JPH0610287U - 建設機械のトップクランプ付きフォーク - Google Patents

建設機械のトップクランプ付きフォーク

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JPH0610287U
JPH0610287U JP5526892U JP5526892U JPH0610287U JP H0610287 U JPH0610287 U JP H0610287U JP 5526892 U JP5526892 U JP 5526892U JP 5526892 U JP5526892 U JP 5526892U JP H0610287 U JPH0610287 U JP H0610287U
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JP
Japan
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top clamp
fork
frame
base end
tilt
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Application number
JP5526892U
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English (en)
Inventor
田 周 次 石
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Publication date
Application filed by 新キャタピラー三菱株式会社 filed Critical 新キャタピラー三菱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械において、ローダリンケージを有す
るフォークでトップクランプ付きのものがあるが、トッ
プクランプを開閉する油圧シリンダがキャレッジフレー
ムの背後に装着されているためフォークの最大引起し角
度に制約をうけたり、フォークが車両本体より離れるの
で走行が不安定になるのを改良する。 【構成】 トップクランプを開閉する油圧シリンダのピ
ストンロッド上端の枢着位置をトップクランプ途中でそ
の基端近くに設けることにより、油圧シリンダをキャレ
ッジフレームの前方にもってくる。従って、最大引起し
角度は従来より大きくなり、フォークも車両本体に近づ
き走行が安定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフォークを具備したローダ(ホイールタイプとクローラータイプとが ある)等の建設機械に係り、特にそのトップクランプ付きフォークに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
フォークには、油圧シリンダの作用により上部から積荷を押え込み固定するた めのトップクランプを具備したものがある。 図3、図4は従来のZ形ローダリンケージを有するフォークにトップクランプ を装着した側面図である。 図において、10はキャレッジフレームで、フレーム11と一対のフォーク1 20、120とで構成されている。このキャレッジフレーム10は一対のフレー ムブラケット11a、11aを介して一対のリフトアーム410の先端に枢着さ れている。
【0003】 そして、図示しない建設機械の車両本体にチルトシリンダ420の基端が枢着 され、チルトレバー430を傾動させるようになっている。 チルトレバー430は通常一対のリフトアーム410、410間に横設したク ロスメンバー411の中央にそのほぼ中央を枢着され、上端を前記チルトレバー 420のピストンロッド421先端に、下端をチルトリンク440を介してチル トブラケット11bにそれぞれ枢着されている。
【0004】 前記チルトシリンダ420を伸縮させることにより、キャレッジフレーム10 は一対のリフトアーム410先端に枢着された一対のチルトブラケット11bを 介して傾動するようになっている。 300はトップクランプシリンダでキャレッジフレーム10の幅方向の中央に 1本設けられ、基端はフレーム11の背後に枢着され、そのピストンロッド31 0先端は1本のトップクランプ20の基端に枢着されている。
【0005】 そして、トップクランプ20の基端近くがフレーム11の軸方向の略中央に枢 着されている。 そして前記トップクランプシリンダ300を伸縮させることによりトップクラ ンプ20が開閉するようになっている。 図において、50は車両本体に固設されたブラケットで一対のリフトアーム4 10の基端が枢着されている。また2点鎖線で示す60は前側のホイールで通常 はタイヤが装着されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来のトップクランプ20はその開閉のためのトップクランプシリ ンダ300がフレーム11の背後に配設されているので、フレーム11の背後に トップクランプシリンダ300を設置するためのスペースが必要となり、そのた めフレームブラケット11aとチルトブラケット11bを前方に長くする必要が あり、従ってフォーク120先端が車両前方の遠い位置となり、作業時及び走行 時の車両の安定性が悪くなる欠点があった。
【0007】 また、図4に示すように、フォーク120を引起こした場合、トップクランプ 20の基端がチルトレバー430と干渉するため最大引起こし角度αに制約をう ける欠点があった。
【0008】 本考案は前述した欠点を解決するためになされたもので、トップクランプシリ ンダのピストンロッド先端をトップクランプ基端より先方に枢着することにより 、従来よりフォーク先端を車両前方に近づけると共に、最大引起こし角度を大き くした建設機械のトップクランプ付きフォークを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ローダリンケージを有するフォークにおいて、トップクランプ基 端の枢軸がキャレッジフレームに枢着され、その前方所定の位置にトップクラン プシリンダのピストンロッド先端が枢着されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
トップクランプシリンダがフレームの前方に装着されるので、フレームの背後 のスペースが小さくてすみ、従って、フレームブラケット及びチルトブラケット の前後方向の長さが短くなり、キャレッジフレームを車両側に近づけることがで きる。
【0011】 また、トップクランプシリンダ上端のトップクランプへの枢着点がトップクラ ンプの途中にくるので、トップクランプの基端がチルトレバーから遠ざかり、従 って最大引起こし角度が従来より大きくなる。
【0012】
【実施例】
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の一実施例を示すZ形ローダリンケージを有するフォークにトッ プクランプを装着した側面図で、フォークを倒した状態を示し、図2は同側面図 で、フォークを最大角度引起こした状態を示す。 図において、Z型リンケージの構造は従来例と同じであり、同一符号は同一物 を示している。 キャレッジフレーム100は、フレーム110と一対のフォーク120、12 0とで構成され、トップクランプ200は基端がフレーム110上端に枢着され 、従来のように基端が後方に延在しない。 そして、トップクランプシリンダ300のピストンロッド310先端がトップ クランプ200の途中で基端近くに枢着される。
【0013】 従って、トップクランプシリンダ300はフレーム110に接近した前方に位 置するようになる。 その結果、フレームブラケット111とチルトブラケット112の前後方向の 長さは従来より短い。 前記、トップクランプ200とトップクランプシリンダ300とは、フレーム 110の幅方向の中央に1本配設するか、フレーム110の幅方向に複数配設す るかは設計上適宜選択されるべきものである。 図2に於いて、フォーク120の最大引起し角度θは約31度である(図4に 示す従来のフォークでは最大引き起こし角度αは25度であった)。
【0014】 尚、本実施例の前記図1、図2ではリフトアーム410とチルトリンク440 の先端にチルトブラケット112及びフレームブラケット111を介してトップ クランプ付きフォークが装着されているが、図示しないクイックカプラーを介し てトップクランプ付きフォークを装着しても良い。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである。 トップクランプシリンダが従来のようにキャッジフレームの背後にないので 、フォークの位置が従来より車両に近くなるため、作業時及び走行時の車両の安 定性がよい。 トップクランプの基端がキャッジフレームの後方に突出しないので、基端が チルトレバーに当たるまでに従来より余裕があるので最大引起し角度が増大する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すZ形ローダリンケージ
を有するフォークにトップクランプを装着した側面図
で、フォークを倒した状態を示す。
【図2】本考案の一実施例を示すZ形ローダリンケージ
を有するフォークにトップクランプを装着した側面図
で、フォークを最大角度引起した状態を示す。
【図3】従来のZ形ローダリンケージを有するフォーク
にトップクランプを装着した側面図で、フォークを倒し
た状態を示す。
【図4】従来のZ形ローダリンケージを有するフォーク
にトップクランプを装着した側面図で、フォークを最大
角度引起した状態を示す。
【符号の説明】
10、100 キャレッジフレーム 11、110 フレーム 11a、111 フレームブラケット 11b、112 チルトブラケット 120 フォーク 20、200 トップクランプ 50 ブラケット 60 ホイール 300 トップクランプシリンダ 310 ピストンロッド 410 リフトアーム 411 クロスメンバー 420 チルトシリンダ 421 ピストンロッド 430 チルトレバー 440 チルトリンク α、θ 最大引起し角度

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローダリンケージを有するフォークにお
    いて、トップクランプ基端がキャレッジフレームに枢着
    され、その前方所定の位置にトップクランプシリンダの
    ピストンロッド先端が枢着されていることを特徴とする
    建設機械のトップクランプ付きフォーク
JP5526892U 1992-07-14 1992-07-14 建設機械のトップクランプ付きフォーク Withdrawn JPH0610287U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080668A1 (ja) * 2006-01-13 2007-07-19 Komatsu Ltd. 作業機械
US7967547B2 (en) 2005-01-31 2011-06-28 Komatsu Ltd. Work machine
US7993091B2 (en) 2003-07-30 2011-08-09 Komatsu Ltd. Working machine

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Effective date: 19961003