JPH04122758U - リツパ装置 - Google Patents

リツパ装置

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JPH04122758U
JPH04122758U JP3686491U JP3686491U JPH04122758U JP H04122758 U JPH04122758 U JP H04122758U JP 3686491 U JP3686491 U JP 3686491U JP 3686491 U JP3686491 U JP 3686491U JP H04122758 U JPH04122758 U JP H04122758U
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bracket
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cylinder
ripper
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JP3686491U
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孝夫 山下
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株式会社小松製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リッパの作業時における視界性を良くし、か
つ部品コストを安価に、しかも横軸Ass′y等の分解
時においても、リッパ装置を取り外すことなく行えるよ
うにしたもの。 【構成】 ブルド−ザの車体後部1に設けたブラケット
2の下部2aと、シャンク4を備えたビ−ム3との間に
主ア−ム5を結合し、該ブラケット2の上部2bと該ビ
−ム3の上部3aとの間には、該主ア−ム5に平行にチ
ルトシリンダ6を装着して四節リンクを形成し、この四
節リンク内のブラケット2およびビ−ム3間にリフトシ
リンダ7を装着したリッパ装置において、ブラケット2
の上部2bを車体後部フレ−ム8高さよりも低くすると
共に、そのブラケット2の上部2bに設けたチルトシリ
ンダ6のボトム側基端6aに、リフトシリンダ7のボト
ム側基端7aを並列して同一のピン9により枢着したも
の。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はブルド−ザの後方作業機であるリッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から使用されているリッパ装置は例えば、図4および図5に示すように、 ブルド−ザの車体フレ−ム21の後方にブラケット22を装着し、このブラケッ ト22の左右の下側に主ア−ム23の一端をピン24により枢着し、他端をビ− ム25の中間部にピン26により枢着すると共に、ブラケット22の上部からビ −ム25の上部にかけて、前記主ア−ム23に平行にチルトシリンダ27のボト ム側の基端とロッド先端とをそれぞれピン28,29により結合して四節リンク を形成し、さらに前記ブラケット22のピン28の近傍からビ−ム25の前記ピ ン26の近傍にかけてリフトシリンダ30のボトム側の基端とロッド先端とをそ れぞれピン31,32により結合した構造のものが知られている。図中、33は シヤンク、34はポイント、35はポイントの刃先である。そしてこの場合、上 面から見るとリフトシリンダ30はチルトシリンダ27とはボトム側の基端が同 一垂直面に位置して重なるように設けられている。このような構造により、リフ トシリンダ30の伸縮に応じて、シヤンク33はピン24を回動支点として昇降 し、テルトシリンダ27を伸縮すればシャンク33が前後動するようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来の構造では、ブラケット22には上述のようにピン28,3 1,24が縦列に別々に配置されており、しかもリッパ装置そのものが車体フレ −ム面よりも高く設けられており、リフトシリンダ30の上方にチルトシリンダ 27を配置する関係からリフト力を確保しようとするとチルトシリンダが高く設 定されるため、ブラケット22の高さも当然高くする必要がある。しかし高くす るとつぎのような問題点が生ずる。 オペレ−タの後方視界性は車体中央部にあ る主ア−ム23の外側からシヤンク33の先端のポイント34を見ることにより 対処しているが、三本シヤンクの場合は外側のシヤンク付近の確認ができない。 また、一本シヤンクの場合は視界性の点で崖淵の作業では危険である。 部品コ ストにおいてはブラケット22の片側だけで3軸(前記ピン24,28,31) となるため、3本のピンが必要となりその加工費が増大する。 修理性において は、車体側後部に内蔵されている横軸Ass′y等の分解時、上部にある燃料タ ンク36を車体フレ−ム21に沿って後方に移動させることが行われるが、後方 にリッパ装置が上述のように車体フレ−ムよりも高い位置に装着されているので これも取外ずさなければならず大掛かりとなる。
【0004】 本考案はこれに鑑み、リッパの作業時における視界性を良くし、かつ部品コス トを安価に、しかも横軸Ass′y等の分解時においても、リッパ装置を取り外 すことなく行えるようにしたリッパ装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を 図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案は、ブルド−ザの車体後部 に設けたブラケットの下部と、シャンクを備えたビ−ムとの間に主ア−ムを結合 し、該ブラケットの上部と該ビ−ムの上部との間には、該主ア−ムに平行にチル トシリンダを装着して四節リンクを形成し、この四節リンク内のブラケットおよ びビ−ム間にリフトシリンダを装着したリッパ装置において、前記ブラケットの 上部を車体フレ−ム高さよりも低くすると共に、そのブラケットの上部に設けた 前記チルトシリンダのボトム側基端に、前記リフトシリンダのボトム側基端を並 列して同一のピンにより枢着したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、チルトシリンダとリフトシリンダのブラケット側の取付け 高さを同一としたために、後方視界性が良くなり、かつ車体に装着するブラケッ ト高さも低く設定できる。
【0007】
【実施例】
図1乃至図3は本考案にかかるリッパ装置の一実施例を示す。
【0008】 本考案は、ブルド−ザの車体後部1に設けたブラケット2の下部2aと、シャ ンク4を備えたビ−ム3との間に主ア−ム5を結合し、該ブラケット2の上部2 bと該ビ−ム3の上部3aとの間には、該主ア−ム5に平行にチルトシリンダ6 を装着して四節リンクを形成し、この四節リンク内のブラケット2およびビ−ム 3間にリフトシリンダ7を装着したリッパ装置において、前記ブラケット2の上 部2bを車体後部フレ−ム8高さよりも低くすると共に、そのブラケット2の上 部2bに設けた前記チルトシリンダ6のボトム側基端6aに、前記リフトシリン ダ7のボトム側基端7aを並列して同一のピン9により枢着したもので構成され ている。
【0009】 車体後部1フレ−ム8の上面には燃料タンク10が設けられ、燃料タンク10 の上部にはオペレ−タキャブ11を取付けるためのフロアフレ−ム12が一部カ −バするように取付けられている。車体後部1の後面には適宜幅のブラケット2 がボルト2c等により取付けられ、ブラケット2の左右の下部2aには左右一対 の主ア−ム5の前端がピン13により枢着されている。主ア−ム5の後端は前記 ビ−ム3にピン14により枢着されており、ビ−ム3の周りには下部にシャンク 4が取付けられ、シャンク4の先端にはリッパポイント15が設けられている。 図3は三本シャンクの場合を示す。ブラケット2の上部2bにはチルトシリンダ 6のボトム側基端6a(内側)とリフトシリンダ7のボトム側基端7a(外側) とが同一ピン9により並列に取付けられ、それぞれのロッド先端6bはビ−ム3 の上部とピン16により、7bはビ−ム3の主ア−ム5のピン14の近傍にピン 17により枢着されている。このような構造によりチルトシリンダ6、およびリ フトシリンダ7を伸縮させると、図1に2点鎖線で示すような位置までリッパ装 置が上下することになる。図中、18は車体側の履帯を示す。
【0010】 つぎに本考案の作用を説明する。まず、掘削作業時において、オペレ−タのア イポイントは図1および図3に示す位置にあり、この位置からオペレ−タはリッ パポイント15を遮るものなく見ることができる。これに対して従来装置におい ては図4および図5に示すようにリフトシリンダ30がリッパポイント34の視 界を邪魔しており、見え難い状態となっている。したがって本考案では視界性が 向上する。また、車体後部1に内蔵された図示しない横軸Ass′y等の分解時 には、燃料タンク10を図示しないクレ−ン等により吊り、2点鎖線で示す位置 に段階的に後方かつ上方に移動させながら、車体外の位置に吊り下ろす。この場 合、本考案のリッパ装置は車体後部フレ−ム8よりも低く設置されているから燃 料タンク10の後方移動に対しては何等支障がない。したがってリッパ装置はこ の場合取り外すことなく、横軸Ass′y等の分解ができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、ブルド−ザの車体後部に設けたブラケットの下 部と、シャンクを備えたビ−ムとの間に主ア−ムを結合し、該ブラケットの上部 と該ビ−ムの上部との間には、該主ア−ムに平行にチルトシリンダを装着して四 節リンクを形成し、この四節リンク内のブラケットおよびビ−ム間にリフトシリ ンダを装着したリッパ装置において、前記ブラケットの上部を車体フレ−ム高さ よりも低くすると共に、そのブラケットの上部に設けた前記チルトシリンダのボ トム側基端に、前記リフトシリンダのボトム側基端を並列して同一のピンにより 枢着したから、掘削開始時の後方視界確認が可能となり、また、従来装置よりピ ン1本が省略された構造のため、ピン孔の加工がその分不要となり、したがって 低価格の提供が可能となる。さらに、横軸Ass′yの分解時においても、リッ パ装置は取外さなくても分解が可能となるため、分解時間を大幅に短縮できる等 の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるリッパ装置の側面の一実施例を
示す説明図である。
【図2】図1の平面の一部破断した状態を示す説明図で
ある。
【図3】図1の背面の一部破断した状態を示す説明図で
ある。
【図4】従来のリッパ装置の側面の説明図である。
【図5】図4の背面の一部破断した状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 車体後部 2 ブラケット 2a 下部 2b 上部 3 ビ−ム 3a 上部 4 シャンク 5 主ア−ム 6 チルトシリンダ 6a ボトム側基端 7 リフトシリンダ 7a ボトム側基端 8 車体後部フレ−ム 9 ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブルド−ザの車体後部に設けたブラケッ
    トの下部と、シャンクを備えたビ−ムとの間に主ア−ム
    を結合し、該ブラケットの上部と該ビ−ムの上部との間
    には、該主ア−ムに平行にチルトシリンダを装着して四
    節リンクを形成し、この四節リンク内のブラケットおよ
    びビ−ム間にリフトシリンダを装着したリッパ装置にお
    いて、前記ブラケットの上部を車体フレ−ム高さよりも
    低くすると共に、そのブラケットの上部に設けた前記チ
    ルトシリンダのボトム側基端に、前記リフトシリンダの
    ボトム側基端を並列して同一のピンにより枢着したこと
    を特徴とするリッパ装置。
JP3686491U 1991-04-24 1991-04-24 リッパ装置 Expired - Lifetime JP2544731Y2 (ja)

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