JPH0745648Y2 - ドーザ装置 - Google Patents
ドーザ装置Info
- Publication number
- JPH0745648Y2 JPH0745648Y2 JP14729189U JP14729189U JPH0745648Y2 JP H0745648 Y2 JPH0745648 Y2 JP H0745648Y2 JP 14729189 U JP14729189 U JP 14729189U JP 14729189 U JP14729189 U JP 14729189U JP H0745648 Y2 JPH0745648 Y2 JP H0745648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing bracket
- cylinder
- vehicle body
- dozer
- swing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として上部旋回式又は上部非旋回式小型シ
ョベルに装備するドーザ装置に関する。
ョベルに装備するドーザ装置に関する。
従来の技術 第４図は、従来技術の小型ショベル１の切欠き側面図で
ある。図において、２は車体、2aは車体２の上部側車
体、2bは下部側車体、３は上部側車体2aの前部に突設し
たスイングブラケット８取付用の取付部、６はクロー
ラ、７はスイングシリンダ、９は作業アタッチメント、
10は作業アタッチメント９のブーム、11はブームシリン
ダ、12はドーザ装置、13はドーザ装置12の排土板、14は
排土板13に固定したアーム、15はドーザシリンダであ
る。第４図に示すように小型ショベル１では、車体２を
構成している上部側車体2aと下部側車体2bのうち、上部
側車体2aの前部にスイングブラケット８取付用の取付部
３を突設し、その取付部３に対して左右回動自在にスイ
ングブラケット８を連結し、そのスイングブラケット８
を、上部側車体2aに配設したスイングシリンダ７によっ
て駆動するようにし、また上記スイングブラケット８に
ブーム10及びブームシリンダ11のそれぞれ基端部を連結
し、上記ブームシリンダ11の伸縮操作によりブーム10を
上下方向へ回動するようにしている。
ある。図において、２は車体、2aは車体２の上部側車
体、2bは下部側車体、３は上部側車体2aの前部に突設し
たスイングブラケット８取付用の取付部、６はクロー
ラ、７はスイングシリンダ、９は作業アタッチメント、
10は作業アタッチメント９のブーム、11はブームシリン
ダ、12はドーザ装置、13はドーザ装置12の排土板、14は
排土板13に固定したアーム、15はドーザシリンダであ
る。第４図に示すように小型ショベル１では、車体２を
構成している上部側車体2aと下部側車体2bのうち、上部
側車体2aの前部にスイングブラケット８取付用の取付部
３を突設し、その取付部３に対して左右回動自在にスイ
ングブラケット８を連結し、そのスイングブラケット８
を、上部側車体2aに配設したスイングシリンダ７によっ
て駆動するようにし、また上記スイングブラケット８に
ブーム10及びブームシリンダ11のそれぞれ基端部を連結
し、上記ブームシリンダ11の伸縮操作によりブーム10を
上下方向へ回動するようにしている。
小型ショベルにてドーザ作業を行うときには、ドーザシ
リンダ15を伸縮操作することにより排土板13を上下方向
（第４図における矢印イの方向）に回動調整することが
できる。また、ドーザ作業を行わないときにはドーザシ
リンダ15を縮小させて、排土板13を持上げ状態に保持す
るようにしている。
リンダ15を伸縮操作することにより排土板13を上下方向
（第４図における矢印イの方向）に回動調整することが
できる。また、ドーザ作業を行わないときにはドーザシ
リンダ15を縮小させて、排土板13を持上げ状態に保持す
るようにしている。
考案が解決しようとする課題 従来技術の小型ショベルでは、主としてコスト上の理由
により、排土板を車体の下部フレーム（第４図における
符号ロの部分）に対して上下方向に回動自在に取付け、
ドーザシリンダの操作により排土板を昇降回動させるよ
うにしている。したがって排土板が左右方向のスイング
作動を行わないので、小型ショベルによる狭隘な場所で
の除雪あるいは土砂運搬作業などが困難であった。
により、排土板を車体の下部フレーム（第４図における
符号ロの部分）に対して上下方向に回動自在に取付け、
ドーザシリンダの操作により排土板を昇降回動させるよ
うにしている。したがって排土板が左右方向のスイング
作動を行わないので、小型ショベルによる狭隘な場所で
の除雪あるいは土砂運搬作業などが困難であった。
この考案は上記の課題を解決し、小型ショベルのスイン
グブラケットに設けたスイング作動可能なドーザ装置を
提供することを目的とする。
グブラケットに設けたスイング作動可能なドーザ装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 イ．本考案では、車体を構成している上部側車体と下部
側車体のうち、上部側車体の前部にスイングブラケット
取付用の取付部を突設し、その取付部に対して左右回動
自在にスイングブラケットを連結し、そのスイングブラ
ケットを、上部側車体に配設したスイングシリンダによ
って駆動するようにし、また上記スイングブラケットに
ブーム及びブームシリンダのそれぞれ基端部を連結し、
上記ブームシリンダの伸縮操作によりブームを上下方向
へ回動するようにした小型ショベルにおいて、 ロ．スイングブラケットの前側に平行リンクを介して排
土板を設け、その排土板を上下方向に移動自在に取付け
るとともに、 ハ．排土板昇降用のドーザシリンダをスイングブラケッ
トと排土板との間に介設して構成した。
側車体のうち、上部側車体の前部にスイングブラケット
取付用の取付部を突設し、その取付部に対して左右回動
自在にスイングブラケットを連結し、そのスイングブラ
ケットを、上部側車体に配設したスイングシリンダによ
って駆動するようにし、また上記スイングブラケットに
ブーム及びブームシリンダのそれぞれ基端部を連結し、
上記ブームシリンダの伸縮操作によりブームを上下方向
へ回動するようにした小型ショベルにおいて、 ロ．スイングブラケットの前側に平行リンクを介して排
土板を設け、その排土板を上下方向に移動自在に取付け
るとともに、 ハ．排土板昇降用のドーザシリンダをスイングブラケッ
トと排土板との間に介設して構成した。
作用 イ．スイングブラケットに対して排土板、ドーザシリン
ダなどを取付けるようにしたので、スイングシリンダを
操作することにより排土板を左右にスイング作動させる
ことができる。
ダなどを取付けるようにしたので、スイングシリンダを
操作することにより排土板を左右にスイング作動させる
ことができる。
ロ．スイングブラケットと排土板とを平行リンクを介し
て連結したので、ドーザシリンダを操作することにより
排土板を上下方向に安定して平行移動させることができ
る。
て連結したので、ドーザシリンダを操作することにより
排土板を上下方向に安定して平行移動させることができ
る。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第１図は、この考案にかかるドーザ装置16を装備し
た小型ショベルの要部側面図である。図において、従来
技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を
付す。17はスイングブラケット、18は平行リンク、19は
排土板、20はドーザシリンダである。第２図は、第１図
のA-Aより見た平面図である。図において、21は車体２
前部の取付部３に対してスイングブラケット17を枢支す
るたて軸である。
る。第１図は、この考案にかかるドーザ装置16を装備し
た小型ショベルの要部側面図である。図において、従来
技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を
付す。17はスイングブラケット、18は平行リンク、19は
排土板、20はドーザシリンダである。第２図は、第１図
のA-Aより見た平面図である。図において、21は車体２
前部の取付部３に対してスイングブラケット17を枢支す
るたて軸である。
次に、この考案にかかるドーザ装置16の構成を第１図お
よび第２図について述べる。スイングブラケット17の前
側に平行リンク18を介して排土板19を設け、その排土板
19を上下方向に平行移動自在に取付けた。それととも
に、排土板19昇降用のドーザシリンダ20をスイングブラ
ケット17と排土板19との間に介設して構成した。
よび第２図について述べる。スイングブラケット17の前
側に平行リンク18を介して排土板19を設け、その排土板
19を上下方向に平行移動自在に取付けた。それととも
に、排土板19昇降用のドーザシリンダ20をスイングブラ
ケット17と排土板19との間に介設して構成した。
次に、この考案にかかるドーザ装置16の作用機能につい
て述べる。スイングブラケット17に対して排土板19,ド
ーザシリンダ20,平行リンク18を取付けるようにしたの
で、スイングシリンダ７を操作することにより排土板19
を第２図のように、たて軸21を回動中心としてたとえば
右方向に角度α，左方向に角度βの範囲で、スイング作
動させることができる。またスイングブラケット17と排
土板19とを平行リンク18を介して連結したので、ドーザ
シリンダ20を操作することにより排土板19を上下方向に
平行移動させることができる。第３図は、ドーザシリン
ダ20を伸長せしめた状態のドーザ装置16を示す側面図で
ある。ドーザシリンダ20を伸長操作することにより、排
土板19の下端縁部ハを地面より寸法ｈの高さに上昇させ
ることができる。
て述べる。スイングブラケット17に対して排土板19,ド
ーザシリンダ20,平行リンク18を取付けるようにしたの
で、スイングシリンダ７を操作することにより排土板19
を第２図のように、たて軸21を回動中心としてたとえば
右方向に角度α，左方向に角度βの範囲で、スイング作
動させることができる。またスイングブラケット17と排
土板19とを平行リンク18を介して連結したので、ドーザ
シリンダ20を操作することにより排土板19を上下方向に
平行移動させることができる。第３図は、ドーザシリン
ダ20を伸長せしめた状態のドーザ装置16を示す側面図で
ある。ドーザシリンダ20を伸長操作することにより、排
土板19の下端縁部ハを地面より寸法ｈの高さに上昇させ
ることができる。
考案の効果 この考案にかかるドーザ装置では、スイングブラケット
の前側に平行リンクを介して排土板を取付けるととも
に、ドーザシリンダをスイングブラケットと排土板との
間に介設した。そこでスイングシリンダを操作すること
により、排土板を左右にスイング作動させることができ
る。またドーザシリンダを操作することにより、排土板
を上下方向に安定して平行移動させることができる。
の前側に平行リンクを介して排土板を取付けるととも
に、ドーザシリンダをスイングブラケットと排土板との
間に介設した。そこでスイングシリンダを操作すること
により、排土板を左右にスイング作動させることができ
る。またドーザシリンダを操作することにより、排土板
を上下方向に安定して平行移動させることができる。
したがってこの考案にかかるドーザ装置をそなえた小型
ショベルでは、たとえ狭隘な現場でも除雪あるいは土砂
運搬などの作業を容易とし、その作業性や機能性を向上
させる。
ショベルでは、たとえ狭隘な現場でも除雪あるいは土砂
運搬などの作業を容易とし、その作業性や機能性を向上
させる。
第１図はこの考案にかかるドーザ装置を装備した小型シ
ョベルの要部側面図、第２図は第１図のA-Aより見た平
面図、第３図はドーザシリンダを伸長せしめたこの考案
のドーザ装置を示す側面図、第４図は従来技術のドーザ
装置をそなえた小型ショベルの切欠き側面図である。 １……小型ショベル ２……車体 ７……スイングシリンダ 8,17……スイングブラケット 10……ブーム 12,16……ドーザ装置 13,19……排土板 15,20……ドーザシリンダ 18……平行リンク
ョベルの要部側面図、第２図は第１図のA-Aより見た平
面図、第３図はドーザシリンダを伸長せしめたこの考案
のドーザ装置を示す側面図、第４図は従来技術のドーザ
装置をそなえた小型ショベルの切欠き側面図である。 １……小型ショベル ２……車体 ７……スイングシリンダ 8,17……スイングブラケット 10……ブーム 12,16……ドーザ装置 13,19……排土板 15,20……ドーザシリンダ 18……平行リンク
Claims (1)
- 【請求項１】車体を構成している上部側車体と下部側車
体のうち、上部側車体の前部にスイングブラケット取付
用の取付部を突設し、その取付部に対して左右回動自在
にスイングブラケットを連結し、そのスイングブラケッ
トを、上部側車体に配設したスイングシリンダによって
駆動するようにし、また上記スイングブラケットにブー
ム及びブームシリンダのそれぞれ基端部を連結し、上記
ブームシリンダの伸縮操作によりブームを上下方向へ回
動するようにした小型ショベルにおいて、スイングブラ
ケットの前側に平行リンクを介して排土板を設け、その
排土板を上下方向に平行移動自在に取付けるとともに、
排土板昇降用のドーザシリンダをスイングブラケットと
排土板との間に介設して構成したことを特徴とするドー
ザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14729189U JPH0745648Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ドーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14729189U JPH0745648Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ドーザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386150U JPH0386150U (ja) | 1991-08-30 |
| JPH0745648Y2 true JPH0745648Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31693815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14729189U Expired - Lifetime JPH0745648Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ドーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745648Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP14729189U patent/JPH0745648Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0386150U (ja) | 1991-08-30 |
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