JP4690012B2 - リッパ装置 - Google Patents

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
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    • E02F5/30Auxiliary apparatus, e.g. for thawing, cracking, blowing-up, or other preparatory treatment of the soil
    • E02F5/32Rippers

Description

この発明は、リッパ装置に関するもので、詳しくは、ブルドーザ等の後方アタッチメントとして硬土、及び軟岩の掘削用に使用されるリッパ装置に関するものである。
従来から使用されてきたリッパ装置は、ブルドーザの車体後部に設けたブラケット下部と、シャンクを備えたビーム下部との間にアームを結合し、ブラケット上部とビーム上部との間にチルトシリンダを装着する四節リンク式のリッパ装置が主流であった。このリッパ装置においては、アームとチルトシリンダの間に、ブラケットとビームを結合するリフトシリンダを装着していた。チルトシリンダは主としてシャンクを前後に動かし、リフトシリンダはシャンクを上下方向に動かすのに用いられる。ブラケットは、車体後方に左右対称に2ヶ所設けられ、上記のようにシリンダとアームによってブラケットとビームを結合し、合計4本のシリンダでシャンクを駆動させていた。しかし、従来型のリッパ装置では、リフト力を確保するためにリフトシリンダの基端部を高めに設定する必要があるため、ブラケットの上端位置も車体後部より高く設定されていた。そのため、ブラケット上部や、シリンダなどがオペレータの視界を遮り、後方作業を困難にさせていた。また、ブラケットにより車体後部の燃料タンクの取り外しが困難になるなど、修理性も悪化していた。また、車体上方から見て進行方向に向かって同一垂直面内に2本のシリンダとアームが存在するため、シリンダ同士、及びシリンダとアーム同士の動作の干渉が発生し、干渉を防止するためシャンク先端に装着したリッパポイントの作動範囲が拡張できなかった。
そこで、従来では、視界性を向上させたものがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1のリッパ装置は、ブラケットの高さをブルドーザの車体後部の高さより低くすると共に、上記チルトシリンダのボトム側基端に、上記リフトシリンダのボトム側基端を並列させて、ブラケットに同一のピンで枢着するリッパ装置の構造を開示している。チルトシリンダのロッド先端はビーム上部に枢着され、リフトシリンダのロッド先端はビーム下部のアーム枢着箇所のやや上方に枢着される。上記特許文献1においては、ブラケットの高さをブルドーザの車体後部の高さより低くすることにより、後方視界性や修理作業性を向上し、さらにチルトシリンダの基端とリフトシリンダ基端を同軸にして同一のピンで枢着することにより、部品コストを低下させている。
実用新案登録第2544731号公報
ところで、上記特許文献1の従来例においては、チルトシリンダとアームとで四節リンクを形成し、車体の進行方向に対する側面から見て、四節リンク内部にリフトシリンダを装着する構造が採用されている。そのため、リッパの動作の中でもシリンダ推力が最も要求されるリッパポイントのリフト動作時に、リフトシリンダの推力が非常に大きくなるため、シリンダの推力スペックを大きく設定する必要が生じ、そのため装置全体が大形化してしまうという問題がある。また、上記特許文献1の構造ではチルトシリンダのボトム側基端とリフトシリンダのボトム側基端が同軸のため、各シリンダの干渉を避ける必要上、リッパポイントの作業範囲が制限されるという欠点もある。さらに、シリンダの配置を左右対称にして、合計4本のシリンダを使用するため、依然として後方の視界性が悪化していた。
この発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、従来のリッパ装置よりも小形化することが可能であり、しかもリッパポイントの作業範囲を拡大することが可能なリッパ装置を提供することである。また、後方視界性を向上することが可能なリッパ装置を提供することもこの発明の目的である。
そこで、請求項1のリッパ装置は、車体にアーム6の一端を枢着し、アーム6の他端にシャンク8を備えたビーム7を枢着し、このアーム6上方位置において、車体とビーム7との間にチルトシリンダ4とリフトシリンダ5とをそれぞれ介設したリッパ装置において、上記チルトシリンダ4と上記リフトシリンダ5をそれぞれ一本ずつ上記車体の走行方向に平行な中心線から左右に分かれて装着し、上記リフトシリンダ5の一端側は車体側において、上記チルトシリンダ4の車体側の枢支部21よりも上方の位置に、また上記リフトシリンダ5の他端側はビーム7側において、チルトシリンダ4のビーム側の枢支部22よりも下方の位置にそれぞれ枢着したことを特徴としている。
請求項2のリッパ装置は、上記チルトシリンダ4は上記ビーム7から上記車体に向かって上記中心線より左方に、上記リフトシリンダ5は上記ビーム7から上記車体に向かって上記中心線より右方に装着されることを特徴としている。
請求項3のリッパ装置は、車体にアーム6の一端を枢着し、アーム6の他端にシャンク8を備えたビーム7を枢着し、このアーム6上方位置において、車体とビーム7との間に固定長のロッド25とリフトシリンダ5とをそれぞれ介設したリッパ装置2であって、上記ロッド25と上記リフトシリンダ5をそれぞれ一本ずつ上記車体の走行方向に平行な中心線から左右に分かれて装着し、上記リフトシリンダ5の一端側は車体側において、上記ロッド25の車体側支持部29よりも上方の位置に、またリフトシリンダ5の他端側はビーム7側において、ロッド25のビーム側支持部30よりも下方の位置にそれぞれ枢着したことを特徴としている。
請求項4のリッパ装置は、上記ロッド25は上記ビーム7から上記車体に向かって上記中心線より左方に、上記リフトシリンダ5は上記ビーム7から上記車体に向かって上記中心線より右方に装着されることを特徴としている。
請求項1のリッパ装置によれば、例えばブルドーザを例にすると、その進行方向に対する側面から見て、チルトシリンダの軸心線とリフトシリンダの軸心線が交差するように各シリンダを装着したため、両シリンダの動作の内で、最もシリンダ推力を要するリッパポイントのリフト時において、リフトシリンダの推力ベクトルの垂直方向成分が大きくなり、そのためシリンダの合力ベクトルの垂直方向成分が大きくなる。すなわち、最もシリンダ推力を要するリッパポイントリフト時において、主として荷重を負担するリフトシリンダの推力ベクトルの垂直方向成分が大きくなり、そのためシリンダの合力ベクトルの垂直方向成分が大きくなる。従って、リフト時に要するリフトシリンダ推力を小さくすることができ、リフトシリンダの負担する荷重の最大値を小さくすることができる。これによって、シリンダの最大設計推力を小さくすることができ、リフトシリンダの小形化が可能である。従って、従来と同じく2本のチルトシリンダと2本のリフトシリンダを装着した場合であっても、各シリンダを従来に比較して小形化することができるので、後方視界性が改善される。
また、上記請求項1のリッパ装置によれば、チルトシリンダとリフトシリンダとを、車体上面から見てシリンダ同士が重ならないように並列に配置している。従って、各シリンダが伸縮して上下方向に回転しても、シリンダ同士が互いに干渉するのを防止することができ、リッパポイントの作業範囲を広くすることが可能である。
請求項のリッパ装置によれば、装着するシリンダの本数をシャンクの駆動に最低限必要な合計2本としたことにより、後方の視界を広くすることができると共に、部品点数も削減することができる。このため、リッピング作業性が向上すると共に、製造コストも抑えることができる。
請求項3のリッパ装置によれば、例えばブルドーザを例にすると、その進行方向に対する側面から見て、ロッドの軸心線とリフトシリンダの軸心線が交差するようにリフトシリンダ等を装着したため、最もシリンダ推力を要するリッパポイントのリフト時において、リフトシリンダの推力ベクトルの垂直方向成分が大きくなり、そのためロッドとリフトシリンダの合力ベクトルの垂直方向成分が大きくなる。従って、リフト時に要するリフトシリンダ推力を小さくすることができ、リフトシリンダの負担する荷重の最大値を小さくすることができる。これによって、シリンダの最大設計推力を小さくすることができ、リフトシリンダの小形化が可能である。従って、リフトシリンダを従来に比較して小形化することができるので、後方視界性が改善される。しかも。リッパポイントがリフトシリンダの伸縮にともなって地表に対する姿勢を変えずに上下に平行移動する。従って、リッパポイントの掘削角は掘削深さにかかわりなく常に一定である。そして、強力かつ安定したリフト(リッパ)作業を行うことができる。
請求項のリッパ装置によれば、リフトシリンダが1本であり、ロッドが1本であるので、部品点数も削減することができて、後方の視界を広くすることができる。このため、作業性が向上すると共に、製造コストも抑えることができる。
次に、この発明のリッパ装置の具体的な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、この発明の実施形態を図1、及び図2に示す。図1は、リッパ装置2が装着されたブルドーザ1の側面図であり、図2はブルドーザ1の平面図である。図1、及び図2に示すように、ブルドーザ1の車体後部3に、ブラケット11を介してアーム6の一端を枢着し、アーム6の他端を3体のシャンク8を備えたビーム7の下部14に枢着する。このアーム6上方に、車体後部3とビーム7間とを車体上面から見て進行方向に平行にチルトシリンダ4、及びリフトシリンダ5を装着して結合する。
上記チルトシリンダ4のボトム側基端17はブラケット12を介して車体後部3に枢着し、またチルトシリンダ4のロッド先端19はビーム上部15に枢着する。一方、リフトシリンダ5のボトム側基端18はブラケット13を介して車体後部3上方に枢着し、リフトシリンダ5のロッド先端20をビーム中間部16に枢着する。ここで特徴的な点は、リフトシリンダ5のボトム側基端18を、車体後部3に対し、チルトシリンダ4のボトム側基端17の斜め上部に枢着していることである。また、リッパ装置2のビーム7側においては、チルトシリンダ4のロッド先端19はビーム上部15に枢着し、リフトシリンダ5のロッド先端20はチルトシリンダ4のロッド先端19よりも斜め下部でかつアーム6端部よりも上方のビーム中間部16に枢着していることである。すなわち、リフトシリンダ5の一端側は車体側(つまり車体側の枢支部23側)において、チルトシリンダ4の車体側の枢支部21よりも上方の位置に、また上記リフトシリンダ5の他端側はビーム側(つまりビーム側の枢支部24側)において、チルトシリンダ4のビーム側の枢支部22よりも下方の位置にそれぞれ枢着している。この結果、図1に示すように車体の進行方向に対する側面から見て、チルトシリンダ4の軸心線とリフトシリンダ5の軸心線が交差するように各シリンダを装着する。上記チルトシリンダ4は1本、またリフトシリンダ5も1本であり、図2に示すように、それぞれのボトム側基端が、走行方向に平行な車体中心線から左右等距離になるよう装着されている。すなわち、チルトシリンダ4とリフトシリンダ5とを、車体上面から見てシリンダ同士が重ならないように並列に配置している。
上記リッパ装置2を動作させる際に、リッパポイント9の刃先力を生じさせるために必要な各シリンダの推力と、アーム6に作用する反力を、従来の4節リンク構造のリッパ装置と比較して検討する。検討するリッパポイント9の動作としては、最もリフトシリンダ5の負荷の大きいリッパポイント9のリフト動作と、最もチルトシリンダ4の負荷の大きいリッパポイント9の牽引時の動作を対象とした。
まず、リッパポイント9のリフト動作時について検討する。リッパポイント9のリフト動作時の各部材に作用する力のベクトル図を、上記実施形態の場合を図3に、従来の場合を図4に示す。図3、及び図4のいずれの場合も、アーム6の反力ベクトルV4とシリンダ合力ベクトルV5との和が、リッパポイント9の刃先力ベクトルV1と釣り合っている。シリンダ合力ベクトルV5は、チルトシリンダ4の反力ベクトルV2とリフトシリンダ5の推力ベクトルV3とによって与えられる。リッパポイント9のリフト動作時に必要な刃先力を荷重100%として、アーム6の反力ベクトルV4と、チルトシリンダ4の反力ベクトルV2と、リフトシリンダ5に必要な推力ベクトルV3とを検討した。図3、及び図4に示すように、リフト動作時にはリフトシリンダ5に必要とされる力が最も大きく、リフトシリンダ5が主要な役割を果たす。図4に示すように、従来の構造のリッパ装置では、リッパポイント9のリフト動作時には、チルトシリンダ4にはほとんど力は作用しない。また、チルトシリンダ4の反力ベクトルV2とリフトシリンダ5の推力ベクトルV3のなす角が小さく、リフトシリンダ5の推力ベクトルV3の垂直方向成分が小さいため、シリンダの合力ベクトルV5の垂直方向成分が小さくなる。従って、100%の刃先力を発生させるために、リフトシリンダ5には258%の推力、チルトシリンダ4には41%の反力が必要とされる。この場合のアーム反力は208%であった。一方、図3に示すこの発明の実施形態では、チルトシリンダ4の反力ベクトルV2とリフトシリンダ5の推力ベクトルV3のなす角が、従来の場合と比較して大きくなると共に、リフトシリンダ5の推力ベクトルV3の垂直方向成分が大きくなり、そのためシリンダの合力ベクトルV5の垂直方向成分が大きくなる。従って、必要とされるリフトシリンダの推力は229%となり、従来の場合と比較して12%少ない推力で同一の刃先力V1を発生することが可能となる。なお、この実施形態の場合、チルトシリンダ4の反力は83%となっており、従来の場合と比較して倍増し、チルトシリンダ4を有効に使用している。逆にアーム反力は135%と大きく減少して、リフト動作への寄与は低下した。
次に、リッパポイント9の牽引動作時について検討する。リッパポイント9の牽引動作時のベクトル図を上記実施形態の場合を図5に、従来の場合を図6に示す。図5、及び図6のいずれの場合も、アーム6の反力ベクトルV4とシリンダ合力ベクトルV5との和が、リッパポイント9の刃先力ベクトルV1と釣り合っている。シリンダ合力ベクトルV5は、チルトシリンダ4に必要な推力ベクトルV2とリフトシリンダ5の反力ベクトルV3とによって与えられる。リッパポイント9の牽引動作時に必要な刃先力を荷重100%として、アーム6の反力ベクトルV4と、チルトシリンダ4の推力ベクトルV2と、リフトシリンダ5の反力ベクトルV3とを検討した。図5、及び図6に示すように、牽引動作時にはアーム反力V4が最も大きくなる。従って、図5に示すこの発明の実施形態と、図6に示す従来構造のリッパ装置は共に、チルトシリンダ4、及びリフトシリンダ5の負担する力がリフト動作時に比較して小さくなる。図6の従来構造のリッパ装置では、リフトシリンダ5の反力が55%であるのに対し、図5のこの発明の実施形態では、リフトシリンダ5の反力が19%となり、ほとんど牽引動作に寄与していない。そのため、チルトシリンダ4に必要な推力は、図6の従来のリッパ装置では116%であるのに対して、図5のこの発明の実施形態では176%となり、チルトシリンダ4の負担する荷重が大きくなった。ただし、アーム反力は従来が261%であるのに対して、この発明の実施形態では285%となりやや増加した。すなわち、チルトシリンダ4の反力は176%まで増加するものの、アーム反力が増加(9%)するので、車体重心に近いところで荷重を受けることができる。
上記図3から図6より明らかになったように、最もシリンダに推力を要するリッパポイント9の動作は、リッパポイント9のリフト時であり、リフトシリンダ5には200%以上の推力を要する。この発明の実施形態では、リフト動作時にはリフトシリンダ5の推力を229%まで減少させることができた。すなわち、リッパポイント9のリフト時のシリンダ最大推力を減少させたため、シリンダの設計能力を小さくして、これによって、シリンダの最大設計推力を小さくすることができ、シリンダの小形化が可能となり、また部品コストを低減することができる。また、この実施形態ではリッパポイント9の牽引動作時に、アーム反力が9%増加するが、車体重心に近いところで荷重を受けることができるので、安定した牽引動作を行うことができる。
次に、図7にリッパポイント9の動作範囲を示すリッパ装置2の側面図を示す。図7の実線はこの発明の実施形態におけるリッパポイント9の動作可能範囲Aを示し、破線は従来の構造のリッパ装置におけるリッパポイント9の動作可能範囲Bを示す。図より明らかなように、この発明の実施形態ではリッパポイント9の動作範囲が拡張された。これは、図2に示すように、チルトシリンダ4とリフトシリンダ5を、各1本ずつ計2本とし、それぞれのボトム側基端を車体後部3の走行方向中心線から左右等距離に装着したため、各シリンダがそれぞれのボトム側基端を中心として上下方向に回転動作しても、シリンダ同士が干渉するおそれが無いため、シリンダ動作の自由度が大きくなったためである。従って、この発明の実施形態ではリッパ装置の作業性を大幅に高めることができる。また、チルトシリンダ4とリフトシリンダ5を、各1本ずつ計2本のシリンダを左右非対称に配置することによりリッパリンクを成立させているので、後方視界を確保することができる。
次に、図8は他の実施の形態を示し、この場合、チルトシリンダ4に使用せずに、固定長のロッド(リンク)25を使用している。すなわち、車体後部3のブラケット26、26の上端部にロッド25の一端部を枢着すると共に、ビーム上部15(ビーム本体7aから突設された支持片部7bの上部)にロッド25の他端部を枢着する。この場合も、ロッド25とアーム6等で四節リンクを構成する。また、リフトシリンダ5のボトム側基端18をブラケット27、27の上端部に枢着し、リフトシリンダ5のリフトシリンダロッド先端20をビーム中間部16(図外)に枢着している。なお、アーム6は一対の連結片部6a、6bを有し、このアーム6の一方の連結片部6aとブラケット26、26の下端部とが枢支軸31を介して枢着され、アーム6の他方の連結片部6bとブラケット27、27の下端部とが枢支軸32を介して枢着されている。
この際、上記リフトシリンダ5の一端側は車体側(車体側の枢支部23側)において、上記ロッド25の一端部側の車体側支持部29よりも上方の位置に、またリフトシリンダ5の他端側はビーム7側(ビーム側の図外の枢支部24側)において、ロッド25の他端部側のビーム側支持部30よりも下方の位置にそれぞれ枢着した。また、ロッド25とリフトシリンダ5とを、車体上面から見てシリンダ同士が重ならないように並列に配置している。
この図8に示すリッパ装置では、リッパポイント9がリフトシリンダ5の伸縮にともなって地表に対する姿勢を変えずに上下に平行移動する。従って、リッパポイント9の掘削角は掘削深さにかかわりなく常に一定である。そして、強力かつ安定したリフト(リッパ)作業を行うことができる。しかも、この場合も、最もシリンダ推力を要するリッパポイント9のリフト時において、リフトシリンダ5の推力ベクトルの垂直方向成分が大きくなり、そのためロッド25とリフトシリンダ5の合力ベクトルの垂直方向成分が大きくなる。従って、リフト時に要するリフトシリンダ推力を小さくすることができ、リフトシリンダ5の負担する荷重の最大値を小さくすることができる。これによって、リフトシリンダ5の最大設計推力を小さくすることができ、リフトシリンダ5の小形化が可能である。従って、リフトシリンダ5を従来に比較して小形化することができるので、後方視界性が改善される。
また、ロッド25とリフトシリンダ5とを、車体上面から見てシリンダ同士が重ならないように並列に配置することになっているので、シリンダ5が伸縮しても、ロッド25にシリンダ5が干渉せず、安定したリフト動作が可能である。しかも、リフトシリンダ5が1本であり、ロッド25が1本であるので、部品点数も削減することができて、後方の視界を広くすることができる。このため、作業性が向上すると共に、製造コストも抑えることができる。
以上にこの発明のリッパ装置2の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記図1等に示す実施形態では、ブルドーザに適用した例を示しているが、これは他の種類の建設車両等であってもよい。
この発明のリッパ装置の実施形態を装着したブルドーザの側面図である。 上記ブルドーザの平面図である。 上記リッパ装置の実施形態のリフト時に各部材に作用する力を表すベクトル図である。 従来のリッパ装置のリフト時に各部材に作用する力を表すベクトル図である。 上記リッパ装置の実施形態の牽引時に各部材に作用する力を表すベクトル図である。 従来のリッパ装置の牽引時に各部材に作用する力を表すベクトル図である。 リッパポイントの作動範囲を示す側面図である。 この発明のリッパ装置の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
4・・チルトシリンダ、5・・リフトシリンダ、6・・アーム、7・・ビーム、8・・シャンク、21、22・・枢支部、25・・ロッド、29・・車体側支持部、30・・ビーム側支持部

Claims (4)

  1. 車体にアーム(6)の一端を枢着し、アーム(6)の他端にシャンク(8)を備えたビーム(7)を枢着し、このアーム(6)上方位置において、車体とビーム(7)との間にチルトシリンダ(4)とリフトシリンダ(5)とをそれぞれ介設したリッパ装置において、上記チルトシリンダ(4)と上記リフトシリンダ(5)をそれぞれ一本ずつ上記車体の走行方向に平行な中心線から左右に分かれて装着し、上記リフトシリンダ(5)の一端側は車体側において、上記チルトシリンダ(4)の車体側の枢支部(21)よりも上方の位置に、またリフトシリンダ(5)の他端側はビーム(7)側において、チルトシリンダ(4)のビーム側の枢支部(22)よりも下方の位置にそれぞれ枢着したことを特徴とするリッパ装置。
  2. 上記チルトシリンダ(4)は上記ビーム(7)から上記車体に向かって上記中心線より左方に、上記リフトシリンダ(5)は上記ビーム(7)から上記車体に向かって上記中心線より右方に装着されることを特徴とする請求項1のリッパ装置。
  3. 車体にアーム(6)の一端を枢着し、アーム(6)の他端にシャンク(8)を備えたビーム(7)を枢着し、このアーム(6)上方位置において、車体とビーム(7)との間に固定長のロッド(25)とリフトシリンダ(5)とをそれぞれ介設したリッパ装置であって、上記ロッド(25)と上記リフトシリンダ(5)をそれぞれ一本ずつ上記車体の走行方向に平行な中心線から左右に分かれて装着し、上記リフトシリンダ(5)の一端側は車体側において、上記ロッド(25)の車体側支持部(29)よりも上方の位置に、またリフトシリンダ(5)の他端側はビーム(7)側において、ロッド(25)のビーム側支持部(30)よりも下方の位置にそれぞれ枢着したことを特徴とするリッパ装置。
  4. 上記ロッド(25)は上記ビーム(7)から上記車体に向かって上記中心線より左方に、上記リフトシリンダ(5)は上記ビーム(7)から上記車体に向かって上記中心線より右方に装着されることを特徴とする請求項3のリッパ装置。
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