JPH0516296Y2 - - Google Patents

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JPH0516296Y2
JPH0516296Y2 JP12368788U JP12368788U JPH0516296Y2 JP H0516296 Y2 JPH0516296 Y2 JP H0516296Y2 JP 12368788 U JP12368788 U JP 12368788U JP 12368788 U JP12368788 U JP 12368788U JP H0516296 Y2 JPH0516296 Y2 JP H0516296Y2
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removal plate
earth removal
hydraulic excavator
bucket
arm
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧シヨベルに取付けられ、静地に
使用される排土板アタツチメントに関するもので
ある。
(従来の技術) 第4図に示されるように、クローラ11によつ
て移動する油圧シヨベルは、上部施回体12にブ
ーム13が設けられ、このブーム13にアーム1
4が設けられ、このアーム14の先端にバケツト
15が設けられている。
従来は、この油圧シヨベルのバケツト15で路
面を均し、機体の重さを利用してクローラ11で
路面を締め固めながら、整地を行つている。すな
わち、クローラ11で路面を踏んで締め固める前
に、上部旋回体12を旋回させて路面の凹凸をバ
ケツト15で均すとともに、このバケツト15で
余分な土砂を左右のクローラ11の下に掻寄せる
ようにしている(旋回横均し作業)。
(考案が解決しようとする課題) この旋回横均し作業では、土の抵抗でバケツト
15を介してアーム14やブーム13等のフロン
ト構造物に横荷重がかかるが、これらの構造物は
構造上、横荷重に対して強度的に弱いため、破損
しやすい。
また、走行しながら旋回横均し作業を行うこと
は、油圧シヨベルの油圧回路によつては不可能な
場合があり、そのような場合は、旋回整地作業と
走行とを交互に単独で実施しなければならず、操
作が繁雑である。また、走行と旋回の同時操作が
可能な油圧シヨベル(走行直進回路付き油圧シヨ
ベル)においても、走行しながら旋回横均しい作
業を行うには、旋回と走行に関する繁雑な連動操
作を行わなければならず、相当の熟練を要する。
本考案は、クローラで路面を締め固める前に路
面を整地するため、バケツトの代りに油圧シヨベ
ルに排土板アタツチメントを取付け、走行するこ
とにより、その排土板アタツチメントで路面の凹
凸を均し、土砂を左右のクローラの下に掻寄せる
ようにすることで、従来の旋回横均し作業等の繁
雑な操作を省くことを目的とする。
〔考案の効果〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、油圧シヨベルのアーム14の先端に
バケツトに代えて取付けられる排土板アタツチメ
ント31であつて、下部に刃先38が設けられた
一対の排土板本体32が先端から左右後方に向か
つて開拡状に形成され、この各排土板本体32の
側端33がクローラ11の前方まで延出され、油
圧シヨベルの車体42との間に設けられた連結棒
41によつて排土板本体32にかかる反進行方向
の荷重が支持される排土板アタツチメントであ
る。
(作用) 本考案は、排土板本体32の刃先38によつて
路面の凹凸を均し、刃先38で削り取つた土砂を
排土板本体32によつて左右のクローラ11の前
方へ掻寄せ、機体の重さを利用してクローラ11
で路面を締め固める。したがって、走行操作で整
地作業を行なえる。
(実施例) 以下、本考案を第1図乃至第3図に示される実
施例を参照して詳細に説明する。なお、第4図に
示された従来例と同一の部分には同一符号を付し
て、その説明を省略する。
第1図に示されるように、上部旋回体12とブ
ーム13との間にブームシリンダ21が設けら
れ、ブーム13とアーム14との間にアームシリ
ンダ22が設けられ、そして、アーム14にバケ
ツトシリンダ23が設けられている。このバケツ
トシリンダ23のピストンロツド先端はバケツト
チルト操作用のストラツプ24に連結されてい
る。
油圧シヨベルのアーム14の先端に本来のバケ
ツトに代えて排土板アタツチメント31が取付け
られている。第2図に示されるように、この排土
板アタツチメント31は、一対の排土板本体32
が先端から左右後方に向かつて開拡状の∧形に溶
接付されて形成され、この各排土板本体32の側
端33がクローラ11の前方まで延出され、さら
に、両側の排土板本体32の間にフレーム34が
溶接付され、このフレーム34に上方に突出され
た一対の耳部35が溶接付され、この耳部35の
上部がピン36によつてアーム14の先端に回動
自在に軸着され、耳部35の下部がピン37によ
つて前記ストラツプ24の先端に回動自在に軸着
されている。前記排土板本体32の下部には全長
にわたつて刃先38が設けられている。
前記排土板本体32にかかる反進行方向の荷重
は、一対の連結棒41によつて支持される。すな
わち、整地作業時の土の抵抗等によりバケツトシ
リンダ23等に無理な力がかからないように、左
右一対の連結棒41により油圧シヨベルの車体と
排土板アタツチメント31のフレーム34とが連
結される。第3図に示されるように、この連結棒
41の一端は、油圧シヨベルの車体42に設けら
れた連結部43にピン44によつて軸着され、ま
た、連結棒41の他端は、排土板アタツチメント
31のフレーム34に設けられた連結部45にピ
ン46によつて連結されている。ピン44,46
は、いずれも左右方向に挿入されており、このた
め、連結棒41はピン44,46を支点として上
下方向に回動し得る。
次に、この実施例の作用を説明する。
クローラ11の走行力により、排土板本体32
の刃先38によつて路面の凹凸を均しながら、刃
先38で削り取つた土砂を左右の排土板本体32
によつて左右のクローラ11の前方へ掻寄せ、ク
ローラ11でその土砂を踏むことにより、機体の
重さを利用して路面を締め固め、整地する。
前記排土板本体32の刃先38の角度はバケツ
トシリンダ23により変えることができ、また、
その刃先38の路面の削り深さは、ブームシリン
ダ21およびアームシリンダ22等により調整で
きる。
なお、この排土板アタツチメント31を取付け
て作業するときは、旋回ロツク装置(一般的に運
転席でオン・オフ操作できる)を働かせて、車体
42に対し上部旋回体12が旋回するおそれを防
止し、ブーム13、アーム14等が旋回しないよ
うにする。
〔考案の効果〕
本考案によれば、下部に刃先が設けられた一対
の排土板本体が先端から左右後方に向かつて開拡
状に形成され、この各排土板本体の側端がクロー
ラの前方まで延出された排土板アタツチメント
を、油圧シヨベルのアーム先端にバケツトに代え
て取付けたから、従来のように旋回横均し作業を
行わなくても整地作業ができ、フロント構造物へ
の横荷重による悪影響を防止できる。また、旋回
および走行の交互操作や連動操作のような煩わし
い操作をしなくても、走行操作のみで整地作業を
自動的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の排土板アタツチメントを取付
けて走行整地作業を行つている油圧シヨベルの側
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
はその連結棒の取付状態を示す側面図、第4図は
従来の旋回横均し作業を伴う走行整地作業を行つ
ている油圧シヨベルの平面図である。 11……クローラ、14……アーム、31……
排土板アタツチメント、32……排土板本体、3
3……側端、38……刃先、41……連結棒、4
2……車体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧シヨベルのアームの先端にバケツトに代え
    て取付けられる排土板アタツチメントであつて、
    下部に刃先が設けられた一対の排土板本体が先端
    から左右後方に向かつて開拡状に形成され、この
    各排土板本体の側端がクローラの前方まで延出さ
    れ、油圧シヨベルの車体との間に設けられた連結
    棒によつて排土板本体にかかる反進行方向の荷重
    が支持されることを特徴とする排土板アタツチメ
    ント。
JP12368788U 1988-09-21 1988-09-21 Expired - Lifetime JPH0516296Y2 (ja)

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JPH0247249U JPH0247249U (ja) 1990-03-30
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