JP2004041578A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる種別の遊技を用いて興趣性の高い遊技を行うこと。
【解決手段】パチンコ機1は、第1種大当たりの抽選結果が大当たりとなった場合に大入賞口19を開放し、その大入賞口19内部にハネ20a,20bを開放させるための第2種始動口19aを備える。そして、第1種大当たりの発生中に第2種始動口19aに遊技球が入り、ハネ20a,20bが開放された状態の中央複合装置20において第2種Vスイッチ20cに遊技球が入ると、第1種大当たりに加えて第2種大当たりが発生する。したがって、遊技者は、通常、第1種大当たりを発生させることに集中して遊技を行い、第1種大当たりの発生後には、第2種大当たりを発生させることに集中して遊技を行う。そのため、第1種のパチンコ機の遊技性と第2種のパチンコ機の遊技性を備えつつ、遊技者にとってわかり易い遊技を行うことができる。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入賞を契機とする抽選に応じた遊技を行うパチンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の遊技機は、いわゆる1種、2種あるいは3種といった種別によって、その遊技内容が規定されている。
そして、各遊技機は、いずれかの種別に基づきつつ、種々の演出を行うことにより遊技興趣を高めるものとされている。一方、遊技者は、自らの好みに応じた種別の遊技機を選択して遊技を行うことにより、いずれかの種別に基づく遊技を楽しんでいる。
【0003】
また、近年、1種と2種といった複数の種別を組み合わせた遊技機が提案されており、遊技者は1つの遊技機において、複数種別の遊技を楽しむことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれかの種別の遊技のみを行える遊技機においては、遊技内容が単調となりがちであり、遊技者が遊技に飽きてしまう場合があるという問題があった。
また、複数の種別を組み合わせた従来の遊技機においては、それぞれの種別の遊技が関連性をもたず独立的に行われるため、遊技がわかり難いものとなり、遊技者が遊技に集中できないという問題があった。
【0005】
一方、いわゆる1種の遊技機においては、遊技者は大当たりが発生することを期待して遊技に注目するが、大当たりが一旦発生した後には、大入賞口を狙い、単調に遊技球を発射する作業を行うのみである。そのため、大当たり発生後の遊技性が低下してしまうという問題があった。
本発明の課題は、異なる種別の遊技を用いて興趣性の高い遊技を行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、
遊技内容に基づいて、遊技者に有利な状態である当たりを発生させる遊技機であって、遊技盤面上に放出された遊技球が入球可能な第1の始動口(例えば、図1の第1種始動口18)と、前記第1の始動口への遊技球の入球を契機として、第1の当たり(例えば、発明の実施の形態中の「第1種大当たり」)の抽選を行う抽選手段(例えば、図3の制御部100)と、前記抽選手段による抽選結果が当たりである場合に対応して、遊技球が入球可能となる第1の入賞口(例えば、図1の大入賞口19)と、前記第1の入賞口に入球した遊技球が入球可能な第2の始動口(例えば、図2の第2種始動口19a)と、前記第2の始動口への遊技球の入球に対応して、遊技球の入球が可能な状態となる第2の入賞口(例えば、図1の第2種Vスイッチ20c)とを備え、前記第2の入賞口に遊技球が入球したことに対応して、第2の当たりを発生させることを特徴としている。
【0007】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の遊技機であって、
遊技球の進入路に設けられた開閉部材(例えば、図1のハネ20a,20b)によって内部領域への遊技球の入球し易さを変化させることが可能な役物装置(例えば、図1の中央複合装置20)を備え、前記第2の入賞口は、該役物装置の内部領域に設けられていることを特徴としている。
【0008】
請求項3記載の発明は、
請求項2記載の遊技機であって、
前記役物装置の内部領域に、遊技球の入球に対応して所定数の遊技球が払い出される入球口(例えば、図1の中央複合装置20内に設けられるカウントスイッチ20e)を備え、前記第2の当たりが発生した場合、前記開閉部材を開閉する動作(例えば、所定時間ずつ所定回数だけ開閉部材を開放した状態とする等)により、前記第2の当たりが発生していない場合に比べて該内部領域に遊技球が入球し易い状態となることを特徴としている。
【0009】
請求項4記載の発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記第1の当たりの動作中に前記第2の始動口へ遊技球が入球した場合に、該第1の当たりが継続されることを特徴としている。
本発明によれば、第1の当たりが発生した場合に第1の入賞口に遊技球が入球可能となる。そして、その第1の入賞口に入球した遊技球が、第2の始動口に入球することにより、第2の入賞口に遊技球が入球可能となり、さらに、第2の入賞口に遊技球が入ると、第1の当たりが継続し、また、第2の当たりが発生する。
【0010】
したがって、遊技者は、通常の遊技状態(第1の当たりの発生前)においては、第1の当たりを発生させることに集中して遊技を行い、第1の当たりが発生した後には、続いて、第2の当たりを発生させることに集中して遊技を行うことができる。そのため、本発明に係る遊技機においては、いわゆる第1種のパチンコ機の遊技性と第2種のパチンコ機の遊技性を備えつつ、遊技者にとってわかり易い遊技を行うことができる。
【0011】
また、本発明に係る遊技機は、第1種のパチンコ機の遊技性と、第2種のパチンコ機の遊技性とを単に兼ね備えるのみならず、第1種の遊技内容と第2種の遊技内容とが有機的に関連性を有することにより、従来にない新規な遊技性を創出できると共に、より興趣性の高い遊技を実現することができる。
さらに、本発明に係る遊技機は、第1の当たりが発生した後に、第2の当たりを発生させる遊技が開始されるため、従来の遊技機のように、第1種大当たりの後に遊技者にとって遊技が単調となり、遊技性が低下する事態を防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係る遊技機の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、パチンコ機1の遊技盤面10の構成を示す図である。図1において、不図示の発射機構から発射された遊技球は、ガイドレール11に案内されて、遊技盤面10内の上方に放出される。そして、遊技球は、風車12〜15および釘等に接触して移動方向を変化されながら、一部は、入賞口16,17あるいは第1種始動口18に入る。一方、入賞口16,17あるいは第1種始動口18に入らなかった遊技球は、遊技盤面10下部に設けられたアウト口21に入る。なお、入賞口16,17は、通過スイッチとして構成することも可能である。
【0013】
また、入賞口16,17に遊技球が入った場合、所定数の賞球が払い戻され、第1種始動口18に遊技球が入った場合、所定数の賞球が払い戻された上、第1種大当たりの抽選が行われる。そして、中央複合装置20に備えられた図柄表示装置20dが、第1種大当たりの抽選結果を演出表示し、抽選結果が大当たりである場合、大入賞口19が所定時間開放され、大入賞口19に遊技球が入ると、所定数の賞球が払い戻される。この大入賞口19の開放動作は、1回の第1種大当たりについて所定回数繰り返され、最大で例えば15回(15ラウンド)繰り返される。
【0014】
また、大入賞口19内には、後述する第2種始動口19aが設けられており、大入賞口19の開放中に遊技球が第2種始動口19aに入ると、中央複合装置20に備えられたハネ20a,20bが、所定時間(例えば0.5秒)ずつ所定回数(例えば2回)だけ開放する。
ここで、中央複合装置20の構成について説明する。
【0015】
中央複合装置20は、遊技球が内部に進入するための入り口を備え、この入り口は、通常ハネ20a,20bにより閉鎖され、遊技球が進入不可能な状態となっている。また、中央複合装置20内部には、中央複合装置20に入賞した遊技球の数を計数するカウントスイッチ20eおよび第2種Vスイッチ20cが設けられている。
【0016】
ハネ20a,20bが開放されることにより中央複合装置20内に進入した遊技球は、カウントスイッチ20eを通過することによって、その数が計測され、これらの遊技球の一部は第2種Vスイッチ20cに入賞可能である。
そして、ハネ20a,20bの開放中に遊技球が中央複合装置20内に入り、第2種Vスイッチ20cを通過した場合、第2種大当たりの動作が開始される。即ち、ハネ20a,20bが所定時間(例えば0.5秒)ずつ所定回数(例えば18回)の開放を1単位として、最大で10ラウンド開閉動作が繰り返される。なお、所定時間以内であっても、遊技球が所定数(例えば10個)入賞した場合にはハネ20a,20bは閉鎖され、開放中に遊技球が第2種Vスイッチ20cを通過した場合には、第2種大当たりのラウンドが継続される。
【0017】
続いて、図2を参照して、大入賞口19の内部構成について説明する。
図2は、大入賞口19の斜視図である。図2において、大入賞口19は、第2種始動口19aと、開閉部19bと、可動片19cと、枠19dとを備えている。
第2種始動口19aは、開閉部19bの内部に設けられ、開閉部19bが開放された場合に遊技球が入球可能となる。
【0018】
開閉部19bは、通常の遊技状態では閉鎖され、遊技球が入球できない状態であるが、第1種大当たりが発生した場合に所定時間、所定回数開放される。
可動片19cは、いわゆるシーソーの機構を有する部材であり、開閉部19bの内部に設けられ、大入賞口19に入球した遊技球の進路を左右いずれかに振り分ける。ここで、図2において、可動片19cの左側には、通過した遊技球の数を計数するためのカウントスイッチが設けられ、可動片19cの右側には、第2種始動口19aが設けられている。そして、第1種大当たりとなると、可動片19cが右に傾いた状態で開閉部19bが開放され、遊技球がほぼ確実に第2種始動口19aに入る。遊技球が第2種始動口19aに入ると、中央複合装置20のハネ20a,20bが開閉されると共に、可動片19cは左に傾いて、遊技球がカウントスイッチに入りやすい状態となる。
【0019】
枠19dは、大入賞口19の基盤となる部材であり、開閉部19b等の各部が備えられた状態で遊技盤面10に設置される。
次に、上述のパチンコ機1を制御する制御系統について説明する。
図3は、パチンコ機1の制御系統を示すブロック図である。図3において、パチンコ機1は、制御部100への信号の入力を制御する入力ポート104を含んで構成されている。この入力ポート104には、図柄始動スイッチ101、第2種始動スイッチ102、カウントスイッチ103および第2種Vスイッチ20cからの各種の信号が入力されている。そして、これらの各信号が入力ポート104を介して制御部100に入力されることとなる。
【0020】
なお、制御部100は、ROM(Read Only Memory)115とRAM(RandomAccess Memory)116とを含んで構成されている。このROM116には、後述する遊技制御処理プログラムおよびパチンコ機1の制御に関する種々のプログラムが記憶されている。
また、パチンコ機1は、制御部100からの出力信号を入力とし、それらの信号をパチンコ機1内の各部に伝達する出力ポート105を含んで構成されている。この出力ポート105から出力される信号は、特別図柄表示装置106、表示灯制御装置107、音声制御装置108、中央複合装置用ソレノイド109、大入賞口用ソレノイド110、賞球装置111および発射装置112等に伝達される。
【0021】
なお、制御部100およびリセット回路113は、電源回路114によって電源が供給されており、また、制御部100は、リセット回路113によってリセットされる。
次に、パチンコ機1の動作について説明する。
図4は、パチンコ機1の制御部100が実行する遊技制御処理を示すフローチャートである。遊技制御処理は、パチンコ機1の電源投入と共に開始され、パチンコ機1の稼動中は繰り返し実行される。なお、遊技制御処理におけるV入賞フラグおよびカウント数(後述)は、初期値として“0”が設定されている。
【0022】
図4において、制御部100は、遊技において第1種大当たりが発生しているか否かの判定を行う(ステップS1)。
ステップS1において、第1種大当たりが発生していないと判定した場合、制御部100は、遊技球が第1種始動口18に入ったか否かの判定を行い(ステップS2)、第1種始動口18に遊技球が入賞していないと判定した場合、ステップS21の処理に移行する。
【0023】
一方、ステップS2において、第1種始動口18に遊技球が入ったと判定した場合、制御部100は、図柄表示装置20dに図柄の変動表示の開始を指示し(ステップS3)、図柄の変動表示が停止したか否かの判定を行う(ステップS4)。
ステップS4において、図柄の変動表示が停止していないと判定した場合、制御部100は、ステップS4の処理を繰り返す。
【0024】
一方、ステップS4において、図柄の変動表示が停止したと判定した場合、制御部100は、第1種大当たりが発生しているか否かの判定を行い(ステップS5)、第1種大当たりが発生していないと判定した場合、制御部100は、ステップS21の処理に移行する。
また、ステップS5において、第1種大当たりが発生したと判定した場合、制御部100は、大入賞口19の開閉部19bを開放する(ステップS6)。
【0025】
また、ステップS1において、第1種大当たりが発生していると判定した場合、制御部100は、大入賞口19の開閉部19bが開放されてから30秒間経過しているか否かの判定を行う(ステップS7)。
ステップS6の後およびステップS7において大入賞口19の開閉部19bが開放されてから30秒間経過していないと判定した場合、制御部100は、遊技球が、大入賞口19の第2種始動口19aに入ったか否かの判定を行い(ステップS8)、遊技球が、大入賞口19の第2種始動口19aに入っていないと判定した場合、ステップS18の処理に移行する。
【0026】
一方、ステップS8において、遊技球が、大入賞口19の第2種始動口19aに入ったと判定した場合、制御部100は、ハネ20a,20bを開放するか否かを示すV入賞フラグに“1”(開放することを示す値)を設定し(ステップS9)、入賞した遊技球の数であるカウント数を“1”加算する(ステップS10)。
【0027】
そして、制御部100は、カウント数が“10”であるか否か(遊技球が既に10個入賞したか否か)の判定を行い(ステップS11)、カウント数が“10”でないと判定した場合、ステップS18の処理に移行する。
一方、ステップS11において、カウント数が“10”であると判定した場合、制御部100は、ステップS12の処理に移行する。
【0028】
ステップS11においてカウント数が“10”であると判定した場合およびステップS7において大入賞口19の開閉部19bが開放されてから30秒間経過したと判定した場合、制御部100は、開閉部19bを閉鎖し(ステップS12)、第1種大当たりの15ラウンドが終了したか否かの判定を行う(ステップS13)。
【0029】
ステップS13において、第1種大当たりの15ラウンドが終了していないと判定した場合、制御部100は、V入賞フラグが“1”であるか否かの判定を行う(ステップS14)。
ステップS14において、V入賞フラグが“1”であると判定した場合、制御部100は、V入賞フラグに“0”を設定する(ステップS15)。
【0030】
次いで、制御部100は、第1種大当たりの継続ラウンド数を“1”加算し(ステップS16)、ステップS21の処理に移行する。
一方、ステップS13において、第1種大当たりの15ラウンドが終了したと判定した場合、制御部100は、第1種大当たりの遊技を終了し(ステップS17)、ステップS21の処理に移行する。
【0031】
また、ステップS11において、カウント数が“10”でないと判定した場合、制御部100は、遊技球が大入賞口19のカウントスイッチを通過したか否かの判定を行い(ステップS18)、遊技球が大入賞口19のカウントスイッチを通過していないと判定した場合、ステップS21の処理に移行する。
一方、ステップS18において、遊技球が大入賞口19のカウントスイッチを通過したと判定した場合、制御部100は、カウント数を“1”加算し(ステップS19)、カウント数が“10”となったか否かの判定を行う(ステップS20)。
【0032】
ステップS20において、カウント数が“10”となっていると判定した場合、制御部100は、ステップS12の処理に移行し、カウント数が“10”となっていないと判定した場合、ステップS21の処理に移行する。
そして、制御部100は、第2種大当たりが発生しているか否かの判定を行い(ステップS21)、第2種大当たりが発生していると判定した場合、ステップS24の処理に移行する。
【0033】
一方、ステップS21において、第2種大当たりが発生していないと判定した場合、制御部100は、遊技球が大入賞口19の第2種始動口19aに入ったか否かの判定を行い(ステップS22)、遊技球が大入賞口19の第2種始動口19aに入っていないと判定した場合、遊技制御処理を終了する。
また、ステップS22において、遊技球が大入賞口19の第2種始動口19aに入っていないと判定した場合、制御部100は、ハネ20a,20bを0.5秒間ずつ、2回開放する(ステップS23)。
【0034】
次いで、制御部100は、遊技球が第2種Vスイッチ20cを通過したか否かの判定を行い(ステップS24)、遊技球が第2種Vスイッチ20cを通過したと判定した場合、第2種大当たりの第10ラウンドであるか否かの判定を行う(ステップS25)。
ステップS25において、第2種大当たりの第10ラウンドでないと判定した場合、制御部100は、第2種大当たりの継続ラウンド数を“1”加算し(ステップS26)、遊技制御処理を終了する。
【0035】
一方、ステップS25において、第2種大当たりの第10ラウンドであると判定した場合、制御部100は、ステップS26に移行する。
また、ステップS24において、遊技球が第2種Vスイッチ20cを通過していないと判定した場合、制御部100は、遊技球が中央複合装置20に10個入賞したか否かあるいはハネ20a,20bが18回開閉されたか否かの判定を行う(ステップS27)。
【0036】
ステップS27において、遊技球が中央複合装置20に10個入賞しておらずかつハネ20a,20bが18回開閉されていないと判定した場合、制御部100は、ハネ20a,20bを所定時間、所定回数開閉し(ステップS28)、遊技制御処理を終了する。
一方、ステップS26において、遊技球が中央複合装置20に10個入賞したあるいはハネ20a,20bが18回開閉されたと判定した場合、制御部100は、第2種大当たりを終了し(ステップS29)、遊技制御処理を終了する。
【0037】
以上のように、本発明を適用したパチンコ機1においては、第1種大当たりの抽選結果が大当たりとなった場合に大入賞口19が開放され、その大入賞口19内部に、中央複合装置20のハネ20a,20bを開放させるための第2種始動口19aが備えられている。そして、第1種大当たりの発生中に第2種始動口19aに遊技球が入り、さらに、ハネ20a,20bが開放された状態の中央複合装置20において、第2種Vスイッチ20cに遊技球が入った場合に、第1種大当たりに加えて、第2種大当たりが発生する。
【0038】
したがって、遊技者は、通常の遊技状態(大当たりの発生前)においては、第1種大当たりを発生させることに集中して遊技を行い、第1種大当たりが発生した後には、続いて、第2種大当たりを発生させることに集中して遊技を行うことができる。そのため、パチンコ機1においては、第1種のパチンコ機の遊技性と第2種のパチンコ機の遊技性を備えつつ、遊技者にとってわかり易い遊技を行うことができる。
【0039】
また、パチンコ機1は、第1種のパチンコ機の遊技性と、第2種のパチンコ機の遊技性とを単に兼ね備えるのみならず、第1種の遊技内容と第2種の遊技内容とが有機的に関連性を有することにより、従来にない新規な遊技性を創出できると共に、より興趣性の高い遊技を実現することができる。
さらに、パチンコ機1は、第1種大当たりが発生した後に、第2種大当たりを発生させる遊技が開始されるため、第1種大当たりの後に、遊技者にとって遊技が単調となり、遊技性が低下する事態を防ぐことができる。
【0040】
なお、第1種大当たりにおける表示図柄(大当たりの確定図柄)に対応して、第2種始動口19aに遊技球が入賞した際に行われるハネ20a,20bの開閉動作のパターンを異ならせることとしてもよい。例えば、第1種大当たりにおける表示図柄が、確率変動状態に移行する旨を示す図柄である場合、ハネ20a,20bの開放時間を通常の場合に比べて所定時間(例えば1秒)長くすることにより、第2種大当たりを発生させやすい状態とすることが可能である。
【0041】
また、第1種大当たりにおける表示図柄が、確率変動状態に移行する旨を示す図柄でない場合に、ハネ20a,20bの開放時間を上述のように長くすることとすれば、遊技店の利益と、遊技者の利益とのバランスを図ることができると共に、遊技者に第2種大当たりが発生する期待感を抱かせることができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、第1の当たりが発生した場合に第1の入賞口に遊技球が入球可能となる。そして、その第1の入賞口に入球した遊技球が、第2の始動口に入球することにより、第2の入賞口に遊技球が入球可能となり、さらに、第2の入賞口に遊技球が入ると、第1の当たりが継続し、また、第2の当たりが発生する。
【0043】
したがって、遊技者は、通常の遊技状態(第1の当たりの発生前)においては、第1の当たりを発生させることに集中して遊技を行い、第1の当たりが発生した後には、続いて、第2の当たりを発生させることに集中して遊技を行うことができる。そのため、本発明に係る遊技機においては、いわゆる第1種のパチンコ機の遊技性と第2種のパチンコ機の遊技性を備えつつ、遊技者にとってわかり易い遊技を行うことができる。
【0044】
また、本発明に係る遊技機は、第1種のパチンコ機の遊技性と、第2種のパチンコ機の遊技性とを単に兼ね備えるのみならず、第1種の遊技内容と第2種の遊技内容とが有機的に関連性を有することにより、従来にない新規な遊技性を創出できると共に、より興趣性の高い遊技を実現することができる。
さらに、本発明に係る遊技機は、第1の当たりが発生した後に、第2の当たりを発生させる遊技が開始されるため、従来の遊技機のように、第1種大当たりの後に遊技者にとって遊技が単調となり、遊技性が低下する事態を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機1の遊技盤面10の構成を示す図である。
【図2】大入賞口19の斜視図である。
【図3】パチンコ機1の制御系統を示すブロック図である。
【図4】パチンコ機1の制御部100が実行する遊技制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機
10 遊技盤面
11 ガイドレール
12〜15 風車
16,17 入賞口
18 種始動口
19 大入賞口
19a 第2種始動口
19b 開閉部
19c 可動片
19d 枠
20 中央複合装置
20a,20b ハネ
20c 第2種Vスイッチ
20d 図柄表示装置
21 アウト口
100 制御部
102 第2種始動スイッチ
20e,103 カウントスイッチ
104 入力ポート
105 出力ポート
106 特別図柄表示装置
107 表示灯制御装置
108 音声制御装置
109 中央複合装置用ソレノイド
110 大入賞口用ソレノイド
111 賞球装置
112 発射装置
113 リセット回路
114 電源回路

Claims (4)

  1. 遊技内容に基づいて、遊技者に有利な状態である当たりを発生させる遊技機であって、
    遊技盤面上に放出された遊技球が入球可能な第1の始動口と、
    前記第1の始動口への遊技球の入球を契機として、第1の当たりの抽選を行う抽選手段と、
    前記抽選手段による抽選結果が当たりである場合に対応して、遊技球が入球可能となる第1の入賞口と、
    前記第1の入賞口に入球した遊技球が入球可能な第2の始動口と、
    前記第2の始動口への遊技球の入球に対応して、遊技球の入球が可能な状態となる第2の入賞口と、
    を備え、
    前記第2の入賞口に遊技球が入球したことに対応して、第2の当たりを発生させることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球の進入路に設けられた開閉部材によって内部領域への遊技球の入球し易さを変化させることが可能な役物装置を備え、前記第2の入賞口は、該役物装置の内部領域に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記役物装置の内部領域に、遊技球の入球に対応して所定数の遊技球が払い出される入球口を備え、前記第2の当たりが発生した場合、前記開閉部材を開閉する動作により、前記第2の当たりが発生していない場合に比べて該内部領域に遊技球が入球し易い状態となることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記第1の当たりの動作中に前記第2の始動口へ遊技球が入球した場合に、該第1の当たりが継続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
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