JPS5955954A

JPS5955954A - 移動式コンクリート型枠装置

Info

Publication number: JPS5955954A
Application number: JP57163936A
Authority: JP
Inventors: 信之松ケ下
Original assignee: FUOOMU SERVICE KK; OKABE KK
Current assignee: FUOOMU SERVICE KK; OKABE KK
Priority date: 1982-09-22
Filing date: 1982-09-22
Publication date: 1984-03-31
Also published as: JPH0135983B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、擁壁やカルバート等のほか各種のコンクリー
トの施工における移動式型枠に適用する走行脚車装置に
関するものである。

擁壁、防音壁やカルバートのように水平方向に長いコン
クリート構造物の施工には、近年、施工の能率化と省力
化のために、太き１よ規模に組まれた型枠全体を次々と
施工位置に移動して反復使用する移動型枠工法が実施さ
れるようになって曽ている。そして、こＣ）工法におけ
る型枠移動方式としては、台車等を用いて型枠を走行移
動させるものが主流化されつつある。従来の走行脚車装
置は、大型の走行台車に九見枠を種々調節自在に絹み付
けた形式σ）ものカー殆んどであるが、このような型枠
装置では、走行台車力ｌ型枠を支持するばかりでなく、
型枠にか７５する打設コンクリートの荷重ケも支持しな
ければならないため、頑強な構造のものになると共に、
型枠を操作する機構が複雑となって、重量カー過大で取
扱いが面倒であり高価になり、しかも走行台車を施設す
るのに広い場所が必要である等、多くの問題がある。

本発明は、前述のような従来の走行移動型枠装置の間眺
点を解決するためになされたも（７）で、型枠の下部に
アタチメントとして簡易に取付けて使用することができ
るもので、型枠移ｆｆｌ＋＋用の走行車輪と、型枠の整
型や脱型等の操作が簡便にできる機能を備えた走−行脚
車装置ケ特徴と］７ており、これによって、型枠の走行
移動および型枠の取扱いが極めて容易で省力的であると
共に、安価に製作でき、また型枠移動のための広い場所
を要さず、型枠施工が経済的、能率的に行ない得る装ぼ
を提供せんとするものである。

以下、本発明の実施例７図面な参照［７て説明する。

第１図において、１は上下方向に長く形成した脚本体で
、その下部には、下端に車輪２を設けた支脚３が昇降自
在に装着されている。この装着機構は、通常図のように
脚本体１の上下方向に設けた油圧シリンダ４に支ｌ１１
１３の上部を関連させて、油田により昇降調節する。

しかし、この油圧シリンダ４は脚本体１の外部に取付け
るようにしてもよく、また、油田シリンダ４に代えてネ
ジ式のものを使って昇降調節させるようにしてもよい。

そして、脚本体１の上部とこれより所要間隔をおいた下
方位置とには、上下一対の支持アーム５．６の一端部が
ビン７．７により枢着されている。これら支持アーム５
，６は平行状態としてその他端側を上方に向けて傾斜さ
せると共に、その他端′Ｂは、縦バタ８やせき板９等に
よって構成されｆｃ型枠Ａの耐力材である例えば縦バタ
８にビン１０゜１０により枢着される。

したがって、脚本体１は支持アーム５，６を介して型枠
への縦バタ８に取付けられ、これらの間には平行リンク
機構が形成されることになる。

そして、この平行リンク機構には、その形状の保持およ
びその形状を適宜変形調節する手段が設けられている。

換言すれば、支持アーム５゜６の傾斜状態を適宜調節す
ることのできる手段が施されている。すなわち、脚本体
１と縦バタ８間には、一端部を脚本体１の下部にビン１
１により枢着すると共に、他端部を縦バタ８の下部にビ
ン１２により枢着した伸縮調節装置１３が設けられてい
る。この装置１３は、図においてはシリンダ一式となっ
ているが、こ−ｉｔはネジ式のものであってもよい。

本発明装置は前述のように構成され、壁体用型枠、法面
型枠、カルバート型枠等は勿論のこと各種の型枠に取付
けて使用することができる。

第２図は木兄間装に乞壁体用型枠に適用した例を示した
もので、一対の型枠Ａ′、にはその縦バタ８′、８“の
上部をそれぞれ対向して屈曲させ、ソノ一方の縦バタ８
′の上端にはネジ杆１４を回動させることによりビン１
５が横方向に移動されるようにした調節ジヤツキ］６が
固設され、このビン１５に他方の縦バタ８“の上瑞部が
枢着されている。すなわち、両型枠Ａ’、Ａ″はその上
端部で調節ジヤツキ１６を介して回動自在かつ間隔調節
自在となっている。そして、本発明脚車装釣は、前記第
１図と同様にして両型枠Ａ′。

Ａ“の各下半部に取付けられ、各車輪２，２を介して地
盤Ｂ上に敷設されたレール１７．１７上に載置される。

次に、本発明装置を取付けた第２図の型枠の施工例につ
いて、ｖｊ２図乃至第４図を参照して説明する。

まず、第２図のように両型枠Ａ’、Ａ“を整準するが、
型枠の間隔や高低及び法線の調整は、調節ジヤツキ１６
、伸縮調節装ｈ：　１３　、１３の調節や支脚３の昇降
調節により適宜性なわれる。

そして、この型枠Ａ’　＋　Ａ’間にコンクリートＣが
打設される。打設コンクリートＣが硬化した後は脱型操
作を行なうが、それにはまず型枠Ａ′の上端にある調節
ジヤツキ１６のネジ杆１４を回動して、第３図のように
ビン１５を他方の型枠に側に移動させる。それによって
両型枠Ａ′、Ａ″の上端間隔は矢印のように開かれ、せ
き板９゜９は上部の方からコンクリートＣより剥離され
ることになる。次いで、各脚車装置の伸縮調節装＆ｔ　
１３　、１３を短縮すれば、各脚本体１，１と型枠Ａ’
、Ａ“とはそれぞれ近接すると共に上下方向に相対移動
することになる。この場合、脚本体１はレール１７によ
って、その載随位飯が規制されているので、両型枠Ａ’
、Ａ“は第４図のようにそれぞれ脚本体１に近接１．な
から持ち上げられることになり、全体の脱型が行なえる
と共に型枠Ａ’　１にの下端は地盤Ｂから外灯すること
になる。そこで、必要に応じて脚本体１の油田シリンダ
４ヶ作動して支脚３を伸長して脚本体を昇動させて更に
型枠Ａ’　、　Ａ“を上昇させ、型枠Ａ’、Ａ“を適宜
な手段で押進してやれば、レール１７．１７に治って走
行移動され次の施工位１陰に運ばれることになる。そし
て、前記と逆の操作火行なえば所定の整準を行な５こと
ができ、以上の工程ｔｔ　＆に返［７行なうことにより
、水平方向に長い壁体等の施工が進められるのである。

第５図および第６図は本発明装置の他の実施例を示した
もので、それぞれ前記実施例とは伸ｍ訓節′装置の取付
は機構を異にさせたものである。

第５図の実施例のものは、脚本体１の中間部にブラケッ
ト１８を突設させると共に、上部支持アーム５を枢着ビ
ン７より外方に長く突出させて延長部１９を形成し、伸
縮調節装置１３は延長部１９とブラケット１８とに枢着
２０　、２１して取付けられている。第６図の実施例は
、伸縮調節装置１３の一端ケ上部支持アーム５のピン７
寄りの個所に枢着２２し、他端を下部支持アーム６のピ
ン１０寄りの個所に枢着２３したものである。これらい
ずれの実施例のものも、伸縮調節装置１３を操作すれば
、第２図の実施例の場合と同様の作用が行なわれる。

以上説明したように、本発明は、走行車輪を備えた支脚
を昇降調節自在に設けた脚本体に、上下に間隔をおいて
一対の支持アームの各一端部を枢着し、各支持アームを
平行状態で上方に向は傾斜させ、各他端部を型枠に枢着
させると共に、該支持アームの傾斜状態を調節する手段
を設けたので、各種の型枠を支持して簡易、確実に走行
移動させ得ると共に、型枠の巾方向、法線の調節や昇降
等、型枠の整準や脱型も簡易な操作で迅速、確実に行な
うことができ、しかも構造が極めて簡単で安価に提供す
ることができる等、多くの優れた効果を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示す斜面図、第２図は
本発明装置を設けた型枠の正面図、第３図および第４図
は型枠の脱型操作状態を示す正面図、第５図および第６
図はそれぞれ本発明装置の他の実施例を示す正面図であ
る。Ａ、Ａ′、Ａｎ・・・型枠　Ｂ・・・地盤Ｃ・・・コン
クリート　１・・・脚本体２・・・車輪　　　　　３・
・・支脚４・・・油圧シリンダ　５．６・・・支持アーム７・・
・ビン　　　　　８・・・縦バタ９・・・せき板　　１
０，１１．１２・・・ビン１３・・・伸縮調節装置　１
５・・・−ビン１６・・・調節ジヤツキ　１７・・・レ
ール特許出願人　岡部株式会社（ほか１名）

Claims

【特許請求の範囲】

走行車輪を備えた支脚を昇降調節自在に設けた脚本体に
、上下に間隔をおいて一対の支持アームの各一端部を枢
着し、各支持アームを平行状態で他端側を上方に向は傾
斜させ、支持アームの各他端部を型枠に枢着させると共
に、該支持アームの傾斜状態を調節する手段を設けたこ
とを特徴とする、移動式コンクリート型枠用走行脚車装
置。