JPS6231468Y2 - - Google Patents

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JPS6231468Y2
JPS6231468Y2 JP1982012916U JP1291682U JPS6231468Y2 JP S6231468 Y2 JPS6231468 Y2 JP S6231468Y2 JP 1982012916 U JP1982012916 U JP 1982012916U JP 1291682 U JP1291682 U JP 1291682U JP S6231468 Y2 JPS6231468 Y2 JP S6231468Y2
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JP
Japan
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lift lever
working
boom
lever
body frame
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JP1982012916U
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JPS58120247U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は旋回作業車両の作業腕機構に関するも
のである。
従来公知の油圧パワーシヨベル等の旋回作業車
両の作業腕機構における問題点としては下記の点
がある。
(1) 作業腕機構が車両の前方へ飛びでているので
走行時の車体バランスが不安定であり、車両前
方に装置した排土板を用いてのドーザ作業を迅
速にできない。
(2) 作業腕機構が車両の前方へ飛びでているので
車両の全長が長くなり、必要以上に荷台の長い
トラツク輸送を要する。
(3) 作業腕機構は垂直方向面内の揺動運動しか得
られなく作業腕機構全体を傾けての傾斜方向揺
動運動による斜溝掘削をできない。
(4) 作業腕機構は垂直方向面内の揺動運動である
ために法面の成形掘削は法面と直交する方向に
作業腕機構を向わせて作業腕の先端を法面に沿
う直線運動となるように作業腕の関節運動制御
をしている。このことは制御操作に熟練を要す
る。
(5) 作業腕機構の揺動基部は旋回体フレームに固
定されていて、旋回体フレームの旋回移動によ
り掘削作業位置から放出位置へと作業腕機構が
運搬されるようになつているが、旋回体フレー
ムが障害物に接触して旋回しえない場合はバケ
ツトにて掘削した土砂を放出位置へ運搬できず
パワーシヨベルの使用に制限がある。
(6) 作業腕機構は固定の定置位置を中心に垂直方
向面内を揺動運動されるため地表面下への最大
掘削溝深さは作業腕機構を構成するブーム、ア
ーム等の長さによつて定まりそれ以上の掘削溝
深さを得られない。
一方掘削溝深さの調節はブームシリンダのロツ
ド縮小ストロークを制御してブーム下降量を制限
することにより得るがマニアル操作制御の場合は
常時定位置にブーム下降を制限する再現性がなく
平坦な溝底の連続掘削ができない。
本考案は前記問題点の改良をはかつた旋回作業
車両の作業腕機構を提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
10は本考案に係る作業腕機構を装備した旋回
作業車両を示す。(無限軌道走行装置以外にホイ
ール走行装置でもよい) 11は旋回体フレームを示し、下部走行装置1
2の図示しないシヤシフレームに置いてある旋回
輪部分13へ回転自在に組付けてある。
旋回体フレーム11には既知の手段と異ならせ
て、運転室、機関15及びタンク類16等を旋回
体フレーム11の巾方向端側へ分けて配置のうえ
中央部分に長手方向の空間17を設けてある。
前述の空間17は包括的に18で示す作業腕機
構の設置箇所にしてある。
この作業腕機構18は回転台19を持つ移動リ
ンク機構部分20と前記回転台19に結合した作
業リンク機構部分21からなる。
移動リンク機構部分20は旋回体フレーム11
の空間17に固設したブラケツト22へ一端を回
転自在にシヤフト23結合せしめたリフトレバ2
4と、該リフトレバ24の揺動中心である前記シ
ヤフト23の両端へ左右一対のレバ25,25′
を共軸に結合するとともに、該レバ25,25′
の一端と旋回体フレーム11間とに一対の複動液
圧ジヤツキ26,26′を、及び該レバ25,2
5′の他端と前記リフトレバ24間とに一対の複
動液圧ジヤツキ27,27′を配置して複動液圧
ジヤツキ26,26′によりレバ25,25′に回
転運動を加え、該回転運動をして複動液圧ジヤツ
キ27,27′をかいしリフトレバ24の第一の
揺動運動を得、複動液圧ジヤツキ26,26′を
固定して複動液圧ジヤツキ27,27′の伸縮に
よりリフトレバ24の第2の揺動運動を得られる
ようにした駆動装置と、リフトレバ24の他端に
シヤフト28結合した回転受台19aに対して旋
回自在で、かつ回転駆動モータ29、スイベルジ
ヨイント30を含む回転台19と、該回転台19
の姿勢を変更すべくリフトレバ24間とに配置し
た姿勢変更部材31とから構成してある。
作業リンク機構部分21はブーム32、アーム
33及び作業機34を関節結合しそれぞれにブー
ムシリンダ35、アームシリンダ36、作業機シ
リンダ37等を含むリンク機構により構成してあ
つて前記回転台19のブラケツト38へブーム3
2の基部をシヤフト39により結合し、ブームシ
リンダ35の基部をシヤフト40により結合して
前記移動リンク機構部分20とは独立して動き得
るようにしてある。
本考案は以上のようにしたから、列記した従来
技術の問題点に対しつぎのように解消することが
できる。
(1) 走行時の車体バランス安定化について 本考案による作業腕機構18は移動リンク機構
部分20を第3図に示すように倒すことのよつ
て、車体上方に格納することができるので排土板
41を用いての迅速作業をしても支障は少ない。
前述の格納は、第1図に示すような状態にある
とき、複動液圧ジヤツキ27,27′を縮作用す
るとリフトレバ24が時計方向へ揺動して旋回フ
レーム体11に空けた空間17位置に収められ、
作業リンク部分21のブームシリンダ35を縮め
ることによつて作業リンク部分21を車体上方へ
格納しうる。
(2) トラツク輸送時の全長短縮化について 第3図に示すごとくすればよい。このようにす
れば車両の前後に張り出すことがないので、全長
を短かくできて荷台の短かいトラツクで輸送でき
る。
(3) 斜め溝掘削について 第4図に示すように、移動リンク機構部分20
を作業方向へ倒し、このさいに回転台19を地表
とは水平状態にせず下向きに傾斜して回転駆動モ
ータ29により作業リンク部分21を回転し作業
リンク部分21を斜めにしてやればよい。
前述の移動リンク機構部分20の作業方向への
倒しは第1図に示す状態にあるとき複動液圧ジヤ
ツキ26,26′を縮めることによつて得られ
る。
(4) 法面の掘削成形について 第5図に示すように、回転台19を姿勢変更部
材31により上向き傾斜(法面の成形角度に合わ
せて)とし、作業リンク部分21を法面に平行に
なるよう回転駆動モータ29により位置制御する
ことによつて作業リンク部分21を法面の傾斜に
沿わせて揺動するだけでよく簡易な操作で法面成
形が可能である。
5 旋回体を旋回しえないときの作業について 例えば、第2図に示すごとく作業リンク部分2
1を屈折して側溝掘削をしている場合に旋回体フ
レーム11を旋回し得ないときは、移動リンク機
構部分20を起して第6図のごとくし(回転台1
9の姿勢を姿勢制御部材31により水平姿勢制御
をして)作業リンク部分21を水平方向へ回転移
動することによつて放出位置への運搬を容易にで
きる。
(6) 掘削溝深さの調節について 移動リンク機構部分20のリフトレバ24の倒
立位置を調整することにより回転台19の地表か
らの高さを制御し作業リンク部分21の掘削溝底
に至る揺動範囲を規制してやればよい。
また、第4図、第7図に示すように回転台19
の姿勢をかえることによつて掘削溝深さをかえる
こともできる。
本考案は以上の様になり、走行時の車体バラン
スを安定化でき、安定して走行できると共に車両
全長を短かくできて短かい荷台のトラツクを用い
て輸送でき、さらには斜溝掘削及び法面成形掘削
作業を容易に行なうことができると共に、旋回体
フレーム11が旋回できない場合でも作業機34
を備えた作業リンク機構部分21を旋回でき、さ
らに掘削溝深さを容易に調整できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は全体正面図、第2図は作業リンク機構部分を
旋回させた状態の平面図、第3図乃至第7図は動
作説明図である。 11は旋回体フレーム、12は下部走行装置、
21は作業リンク機構部分、19は回転台、24
はリフトレバ、34は作業機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部走行装置12に旋回体フレーム11を旋回
    自在に装着し、該旋回体フレーム11における巾
    方向端側に運転室14、機関15等を配置して中
    央部分に空間17を形成し、該空間17にリフト
    レバ24を起伏自在に枢着すると共に、このリフ
    トレバ24の枢着部にレバ25を回転自在に支承
    し、このレバ25の一端と旋回体フレーム11と
    に亘つて移動液圧ジヤツキ26を枢着連結すると
    共に、レバ25の他端とリフトレバ24とに亘つ
    て移動液圧ジヤツキ27を枢着連結し、前記リフ
    トレバ24の先端部に回転受台19aを揺動自在
    に連結すると共に、この回転受台19aとリフト
    レバ24とに亘つて伸縮作動する姿勢変更部材3
    1を枢着連結し、かつ回転受台19aに回転台1
    9を旋回自在に支承するとともに、この回転台1
    9のブラケツト38にブーム32をブームシリン
    ダ35で揺動自在に連結し、このブーム32にア
    ーム33をアームシリンダ36で揺動自在に連結
    すると共に、このアーム33に作業機34を作業
    機シリンダ36で揺動自在に連結して作業リンク
    機構部分21としたことを特徴とする旋回作業車
    両の作業腕機構。
JP1291682U 1982-02-03 1982-02-03 旋回作業車両の作業腕機構 Granted JPS58120247U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1291682U JPS58120247U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 旋回作業車両の作業腕機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1291682U JPS58120247U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 旋回作業車両の作業腕機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58120247U JPS58120247U (ja) 1983-08-16
JPS6231468Y2 true JPS6231468Y2 (ja) 1987-08-12

Family

ID=30025457

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1291682U Granted JPS58120247U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 旋回作業車両の作業腕機構

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JP (1) JPS58120247U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539726B2 (ja) * 1992-08-28 1996-10-02 正 田口 バックホ―

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49100402U (ja) * 1972-12-19 1974-08-29

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Publication number Publication date
JPS58120247U (ja) 1983-08-16

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