JPH0512367Y2 - - Google Patents

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JPH0512367Y2
JPH0512367Y2 JP1987045680U JP4568087U JPH0512367Y2 JP H0512367 Y2 JPH0512367 Y2 JP H0512367Y2 JP 1987045680 U JP1987045680 U JP 1987045680U JP 4568087 U JP4568087 U JP 4568087U JP H0512367 Y2 JPH0512367 Y2 JP H0512367Y2
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JP
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blade
bracket
support
blades
cylinder
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、モータグレーダの作業装置におけ
る可変幅形2枚ブレードに関するものである。
(従来の技術) モータグレーダの作業効率を向上させる為、雪
質や土質の作業条件に応じて、ブレード切削幅を
変更できる可変幅形2枚ブレードは既に開発され
ており、その可変ブレードは、2枚のブレードを
前後方向に配置すると共に、左右方向にブレード
を移動可能とした構造として、軽負荷作業時に
は、油圧シリンダにより2枚のブレードを左右に
伸ばして、ブレード切削幅を長くでき、重切削時
には、車体能力に合うように2枚のブレードのい
ずれか一方を使用して短い切削幅にすることで、
作業能率向上をするようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかして上記従来のものは第7図に示すよう
に、施行条件や雪質によりブレード切削角を調整
する場合、ブレードサポートa部のナツトbを取
外して、シヤフトcを支点として、重い大きなブ
レードdを人力により角度変更する必要がある。
またその為に生じる前後ブレードの接地段差は、
後方ブレードeをシリンダfにより上下に調整す
るが、前後のブレード切削角が作業中に自由に変
えられないという不便さが生ずることや、一般の
モータグレーダより前方にブレードdが装着して
あるため、ブレード地上高が小さくなつてしま
い、特に回送時に不便であつた。
この考案は上記不具合を解決することをその目
的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、前後の2枚のブレードの切削幅を変更できる
ようにした可変幅型式の2枚の前後ブレードを有
するモータグレーダにおいて、サークルの左右両
側にそれぞれ前部支持ブラケツトと後部支持ブラ
ケツトを設け、サークルの後方にブラケツトを突
出し、上記後部支持ブラケツトにはそれぞれブラ
ケツトを突設し、前部支持ブラケツトに対して前
側のブレードサポートを、また後部支持ブラケツ
トに対して後側のブレードサポートをそれぞれ傾
動可能に取り付けると共に、左右の後部支持ブラ
ケツトを連結するシヤフトに対しセンタブラケツ
トを傾動可能に取り付け、上記後部支持ブラケツ
トに突設したブラケツトと前側のブレードサポー
トにはブレード傾動用シリンダを設け、サークル
後方のブラケツトと後側のブレードサポート、セ
ンタブラケツトにはブレード傾動用シリンダを設
け、後部支持ブラケツトに突設したブラケツトを
前側のブレードサポートよりも後方に配置して成
るもので、ブレードの傾動を油圧により自在に操
作すると共に、ブレードを傾動することにより前
後のブレードの接地段差を容易にし、しかも前後
のブレード切削角をほぼ同一にするようにすると
共に、前後のブレードの切削角をそれぞれ適切な
角度とし、施行条件や雪質に容易に対応して作業
を行うことができるようにした。
(実施例) つぎにこの考案を、第1図乃至第5図を参照し
て説明する。図中1はフレームであり、このフレ
ーム1にドローバ2の先端部がボールジヨイント
を介して連結してある。またフレーム1にはブラ
ケツト3が固設してあり、このブラケツト3にド
ローバ2を上下動する左右のリフトシリンダ4と
ドローバ2を左右方向に作動ならびに固定する左
右のシリンダ5が設けてある。
前記ドローバ2にはサークル6が旋回可能に取
付けてあり、このサークル6の左右両側にそれぞ
れ支持ブラケツト7,8が前後方向に設けられて
いる。
前記前部支持ブラケツト7にはそれぞれブレー
ドサポート9がシヤフト10で取付けてある。
ブレードサポート9には、ガイド穴11を設け
て、シヤフト10を支点としてピン12に沿つて
ブレードサポート9が傾動するように取付けてあ
る。
またブレードサポート9の上部はピン13によ
りシリンダ14のロツド15が取付けてあり、シ
リンダ14の基部は、サークル6に取付けた支持
ブラケツト8に突設したブラケツト16に対しピ
ン17で取付けてある。
またブレードサポート9には第2図に示すよう
に摺動溝18が上下に対向して形成してあり、該
摺動溝18にブレード19の背部のプレート20
が摺動可能に嵌合している。
そして第3図に示すように左右の後部支持ブラ
ケツト8の中間部にセンタブラケツト21が上記
左右支持ブラケツト8を連結するシヤフト22に
取付けてあり、センタブラケツト21はシヤフト
22を支点として傾動可能となつている。
また第4図に示すようにセンタブラケツト21
の上部にシリンダ23のロツド24がピン25で
取付けてあり、シリンダの基部は、サークル6に
突設したブラケツト26にカバー27により取付
けてある。(第2図参照) また後部支持ブラケツト8には、それぞれブレ
ードサポート31がシヤフト32で取付けてあ
り、ブレードサポート31にはガイド穴33を設
けて、シヤフト32を支点としてピン34に沿つ
てブレードサポート31が傾動するように取付け
てある。
ブレードサポート31にはブレードサポート9
と同様に摺動溝35が上下に対向して形成してあ
り、この摺動溝35にブレード29の背部のプレ
ート30が摺動可能に嵌合してある。
従つてブレード掘削角の調整はシリンダ14を
伸縮してブレードサポート9を傾動し、シリンダ
23を伸縮してセンタブラケツト21を介してブ
レードサポート31を傾動して、摺動溝18,3
5にそれぞれ背部のプレート20,30が嵌合し
ているブレード19,29が傾動することにな
る。
よつて施行条件や雪質に合わせて、ブレード1
9,29の切削角を容易に変更することができ
る。
またブレード19,29を併用する場合、サー
クル6に対して前後方向のずれがあるため、ドロ
ーバ2をさらに押し付けた場合、ブレード19,
29とドローバ2の先端主軸までの距離が違うた
め、ブレード19,29の切削深さに差が生じて
ブレード29の方が深くささる。
第5図に示すように段差Aが生ずるが、この場
合シリンダ23を伸縮して、ブレード29の切削
角を前部ブレード19の切削角に合わせる方向に
調整し、段差Aを零にすることができる。
つぎに除雪作業によるブレード及びブレード切
削角の傾動範囲について説明する。
新雪除雪には、第2図に示すようにブレード1
9,29を左右に伸ばして併用して作業が行なわ
れ、その時2枚のブレード共、雪の飛び出しが良
好なブレード切削角40°〜55°になるように、ブレ
ードを傾動して作業が行われる。
また、圧雪除雪には、第6図に示すようにブレ
ード荷重が大きくて、圧雪面に食い込みやすいブ
レード切削角80°〜90°に調整し、ブレード荷重の
大きい後方ブレード29を単独で使用し、その状
態は、後方ブレード29はシリンダ23を伸ばし
てブレード切削角を大きくし、前方ブレード19
はブレード持ち上げ高さを大きくするため、シリ
ンダ14を縮めて、ブレード19をチルトバツク
して作業が行なわれる。
従つて前方ブレード19の切削角傾動範囲を
25°〜65°と設定し、後方ブレード29の切削角傾
動範囲を25°〜90°と設定することにより、作業条
件や雪質に合わせて前後ブレード19,29の切
削角を自由に選定でき、しかも前後ブレード1
9,29の切削角をほぼ同一にして能率良く作業
することが可能とする。
また走行時にはブレード持ち上げ高さを確保す
るため、チルトバツクを利用してシリンダ14,
23を縮めてブレード19,29と路面との段差
を大きくとつて走行の安全を確保すると共に、第
3図に示すようにサークル6の旋回中心Aに対し
ブレードサポート31、前方ブレード支持ブラケ
ツト7、前方ブレード傾動シリンダ14、取付ブ
ラケツト16が道路走行車幅2.5m以内となるよ
う半径R(1.25m以下)以内にそれぞれ配設され
ているため走行姿勢が容易にとれ、車両の移動ス
ピードアツプが可能となる。
さらにこの考案の実施例のものでは、作業中に
おける異常が発生した場合は油圧の力を逃すこと
により、自動的にブレード傾動角を変化させ、回
避させることができ作業機の保護やオペレータの
衝撃緩和がはかられる。
(考案の効果) この考案は以上詳述したようにして成り、2枚
のブレードの傾動を油圧の力によつて自在に操作
でき、ブレードを傾動することによつて前後のブ
レード接地段差を容易に調整し、しかも前後のブ
レード切削角をほぼ同一にすることができる。
従つて施行条件や雪質に応じ、これに対応して
可変幅形の前後2枚のブレードの切削角傾動範囲
を設定し、かつ前後のブレードの切削角を自由に
適切な角度に選定し効率よく作業が行なえるもの
である。
また走行時にはブレードの持ち上げ高さを確保
し、ブレードの路面との段差を大きくとつて走行
の安全性を確保できると共に、車両のスピードア
ツプも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の可変幅形2枚ブレ
ードを備えたモータグレーダの側面図、第2図は
第1図側面図の詳細図、第3図は第2図方向か
らの矢視図、第4図は第3図方向からの矢視
図、第5図及び第6図は作用説明図を示し、第7
図は従来の可変幅形2枚ブレードを備えたモータ
グレーダの側面図である。 6……サークル、7……前部支持ブラケツト、
8……後部支持ブラケツト、9……ブレードサポ
ート、14……シリンダ、16……ブラケツト、
19……ブレード、21……センタブラケツト、
23……シリンダ、26……ブラケツト、29…
…ブレード、31……ブレードサポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後2枚のブレードの切削幅を変更できるよう
    にした可変幅型式の2枚の前後のブレード19,
    29を有するモータグレーダにおいて、サークル
    6の左右両側にそれぞれ前後支持ブラケツト7と
    後部支持ブラケツト8を設け、サークル6の後方
    にブラケツト26を突出し、上記後部支持ブラケ
    ツト8にはそれぞれブラケツト16を突設し、前
    部支持ブラケツト7に対して前側のブレードサポ
    ート9を、また後部支持ブラケツト8に対して後
    側のブレードサポート31をそれぞれ傾動可能に
    取付けると共に、左右の後部支持ブラケツト8を
    連結するシヤフト22に対しセンタブラケツト2
    1を傾動可能に取付け、上記ブラケツト16とブ
    レードサポート9にはブレード傾動用シリンダ1
    4を設け、ブラケツト26とブレードサポート3
    1、センタブラケツト21には、ブレード傾動用
    シリンダ23をそれぞれ設け、上記ブラケツト1
    6を前側のブレードサポート9よりも後方に配置
    したことを特徴とする、モータグレーダの作業装
    置。
JP1987045680U 1987-03-30 1987-03-30 Expired - Lifetime JPH0512367Y2 (ja)

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JP1987045680U JPH0512367Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

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JP1987045680U JPH0512367Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30

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Publication Number Publication Date
JPS63156244U JPS63156244U (ja) 1988-10-13
JPH0512367Y2 true JPH0512367Y2 (ja) 1993-03-30

Family

ID=30864637

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743206Y2 (ja) * 1990-10-31 1995-10-09 株式会社小松エスト モータグレーダの作業機装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338128B2 (ja) * 1973-12-17 1978-10-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338128U (ja) * 1976-09-02 1978-04-04
JPS58111250U (ja) * 1982-01-22 1983-07-29 三菱重工業株式会社 土工機械のブレ−ド衝撃破壊防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338128B2 (ja) * 1973-12-17 1978-10-13

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JPS63156244U (ja) 1988-10-13

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