JP2021185864A - 作業機の懸架装置及び作業機 - Google Patents
作業機の懸架装置及び作業機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021185864A JP2021185864A JP2020096455A JP2020096455A JP2021185864A JP 2021185864 A JP2021185864 A JP 2021185864A JP 2020096455 A JP2020096455 A JP 2020096455A JP 2020096455 A JP2020096455 A JP 2020096455A JP 2021185864 A JP2021185864 A JP 2021185864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working
- frame
- work
- suspension device
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】作業機は作業部12上部に作業機の懸架装置14を取り付けたものであり、作業機の懸架装置14は、作業機の作業部12の上方に位置し走行機体に連結固定される固定部16と、固定部16に一端を回動自在に取り付け、作業部12の上部に他端を回動自在に取りつける回動部18とを備え、作業部12が走行機体の進行方向に対する左右方向を軸にして回転するピッチング動作の中心Pを作業部12の外部に設けるものである。これによって、大きな起伏面において作業部を上下動させかつピッチング動作をさせることができ、作業機や作業機を装着する走行機体の負荷を軽減することができる。
【選択図】図2
Description
現在、作業機の作業部を地面に追従させることができる作業機の懸架装置が提供されている(たとえば、特許文献1)。
また、上部のリンクの両端及び下部のリンクの一端を自在継手を用いて取り付けるようにしたものである。
また、側面視における、上部のリンクの一端と下部のリンクの一端の距離を上部のリンクの他端と下部のリンクの他端の距離より長くするようにしたものである。
また、上部のリンクを長手方向に伸縮させるようにしたものである。
また、上部のリンクの他端を摺動可能にする長孔の摺動用孔部を第二フレームに設けるようにしたものである。
また、第一フレームに、第一フレームを左右にスライドさせる、走行機体に連結可能な第一フレームガイド部材を設けるようにしたものである。
なお、本実施例において、本発明の作業機は、走行機体(トラクター)の進行方向前方に位置し、走行機体に備える昇降装置(ローダ装置)に取り付けられているものであるが、走行機体に直接取り付けてもよい。また、本発明の作業機の懸架装置は、3点リンク装置に装着される作業機に装着して使用することができるものである。
作業部12は、回動部18を介して、固定部16の下方に連結されることから(図1及び図2)、作業部12が地面に接地したままの状態で進行すると、作業部12は地面の起伏面の変化に応じて上下動するとともに、作業部12が走行機体の進行方向に対する左右方向を軸にして回転するピッチング動作を行う(図3)。これにより、作業部12を地面(起伏面)に追従させる場合、固定部16を操作しなくても、回動部18の回動動作により作業部12が自ら起伏面の変化に応じて上下動することから、固定部16及び固定部16が固定される走行機体に作業部12の振動・揺動が伝達しないため、作業時における作業機および作業機を装着する走行機体にかかる負荷を軽減することができる。
また、作業部12のピッチング動作の中心Pを作業部12の外部に設ける(図2)。これにより、作業部12が走行機体の進行方向に対する左右方向を軸にして上下に回転する上下動を大きくすることができることから、大きな起伏面に作業部12を追従させることができる(図3及び図4)。
本発明の作業機の懸架装置14により、刈払い作業を行う場合、刈刃や作業部が作業面である地面に衝突することを防止できる。これにより、作業機や作業機を装着した走行機体にかかる負荷を軽減できる。また、同時に、刈り跡が残らず、刈取り面が不揃いになることを防止できる。
(平坦な地面での作業時)
平坦な地面では、第二フレーム12aの位置に応じた四角形の空間20が形成される(図3(a))。
(前上がりの大きな起伏面での作業時)
作業部12が前上がりの大きな起伏面に面した場合、第二フレーム12aの位置が上方に移動し、空間20は、平坦な地面時の四角形の形状から横長の形状に変形する(図3(b))。
(前下がりの大きな起伏面での作業時)
作業部12が前下がりの大きな起伏面に面した場合、第二フレーム12aの位置が下方に移動し、空間20は、平坦な地面の四角形の形状から縦長の形状に変形する(図3(c))。
作業機の懸架装置14の空間20は、作業部12の外部に設けられるピッチング動作の中心Pとして作業部12がピッチングするように形成されている(図4)。
なお、ヨーイング及びローリングの動作の際、第一フレーム16は動かない。
また、ピッチング、ヨーイング、ローリングの各動作は、作業部12が地面に接した状態で行われ、その接地状態に応じた動作をする。
なお、摺動用孔部22によるピッチング動作において、上部のリンク18aの他端(進行方向後方側)が摺動用孔部22の摺動範囲を超えると、図3及び図4に示す上部のリンク18aと下部のリンク18bを用いたピッチング動作に移行する。
また、摺動用孔部22とともに、第二フレーム12aに円穴である回動用孔部24(固定用孔部)を設け、両孔部22,24を併用することによって(図6(a))、摺動用孔部22によるピッチング動作を省略させることができる。これにより、作業者が作業する地形の状況や作業者の好みに合わせて、使用する孔部22,24を選択できることから、作業効率を向上させることができる。
第一フレームガイド部材26は走行機体に固定され、本発明の作業機10(第一フレーム16・上部のリンク18a・下部のリンク18b・第二フレーム12aから構成される本発明の作業機の懸架装置14及び作業部12)を左右方向にスライドさせるものである(図9)。第一フレームガイド部材26は、作業部12を走行機体の左右の側方側に突出させて作業をしたい場合に用いる。
なお、図7は、作業部12を走行機体の左の側方側に突出させて作業を行っている様子を表わす図である。
なお、本実施例における作業部は、草刈り装置を想定しているが、本発明の作業機の懸架装置及び作業機の作業部は、草刈り装置に限定するものではない。
12 作業部
12a 第二フレーム
14 作業機の懸架装置
16 固定部、第一フレーム
16a リンク取付部
18 回動部
18a 上部のリンク
18b 下部のリンク
20 空間
22 摺動用孔部
26 第一フレームガイド部材
Claims (8)
- 作業機の作業部の上方に位置し走行機体に連結固定される固定部と、固定部に一端を回動自在に取り付け、作業部の上部に他端を回動自在に取りつける回動部とを備え、作業部が走行機体の進行方向に対する左右方向を軸にして回転するピッチング動作の中心を作業部の外部に設けることを特徴とする作業機の懸架装置。
- 固定部を回動部の一端を回動自在に取りつける第一フレームで形成し、作業部上部に回動部の他端を回動自在に取りつける第二フレームを設け、回動部を上下に配置される2つのリンクで形成し、側面視において、上部のリンク、下部のリンク、第一フレーム、第二フレームを4つの辺とする空間を形成することを特徴とする請求項1記載の作業機の懸架装置。
- 上部のリンクの両端及び下部のリンクの一端を自在継手を用いて取り付けることを特徴とする請求項2に記載の作業機の懸架装置。
- 側面視における、上部のリンクの一端と下部のリンクの一端の距離を上部のリンクの他端と下部のリンクの他端の距離より長くすることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の作業機の懸架装置。
- 上部のリンクを長手方向に伸縮させることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一に記載の作業機の懸架装置。
- 上部のリンクの他端を摺動可能にする長孔の摺動用孔部を第二フレームに設けることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一に記載の作業機の懸架装置。
- 第一フレームに、第一フレームを左右にスライドさせる、走行機体に連結可能な第一フレームガイド部材を設けることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか一に記載の作業機の懸架装置。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか一に記載の作業機の懸架装置を作業部に取り付けることを特徴とする作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020096455A JP7157469B2 (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | 作業機の懸架装置及び作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020096455A JP7157469B2 (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | 作業機の懸架装置及び作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021185864A true JP2021185864A (ja) | 2021-12-13 |
JP7157469B2 JP7157469B2 (ja) | 2022-10-20 |
Family
ID=78850421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020096455A Active JP7157469B2 (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | 作業機の懸架装置及び作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7157469B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4007735A1 (de) * | 1990-03-10 | 1991-09-12 | Claas Saulgau Gmbh | Landwirtschaftliche arbeitsmaschine zum frontanbau an schlepper |
US6125619A (en) * | 1997-05-06 | 2000-10-03 | Kuhn S.A. | Implement or machine comprising a working unit articulated to a carrying structure, and method of articulation |
EP2151155A1 (en) * | 2008-08-04 | 2010-02-10 | BCS S.p.A. | Improved front mower group for tractors |
-
2020
- 2020-06-02 JP JP2020096455A patent/JP7157469B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4007735A1 (de) * | 1990-03-10 | 1991-09-12 | Claas Saulgau Gmbh | Landwirtschaftliche arbeitsmaschine zum frontanbau an schlepper |
US6125619A (en) * | 1997-05-06 | 2000-10-03 | Kuhn S.A. | Implement or machine comprising a working unit articulated to a carrying structure, and method of articulation |
EP2151155A1 (en) * | 2008-08-04 | 2010-02-10 | BCS S.p.A. | Improved front mower group for tractors |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7157469B2 (ja) | 2022-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5392540A (en) | Mounting apparatus for a bridge of a trenching machine | |
KR100956995B1 (ko) | 산림장비 및 굴삭기용 레벨링 장치 | |
US6105682A (en) | Apparatus for controlling an earthworking implement having four degrees of freedom | |
KR20200091645A (ko) | 농기계의 윤거 조절장치 | |
JPH09205849A (ja) | 作業車両用の作業装置 | |
JP4690012B2 (ja) | リッパ装置 | |
JP5950753B2 (ja) | 均平作業機 | |
JP2021185864A (ja) | 作業機の懸架装置及び作業機 | |
KR102023389B1 (ko) | 트랙터용 3점 히치장치 | |
JP5763311B2 (ja) | 草刈機 | |
JPS5933230Y2 (ja) | 作業機昇降機構 | |
JP7161761B2 (ja) | 畦塗り機 | |
JP3635328B2 (ja) | 1条植え移植機の補助車輪装置 | |
JP2019154315A (ja) | 苗植付装置 | |
JP7185922B2 (ja) | 畦塗り機 | |
JP7370063B2 (ja) | 着脱機構及び着脱機構を備えた作業機 | |
JPS6159682B2 (ja) | ||
JP6598133B1 (ja) | 草刈り機及び走行体 | |
JP7545555B2 (ja) | 不整地移動装置とその制御方法 | |
JPS5933205Y2 (ja) | トツプリンク取付装置 | |
JPH10327601A (ja) | プラウ作業機 | |
JP2007053982A (ja) | 畦形成機 | |
EP3498921A1 (en) | Implement adjustment assembly for a work vehicle | |
JPS6029848Y2 (ja) | 湿田作業機 | |
JP2024151746A (ja) | 作業機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210810 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20211006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220520 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20220520 |
|
C11 | Written invitation by the commissioner to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11 Effective date: 20220621 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220808 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7157469 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |