JPH07194797A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH07194797A
JPH07194797A JP5350784A JP35078493A JPH07194797A JP H07194797 A JPH07194797 A JP H07194797A JP 5350784 A JP5350784 A JP 5350784A JP 35078493 A JP35078493 A JP 35078493A JP H07194797 A JPH07194797 A JP H07194797A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は電子制御的な遊技内容と機械的な遊
技内容を整合させて、第3種パチンコ遊技機の興趣を惹
起させることができる弾球遊技機を提供すること。 【構成】 遊技領域2に補助可変表示装置20と、その
直下に補助変動入賞装置20と振分装置40、分別手段
60,70を配設した入賞領域30と可変表示装置10
0と変動入賞装置90とを備えた補助遊技装置4を設
け、該補助遊技装置4の左サイドに第3種始動口110
を設けている。かかる構成では前記補助可変表示装置2
0が実行する補助可変表示ゲームで当り、前記補助変動
入賞装置20が遊技者に有利な第2状態に変換し、そこ
に入賞した遊技球が入賞領域に誘導され振分装置40、
分別手段60,70を介して特別入賞口61,71に入
賞した場合には前記可変表示装置100により可変表示
ゲームが開始され、そのゲームで当りとなったときには
特別遊技状態が発生する。その後遊技球が前記第3種始
動口110に入賞すれば前記変動入賞装置90により特
別遊技が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通常の遊技時に比べ
遊技者に多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技態様で
ある特別遊技状態中に、さらに遊技球が特定の入賞口に
入賞することを条件に変動入賞装置を開放作動させる弾
球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる第3種パチンコ遊技機の基本的
な遊技内容は、遊技者に賞球獲得のチャンスを与える特
別遊技状態を起生させ、この特別遊技状態のもとで遊技
球が特定の入賞口に入賞した場合にはその入賞毎に変動
入賞装置の大入賞口を開状態(遊技者にとって有利な第
2状態)にして特別遊技を行わせるものである。このよ
うな遊技機の特別遊技状態発生に関する制御内容につい
ては、従来、電子制御的なものと、機械的なものとがあ
った。前者の従来例は可変表示装置で実行される可変表
示ゲームの停止結果態様が予め設定された停止態様とな
ったとにきに特別遊技状態を起生させていた。また後者
の従来例は補助遊技装置等を遊技部に配設し、その補助
遊技装置に流入した遊技球が装置内に設けられた特別の
入賞口に入賞することによって特別遊技状態を起生させ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者及び後者
の制御内容は単純なものとなっていて遊技者に飽きられ
易いものであった。特に前者の場合は可変表示ゲームの
確率がマイクロ・コンピュータにより電子的に制御され
るようになっていて遊技者の遊技機に対する技術介入の
余地があまり残されていなかった。確率が電子的に制御
されているので遊技者によっては遊技することをためら
ってしまうこともあり、また遊技者によっては不信感を
感じる時もあった。また後者の遊技機は補助遊技装置へ
の入賞を調整するための調整釘が重要な役割を占めてい
て、遊技店では釘調整を毎日行わなければならず、釘調
整に費やす労力やコストが問題となっていたばかりでな
く、斬新性に欠けていた。そこで本発明は電子制御的な
遊技内容と機械的な遊技内容を整合させて、第3種パチ
ンコ遊技機の興趣を惹起させることができる弾球遊技機
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明では、遊技者にとって不利な第1状態と遊技者
にとって有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置
と、該変動入賞装置が第1状態から第2状態へ変換する
ことを待機している特別遊技状態を起生する特別遊技状
態起生手段と、前記特別遊技状態が起生されていること
を条件に、所定の遊技条件が満たされた場合に前記変動
入賞装置を予め設定されている規定に基づいて第2状態
に変換させる変換制御手段とを備えた弾球遊技機におい
て、前記特別遊技状態起生手段は、第1の可変表示ゲー
ムを行う第1の可変表示装置と、該第1の可変表示装置
の結果態様に応じて遊技者にとって不利な第1状態から
遊技者にとって有利な第2状態に変換する補助変動入賞
装置と、該補助変動入賞装置の第2状態中に遊技球が入
賞可能な入賞領域と、該入賞領域に入賞した遊技球を特
別入賞口に導く分別手段と、前記特別入賞口に入賞した
遊技球を検出する遊技球検出手段と、該遊技球検出手段
の検出信号に基づいて第2の可変表示ゲームを行う第2
の可変表示装置とを備え、該第2の可変表示装置の結果
態様に応じて前記特別遊技状態を起生させるように構成
した。この場合、前記第1の可変表示装置は複数の確率
値から選択された確率値に基づいて第1の可変表示ゲー
ムを行うようにしてもよい。また前記第2の可変表示装
置の結果態様に応じて、前記第1の可変表示装置の確率
値を変更する様にしてもよい。また前記特別遊技状態中
において、前記第2の可変表示装置の作動を禁止する禁
止手段を備えるようにしてもよい。
【0005】
【作用】上記発明によれば、特別遊技状態起生手段は、
第1の可変表示ゲームを行う第1の可変表示装置と、第
1の可変表示ゲームの結果態様に応じて遊技者にとって
不利な第1状態から遊技者にとって有利な第2状態に変
換する補助変動入賞装置と、該補助変動入賞装置の第2
状態中に遊技球が入賞可能な入賞領域と、該入賞領域に
入賞した遊技球を特別入賞口に導く分別手段と、前記特
別入賞口に入賞した遊技球を検出する遊技球検出手段
と、該遊技球検出手段の検出信号に基づいて第2の可変
表示ゲームを行う第2の可変表示装置とを備えている。
従って、前記特別遊技状態の起生の過程において、遊技
者は前記第1の可変表示ゲームで当りを発生させる期待
感と、遊技球が入賞領域に入賞する期待感と、分別手段
により遊技球が特別入賞口に入賞する期待感と、第2の
可変表示ゲームで当りを発生させる期待感とを段階的に
楽しむことができる。
【0006】前記第1の可変表示装置が複数の確率値か
ら選択された確率値に基づいて前記第1の可変表示ゲー
ムを行えば、遊技者の利益と遊技店の利益とを調節でき
るし、また前記第2の可変表示装置の結果態様に応じ
て、前記第1の可変表示装置の確率値が変更されれば、
変化に富んだ遊技を提供することができる。また前記特
別遊技状態中において、前記第2の可変表示装置の作動
を禁止する禁止手段を備えるようにすれば、特別遊技状
態の消滅を回避できるので遊技者は安心して特別遊技を
楽しむことができる。
【0007】
【実施例】以下、図1乃至図2に基づいて、実施例に係
るパチンコ遊技機の構成例を説明する。図1は、この発
明に係る弾球遊技機としてのパチンコ遊技機の遊技領域
2部分の構成例を、図2は補助遊技装置4の正面構成例
を示す。このパチンコ遊技機の遊技盤(図示せず)前面
には、図示省略の操作ダイヤルにより駆動される遊技球
発射装置(図示せず)によって発射された遊技球を遊技
盤の上方部まで案内するガイドレール3が配設され、ガ
イドレール3と遊技盤1の前面ガラス板とによって囲ま
れた空間内に遊技領域2が設けられている。
【0008】該遊技領域2の中央上部には第1の可変表
示装置としての補助可変表示装置10が、該補助可変表
示装置10の直下には補助遊技装置4がそれぞれ設けら
れている。前記補助可変表示装置10は第1の可変表示
ゲームとしての補助可変表示ゲームを実行するもので、
2つの可変表示部11,12から構成されている。補助
可変表示ゲームは補助遊技装置4の上部に設けられた普
図始動口5Aに遊技球が流入し、その始動口に設けられ
た通過球検出手段6A(普図始動SW1,図示せず)に
より遊技球が検出されることを条件に開始される。その
ゲーム内容は前記可変表示部11,12の2つの図柄
(例えばそれぞれ、1,2,3,4,5,6,7,8,
9,0の図柄)を所定の順序で変化させて、その変化を
停止させた時点の停止図柄の組合せにより当り/外れを
決定するものである。このゲームで当たった場合(例え
ば、「3 3」、「7 7」等)には前記補助遊技装置
4に設けられている補助変動入賞装置20が遊技者に不
利な第1状態から有利な第2状態に変換される。前記普
図始動口5Aは遊技盤の裏面に設けられた樋(図示せ
ず)を介して前記補助遊技装置4の右サイドに設けられ
たワープ出口7と接続されていて、前記普図始動口5A
を通過した遊技球はワープ出口7から遊技領域2に落下
するようになっている。前記ワープ出口7の直下には普
図始動口5Bが設けられていて、前記ワープ出口7から
落下した遊技球が前記普図始動口5Bに入賞し易いよう
になっている。該普図始動口5Bには通過球検出手段6
B(普図始動SW2,図示せず)が取り付けられてお
り、該検出手段6Bにより遊技球が検出された場合にも
前記補助可変表示ゲームが開始されるようになってい
る。この様に前記普図始動口5Aを通過した遊技球がワ
ープ出口7を介して、再度前記普図始動口5Bに入賞す
る可能性があるため、1つの遊技球によって前記補助可
変表示装置10を2回作動させる可能性が生じ、遊技者
に期待感を与えることができる。
【0009】前記補助遊技装置4は前記補助変動入賞装
置20と、第2状態の該補助変動入賞装置20を介して
補助遊技装置4内に流入した遊技球を入賞させる入賞領
域30と、第2の可変表示ゲームとしての可変表示ゲー
ムを実行し、そのゲームの当りを条件に特別遊技状態を
発生させる第2の可変表示装置としての可変表示装置1
00と、該特別遊技状態のもとで遊技者に特別遊技を実
行させる変動入賞装置90とを備えている(図2を参
照)。
【0010】前記補助変動入賞装置20は補助可変表示
ゲームの当りの場合に遊技球を入賞させ易い第2状態に
変換し、その第2状態を所定時間維持する可動部材21
と入賞部22(図3乃至図4参照)を備えている。該入
賞部22には前記補助変動入賞装置20に入賞した遊技
球を前記入賞領域30に誘導する中央入賞口23とその
左右に設けられた一般入賞口24,25が設けられ、前
記中央入賞口23の前方の前記可動部材21裏面には遊
技球を1個貯留する貯留機構26が設けられている。該
貯留機構26は、所定時間経過後に第1状態に復帰する
前記可動部材21の動作に合わせて遊技球を前記中央入
賞口23に向けて流下させるようになっている。
【0011】入賞領域30は右側入賞領域31と左側入
賞領域32に区分され、その領域内には前記中央入賞口
23から誘導された遊技球を右側入賞領域31に誘導し
たり、左側入賞領域32に誘導する振分装置40と、該
振分装置40により右側入賞領域31に誘導された遊技
球を第1の特別入賞口61あるいは第1一般入賞口62
に導く第1の分別手段60と、前記振分装置40により
左側入賞領域32に誘導された遊技球を第2の特別入賞
口71あるいは第2一般入賞口72に導く第2の分別手
段70を備えている。前記振分装置40は第1入賞口4
1と第2入賞口42を備え、回転可能に構成され、また
前記分別装置60、前記分別装置70もそれぞれ回転可
能に構成されている。前記振分装置40は前記第1入賞
口41へ入賞した遊技球を右側入賞領域31へ誘導し、
前記第2入賞口42へ入賞した遊技球を左側入賞領域3
2へ誘導するように構成されている。前記第1の特別入
賞口61には遊技球検出手段としての第1特別入賞検出
手段61A(図示せず)が設けられていて、前記第2の
特別入賞口71には遊技球検出手段としての第2特別入
賞検出手段71A(図示せず)が設けられていて、これ
らの特別入賞検出手段61A,71Aが遊技球を検出す
ることを条件に前記第2の可変表示装置100による第
2の可変表示ゲームが開始される。
【0012】前記可変表示装置100は、6つに区分さ
れた表示部101を備えており、各表示部を移動点滅さ
せて可変表示ゲームを行う。各表示部の内、「BIG」
及び「HIT」と表示されている表示部101a,10
1bが当りの表示部となっている。そしてゲーム開始と
同時に前記6つの表示部が一定の方向、例えば時計回り
の方向に移動点滅するようになっていて、その点灯が前
記2つの表示部101a,101bの何れかで停止した
場合に、「当り」となって特別遊技状態が発生する。後
述するように「BIG」の当りに基づく利益は「HI
T」の当りに基づくものよりも多くなっている。なお、
特別遊技状態中に再度、前記可変表示ゲームで当りが発
生した場合には特別遊技状態が消滅する。そこで特別遊
技状態中において可変表示装置100の作動を禁止する
禁止手段が後述する役物制御装置200に設けられてい
る。
【0013】前記補助遊技装置4の右サイドには第3種
始動入賞口(第3種始動口ともいう)110が設けら
れ、その直上に第3種始動口誘導装置120(回転誘導
装置ともいう)が設けられている。前記第3種始動入賞
口110は特別遊技状態のもとで、それへの入賞を特別
遊技(後述)の実行条件とするもので、該始動口110
には入賞球を検出する第3種始動SW(図外)110A
が取り付けられている。
【0014】後述するが前記第3種始動口誘導装置12
0は2つの機能を有し、その1つは特別遊技状態の早期
消滅をさけるためのもので、他のものはいわゆるベース
値の安定化を図るものである。前者のため、前記第3種
始動口誘導装置120は特別遊技状態中は、大入賞口9
2(後述)の開放時間に合わせて反時計方向に1回転/
10秒で回転し、保持口121に保持された遊技球は、
前記誘導装置120と前記第3種始動口110との間に
植設された誘導釘123(図6参照)等に誘導されて前
記第3種始動口110に入賞するように構成されてい
る。また後者のため、通常の遊技状態のときには時計方
向に1回転/10秒で回転し、前記誘導装置と前記第3
種始動口110との間に植設された規制釘(障害釘)1
22(図5参照)等に規制されて遊技球が前記第3種始
動口110に入賞しずからく構成されている。
【0015】変動入賞装置90は特別遊技状態のもとで
特別遊技を実行するもので、前記第3種始動口110に
遊技球が入賞した場合に、前記可動部91が遊技者に不
利な第1状態から遊技者に有利な第2状態に変換するよ
うに構成されている。前記特別遊技は前記変動入賞装置
90の可動部91の第2状態への変換による大入賞口9
2の所定時間(例えば、10秒間)の開放を1サイクル
(ただし、その所定時間が経過する前に大入賞口92中
に遊技球が所定個数(例えば、10個)入賞したときに
はその時点までの開放を1サイクル)とし、前記第3種
始動入賞口110遊技球が入賞することを条件に所定サ
イクル数まで継続して行われる遊技である。
【0016】この実施例に係るパチンコ遊技機の主要部
分は、概略上記のように構成されていて、該パチンコ遊
技機はマイクロコンピュータ等の制御手段(役物制御手
段200、図7参照)によって概ね次のように作用動作
する。図外の電源スイッチ操作によりパチンコ遊技機に
電気が供給されると、補助可変表示装置10に任意の図
柄が表示される。前記補助変動入賞装置20の前記可動
部材21は第1状態(閉状態)を維持している。また前
記振分装置40は第1入賞口41を上方にして停止して
いて、前記分別手段60は反時計方向に、前記分別手段
70は時計方向にそれぞれで回転(約30秒で1回転)
している。また前記可変表示装置100は所定の位置で
点灯している。前記第3種始動口誘導装置120は時計
方向に回転している(約10秒で1回転)。前記変動入
賞装置90の可動部91は第1状態(閉状態)に維持さ
れている。
【0017】このような通常遊技時には、遊技者は前記
遊技球発射装置によって前記普図始動口5Aに遊技球を
流入させるように打ち込む。遊技球が前記普図始動口5
Aに流入した場合には、その遊技球が前記普図始動SW
6Aに検出され、その検出に基づいて補助可変表示ゲー
ムが開始される。前記普図始動口5Aを通過した遊技球
は前記ワープ出口7から遊技領域2に出現する。その遊
技球が前記普図始動口5Bに流入し、前記普図始動SW
6Bを通過して検出された場合には1球で2回の補助可
変表示ゲームを実行できることになる。
【0018】前記補助可変表示ゲームが開始されて所定
時間が経過するか又はストップボタン(図外)が押され
ると、当りの可能性が高い場合にはリーチ制御が行われ
た後に図柄の変動が停止される。その停止図柄が揃うと
(例えば「3,3」、「7,7」等のぞろ目)当たりに
なる。補助可変表示ゲームの当り確率は「6.1/5
5」(設定1)、「5.5/55」(設定2)、「4.
9/55」(設定3)のいずれかに、確率設定装置30
0(後述)を介して遊技店が設定できるようになってい
る。この確率は前記可変表示ゲームのゲーム結果に応じ
て高確率に変換されるようになっている。例えば前記
「BIG」で当たった場合には「54/55」に変換さ
れる。
【0019】停止図柄が当り図柄であるときには前記補
助変動入賞装置20の可動部材21が第1状態から第2
状態に変換される。該第2状態が所定時間(この実施例
では約4秒間)維持された後、前記可動部材21は第1
状態に復帰する。
【0020】前記補助変動入賞装置20の第2状態時に
入賞した遊技球が前記貯留機構26に貯留された場合に
は、前記可動部材21が第1状態に復帰された時点で、
貯留球は前記中央入賞口23に流入する。該中央入賞口
23に流入した遊技球は入賞領域30に誘導され、前記
振分装置40に落下する。なお、中央入賞口23の左右
の入賞口24,25に流入した遊技球は入賞球処理装置
(図外)へ流出し、所定数の賞球が賞球排出装置(図
外)により排出される。
【0021】前記振分装置40は第1入賞口41を上に
して停止しているので、通常、最初の貯留球は前記第1
入賞口41に入賞することになる。前記振分装置40は
球検出器23a(図3参照)の貯留球検出に基づいて回
転を開始し1回転すると停止するようになっているの
で、連続的に前記中央入賞口23に入賞した遊技球が前
記第2入賞口42に入賞することになる。前記振分装置
40の回転に伴って第1入賞口41に入賞した遊技球は
前記入賞領域30の右側入賞領域31に誘導され、その
下部で一旦待機状態になる。そして待機状態のタイミン
グにより前記分別装置60の第1一般入賞口62または
第1特別入賞口61に分別される。一方、前記第2入賞
口42に入賞した遊技球は前記入賞領域30の左側入賞
領域32に誘導され、一旦待機状態になり、そのタイミ
ングにより前記分別装置70の第2一般入賞口72ある
いは第2特別入賞口71に分別される。
【0022】この場合、前記分別手段60は反時計方向
に回転しているので、前記第1一般入賞口62が第1特
別入賞口61よりも先に待機球(右側入賞領域31の下
部で待機状態になっている遊技球)を入賞させる確率が
高く、一方、前記分別手段70は時計方向に回転してい
るので、前記第2特別入賞口71が第2一般入賞口72
よりも先に待機球(左側入賞領域の下部で待機状態にな
っている遊技球)を入賞させる確率が高い。従って、前
記第2特別入賞口71への入賞確率は第1特別入賞口6
1への入賞確率よりも高くなっていて、前記振分装置4
0の第2入賞口42に入賞した遊技球による特別遊技状
態の発生確率が高まることになる。
【0023】前記第1または第2特別入賞検出手段61
A,71Aが遊技球を検出することにより、前記可変表
示装置100が可変表示ゲームを開始する。前記可変表
示装置100の移動点滅は約5秒後に停止され、「BI
G」表示部101aあるいは「HIT」表示部101b
で移動点滅が停止された場合に特別遊技状態が発生す
る。前記「BIG」表示部101aで停止される確率は
1/6に、前記「HIT」表示部101bで停止される
確率は1/6に設定されており、1/3の確率で特別遊
技状態が発生することになる。
【0024】前記「BIG」表示部により特別遊技状態
が発生した場合の遊技内容は、まず特別遊技のサイクル
継続回数は「16回」であり、次に前記補助可変表示ゲ
ームの当り確率が先述のように高確率に変換されること
であり、連続して特別遊技状態の発生する可能性が高ま
り遊技者の期待感を高める。さらに、補助可変表示ゲー
ムのゲーム時間が短縮され(通常10秒の回転時間が3
秒間に変更される。以下即止めという)、この即止めが
50回までの補助可変表示ゲームに有効となり、リーチ
制御も無くなる。
【0025】一方、前記「HIT」表示部101bによ
り特別遊技状態が発生した場合のサイクル継続回数は
「5回」であり、前記補助可変表示ゲームの当り確率は
高確率に変換されることはなく、即止めも行われること
はない。
【0026】特別遊技状態が発生した場合には、遊技者
は前記回転誘導装置120を狙って通常遊技状態のとき
と同様の打ち方で左打ちを行う。前記回転誘導装置12
0は特別遊技状態の発生後に時計方向の回転から反時計
方向に逆転しており、保持口121に保持された遊技球
は前記回転誘導装置120の回転にともなって、直下方
向に落下して、誘導釘123等により前記第3種始動口
110に誘導される。該第3種始動口110に誘導され
た遊技球が第3種始動SW110Aに検出されると前記
変動入賞装置90の可動部91が第2状態に変換され
る。
【0027】第2状態に変換された可動部91により大
入賞口92(図2の実線可動部によって示されいてい
る)が形成され、該大入賞口92に入賞した遊技球は1
0カウントSW(図外)により検出される。そして10
個の入賞を検出した時点、あるいは10個入賞せずに1
0秒経過した時点で前記可動部91が第1状態に復帰さ
れて特別遊技の1サイクルが終了する。その後、前記第
3種始動入賞口110に遊技球が入賞した場合に前記可
動部91が再び第2状態に変換し次の2サイクル目の特
別遊技が開始される。なお、変動入賞装置90の可動部
91が第2状態のときに、前記第3種始動入賞口110
に遊技球が入賞してもその入賞に基づく特別遊技は行わ
れない。即ち、前記第3種始動入賞口110への遊技球
の入賞は無効(特別遊技の1サイクルが実行されないま
ま、歩進されてしまう)となる。そこで前記第3種始動
入賞口110への連続的な入賞を防止するため、前記回
転誘導装置120は、前記大入賞口92の開放時間に合
わせて所定の速度(10秒間に1回転)で回転してい
る。
【0028】途中で特別遊技状態が消滅する以外、前記
可変表示ゲームにおいて「BIG」で当たった場合には
前記第3種始動入賞口110に遊技球が合計16個入賞
するまで特別遊技状態が維持される。また「HIT」で
あった場合には特別遊技状態は前記第3種始動入賞口1
10に遊技球が合計5個入賞するまで維持される。
【0029】以上のように実施例に係るパチンコ遊技機
では前記補助可変表示装置10による補助可変表示ゲー
ム(電子制御的なもの)→前記振分装置40による遊技
球の振り分け(機械的なもの)→前記分別手段60,7
0による遊技球の分別(機械的なもの)→前記可変表示
装置100による可変表示ゲーム(電子制御的なもの)
→特別遊技状態の発生、というように特別遊技状態発生
までの過程を電子制御的な遊技内容と機械的な遊技内容
とを整合させている。従って遊技の進行において段階的
な遊技を経て最終的に特別遊技を実行できるという期待
感を遊技者に与えることができる。なお、遊技の進行は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば前記可変
表示装置による可変表示ゲーム(電子制御的なもの)→
前記分別手段60,70による遊技球の分別(機械的な
もの)→特別遊技状態の発生、というように電子的な遊
技と機械的な遊技とを入れ替えるようにしてもよい。
【0030】次に、図3乃至図4に基づいて、前記補助
変動入賞装置20と入賞領域30の構成例を詳細に説明
する。図3は補助遊技装置の要部斜視図、図4は補助変
動入賞装置の要部斜視図である。前記入賞領域30は包
囲枠33によってその範囲が定められ、該包囲枠33の
上部に前記振分装置40が回転可能に取り付けられ、該
包囲枠33の後方に前記第1、第2の分別装置60,7
0がそれぞれ回転可能に取り付けられている。該包囲枠
33の内側底部には前記待機球を前記各分別装置60,
70の各入賞口61,62,71,72に案内する案内
溝34,35が設けられている。前記振分装置40の第
1入賞口41は遊技球を1球保持し、振分装置40の回
転に伴ってその遊技球を右側入賞領域31に落下させる
ような形状に作られており、また第2入賞口42は遊技
球を1球保持し、振分装置40の回転に伴ってその遊技
球を左側入賞領域32に落下させるため、奥行き42a
を備えた形状に作られている。
【0031】前記補助変動入賞装置20に設けられた貯
留機構26は図4に示すように、前記可動部材21の裏
面に設けられた貯留穴26aと貯留壁26bを備え、第
1状態に復帰する前記可動部材21の動作に合わせて遊
技球を前記中央入賞口23に向けて流下させるように構
成されている。
【0032】次に図5乃至図6に基づいて前記回転誘導
装置120と前記第3種始動口110との関係を説明す
る。図5は通常遊技時に前記回転誘導装置120の保持
口121から落下する遊技球の流下路を示し、図6は特
別遊技状態時に前記回転誘導装置120の保持口121
から落下する遊技球の流下路を示している。図5に示す
ように通常遊技時には前記回転誘導装置120は時計回
りに回転しており、遊技球は右側から落下させられ、障
害釘122等の周辺の釘により前記第3種始動口110
に入賞する確率が極めて低くなるように調整されてい
る。一方、特別遊技状態時には図6に示すように前記回
転誘導装置120は反時計回りに回転しており、遊技球
は左側から落下させられ、誘導釘123等の周辺の釘に
より前記第3種始動口110に入賞する確率が極めて高
くなるように調整されている。このように構成したの
は、通常遊技中においては前記第3種始動口110への
入賞により遊技者が獲得する賞品球数をおさえることに
より、遊技店側の利益を考慮したもので、ベース値の安
定化を図るものである。このことは遊技者にとっては、
特別遊技後に通常遊技に移行しても左打ちを継続できる
ことを意味する。特別遊技状態中においては前記始動口
110へ順次遊技球を入賞させるように調整して、特別
遊技状態中における無駄球をなくし、遊技者に利益を与
えるためである。
【0033】上記のように構成されたパチンコ遊技機の
補助可変表示装置10、補助変動入賞装置20等は図7
に示すようなコンピュータシステムによって制御されて
いる。該コンピュータシステムは、CPUからなる役物
制御装置200、読出し専用メモリたるROM201、
随時読出しと書込みが可能なメモリたるRAM202を
有している。前記ROM201には前記遊技領域2の各
種遊技装置を制御するデータ、各種表示ランプの表示パ
ターン、スピーカ203からの音声の発生パターン等の
固定データが記憶されている。役物制御装置200に
は、該制御装置200に電気を供給する電源回路204
や発信回路のクロックパルスを分周し役物制御装置20
0にリセット信号を送る分周回路205等が接続されて
いる。
【0034】前記役物制御装置200の入力側には、バ
ァファゲート206、ローパスフィルター207を介し
て前記特別入賞検出手段61A(特図始動SW)、前記
特別入賞検出手段71A(特図始動SW)、通過球検出
手段6A(普図始動SW)、通過球検出手段6B(普図
始動SW)、特定入賞検出手段110A(第3種始動口
SW)、球検出器23a、10カウントSW、確率設定
装置300がそれぞれ接続されている。
【0035】一方、前記役物制御装置200の出力側に
は出力ポート208、ドライバー209を介して前記変
動入賞装置90、前記補助変動入賞装置20、前記可変
表示装置100、前記補助可変表示装置10、前記振分
装置40、前記分別手段60、前記分別手段70、前記
回転誘導装置120がそれぞれ接続されている。前記振
分装置40、分別手段60,70、回転誘導装置120
は、モータ等の電気的駆動源に接続されているものであ
る。また、前記役物制御装置200にはサウンドジェネ
レータ210、アンプ211を介してスピーカ203が
接続されている。
【0036】次に、前記役物制御装置200によって実
行される前記各種遊技装置に対する制御動作をフローチ
ャート図に基づいて説明する。図8は前記各種遊技装置
に対する動作制御のメインルーチンを示すもので、この
処理が開始されると、ステップS1乃至ステップS6
で、順次前記補助可変表示装置10に対する制御処理を
行う普図処理、前記補助変動入賞装置20に対する制御
処理を行う普電処理、前記可変表示装置100に対する
制御処理を行う特図処理、特別遊技に関する制御を行う
権利中処理、前記補助遊技装置4に設けられた振分装置
40等の補助遊技装置回転体に対する制御処理、回転誘
導装置120に対する制御処理を行いリターンする。
【0037】次に前記ステップS1の普図処理を図9の
サブルーチンに基づいて詳細に説明する。この普図処理
が開始されると、まずステップS10で始動SW(前記
普図始動SW6Aまたは前記普図始動SW6B)がオン
したか否かを判断し、オンしていればステップS12に
進み、オンしていなければステップS16に進む。前記
ステップS12では始動記憶が「4」以上であるか否か
を判断し、「4」以上であればステップS16に進み、
「4」以上でなければステップS14に進む。前記ステ
ップS14では始動記憶に「1」を加え、ステップS1
6に進む。該ステップS16では普図(補助可変表示装
置10)の作動中か否かを判断し、作動中と判断したと
きにはステップS18に進み、普図が作動中でない場合
にはステップS20に進む。該ステップS20では始動
記憶が「有」るか否かを判断し、「有り」と判断した時
にはステップS22に進み、乱数を抽出して停止図柄を
決定し、ステップS24に進み、普図の可変表示を開始
させる処理を行いリターンする。一方、前記ステップS
20で始動記憶が無しと判断されたときにはそのままリ
ターンし、この普図処理を終了する。
【0038】前記ステップS18では可変表示の停止タ
イミングか否かを判断し、停止タイミングであると判断
したときにはステップS26に進み普図の作動を停止さ
せる処理を行い、ステップS28に進むが、停止タイミ
ングではないと判断したときにはそのままこの普図処理
を終了する。該ステップS28では当り図柄か否かを判
断し、当り図柄である場合にはステップS30に進み、
普電(補助変動入賞装置20)の開放処理を行いこの普
図処理を終了するが、前記ステップS28で当り図柄で
はないと判断したときにはそのまま普図処理を終了す
る。
【0039】次に前記ステップS3の特図処理を図10
に示したサブルーチンに基づいて詳細に説明する。この
特図(前記可変表示装置100)処理が開始されると、
ステップS40で権利発生中(特別遊技状態中)か否か
を判断し、権利発生中であるときにそのままこの特図処
理を終了するが、権利発生中ではない場合には、ステッ
プS42に進む。ここで、ステップS40において権利
発生中であるときには、特図処理を終了させるように設
定したので、特別遊技状態中において、特図の作動を禁
止する禁止手段として機能し、権利発生中に再度、特図
が当り状態となってしまうことによる権利(特別遊技)
の消滅を回避することができる。該ステップS42では
特図(可変表示装置100)作動中か否かを判断し、作
動中ではないと判断したときにはステップS44に進
み、作動中であると判断したときにはステップS46に
進む。前記ステップS44では始動(V)(特別入賞検
出手段61A、71A)入賞が有ったか否かを判断し、
入賞ありの場合にはステップS48に進み該ステップS
48乃至ステップS50の順で乱数を抽出して停止図柄
を決定し、特図移動点滅を開始し、この特図処理を終了
するが、前記ステップS44で入賞無しと判断した場合
にはそのままこの特図処理を終了する。
【0040】前記ステップS46では図柄移動停止タイ
ミングか否かを判断し、停止タイミングでなけばそまま
この特図処理を終了するが、停止タイミングであればス
テップS52に進む。該ステップS52では移動停止の
処理を行い、ステップS54に進み当り図柄であるか否
かを判断し、当り図柄でなければそのままこの特図処理
を終了するが、当り図柄であればステップS56に進
む。該ステップS56では停止図柄が「BIG」か否か
を判断し、「BIG」であればステップS58に進み、
最大16サイクルの権利発生の処理を行い、リターン
し、「BIG」でなければ、即ち「HIT」であればス
テップS60に進み、最大5サイクルの権利発生の処理
を行い、こ特図処理を終了する。
【0041】次に図11に基づいて、前記ステップS4
の権利中処理を詳細に説明する。この処理が開始される
と、ステップS70で権利発生中か否かを判断し、権利
発生中ではないと判断したときにはこの権利中処理を終
了し、権利発生中であればステップS72に進む。該ス
テップS72では前記第3種始動口110への入賞があ
るか否かを判断し、入賞がなければそのままこの権利中
処理を終了するが、入賞が有ればステップS74に進
み、変動入賞装置90を所定条件(10個入賞または1
0秒の経過)達成まで開放し、ステップS76に進む。
該ステップS76では第3種始動口110への入賞が上
限値か否かを判断し、上限値ではないと判断したときに
はそのままこの権利中処理を終了し、上限値であると判
断したときにはステップS78に進み権利を終了させ、
ステップS80に進む。ここで上限値は「BIG」での
当りでは「16」、「HIT」での当りでは「5」であ
る。前記ステップS80では継続サイクル数「16」当
り、即ち「BIG」表示部での当りでの権利終了か否か
を判断し、「16」ではないと判断したときにはこの権
利中処理を終了させるが、「16」と判断したときには
ステップS82に進み普図確率を変動する処理を行い、
権利中処理を終了する。この結果、「BIG」表示部で
の当りの場合には前記補助可変表示ゲームは「54/5
5」の確率で実行される。なお、上記ステップS74乃
至ステップS78により本発明に係る変換制御手段が構
成されている。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る遊技機によれば、特別遊技
状態起生手段は、第1の可変表示ゲームを行う第1の可
変表示装置と、第1の可変表示ゲームの結果態様に応じ
て遊技者にとって不利な第1状態から遊技者にとって有
利な第2状態に変換する補助変動入賞装置と、該補助変
動入賞装置の第2状態中に遊技球が入賞可能な入賞領域
と、該入賞領域に入賞した遊技球を特別入賞口に導く分
別手段と、前記前記特別入賞口に入賞した遊技球を検出
する遊技球検出手段と、該遊技球検出手段の検出信号に
基づいて第2の可変表示ゲームを行う第2の可変表示装
置とを備えている。従って、前記特別遊技状態の発生の
過程において、遊技者は前記第1の可変表示ゲームで当
りを獲得できる期待感と、遊技球が入賞領域に入賞する
期待感と、分別手段により遊技球が特別入賞口に入賞す
る期待感と、第2の可変表示ゲームで当りを獲得できる
期待感とを段階的に楽しむことができる。このことによ
り、電子制御的な遊技内容と機械的な遊技内容を整合さ
せつつ、遊技の進行において段階的な遊技を経て最終的
に特別遊技を実行できるという期待感を遊技者に与える
ことができる。遊技店にとっても、釘調整の労力が軽減
され、取扱の楽な遊技機となっている。
【0043】また第1の可変表示装置が複数の確率値か
ら選択された確率値に基づいて第1の可変表示ゲームを
行えば、遊技者の利益と遊技店の利益とを遊技店側にお
いても調節できるし、また第2の可変表示装置の結果態
様に応じて、前記第1の可変表示装置の確率値が変更さ
れれば、変化に富んだ遊技を提供することができる。さ
らに前記特別遊技状態中において、前記第2の可変表示
装置の作動を禁止する禁止手段を備えるようにすれば、
特別遊技状態の消滅が回避でき、遊技者は安心して特別
遊技を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の遊技領域の正面図である。
【図2】補助遊技装置の正面図である。
【図3】補助遊技装置の要部斜視図である。
【図4】補助変動入賞装置の要部斜視図である。
【図5】通常遊技時に前記回転誘導装置の保持口から落
下する遊技球の流下路を示す説明図である。
【図6】特別遊技状態時に前記回転誘導装置の保持口か
ら落下する遊技球の流下路を示説明図である。
【図7】パチンコ遊技機に関する制御ブロック図であ
る。
【図8】パチンコ遊技機に対する制御手順を示すフロー
チャート図である。
【図9】パチンコ遊技機に対する制御手順を示すサブフ
ローチャート図である。
【図10】パチンコ遊技機に対する制御手順を示すサブ
フローチャート図である。
【図11】パチンコ遊技機に対する制御手順を示すサブ
フローチャート図である。
【符号の説明】
10 補助可変表示装置 20 補助変動入賞装置 30 入賞領域 40 振分装置 60 70 分別手段 90 変動入賞装置 100 可変表示装置 110 第3種始動入賞口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者にとって不利な第1状態と遊技者
    にとって有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置
    と、該変動入賞装置が第1状態から第2状態へ変換する
    ことを待機している特別遊技状態を起生する特別遊技状
    態起生手段と、前記特別遊技状態が起生されていること
    を条件に、所定の遊技条件が満たされた場合に前記変動
    入賞装置を予め設定されている規定に基づいて第2状態
    に変換させる変換制御手段とを備えた弾球遊技機におい
    て、 前記特別遊技状態起生手段は、第1の可変表示ゲームを
    行う第1の可変表示装置と、該第1の可変表示装置の結
    果態様に応じて遊技者にとって不利な第1状態から遊技
    者にとって有利な第2状態に変換する補助変動入賞装置
    と、該補助変動入賞装置の第2状態中に遊技球が入賞可
    能な入賞領域と、該入賞領域に入賞した遊技球を特別入
    賞口に導く分別手段と、前記特別入賞口に入賞した遊技
    球を検出する遊技球検出手段と、該遊技球検出手段の検
    出信号に基づいて第2の可変表示ゲームを行う第2の可
    変表示装置とを備え、 該第2の可変表示装置の結果態様に応じて前記特別遊技
    状態を起生させることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】前記第1の可変表示装置は複数の確率値か
    ら選択された確率値に基づいて前記第1の可変表示ゲー
    ムを行うことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】前記第2の可変表示装置の結果態様に応じ
    て、前記第1の可変表示装置の確率値を変更する様にし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の弾
    球遊技機。
  4. 【請求項4】前記特別遊技状態中において、前記第2の
    可変表示装置の作動を禁止する禁止手段を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の弾球遊技機。
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