JP3033082B2 - ホイールローダの昇降ステップ装置 - Google Patents

ホイールローダの昇降ステップ装置

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JP3033082B2
JP3033082B2 JP4229762A JP22976292A JP3033082B2 JP 3033082 B2 JP3033082 B2 JP 3033082B2 JP 4229762 A JP4229762 A JP 4229762A JP 22976292 A JP22976292 A JP 22976292A JP 3033082 B2 JP3033082 B2 JP 3033082B2
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誠二 西原
孝司 越智
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホイールローダの昇降ス
テップ装置に関するものであり、特に、ステップの昇降
性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホイールローダは、バケット及びアーム
等の建設機械を備えた前車両部と、機関部及び操作機構
を搭載した後車両部とに二分割されており、前車両部と
後車両部とはピン結合されている。そして、ステアリン
グ機構と油圧シリンダとを連動させて前車両部を左右へ
回向自在にしてある。又、後車両部には運転席を設けて
あり、後車両部の側面に昇降用のステップを設けてあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のホイールローダ
は、前述したように後車両部の側面に昇降用のステップ
を設けてあるが、後車両部側面の下部位置に設けてある
ため、オペレータが運転席に乗降するに当って、ステッ
プと運転席のフロアとの高さの差が大きく、乗降が困難
であった。
【0004】そこで、ホイールローダの運転動作及び安
全性に支障を来たすことなく、運転席への昇降が容易に
行えるようにするために解決すべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、前車両部と後車両部
とをピン結合するとともに前車両部を左右へ回向自在に
したホイールローダの昇降ステップ装置に於いて、後車
両部の側面に上部ステップと下部ステップとを該側面か
ら突設するように設け、下部ステップは後車両部の下部
側面前方まで囲繞するように固設し、且つ、下部ステッ
プを前車両部に設けた前車輪後部のフェンダの下端部よ
り低位置に設けるとともに、上部ステップは後車両部の
上部側面位置で、且つ、下部ステップに比して後車両部
の後部寄りに設けたホイールローダの昇降ステップ装置
を提供するものである。
【0006】
【作用】本発明は、後車両部の側面に上部ステップと下
部ステップとを設け、該下部ステップは後車両部の下部
側面前方まで囲繞するように設けられているので、確実
に足を乗せることができ、且つ、前車両部のフェンダの
下端部より該下部ステップの下端部が低位置に設けられ
ており、上記ステップは後車両部の上部側面位置で、且
つ、下部ステップに比して後車両部の後部寄りに設けら
れているので、前車両部を最大に回向した場合にフェン
ダの下端部が後車両部の側面に設けた上記上部ステップ
及び下部ステップに接触することはない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1及び図2はホイールローダの全体図であり、
バケット11及びアーム12等の建設機械を備えた前車
両部13と、エンジンや油圧装置などの機関部(図示せ
ず)、運転席14及び操作機構15等を搭載した後車両
部16とに二分割されている。前車両部13の中央後部
にブラケット17を設けるとともに、後車両部16の中
央前部に連結部18を突設し、前記ブラケット17と連
結部18とをピン結合して前車両部13と後車両部16
とを連結する。又、後車両部16の連結部18の側方か
ら油圧シリンダ19を前方へ突設し、該油圧シリンダ1
9のピストンロッド19aを前車両部13のブラケット
17の側方に接続する。
【0008】而して、当該ホイールローダはオペレータ
が操作機構15を操作してアーム12及びバケット11
等の建設機械を操作するとともに、ステアリング機構2
0を操作して前車両部13を左右へ回向する。例えば、
オペレータが左方向へステアリング機構20を操作すれ
ば、油圧装置の作動によって油圧シリンダ19のピスト
ンロッドが収縮し、後車両部16に対して前車両部13
はブラケット17と連結部18のピン結合部を中心に、
図2に於いて反時計方向へ回動する。従って、当該ホイ
ールローダは左旋回することになる。
【0009】後車両部16の後車輪21,21の前方位
置には、左右に燃料タンク22及びオイルタンク23が
設けられており、夫々の側面に上部ステップ24及び下
部ステップ25とが設けられている。燃料タンク22及
びオイルタンク23は、左右略対称形であり、上部が前
後方向に長く形成され、下部になるに従って前後方向が
短くなっている。
【0010】図3は燃料タンク22の上部を示す図1の
A−A線矢視図であるが、後車両部16の側面で且つ後
車輪21の前方位置に燃料タンク22の外側面が湾曲す
るように膨出して設けられている。そして、該燃料タン
ク22の側面に上部ステップ24が突設されており、上
部ステップ24の上部位置は燃料タンク22の側面に凹
部26を設けて、オペレータの足が上部ステップへ深く
乗るように形成する。尚、この凹部26は必ずしも必要
なものではなく、燃料タンク22の加工性等を考慮して
凹部26を設けなくともよい。又、図示は省略するが、
ホイールローダの他側部に設けたオイルタンク23も同
様の形状に形成され、上部ステップ24が設けられてい
る。
【0011】図4は燃料タンク22の下部を示す図1の
B−B線矢視図であるが、図3に示した燃料タンク22
の上部と比較して、前後方向の長さが短くなっている。
即ち、該燃料タンク22は上部から下部に至るに伴って
先細りの状態となり、燃料タンク22の下部には後車両
部16の下部側面の前方まで囲繞するように下部ステッ
プ25が設けられているが、図3に示すように下部ステ
ップ25は燃料タンク22の側面から一部しか突出して
いない。従って、通常の運転中に下部ステップが作業の
邪魔になることはない。又、図1に示すように、前車両
部13の前車輪27の後部に設けたフェンダ28の下端
部28aと比較して、前記下部ステップ25の取付位置
が低位置になっている。
【0012】而して、本発明は上部ステップ24と下部
ステップ25の二段の昇降ステップ装置を設けたことに
より、オペレータが運転席14へ乗降するに当っては、
図1及び図2に示すサイドグリップ29を把持しながら
先ず下部ステップ25に一方の足を乗せ、次に他方の足
を上部ステップ24に乗せて、更に前記一方の足をフロ
ア30まで持ち上げる。従って、昇降ステップ装置を上
下二段にしたことから運転席のフロア30と上部ステッ
プ24及び下部ステップ25並びに地上との間隔が小に
なり、オペレータの乗降動作が極めて容易になった。
【0013】そして、例えば、前車両部13を左方向へ
最大に回向した場合には、図5に示すように、前車両部
13の前車輪27及びフェンダ28が後車両部16の燃
料タンク22に接近する。そして、フェンダ28の下端
部28aは燃料タンク22の上部側面及び下部ステップ
25よりやや内側へ入り込む。然し、前述したように、
燃料タンク22の下部は上部と比べて前後方向の長さが
短くなっており、且つ、下部ステップ25の取付位置が
フェンダ28の下端部28aより低位置になっているた
め、フェンダ28が燃料タンク22及び下部ステップ2
5に接触することはない。
【0014】又、図示は省略するが、前車両部13を右
方向へ最大に回向した場合にも、図5とは対称位置で同
様の作用を為し、前車輪27のフェンダ28がオイルタ
ンク23及び下部ステップ25へ接触することはない。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改
変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたも
のに及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、後車両部の側面に上部ステップと下部ステップとを
設けて二段構成の昇降ステップ装置とし、そのうち下部
ステップは後車両部の下部側面前方まで囲繞するように
設けられているので、確実に足を乗せることができ、且
つ、前車輪後部のフェンダの下端部より下部ステップ
が低位置に設けられており、上部ステップは後車両部の
上部側面位置で、且つ、下部ステップに比して後車両部
の後部寄りに設けられているので、前車両部を最大に回
向した場合にフェンダの下端部が後車両部の側面に設け
た上部ステップ及び下部ステップに接触することはな
い。従って、ホイールローダの運転動作及び安全性に支
障を来すようなことなく、運転席への乗降が極めて容易
となる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】ホイールローダの全体を示す側面図。
【図2】ホイールローダの全体を示す平面図。
【図3】燃料タンクの上部を示す図1のA−A線矢視
図。
【図4】燃料タンクの下部を示す図1のB−B線矢視
図。
【図5】前車両部が最大に回向した場合の前車輪のフェ
ンダと後車輪部の燃料タンク及びスラップの位置関係を
示す図1のB−B線矢視図。
【符号の説明】
11 バケット 12 アーム 13 前車両部 14 運転席 15 操作機構 16 後車両部 17 ブラケット 18 連結部 19 油圧シリンダ 20 ステアリング機構 21 後車輪 22 燃料タンク 23 オイルタンク 24 上部ステップ 25 下部ステップ 27 前車輪 28 フェンダ 28a 下端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前車両部と後車両部とをピン結合すると
    ともに前車両部を左右へ回向自在にしたホイールローダ
    の昇降ステップ装置に於いて、後車両部の側面に上部ス
    テップと下部ステップとを該側面から突設するように
    け、下部ステップは後車両部の下部側面前方まで囲繞す
    るように固設し、且つ、下部ステップを前車両部に設け
    た前車輪後部のフェンダの下端部より低位置に設けると
    ともに、上部ステップは後車両部の上部側面位置で、且
    つ、下部ステップに比して後車両部の後部寄りに設け
    ことを特徴とするホイールローダの昇降ステップ装置。
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US6533323B1 (en) * 1999-12-27 2003-03-18 Scott D. Weaver Tractor quarter fender
JP6971779B2 (ja) * 2017-10-27 2021-11-24 株式会社小松製作所 作業機械

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