のコード化信号を持続的にデコーダ95および判定回
路100に与える。したがつて、デコーダ95はリング
カウンタ94の計数値に対応する回動点滅表示灯81に
含まれる発光ダイオードを連続的に点灯表示させる。す
なわち、注目すべき特徴は、停止スイッチ19Sの押圧
後パルス発生回路74出力の1個目のパルスが与えられ
るまでの微小時間だけ遅れて回動点滅表示を停止させる
ことによつて、その停止タイミングに偶然性を持たせて
、遊技客が確実に所望の発光ダイオードの位置て停止さ
せるのを防止したことである。一方、前記判定回路10
0は、リングカウンタ94の計数値に基づいて回動点滅
表示灯81の点灯表示している発光ダイオードに対応す
る数字を識別し、設定スイッチ19A,19B,19C
のいずれかで設定されている設定値と一致しているか否
かを判定する。
例えば、判定回路100は、設定スイッチ19Aが押圧
された場合において、ノ設定表示器82Aに対応する回
動点滅表示灯81の各発光ダイオードのいずれかが点灯
表示していれば得点R2ョを表わす出力端からRHJ信
号を導出し、設定スイッチ19Bが押圧されかつ設定表
示器82Bに対応する回動点滅表示灯81の各ダイオー
ドのいずれかが点灯表示していれば得点13ョを表わす
出力端からRHョ信号を導出し、設定スイッチ19Cが
押圧されかつ設定表示器82Cに対応する回動点滅表示
灯81の各ダイオードのいずれかが点灯表示していれば
得点R5Jを表わす出力端からRHョ信号を導出する。
この各得点を表わす出力は、好ましくはヤクモノ開成数
を制御するための信号として利用される。なお、この実
施例においてもパルス発生回路47替えて、前述の第6
図のように1個の微分回路61aとリングカウンタ63
と複数の遅延回路641〜644と0Rゲート65とを
組合せて、停止スイッチ19Sの押圧から回動点滅表示
を停止するまでの遅延時間を可変するように構成しても
よい。
上述のごとく、この実施例によれば、セーフ球に応答し
て回動点滅表示灯81を回動点滅表示させ、停止操作し
たときの回動点滅表示灯の停止位置が予め設定した数字
を表わす設定表示器に対応していればその設定値に基づ
いて或る価値を付与するように制御できる。
また、停止スイッチの押圧から可変の微小時間差をとも
なつて回動点滅表示を停止できるため、遊技技術の優れ
た特定の遊技客にのみ多くの価値物体を与えることを防
止でき、全ての遊技客に対してサービスの向上が図れ−
る。なお、上述の2つの実施例では、パチンコ遊技機の
場合について説明したが、パチンコ球を用いて弾球遊技
する遊技機(例えばコイン遊技機)においてこの発明の
技術思想が適用できることはも.ちろんである。
以上のように、この発明によれば遊技機の盤上に表示状
態を可変可能な可変表示器を設け、或る条件に応じて可
変表示装置を可変表示させ、該可変表示を手動スイッチ
の操作から不特定の微小時!間だけ遅れて停止させるこ
とによつて、遊技客の興趣を倍加でき、遊技客の遊技技
術の熟練だけでなく或る偶然性を保つて可変表示装置を
停止できるような可変表示装置付遊技機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の可変表示装置付遊技機の
外観図である。 第2図はこの発明の一実施例の可変表示装置付パチンコ
遊技機の裏面パネルの図解図である。第3図はこの発明
の特徴とな・る可変表示装置の一例の回転ドラム機構の
詳細図である。第4図はこの発明の一実施例の制御回路
図である。第5図は第4図の動作説明の理解を助けるた
めのタイムチャートを示す。第6図はこの発明の他の実
施例の制御回路図である。第7図はこの発明の他の実施
例の可変表示装置付遊技機の外観図である。第8図はこ
の発明の特徴となる可変表示装置の他の例の回動点滅表
示装置の詳細図である。第9図はこの発明の他の実施例
の制御回路図てある。図において、10および70は可
変表示装置付パチンコ遊技機、12a〜12cはセーフ
孔、13a〜13eは入賞球装置、19a,19b,1
9c,19Sは停止指令スイッチ、19A,19B,1
9Cは設定スイッチ、20は裏面パネル、294はセー
フ球検出スイッチ、30は可変表示装置の一例の回転ド
ラム機構、36はドラム駆動用モータ、37a,37b
,37cはドラム停止制御用ソレノイド、41,42a
〜42c,48a〜48c,91はフリップフロップ、
43,98はタイマ、46a〜46c,49,50,6
2,65,921〜923はゲート、47はパルス発生
回路、63,94はリングカウンタ、80は回動点滅表
示装置、95はデコーダ、99は設定番号表示制御回路
、100は判定回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊技機の盤上に配設され、複数の表示状態に可変表
    示可能な可変表示装置、弾球遊技によつて前記可変表示
    装置を可変表示するための予め定める条件になつたこと
    を検出する可変表示条件検出手段、その手動操作によつ
    て前記可変表示装置の可変表示を停止指令する停止指令
    スイッチ、前記停止指令スイッチの操作後、ある微小時
    間だけ遅れて停止指令信号を導出する停止指令信号導出
    手段、および前記可変表示条件検出手段出力に応答して
    前記可変表示装置の表示状態を可変表示制御し、前記停
    止指令信号導出手段出力に応答して前記可変表示装置の
    可変表示状態を停止制御する可変表示・停止制御手段を
    備えた可変表示装置付遊技機。 2 前記可変表示装置は、その表面に複数種類の識別情
    報が描かれかつ識別情報の描かれた各表示面を可動する
    ことによつて複数の表示状態を可変するように構成され
    た可動表示部材であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の可変表示装置付遊技機。 3 前記可変表示装置は、電気的表示セグメントを含む
    セグメント表示装置である特許請求の範囲第1項記載の
    可変表示装置付遊技機。 4 前記可変表示装置は、環状に複数の点灯表示部材を
    配置してなり、該環状の複数の点灯表示部材を順次点灯
    表示することによつて環状にその表示状態を可変するよ
    うに構成された回動点灯表示器であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の可変表示装置付遊技機。 5 前記停止指令信号導出手段は、或る繰返し周期でパ
    ルスを発生するパルス発生手段と、前記停止指令スイッ
    チを操作しかつ前記パルス発生手段出力のパルスが与え
    られたことに応じて停止指令信号を導出するゲート手段
    とを含み、該ゲート手段が、前記停止指令スイッチの操
    作後、前記パルス発生手段から与えられる1つのパルス
    までの微小時間だけ遅れて停止指令信号を導出すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の可変表示装置
    付遊技機。 6 前記停止指令信号導出手段は、少なくとも遅延回路
    を含み、前記停止指令スイッチの操作に応じて或る遅延
    時間だけ遅れて停止指令信号を導出するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の可変表示装置
    付遊技機。
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