JP2955026B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2955026B2 JP2955026B2 JP1172091A JP1172091A JP2955026B2 JP 2955026 B2 JP2955026 B2 JP 2955026B2 JP 1172091 A JP1172091 A JP 1172091A JP 1172091 A JP1172091 A JP 1172091A JP 2955026 B2 JP2955026 B2 JP 2955026B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばパチンコ遊
技機、コイン遊技機等で代表される弾球遊技機に関する
ものであり、特に、打玉が打込まれる遊技領域に設けら
れ、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって
不利な第2の状態とに変化自在な可変入賞球装置を備え
た弾球遊技機に関するものである。
技機、コイン遊技機等で代表される弾球遊技機に関する
ものであり、特に、打玉が打込まれる遊技領域に設けら
れ、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって
不利な第2の状態とに変化自在な可変入賞球装置を備え
た弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば次に示す構成の
ものがあった。遊技領域に打込まれた打玉が、始動入賞
口等に入賞する等の所定の遊技条件が成立したことを条
件として、可変入賞球装置が比較的短い第1の期間第1
の状態となる。可変入賞球装置がその第1の状態となっ
ている間に、可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞
球装置内を流下する打玉に基づいて特定遊技条件が成立
すれば、前記第1の期間よりも長い第2の期間、可変入
賞球装置を第1の状態にして大当り状態を発生させ、そ
の第2の期間第1の状態となっている可変入賞球装置内
に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基づ
いて繰返し継続条件が成立すれば、前記可変入賞球装置
を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なってい
た。
一般的に知られているものに、たとえば次に示す構成の
ものがあった。遊技領域に打込まれた打玉が、始動入賞
口等に入賞する等の所定の遊技条件が成立したことを条
件として、可変入賞球装置が比較的短い第1の期間第1
の状態となる。可変入賞球装置がその第1の状態となっ
ている間に、可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞
球装置内を流下する打玉に基づいて特定遊技条件が成立
すれば、前記第1の期間よりも長い第2の期間、可変入
賞球装置を第1の状態にして大当り状態を発生させ、そ
の第2の期間第1の状態となっている可変入賞球装置内
に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基づ
いて繰返し継続条件が成立すれば、前記可変入賞球装置
を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なってい
た。
【0003】このように、従来の可変入賞球装置を備え
た弾球遊技機においては、一旦大当り状態が発生した後
においても、繰返し継続条件が成立することにより可変
入賞球装置を再度第1の状態にする繰返し継続制御が実
行され、大当り状態の発生後においても、繰返し継続条
件が成立するかも知れないという期待感を遊技者に抱か
せ、遊技の面白みを向上させるように構成されていた。
た弾球遊技機においては、一旦大当り状態が発生した後
においても、繰返し継続条件が成立することにより可変
入賞球装置を再度第1の状態にする繰返し継続制御が実
行され、大当り状態の発生後においても、繰返し継続条
件が成立するかも知れないという期待感を遊技者に抱か
せ、遊技の面白みを向上させるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の弾球遊技機においては、大当り状態の発生後における
前記繰返し継続条件の成立度合が一定であったために、
今一歩変化に富んだ遊技の面白さを提供することができ
ないという欠点があった。
の弾球遊技機においては、大当り状態の発生後における
前記繰返し継続条件の成立度合が一定であったために、
今一歩変化に富んだ遊技の面白さを提供することができ
ないという欠点があった。
【0005】この発明は、かかる従来の問題点を解決す
るためになされたものである。この発明の目的は、遊技
者が興味を持っている繰返し継続条件の成立度合に変化
をもたせ、変化に富んだ遊技の面白さを提供できる弾球
遊技機を提供することである。
るためになされたものである。この発明の目的は、遊技
者が興味を持っている繰返し継続条件の成立度合に変化
をもたせ、変化に富んだ遊技の面白さを提供できる弾球
遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、遊技領域に打玉を打込んで遊技が可能となる弾球遊
技機であって、前記遊技領域に設けられ遊技者にとって
有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態と
に変化可能な可変入賞球装置と、打玉が入賞することに
より、前記可変入賞球装置を第1の期間にわたって第1
の状態にするように定められた始動入賞領域と、該始動
入賞領域へ打玉が入賞した場合に前記可変入賞球装置を
前記第1の期間にわたって第1の状態に制御した後第2
の状態にし、前記第1の期間にわたっての第1の状態と
なっている可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞球
装置内を流下する打玉に基づいて特定遊技状態が発生し
た場合に前記可変入賞球装置を前記第1の期間よりも長
い第2の期間にわたって第1の状態に制御した後第2の
状態にし、該第2の期間にわたっての第1の状態となっ
ている可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞球装置
内を流下する打玉に基づいて繰返し継続条件が成立した
場合に、前記可変入賞球装置を再度第1の状態にする繰
返し継続制御を行なう制御手段と、前記繰返し継続条件
の成立しやすさの度合いを変化させる継続条件変化手段
と、前記繰返し継続条件が成立しやすい状態になってい
る旨を遊技者に報知する報知手段とを含むことを特徴と
する。請求項2に記載の発明は、遊技領域に打玉を打込
んで遊技が可能となる弾球遊技機であって、前記遊技領
域に設けられ遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者
にとって不利な第2の状態とに変化可能な可変入賞球装
置と、打玉が入賞することにより、前記可変入賞球装置
を第1の期間にわたって第1の状態にするように定めら
れた始動入賞領域と、該始動入賞領域へ打玉が入賞した
場合に前記可変入賞球装置を前記第1の期間にわたって
第1の状態に制御した後第2の状態にし、前記第1の期
間にわたっての第1の状態となっている可変入賞球装置
内に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基
づいて特定遊技状態が発生した場合に前記可変入賞球装
置を前記第1の期間よりも長い第2の期間にわたって第
1の状態に制御した後第2の状態にし、該第2の期間に
わたっての第1の状態となっている可変入賞球装置内に
進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基づい
て繰返し継続条件が成立した場合に、前記可変入賞球装
置を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なう制御
手段と、前記繰返し継続条件の成立しやすさの度合いを
変化させる継続条件変化手段とを含み、該継続条件変化
手段は、前記可変入賞球装置を前記第2の期間第1の状
態にする制御の途中段階から前記繰返し継続条件を成立
しやすくし、その成立しやすい状態が、前記可変入賞球
装置の前記第2の期間にわたっての第1の状態が終了し
た後も所定期間持続し、 前記可変入賞球装置は、前記第
1の期間中前記打玉に基づいた特定遊技状態の発生しや
すさの度合いが変化しないことを特徴とする。
は、遊技領域に打玉を打込んで遊技が可能となる弾球遊
技機であって、前記遊技領域に設けられ遊技者にとって
有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態と
に変化可能な可変入賞球装置と、打玉が入賞することに
より、前記可変入賞球装置を第1の期間にわたって第1
の状態にするように定められた始動入賞領域と、該始動
入賞領域へ打玉が入賞した場合に前記可変入賞球装置を
前記第1の期間にわたって第1の状態に制御した後第2
の状態にし、前記第1の期間にわたっての第1の状態と
なっている可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞球
装置内を流下する打玉に基づいて特定遊技状態が発生し
た場合に前記可変入賞球装置を前記第1の期間よりも長
い第2の期間にわたって第1の状態に制御した後第2の
状態にし、該第2の期間にわたっての第1の状態となっ
ている可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞球装置
内を流下する打玉に基づいて繰返し継続条件が成立した
場合に、前記可変入賞球装置を再度第1の状態にする繰
返し継続制御を行なう制御手段と、前記繰返し継続条件
の成立しやすさの度合いを変化させる継続条件変化手段
と、前記繰返し継続条件が成立しやすい状態になってい
る旨を遊技者に報知する報知手段とを含むことを特徴と
する。請求項2に記載の発明は、遊技領域に打玉を打込
んで遊技が可能となる弾球遊技機であって、前記遊技領
域に設けられ遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者
にとって不利な第2の状態とに変化可能な可変入賞球装
置と、打玉が入賞することにより、前記可変入賞球装置
を第1の期間にわたって第1の状態にするように定めら
れた始動入賞領域と、該始動入賞領域へ打玉が入賞した
場合に前記可変入賞球装置を前記第1の期間にわたって
第1の状態に制御した後第2の状態にし、前記第1の期
間にわたっての第1の状態となっている可変入賞球装置
内に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基
づいて特定遊技状態が発生した場合に前記可変入賞球装
置を前記第1の期間よりも長い第2の期間にわたって第
1の状態に制御した後第2の状態にし、該第2の期間に
わたっての第1の状態となっている可変入賞球装置内に
進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基づい
て繰返し継続条件が成立した場合に、前記可変入賞球装
置を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なう制御
手段と、前記繰返し継続条件の成立しやすさの度合いを
変化させる継続条件変化手段とを含み、該継続条件変化
手段は、前記可変入賞球装置を前記第2の期間第1の状
態にする制御の途中段階から前記繰返し継続条件を成立
しやすくし、その成立しやすい状態が、前記可変入賞球
装置の前記第2の期間にわたっての第1の状態が終了し
た後も所定期間持続し、 前記可変入賞球装置は、前記第
1の期間中前記打玉に基づいた特定遊技状態の発生しや
すさの度合いが変化しないことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、始動入賞領域
に打玉が入賞することにより可変入賞球装置が第1の期
間にわたって遊技者にとって有利な第1の状態となる。
その第1の期間にわたって第1の状態となっている可変
入賞球装置内に進入して当該可変入賞球装置内を流下す
る打玉に基づいて特定遊技状態が発生すれば、前記第1
の期間よりも長い第2の期間にわたって可変入賞球装置
が第1の状態に制御された後第2の状態となり、その第
1の状態となっている可変入賞球装置内に進入して当該
可変入賞球装置内を流下する打玉に基づいて繰返し継続
条件が発生すれば、前記第1の状態が再度繰返される繰
返し継続制御が行なわれる。そして、前記繰返し継続条
件の成立しやすさの度合いが変化し、前記繰返し継続条
件が成立しやすい状態となっている旨が遊技者に報知さ
れる。請求項2に記載の本発明によれば、始動入賞領域
に打玉が入賞することにより可変入賞球装置が第1の期
間にわたって遊技者にとって有利な第1の状態となる。
その第1の期間にわたって第1の状態となっている可変
入賞球装置内に進入して当該可変入賞球装置内を流下す
る打玉に基づいて特定遊技状態が発生すれば、前記第1
の期間よりも長い第2の期間にわたって可変入賞球装置
が第1の状態に制御された後第2の状態となり、その第
1の状態となっている可変入賞球装置内に進入して当該
可変入賞球装置内を流下する打玉に基づいて繰返し継続
条件が成立すれば、前記第1の状態が再度繰返される繰
返し継続制御が行なわれる。そして、可変入賞球装置を
前記第2の期間第1の状態にする制御の途中段階から前
記繰返し継続条件が成立しやすい状態となり、その成立
しやすい状態は、前記可変入賞球装置の第2の期間にわ
たっての第1の状態が終了した後も所定期間持続する。
さらに、可変入賞球装置は、前記第1の期間中前記打玉
に基づいた特定遊技状態の発生しやすさの度合いが変化
しないように構成されている。
に打玉が入賞することにより可変入賞球装置が第1の期
間にわたって遊技者にとって有利な第1の状態となる。
その第1の期間にわたって第1の状態となっている可変
入賞球装置内に進入して当該可変入賞球装置内を流下す
る打玉に基づいて特定遊技状態が発生すれば、前記第1
の期間よりも長い第2の期間にわたって可変入賞球装置
が第1の状態に制御された後第2の状態となり、その第
1の状態となっている可変入賞球装置内に進入して当該
可変入賞球装置内を流下する打玉に基づいて繰返し継続
条件が発生すれば、前記第1の状態が再度繰返される繰
返し継続制御が行なわれる。そして、前記繰返し継続条
件の成立しやすさの度合いが変化し、前記繰返し継続条
件が成立しやすい状態となっている旨が遊技者に報知さ
れる。請求項2に記載の本発明によれば、始動入賞領域
に打玉が入賞することにより可変入賞球装置が第1の期
間にわたって遊技者にとって有利な第1の状態となる。
その第1の期間にわたって第1の状態となっている可変
入賞球装置内に進入して当該可変入賞球装置内を流下す
る打玉に基づいて特定遊技状態が発生すれば、前記第1
の期間よりも長い第2の期間にわたって可変入賞球装置
が第1の状態に制御された後第2の状態となり、その第
1の状態となっている可変入賞球装置内に進入して当該
可変入賞球装置内を流下する打玉に基づいて繰返し継続
条件が成立すれば、前記第1の状態が再度繰返される繰
返し継続制御が行なわれる。そして、可変入賞球装置を
前記第2の期間第1の状態にする制御の途中段階から前
記繰返し継続条件が成立しやすい状態となり、その成立
しやすい状態は、前記可変入賞球装置の第2の期間にわ
たっての第1の状態が終了した後も所定期間持続する。
さらに、可変入賞球装置は、前記第1の期間中前記打玉
に基づいた特定遊技状態の発生しやすさの度合いが変化
しないように構成されている。
【0008】
【実施例】次に、この発明に従った弾球遊技機の一実施
例を図面に基づいて説明する。なお、この一実施例は弾
球遊技機の一例であるパチンコ遊技機であるが、この発
明に従った弾球遊技機はこれに限らず、玉を弾いて遊技
を行なう遊技機すべてを含む。
例を図面に基づいて説明する。なお、この一実施例は弾
球遊技機の一例であるパチンコ遊技機であるが、この発
明に従った弾球遊技機はこれに限らず、玉を弾いて遊技
を行なう遊技機すべてを含む。
【0009】図1は、この発明に従った弾球遊技機の一
実施例であるパチンコ遊技機の遊技領域の平面図であ
る。
実施例であるパチンコ遊技機の遊技領域の平面図であ
る。
【0010】遊技領域36には、遊技者の打球操作ハン
ドル(図示せず)の操作に基づいてパチンコ玉が打込ま
れる。遊技領域36の中央部には、可変入賞球装置1が
取付けられている。可変入賞球装置1の両側部には、玉
受部材駆動ソレノイド27a、27bによって回動させ
られる玉受部材3a、3bが取付けられている。
ドル(図示せず)の操作に基づいてパチンコ玉が打込ま
れる。遊技領域36の中央部には、可変入賞球装置1が
取付けられている。可変入賞球装置1の両側部には、玉
受部材駆動ソレノイド27a、27bによって回動させ
られる玉受部材3a、3bが取付けられている。
【0011】玉受部材3a、3bが開いているとき、も
しくは開閉を行なっているときが、遊技者にとって有利
な第1の状態であり、閉じているときが遊技者にとって
不利な第2の状態である。
しくは開閉を行なっているときが、遊技者にとって有利
な第1の状態であり、閉じているときが遊技者にとって
不利な第2の状態である。
【0012】なお、玉受部材3a、3bを比較的大きく
開いた状態を第1の状態とし、比較的小さく開いた状態
を第2の状態として、第2の状態であってもパチンコ玉
の入賞確率を多少残しておいてもよい。
開いた状態を第1の状態とし、比較的小さく開いた状態
を第2の状態として、第2の状態であってもパチンコ玉
の入賞確率を多少残しておいてもよい。
【0013】可変入賞球装置1には、玉受部材3a、3
bによって受止められたパチンコ玉が次に導かれる上部
玉転動板22が設けられている。
bによって受止められたパチンコ玉が次に導かれる上部
玉転動板22が設けられている。
【0014】上部玉転動板22よりもパチンコ玉流下方
向下手側には、振分機構15が設けられている。振分機
構15の動作の説明は、図3および図4を用いて後で行
なう。
向下手側には、振分機構15が設けられている。振分機
構15の動作の説明は、図3および図4を用いて後で行
なう。
【0015】振分機構15よりもパチンコ玉流下方向下
手側には、下部玉転動板27が設けられている。
手側には、下部玉転動板27が設けられている。
【0016】下部玉転動板27よりもパチンコ玉流下方
向下手側には、特定入賞口4、通常入賞口5、6が設け
られている。特定入賞口4、通常入賞口5または通常入
賞口6にパチンコ玉が入賞すると、入賞玉検出スイッチ
30で検出し、その検出出力に基づいて、所定量の景品
玉が払出される。
向下手側には、特定入賞口4、通常入賞口5、6が設け
られている。特定入賞口4、通常入賞口5または通常入
賞口6にパチンコ玉が入賞すると、入賞玉検出スイッチ
30で検出し、その検出出力に基づいて、所定量の景品
玉が払出される。
【0017】後述する始動入賞に伴なう玉受部材3a、
3bの1回または2回開きの最中に可変入賞球装置1に
進入したパチンコ玉が特定入賞口4に入賞すれば、大当
たり状態の制御が行なわれる。
3bの1回または2回開きの最中に可変入賞球装置1に
進入したパチンコ玉が特定入賞口4に入賞すれば、大当
たり状態の制御が行なわれる。
【0018】大当たり状態の制御は、玉受部材3a、3
bを連続開閉させる制御であり、その連続開閉の最中に
パチンコ玉が所定個数(たとえば10個)入賞した場
合、または所定個数(たとえば10個)入賞することな
く玉受部材3a、3bの開閉回数が所定回数(たとえば
18回)に達した場合にその連続開閉が停止制御され
る。
bを連続開閉させる制御であり、その連続開閉の最中に
パチンコ玉が所定個数(たとえば10個)入賞した場
合、または所定個数(たとえば10個)入賞することな
く玉受部材3a、3bの開閉回数が所定回数(たとえば
18回)に達した場合にその連続開閉が停止制御され
る。
【0019】さらに、大当たり状態に伴なう玉受部材3
a、3bの最大18回の連続開閉の最中において、パチ
ンコ玉がさらに特定入賞口5に入賞すれば、玉受部材3
a、3bの開閉回数のカウントおよび入賞玉検出スイッ
チ30の検出出力に基づく入賞個数のカウントは0に戻
り再び1から計測される。この連続回開閉動作の継続の
上限は15回と定められている。
a、3bの最大18回の連続開閉の最中において、パチ
ンコ玉がさらに特定入賞口5に入賞すれば、玉受部材3
a、3bの開閉回数のカウントおよび入賞玉検出スイッ
チ30の検出出力に基づく入賞個数のカウントは0に戻
り再び1から計測される。この連続回開閉動作の継続の
上限は15回と定められている。
【0020】なお、前記した18回の連続開閉の停止条
件は、パチンコ玉の入賞個数が所定となった場合のみで
もよい。また、玉受部材3a、3bの開閉回数が所定回
数となった場合のみ、または特定入賞口4への打玉が入
賞してから一定時間が経過した場合のみであってもよ
い。
件は、パチンコ玉の入賞個数が所定となった場合のみで
もよい。また、玉受部材3a、3bの開閉回数が所定回
数となった場合のみ、または特定入賞口4への打玉が入
賞してから一定時間が経過した場合のみであってもよ
い。
【0021】特定入賞口4は、特定入賞領域の一例であ
る。なお、特定入賞口4に入賞した入賞玉は、特定入賞
玉検出手段の一例である特定入賞玉検出スイッチ29に
より検出され、その検出信号に基づいて前述した大当た
り状態を発生させる制御または前述した繰返継続制御が
行なわれるのである。
る。なお、特定入賞口4に入賞した入賞玉は、特定入賞
玉検出手段の一例である特定入賞玉検出スイッチ29に
より検出され、その検出信号に基づいて前述した大当た
り状態を発生させる制御または前述した繰返継続制御が
行なわれるのである。
【0022】可変入賞球装置1の下方には、始動入賞口
A(38a、38b)始動入賞口B(39)が設けられ
ている。始動入賞口A(38a、38b)にパチンコ玉
が入賞すると、玉受部材3a、3bが1回開閉する。始
動入賞口B(39)にパチンコ玉が入賞すると、玉受部
材3a、3bが2回開閉する。
A(38a、38b)始動入賞口B(39)が設けられ
ている。始動入賞口A(38a、38b)にパチンコ玉
が入賞すると、玉受部材3a、3bが1回開閉する。始
動入賞口B(39)にパチンコ玉が入賞すると、玉受部
材3a、3bが2回開閉する。
【0023】始動入賞口A(38a、38b)、始動入
賞口B(39)の内部には、パチンコ玉の入賞の検出を
行なう始動入賞玉検出スイッチA(31a、31b)、
始動入賞玉検出スイッチB(32)が取付けられてい
る。
賞口B(39)の内部には、パチンコ玉の入賞の検出を
行なう始動入賞玉検出スイッチA(31a、31b)、
始動入賞玉検出スイッチB(32)が取付けられてい
る。
【0024】図中33は遊技効果ランプである。遊技効
果ランプ33は、後で説明するように特定入賞口4の開
口面積が変化したときに、点滅または点灯することによ
り、特定入賞口4の開口面積の変化を遊技者に知らせ
る。
果ランプ33は、後で説明するように特定入賞口4の開
口面積が変化したときに、点滅または点灯することによ
り、特定入賞口4の開口面積の変化を遊技者に知らせ
る。
【0025】図中28は、継続回数表示器である。継続
回数表示器28は、大当たりの最中における前述した繰
返継続制御の回数を表示する。
回数表示器28は、大当たりの最中における前述した繰
返継続制御の回数を表示する。
【0026】図中26は、入賞個数表示器である。入賞
個数表示器26は、前記入賞玉検出スイッチ30によっ
て検出されたパチンコ玉の数を表示する。
個数表示器26は、前記入賞玉検出スイッチ30によっ
て検出されたパチンコ玉の数を表示する。
【0027】図中7は、特定入賞口駆動機構である。特
定入賞口駆動機構7は、特定入賞口4の開口幅を変化さ
せることにより開口面積を変化させ、特定入賞口4への
パチンコ玉の入賞確率を変化させるものである。
定入賞口駆動機構7は、特定入賞口4の開口幅を変化さ
せることにより開口面積を変化させ、特定入賞口4への
パチンコ玉の入賞確率を変化させるものである。
【0028】特定入賞口駆動機構7の説明を図2を用い
て行なう。図2は、特定入賞口駆動機構の斜視図であ
る。支軸9a、9bの一方の端部には、特定入賞口形成
部材8a、8bが取付けられている。支軸9a、9bの
他方の端部には、クランク10a、10bが取付けられ
ている。クランク10a、10bには、作動軸11a、
11bが取付けられている。
て行なう。図2は、特定入賞口駆動機構の斜視図であ
る。支軸9a、9bの一方の端部には、特定入賞口形成
部材8a、8bが取付けられている。支軸9a、9bの
他方の端部には、クランク10a、10bが取付けられ
ている。クランク10a、10bには、作動軸11a、
11bが取付けられている。
【0029】特定入賞口駆動ソレノイド14のプランジ
ャ41には、作動部材12が取付けられている。作動部
材12の長穴13に作動軸11a、11bが挿入され
る。特定入賞口形成部材8aと8bとで特定入賞口4
(図1参照)を形成しているので、特定入賞駆動ソレノ
イド14をON、OFFすることにより、特定入賞口4
(図1参照)の開口面積を変化させることができる。装
飾板35(図1参照)は、特定入賞口形成部材8a、8
bとともに作動するため、遊技者に特定入賞口4の開口
面積の変化をより一層明確に知らせることができる。
ャ41には、作動部材12が取付けられている。作動部
材12の長穴13に作動軸11a、11bが挿入され
る。特定入賞口形成部材8aと8bとで特定入賞口4
(図1参照)を形成しているので、特定入賞駆動ソレノ
イド14をON、OFFすることにより、特定入賞口4
(図1参照)の開口面積を変化させることができる。装
飾板35(図1参照)は、特定入賞口形成部材8a、8
bとともに作動するため、遊技者に特定入賞口4の開口
面積の変化をより一層明確に知らせることができる。
【0030】図1に示す振分機構15の説明を、図3お
よび図4を用いて行なう。図3および図4は、振分機構
の動作を説明するための平面図である。振分機構15
は、振分部材16a、16bおよび振分部材駆動ソレノ
イド21を備えている。
よび図4を用いて行なう。図3および図4は、振分機構
の動作を説明するための平面図である。振分機構15
は、振分部材16a、16bおよび振分部材駆動ソレノ
イド21を備えている。
【0031】振分部材16a、16bは、上部玉転動板
22上に配置されている。上部玉転動板22上を、流下
したパチンコ玉は下方に落下するが、その落下部は振分
部材16a、16bによって、左落下口24、中央落下
口23、右落下口25に区分けされている。中央落下口
23から落下したパチンコ玉は、比較的高い確率で特定
入賞口4に入賞する。左落下口24から落下したパチン
コ玉は、比較的高い確率で通常入賞口5に入賞する。右
落下口25から落下したパチンコ玉は、比較的高い確率
で通常入賞口6に入賞する。
22上に配置されている。上部玉転動板22上を、流下
したパチンコ玉は下方に落下するが、その落下部は振分
部材16a、16bによって、左落下口24、中央落下
口23、右落下口25に区分けされている。中央落下口
23から落下したパチンコ玉は、比較的高い確率で特定
入賞口4に入賞する。左落下口24から落下したパチン
コ玉は、比較的高い確率で通常入賞口5に入賞する。右
落下口25から落下したパチンコ玉は、比較的高い確率
で通常入賞口6に入賞する。
【0032】上部玉転動板22の両側部には、側板42
a、42bが取付けられている。側板42aと振分部材
16aとの間を流下したパチンコ玉は、左落下口24に
導かれる。振分部材16aと16bとの間を流下したパ
チンコ玉は、中央落下口23に導かれる。振分部材16
bと側板42bとの間を流下したパチンコ玉は、右落下
口25に導かれる。
a、42bが取付けられている。側板42aと振分部材
16aとの間を流下したパチンコ玉は、左落下口24に
導かれる。振分部材16aと16bとの間を流下したパ
チンコ玉は、中央落下口23に導かれる。振分部材16
bと側板42bとの間を流下したパチンコ玉は、右落下
口25に導かれる。
【0033】3a、3bは、玉受部材である。玉受部材
3a、3bで受止められたパチンコ玉は、上部玉転動板
22上に導かれ、側板42aと振分部材16aとの間、
振分部材16aと16bとの間、または振分部材16b
と側板42bとの間を流れる。
3a、3bで受止められたパチンコ玉は、上部玉転動板
22上に導かれ、側板42aと振分部材16aとの間、
振分部材16aと16bとの間、または振分部材16b
と側板42bとの間を流れる。
【0034】振分部材16a、16bは、支軸17a、
17bを中心に回動するようにされている。振分部材1
6a、16bの端部には、作動部材20に設けられた係
合ピン19が挿入される長穴18a、18bが設けられ
ている。
17bを中心に回動するようにされている。振分部材1
6a、16bの端部には、作動部材20に設けられた係
合ピン19が挿入される長穴18a、18bが設けられ
ている。
【0035】作動部材20は、振分部材駆動ソレノイド
21のプランジャに取付けられている。振分部材駆動ソ
レノイド21をON、OFFすることにより、振分部材
16a、16bは図3に示す閉じた状態、または図4に
示す開いた状態となる。
21のプランジャに取付けられている。振分部材駆動ソ
レノイド21をON、OFFすることにより、振分部材
16a、16bは図3に示す閉じた状態、または図4に
示す開いた状態となる。
【0036】振分部材16a、16bが図4に示す状態
にあるときは、パチンコ玉は中央落下口23に導かれ、
特定入賞口4に入賞しやすくなる。また、図3に示す状
態にあるときは、中央落下口23、左落下口24または
右落下口25に導かれる。
にあるときは、パチンコ玉は中央落下口23に導かれ、
特定入賞口4に入賞しやすくなる。また、図3に示す状
態にあるときは、中央落下口23、左落下口24または
右落下口25に導かれる。
【0037】なお、前記振分機構15は後述する大当た
り状態中の玉受部材3a、3bの連続開閉中にのみ作動
するようにされているが、始動入賞に基づく玉受部材3
a、3bの開閉時に作動させるものであってもよい。
り状態中の玉受部材3a、3bの連続開閉中にのみ作動
するようにされているが、始動入賞に基づく玉受部材3
a、3bの開閉時に作動させるものであってもよい。
【0038】図5は、この発明に従った弾球遊技機の一
実施例に備えられた可変入賞球装置の制御回路の全体の
構成を示すブロック図である。マイクロコンピュータ4
3は以下に述べるような可変入賞球装置1(図1参照)
全体の動作を制御する機能を有する。このために、マイ
クロコンピュータ43は、たとえば数チップのLSIで
構成されており、その中には、制御動作を所定の手順で
実行することのできるMPU44と、MPU44の動作
プログラムデータを格納するROM45と、必要なデー
タの書込および読出ができるRAM46とを含む。
実施例に備えられた可変入賞球装置の制御回路の全体の
構成を示すブロック図である。マイクロコンピュータ4
3は以下に述べるような可変入賞球装置1(図1参照)
全体の動作を制御する機能を有する。このために、マイ
クロコンピュータ43は、たとえば数チップのLSIで
構成されており、その中には、制御動作を所定の手順で
実行することのできるMPU44と、MPU44の動作
プログラムデータを格納するROM45と、必要なデー
タの書込および読出ができるRAM46とを含む。
【0039】さらに、マイクロコンピュータ43は入出
力信号を受けてMPU44に入出力データを与える入出
力回路47とを含む。
力信号を受けてMPU44に入出力データを与える入出
力回路47とを含む。
【0040】なお、この実施例では、ROM45は、そ
の内容の書換え、すなわち、必要が生じた場合には、そ
の中に格納されたMPU45のためのプログラムデータ
を変更することができるように、プログラマブルROM
が用いられている。また、マイクロコンピュータ43
を、少なくともMPU44とRAM46と入出力回路4
7とを1チップ化した1チップマイクロコンピュータに
より構成してもよい。そして、MPU44は、このRO
M45内に格納されたプログラムデータにしたがって、
かつ以下に述べる各制御信号の入力に応答して、種々の
機器に対して制御信号を与える。
の内容の書換え、すなわち、必要が生じた場合には、そ
の中に格納されたMPU45のためのプログラムデータ
を変更することができるように、プログラマブルROM
が用いられている。また、マイクロコンピュータ43
を、少なくともMPU44とRAM46と入出力回路4
7とを1チップ化した1チップマイクロコンピュータに
より構成してもよい。そして、MPU44は、このRO
M45内に格納されたプログラムデータにしたがって、
かつ以下に述べる各制御信号の入力に応答して、種々の
機器に対して制御信号を与える。
【0041】マイクロコンピュータ43には、入力信号
として、次のような信号が与えられる。
として、次のような信号が与えられる。
【0042】パチンコ玉の始動入賞に伴なう始動入賞玉
検出スイッチA(31a、31b)、始動入賞玉検出ス
イッチB(32)がONしたことに応答して、スイッチ
回路48から始動入賞玉検出信号がマイクロコンピュー
タ43に与えられる。
検出スイッチA(31a、31b)、始動入賞玉検出ス
イッチB(32)がONしたことに応答して、スイッチ
回路48から始動入賞玉検出信号がマイクロコンピュー
タ43に与えられる。
【0043】パチンコ玉が特定入賞口4(図1参照)内
に入賞し、特定入賞玉検出スイッチ29がONしたこと
に応答して、スイッチ回路48から特定入賞玉検出信号
がマイクロコンピュータ43に与えられる。
に入賞し、特定入賞玉検出スイッチ29がONしたこと
に応答して、スイッチ回路48から特定入賞玉検出信号
がマイクロコンピュータ43に与えられる。
【0044】パチンコ玉が通常入賞口5、6、特定入賞
口4(図1参照)に入賞し、入賞玉検出スイッチ30が
ONしたことに応答して、スイッチ回路48から入賞玉
検出信号がマイクロコンピュータ43に与えられる。
口4(図1参照)に入賞し、入賞玉検出スイッチ30が
ONしたことに応答して、スイッチ回路48から入賞玉
検出信号がマイクロコンピュータ43に与えられる。
【0045】また、マイクロコンピュータ43は以下の
回路および装置に制御信号を与える。ソレノイド回路4
9を介して玉受部材駆動ソレノイド27a、27bに玉
受部材駆動信号を与える。つまり、始動入賞玉検出スイ
ッチA(31a、31b)からの検出信号の入力に基づ
いて、マイクロコンピュータ43は、玉受部材駆動ソレ
ノイド27a、27bに駆動用信号を出力し、玉受部材
3a、3b(図1参照)を1回開閉させる駆動制御を行
なう。始動入賞玉検出スイッチB(32)の場合は、玉
受部材3a、3b(図1参照)を2回開閉させる駆動制
御を行なう。
回路および装置に制御信号を与える。ソレノイド回路4
9を介して玉受部材駆動ソレノイド27a、27bに玉
受部材駆動信号を与える。つまり、始動入賞玉検出スイ
ッチA(31a、31b)からの検出信号の入力に基づ
いて、マイクロコンピュータ43は、玉受部材駆動ソレ
ノイド27a、27bに駆動用信号を出力し、玉受部材
3a、3b(図1参照)を1回開閉させる駆動制御を行
なう。始動入賞玉検出スイッチB(32)の場合は、玉
受部材3a、3b(図1参照)を2回開閉させる駆動制
御を行なう。
【0046】ソレノイド回路49を介して振分部材駆動
ソレノイド21に振分部材駆動信号を与える。可変入賞
球装置が大当たり時においては、8パルス目の玉受部材
駆動信号の出力に基づいて、マイクロコンピュータ43
は、振分部材駆動ソレノイド21に振分部材駆動信号を
出力し、振分部材16a、16b(図3および図4参
照)を連続開閉させる駆動制御を行なう。
ソレノイド21に振分部材駆動信号を与える。可変入賞
球装置が大当たり時においては、8パルス目の玉受部材
駆動信号の出力に基づいて、マイクロコンピュータ43
は、振分部材駆動ソレノイド21に振分部材駆動信号を
出力し、振分部材16a、16b(図3および図4参
照)を連続開閉させる駆動制御を行なう。
【0047】ソレノイド回路49を介して特定入賞口駆
動ソレノイド14に特定入賞口駆動信号を与える。つま
り、可変入賞球装置が大当たり状態となり10回目の玉
受部材駆動信号の出力に基づいて、マイクロコンピュー
タ43は、特定入賞口駆動ソレノイド14に特定入賞口
駆動信号を出力し、特定入賞口4(図1参照)の開口面
積が大きくなるように、特定入賞口形成部材8a、8b
(図2参照)駆動制御を行なう。
動ソレノイド14に特定入賞口駆動信号を与える。つま
り、可変入賞球装置が大当たり状態となり10回目の玉
受部材駆動信号の出力に基づいて、マイクロコンピュー
タ43は、特定入賞口駆動ソレノイド14に特定入賞口
駆動信号を出力し、特定入賞口4(図1参照)の開口面
積が大きくなるように、特定入賞口形成部材8a、8b
(図2参照)駆動制御を行なう。
【0048】LED回路50を介して継続回数表示器2
8および入賞個数表示器26をデジタル表示されるため
の制御信号を出力する。
8および入賞個数表示器26をデジタル表示されるため
の制御信号を出力する。
【0049】ランプ回路51を介して遊技効果ランプ3
3に、ランプ点灯のための制御信号を出力する。音回路
52を介してスピーカ53に、効果音を発生させるため
の制御信号を出力する。始動入賞時、大当たり時、特定
入賞口の開口面積が広がったとき等において、遊技効果
ランプ33、スピーカ53を動作させることにより、遊
技者にその状態を知らせる。この実施例では、特定入賞
口の開口面積が広がった時ともとの状態の時とで、点灯
態様および効果音の態様を変化させることにより、特定
入賞口の開口面積が広がったことを遊技者に知らせてい
る。
3に、ランプ点灯のための制御信号を出力する。音回路
52を介してスピーカ53に、効果音を発生させるため
の制御信号を出力する。始動入賞時、大当たり時、特定
入賞口の開口面積が広がったとき等において、遊技効果
ランプ33、スピーカ53を動作させることにより、遊
技者にその状態を知らせる。この実施例では、特定入賞
口の開口面積が広がった時ともとの状態の時とで、点灯
態様および効果音の態様を変化させることにより、特定
入賞口の開口面積が広がったことを遊技者に知らせてい
る。
【0050】始動入賞から特定入賞口の開口面積が広が
り、そして元に戻るまでの間における各部材の動作応答
を図6を用いて説明する。
り、そして元に戻るまでの間における各部材の動作応答
を図6を用いて説明する。
【0051】始動入賞口A(38a、38b)(図1参
照)にパチンコ玉が入賞することにより、始動入賞玉検
出スイッチA(31a、31b)がONし、始動入賞玉
検出信号aが1パルス発生する。始動入賞玉検出信号a
発生後t1 後に玉受部材駆動ソレノイド(27a、27
b)を動作させる玉受部材駆動信号bが1パルス発生す
る。これにより玉受部材3a、3b(図1参照)が1回
開閉する。
照)にパチンコ玉が入賞することにより、始動入賞玉検
出スイッチA(31a、31b)がONし、始動入賞玉
検出信号aが1パルス発生する。始動入賞玉検出信号a
発生後t1 後に玉受部材駆動ソレノイド(27a、27
b)を動作させる玉受部材駆動信号bが1パルス発生す
る。これにより玉受部材3a、3b(図1参照)が1回
開閉する。
【0052】始動入賞口B(39)(図1参照)にパチ
ンコ玉が入賞することにより、始動入賞玉検出スイッチ
B(32)がONし、始動入賞玉検出信号hが1パルス
発生する。始動入賞玉検出信号h発生後t1 後に玉受部
材駆動ソレノイド27a、2bを動作させる玉受部材駆
動信号iが2パルス発生する。これにより玉受部材3
a、3b(図1参照)が2回開閉する。
ンコ玉が入賞することにより、始動入賞玉検出スイッチ
B(32)がONし、始動入賞玉検出信号hが1パルス
発生する。始動入賞玉検出信号h発生後t1 後に玉受部
材駆動ソレノイド27a、2bを動作させる玉受部材駆
動信号iが2パルス発生する。これにより玉受部材3
a、3b(図1参照)が2回開閉する。
【0053】なお、始動入賞玉検出信号が導出されてか
ら玉受部材3a、3bが動作するまでをt1 遅らせたの
は、その間に遊技効果ランプやスピーカを動作させるこ
とにより、玉受部材3a、3b(図1参照)が開閉する
ことを事前に遊技者に知らせるためである。
ら玉受部材3a、3bが動作するまでをt1 遅らせたの
は、その間に遊技効果ランプやスピーカを動作させるこ
とにより、玉受部材3a、3b(図1参照)が開閉する
ことを事前に遊技者に知らせるためである。
【0054】なお、前記した始動入賞口38a、38b
への打玉の入賞に基づく玉受部材3a、3bの開閉動作
時には、前記振分機構15および特定入賞口駆動機構7
は作動しないため、特定入賞口4への打玉の入賞確率は
変化しない。
への打玉の入賞に基づく玉受部材3a、3bの開閉動作
時には、前記振分機構15および特定入賞口駆動機構7
は作動しないため、特定入賞口4への打玉の入賞確率は
変化しない。
【0055】次に、大当たり状態での振分機構15およ
び特定入賞口駆動機構7の動作について説明する。たと
えば、図6に示すように始動入賞口B(39)への打玉
の入賞に基づいて玉受部材(図1参照)が開いていると
き、可変入賞球装置1に受入れられたパチンコ玉が特定
入賞口4(図1参照)に入賞すると、特定入賞玉検出ス
イッチ29がONし、特定入賞玉検出信号dが1パルス
発生する。これにより可変入賞球装置は大当たり状態と
なり、特定入賞玉検出信号d発生後t2 後に玉受部材駆
動ソレノイド27a、27bを動作させる玉受部材駆動
信号eが18パルス発生する。これにより玉受部材3
a、3b(図1参照)が18回開閉する。ただし、18
回開閉中に通常入賞口5、6にパチンコ玉が10個入賞
するとその時点で大当たり状態が終了する。
び特定入賞口駆動機構7の動作について説明する。たと
えば、図6に示すように始動入賞口B(39)への打玉
の入賞に基づいて玉受部材(図1参照)が開いていると
き、可変入賞球装置1に受入れられたパチンコ玉が特定
入賞口4(図1参照)に入賞すると、特定入賞玉検出ス
イッチ29がONし、特定入賞玉検出信号dが1パルス
発生する。これにより可変入賞球装置は大当たり状態と
なり、特定入賞玉検出信号d発生後t2 後に玉受部材駆
動ソレノイド27a、27bを動作させる玉受部材駆動
信号eが18パルス発生する。これにより玉受部材3
a、3b(図1参照)が18回開閉する。ただし、18
回開閉中に通常入賞口5、6にパチンコ玉が10個入賞
するとその時点で大当たり状態が終了する。
【0056】玉受部材駆動信号eが8個発生後に振分部
材駆動ソレノイド21を動作させる振分部材駆動信号f
が12パルス発生する。これにより振分部材16a、1
6b(図3および図4参照)が12回開閉する。すなわ
ち、玉受部材3a、3bの18回開閉動作の後半で特定
入賞口4に打玉が入賞しやすくなるようにしている。な
お、玉受部材3a、3b(図1参照)の開閉終了後も振
分部材16a、16b(図3および図4参照)を開閉さ
せるのは、玉受部材3a、3b開閉終了直前に入賞した
パチンコ玉に対応するためである。
材駆動ソレノイド21を動作させる振分部材駆動信号f
が12パルス発生する。これにより振分部材16a、1
6b(図3および図4参照)が12回開閉する。すなわ
ち、玉受部材3a、3bの18回開閉動作の後半で特定
入賞口4に打玉が入賞しやすくなるようにしている。な
お、玉受部材3a、3b(図1参照)の開閉終了後も振
分部材16a、16b(図3および図4参照)を開閉さ
せるのは、玉受部材3a、3b開閉終了直前に入賞した
パチンコ玉に対応するためである。
【0057】次に、特定入賞口駆動ソレノイド14が作
動する条件について説明する。特定入賞口駆動ソレノイ
ド14は、前記玉受部材3a、3bの18回開閉動作中
において、その開閉回数が所定回数(たとえば10回)
になった場合、または玉受部材3a、3bの開閉回数が
前記した所定数に達する前に通常入賞口5、6に入賞し
た打玉の数が所定数(たとえば6個)となった場合に作
動を開始する。なお、図6のタイミングチャートでは、
特定入賞口駆動ソレノイド14の作動が開始される条件
として、玉受部材3a、3bの開閉回数が所定数となっ
た場合が示されている。
動する条件について説明する。特定入賞口駆動ソレノイ
ド14は、前記玉受部材3a、3bの18回開閉動作中
において、その開閉回数が所定回数(たとえば10回)
になった場合、または玉受部材3a、3bの開閉回数が
前記した所定数に達する前に通常入賞口5、6に入賞し
た打玉の数が所定数(たとえば6個)となった場合に作
動を開始する。なお、図6のタイミングチャートでは、
特定入賞口駆動ソレノイド14の作動が開始される条件
として、玉受部材3a、3bの開閉回数が所定数となっ
た場合が示されている。
【0058】玉受部材駆動信号eが10個発生後に特定
入賞口駆動ソレノイド14を動作させる特定入賞口駆動
信号gが発生する。これにより特定入賞口形成部材8
a、8b(図2参照)が開き、特定入賞口4(図1参
照)の開口面積が大きくなり、特定入賞口4への入賞確
率が高くなる。なお、玉受部材3a、3b(図1参照)
の開閉終了後もt3 だけ特定入賞口駆動ソレノイド14
を動作させ、特定入賞口4(図1参照)の開口面積を広
げた状態にしているのは、玉受部材3a、3bの開閉終
了直前に可変入賞球装置に進入したパチンコ玉に対応す
るためである。なお、可変入賞球装置1(図1参照)に
入賞したパチンコ玉は入賞玉検出スイッチ30で検出さ
れる。
入賞口駆動ソレノイド14を動作させる特定入賞口駆動
信号gが発生する。これにより特定入賞口形成部材8
a、8b(図2参照)が開き、特定入賞口4(図1参
照)の開口面積が大きくなり、特定入賞口4への入賞確
率が高くなる。なお、玉受部材3a、3b(図1参照)
の開閉終了後もt3 だけ特定入賞口駆動ソレノイド14
を動作させ、特定入賞口4(図1参照)の開口面積を広
げた状態にしているのは、玉受部材3a、3bの開閉終
了直前に可変入賞球装置に進入したパチンコ玉に対応す
るためである。なお、可変入賞球装置1(図1参照)に
入賞したパチンコ玉は入賞玉検出スイッチ30で検出さ
れる。
【0059】なお、本発明では特定入賞口駆動機構7
が、玉受部材3a、3bの18回開閉動作後半において
連続して作動し、特定入賞口4を拡大するように作動す
るが、拡大と縮小を交互に繰返すように作動させてもよ
い。
が、玉受部材3a、3bの18回開閉動作後半において
連続して作動し、特定入賞口4を拡大するように作動す
るが、拡大と縮小を交互に繰返すように作動させてもよ
い。
【0060】また、本発明では玉受部材3a、3bの1
8回開閉動作中に、特定入賞口4への打玉の入賞確率を
変化させる実施例として特定入賞口4の開口面積を拡大
させるものを示したが、次に示すようなものであっても
よい。
8回開閉動作中に、特定入賞口4への打玉の入賞確率を
変化させる実施例として特定入賞口4の開口面積を拡大
させるものを示したが、次に示すようなものであっても
よい。
【0061】(1) 玉受部材3a、3bの18回開閉
動作の前半では、特定入賞口4の開口面積を縮小する部
材を作動させ、後半においては該部材の作動を解除す
る。
動作の前半では、特定入賞口4の開口面積を縮小する部
材を作動させ、後半においては該部材の作動を解除す
る。
【0062】(2) 玉受部材3a、3bの18回開閉
動作の前半では、特定入賞口4に打玉が入賞しないよう
にする閉塞部材を作動させ、後半においては該閉塞部材
の作動を解除する。
動作の前半では、特定入賞口4に打玉が入賞しないよう
にする閉塞部材を作動させ、後半においては該閉塞部材
の作動を解除する。
【0063】(3) 図3、図4で示した振分機構15
を玉受部材3a、3bの18回開閉動作の後半において
作動させる。
を玉受部材3a、3bの18回開閉動作の後半において
作動させる。
【0064】図6に示すようにこの発明に従った弾球遊
技機の一実施例においては、特定入賞口4への打玉の入
賞確率を変化させる条件として玉受部材3a、3bの開
閉回数が所定数となるかあるいは玉受部材3a、2bの
開閉回数が所定数に達する前に通常入賞口5、6への打
玉の入賞個数が所定個数となった場合を示したが、しか
しながらこの発明においてはこれに限定されるわけでは
なく、以下に示す条件が成立したときに特定入賞口への
打玉の入賞確率を変化させるものでもよい。
技機の一実施例においては、特定入賞口4への打玉の入
賞確率を変化させる条件として玉受部材3a、3bの開
閉回数が所定数となるかあるいは玉受部材3a、2bの
開閉回数が所定数に達する前に通常入賞口5、6への打
玉の入賞個数が所定個数となった場合を示したが、しか
しながらこの発明においてはこれに限定されるわけでは
なく、以下に示す条件が成立したときに特定入賞口への
打玉の入賞確率を変化させるものでもよい。
【0065】(1) 玉受部材3a、3bの18回開閉
動作中に通常入賞口5、6(図1参照)への入賞個数が
所定数に達したとき(たとえば6個)。なお、この場合
通常入賞口5、6への入賞個数が所定数に達する前に、
特定入賞口4(図1参照)にパチンコ玉が入賞したとき
は、玉受部材3a、3b(図1参照)のカウント数およ
び通常入賞口5、6への入賞球のカウント数が0に戻
り、再び1からカウントされるために、特定入賞口4の
開口面積を拡大させる制御が行なわれることなく、可変
入賞球装置が一度第2の状態となり、再び第1の位置と
なる繰返し継続制御が行なわれる。
動作中に通常入賞口5、6(図1参照)への入賞個数が
所定数に達したとき(たとえば6個)。なお、この場合
通常入賞口5、6への入賞個数が所定数に達する前に、
特定入賞口4(図1参照)にパチンコ玉が入賞したとき
は、玉受部材3a、3b(図1参照)のカウント数およ
び通常入賞口5、6への入賞球のカウント数が0に戻
り、再び1からカウントされるために、特定入賞口4の
開口面積を拡大させる制御が行なわれることなく、可変
入賞球装置が一度第2の状態となり、再び第1の位置と
なる繰返し継続制御が行なわれる。
【0066】(2) 玉受部材3a、3bの18回開閉
動作中に、玉受部材3a、3bの開閉回数が所定数(た
とえば10回)になったとき。
動作中に、玉受部材3a、3bの開閉回数が所定数(た
とえば10回)になったとき。
【0067】(3) 玉受部材3a、3b(図1参照)
の開閉回数が所定回数に達しかつ通常入賞口5、6(図
1参照)へのパチンコ玉の入賞数が所定数に達したとき
(たとえば玉受部材3a、3b(図1参照)の開閉数が
先に10回に達し、遅れて通常入賞口5、6(図1参
照)への入賞球の数が6個に達したとき、または、通常
入賞口5、6への入賞球の数が先に6個に達し、遅れて
玉受部材3a、3bの開閉数が10回に達したとき)。
の開閉回数が所定回数に達しかつ通常入賞口5、6(図
1参照)へのパチンコ玉の入賞数が所定数に達したとき
(たとえば玉受部材3a、3b(図1参照)の開閉数が
先に10回に達し、遅れて通常入賞口5、6(図1参
照)への入賞球の数が6個に達したとき、または、通常
入賞口5、6への入賞球の数が先に6個に達し、遅れて
玉受部材3a、3bの開閉数が10回に達したとき)。
【0068】(4) 複数の表示態様を導出可能な可変
表示装置の表示態様が玉受部材3a、3bの18回開閉
動作中に特定の表示態様となったとき。
表示装置の表示態様が玉受部材3a、3bの18回開閉
動作中に特定の表示態様となったとき。
【0069】なお、始動入賞時に特定入賞口4への打玉
の入賞率が変化する弾球遊技機で大当たり状態の発生率
を調整するために、始動入賞口38a、38b、39や
可変入賞球装置1への打玉の入賞率を調整する場合は、
特定入賞口4への打玉の入賞確率の変化の度合まで考慮
して障害釘の調整を行なわなければならないが、この発
明に従った弾球遊技機では、始動入賞時に特定入賞口4
への打玉の入賞確率が変化しないため、大当たり状態の
発生率を調整するための障害釘の調整が容易となる。す
なわち、障害釘の簡単な調整によって容易に大当たりの
発生率を調整することができる。
の入賞率が変化する弾球遊技機で大当たり状態の発生率
を調整するために、始動入賞口38a、38b、39や
可変入賞球装置1への打玉の入賞率を調整する場合は、
特定入賞口4への打玉の入賞確率の変化の度合まで考慮
して障害釘の調整を行なわなければならないが、この発
明に従った弾球遊技機では、始動入賞時に特定入賞口4
への打玉の入賞確率が変化しないため、大当たり状態の
発生率を調整するための障害釘の調整が容易となる。す
なわち、障害釘の簡単な調整によって容易に大当たりの
発生率を調整することができる。
【0070】さらに、この発明に従った弾球遊技機の一
実施例においては、始動入賞玉検出手段および特定入賞
玉検出手段として、マイクロスイッチを用いている。し
かしながらこの発明ではこれに限定されるわけではな
く、近接スイッチ、光学的検出スイッチ(フォトセンサ
を用いたもの)等であってもよい。
実施例においては、始動入賞玉検出手段および特定入賞
玉検出手段として、マイクロスイッチを用いている。し
かしながらこの発明ではこれに限定されるわけではな
く、近接スイッチ、光学的検出スイッチ(フォトセンサ
を用いたもの)等であってもよい。
【0071】この発明に従った弾球遊技機の一実施例に
おいては、玉受部材、および特定入賞口への打玉の入賞
確率を変化させる部材の駆動源としてソレノイドを示し
たが、該駆動源はモータ等であってもよい。
おいては、玉受部材、および特定入賞口への打玉の入賞
確率を変化させる部材の駆動源としてソレノイドを示し
たが、該駆動源はモータ等であってもよい。
【0072】また、前記第1の状態と第2の状態とに変
化自在な可変入賞球装置として玉受部材が回動するもの
を示したが、これに限らず前記第1の状態と前記第2の
状態に変化可能であればどのような構造のものであって
もよい。
化自在な可変入賞球装置として玉受部材が回動するもの
を示したが、これに限らず前記第1の状態と前記第2の
状態に変化可能であればどのような構造のものであって
もよい。
【0073】前記マイクロコンピュータ43,ソレノイ
ド回路49により、前記始動入賞領域に打玉が入賞した
場合に前記可変入賞球装置を第1の期間にわたって第1
の状態に制御した後第2の状態にし、前記第1の期間に
わたっての第1の状態となっている前記可変入賞球装置
内に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基
づいて特定遊技状態が発生した場合に、前記可変入賞球
装置を前記第1の期間よりも長い第2の期間にわたって
第1の状態に制御した後第2の状態にし、前記第2の期
間にわたっての第1の状態となっている可変入賞球装置
内に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基
づいて繰返し継続条件が成立した場合に、前記可変入賞
球装置を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なう
制御手段が構成されている。前記マイクロコンピュータ
43,ソレノイド回路49,振分機構15により、前記
繰返し継続条件の成立しやすさの度合いを変化させる継
続条件変化手段が構成されている。前記遊技効果ランプ
33,スピーカ53により、前記繰返し継続条件が成立
しやすい状態になっている旨を遊技者に報知する報知手
段が構成されている。また、前述したように、前記継続
条件変化手段は、可変入賞球装置を前記第2の期間第1
の状態にする制御の途中段階から前記繰返し継続条件が
成立しやすい状態にし、その成立しやすい状態が、前記
可変入賞球装置の前記第2の期間にわたっての第1の状
態が終了した後も所定期間持続させる(図6のt3 参
照)。さらに、前述したように、可変入賞球装置1は、
打玉の始動入賞に伴う玉受部材3a,3bの1回または
2回の開閉動作中においては振分部材駆動ソレノイド2
1と特定入賞口駆動ソレノイド14との両者が非励磁状
態に制御されて振分機構15と特定入賞口形成部材8
a,8bとが非動作状態に維持されている。すなわち、
前記可変入賞球装置は、前記第1の期間中前記打玉に基
づいた特定遊技状態の発生しやすさの度合いが変化しな
いように構成されている。
ド回路49により、前記始動入賞領域に打玉が入賞した
場合に前記可変入賞球装置を第1の期間にわたって第1
の状態に制御した後第2の状態にし、前記第1の期間に
わたっての第1の状態となっている前記可変入賞球装置
内に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基
づいて特定遊技状態が発生した場合に、前記可変入賞球
装置を前記第1の期間よりも長い第2の期間にわたって
第1の状態に制御した後第2の状態にし、前記第2の期
間にわたっての第1の状態となっている可変入賞球装置
内に進入して当該可変入賞球装置内を流下する打玉に基
づいて繰返し継続条件が成立した場合に、前記可変入賞
球装置を再度第1の状態にする繰返し継続制御を行なう
制御手段が構成されている。前記マイクロコンピュータ
43,ソレノイド回路49,振分機構15により、前記
繰返し継続条件の成立しやすさの度合いを変化させる継
続条件変化手段が構成されている。前記遊技効果ランプ
33,スピーカ53により、前記繰返し継続条件が成立
しやすい状態になっている旨を遊技者に報知する報知手
段が構成されている。また、前述したように、前記継続
条件変化手段は、可変入賞球装置を前記第2の期間第1
の状態にする制御の途中段階から前記繰返し継続条件が
成立しやすい状態にし、その成立しやすい状態が、前記
可変入賞球装置の前記第2の期間にわたっての第1の状
態が終了した後も所定期間持続させる(図6のt3 参
照)。さらに、前述したように、可変入賞球装置1は、
打玉の始動入賞に伴う玉受部材3a,3bの1回または
2回の開閉動作中においては振分部材駆動ソレノイド2
1と特定入賞口駆動ソレノイド14との両者が非励磁状
態に制御されて振分機構15と特定入賞口形成部材8
a,8bとが非動作状態に維持されている。すなわち、
前記可変入賞球装置は、前記第1の期間中前記打玉に基
づいた特定遊技状態の発生しやすさの度合いが変化しな
いように構成されている。
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、繰返し
継続条件の成立しやすさの度合いが変化するために、変
化に富んだ遊技を提供し得る。しかも、繰返し継続条件
の成立しやすい状態になっている旨が遊技者に報知され
るために、その報知により遊技者の期待感が高まり面白
味のある遊技を提供することができる。請求項2に記載
の発明によれば、可変入賞球装置の前記第2の期間にわ
たっての第1の状態の制御の開始段階では繰返し継続条
件が成立しやすい状態にはなっておらずその途中段階か
ら繰返し継続条件が成立しやすい状態に変化するため
に、遊技が変化に富んだ面白味のあるものとなる。ま
た、第2の期間にわたっての第1の状態が終了した後も
所定期間繰返し継続条件が成立しやすい状態が持続する
ために、第1の状態の終了間際に可変入賞球装置内に進
入した打玉に対しても繰返し継続条件が成立しやすい状
態となり、遊技者の期待感を最後まで持続させることが
できる。さらに、可変入賞球装置は、第1の期間中前記
打玉に基づいた特定遊技状態の発生しやすさの度合いが
変化しないために、特定遊技状態の発生確率を調整する
ための可変入賞球装置への打玉の入賞率を調整する釘調
整等の作業が楽になる。
継続条件の成立しやすさの度合いが変化するために、変
化に富んだ遊技を提供し得る。しかも、繰返し継続条件
の成立しやすい状態になっている旨が遊技者に報知され
るために、その報知により遊技者の期待感が高まり面白
味のある遊技を提供することができる。請求項2に記載
の発明によれば、可変入賞球装置の前記第2の期間にわ
たっての第1の状態の制御の開始段階では繰返し継続条
件が成立しやすい状態にはなっておらずその途中段階か
ら繰返し継続条件が成立しやすい状態に変化するため
に、遊技が変化に富んだ面白味のあるものとなる。ま
た、第2の期間にわたっての第1の状態が終了した後も
所定期間繰返し継続条件が成立しやすい状態が持続する
ために、第1の状態の終了間際に可変入賞球装置内に進
入した打玉に対しても繰返し継続条件が成立しやすい状
態となり、遊技者の期待感を最後まで持続させることが
できる。さらに、可変入賞球装置は、第1の期間中前記
打玉に基づいた特定遊技状態の発生しやすさの度合いが
変化しないために、特定遊技状態の発生確率を調整する
ための可変入賞球装置への打玉の入賞率を調整する釘調
整等の作業が楽になる。
【図1】この発明に従った弾球遊技機の一実施例である
パチンコ遊技機の遊技領域の平面図である。
パチンコ遊技機の遊技領域の平面図である。
【図2】この発明に従った弾球遊技機の一実施例に備え
られる特定入賞口の開口面積を変化させる特定入賞口駆
動機構の斜視図である。
られる特定入賞口の開口面積を変化させる特定入賞口駆
動機構の斜視図である。
【図3】この発明に従った弾球遊技機の一実施例に備え
られた可変入賞球装置に備えられる振分部材の動作を説
明するための平面図である。
られた可変入賞球装置に備えられる振分部材の動作を説
明するための平面図である。
【図4】この発明に従った弾球遊技機の一実施例に備え
られた可変入賞球装置に備えられる振分部材の動作を説
明するための平面図である。
られた可変入賞球装置に備えられる振分部材の動作を説
明するための平面図である。
【図5】この発明に従った弾球遊技機の一実施例に備え
られた可変入賞球装置の制御回路の全体の構成を示すブ
ロック図である。
られた可変入賞球装置の制御回路の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】この発明に従った弾球遊技機の一実施例に備え
られた可変入賞球装置の動作を説明するための説明図で
ある。
られた可変入賞球装置の動作を説明するための説明図で
ある。
1 可変入賞球装置 3a、3b 玉受部材 4 特定入賞口 15 振分機構 27a、27b 玉受部材駆動ソレノイド 29 特定入賞玉検出スイッチ 31a、31b 始動入賞玉検出スイッチA 32 始動入賞玉検出スイッチB 36 遊技領域 38a、38b 始動入賞口A 39 始動入賞口B
Claims (2)
- 【請求項1】 遊技領域に打玉を打込んで遊技が可能と
なる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ遊技者にとって有利な第1の状
態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可
変入賞球装置と、 打玉が入賞することにより、前記可変入賞球装置を第1
の期間にわたって第1の状態にするように定められた始
動入賞領域と、 該始動入賞領域へ打玉が入賞した場合に前記可変入賞球
装置を前記第1の期間にわたって第1の状態に制御した
後第2の状態にし、前記第1の期間にわたっての第1の
状態となっている可変入賞球装置内に進入して当該可変
入賞球装置内を流下する打玉に基づいて特定遊技状態が
発生した場合に前記可変入賞球装置を前記第1の期間よ
りも長い第2の期間にわたって第1の状態に制御した後
第2の状態にし、該第2の期間にわたっての第1の状態
となっている可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞
球装置内を流下する打玉に基づいて繰返し継続条件が成
立した場合に、前記可変入賞球装置を再度第1の状態に
する繰返し継続制御を行なう制御手段と、 前記繰返し継続条件の成立しやすさの度合いを変化させ
る継続条件変化手段と、 前記繰返し継続条件が成立しやすい状態になっている旨
を遊技者に報知する報知手段とを含むことを特徴とす
る、弾球遊技機。 - 【請求項2】 遊技領域に打玉を打込んで遊技が可能と
なる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ遊技者にとって有利な第1の状
態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可
変入賞球装置と、 打玉が入賞することにより、前記可変入賞球装置を第1
の期間にわたって第1の状態にするように定められた始
動入賞領域と、 該始動入賞領域へ打玉が入賞した場合に前記可変入賞球
装置を前記第1の期間にわたって第1の状態に制御した
後第2の状態にし、前記第1の期間にわたっての第1の
状態となっている可変入賞球装置内に進入して当該可変
入賞球装置内を流下する打玉に基づいて特定遊技状態が
発生した場合に前記可変入賞球装置を前記第1の期間よ
りも長い第2の期間にわたって第1の状態に制御した後
第2の状態にし、該第2の期間にわたっての第1の状態
となっている可変入賞球装置内に進入して当該可変入賞
球装置内を流下する打玉に基づいて繰返し継続条件が成
立した場合に、前記可変入賞球装置を再度第1の状態に
する繰返し継続制御を行なう制御手段と、 前記繰返し継続条件の成立しやすさの度合いを変化させ
る継続条件変化手段とを含み、 該継続条件変化手段は、前記可変入賞球装置を前記第2
の期間第1の状態にする制御の途中段階から前記繰返し
継続条件を成立しやすくし、その成立しやすい状態が、
前記可変入賞球装置の前記第2の期間にわたっての第1
の状態が終了した後も所定期間持続し、 前記可変入賞球装置は、前記第1の期間中前記打玉に基
づいた特定遊技状態の発生しやすさの度合いが変化しな
い ことを特徴とする、弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1172091A JP2955026B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1172091A JP2955026B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246391A JPH04246391A (ja) | 1992-09-02 |
JP2955026B2 true JP2955026B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=11785882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1172091A Expired - Lifetime JP2955026B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955026B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP1172091A patent/JP2955026B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04246391A (ja) | 1992-09-02 |
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