JPS5943182Y2 - 荷役車両のオ−バヘツドガ−ド - Google Patents

荷役車両のオ−バヘツドガ−ド

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Publication number
JPS5943182Y2
JPS5943182Y2 JP6229880U JP6229880U JPS5943182Y2 JP S5943182 Y2 JPS5943182 Y2 JP S5943182Y2 JP 6229880 U JP6229880 U JP 6229880U JP 6229880 U JP6229880 U JP 6229880U JP S5943182 Y2 JPS5943182 Y2 JP S5943182Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cargo handling
overhead guard
cab
driver
sight rail
Prior art date
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Expired
Application number
JP6229880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56161868U (ja
Inventor
一彦 久野木
利宏 山本
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP6229880U priority Critical patent/JPS5943182Y2/ja
Publication of JPS56161868U publication Critical patent/JPS56161868U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフォークリフトトラック等の荷役車両における
オーバヘッドガードの構造に関するものである。
従来この種のオーバヘッドガードは、第1図、第2図に
示すように、フォークリフトトラックTの運転台1の上
部をおおって積荷その他の落下物からオペレータを保護
するために設けられている。
このオーバヘッドガード2は下端部が運転台1の後部の
車体フレーム3に固定され、上方に延設された左右一対
のりャピラ一部20と、このリヤピラ一部20の延設端
部に連続し、運転台1の上方の側部を車両長手方向に延
設された左右一対のサイトレール部22と、このサイト
レール部22間に架は渡されて運転台1の上方を覆うル
ーフ部24と、運転台1の前方に卦いて車体フレーム3
に固定され、延設端部がサイトレール部22に連続した
左右一対のフロントピラ一部26とから戊っている。
図中4は荷役装置で左右一対の外マスト40と、この外
マスト40に沿って昇降する内マスト(図示せず)と、
内マストに沿って昇降するフォークキャリッジ42と、
このキャリッジ42に取りつけられた左右一対のフォー
ク44とから戒っており、荷役装置4は図外のチルトシ
リンダーにより前後傾できるようになっている。
第3図は他の従来例を示すもので第1図と相違する部分
についてだけ述べると、フロントピラ一部26とサイト
レール部22とルーフ部24とでオーバヘッドガード2
を構成し、リヤピラ一部20を廃止しているものである
にッサンサービス周線第335号参照) ところで、第1図、第3図のオーバヘッドガード2にあ
っては、フロントピラ一部26があるため、オペレータ
の前側方視界が妨げられ、荷役作業性が悪く、しかも、
オペレータの乗降時に頭をフロントピラ一部26にぶつ
ける恐れがあり、乗降性が悪いという問題点がある。
しかも第3図のオーバヘッドガード2にあっては、いわ
ゆる片持梁の構造となっているため、フロントピラ一部
26の車体フレームへの結合強度を確固としたものにし
なければならないだけでなく、フロントピラ一部26、
サイトレール部22及びルーフ部24の強度をも向上さ
せなければならず、オーバヘッドガード2自体が大きく
なり、(例えば素材断面が大きくなる)大型化するとい
う問題もある。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものでフ
ロントピラ一部を廃止し、積荷等の落下物に対してマス
トにその荷重を負担させるように構成することによりオ
ーバヘッドガードとしての本来機能を損なわずに上記諸
問題を解決することを目的とするもので、以下図面に示
す実施例に基いて従来と同一部分には同一符号を付して
説明すると次の通りである。
第4図及び第5図において、とシわけ従来と比較して顕
著な構造としてオーバヘッドガード2はフロントピラ一
部を廃止し、下端部が運転台1の後部の車体フレーム3
にボルト固定されたりャピラ一部20と、後端部が前記
リヤピラ一部20の延設端部に一体的に連続しくボルト
締め、溶接接合、一体成形等を含む)運転台1上方の側
部を車両長手方向に延設された左右一対のサイトレール
部22と、このサイトレール部22間に架は渡されて運
転台1の上方を覆うルーフ部24とから或っており、サ
イトレール部22の前端部22aを荷役装置における左
右一対の外マスト40の上部を連結するクロスビーム4
6の上方會で延長形成し、クロスビーム46と平面投影
上オーバーラツプさせている。
このオーバラップは、荷役装置4が垂直位置に在るとき
は第6図に示す関係位置をとり、荷役装置4が最前傾位
置に在るときは第7図に示す関係位置をとり、荷役装置
4が最後傾位置に在るときは第8図に示す関係位置をと
るようになっており、通常の荷役作業時には、荷役装置
の外−ストがどの傾き位置にあってもオーバラップし、
かつクロスビーム46とサイトレール部22の前端部2
2aとは干渉しないようにしている。
そこで、サイトレール部22やルーフ部24に下向きの
大荷重Fが作用したとき、例えば積荷が落下してきた場
合にはサイトレール部22の前端部22aがクロスビー
ム46に載置係合し、大荷重Fを荷役装置4の外マスト
40に伝達し、外マスト40からそれを支持する車体フ
レーム3で吸収するようにしている。
なお、サイトレール部22の前端部22aは外マスト4
0の上端背面40aと対向していることが望ましい。
筐た、第9図、第10図に示すようにサイトレール部前
端部22aを鉤状に折曲しておけば、荷重Fが作用した
ときのサイトレール部22とクロスビーム46との係合
は一層確実にすることができる。
かかる構成により積荷の落下等によりオーバヘッドガー
ド2に大荷重Fが作用したとき、その荷重Fを外マスト
40に伝達して効果的にオーバヘッドガード2の変形を
防止するようにしたので、70ントピラ一部を廃止して
も、オーバヘッドガード2の強度を従来の第1図と同様
に形成することができ、第3図のオーバヘッドガードよ
りも小さい素材断面とすることができるだけでなく、フ
ロントヒラ一部がないので、オペレータの視界向上によ
る荷役作業性及び乗降性を著しく向上できるものである
しかもこの実施例では外7スト40の上端背面40aと
サイトレール前端部22aの前面とを対向させているの
で万一チルドシリンダが折損或いは作動不良を起こして
最後傾位置(第8図)より後方に傾いてもサイトレール
前端部22aにより荷役装置4を支持することができ安
全である。
更に第9図、第10図のようにサイトレール部前端部2
2aを鉤状に折曲して釦けば荷役装置4が伺らかの原因
で設定角度以上に前傾しようとしてもその前傾をオーバ
ヘッドガードにより確実防止することができ安全である
以上本考案によれば次に列挙する効果を奏する。
■ 通常の荷役装置の前後傾作動に何らオーバヘッドは
影響しないので、従来の荷役装置をその1筐適用できる
■ 積荷の落下等によりオーバヘッドガードに大荷重が
作用したとき、その荷重をオーバヘッドガードだけで負
担することなく外マストに伝達して効果的にオーバヘッ
ドガードの変形を防止でき、オペレータの安全対策とし
て極めて良好である。
すなわち、オーバヘッドガードはりャピラ一部から、サ
イトレール部1で一体的に結合されていることと、大荷
重が作用してサイトレール部が若干変形した後にサイト
レール部がクロスビームに載置係合して外マストに荷重
負担させていることの二点によって、オーバヘッドガー
ドの剛性は著しく高くなり対荷重変形が極力小さくなり
オペレータ安全性が向上するものである。
■ フロントピラ一部を廃止してもオーバヘッドガード
の強度を従来と同様に形成できる。
■ オペレータの視界が向上し、荷役作業性及び乗降性
を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオーバヘッドガードの一例を示すフォー
クリフトトランクの側、挽回、第2図は同後視図、第3
図は従来の他側を示す第1図と同様の図、第4図、第5
図は本考案の一実施例を示すそれぞれフォークリフトト
ラックの側視図及び平面図、第6図、第7図、第8図は
上記実施例の荷役装置とオーバヘッドガードとの関係を
示すそれぞれ荷役装置の垂直位置、前傾位置及び後傾位
置の要部断面図、第9図、第10図は上記実施例のそれ
ぞれ変形例を示す第6図と同様の断面図である。 1・・・・・・運転台、2・・・・・・オーバヘッドガ
ード、20・・・・・・リヤピラ一部、22・・・・・
・サイトレール部、22a・・・・・・サイトレール部
前端部、24・・・・・・ルーフ部、40 ・・−−−
−外マスト、46・・・・・・クロスビーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端部が運転台後部車体に固定され上方に延設された左
    右一対のりャピラ一部と、該リヤピラ一部の延設端部に
    一体的に連続し、運転台上方の側部を車両長手方向に延
    設された左右一対のサイトレール部と、該サイトレール
    間に架は渡されて運転台の上方を覆うルーフ部とを備え
    た荷役車両のオーバヘッドガードにおいて、前記サイト
    レールの前14Jt荷役装置の外マストのクロスビーム
    の上方tで該クロスビームが外マストがどの傾き位置に
    あっても平面投影上オーバラップし、かつ前記ルーフ部
    又はサイトレール部に下向きの大荷重が作用したときに
    前記クロスビーム上に載置係合されるように延長形成し
    たことを特徴とする荷役車両のオーバヘッドガード。
JP6229880U 1980-05-06 1980-05-06 荷役車両のオ−バヘツドガ−ド Expired JPS5943182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6229880U JPS5943182Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 荷役車両のオ−バヘツドガ−ド

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JP6229880U JPS5943182Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 荷役車両のオ−バヘツドガ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56161868U JPS56161868U (ja) 1981-12-02
JPS5943182Y2 true JPS5943182Y2 (ja) 1984-12-20

Family

ID=29656622

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6229880U Expired JPS5943182Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 荷役車両のオ−バヘツドガ−ド

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JPS63524Y2 (ja) * 1980-07-31 1988-01-07

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JPS56161868U (ja) 1981-12-02

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