JP2544731Y2 - リッパ装置 - Google Patents

リッパ装置

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JP2544731Y2
JP2544731Y2 JP3686491U JP3686491U JP2544731Y2 JP 2544731 Y2 JP2544731 Y2 JP 2544731Y2 JP 3686491 U JP3686491 U JP 3686491U JP 3686491 U JP3686491 U JP 3686491U JP 2544731 Y2 JP2544731 Y2 JP 2544731Y2
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JP
Japan
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bracket
vehicle body
ripper device
ripper
lift cylinder
Prior art date
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JP3686491U
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JPH04122758U (ja
Inventor
孝之 山下
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はブルド−ザの後方作業機
であるリッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているリッパ装置は例
えば、図4および図5に示すように、ブルド−ザの車体
フレ−ム21の後方にブラケット22を装着し、このブ
ラケット22の左右の下側に主ア−ム23の一端をピン
24により枢着し、他端をビ−ム25の中間部にピン2
6により枢着すると共に、ブラケット22の上部からビ
−ム25の上部にかけて、前記主ア−ム23に平行にチ
ルトシリンダ27のボトム側の基端とロッド先端とをそ
れぞれピン28,29により結合して四節リンクを形成
し、さらに前記ブラケット22のピン28の近傍からビ
−ム25の前記ピン26の近傍にかけてリフトシリンダ
30のボトム側の基端とロッド先端とをそれぞれピン3
1,32により結合した構造のものが知られている。図
中、33はシヤンク、34はポイント、35はポイント
の刃先である。そしてこの場合、上面から見るとリフト
シリンダ30はチルトシリンダ27とはボトム側の基端
が同一垂直面に位置して重なるように設けられている。
このような構造により、リフトシリンダ30の伸縮に応
じて、シヤンク33はピン24を回動支点として昇降
し、テルトシリンダ27を伸縮すればシャンク33が前
後動するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
造では、ブラケット22には上述のようにピン28,3
1,24が縦列に別々に配置されており、しかもリッパ
装置そのものが車体フレ−ム面よりも高く設けられてお
り、リフトシリンダ30の上方にチルトシリンダ27を
配置する関係からリフト力を確保しようとするとチルト
シリンダが高く設定されるため、ブラケット22の高さ
も当然高くする必要がある。しかし高くするとつぎのよ
うな問題点が生ずる。 オペレ−タの後方視界性は車体
中央部にある主ア−ム23の外側からシヤンク33の先
端のポイント34を見ることにより対処しているが、三
本シヤンクの場合は外側のシヤンク付近の確認ができな
い。また、一本シヤンクの場合は視界性の点で崖淵の作
業では危険である。 部品コストにおいてはブラケット
22の片側だけで3軸(前記ピン24,28,31)と
なるため、3本のピンが必要となりその加工費が増大す
る。 修理性においては、車体側後部に内蔵されている
横軸Ass′y等の分解時、上部にある燃料タンク36
を車体フレ−ム21に沿って後方に移動させることが行
われるが、後方にリッパ装置が上述のように車体フレ−
ムよりも高い位置に装着されているのでこれも取外ずさ
なければならず大掛かりとなる。
【0004】本考案はこれに鑑み、リッパの作業時にお
ける視界性を良くし、かつ部品コストを安価に、しかも
横軸Ass′y等の分解時においても、リッパ装置を取
り外すことなく行えるようにしたリッパ装置を提供して
従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなさ
れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係るリッパ装置は、ブルドーザの車体後部
に設けたブラケットの下部と、シャンクを備えたビーム
との間に主アームを結合し、該ブラケットの上部と該ビ
ームの上部との間には、チルトシリンダを装着して四節
リンクを形成し、該ブラケットおよびビーム間にリフト
シリンダを装着したリッパ装置において、前記ブラケッ
トの上部を車体フレーム高さよりも低くすると共に、そ
のブラケットの上部に設けた前記チルトシリンダのボト
ム側基端に、前記リフトシリンダのボトム側基端を並列
して同一のピンにより枢着したものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、チルトシリンダとリフトシ
リンダのブラケット側の取付け高さを同一としたため
に、後方視界性が良くなり、かつ車体に装着するブラケ
ット高さも低く設定できる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3は本考案にかかるリッパ装置の
一実施例を示す。
【0008】本考案は、ブルドーザの車体後部1に設け
たブラケット2の下部2aと、シャンク4を備えたビー
ム3との間に主アーム5を結合し、該ブラケット2の上
部2bと該ビーム3の上部3aとの間には、チルトシリ
ンダ6を装着して四節リンクを形成し、この四節リンク
内のブラケット2およびビーム3間にリフトシリンダ7
を装着したリッパ装置において、前記ブラケット2の上
部2bを車体後部フレーム8高さよりも低くすると共
に、そのブラケット2の上部2bに設けた前記チルトシ
リンダ6のボトム側基端6aに、前記リフトシリンダ7
のボトム側基端7aを並列して同一のピン9により枢着
したもので構成されている。
【0009】車体後部1フレ−ム8の上面には燃料タン
ク10が設けられ、燃料タンク10の上部にはオペレ−
タキャブ11を取付けるためのフロアフレ−ム12が一
部カ−バするように取付けられている。車体後部1の後
面には適宜幅のブラケット2がボルト2c等により取付
けられ、ブラケット2の左右の下部2aには左右一対の
主ア−ム5の前端がピン13により枢着されている。主
ア−ム5の後端は前記ビ−ム3にピン14により枢着さ
れており、ビ−ム3の周りには下部にシャンク4が取付
けられ、シャンク4の先端にはリッパポイント15が設
けられている。図3は三本シャンクの場合を示す。ブラ
ケット2の上部2bにはチルトシリンダ6のボトム側基
端6a(内側)とリフトシリンダ7のボトム側基端7a
(外側)とが同一ピン9により並列に取付けられ、それ
ぞれのロッド先端6bはビ−ム3の上部とピン16によ
り、7bはビ−ム3の主ア−ム5のピン14の近傍にピ
ン17により枢着されている。このような構造によりチ
ルトシリンダ6、およびリフトシリンダ7を伸縮させる
と、図1に2点鎖線で示すような位置までリッパ装置が
上下することになる。図中、18は車体側の履帯を示
す。
【0010】次に、本考案の作用について説明する。従
来装置の図4および図5に示すアイポイントの位置から
リッパポイント15を見るとブラケット22の上端およ
びチルトシリンダ27がリッパポイント34の視界を邪
魔しており見え難い状態となっていたが、本考案によれ
ば、掘削作業時のオペレータのアイポイントは図1およ
び図3に示す位置にあり、このアイポイントの位置から
オペレータはリッパポイント15を遮るものなく見るこ
とができるので視界性が向上する。また、車体後部1に
内蔵された図示しない横軸Ass,y等の分解時には燃
料タンク10をクレーン作業により車体外に吊り降ろす
時、本考案のリッパ装置は車体後部フレーム8よりも低
く設置されているから燃料タンク10を車体外に吊り降
ろす時に何等支障がない。したがって、リッパ装置は取
り外すことなく横軸Ass’y等の分解作業ができる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るリッ
パ装置によれば、リッパ作業時の後方視界性が向上す
る。また、チルトシリンダの基端部とリフトシリンダの
基端部を同一ピンで枢着するようにしたのでコスト低減
することができる。更に、車体後部の横軸Ass’y等
の分解時にはリッパ装置は取り外すことなく分解作業が
できるので作業時間の短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるリッパ装置の側面の一実施例を
示す説明図である。
【図2】図1の平面の一部破断した状態を示す説明図で
ある。
【図3】図1の背面の一部破断した状態を示す説明図で
ある。
【図4】従来のリッパ装置の側面の説明図である。
【図5】図4の背面の一部破断した状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 車体後部 2 ブラケット 2a 下部 2b 上部 3 ビ−ム 3a 上部 4 シャンク 5 主ア−ム 6 チルトシリンダ 6a ボトム側基端 7 リフトシリンダ 7a ボトム側基端 8 車体後部フレ−ム 9 ピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブルドーザの車体後部に設けたブラケッ
    トの下部と、シャンクを備えたビームとの間に主アーム
    を結合し、該ブラケットの上部と該ビームの上部との間
    には、チルトシリンダを装着して四節リンクを形成し、
    該ブラケットおよびビーム間にリフトシリンダを装着し
    たリッパ装置において、前記ブラケットの上部を車体フ
    レーム高さよりも低くすると共に、そのブラケットの上
    部に設けた前記チルトシリンダのボトム側基端に、前記
    リフトシリンダのボトム側基端を並列して同一のピンに
    より枢着したことを特徴とするリッパ装置。
JP3686491U 1991-04-24 1991-04-24 リッパ装置 Expired - Lifetime JP2544731Y2 (ja)

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JPH04122758U JPH04122758U (ja) 1992-11-05
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JP2005113674A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Komatsu Ltd 改善された前方視認性を有する作業車両

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JP4690012B2 (ja) * 2003-11-21 2011-06-01 株式会社小松製作所 リッパ装置

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JP2005113674A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Komatsu Ltd 改善された前方視認性を有する作業車両
JP4496048B2 (ja) * 2003-10-09 2010-07-07 株式会社小松製作所 ブルドーザ

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