JPH0228349B2 - - Google Patents

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JPH0228349B2
JPH0228349B2 JP54049235A JP4923579A JPH0228349B2 JP H0228349 B2 JPH0228349 B2 JP H0228349B2 JP 54049235 A JP54049235 A JP 54049235A JP 4923579 A JP4923579 A JP 4923579A JP H0228349 B2 JPH0228349 B2 JP H0228349B2
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JP
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Shohachi Ugawa
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数台のパチンコ遊技機の管理装置
に関し、詳しくは、複数台のパチンコ遊技機を配
設してなるパチンコ遊技場において、各パチンコ
遊技機別に、遊技者にとつて利益となる利益玉数
と遊技者にとつて不利益となる不利益玉数との比
に基づく出玉率を制御する管理装置に関する。
[従来の技術] 従来から一般的に、パチンコ遊技機は、遊技盤
上に複数の障害釘が植設され、遊技者がパチンコ
玉をその遊技盤に打込んだときに、パチンコ玉が
釘の作用により落下方向を考えられて落下して、
或る確率でその打込玉が入賞したとき、1個の入
賞玉につき予め定める数の賞品玉を払出すように
構成されていた。そして、このようなパチンコ遊
技機において、入賞玉数と打込玉数との比率(す
なわち入賞率)に相関する賞品玉の出玉率が盤面
に形成されている多数の釘の間隔や角度によつて
決定される。この出玉率の良いパチンコ遊技場は
遊技者に人気があり、出玉率の良し悪しでその遊
技場の入場者数や売上げが決まる。しかしなが
ら、出玉率を良くしすぎると、遊技場経営者にと
つては赤字経営となり好ましくない。そこで、遊
技場の経営上望ましく、しかも多数の遊技者を入
場させるために、従来では閉店後に当日の出玉率
(または開店前に前日の出玉率)に基づいて釘師
がパチンコ遊技機の遊技盤面に形成されている釘
の調整を行なうことにより、パチンコ遊技機の翌
日(または当日)の出玉率を調整していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来のように、各パチンコ遊技機ご
とに釘の調整をすることによつて出玉率を調整す
る方法は、釘師の熟練を要し、多大な労力と時間
を要するとともに、一旦釘調整すると遊技場の開
店中は釘を再調整することができないため、一旦
設定された釘によつてその日の出玉率が固定的に
決まつてしまうという不都合があつた。
また、遊技場経営の作戦上、遊技者が遊技を開
始したときは比較的高い出玉率となるように制御
して遊技者を十分満足できるように遊ばせ、或る
時間経過後目標の出玉率(たとえば初期状態より
も低い出玉率)となるように制御し、遊技者に或
る程度の満足感を与えながらも遊技場の赤字経営
を防止できるようにしたいという遊技場の要望が
あつた。また、遊技場によつては、前述とは逆
に、遊技開始時に比較的低い出玉率となるように
し、或る時間経過後高い出玉率となるように制御
し、根気強く長時間遊技している遊技者に対し出
玉率を高くして魅力のあるパチンコ遊技機にした
いという要望もあつた。
つまり、遊技場においては、遊技中に、必要に
応じて複数のパチンコ遊技機の出玉率を適宜変動
させたいという要求があつたが、従来のパチンコ
遊技機ではその日の出玉率が固定的に定まつてい
るためこの遊技場の要求に応えることができない
という欠点があつた。
本発明は、かかる実情に鑑み、営業中に、複数
のパチンコ遊技機の出玉率を必要に応じて遠隔的
かつ自動的に或る所望の値から他の所望の値に変
動できるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数台のパチンコ遊技機を配設して
なるパチンコ遊技場において、各パチンコ遊技機
別に、遊技者にとつて利益となる利益玉数と遊技
者にとつて不利益となる不利益玉数との比に基づ
く出玉率を制御する管理装置であつて、 前記パチンコ遊技機は、 その遊技盤上に打込まれたパチンコ玉が入賞し
やすい状態と入賞しにくい状態とに変化し得、パ
チンコ玉の入賞により前記利益玉数が増大する可
変入賞球装置と、 前記可変入賞球装置を駆動する駆動手段とを備
え、 前記管理装置は、 前記各パチンコ遊技機それぞれについて、その
出玉率を初期値と目標値とを含む複数種類の値に
設定するための出玉率設定手段と、 前記各パチンコ遊技機毎に、その出玉率を目標
値に切換え変更するための切換条件が成立したこ
とを検出する切換条件検出手段と、 前記各パチンコ遊技機毎に、そのパチンコ遊技
機の出玉率が前記初期値に近づくように前記駆動
手段が制御される初期遊技状態から、前記切換条
件検出手段の検出出力に基づいて、切換条件の成
立したパチンコ遊技機の出玉率が前記目標値に近
づくようにその駆動手段が制御される目標遊技状
態に遊技制御状態を切換える演算制御手段とを含
むことを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、遊技場において、出玉率設定
手段により各パチンコ遊技機の出玉率を初期値と
目標値とを含む複数種類の値に適宜設定できる。
また、演算制御手段の働きにより、前記各パチン
コ遊技機毎に、そのパチンコ遊技機の出玉率が前
記初期値に近づくように前記可変入賞球装置が制
御されるとともに、パチンコ遊技機の出玉率を切
換え変更するための所定の切換条件が成立したこ
とに基づいて、切換条件の成立したパチンコ遊技
機の出玉率が前記目標値に近づくように可変入賞
球装置が制御される。
つまり、当初パチンコ遊技機の出玉率が予め設
定された初期値に近づくように可変入賞球装置が
制御される初期遊技状態となり、出玉率を切換え
変更するための所定の切換条件が成立すれば、そ
の条件が成立したパチンコ遊技機の出玉率が予め
設定された目標値に近づくように前記可変入賞球
装置が制御される目標遊技状態に遊技制御状態が
切換えられ、複数のパチンコ遊技機のうち前記切
換条件が成立したパチンコ遊技機の出玉率が途中
から変動される。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はこの発明が適用されるパチンコ遊技機
の裏面を示す図解図である。図において、パチン
コ遊技機Pの前面(図示せず)には、可変入賞球
装置を駆動可能な条件の与えられた特別入賞孔1
と、複数の可変入賞球装置(以下ヤクモノと称
す)2a〜2eとが配設される。この特別入賞孔
1へ入賞したパチンコ玉は、径路110を介して
下方へ落下される。また、各入賞球装置2a〜2
eのそれぞれは、後述の第2図で詳細に説明する
ようにレバー213を介して入賞したパチンコ玉
を裏面に導く。これらのヤクモノ2a〜2eへ入
賞した入賞玉を入賞球処理器13へ導くために、
各ヤクモノを介して裏面へ導かれた入賞玉を個別
に下方へ導く径路111〜115と、各径路11
1〜115から下方へ導かれた入賞玉を入賞球処
理器13へ導く径路116とが形成される。ま
た、前記特別入賞孔1への入賞玉を検出するため
に、特別入賞孔の裏面出口または径路110に関
連して特賞玉検出スイツチ12が設けられる。
前記入賞球処理器13は、径路116を介して
導かれるパチンコ玉を受ける位置に設けられた筒
部材131を支持部材132で回動自在に支承
し、筒部材131の先端に受口133を形成し、
筒部材131の回動方向下側位置に入賞球検出ス
イツチ134を設け、筒部材131を復帰させる
復帰機構135を含む。そして、パチンコ玉が径
路116を介して受口133へ導かれ、該パチン
コ玉が受口133に乗り、玉の自重で筒部材13
1を下方へ回動させるとき、筒部材131の回動
によつて入賞玉検出スイツチ134が押出されて
作動する。この入賞球検出スイツチ134が1個
の入賞玉を検出すると、入賞玉検出出力が賞品球
払出機構(図示せず)に一定数の賞品玉を払出指
令する信号として与えられる。その後、受口13
3に乗つているパチンコ玉が径路117を介して
径路118へ導かれ、かつ復帰機構135が作動
して筒部材131を復帰させる。これによつて、
入賞玉を1個順次検出するものである。
また、パチンコ遊技機Pの裏面には、ヤクモノ
2a〜2eを電気的に開閉駆動するための開閉機
構20a〜20e(後述の第2図で詳細に説明す
る)が配設される。
前記遊技盤裏面下方には、電動式打球機構14
が配設される。この電動式打球機構14は遊技盤
前面に設けられた打球スイツチ(図示せず)の押
圧によつて回転駆動されるモータ141と、モー
タ141の回転力によつて回転駆動されて打球杆
143を弾発付勢するための打球カム142と、
その一方端が打球杆143に固着されかつ他方端
に打球カムと係合し得るピンが形成されたレバー
144と、打球杆143を引張付勢しかつ遊技盤
の前面に設けられた打球ハンドル(図示せず)の
回動角によつてその張力を可変して打球強さを変
えるためのばね145とから成る。そして、モー
タ141の回転力で打球カム142が回転すると
き、打球カム142の円弧状部でレバー144の
ピンを押圧したり押圧を解除することによつて打
球杆143を間欠的に回動させ、それによつてパ
チンコ玉を電動力で打球するものである。なお、
図示では電動式打球機構の場合について示すが、
打球杆143に連結された打球レバーを前面に設
け、遊技者が打球レバーを指ではじくことによつ
てパチンコ玉を1個順次手動的に打球する手動式
打球機構であつてもよいことはいうまでもない。
さらに、遊技盤裏面には、アウト玉入口3を介
して裏面へ導かれたアウト玉および径路117を
介して導かれる入賞玉を下方へ導く径路118が
設けられ、該径路118で導かれたアウト玉と入
賞玉(すなわち打込玉)が適当な還元手段によつ
てパチンコ遊技機の上部に設けられた賞品球タン
ク(図示せず)へ還元される。この径路118に
は、一般に、パチンコ遊技機の稼動状態を知る目
的で打込玉を検出するために、打込玉センサ15
が関連的に設けられる。また、他の例として、ア
ウト玉通路119にアウト球センサを設けて、ア
ウト玉を検出してもよい。
第2図はこの発明に適用されかつパチンコ遊技
機に配設された可変入賞球装置とその開閉駆動機
構の一例を示す図解図である。図において、可変
入賞球装置(ヤクモノ;通称チユーリツプ)2
は、盤上に沿つて落下するパチンコ玉を受けるよ
うに嘴状部(通称チユーリツプの花びら)211
を有し、プレート212に固着されてパチンコ遊
技機の盤上に配設される。この嘴状部211に関
連して、入賞玉を遊技盤裏面へ導くためのレバー
213が設けられる。このレバー213には、後
述の開成機構20で電気的に開成可能にするため
に、ピン214が突出して形成されている。
前記開成機構20は、ソレノイド22の付勢に
よつて吸引されるソレノイド軸23の先端にL字
状レバー24の一方端が固着され、L字状レバー
24の他方端にピン214と係合するための板状
片25が形成されている。この板状片25は、ピ
ン214を挿通可能な透孔が穿設されていて、該
透孔へピン214を挿通することにより、L字状
レバー24の摺動方向(矢印方向)に対してピン
214と板状片25とを係合させるものである。
このL字状レバー24は、垂直方向の中央部をピ
ン26で垂直方向へ摺動自在に支承されていて、
ソレノイド22の吸引によつてソレノイド軸23
が下方へ吸引されるのに連動して下方へ摺動され
てピン214を押下げて嘴状部211を開き、ソ
レノイド22が消勢されることによりソレノイド
軸23を上方へ押上げて板状片25を上方へ引上
げ、レバー213を復帰させて嘴状部211を閉
成するものである。
なお、第2図では、1組の可変入賞球装置と開
成機構との開連を示しているが、第1図に示す状
態および以下の説明では各部の末尾にa〜eを付
して可変入賞球装置2a〜2eおよび開成機構2
0a〜20eに対応させて示す。また、図示で
は、各可変入賞球装置2a〜2eのそれぞれに対
応して開成機構を設けておき、対応する開成機構
で個別にヤクモノを開成する場合について示す
が、他の例として1つの開成機構で予め定められ
る複数のグループのヤクモノを共通的に開成する
ものであつてもよい。たとえば、ヤクモノ2a〜
2cを共通的に開成する第1の開成機構と、ヤク
モノ2d,2eを共通的に開成する第2の開成機
構とを設け、第1の開成機構または第2の開成機
構を駆動することにより複数のグループ別にヤク
モノを開成制御してもよい。
なお、前記可変入賞球装置としてチユーリツプ
の場合について述べたが、パチンコ玉が入賞し易
い状態と入賞し難い状態に可変できるものであれ
ばその他の可変入賞球装置であつてもよい。
第3図は可変入賞球装置の他の例の図解図であ
り、特にプレートを前に開くことによつて、パチ
ンコ玉が入賞し易くしたものである。図面を参照
して、他の例の可変入賞球装置30の構成を説明
すると、枠部材31には、遊技盤の前方へ開成可
能なプレート32が回動自在に支軸される。この
枠部材31の上部には、パチンコ玉の入賞可能な
パチンコ玉受部33が形成される。プレート32
にはレバー34が固着されていて、該レバー34
を上方へ引上げることによつてプレート32が前
方へ開成される。このレバー34にはレバー35
の一方端が係合されていて、該レバー35の他方
端が支点36で支軸される。このレバー35の一
方端側の一部がレバー37を介してソレノイド3
8のプランジヤ39に連結される。
そして、ソレノイド38が付勢されたとき、プ
ランジヤ39を吸引してレバー37を介してレバ
ー35を上方へ回動させることにより、レバー3
5の一方端と係合しているレバー34を引上げ
て、プレート32を遊技盤の前方へ押出して開成
するものである。なお、ソレノイド38の付勢時
間により可変入賞球装置30の開成時間を制御で
きる。また、ソレノイド38の付勢を間欠的に行
なうことにより、該ソレノイド38の付勢回数に
よつて可変入賞球装置30の開成回数を制御する
ことができる。
また、可変入賞球装置のさらに他の例として、
その盤上に1個または複数個のセーフ孔を形成し
た回転可能な円盤を遊技盤上に配設しておき、パ
チンコ球を入賞し易い状態にする場合はセーフ孔
の入口を上側に向けて落下するパチンコ球の落入
を受けるように円盤の回転位置を決め、入賞し難
い状態にする場合はセーフ孔の入口が下側または
横方向もしくは斜上方向を向くように円盤を回転
させるものであつてもよい。
第4図はこの発明の一実施例のブロツク図であ
る。パチンコ遊技場には、前述の第1図に示すよ
うなパチンコ遊技機が複数台配設される。この複
数台のパチンコ遊技機P1〜Pnは、それぞれ異
なる台番号(1番からn番)が定められていて、
それぞれ打込まれたパチンコ玉が前記可変入賞球
装置へ入賞し易い状態と入賞し難い状態の範囲を
段階的に切換制御して出玉率を可変するための駆
動手段50(後述の第5図で詳細に説明する)を
含む。この各パチンコ機P1〜Pnの出玉率を可
変制御するために、例えば複数台のパチンコ遊技
機を配設した場所から離れた位置に本件発明の特
徴となる管理装置40が配設される。
前記管理装置40は、演算制御手段の一例で演
算処理装置(以下CPUと称す)41と、各パチ
ンコ機P1〜Pnからの入力またはCPU41から
の出力を入出力制御する入出力インターフエイス
42と、後述の第8図および第9図に示す出玉率
を管理するためのプログラムを予め設定記憶して
いるプログラム記憶用メモリ(例えばROM)4
3と、複数のデータ書込み読出し可能なメモリ
(例えばRAM)441〜444と、メモリ選択
回路45とを含み、さらに必要に応じて印字装置
46と、表示装置47と、操作盤(後述の第6図
で詳細に説明する)60とを含む。このROM4
3およびRAM441〜444はそれぞれアドレ
スバスABおよびデータバスDBを介してCPU4
1に接続される。CPU41は、操作盤60の数
値キー(第6図に示す620)を操作して入力さ
れた数値情報を一時ストアする置数レジスタ41
1と、レジスタ412と、レジスタ413と、現
在の時刻情報をストアする時刻情報レジスタ41
4と、台番号の入力されたことを記憶するフラグ
F1と、初期出玉率キー681が押圧されたこと
を記憶するフラグF2と、目標出玉率キー682
が押圧されたことを記憶するフラグF3とを含
む。なお、必要に応じて、タイマを関連的に設け
てもよい。
前記RAM441は、初期状態(第1の状態)
における各パチンコ機の台別に出玉率を記憶する
第1の出玉率設定記憶手段の一例の初期出玉率記
憶用メモリであり、RAM442は初期状態から
或る時間以後における出玉率を目標の出玉率とし
て台番号別に記憶する第2の出玉率設定記憶手段
の一例の目標出玉率記憶用メモリであり、RAM
443は自動的に初期出玉率に切換える時間(ま
たは時刻)を記憶する自動リセツト時間記憶用メ
モリであり、RAM444は自動的に目標出玉率
に切換えるべき時間(または時刻)を記憶する自
動切換時間記憶用メモリである。これらのRAM
441〜444は、それぞれ複数の記憶領域を含
み、好ましくは各RAM441〜444の複数の
記憶領域のアドレスが共通して定められ、各アド
レスが各パチンコ機の台番号に対応して定めら
れ、各RAMの各アドレスで台番号別の初期出玉
率、目標出玉率、自動リセツト時間、自動切換時
間を記憶するものである。
なお、第1および第2の出玉率設定記憶手段の
他の例として、台番号別の初期出玉率および目標
出玉率を操作盤60の各キー入力操作によつて入
力してRAM441,442に記憶させるのに替
えて、台番号別に異なる初期出玉率を予め固定的
に設定記憶する複数の初期出玉率記憶用ROM
と、台番号別に異なる目標出玉率を予め固定的に
設定記憶する複数の目標出玉率記憶用ROMとを
設け、いずれか1つの初期出玉率記憶用ROMお
よび目標出玉率記憶用ROMを選択設定するよう
にしてもよい。
前記メモリ選択回路45は、共通のアドレスで
指定されたRAM441〜444のうちどの
RAMとデータを入出力するかを指定するため
に、CPU41出力のメモリ選択信号に基づいて
指定されたRAMに選択信号を与える。
なお、好ましくは、遊技者にとつて利益となる
利益玉数(例えば賞品玉数、補給玉数、入賞玉数
等)や、遊技者にとつて不利益(遊技場にとつて
は利益)となる不利益玉数(例えば打込球数、ア
ウト玉数等)や、利益玉数と不利益玉数との比
(利益玉数/不利益玉数)に基づく玉出率(利益玉が入
賞玉 の場合は入賞率)を台番号別に記憶するために、
出玉率記憶用RAM445がデータバスDB、ア
ドレスバスABに関連して接続される。この
RAM445で記憶される台番号別の出玉率(必
要に応じて利益玉数、不利益玉数、その差数)が
遊技場の経営状態を知る資料作成のために利用さ
れる。
第5図は各パチンコ遊技機P1〜Pnに含まれ
る駆動手段50の一例の回路図である。この駆動
手段50はスイツチの切換えによつて出力周波数
を可変する可変パルス発生回路51と、可変パル
ス発生回路51の出力パルスおよび或る条件(例
えば前記特賞孔1への入賞玉または予め定める繰
返し周期信号のあること等)に基づいて前記可変
入賞球装置2a〜2eまたは30(以下の説明で
は2a〜2eについて説明する)の開閉状態を駆
動する開閉駆動回路54から成る。
次に、駆動手段によつて出玉率を切換え制御す
る原理について具体的に説明する。一般に知られ
ている非安定マルチは、トランジスタ511,5
13の各ベース間をコンデンサ513,514を
介してカスケード結合して他方のトランジスタ5
12,511のコレクタに接続し、各トランジス
タ511,512のコレクタと電源(+V)との
間に抵抗521〜525のいずれか1つ、515
を接続しかつ各トランジスタのベースと電源の間
に抵抗516,517を接続して成り、コレクタ
抵抗とコンデンサとの時定数によつて出力パルス
の周波数(またはデユーテイ)が決まるものであ
る。
ところで、前記可変パルス発生回路51の一例
として用いられる非安定マルチは、一方のトラン
ジスタ511のコレクタと電源(+V)との間に
接続する1つの抵抗に替えて、それぞれ異なる抵
抗値の抵抗521〜525のいずれか1つを選択
するために各抵抗521〜525に対応してスイ
ツチ(接点式のもの又は電子的スイツチング素
子)531〜535を直列接続し、抵抗とスイツ
チの直列回路(521と531,522と53
2,523と533,524と534,525と
535の直列回路)をそれぞれ並列接続して成る
回路を接続して構成したものである。そして、い
ずれか1つのスイツチを選択的に切換えて非安定
マルチの時定数を可変することによつて、出力パ
ルスの周波数を可変するようにしたものである。
例えば、抵抗521を選択したとき時定数が最
も大きくなり、非安定マルチの出力パルスの周波
数が低くなり、かつ従つてヤクモノを開成駆動す
る時間を長くして出玉率を高めるように働く。同
様にして、抵抗522,523,524,525
へと順次切換えるに従い時定数を段階的に小さく
して非安定マルチの発振周波数を高めて出玉率を
低くするように回路構成される。そこで、たとえ
ば抵抗521が選択されたときの出玉率を最も高
い120%とし、抵抗522が選択されたときの出
玉率を相対的に高い110%とし、抵抗523が選
択されたときの出玉率を中程度の100%とし、抵
抗524が選択されたときの出玉率を相対的に低
い90%とし、抵抗525が選択されたときの出玉
率を最も低い80%と想定すれば、初期状態におい
て出玉率を比較的高い率(たとえば110%)にす
るためにスイツチ532を遠隔的に閉成させる。
応じて、トランジスタ511のコレクタと電源ラ
インとの間に、抵抗522とスイツチ532の直
列回路が形成される。これによつて、非安定マル
チは、抵抗522の抵抗値に依存した周波数を発
生し、開閉駆動回路54に含まれるANDゲート
541の一方入力として与える。このANDゲー
ト541は、前記特賞玉検出スイツチ12が特賞
玉を検出したときその出力でFF542をセツト
させるため、該FF542のセツト出力が与えら
れている期間中、可変パルス発生回路51(非安
定マルチ)の出力パルスをカウンタ543に与え
て計数させる。このカウンタ543は予め定める
計数値を計数するまでその出力をローレベル(以
下「L」)信号とし、カウントアツプすると「H」
信号を導出するものである。このため、カウンタ
543が「L」信号を導出している期間におい
て、「L」信号が「H」信号に反転されてANDゲ
ート544の一方入力として与えられる。このた
め、FF542がセツトされると、ANDゲート5
44の電源回路545の電源をソレノイド22a
〜22eに供給させて、ヤクモノ2a〜2eを開
成させる。そして、カウンタ543がカウントア
ツプすると、該カウントアツプ出力が遅延回路5
47で遅延されてFF542をリセツトさせると
ともに、カウンタ543のそれまでの計数値をリ
セツトし、ソレノイドへの電源供給を停止させ
る。
そして、出玉率を相対的に高く設定してから或
る時間後、目標の出玉率を比較的低い率(たとえ
ば90%)とするためにスイツチ534を遠隔的に
閉成させる。これによつて、電源(+V)とトラ
ンジスタ511のコレクタとの間に、抵抗524
とスイツチ534の直列回路が形成されるため、
非安定マルチは抵抗524に基づく時定数で相対
的に高い周波数のパルスを発生し、それによつて
出玉率を相対的に低くなるように制御する。
なお、前記可変パルス発生回路51としては、
その他各種の変形例が考えられる。例えば、電圧
制御形発振回路の制御電圧をスイツチの切換えに
よつて可変可能に構成することにより発振周波数
を可変するもの、のこぎり波発振回路とレベル弁
別回路を設けスイツチの切換えによつてレベル弁
別回路の弁別レベルを可変するように構成したも
の、パルス発振回路の出力パルスの分周比をスイ
ツチの切換えによつて可変可能に構成したもので
あつてもよい。
第6図は前記操作盤60の具体的な図解図であ
る。図において、挿作盤60の盤面には、出玉率
を設定するモードまたは予め設定された出玉率に
基づいて各パチンコ機の出玉率を可変制御する動
作モードに切換えるためのモード選択スイツチ6
1と、0、1〜9の数値情報を入力するための数
値キー620と、小数点キー621と、クリアキ
ー622と、数値キー620を操作して入力され
た数値情報が台番号であることを指定する台番号
キー631と、パチンコ遊技場に配設されている
全ての台番号を指定する全台指定キー632と、
数値キー620を操作して入力された数値情報が
時間(または時刻)情報であることを指定する時
間キー64と、初期状態(第1の状態)における
初期出玉率となるように手動操作によつて切換指
令するための手動リセツトキー651と、自動的
に初期出玉率に切換指令する自動リセツトスイツ
チ652と、初期状態から或る時間後の状態(第
2の状態)において目標となる出玉率に手動操作
によつて切換指令するための目標出玉率手動切換
キー661と、目標出玉率に自動的に切換指令す
る目標出玉率自動切換スイツチ662とが配設さ
れる。従つて、初期出玉率を手動操作で切換える
場合は手動リセツトキー651と前記CPU41
により、自動的に切換える場合は自動リセツトキ
ー652とCPU41とRAM443によつて、第
1の設定指令信号導出手段を構成する。また、目
標出玉率を手動操作で切換える場合は手動切換キ
ー661とCPU41により、自動的に切換える
場合は自動切換キー662とCPU41とRAM4
44によつて、第2の設定指令信号導出手段を構
成する。
また、操作盤60の盤面には、異なる複数の出
玉率を設定するための出玉率設定キー67と、出
玉率設定キー67によつて設定された出玉率が初
期状態の出玉率であることを指定する初期状態出
玉率キー681と、出玉率設定キー67で設定さ
れる出玉率が目標出玉率であることを指定する目
標出玉率キー682とが配設される。この出玉率
設定キー67は、例えば出玉率の可変設定可能な
範囲を5段階と仮定すれば、5個の設定キー67
1〜675が設けられる。設定キー671は出玉
率を最も高い率(例えば120%)に設定し、設定
キー672は出玉率を相対的に高い率(110%)
に設定し、設定キー673は出玉率を中程度の率
(100%)に設定し、設定キー674は出玉率を相
対的に低い率(90%)に設定し、設定キー675
は出玉率を最も低い率(80%)に設定するように
定められる。さらに、必要に応じて、操作盤60
には印字指令キー69が設けられる。
なお、第4図に示す特別の表示装置47を設け
ることなく、数値キー620を操作して入力され
た数値情報のみを表示する場合は、数値表示器4
7が操作盤上部に配設される。
第7図は設定モードにおいて初期出玉率と目標
出玉率とを台別に設定する場合の一例の操作順序
を図解的に示した図であり、特に第7図aは手動
操作によつて出玉率を切換える場合における設定
操作例を示し、第7図bは予め設定された時間
(または時刻)に基づいて自動的に出玉率を切換
える場合の設定操作例を示す。
第7図aを参照して、手動操作によつて出玉率
を切換制御する場合における初期出玉率および目
標出玉率の設定操作の概略を説明する。まず、前
記数値キー620を操作して初期出玉率および目
標出玉率を設定すべき台番号をキー入力し、かつ
前記台番号キー631を押圧することによつて台
番号を指定する。続いて、初期状態における出玉
率を例えば相対的に高い出玉率(110%)とすれ
ば設定キー672を押圧しかつ今設定入力された
出玉率が初期出玉率であることを指定する初期出
玉率キー681を押圧することによつて、初期出
玉率を設定入力する。さらに、目標となる出玉率
を例えば相対的に低い出玉率(90%)とすれば設
定キー674を押圧しかつ今設定入力された出玉
率が目標出玉率であることを指定する目標出玉率
キー682を押圧することによつて、目標出玉率
を設定入力する。以上の操作を台番号別に繰返す
ことによつて、台番号別の初期出玉率、目標出玉
率を設定入力する。
そして、前述のごとく設定された台番号別の初
期出玉率から目標出玉率へ手動的に切換える場合
は台番号を指定したのち手動切換キー661を押
圧し、目標出玉率から初期出玉率へ手動的に切換
える場合は手動リセツトキー651を押圧するこ
とによつて行われる。
第7図bを参照して、自動的に初期出玉率また
は目標出玉率を切換え制御する場合における初期
出玉率、目標出玉率の設定操作の概略を説明す
る。まず、数値キー620を操作して初期出玉率
と目標出玉率を設定すべきパチンコ機の台番号を
入力しかつ台番号キー631を押圧することによ
つて台番号を指定する。次に、設定キー(例えば
671)を押圧しかつ初期出玉率キー681を押
圧することによつて初期状態における相対的に高
い出玉率(110%)を設定入力する。続いて、数
値キー620を操作して時間(または時刻)情報
を入力しかつ時間キー64を押圧することによつ
て、初期状態の出玉率に切換えるべき時間(すな
わち自動リセツト時間)を入力する。さらに、設
定キー(例えば674)を押圧しかつ目標出玉率
キー682を押圧することによつて、目標となる
相対的に低い出玉率(90%)を設定入力する。そ
ののち、数値キー620を操作して初期出玉率か
ら目標出玉率へ切換えるべき時間(時刻)情報を
入力しかつ時間キー64を押圧することによつ
て、目標出玉率に切換えるべき時間(すなわち自
動切換時間)を設定入力する。具体的には、例え
ば遊技場の開店時刻から予め定める相対的長い時
間(例えば3時間)毎に初期状態の出玉率に初換
え、初期状態に切換えたのち相対的短い時間(例
えば30分)経過後目標出玉率に切換える場合は、
初期出玉率の設定後入力される自動リセツト時間
として3時間を入力し、目標出玉率設定後に入力
される自動切換時間として30分を入力すればよ
い。以上の操作を台番号別に繰返すことによつ
て、各パチンコ機別の初期出玉率、自動リセツト
時間、目標出玉率、自動切換時間を入力する。
前述の如くして、各パチンコ機の台番号別に初
期出玉率と目標出玉率を設定するが、遊技場によ
つては設置しているパチンコ機の台数が百台以上
等のように多数台あると、一台毎に出玉率を設定
しようとすれば、設置台数に相当する回数だけ第
7図aまたは第7図bに図示するような操作を繰
返さなければならない。そこで、好ましくは、数
値キー620で最初の台番号を指定しかつ台番号
キー631を押圧したのち、続けて数値キー62
0を操作して連続する台番号の最後の台番号を指
定しかつ台番号キー631を押圧することによつ
て、連続する複数台の台番号に共通の初期出玉率
と目標出玉率を設定するようにしてもよい。
また、比較的入場数の少ない午前中等において
全ての台番号のパチンコ機の初期出玉率、目標出
玉率を同じ出玉率に設定するものとすれば、数値
キー620の操作と台番号キー631の押圧に替
えて、全台指定キー632を押圧した後、前述の
操作と同様の操作を行うことによつて、初期出玉
率および目標出玉率を全台同じ率に設定するよう
にしてもよい。
なお、第7図bの操作において、初期出玉率設
定後における初期リセツト時間の設定入力の操作
を省略することにより初期出玉率のみ手動操作に
よつて切換え制御したり、目標出玉率設定後にお
ける自動切換時間の設定入力の操作を省略するこ
とによつて目標出玉率の切換えを手動的に行うよ
うに制御することもできる。
第8図はこの発明の初期出玉率および目標出玉
率を設定する場合の設定モードのフローチヤート
を示す。
次に、第1図ないし第8図を参照して、初期出
玉率および目標出玉率を設定する場合の具体的な
動作について説明する。
例えば、1番のパチンコ機の初期出玉率を110
%としかつ目標出玉率を90%に設定し、目標出玉
率から初期出玉率を切換える時間(すなわち自動
リセツト時間)を3時間毎とし、初期出玉率から
目標出玉率に切換えるべき時間を30分と想定すれ
ば、次の如くして行われる。まず、オペレータ
は、操作盤60に含まれるモード選択スイツチ6
1の設定モードに選択し、続いて数値キー620
を操作して数値「1」を入力した後台番号キー6
31を押圧する。応じて、CPU41は、設定モ
ードに選択されていることを判定し、いずれかの
キー入力があつたことを判定し、今のキー入力が
数値キー620であることを判定する。次に、
CPU41は数値キー620を操作して入力され
た数値情報(台番号)を置数レジスタ411に一
時記憶させた後、元のステツプへ戻り、次のキー
入力のあるまでいずれかのキー入力があるか否か
の判定動作を繰り返す(すなわちキー入力待ち動
作を行なう)。そして、台番号キー631が押圧
されると、CPU41は数値キー入力でなく、台
番号キーであることを判定し、以下の動作を行な
う。すなわち、フラグF1に論理「1」を書込む
ことにより該フラグF1をセツトしかつフラグF
2およびF3に論理「0」を書込むことによりフ
ラグF1をリセツトしたのち、置数レジスタ41
1にストアされている数値情報が台番号であるた
め、該レジスタ411の内容をレジスタ412へ
転送してストアさせた後、前述のキー入力待ちス
テツプ(以下元のステツプと称す)へ戻る。
続いて、オペレータは、設定キー672を押圧
して初期状態における相対的に高い出玉率(110
%)を指定しかつ設定キー672で指定した出玉
率が初期出玉率であることを指定する初期出玉率
キー681を押圧する。これに応じて、CPU4
1は、いずれかのキー入力があり、数値キーでな
く、台番号キーでなく、設定キーであることを判
定し、押圧された設定キーに対応する出玉率
(110%)を設定出玉率一時記憶用レジスタ413
に記憶させたのち、元のステツプへ戻る。そし
て、初期出玉率キー681が押圧されたタイミン
グにおいて、CPU41は該キー681が押圧さ
れたことを判定し、フラグF2をセツトしかつF
3をリセツトしたのち、初期出玉率(110%)の
書込み動作を行なう。すなわち、CPU41はレ
ジスタ412でストアされている台番号に対応す
るアドレスをアドレスバスABにのせかつメモリ
選択回路45にRAM441を選択させて、
RAM441の指定アドレス(例えば1番地)へ
レジスタ413にストアされている設定出玉率
(初期出玉率=110%)を書き込んだ後、元のステ
ツプへ戻る。
次に、オペレータは数値キー620を操作して
自動リセツト時間(3時間)を入力した後、時間
キー64を押圧する。応じて、CPU41は、い
ずれかのキー入力があり、数値キー620である
ことを判定し、数値キー620を操作して入力さ
れた数値情報(すなわち時間情報)を置数レジス
タ411にストアさせた後、いずれかのキー入力
待ちステツプへ戻り、続いて時間キー64が押圧
されたときいずれかのキー入力があり、数値キー
でなく、台番号キーでなく、設定キーでなく、初
期出玉率キーおよび目標出玉率キーでなく、時間
キー64であることを判定する。なお、以下には
説明の簡略化のために、他のキーの判定動作ステ
ツプを省略する。そして、CPU41は、フラグ
F2がセツトされているか否かを判定することに
より、時間設定する前に入力された出玉率情報が
初期出玉率か目標出玉率かを判定する。このと
き、直前に初期出玉率を設定していればフラグF
2がセツトされているため、CPU41は次のス
テツプにおいてレジスタ412にストアされてい
る台番号に対応するアドレスをアドレスバスAB
に載せかつRAM443を選択指令する信号をメ
モリ45に与えて今アドレスしているRAMが4
43であることを指定し、該RAM443の指定
アドレス(すなわち1番地)へレジスタ441に
ストアされている数値情報(すなわち初期リセツ
ト時間)を書込み制御し、その後フラグF2をリ
セツトした後、元のステツプへ戻る。
次に、オペレータは設定キー674を押圧しか
つ目標出玉率キー682を押圧することにより、
目標出玉率を90%に設定入力する。応じて、
CPU41は、設定キー674であることを判定
し、押圧された設定キー674に相当する出玉率
をレジスタ413に記憶させて元のステツプへ戻
る。続いて、CPU41は目標出玉率キーが押圧
されたことを判定し、フラグF3をセツトしかつ
フラグF2をリセツトしたのち、目標出玉率の書
込み記憶を行なう。すなわち、CPU41はメモ
リ選択回路45にRAM442を選択させかつア
ドレスバスABにレジスタ412でストアされて
いる台番号に対応するアドレスデータをのせ、さ
らにレジスタ413にストアされている出玉率情
報をデータバスDBに載せることによつて、結果
的にはRAM442の1番地へ目標出玉率90%を
書き込み記憶させ、その後フラグF1をリセツト
して元のステツプへ戻る。
次に、オペレータは、数値キー620を操作し
て目標出玉率に切換えるべき時間情報を入力しか
つ時間キー632を押圧する。これに応じて、
CPU41は、数値キーが操作されたことを判定
し、数値キー620を操作して入力された数値情
報(すなわち時間情報)を置数レジスタ411へ
ストアさせた後、キー入力待ちステツプへ戻る。
続いて、時間キー64が押圧されたタイミング
で、CPU41は時間キー64であることを判定
し、フラグF2がリセツトされていることを判定
し、フラグF3がセツトされていることを判定し
た後、自動切換時間の書込み動作を行う。すなわ
ち、CPU41は、RAM444のパチンコ機P1
に対応するアドレスへ目標出玉率(90%)を書込
み記憶させる。その後、フラグF3をリセツトし
た後、元のステツプへ戻る。このようにして、1
台のパチンコ機の初期出玉率と、初期出玉率に切
換えるべき自動リセツト時間と、目標出玉率と、
目標出玉率に初換えるべき自動切換時間の各情報
がRAM441〜444の台番号に対応するアド
レスに書込まれる。
なお、前述のごとく設定入力した各種データを
記録として残す必要がある場合には、第8図に示
さないが、印字キー69が押圧されたことに応じ
て、CPU41が各RAM441〜444の台番号
別の各種データを読出して印字装置46に与えて
印字させるようにすればよい。
なお、その他の台番号別の初期出玉率および目
標出玉率の設定動作は、台番号入力操作を除いて
前述の動作と同様にして行われるため省略する。
また、初期出玉率および目標出玉率に切換指令を
手動操作によつて行う場合における出玉率の設定
入力は、時間情報入力と時間キーの操作を省略し
たフローチヤートに添つて行えば容易に達成でき
るためその説明を省略する。
なお、前述の説明では、説明の簡略化のため
に、設定キー671〜675のそれぞれがそれぞ
れ固有の出玉率を固定的に定めた場合について説
明したが、各設定キー671〜675はそれぞれ
相対的な段階を指定するものとし、出玉率を任意
に変えるようにしたい場合は次のごとくすればよ
い。すなわち、CPU41内に、各設定キー67
1〜675に対応する複数のレジスタを設けてお
き、数値キー620を操作して所望の出玉率を入
力しかつ数値キーを操作して入力した所望の出玉
率に対応するように設定すべき設定キー671〜
675のいずれかを押圧することにより、各設定
キー671〜675に対応する出玉率を個別にか
つ任意に可変し得るように設定する。その場合
は、第8図の設定キーの押圧か否かの判定ステツ
プおよび押圧された設定キーを記憶するステツプ
の後に、点線で示すように、フラグF1がセツト
状態か否かの判定ステツプと、フラグF1がリセ
ツト、すなわち台番号が入力されていない場合の
み押圧された設定キーに対応するレジスタ(図示
せず)へ置数レジスタ411の内容(すなわち出
玉率)をストアさせるステツプを追加すればよ
い。前記操作盤60により、前記各パチンコ遊技
機それぞれについて、その出玉率を初期値と目標
値とを含む複数種類の値に設定するための出玉率
設定手段が構成されている。
次に、前述のごとくして予め各パチンコ機の台
番号別に初期出玉率と目標出玉率を設定記憶さ
せ、必要に応じて初期出玉率に切換えるべき自動
リセツト時間と目標出玉率に切換えるべき自動切
換時間を設定入力した後、予め設定されている初
期出玉率および目標出玉率に基づいて各パチンコ
機の出玉率を可変制御する場合の動作(すなわち
動作モード)について説明する。
第9図はこの発明の一実施例の動作モードのフ
ローチヤートである。動作モードにおいて、オペ
レータはモード選択スイツチ61を動作モード側
に切換える。
まず、遊技場の開店時において全ての台番号の
パチンコ機を初期出玉率に設定する場合は、前記
全台指定キー632を押圧したのち、手動リセツ
トキー651を押圧する。このとき、図示では全
台指定の動作を図示しないが次のごとくの動作を
行う。すなわち、CPU41は全台指定キー63
2と手動リセツトキー651が押圧されたことに
応じて、RAM441の各番地に記憶されている
台番号別の初期出玉率を順次読出し、入出力イン
ターフエイス42を介して各台番号に対応するパ
チンコ機P1〜Pnに初期出玉率情報を与え、各
パチンコ機の駆動手段50に含まれる台番号別初期
出玉率に対応するスイツチのみを閉成させること
により、各パチンコ機を初期出玉率で稼動させ
る。
次に、前述のごとく初期出玉率および目標出玉
率の設定入力に合せて、自動リセツト時間および
自動切換時間を設定している場合において、自動
的に初期出玉率または目標出玉率に切換制御する
ときは、自動リセツトスイツチ652および目標
出玉率自動切換スイツチ662を押圧し、押圧状
態を自己保持させる。そこで、自動リセツトスイ
ツチ652および自動切換スイツチ662として
は、残留接点式押ボタンスイツチが用いられ、よ
り好ましくは押圧状態を表示する残留接点式照光
押ボタンスイツチが用いられる。
前記CPU41は、いずれかのキー入力があり、
数値キー620でなく、台番号キー631でな
く、手動リセツトキー651でなく、手動切換キ
ー661でないことを判定した後、CPU41の
1マシンサイクルに相当する一定時間を経過する
まで待機し、一定時間経過すると、次のステツプ
へ進む。このとき、CPU41に含まれるレジス
タ412は、RAM441〜444のそれぞれに
記憶されている台番号別の各情報を読出すための
アドレスを指定するアドレスレジスタとして働
く。そこで、CPU41は、1マシンサイクル毎
にレジスタ412のストア内容に数値1を加算し
て、各RAM441〜444の指定アドレスを順
次歩進させるが、このとき同じアドレス指定期間
においてメモリ選択回路45にRAM443と4
44を順次選択させることによつて、指定アドレ
スに対応する台番号の自動リセツト時間と自動切
換時間を順次読出す。続いて、CPU41は、自
動リセツトスイツチ652が押圧されていること
を判定し、RAM443から読出された指定アド
レスに対応する台番号の自動リセツト時間が経過
したか(または自動リセツト時刻になつたか)否
かを判定する。このとき、自動リセツト時間にな
つていない場合は、続いて自動切換スイツチ66
2が押圧されていることを判定し、RAM444
の指定アドレスにストアされていた自動切換時間
に達したか否かを判定する。そして、自動切換時
間に達していなければ、CPU41は次のステツ
プにおいて、レジスタ412の計数値がnか(す
なわちパチンコ機P1からPnまでのアドレスを
指定したか)否かを判定し、レジスタ412のア
ドレスがn番地でなければレジスタ412の内容
に数値1を加えて指定アドレスを歩進させた後、
前述の1マシンサイクル判定ステツプへ戻る。前
述の動作を繰返し、レジスタ412の値がnとな
り、遊技場に設置されているパチンコ機(Pn)
の最後の台番号(n)に対応するアドレスになつ
たとき、CPU41はレジスタ412の内容をク
リアし、再びレジスタ412の内容に1を加えた
値をストアさせて、前述の1マシンサイクル待機
ステツプへ戻り、再び繰返し動作する。
前述の動作を繰返している状態において、いず
れかの台番号のパチンコ機の出玉率を初期出玉率
または目標出玉率に切換えるべき時間になると、
以下のごとくして出玉率の切換制御を行う。すな
わち、CPU41はレジスタ412で指定される
アドレスのRAM444に記憶されている自動切
換時間になつたことを判定すると、指定アドレス
に対応するRAM442に記憶されている目標出
玉率を読出し、当該アドレスに対応する台番号を
指定する情報と目標出玉率とを入出力インターフ
エイス42に与えて、指定アドレスに対応する台
番号のパチンコ機の駆動手段50に含まれる複数
のスイツチのうち、目標出玉率に対応するスイツ
チを閉成させる。これによつて、アドレスに対応
する台番号のパチンコ機が目標出玉率に切換制御
される。従つて、当該パチンコ機は以後目標出玉
率に基づいて初期状態よりも低い出玉率となるよ
うに、前記可変入賞球装置2a〜2eの開閉駆動
状態を可変する。前記目標出玉率に切換えるべき
時間となつたか否かを判別するステツプと、前記
手動切換キーが操作されたか否かを判別するステ
ツプとにより、前記各パチンコ遊技機毎に、その
出玉率を目標値に切換変更するための切換条件が
成立したことを検出する切換条件検出手段が構成
されている。
また、CPU41は自動リセツトスイツチ65
2が押圧されかつレジスタ412で指定されるア
ドレスのRAM443から読出された自動リセツ
ト時間に達したことを判定すると、指定アドレス
に対応する台番号を指定する情報およびRAM4
41の指定アドレスから読出した初期出玉率を入
出力インターフエイス42に与え、対応する台番
号(例えば1番地であればP1)の駆動手段50
に含まれるスイツチのうち初期出玉率(例えば
110%)に対応するスイツチ(例えば532)を
閉成させる。これによつて、パチンコ機P1は以
後初期出玉率に基づく相対的に高い出玉率となる
ように稼動する。
このようにして、自動リセツトスイツチ652
および目標出玉率自動切換スイツチ662が押圧
されていれば、各パチンコ機の台番号別に順次予
め設定された自動リセツト時間または自動切換時
間になる毎に、予め設定されている初期出玉率ま
たは目標出玉率に切換制御される。
ところで、前述の第8図のごとく自動リセツト
時間および自動切換時間を設定している状態であ
つても手動的に初期出玉率および目標出玉率に切
換える場合、または予め初期出玉率と目標出玉率
のみしか設定記憶させていない状態において手動
的に切換指令する場合の動作は以下のごとく行わ
れる。すなわち、数値キー620を操作して出玉
率を切り換えようとする台番号を入力しかつ台番
号キー631を押圧し、さらに初期出玉率に初換
える場合は手動リセツトスイツチ651を押圧す
る。これに応じて、CPU41は、いずれかのキ
ー入力があり、数値キーを操作して入力された数
値情報を置数レジスタ411へストアさせた後元
のステツプへ戻り、続いて台番号キー631が押
圧されたことに応じて台番号キーであることを判
定して置数レジスタ411にストアされている台
番号をレジスタ412へストアさせる。従つて、
レジスタ412は指定された台番号に対応するア
ドレスを記憶することになる。そして、次に入力
されたキー入力が手動リセツトキーであると、
CPU41は指定アドレスをアドレスバスADに載
せかつ手動リセツトキー651の押圧に基づいて
メモリ選択回路45にRAM441を選択させる
ことにより、RAM441の指定アドレスに記憶
されている初期出玉率をデータバスDBを介して
読出させる。CPU41は指定アドレスと当該ア
ドレスの初期出玉率とを入出力インターフエイス
42を介して指定アドレスに対応する台番号のパ
チンコ機へ与えて、当該台番号のパチンコ機の駆
動手段50に含まれる初期出玉率に対応するスイ
ツチを閉成させることにより、以後当該パチンコ
機を初期出玉率に基づく相対的に高い出玉率で稼
動させる。
そして、ある時間後初期出玉率に設定した台番
号のパチンコ機を目標出玉率に切換制御する場合
は、数値キー620を操作してそのパチンコ機の
台番号を指定しかつ手動切換キー661を押圧す
る。応じて、CPU41は数値キー620を操作
して入力された数値情報を置数レジスタ411へ
ストアさせ、続いて台番号キーが押圧されると、
レジスタ411にストアされている数値情報をレ
ジスタ412へ転送してストアさせることによ
り、台番号の指定されたパチンコ機に対応するア
ドレスをレジスタ412にストアさせる。また、
手動切換キー651が押圧されたことに基づい
て、CPU41は指定アドレスに対応するRAM4
42の目標出玉率を読出し、指定アドレスに対応
する台番号のパチンコ機の駆動手段50に含まれ
る複数のスイツチのうち目標出玉率に相当するス
イツチのみを閉成させて、当該パチンコ機の出玉
率を目標出玉率に切換制御する。このようにし
て、手動操作により初期出玉率に切換えたり、目
標出玉率に切換えることが行われる。
なお、初期出玉率または目標出玉率を手動切換
する場合は、前述の第7図bに示すごとく自動リ
セツト時間および自動切換時間を設定記憶させて
いる場合においても、手動リセツトまたは手動切
換が優先される。また、前述の第7図aに示すよ
うに、自動リセツト時間および自動切換時間を予
め設定していない場合において、誤つて自動リセ
ツトスイツチ652が押圧されたときは、第9図
における自動リセツトスイツチがオンであること
を判定した後自動リセツト時間に達したか否かの
判定動作において、自動リセツト時間が設定され
た時間に達していないことを判定し、自動切換ス
イツチ662がオフであることを判定して初期状
態へ戻る。また、自動切換スイツチ662のみが
押圧されている場合は、図示しないが、自動リセ
ツト時間に達していないことの繰返し判定動作を
最も長い自動切換時間だけ行つたのち、初期状態
に戻るように動作ステツプを変更すればよい。
なお、前述のごとく可変パルス発生回路51の
発振周波数を切換えることによつて出玉率を変え
ることもできるが、実際には出玉率を変化させる
要素として従来のパチンコ遊技機と同様に各パチ
ンコ機毎の釘調整や、遊技者の遊技技術の優劣に
依存する点を無視することはできない。そこで、
より好ましくは実際の出玉率と目標設定した出玉
率との差に基づいて出玉率を切換えるようにして
も良い。この場合、第8図および第9図のフロー
チヤートには図示しないが、CPU41は通常状
態において各パチンコ機P1〜Pnを比較的高速
度のタイム順次に指定して入賞玉および打込玉が
あるか否かを判定する。そして、入賞玉および打
込玉がある毎に、RAM445に含まれる台番号
別の打込玉記憶領域と入賞玉記憶領域へ打込玉
数、入賞玉数を累積的に記憶させ、これと同時に
打込玉数と入賞玉数に基づいて当該パチンコ機の
出玉率(入賞玉数×1個の入賞玉に付き払出され
る景品玉数÷打込玉数)を算出し、そのパチンコ
機の台番号に対応する実際の出玉率記憶領域へ記
憶させる。このように、通常状態において、
CPU41は打込玉数、入賞玉数の計数動作およ
び出玉率の演算動作を行い、比較的長い時間周期
で第9図のフローチヤートのごとく各台毎の出玉
率を切換制御するための割り込み動作を行う。そ
して、前述のごとく目標出玉率となるように可変
パルス発生回路51のスイツチを切換えた後、
CPU41は一定時間(例えば初期出玉率から目
標出玉率に切換えるまでの時間よりも長くかつ自
動リセツト時間よりも短い時間)経過したか否か
を判定し、一定時間経過すると、RAM445の
各番地に記憶されている台番号別の実際の出玉率
とRAM442の各番地に記憶されている目標出
玉率とに基づいて、実際の出玉率と目標出玉率と
の差を求める。そして、CPU41は出玉率の差
がある範囲(例えば±5%)以上であれば正側
(すなわち目標出玉率よりも実際の出玉率の方が
大きい側)に越えているか否かを判定し、正側に
越えていれば1段階下のスイツチに切換え、負側
(すなわち目標出玉率よりも実測の出玉率の方が
小さい側)に越えていれば1段階上のスイツチに
切換えることによつて、より目標出玉率に近づけ
るように切換制御すればよい。
ところで、前述の説明では、初期出玉率と目標
出玉率の2段階に切換える場合について述べた
が、初期出玉率から自動出玉率に切換えるまでの
段数を3段階以上に段階的に切換えるように制御
してもよい。
また、前述のように初期状態においては出玉率
を高くしかつある時間後に出玉率を低くするよう
に固定的に制御していれば、遊技者にそのような
状態を知られ、面白味に欠け、遊技場経営者にと
つても好ましくない場合が生じる。そこで、前述
の説明とは逆に、初期リセツト状態においては出
玉率を相対的に低くしておくことによつて遊び台
とし、遊び台として稼動している時間を経過後も
根気よく長時間遊技している遊技者に対して出玉
率を高くするように制御して、早く打止制御させ
るようにしてもよい。その場合は、単に出玉率の
設定を変えることにより極めて容易に達成できる
利点がある。また、パチンコ遊技機の出玉率を切
換え変更する手段としては、たとえば、特開昭52
−141736号公報にも記載されているように従来か
ら種々のものがあり、たとえば、可変入賞球装置
が入賞しやすい状態へ変化する所定条件の成立確
率を変化させたり、可変入賞球装置の入賞しやす
い状態が繰返し継続するタイプのパチンコ遊技機
においてその繰返し継続条件の成立確率を変化さ
せたり等、種々のものが考えられる。要は、前記
演算処理装置41により、可変入賞球装置への入
賞状態を何らかの方法で変化させるものであれば
よい。前記演算処理装置41により、前記各パチ
ンコ遊技機毎に、そのパチンコ遊技機の出玉率が
前記初期値に近づくように前記駆動手段が制御さ
れる初期遊技状態から、前記切換条件検出手段の
検出出力に基づいて、切換条件の成立したパチン
コ遊技機の出玉率が前記目標値に近づくように駆
動手段が制御される目標遊技状態に遊技制御状態
を切換える演算制御手段が構成されている。
[発明の効果] 前記構成を有する本発明は、パチンコ遊技機の
出玉率が、当初遊技場において設定れた初期値に
近づくように制御され、切換条件が成立したこと
により途中から目標値に近づくように切換制御さ
れて出玉率が変動し、前記初期値および目標値を
遊技場において所望の値に設定しておくことによ
り、各パチンコ遊技機を遠隔的かつ自動的に或る
所望の出玉率から他の所望の出玉率に変動でき、
遊技場のニーズに応えることのできるパチンコ遊
技機の管理装置を提供し得るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されるパチンコ遊技機
の裏面を示す図解図である。第2図および第3図
は可変入賞球装置の一例を示す図解図である。第
4図はこの発明の一実施例のブロツク図である。
第5図は可変入賞球装置を駆動して出玉率を可変
するための駆動手段の詳細な回路図である。第6
図は操作盤の図解図である。第7図は初期出玉率
および目標出玉率を設定するための操作盤の操作
の一例を示す図解図である。第8図はこの発明の
一実施例の出玉率設定モードのフローチヤートで
ある。第9図はこの発明の一実施例の動作モード
のフローチヤートである。 図において、2a〜2eは可変入賞球装置、1
2は特賞玉検出スイツチ、20a〜20eは可変
入賞球装置開成機構、22a〜22eはソレノイ
ド、30は他の可変入賞球装置、40は管理装
置、41は演算処理装置(CPU)、42は入出力
インターフエイス、43はプログラム記憶用メモ
リ(ROM)、441は初期出玉率記憶用メモリ、
442は目標出玉率用記憶メモリ、443は自動
リセツト時間記憶用メモリ、444は自動切換時
間記憶用メモリ、445は出玉率記憶用メモリ、
45はメモリ選択回路、46は印字装置、47は
表示装置、60は操作盤を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数台のパチンコ遊技機を配設して成るパチ
    ンコ遊技場において、各パチンコ遊技機別に、遊
    技者にとつて利益となる利益玉数と遊技者にとつ
    て不利益となる不利益玉数との比に基づく出玉率
    を制御する管理装置であつて、 前記パチンコ遊技機は、 前記遊技盤上に打込まれたパチンコ玉が入賞し
    やすい状態と入賞しにくい状態とに変化し得、パ
    チンコ玉の入賞により前記利益玉数が増大する可
    変入賞球装置と、 前記可変入賞球装置を駆動する駆動手段とを備
    え、 前記管理装置は、 前記各パチンコ遊技機それぞれについて、その
    出玉率を初期値と目標値とを含む複数種類の値に
    設定するための出玉率設定手段と、 前記各パチンコ遊技機毎に、その出玉率を目標
    値に切換え変更するための切換条件が成立したこ
    とを検出する切換条件検出手段と、 前記各パチンコ遊技機毎に、そのパチンコ遊技
    機の出玉率が前記初期値に近づくように前記駆動
    手段が制御される初期遊技状態から、前記切換条
    件検出手段の検出出力に基づいて、切換条件の成
    立したパチンコ遊技機の出玉率が前記目標値に近
    づくようにその駆動手段が制御される目標遊技状
    態に遊技制御状態を切換える演算制御手段とを含
    む、複数台のパチンコ遊技機の管理装置。 2 前記駆動手段は、前記可変入賞球装置の入賞
    しやすい状態と入賞しにくい状態との範囲を段階
    的に切換えることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の複数台のパチンコ遊技機の管理装
    置。
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